JP4114188B2 - メガソニック洗浄乾燥システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板、または非常に高レベルの清浄度を必要とするこの種の他の製品を洗浄するための装置および方法に関する。
メガソニックエネルギー等の音響エネルギーを基板表面の洗浄液の層に伝えることにより、半導体基板を洗浄することができる。メガソニック洗浄システムは、この洗浄液層を使用して、メガソニックエネルギー、すなわち超音波よりもはるかに高い周波数の音響エネルギーを伝える。このエネルギーは、基板表面に向けられて、超音波洗浄に関連するマイナスの副作用なしに、基板表面から粒子を安全かつ効果的に除去する。
従来、この種の洗浄システムは、基板をまとめて処理するように設計され、一般に、一度に25枚の基板を洗浄する。このバッチ洗浄の利点は、1枚の基板の容量が増加することにより基板が大きくなると、重要でなくなる。また、基板処理業者は、より精密な装置を使用して作業を始めているが、これには、バッチ洗浄の場合よりもさらに入念なハンドリングが必要である。基板ごとの価値が高くなり、かつ基板上に製造される装置の性質が精密になるほど、単一ウェーハ処理装置の必要性が高くなる。
米国特許第6140744号明細書 欧州特許出願公開第0905747号明細書
この必要性を満たすために、より精密な装置を担持するより大きな基板を処理するための単一基板メガソニック洗浄装置が開発されている。この種の1つの単一基板洗浄システムは、プローブとトランスデューサとを組み込み、米国特許第6140744号に記載され、カリフォルニア州サンタアナのVerteq Inc.から市販されている。この特許に記載された1つの洗浄装置は、プローブと基板との間に延びる液体のメニスカスにより、基板表面にメガソニックエネルギーを伝えるように構成された細長プローブを含む。エネルギーが液体のメニスカスを通して伝わるので、プロセスは「湿式」プロセスとなり、プローブを基板表面の非常に近くに配置する必要がある。
この「湿式」洗浄プロセスの後、更なる処理を行う前に基板を乾燥させなければならない。基板を乾燥させる種々の方法が試みられており、これらの方法は、一般に、基板をスピンさせて、スピンにより生じる遠心力を介して基板表面から液体を除去することを含む。残念ながら、この乾燥方法には、表面の液体が残留物、例えば露汚れを残す傾向がある等の欠点がある。従来、このような汚れは、基板上に製造される単純な装置では問題とならなかった。しかし、前記したように、基板上で処理される装置がより精密になっているため、露汚れを含むあらゆる種類の汚染物質の影響を受けやすくなっている。さらに、基板処理業者の、プロセスの変動の原因に対する意識が高まっており、このプロセスの変動とは、言い換えると、装置の性能の変動および歩留まりの変動ということである。これらの変動の1つの原因は、乾燥残留物を含む汚染物質である。したがって、乾燥状態の入念な制御についての研究が行われている。
IMECの欧州特許出願公開公報第EP0905747A1号は、回転効果およびマランゴニ効果を活用して乾燥性能を向上させる乾燥装置を開示している。前記したように、基板の回転により液体に遠心力を加え、これにより、液体を基板の中央から縁部へ押し出し、最終的に表面から除去する傾向がある。同時に、表面張力低下蒸気により、液体が基板表面に付着する傾向を減少させ、すなわち液体表面張力を低下させる、いわゆるマランゴニ効果が生じる。これにより、液体が、表面から蒸発するのに十分な長い時間、基板表面に残る傾向が減少するため、残留物の自由乾燥プロセスを生じさせる助けとなる。IMECの装置は実験室では満足のいく基板乾燥成果を達成しているが、この概念は商用の適用には実施されていない。
基板の湿式スピン洗浄および乾燥による別の問題は、例えば、種々の酸、基剤、溶媒、および脱イオン水を含む処理液の封じ込めおよび廃棄である。作業者または洗浄装置付近の他の装置が処理液に接触すると、これらの液体の一部は、作業者に害を与え、装置に損傷を与える。したがって、安全な作業環境を維持し、かつ高価な装置を保護するために、処理液の完全な封じ込めおよび除去が必要である。
しかし、基板処理における機械についての重要な設計上の問題は、処理時間またはスループットである。これは、一部には、非常に清浄な、したがって非常に高価な製造設備で基板処理を行う必要があるためである。このため、基板処理業者は、現存する設備を拡張したり、新しい設備を建てたりするよりも、現存する設備の出力を最大化することを好む。したがって、高速なスループットが好ましい。
したがって、単一ウェーハ処理の適用における乾燥性能を向上させ、かつ基板の洗浄および乾燥動作を行うためのスループットを向上させる、改良された洗浄方法および装置が必要である。
本発明の一実施形態では、回転可能な支持部上に配置されたほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥する方法が提供される。トランスミッタが、基板上面より上方に近接離間して配置される。流体が基板に加えられて、トランスミッタと回転する基板との間にメニスカスを生成する。メガソニックエネルギーがトランスミッタに加えられて、トランスミッタがメニスカスを通してメガソニックエネルギーを基板に伝え、基板が第1の速度で回転する間に基板上の粒子を解放する。トランスミッタは後退する。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板乾燥アセンブリ支持アームは、トランスミッタが後退するときに定位置に移動する。
別の実施形態では、回転可能な支持部上に配置されたほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥する方法が提供される。基板表面が洗浄される。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板乾燥アセンブリ支持アームは、液体が液体出口を通して基板に加えられる間に、後退速度で基板周囲へ半径方向外側に後退する。次に、乾燥蒸気が基板に加えられて基板を乾燥させる。基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板中央近くでは基板中央後退速度で後退し、基板周囲近くでは基板周囲後退速度で後退する。基板中央後退速度は、基板周囲後退速度よりも速い。
別の実施形態では、回転可能な支持部上に配置されたほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥する方法が提供される。基板表面が洗浄される。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板乾燥アセンブリ支持アームは、液体が液体出口を通して基板に加えられる間に、後退速度で基板周囲へ半径方向外側に後退する。次に、乾燥蒸気が基板に加えられて基板を乾燥させる。基板中央と基板周囲との間の位置で、基板乾燥アセンブリ支持アームの後退速度が、基板中央近くの後退速度よりも速く、かつ基板周囲近くの後退速度よりも速い。
別の実施形態では、回転可能な支持部上に配置されたほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥する方法が提供される。基板表面が洗浄される。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板乾燥アセンブリ支持アームは、液体が液体出口を通して基板に加えられる間に、後退速度で基板周囲へ半径方向外側に後退する。次に、乾燥蒸気が基板に加えられて基板を乾燥させる。基板は約50rpm〜約1000rpmで回転し、後退速度は約1mm/秒〜約20mm/秒である。
別の実施形態では、回転可能な支持部上に配置された、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させる方法が提供される。基板がブランケット部を有する場合のブランケット基板乾燥処理ウィンドウ、または基板がパターン部を有する場合のパターン基板乾燥処理ウィンドウの少なくとも一方が選択される。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板が回転する。基板乾燥アセンブリ支持アームは、液体が液体添加出口を通して基板に加えられる間に、選択された乾燥処理ウィンドウにより、基板周囲へ半径方向外側に後退する。次に、乾燥蒸気が基板に加えられて基板を乾燥させる。
別の実施形態では、回転可能な支持部上に配置された、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させる方法が提供される。基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板より上方に近接離間した位置に移動する。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。基板乾燥アセンブリ支持アームは、液体が液体添加出口を通して基板に加えられる間に、後退速度で基板周囲へ半径方向外側に後退する。次に、乾燥蒸気が基板に加えられて基板を乾燥させる。基板乾燥アセンブリ支持アームは、基板中央近くでは基板中央後退速度で後退し、基板周囲近くでは基板周囲後退速度で後退する。基板中央後退速度は基板周囲後退速度よりも速い。
別の実施形態では、ほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥するための装置は、処理ボウル内に配置された基板支持部と、トランスミッタと、流体ディスペンサと、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。トランスミッタは、基板より上方に離間し、メガソニックエネルギーを伝え、かつ処理ボウルの内外に伸長可能であるように構成される。流体ディスペンサは、流体を基板表面に加える。基板乾燥アセンブリは、基板より上方に離間するように構成される。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、処理ボウルの内外に伸長可能である。コントローラにより、トランスミッタおよび基板乾燥アセンブリは、処理ボウルの縁部から基板表面上の位置へ伸長し、基板乾燥アセンブリが伸長すると、トランスミッタは処理ボウルから後退する。
別の実施形態では、ほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥するための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、トランスミッタと、流体ディスペンサと、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。回転可能な支持部は、処理ボウル内に配置される。トランスミッタは、基板より上方に離間し、メガソニックエネルギーを伝え、かつ処理ボウルの内外に伸長可能であるように構成される。流体ディスペンサは、流体を基板表面に加える。基板乾燥アセンブリは、基板より上方に離間するように構成される。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、処理ボウルの内外に伸長可能である。コントローラにより、トランスミッタおよび基板乾燥アセンブリは、処理ボウルの縁部から基板表面上の位置へ伸長する。また、コントローラにより、トランスミッタおよび基板乾燥アセンブリは、基板表面上の位置から処理ボウルの縁部へ後退する。コントローラにより、基板上面の乾燥中に、基板は約50回転/分〜約1000回転/分の速度範囲で回転する。コントローラにより、基板乾燥アセンブリは約1mm/秒〜約20mm/秒の速度範囲で後退する。
別の実施形態では、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、液体添加出口を位置決めし、かつ基板の一部の上方に蒸気添加出口を位置決めするように構成される。コントローラにより、基板乾燥アセンブリは、最高速度を含む最高速度までの速度範囲で基板表面上へ後退する。基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに基板が回転する速度が約0.5mm/秒増加するにつれて、最高速度は増加する。コントローラは、基板乾燥アセンブリが基板上にある間に、回転可能な支持部に基板の回転速度を変化させるように構成される。
別の実施形態では、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、液体添加出口を位置決めし、かつ基板の一部の上方に蒸気添加出口を位置決めするように構成される。コントローラは、パターン基板処理ウィンドウまたはブランケット基板処理ウィンドウの少なくとも一方を適用し、基板乾燥アセンブリを基板表面上へ後退させ、基板乾燥アセンブリが基板上にある間に、回転可能な支持部に基板の回転速度を変化させる。
別の実施形態では、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。基板乾燥アセンブリは、基板乾燥アセンブリ支持アームと、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、液体添加出口を位置決めし、かつ基板の一部の上方に蒸気添加出口を位置決めするように構成される。コントローラにより、基板上面の乾燥中に、基板は約50回転/分〜約1000回転/分の速度範囲で回転する。コントローラにより、基板乾燥アセンブリ支持アームは約1mm/秒〜約20mm/秒の後退速度範囲で後退する。
別の実施形態では、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、基板乾燥アセンブリと、コントローラとを含む。基板乾燥アセンブリは、基板乾燥アセンブリ支持アームと、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。基板乾燥アセンブリは、液体添加出口を位置決めし、かつ基板の一部の上方に蒸気添加出口を位置決めするように構成される。コントローラにより、基板乾燥アセンブリは、基板周囲近くよりも基板中央近くで速くなる速度で、基板上面上へ後退する。
別の実施形態では、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置は、基板を支持するための回転可能な支持部と、基板乾燥アセンブリと、スプラッシュガードとを含む。回転可能な支持部は、第1の速度および第2の速度で回転可能であり、第2の速度は第1の速度よりもはるかに速い。基板乾燥アセンブリは、液体を基板上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口とを含む。スプラッシュガードは、回転可能な支持部が第2の速度で回転するときに基板上へのはね戻りを防止する。
本発明の好ましい実施形態について以下に図面を参照して説明する。
図1〜6は、本発明により製造されたメガソニックエネルギー洗浄乾燥装置100の一実施形態を示し、封じ込めプレナム102がアセンブリの主基準板(図6〜8、9〜11Cに示す)の下方にあって主基準板を支持し、この主基準板は取り外し可能なデッキトップ104の真下に入れ子になっている。処理ボウル106が、封じ込めプレナム102内に取り付けられ、デッキトップ104の切開部を通って延びる。ボウル106は、好ましくは円筒形または他の適宜の形状であり、デッキトップの切開部を通って所望の高さまで延びる垂直部を有する。デッキトップの切開部は、好ましくはボウル106と同一の形状である。
複数のディスペンサ108が、ボウル106の垂直部、すなわち、ボウルの側壁に取り付けられ、ボウルの中央に向かって延びる。各ディスペンサ108は、流体が通って分配される出口を有する。これらのディスペンサ108は、内側のカーブがボウルの上面を受けるように構成された、逆「J」字形のブラケットに枢動可能に取り付けられる。このようにして、ディスペンサの高さが固定される。ディスペンサ108は、洗浄すべき面に洗浄媒体を供給するガスまたは液体供給ライン(図示せず)に接続される。他の部品に対するディスペンサの位置は、一部の実施形態で洗浄動作を制御することに関連し、この位置について、さらに詳細に後述する。
基板チャックアセンブリ112の基板チャック110も処理ボウル106内に配置され、洗浄装置100での処理中に基板114を受けて支持するように構成される(図7、9B、12)。チャック110とディスペンサ108とは、基板114がチャック110上に配置されると、ディスペンサ108により分配された洗浄媒体が基板114の表面上に向けられるように、互いに配置される。図7および8に関連してさらに詳細に後述するように、チャック110は処理ボウルに対して回転可能である。図1および6に示すように、基板は、装置100での処理中に、矢印116で示すようにチャック110上で回転する。矢印116の方向は、基板114が一方向にしか回転できないことを示すものではない。基板は、ウェーハ洗浄乾燥アセンブリ100により、図1および6に示す方向とは逆の方向へ回転することができる。
ボウルの最後部に近いボウル106の側壁は、少なくとも1つの開口を含む。この開口により、複数の処理装置の処理ボウル106の処理チャンバに接近することができる。例えば、開口により、洗浄アセンブリ118および/または基板乾燥アセンブリ120(本明細書中では乾燥アセンブリ120とも呼ぶ)に接近することができる。後部側壁に2つ以上の開口があってもよく、1つを乾燥アセンブリ120に接近するため、1つを洗浄アセンブリ118に接近するためのものとすることができる。他の適宜の処理装置を装置100に組み込むこともできる。
洗浄アセンブリ118は、メガソニックトランスデューサに結合されたロッド状プローブを含む。前記したように、メガソニックトランスデューサに結合されたロッド状プローブは、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第6140744号にさらに詳細に記載されている。この特許に記載されているように、プローブ122は、プローブと基板114との間に延びる液体のメニスカスにより、基板114の表面にメガソニックエネルギーを伝えて、基板上の粒子を解放するように構成される。液体のメニスカスがプローブと基板との間に延びるように、プローブ122を基板114に十分近接させて配置しなければならない。好ましくは、この距離は10分の1インチ、すなわち約2.5ミリメートルであり、液体がプローブの小さい下縁部を覆うことを除いて、同一の高さのメニスカスを生成する。本発明の一形態では、メニスカスを形成する液体が、適宜のディスペンサ108により基板114の表面に加えられる。本明細書中に記載した好ましい実施形態に関連してロッド状プローブが図示されているが、適宜の形状のトランスミッタでも機能する。
プローブ122と基板114との間の液体界面(メニスカス)の制御により、洗浄乾燥装置100の洗浄性能が高まる。液体を通して基板114の表面に伝わるエネルギーの量に影響する複数の可変要素があり、この可変要素は、メニスカスの高さ、プローブ122に当たる表面波の有無、洗浄媒体の流体流れ特性、洗浄媒体をパルス状(すなわち、流量が可変)に分配する能力、プローブに加わる音響エネルギーの周波数、プローブ122に荷重媒体を加えてプローブのエネルギーを減衰させるための、ディスペンサの使用可能性、および他の要因を含む。
洗浄液ディスペンサを入念に配置することにより、メニスカスを通して伝わる音響エネルギーを制御して、ディスペンサが分配する液体がプローブの動作をあまり妨げないようにする。このような妨害は、例えば、プローブ近くのメニスカスの厚さがかなり変化するときに生じる。これは、例えば、プローブ122近くの液体メニスカスに表面波が発生する場合に生じる。分配された液体とエネルギーの伝播との干渉を減少させる1つの方法は、ディスペンサノズルが、プローブの近くにない基板の部分に洗浄液を分配するように、ディスペンサを配置することである。ディスペンサ108をボウル106の円周の所望の位置に配置することができ、この位置を、洗浄アセンブリ118の一部を形成するプローブ122等の基準位置に対して0〜360度の複数の角度として定義することができる。より詳細には、プローブ122が基準位置である場合、90度は、上から見て時計方向にプローブからボウル106の周り4分の1だけ進んだ位置である。
メニスカスを通したエネルギーの伝播を、基板洗浄装置100の液体ディスペンサ位置マップを生成することにより制御することができる。ボウル106の円周の洗浄ディスペンサ位置の360度範囲を少なくとも2つの円周ゾーンに分割することにより、ディスペンサ位置マップを生成することができる。円周ゾーンは、処理ボウル106の物理的に別個の特徴であっても、そうでなくてもよい。1つの好ましい実施形態では、ノズル位置の範囲が5つの円周ゾーンに分割される(図2参照)。ゾーン150は、プローブ122の位置、すなわち0度の基準位置を含む。ゾーン150は、約315度から約90度までボウル106の周りを時計方向に延びる。ゾーン152は、ゾーン150に隣接して位置し、約270度から約315度までボウル106の周りを時計方向に延びる。ゾーン154は、ゾーン152に隣接して位置し、約235度から約270度までボウル106の周りを時計方向に延びる。ゾーン156は、ゾーン154に隣接して位置し、約135度から約235度までボウル106の周りを時計方向に延びる。ゾーン158は、ゾーン156とゾーン150との間に位置し、約90度から約135度まで延びる。一実施形態では、洗浄液ディスペンサ108は、ゾーン152、154、156、または158に配置される。より好ましくは、洗浄液ディスペンサ108はゾーン154、156、または158に配置される。さらに好ましくは、洗浄液ディスペンサは、ゾーン154またはゾーン158に配置される。
別の変形形態では、ゾーン150を2つのサブゾーンに細分することができる。第1のサブゾーンは、約315度から約45度まで時計方向に延び、第2のサブゾーンは、約45度から約90度まで延びる。本実施形態では、洗浄液ディスペンサ108が、ゾーン152、154、156、158、または約45度から約90度まで延びるゾーン150の第2のサブゾーンに配置される。好ましくは、洗浄液ディスペンサ108は、ゾーン154、156、または158に配置される。さらに好ましくは、洗浄液ディスペンサは、ゾーン154またはゾーン158に配置される。
洗浄液ディスペンサ108は、プローブ122の縦軸を通る垂直面に好ましくはほぼ垂直な方向に液体を分配する。しかし、ディスペンサは、プローブに対して分配角度範囲に調節可能であってもよい。例えば、ディスペンサ108は、ディスペンサ108の基部を通る縦軸の周りを回転することができる。回転範囲は、プローブ122を通る垂直面に垂直な水平線の右側に約30度、左側に約30度とすることができる。これにより、半径方向ゾーン152〜158の1つまたは複数のメニスカスの制御を向上させることができる。例えば、ゾーン152では、プローブ122を通る垂直面に垂直な水平線の右側に30度の角度が好ましい。
図2および3Aに示すように、トランスミッタ荷重掛けディスペンサ109が、液体を直接プローブ122上に分配するように構成される。好ましくは、ディスペンサ109はゾーン150に位置する。ディスペンサ109を通してプローブ122に加えられる液体は、好ましくは、ドレンまたは再循環水盤(図示せず)に集められる。ディスペンサ109を通して加えられる液体は、脱イオン水、またはアンモニア過酸化水素混合液等の多くの公知の化学処理剤の1つとすることができる。ディスペンサ109を使用して、プローブ122内のメガソニックエネルギーを減衰させることができる。この技術は、プローブの「荷重掛け」と呼ばれる。プローブ122には、好ましくは、基板の縁部と処理ボウル106の内壁との間の半径方向位置で液体をディスペンサ109からプローブに加えることにより、荷重が掛けられる。好ましくは、洗浄装置100は、必要に応じてプローブに荷重を掛けたり掛けなかったりすることのできる制御システムを有する。プローブに荷重を掛けることにより、メガソニックエネルギーの一部がプローブから引き出され、このエネルギーが基板114の表面から離れる方向に向けられる。これにより、基板114の表面に形成された一部の装置が非常に損傷を受けやすく、減衰なしに洗浄することができないため、洗浄が改善される。ディスペンサ109から液体を加えることにより、一部の適用についての洗浄を可能にしつつ、このような装置に与える損傷を減少させることができる。この技術を、加わる動力、周波数、およびプローブのエネルギー指向性等を変化させる等の、他の技術と組み合わせて使用して、損傷を制御することができる。液体をディスペンサ109からプローブに加えることにより、プローブ122が基板表面の液体に接触するのに必要な時間を短縮することができるため、基板洗浄プロセスのスループットを低下させることができる。
装置100のディスペンサ109は、複数の利点をもたらす。前記したプローブの減衰に関する1つの利点は、プローブ122を同調させることを含む。各プローブは、わずかに異なる洗浄性能を有する。このため、プローブを装置100に据え付ける前に、プローブ122を同調させることが好ましい。さらに、顧客が使用する特定の基板のタイプには、加わるエネルギーの影響を非常に受けやすいものがあるため、エネルギーが多すぎるとこのタイプの基板に損傷を与えることになる。したがって、プローブ122を顧客の基板のタイプに同調させる必要がある。プローブの同調は、プローブを種々の周波数で動作させて、最良の洗浄性能を提供する周波数を見つけることを含む。しかし、プローブ122に加わる動力の周波数を調節しても十分な同調分解能が得られない場合、すなわち、隣接する周波数ステップが大きすぎて所望の洗浄性能を生み出すことができない場合がある。この場合、前記のプローブ減衰技術を周波数調節と組み合わせて使用して、プローブを適切に同調させることができる。
前記したように、装置100上の洗浄基板のスループットを低下させることが望ましい。さらに詳細に後述するように、図20に関連し、プローブはボウル106内へ伸長可能であり、かつボウル106から後退可能である。有利には、ディスペンサ109は、プローブ122が、基板上に伸長している間にメガソニックエネルギーを基板に加えることができるようにすることにより、スループットを向上させる。ディスペンサ109からプローブ122に液体を加えることにより、メニスカスを通して伝わる動力量を調整して、表面の精密な構造に損傷を与えないようにし、プローブと液体とが接触する下部領域を成し、または必要に応じて効果的な動力を調整する。これにより、洗浄効率、洗浄スループットが向上し、したがって、装置100に関連する所有コストが改善される。
ディスペンサ109を加えることによりもたらされる別の利点は、ディスペンサ109からの液体を使用してプローブ122をすすぐことができる点である。プローブ122をすすぐことにより、前の基板114の洗浄中にプローブ122により取り上げられた汚染物質を、次の基板114の洗浄前に減少させることができる。プローブ122上の汚染物質を減少させることにより、装置100による次の基板114の洗浄がより効果的かつ効率的になる。
基板114に向けられた洗浄媒体の流体流れ特性をディスペンサ108のノズルにより入念に制御することによって、メニスカスをさらに制御することができる。これらの特性は、好ましいノズル内径を選択することにより制御される。ノズル径の変化は、洗浄媒体の流体流れに影響を与える。例えば、一定の圧力でノズルに供給される洗浄液は、ノズルが小さいほど洗浄液速度が速くなる傾向がある。ノズルに供給される洗浄液の好ましい流体圧力は、約2〜約30ポンド毎平方インチ、すなわち約13700ニュートン毎平方メートル〜約206800ニュートン毎平方メートルの範囲である。流体速度が速いほど、プローブの洗浄能力を妨げる傾向が大きくなる。したがって、ノズルの大きさを制御することが好ましい。適切に洗浄するために、ノズルの大きさは、一実施形態で約0.125インチ、すなわち約3.2ミリメートルよりも大きいことが好ましい。洗浄媒体ディスペンサノズルの大きさは、別の実施形態で、約0.25インチ、すなわち約6.4ミリメートルよりも大きいことが好ましい。洗浄媒体ディスペンサノズルの大きさは、最も好ましくは、約0.25インチ、すなわち約6.4ミリメートルである。
前記したように、ノズルから出る流体の流速は、同一の体積流量でノズルの大きさが小さくなるにつれて増加する。ノズルと基板との間の距離が一定であるため、ノズルの大きさを変えるには、流体の経路を変える必要がある。したがって、0.125インチのノズルでは、ノズルおよびノズルから最初に出る液体の経路は、水平線から約15度下方にある。これに対して、0.25インチのノズルでは、ノズルの経路および液体の最初の経路は、水平線から約30度〜約45度上方にある(図3B参照)。
洗浄効率を上げる別の可変要素は、基板への洗浄媒体の添加をパルスさせる能力である。このパルスは、好ましくは、一定の間隔で分配ノズルをオン/オフさせることを含む。より一般的には、このパルスは、ディスペンサから出る媒体の体積流量を変化させることを含む。所与のディスペンサの形状では、かつ液体洗浄媒体では、流体圧力を変化させることにより流速が調節される。したがって、好ましくは、ディスペンサを制御して、液体をパルスするように基板に加えることができる。パルスモードでは、好ましくは、洗浄媒体分配ノズルが0.1ヘルツ〜0.5ヘルツの周波数、すなわち、2秒〜10秒の時間範囲で循環する。あるいは、流体圧力を、例えば約30ポンド毎平方インチ、すなわち約206900ニュートン毎平方メートル〜約2ポンド毎平方インチ、すなわち約13700ニュートン毎平方メートルで変化させることができる。好ましくは、圧力を、約10ポンド毎平方インチ、すなわち約69000ニュートン毎平方メートル〜約2ポンド毎平方インチ、すなわち約13700ニュートン毎平方メートルで変化させることができる。他の技術を使用してパルスを達成することができる。例えば、好ましい最高流速とそれよりも小さいゼロ以外の流速との間で流体流速を変化させることにより、基板への流体のパルス添加を達成することもできる。
音響エネルギーがメニスカスを通して伝わる方法を制御するのに使用できる他の可変要素は、メニスカスの高さ、プローブに加わるエネルギーの周波数、および他の要因を含む。前記したように、プローブ122を同調させるために、プローブ122に加わる周波数を調節することができる。このプロセスにより、最高の洗浄効率に対応する、プローブ122の好ましい動作周波数が発生する。プローブ122は広範囲の周波数、例えば、約500キロヘルツ(kHz)〜約1.5メガヘルツ(MHz)で動作することができる。プローブ122は、約825kHz〜約850kHzの周波数範囲でも非常に良好に動作することができる。プローブ122は、約836kHz〜約844kHzの周波数範囲でも非常に良好に動作することができる。プローブ122は、約836kHzまたは約844kHzで非常に良好に動作することができる。さらに詳細に後述するように、装置100はコントローラ147をさらに含み、コントローラ147は、前記した周波数範囲の1つまたは複数で、メガソニックエネルギーをプローブに加えるようにプログラムすることができる。
前述のように、個々のプローブ122の好ましい動作周波数は、複数の要因、例えばプローブ122の実測寸法、洗浄アセンブリ118全体の寸法、基板アプリケーション、および他の要因によって決まる。プローブ122に荷重を掛けることに関連して前記したように、洗浄アプリケーションが非常に精密な構造を担持する基板114を含む場合、プローブ122に加わるメガソニックエネルギーの好ましい動作周波数を、最高洗浄効率に対応する周波数から変化させることができる。この別の周波数により、プローブ122が基板114上の精密な構造に損傷を与える可能性が低下する。
図4Aおよび4Bは、装置100の別の実施形態を示す。洗浄および乾燥に加えて、基板114にすすぎを行うことが望ましい場合がある。すすぎステップによりスループットが増加するが、マルチディスペンサすすぎ構成により、追加の処理時間を最小化することができる。図4Aに示すように、複数のすすぎディスペンサ111が処理ボウル106に取り付けられ、すすぎ液を基板114に加えるように構成される。一般に、すすぎ中は、メニスカスを制御した状態に維持する必要はない。したがって、高速すすぎプロセスを使用することができる。図4Bに示すように、高速すすぎプロセス時のすすぎディスペンサ111は、水平線に対して下方へ向けられ、例えば約15度の向きになっている。有利なことに、2つのすすぎディスペンサ111により、単一のすすぎディスペンサ構成と比べて、基板114の外縁部に加わるすすぎ液の量が、基板の各回転につきほぼ2倍になる。これにより、必要に応じてすすぎプロセス時間が短縮され、すすぎを必要とするプロセスのスループットが最小化される。すすぎディスペンサ111をボウル106上に配置して、基板114の中央に分配することもできる。
プローブ122は、ボウル106の側壁の開口の1つを通して、ボウル106内へ伸長可能であり、かつボウル106から後退可能である。例えば、矢印124で示すように、アセンブリ118を半径方向に移動させることができる。好ましくは、アセンブリ118は、基板114の中央付近に到達するか、または中央を超えるまで、処理ボウル106の最後側壁から外側に延びる。一方、アセンブリ118が後退すると、プローブ122の大部分がカバー132の真下に受けられる。前記した米国特許第6140744号に記載されているように、プローブ122に結合されたトランスデューサに加わるメガソニックエネルギーは、プローブ122を通して、かつ基板114上の液体のメニスカスを通して伝わり、基板114の回転中に基板114上の粒子を解放する。
好ましい実施形態では、処理ボウル106は、乾燥アセンブリ120を受けるための第2の開口を含む。アセンブリ120は乾燥ヘッド128を含み、これは欧州特許公開公報第EP0905747A1号にさらに詳細に記載されている。この公報に記載されているように、乾燥アセンブリ120は基板乾燥アセンブリ支持アーム130を有し、この基板乾燥アセンブリ支持アーム130は、チャック110上に支持された基板114の上面(装置側)より上方に近接離間した位置の内外へ、基板114に対して半径方向に移動可能となるように取り付けられる。乾燥アセンブリ120は、基板表面に液体を加え、または分配する出口を含み、張力活性蒸気を基板114の表面に加え、または分配する出口を含む。乾燥蒸気出口は、乾燥液体出口を半径方向に越えたところに位置する。乾燥アセンブリ120は、処理ボウル106の最後側壁を通って、処理ボウル106の処理チャンバの中央へ向かって、かつ中央を越えて伸長可能となるように設計される。乾燥アセンブリ120は、後退時には主にカバー132の下にある。満足の行く速度で基板114を十分に洗浄するために、乾燥アセンブリ120および洗浄アセンブリ118の動作を入念に制御することができる。この制御については、後述する方法に関連して説明する。乾燥アセンブリ120は、遠心作用を通して、かつ表面の処理液を、処理液の表面張力を低下させる張力活性液に置き換えることにより、基板114の表面を乾燥させる。
可動スプラッシュガード134が処理ボウル106内に配置され、これについて、図11A〜13に関してさらに詳細に説明する。好ましい実施形態では、スプラッシュガード134の移動が、前支持部136および後支持部138を含む複数の支持部により生じる。図1に示すように、支持部136はデッキトップ104を通って延び、支持部138は後カバー132を通って延びる。勿論、支持位置を変えることによりスプラッシュガード134の動作に影響を与えることが理解できよう。
図2では、弁マニホルドおよび関連する配管140が設けられて、ディスペンサ108により分配される液体および/またはガスを供給する。各ディスペンサ108は、液体および/またはガスを好ましい位置で基板114の表面に向けるための出口を含む。配管140はカバー132の真下にある。洗浄装置100は、排ガス、廃液、および汚染物質を運び去るための排出および排水マニホルド142を含む。
図6は、取り外し可能なデッキトップ104の一部が切り取られた状態を示す。主基準板163がデッキトップ104の真下に見られる。メガソニックプローブ122は、基板114が基板チャック110内に配置されるときに基板114上方の高さに配置され、メガソニックプローブ駆動モジュール144により作動される。乾燥ヘッド128は、基板114上方の高さに配置され、同様に乾燥アセンブリ駆動モジュール146により作動される。両駆動モジュール144、146は、アセンブリの主支持板163上のカバー132内に取り付けられ、コントローラ147により制御される。両駆動モジュールについては、図15〜16に関連してさらに詳細に後述する。図示した実施形態では、両駆動モジュール144、146が線状の駆動モジュールであるが、適宜の駆動プロファイルでも機能する。
図7、8では、基板チャックアセンブリ112がサーボモータ160と基板チャック軸受カセット162とを含み、各々にプーリが取り付けられ、各々が支持板163に取り付けられる。モータ160のプーリとカセット162のプーリとが、タイミングプーリ駆動ベルト164により接続される。基板チャック軸受カセット162は、ディスペンサ、センサ、および他の部品を含むことのできる領域168を提供する、管状の、または中央が開いたシャフト166を有する。一部の実施形態では、領域168は分配領域であり、この領域を通して洗浄液を方向付けし、洗浄液を基板の下面に加えることができる。本明細書中では軸受カセットとして説明しているが、管状シャフト166と共に動作する適宜の軸受を使用することができる。
管状シャフト166により、基板114の底面の洗浄を行う配管、配線、機械部品等170に接近することができる。例えば、底面流体ディスペンサ171は、管状シャフト166を通して上方へ、液体を基板114の底面に加えることのできる位置まで延びることができる(図9B参照)。図9Bは、底面流体ディスペンサ171により、底面流体ディスペンサ171を通して方向付けされた流体の接近が妨げられずに行われることを示す。ディスペンサ171は、取付金具なしで、図9Bに概略的に示される。ディスペンサ171が洗浄媒体を基板表面に送出できるようにディスペンサ171を取り付ける多くの方法がある。例えば、ディスペンサ171を、支持板163に取り付けられたブラケット173により定位置に保持することができる。一般にこのブラケットは、「J」字型であり、「J」の直立部が、中央が開いたシャフト内に延び、2つの直立部は、軸受カセットの内部レースに取り付けられたプーリにまたがる(図7、8参照)。同時に、基板114よりも高い高さに取り付けられた複数のディスペンサ108は、液体を基板114の上面に加えることができる。このようにして、装置100は基板114の両側で同時に洗浄を行うことができる。
図9Bに示すように、基板チャック110は下部支持部172を有し、この下部支持部172は、複数のチャック取付ファスナ174を持つ軸受カセット162の管状シャフト166の上端部に固定された水平伸長部である。軸受カセット162は、チャック110が板163に対して回転できるような方法で基板チャック110に接続される。好ましくは、管状シャフト166は4インチの直径、すなわち102ミリメートルの直径を有する。
モータ160が制御されて駆動されると、モータ160の回転がベルト164を通してカセット162に伝わり、カセット162および基板チャック110が制御されて回転する。基板チャック110は、複数の支持柱176を含む。柱176は、水平部、すなわち下部172の上面から上方に延びる。柱176については、さらに詳細に後述する。好ましい実施形態では、基板チャック110は板163の表面に垂直な方向に固定され、図示した配置で垂直に固定される。短縮するように(すなわち、回転軸の方向に移動可能に)構成された他の基板チャックが公知であり、この基板洗浄システムで同様に実施することができる。
図9Bに示すように、基板チャック110は軸受カセット162上方で基板114を支持する。基板114は、複数の基板支持柱176により軸受カセット162上方の高さに配置される。見て取れるように、支持柱は、支持柱176の各々を柱176の距離のほぼ半分で接続するバンド177により強化される。バンド177により、動作中に柱176が曲がるのが防止されるため、柱176は洗浄プロセスおよび乾燥システム全体を通して基板114を支持し続ける。バンド177と、チャック110の基部との間に開放空間があり、基板の真下の液体がチャックの側部から流出できるようになっている。
基板114をこのように支持することにより、種々の部品170により接近可能な空間が、基板114の真下に生成される。基板支持柱176は、基板114を受動的に拘束する。受動的な拘束は、軸受カセット162の回転軸に最も近い柱の側部に位置するノッチを含む。このノッチは、水平部と垂直部とを含む。水平部は、基板114が上に載置される表面を提供する。したがって、支持柱176の水平部は、重力に反して垂直方向に受動的な拘束を行う。垂直部は、基板114の外縁部が基板チャック110の回転により押圧される表面を提供する。したがって、支持柱176の垂直部は、求心力の形で水平方向に受動的な拘束を行う。勿論、基板チャック110の回転により作動される機構等の他の装置を使用して、基板を定位置に保持することができる。このような機構は、基板を押圧して、基板の回転時に基板を定位置に保持し、かつ非回転時に解除する。
図10では、洗浄部品を取り外した状態の処理ボウル106を示す。処理ボウル106は、支持板163に取り付けられ、ロボットアームを受けるための装填/取出し接近長孔198を有する。長孔198は、ボウル106の前側に位置し、少なくとも基板114の直径と同一の幅を有する。長孔の高さは、ロボットにより基板114を基板チャック110上に装填し、かつ取り出すのに十分なものである。したがって、長孔198の上部は、少なくとも基板114の厚さ分だけ基板支持柱176の上部よりも高い高さに位置していなければならない。長孔198の底部は、少なくともロボットアームの厚さ分だけノッチの水平部より下方の高さに位置する。好ましくは、ロボットアームはパドルを有し、このパドルは、チャック110上に基板を装填するプロセスまたは取り出すプロセス中に、チャック110の開いた中央内に延びるように構成される。パドルは基板114の真下に、かつバンド177の上方に延びる。
支持板163には、可動スプラッシュガード134を支持する支持部136、138が取り付けられる。支持部136、138は垂直に作動することができ、支持部136、138が引き上げられると、スプラッシュガード134は、基板チャック110上に配置されているときに基板114の固定高さに対応して引き上げられる。図示したように、支持部136、138は1つまたは複数のヒンジ139を含み、スプラッシュガード134の移動を容易にする。勿論、他の数の可動支持部を使用してスプラッシュガード134を移動させることもできる。
図11A〜11Cでは、長孔198に対して、かつチャック110上に配置さているときに基板114に対して、可動スプラッシュガード134を適切に配置するように、支持部136、138が垂直に移動可能になっている。
図11Aでは、可動スプラッシュガード134の前部が長孔198より下方の高さに配置されるように、支持部136、138が移動可能になっている。これを後退位置または基板装填/取出し位置と呼ぶことができる。スプラッシュガード134が後退位置にあるときに、基板114が基板チャック110のすぐ上方に位置するまで、基板114を処理チャンバ内に送出するロボットアームを長孔198を通して伸長させることができる。次に、ロボットアームは基板114をチャック110上に下降させることができる。本明細書中では、これを、基板支持部またはチャック上への基板の装填と呼ぶ。前記したように、長孔198は、支持柱176のノッチの水平部より下方の高さまでロボットアームを下降させるのに十分な高さがある。この下方位置で、ロボットアームを、基板114に接触することなく処理チャンバから引き出すことができる。したがって、スプラッシュガード134の後退位置により、ロボットアームを使用した装填および取出しが容易になる。
図11Bでは、支持部136、138を湿式処理位置に作動させることにより、可動スプラッシュガード134を配置することもできる。湿式処理位置では、スプラッシュガード134の前側が、スプラッシュガード134の後側よりも高い高さに配置される。スプラッシュガード134の上部の高さは、基板114の前側より上方で、後側近くでは、洗浄プローブ122を基板114に接近させるように十分に低くなっている。この位置には、乾燥ヘッド128の液体出口および蒸気出口を基板114上へ伸長させるのに十分な間隙がある。この位置で、スプラッシュガード134は処理液を含み、処理液が長孔198から流出しないようになっている。基板114の後側では、基板114の小部分がスプラッシュガード134の高さにあるか、またはこの高さよりも上方にある。これにより、非常に少量の液体を除くすべての液体がスプラッシュガード134の上部に放出されるのが防止される。この少量の流体を含むように、浮動シールがプローブ122と乾燥ヘッド128とを囲む。また、スプラッシュガード134の底部は長孔198の底部より下方の高さにある。
最後に、図11Cでは、支持部136、138を作動させて、乾燥ヘッド128が基板114の上面上に伸長する乾燥プロセス位置に、可動スプラッシュガード134を移動させることができる。この位置では、スプラッシュガード134がほぼ水平位置になり、すなわち、基板114からスプラッシュガード134の上面までの垂直距離が一定値である。乾燥プロセス位置では、スプラッシュガード134の上部が長孔198よりも上方の高さにあり、スプラッシュガード134の底部が長孔198の底部よりも下方の高さにある。これにより、基板から放出される液体が装置100から出て周囲の領域に入るのが防止される。スプラッシュガード134は、処理液を基板表面から偏向させて、基板表面へのはね戻りを防止する。
図12では、可動スプラッシュガード134は、基板チャック110の直径よりも大きいが、処理ボウル106(図1参照)の直径よりも小さい直径を有する環状面を持つ円筒形バンド210を含む。円筒形バンド210の上部には、スプラッシュガード134の基部の面に対して角度αで配置された切頭円錐部212が接続される。円錐部212の内径は、基板チャック110の外径よりも大きい。基板114に面する切頭円錐部212の環状面は、好ましくは平滑である。しかし、図14に関して後述するメッシュタイプのスプラッシュガード等の他の表面も効果的である。
図12に見られるように、基板114の表面上の液体は、基板114のスピンから生じる遠心力により、基板114から可動スプラッシュガード134の円錐部212の環状面へ向かって放出される。この液体は、角度αで円錐部212の環状面に当たり、可動スプラッシュガード134の円錐部212の環状面により、ほぼ下方かつ基板114の外縁部から半径方向外側の方向へ偏向される。一実施形態では、角度αは10度〜60度である。他の実施形態では、角度αは20度〜50度である。他の実施形態では、角度αは30度〜40度である。円錐部212の環状面の平滑性は、液滴を蒸発させるのではなく保持する傾向がある。前記し、かつ図14に関連してさらに詳細に説明するように、他のスプラッシュガード面構成も、基板114上へのはね戻りを防止することができる。
図13はさらに、スピンする基板114の表面上の液体に加わる遠心力により基板114の表面から運び去られた液体の経路を示す。運び去られた液体の経路は、一般に基板114の回転方向となる。液体は、基板から離れると、円錐部212の環状面に向かって進み、環状面に当たって、基板114と環状面との間の元の経路から離れる角度に偏向する。液体は、液体が基板114上にはね戻るのを防止するように偏向する。前記したように、環状面をある角度で配置することにより、液体のはね戻りを防止することができるため、液体は基板表面の高さに対して下方へ、かつチャック110の中央から半径方向外側へ偏向する。前記したように、基板表面上の洗浄液を表面張力低下液に置き換えることにより、乾燥プロセスが働く。可動スプラッシュガード134を乾燥アセンブリ120と組み合わせて使用することにより、基板表面からの洗浄液のはね戻りの蒸発を通した乾燥が、確実にほとんど生じなくなるか、または全く生じなくなる。
図14では、メッシュタイプのスプラッシュガード230が示される。メッシュタイプのスプラッシュガード230は、フレーム232とメッシュ部234とを含む。メッシュ部234は、好ましくは、交差するように(垂直に交差して)配置された複数のストランドを含んで、矩形の開口の格子を形成する。一般に、2組のストランドは、四辺形を形成することができる。3組以上のストランドを使用して、多角形の開口を持つメッシュを形成することもできる。一変形形態では、メッシュは約44%の開放領域を持つ約1mmの開口を有する。メッシュ部234をフレーム232に取り付けることができ、または、フレームとメッシュとを一体化することができる。円筒形として図示されているが、メッシュタイプのスプラッシュガード230は種々の形状を有することができ、例えばスプラッシュガード134と同様に切頭円錐部として形成することができる。
別の変形形態は、少なくとも2つのメッシュ部を有するスプラッシュガードを含む。この構成では、第2のメッシュ部が、第1のメッシュ部の周りにほぼ同心に配置される。一般に、第1のメッシュ部の開口および開放領域は、第2のメッシュの開口および開放領域と等しいか、またはそれよりも大きい。第2のメッシュは、約44%の開放領域を持つ約1mmの開口を有する。別の変形形態では、第2のメッシュは、36%の開放領域を持つ約0.3mmの開口を有する。さらに別の変形形態では、第1のメッシュ部が、約44%の開放領域を持つ約1mmの開口を有し、第2のメッシュが、約36%の開放領域を持つ約0.3mmの開口を有する。さらに別の変形形態は、メッシュ部234と同様のメッシュ部を、ガード134と同様の環状スプラッシュガードと組み合わせて使用することを含む。
スプラッシュガード134と同様に、スプラッシュガード230を、垂直に作動することのできる支持部136および138に取り付けることができる。ヒンジ139と共に支持部136、138により、メッシュタイプのスプラッシュガード230は、図11A〜11Cに示すようにスプラッシュガード134が移動するのと同様に移動することができる。円錐部212と同様に、メッシュタイプのスプラッシュガード230のメッシュ部234は、液体が基板114の上面にはね戻るのを防止する方法で、液体が基板114の上面から振り落とされるのを阻止する。
図6、15、および16では、洗浄乾燥装置100は乾燥アセンブリ駆動モジュール146を含む。好ましい実施形態では、駆動モジュール146は、サーボモータ250、リニアベアリング252、リードボールねじ254、ならびに限定位置およびホーム位置を検出するための近接センサ256を含む。乾燥ヘッド128と基板乾燥アセンブリ支持アーム130とを含む乾燥アセンブリ120は、ブラケット258により駆動モジュール146上に取り付けられる。
図16は、図15に示す駆動モジュール146のすべての部品を示し、さらに、駆動機構ハウジング180を仮想線で示してタイミングベルトおよびプーリ駆動アセンブリ182を示す。洗浄アセンブリ駆動モジュール144は詳細に図示されていないが、その構造は、乾燥アセンブリ120の代わりに洗浄アセンブリ118を使用することを除いて、駆動モジュール146の構造と同様である。
駆動モジュール144、146は、プローブ122または乾燥ヘッド128を基板114に対して半径方向に配置するコントローラ147により駆動される。例えば、プローブ122は、駆動モジュール144により、処理ボウル106の処理チャンバから半径方向に挿入または後退される。駆動モジュール144は、洗浄アセンブリ118に接続され、洗浄アセンブリ118を基板114に対して半径方向に移動させて、プローブ122の端部が基板114の中央に向かって延び、または中央から後退するようにする。駆動モジュール144はプローブ122を後退させて、プローブ122を基板114の外径の外側に位置させることができる。同様に、駆動モジュール146は、基板114より上方の高さの位置まで、かつ基板の半径内で乾燥ヘッド128を延ばし、また乾燥ヘッド128を後退させることができる。
駆動モジュール144、146を作動させるコントローラ147を使用して、洗浄装置100の性能を最大化する種々の制御戦略を実施することができる。多くの要因、例えば、特に、基板の大きさ、使用する洗浄液、基板表面に構成された構造の感受性、および必要な洗浄度に応じて、異なる制御戦略が選択される。これらの制御戦略は、例えば2次元グラフに示すことができる。
図17に示すように、基板114に対するプローブ122の位置をある時間にわたって図示することができる。これを図示する1つの方法は、基板114の縁部または中央に対するプローブの位置をy軸に、時間をx軸にプロットすることである。基板114の縁部および基板114の中央の位置が、y軸に破線で示される。x軸近くの破線は基板114の縁部を示し、x軸から最も遠くにある破線は基板114の中央を示す。図17の実線は、ある時間にわたる、基板114に対するプローブ122の位置を示す。サーボモータ250は、プローブ先端が基板114の中央に位置するか、または中央を越えるまで、軸受252に対して一定の線速度でほぼ半径方向にプローブ122を伸長させる。次に、一実施形態では、コントローラ147がサーボモータ250を停止させ、洗浄動作中にプローブ122の線速度をゼロにする。別の実施形態では、図2、3に関連して前記したように、プローブ122がディスペンサ109から伸長する間に、プローブ122に液体を加えてプローブ122に荷重を掛ける。この場合、プローブ122が基板114上に伸長する間に洗浄を行うことができる。基板114上の構造に与える損傷を少なくするため、プローブ122を同調させるため、または他の理由で、プローブ122が基板114上で静止しているときにプローブ122に荷重を掛けることができる。洗浄が完了すると、プローブ122は、ホーム位置に到達するまで一定の線速度で後退する。このホーム位置は、基板114の外縁部または外周よりも軸受カセット162の中央から半径方向に離れている。別の変形形態では、プローブ122が後退する間に、メガソニックエネルギーをプローブ122に加えることができる。この場合、プローブ122を後退させる間に基板114の表面に適宜の量のメガソニックエネルギーを加えるために、プローブ122に荷重を掛ける必要がある。
別の例の制御戦略が、再びx−y座標に時間と位置とをそれぞれ示して、図18に示される。サーボモータ250は、プローブ122の端部が基板114の中央へ、または中央を越えて延びるまで、一定の速度でほぼ半径方向にプローブ122を伸長させる。次に、コントローラ147がサーボモータ250に停止させるように指示するため、プローブの速度がゼロになり、プローブ122の位置が洗浄動作中に一定に保持される。次に、コントローラ147は、変化する速度でプローブ122を後退させるようにサーボモータ250に指示する。すなわち、軸受252に対するプローブ122の線速度は、後退の初めに最大となり、後退の線速度は、基板の縁部に向かってプローブ122が進む距離にわたって連続して低下する。
図19では、乾燥アセンブリ駆動モジュール146の制御戦略が示される。この戦略では、コントローラ147は、基板114の縁部から基板114の中央を越えるまで一定の速度で乾燥ヘッド128を伸長させるように、サーボモータに指示する。次に、コントローラ147はサーボモータ250に停止させるように指示し、乾燥ヘッド128の速度をゼロにして、その位置をある時間一定に保持する。次に、コントローラ147は、変化する速度で乾燥ヘッド128を後退させるようにサーボモータ250に指示し、後退速度が初めに最大で、乾燥ヘッド128が基板114の縁部に向かって移動する間に速度が低下するようにする。次に、コントローラ147は、基板114の縁部近くで乾燥ヘッド128の後退を停止するようにサーボモータ250に指示し、これにより、乾燥ヘッド128の速度をゼロにして、その位置をある時間一定に保持する。最後に、コントローラ147は、乾燥ヘッド128を一定速度で後退させて、乾燥ヘッド128をホーム位置へ戻すようにサーボモータ250に指示する。
前記した洗浄乾燥装置100を制御して、図20の好ましい一実施形態により示されるように、満足のいく洗浄および乾燥プロセスを提供することができる。プロセスは、スタートブロック300で始まる。次に、プロセスブロック302で、駆動モジュール144が、基板114の上面より上方に近接離間してプローブ122を配置し、基板114はチャック110内に配置されてチャック110と共に回転する。次に、プロセスブロック304で、流体が基板114に加えられて、プローブ122と基板114との間にメニスカスを生成する。次に、プロセスブロック306で、メガソニックエネルギーがプローブ122に加えられ、プローブ122がメニスカスを通してメガソニックエネルギーを基板114へ伝える。基板114に加えられたメガソニックエネルギーにより、基板114上の粒子が解放される。メガソニックエネルギーは、プローブ122の領域内で最も強い。したがって、基板114がプローブの真下で第1の速度で回転し、基板114の上面全体がメガソニックエネルギーにさらされるようにすることが好ましい。一変形形態では、プロセスステップ304と306とを組み合わせることができる。この場合、プローブが基板114上へ伸長するときに、メガソニックエネルギーがプローブ122に加えられる。この変形形態は、メガソニックエネルギーがプローブに加えられ、プローブが基板114上へ伸長する間に、ディスペンサ109を通して液体をプローブ122に加えることをさらに含む。次に、プロセスブロック308で、プローブ122は洗浄動作の完了時、または完了時近くに後退する。さらに別の変形形態では、プロセスブロック304、306、および308をすべて組み合わせて、プローブ122が伸長し、プローブ122が基板表面上で静止し、かつプローブ122が後退する間に、プローブ122を通してメガソニックエネルギーを基板114の表面に加えるようになっている。これらの段階の各々で、基板114の表面に加わる動力を減少させるため、プローブ122を同調させるため、または他の理由で、荷重液体をディスペンサ109を通してプローブ122に加えることが望ましい。次に、プロセスブロック310で、基板114が適宜の液体ですすがれる。1つの好ましいすすぎ液は脱イオン水である。別の変形形態では、プロセスブロック310が、フッ化水素酸による処理等の化学処理を含む。
その後、プロセスブロック312で、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が基板114より上方に近接離間した位置へ移動する。好ましくは、プロセスブロック312の少なくとも一部が、プロセスブロック308と同時に行われる。
前記したように、乾燥アセンブリ120は、液体を基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を基板上面に加えるための出口を含む。次に、プロセスブロック314で、乾燥アセンブリ120の液体添加出口が基板114のほぼ中央上に位置するように、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が配置される。プロセスブロック308〜320は、基板114の回転速度を第2の速度に増加させることを含むことができる。基板114の第2の回転速度は、好ましくは、基板114の第1の回転速度よりもはるかに速い。回転速度が速いほど、より高速で処理液が基板表面から放出される。これにより、はね戻りの可能性が高くなる。図11Bおよび11Cに関連して前記したように、スプラッシュガード134はこれを最小化するように構成される。図11Bに示す位置で、基板114の周囲の大部分は、スプラッシュガード134の上縁部より下方にある。図11Cに示すように、基板114の周囲全体がスプラッシュガード134より下方にある。したがって、スプラッシュガード134によってはね戻りから保護されない領域は最小限となる。
次に、プロセスブロック316で、液体が乾燥ヘッド128の液体添加出口を通して基板114に加えられる。有利な一代替形態では、プロセスブロック316の少なくとも一部が、プロセスブロック314と同時に実施される。このようにして、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が基板114の中央に移動する間に、液体が乾燥ヘッド128の液体添加出口を通して基板114に加えられる。プロセスブロック318では、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が、乾燥ヘッド128の乾燥出口が基板114の中央上に配置される位置に後退する。プロセスブロック320では、基板114が回転するときに張力活性蒸気が基板114に加えられる。プロセスブロック320で加えられた蒸気は、回転により、かつ基板114の表面の液体に対する蒸気の作用により、基板114の中央を乾燥させる。プロセスブロック322では、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が、制御された速度で基板114の周囲まで半径方向外側に後退する。基板乾燥アセンブリ支持アーム130が引き抜かれるときに、液体が乾燥ヘッド128の液体出口を通して基板114に加えられる。後退の制御についてはさらに詳細に後述する。プロセスブロック322では、液体の添加後に、乾燥ヘッド128が蒸気添加出口を通して基板114に張力活性蒸気を加える。次に、プロセスブロック324で、乾燥ヘッド128が基板の周囲に近付くと、基板114の上面への液体の添加が停止される。プロセスブロック326では、基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退が基板114の周囲近くで停止される。プロセスステップ326では、基板114の回転速度が大きく増加する。これにより、基板114の下面が遠心作用によって乾燥される傾向がある。次に、プロセスブロック328で、乾燥ヘッド128が基板114の外周を超えて後退する前に、基板114への乾燥蒸気の添加が停止される。最後のブロック330では、乾燥ヘッド128がホーム位置に後退し、基板114の回転が停止されて、プロセスが完了する。
前記したように、単一ウェーハ洗浄装置に適用される1つの重要な問題は、スループットである。したがって、プロセスステップ330〜330で具現化されるプロセスを最適化して、洗浄、すすぎ、および乾燥時間を最小化することができる。このために、前記プロセスブロックの一部を、本発明を実施するプロセスと組み合わせることができることは理解されよう。例えば、前記プロセスの一変形形態では、プロセスブロック308、310、および312の少なくとも一部が同時に実行される。前記したプロセスの別の変形形態では、プロセスブロック318、320の一部が同時に実行される。また、一般に、前記した番号の小さいプロセスブロックの方が番号の大きいブロックよりも前に始まるが、多くのブロックの少なくとも一部が同時に実行される。
前記したプロセスを多様な洗浄乾燥方法に組み込むことができる。例えば、8インチ、すなわち200ミリメートルの基板についての1つの乾燥方法は、プローブ122がプロセスブロック308で後退した後に始まる。プロセスブロック310は、第2の速度、例えば300RPM(第1の速度は洗浄アセンブリ118により必要とされる)で基板を回転させることにより始まる。この第2の速度は29秒間維持される。プロセスブロック310では、基板114が5秒間すすがれる。プロセスブロック310はフッ化水素酸にさらすことを含む。
基板乾燥アセンブリ支持アーム130を基板114の中央上の位置に向かって移動させるプロセスブロック312は、プロセスブロック310が終了する4秒前に始まる。プロセスブロック314では、乾燥ヘッド128の液体添加出口が基板114のほぼ中央上に位置するように、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が配置される。プロセスブロック316では、液体が乾燥ヘッド128の液体添加出口を通して基板114に加えられる。これは、プロセスブロック324まで続く。プロセスブロック318では、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が後退する。プロセスブロック318の完了時に、乾燥ヘッド128の乾燥出口が基板114の中央上に配置される。プロセスブロック320では、張力活性蒸気が基板114に加えられる。次に、プロセスブロック322で、液体および蒸気が乾燥ヘッド128の液体出口および蒸気出口をそれぞれ通して基板114に加えられる間に、基板乾燥アセンブリ支持アーム130が半径方向外側に後退する。次に、プロセスブロック324で、基板114への液体の添加が停止される。乾燥ヘッド128の後退は、プロセスブロック326で停止される。プロセスブロック326では、基板114の下面を乾燥させるように、基板114の回転速度が大きく増加する。この増加速度は、好ましくは、毎分1000回転(RPM)以上であり、より好ましくは1800RPMである。最後に、プロセスブロック328で、基板114への蒸気の添加が停止され、乾燥ヘッド128が基板114の外周を超えて後退する。前記したように、前記の方法は、8インチ、すなわち200ミリメートルの基板についてのものである。異なる基板の大きさを含む異なる適用については、時間が変化することが理解できよう。
本明細書中に開示した洗浄装置は、基板114の回転速度と、駆動モジュール146が乾燥ヘッド128を後退させる速度との関係を利用する。一般に、回転が速いほど、後退も速くなる。一部の実施形態では、最短の時間で十分な乾燥を行うことが望ましい。図21は、基板回転速度と乾燥アセンブリ後退速度との関係の一例を示し、ここでは単一の、一定の後退速度を使用することが望ましい。図22A、22Bに関連して見られるように、一部の状況において、同一の回転速度でより速い後退速度を達成することができる。
図21では、回転速度と後退速度との関係の一例が2次元処理ウィンドウとして示される。処理ウィンドウのx軸は、基板乾燥アセンブリ支持アーム130と乾燥アセンブリ120の乾燥ヘッド128とが後退することのできる速度範囲を示す。y軸はチャック110が基板114を回転させることのできる毎分回転数(RPM)の範囲を示す。図21に示す関係の例では、基板上面の乾燥動作中、基板114は約200RPM〜約1000RPMの範囲で回転することができ、基板乾燥アセンブリ支持アーム130は約4mm/秒〜約9mm/秒の範囲で後退することができる。別の実施形態では、基板上面の乾燥動作中、基板114は約50RPM〜約1000RPMの範囲で回転することができ、基板乾燥アセンブリ支持アーム130は約1mm/秒〜約20mm/秒の範囲で後退することができる。より速い基板回転速度が可能であり、図21に示すように、このようなより速い回転速度によって、図21に示すものよりも速い速度で乾燥アセンブリの後退を行うことが可能になることが理解できよう。
基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退速度と基板114の回転速度とを調整する2つの有利な処理ウィンドウが、さらに図21に示される。線402は、ブランケット基板処理ウィンドウを示し、これは、基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退速度とブランケット基板の回転速度との好ましい関係である。ブランケット基板は均一な上面を有するものである。線404はパターン基板処理ウィンドウを示し、これは、乾燥アセンブリの後退速度とパターン基板の回転速度との好ましい関係である。パターン基板は、上面に生成された1つまたは複数の特徴を有するものである。ブランケット基板での基板乾燥アセンブリ支持アーム130の好ましい後退速度は、基板114の回転速度が約300RPMのときに毎秒約5ミリメートルである。パターン基板での基板乾燥アセンブリ支持アーム130の好ましい後退速度は、基板114の回転速度が約300RPMのときに毎秒約4ミリメートルである。見て取れるように、好ましい後退速度は、基板回転のRPMが100増加するごとに約0.5mm/秒増加する。900RPMよりも速く回転するブランケット基板については、基板乾燥アセンブリ支持アーム130の好ましい後退速度は、基板114が回転する速度が増加するにつれて、基板回転のRPMが100増加するごとに約1.0mm/秒増加する。
図21に示すブランケット処理ウィンドウおよびパターン処理ウィンドウは、所与の基板回転速度について満足のいく乾燥を行う他の代替後退速度も示す。例えば、ブランケット基板について、乾燥アセンブリ120の基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退速度は好ましい速度よりも遅いが、満足のいく乾燥を行う。この遅い速度は、線402の左側にある後退速度である。また、パターン基板については、乾燥アセンブリ120の基板乾燥アセンブリ支持アーム130が好ましい速度よりも遅い速度で後退されるが、満足のいく乾燥を行う。パターン基板についてのこの遅い後退速度は、線404の左側にある。所与の後退速度についての回転速度を、線402、404により示される好ましい速度よりも速く(すなわち、グラフよりも高く)することができる。
基板の一部の領域またはゾーンが他の領域またはゾーンよりも速く乾燥することがわかっている。図22A〜22Bは、洗浄効率および洗浄時間(したがって、スループット)を管理するために利用することのできるこの関係を示す。すなわち、図21に示す処理ウィンドウを最も乾燥の遅いゾーンに適用することができる。より速い乾燥アセンブリ後退速度を表す他の処理ウィンドウを、後述するように、より速い乾燥ゾーンで実施することができる。
図22A〜22Bでは、乾燥ヘッド128は、基板114の中央から基板114の縁部へ移動するにつれて、異なる速度で後退することができる。図22Aに示す、ブランケット基板について選ばれた一実施形態では、基板114が、基板114の中央近くのゾーン502と、基板114の周囲近くのゾーン504とに分割される。破線矢印は基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退を示す。基板の周囲の方が乾燥するのが遅いため、好ましくは、ゾーン502の基板114の中央近くの後退速度は、ゾーン504の基板114の周囲近くの後退速度よりも速い。
代わりにパターン基板について、図22Bに示すように、基板114が、基板中央近くのゾーン512と、基板114の周囲近くのゾーン514と、ゾーン512と514との間のゾーン516とに分割される。一実施形態では、基板乾燥アセンブリ支持アーム130は、ゾーン516にあるときに、基板114の中央近くのゾーン512にあるときの速度(基板中央後退速度)よりも速い速度で後退し、かつ基板114の周囲近くのゾーン514にあるときの速度(基板周囲後退速度)よりも速い速度で後退する。すなわち、基板114の中央は隣接するゾーンよりも乾燥するのが遅いが、基板114の中央は基板114の周囲よりも乾燥するのが速い。
他のゾーン数および基板114上の他の位置を使用する制御戦略でも、本発明を具現化できることを当業者は理解するだろう。基板乾燥アセンブリ支持アーム130の後退速度を0mm/秒とすることができ、すなわち、アームを1つまたは複数のゾーンで、ある時間保持することができることも理解するだろう。
図6、9A、9B、および23〜25では、本明細書中に記載した装置100が、積み重ね可能に、かつ基板処理システム700に組み込まれるように1つのものとして構成される。基板処理システム700は、前部704を有する第1の基板クリーナ702を含む。前部704は、回転可能な基板支持部またはチャック110と、流体を基板114上に加えるためのディスペンサ108と、基板より上方に近接離間して配置されたプローブ122とを含んで、プローブ122と基板114との間に流体のメニスカスを形成できるようになっている。プローブ122は、メガソニックエネルギーがプローブ122に加えられるのに応答して基板上の粒子を解放するように構成される。
クリーナ702は、前部704よりも縦方向に厚い後部706を含む。後部706は、サーボモータ160等の、支持部110を回転させるための装置と、流体をディスペンサ108に送るための1つまたは複数の液体またはガス供給ラインとを含む。後部706は、プローブを移動させるための駆動モジュール144と、メガソニックエネルギーをプローブに加えるための接続部とを含む。
システム700は第2の基板クリーナ722を含む。基板クリーナ702と同様に、クリーナ722は、前部724と、前部724よりも縦方向に厚い後部726とを含む。システム700では、前部を縦方向に整合させ、後部を縦方向に整合させた状態で、第2のクリーナ722を第1のクリーナ702の下に積み重ねることができる。この位置で、前部704、724間に空間730が形成されて、クリーナの前部間の空間730に十分なガスを流入させることができるようになっている。第1の基板クリーナ702と第2の基板クリーナ722とを積み重ねることにより、洗浄および乾燥専用としなければならないクリーンルームの床面積が減少する。
ボウル領域の縦方向厚さは、複数の関連技術により最小化される。縦方向に固定された支持チャックを使用することにより、基板の移送時に、必要な縦方向の移動を基板ハンドリングロボットに行わせて、この厚さを容易に最小化することができる。チャックを縦方向に移動させるための機構は、より大きな縦方向空間を必要とするため、基板領域への空気流を妨げる。基板の真下の空間が液体を基板下面に加えるのに望ましいため、処理ボウル106の長孔198により、必要な空間を増やすことなくロボットを使用することが可能になる。可動スプラッシュガード134により、基板の移送に長孔198を使用することが可能になる。
図24、25に示すように、第1および第2の基板クリーナ702、722を、積み重ね可能なクリーナ取付システム800内に取り付けることができる。システム800は、クリーナハウジング部806を画定するフレーム802と、配管および空気圧支持キャビネットハウジング部808とを含む。
クリーナハウジング部806は、クリーナ702、722が取り付けられる空間820を提供する。有利には、クリーナ702、722の各々を、クリーナ722またはクリーナ702に取り付けられるクリーナ取付具824と、並進部826と、フレーム802に取り付けられるフレーム取付具828とを含む少なくとも1つの引出しスライド822に取り付けることができる。取付具824、828を、並進部826に摺動可能に界接するように構成することができる。また、取付具824、828は、図24、25に示すように、クリーナ722がハウジング部806内にあるときに、かつ引き出されたときに、クリーナ722の重量を支持するように構成される。ハウジング部806内に後退した状態で図示されているが、クリーナ702を、引出しスライド822によりフレーム802に取り付けることもできる。したがって、クリーナ702、722は、垂直に固定されるが、水平に並進するように構成されるため、クリーナ702、722を引き出して、検査、試験、点検、およびメンテナンスを行うことができる。一変形形態では、クリーナ702、722を、垂直かつ水平に、すなわち引出しスライド822なしで固定されるように取り付けることができる。
配管および空気圧支持キャビネットハウジング部808は、配管および空気圧支持キャビネット841が配置される空間840を提供する。キャビネット841は、例えば、種々の液体およびガス接続ライン、制御ライン等を含むことができる。少なくとも1つ外部接続パネル842を設けて、接続、メンテナンス、および種々の流体ラインの交換を簡略化することができる。また、制御パネル844を設けて、コントローラと、クリーナ702、722の性能をモニタする1つまたは複数のゲージとの接続を強化することができる。
空気圧支持キャビネット841は、シールド部860と、1つまたは複数の設備貫通パネル862と、空気圧制御信号パネル864とを含むことができる。シールド部860は、キャビネット841内に配置された種々の部品からクリーナ702、722を遮蔽して、キャビネット内の部品を保護する。設備貫通パネル862は、種々の流体供給ラインをクリーナ702、722に接続するための1つまたは複数の便利な接続ポート866を提供する。空気圧制御信号パネル864は、クリーナ702、722のための便利な空気圧制御接続を提供する。
本発明の範囲を逸脱することなく、図示した実施形態に種々の修正を加えることができ、このような変更はすべて、添付の特許請求の範囲により定義される本発明の範囲内に含まれることを理解すべきである。
基板洗浄装置の一実施形態の概略等角図である。 図1の基板洗浄装置の液体ディスペンサ位置マップを示す処理チャンバの一実施形態の概略上面図である。 断面線3A−3Aに沿って取った、図2の処理チャンバの一実施形態の横断面図である。 断面線3B−3Bに沿って取った、図2の処理チャンバの一実施形態の横断面図である。 図1のマルチディスペンサすすぎ構成の概略上面図である。 図4Aの洗浄装置のマルチディスペンサすすぎ構成の概略側面図である。 基板洗浄装置の一実施形態の上面図である。 部品カバーが取り外され、取り外し可能なデッキトップの一部が切り取られた、基板洗浄装置の一実施形態の等角図である。 基板チャックおよびサーボモータアセンブリの一実施形態の側面図である。 図7の基板チャックおよびサーボモータアセンブリの一実施形態の上面図である。 基板洗浄システムの基板チャックアセンブリの一実施形態の等角図である。 図9Aに示す基板チャックアセンブリの、中央が開いたチャックの一実施形態の等角図である。 基板洗浄装置の一実施形態の処理ボウルの一実施形態の等角図である。 処理ボウルを仮想線で示した、プロセス位置における可動スプラッシュガードの一実施形態の側面図である。 処理ボウルを仮想線で示した、プロセス位置における可動スプラッシュガードの一実施形態の側面図である。 処理ボウルを仮想線で示した、プロセス位置における可動スプラッシュガードの一実施形態の側面図である。 スプラッシュガードを横断面で示した、基板チャックおよび可動スプラッシュガードの一実施形態の部分図である。 洗浄液の経路を示す、基板洗浄装置の処理チャンバの一実施形態の部分上面図である。 メッシュタイプのスプラッシュガードの一実施形態の等角図である。 駆動モジュールの等角図である。 基板乾燥アセンブリの駆動モジュールの一実施形態の等角図である。 1つの処理方法のための駆動モジュールにより適用される制御戦略を示す図である。 別の例の処理方法のための駆動モジュールにより実施される制御戦略を示す図である。 乾燥アセンブリに適用される別の例の処理方法のための駆動モジュールにより実施される制御戦略を示す図である。 本発明の洗浄装置を使用する洗浄および乾燥のための1つの例示的な制御戦略のフローチャートである。 乾燥ヘッド後退速度を基板の回転速度と関係付けた、パターン基板処理ウィンドウおよびブランケット基板処理ウィンドウの二次元グラフである。 2ゾーン乾燥ヘッド後退速度マップを示す図である。 3ゾーン乾燥ヘッド後退速度マップを示す図である。 基板洗浄装置の一実施形態の積み重ね可能な構成の側面図である。 取付けシステム内の積み重ね可能な構成の基板洗浄装置の一実施形態を装置前面から見た概略斜視図である。 取付けシステム内の積み重ね可能な構成の基板洗浄装置の一実施形態を装置後面から見た概略斜視図である。

Claims (49)

  1. 回転可能な支持部上に配置されたほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥する方法であって、
    トランスミッタを、前記基板の上面より上方に近接離間して配置するステップと、
    流体を前記基板に加えて、前記トランスミッタと前記回転する基板との間にメニスカスを生成するステップと、
    メガソニックエネルギーを前記トランスミッタに加えて、前記トランスミッタが前記メニスカスを通してメガソニックエネルギーを前記基板に伝え、前記基板が第1の速度で回転する間に前記基板上の粒子を解放するステップと、
    前記トランスミッタを後退させるステップと、
    基板乾燥アセンブリの基板乾燥アセンブリ支持アームを、前記基板より上方に近接離間した位置に移動させ、前記基板乾燥アセンブリが、液体を前記基板上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を前記基板上面に加えるための出口を含むステップとを含み、
    前記基板乾燥アセンブリ支持アームが、前記トランスミッタが後退するときに前記基板の中心部に向かって伸長する方法。
  2. 液体を前記液体出口を通して前記基板に加える間に、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、後退速度で前記基板の周囲へ半径方向外側に後退させ、次に、前記乾燥蒸気が前記基板に加えられて前記基板を乾燥させるステップをさらに含み、
    前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップが、前記基板の中央近くでは基板中央後退速度で後退し、前記基板周囲近くでは基板周囲後退速度で後退するステップを含み、前記基板中央後退速度が、前記基板周囲後退速度よりも速い、請求項1に記載の方法。
  3. 前記液体添加出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加えるステップと、
    前記乾燥蒸気出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    前記基板が回転するときに張力活性蒸気を前記基板に加えて、前記回転により、かつ前記液体に対する前記蒸気の作用により、前記基板中央を乾燥させるステップとをさらに含み、
    前記液体添加出口を位置決めするステップと、液体を加えるステップと、前記乾燥蒸気出口を位置決めするステップと、張力活性蒸気を加えるステップとが、前記後退ステップの前に行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 液体を前記液体出口を通して前記基板に加える間に、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、後退速度で前記基板の周囲へ半径方向外側に後退させ、次に、前記乾燥蒸気が前記基板に加えられて前記基板を乾燥させるステップをさらに含み、
    前記基板の中央と前記基板周囲との間の位置で、前記基板乾燥アセンブリ支持アームの前記後退速度が、前記基板中央近くの後退速度よりも速く、かつ前記基板周囲近くの後退速度よりも速い、請求項1に記載の方法。
  5. 前記液体添加出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加えるステップと、
    前記乾燥蒸気出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    前記基板が回転するときに張力活性蒸気を前記基板に加えて、前記回転により、かつ前記液体に対する前記蒸気の作用により、前記基板中央を乾燥させるステップとをさらに含み、
    前記液体添加出口を位置決めするステップと、液体を加えるステップと、前記乾燥蒸気出口を位置決めするステップと、張力活性蒸気を加えるステップとが、前記後退ステップの前に行われる、請求項4に記載の方法。
  6. 液体を前記液体出口を通して前記基板に加える間に、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、後退速度で前記基板の周囲へ半径方向外側に後退させ、次に、前記乾燥蒸気が前記基板に加えられて前記基板の乾燥動作を完了するステップをさらに含み、
    前記基板が約50rpm〜約1000rpmの範囲で回転し、前記後退速度が約1mm/秒〜約20mm/秒の範囲である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記液体添加出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加えるステップと、
    前記乾燥蒸気出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    前記基板が回転するときに張力活性蒸気を前記基板に加えて、前記回転により、かつ前記液体に対する前記蒸気の作用により、前記基板中央を乾燥させるステップとをさらに含み、
    前記液体添加出口を位置決めするステップと、液体を加えるステップと、前記乾燥蒸気出口を位置決めするステップと、張力活性蒸気を加えるステップとが、前記後退ステップの前に行われる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記基板上面の前記乾燥動作中、前記基板が約200rpm〜約1000rpmの範囲で回転し、前記後退速度が約4mm/秒〜約9mm/秒の範囲である、請求項6に記載の方法。
  9. 前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップが、ステップモータを使用して前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記後退速度が、最高速度を含む最高速度までの範囲を含み、前記最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加する、請求項6に記載の方法。
  11. 前記乾燥アームが後退する前記最高速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約5mm/秒である、請求項6に記載の方法。
  12. 回転可能な支持部上に配置された、洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させる方法であって、
    前記基板がブランケット部を有する場合のブランケット基板乾燥処理ウィンドウ、または前記基板がパターン部を有する場合のパターン基板乾燥処理ウィンドウの少なくとも一方を選択するステップと、
    基板乾燥アセンブリ支持アームを、前記基板より上方に近接離間した位置に移動させ、前記基板乾燥アセンブリが、液体を前記基板の上面に加えるための出口を含み、かつ乾燥蒸気を前記基板上面に加えるための出口を含むステップと、
    前記基板を回転させるステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加える間に、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、選択された乾燥処理ウィンドウにより、前記基板の周囲へ半径方向外側に後退させ、次に、前記乾燥蒸気が前記基板に加えられて前記基板を乾燥させるステップとを含む方法。
  13. 前記液体添加出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加えるステップと、
    前記乾燥蒸気出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    前記基板が回転するときに張力活性蒸気を前記基板に加えて、前記回転により、かつ前記液体に対する前記蒸気の作用により、前記基板中央を乾燥させるステップとをさらに含み、
    前記液体添加出口を位置決めするステップと、液体を加えるステップと、前記乾燥蒸気出口を位置決めするステップと、張力活性蒸気を加えるステップとが、前記後退ステップの前に行われる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ブラケット基板乾燥処理ウィンドウが、最高速度を含む最高速度までの後退速度の範囲を含み、前記最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加し、前記最高後退速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約5mm/秒である、請求項12に記載の方法。
  15. 前記パターン基板乾燥処理ウィンドウが、最高速度を含む最高速度までの後退速度の範囲を含み、前記最高後退速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加し、前記最高後退速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約4mm/秒である、請求項12に記載の方法。
  16. 前記基板上面の前記乾燥動作中、前記基板が50rpm〜1000rpmの範囲で回転し、前記乾燥アームの前記後退速度が約1mm/秒〜約20mm/秒の範囲である、請求項12に記載の方法。
  17. 前記基板上面の前記乾燥動作中、前記基板が200rpm〜1000rpmの範囲で回転し、前記乾燥アームの前記後退速度が約4mm/秒〜約9mm/秒の範囲である、請求項12に記載の方法。
  18. 前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップが、ステップモータを使用して前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップを含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記後退速度が、最高速度を含む最高速度までの範囲を含み、前記最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加する、請求項12に記載の方法。
  20. 乾燥アームが後退する最高速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約5mm/秒である、請求項19に記載の方法。
  21. 液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加える間に、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、後退速度で前記基板周囲へ半径方向外側に後退させ、次に、前記乾燥蒸気が前記基板に加えられて前記基板の乾燥動作を完了するステップをさらに含み、
    前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップが、前記基板中央近くでは基板中央後退速度で後退し、前記基板周囲近くでは基板周囲後退速度で後退するステップを含み、前記基板中央後退速度が、前記基板周囲後退速度よりも速い、請求項1に記載の方法。
  22. 前記液体添加出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    液体を前記液体添加出口を通して前記基板に加えるステップと、
    前記乾燥蒸気出口を前記基板のほぼ中央上に位置決めするステップと、
    前記基板が回転するときに張力活性蒸気を前記基板に加えて、前記回転により、かつ前記液体に対する前記蒸気の作用により、前記基板中央を乾燥させるステップとをさらに含み、
    前記液体添加出口を位置決めするステップと、液体を加えるステップと、前記乾燥蒸気出口を位置決めするステップと、張力活性蒸気を加えるステップとが、前記後退ステップの前に行われる、請求項21に記載の方法。
  23. 前記基板中央と前記基板周囲との間の位置で、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを後退させるステップが、前記基板中央後退速度よりも速く、かつ前記基板周囲後退速度よりも速い速度で後退させるステップを含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記中央が乾燥される間に、基板乾燥アセンブリ位置を前記基板中央に一定に保持するステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  25. 前記基板周囲近くで前記基板上面への液体の添加を停止するステップと、前記基板への液体の添加が停止された後に、前記基板への乾燥蒸気の添加を停止するステップとをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  26. 前記基板上面の乾燥完了時に、前記基板の下面を遠心作用により乾燥させるように、前記基板の回転速度を大きく増加させるステップをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  27. 前記周囲近くで前記基板乾燥アセンブリ支持アームの後退を停止するステップと、前記基板周囲近くで前記基板上面への液体の添加を停止するステップと、前記基板への液体の添加が停止された後に、前記基板への乾燥蒸気の添加を停止するステップとをさらに含む、請求項21に記載の方法。
  28. 前記基板乾燥アセンブリが前記基板の外周を超えて後退する前に、前記基板に乾燥蒸気を添加するステップが停止される、請求項27に記載の方法。
  29. ほぼ平坦な基板を洗浄かつ乾燥するための装置であって、
    処理ボウル内に配置された基板支持部と、
    前記基板より上方に離間するように構成され、メガソニックエネルギーを伝えるように構成され、かつ前記処理ボウルの内外に伸長可能であるように構成されたトランスミッタと、
    流体を前記基板の表面に加えるための流体ディスペンサと、
    前記基板より上方に離間するように構成され、液体を前記基板の上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を前記基板上面に加えるための出口とを含み、前記処理ボウルの内外に伸長可能であるように構成された基板乾燥アセンブリと、
    前記トランスミッタおよび前記基板乾燥アセンブリを、前記処理ボウルの縁部から前記基板表面上の位置へ伸長させ、前記基板乾燥アセンブリが伸長するときに、前記トランスミッタを前記処理ボウルから後退させるように構成されたコントローラとを含む装置。
  30. 前記基板支持部は、回転可能であり、
    前記コントローラは、前記基板上面の乾燥中に、前記基板を毎分約50回転〜毎分約1000回転の速度範囲で回転させ、前記基板乾燥アセンブリを約1mm/秒〜約20mm/秒の速度範囲で後退させるように構成された、請求項29に記載の装置。
  31. 前記コントローラが、前記基板上面の乾燥中に、前記基板を毎分約200回転〜毎分約1000回転の速度範囲で回転させ、前記基板乾燥アセンブリを約4mm/秒〜約9mm/秒の速度範囲で後退させるように構成される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記基板乾燥アセンブリを後退させるステップモータをさらに含む、請求項30に記載の装置。
  33. 前記基板支持部は、回転可能であり、
    前記コントローラは、前記基板乾燥アセンブリを、最高速度を含む最高速度までの速度範囲で前記基板表面上へ後退させるように構成され、前記最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加し、前記基板乾燥アセンブリが前記基板上にある間に、前記回転可能な支持部に前記基板の回転速度を変化させるように構成された、請求項29に記載の装置。
  34. 前記コントローラが、前記基板が毎分約300回転で回転するときに約5mm/秒までの速度で前記乾燥アームを後退させる、請求項33に記載の乾燥装置。
  35. 洗浄されたほぼ平坦な基板を乾燥させるための装置であって、
    前記基板を支持するための回転可能な支持部と、
    液体を前記基板の上面に加えるための出口と、乾燥蒸気を前記基板上面に加えるための出口とを含み、前記液体添加出口を位置決めし、かつ前記基板の一部の上方に前記蒸気添加出口を位置決めするように構成された、基板乾燥アセンブリと、
    パターン基板処理ウィンドウまたはブランケット基板処理ウィンドウの少なくとも一方を適用して、前記基板乾燥アセンブリを基板表面上へ後退させ、前記基板乾燥アセンブリが前記基板上にある間に、前記回転可能な支持部に前記基板の回転速度を変化させるように構成されたコントローラとを含む装置。
  36. 前記ブラケット基板乾燥処理ウィンドウが後退速度の範囲を含み、最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加し、前記乾燥アームが後退する最高速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約5mm/秒である、請求項35に記載の乾燥装置。
  37. 前記パターン基板乾燥処理ウィンドウが、最高速度を含む最高速度までの後退速度の範囲を含み、前記最高速度が、前記基板が回転する速度が増加するにつれて、前記基板の回転の毎分回転数が約100増加するごとに約0.5mm/秒増加し、前記乾燥アームが後退する最高速度が、前記基板の回転速度が毎分約300回転のときに約4mm/秒である、請求項35に記載の乾燥装置。
  38. 前記基板乾燥アセンブリは、基板乾燥アセンブリ支持アームを有し、
    前記基板支持部は、回転可能であり、
    前記コントローラは、前記基板上面の乾燥中に、前記基板を毎分約50回転〜毎分約1000回転の速度範囲で回転させ、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを約1mm/秒〜約20mm/秒の後退速度範囲で後退させるように構成された、請求項29に記載の装置。
  39. 前記コントローラが、前記基板上面の乾燥中に、前記基板を毎分約200回転〜毎分約1000回転の速度で回転させ、前記乾燥アセンブリを約4mm/秒〜約9mm/秒の速度で後退させるように構成される、請求項38に記載の装置。
  40. 前記基板乾燥アセンブリを後退させるステップモータをさらに含む、請求項38に記載の装置。
  41. 前記基板乾燥アセンブリは、基板乾燥アセンブリ支持アームを有し、
    前記コントローラは、前記基板乾燥アセンブリ支持アームを、前記基板の周囲近くよりも前記基板の中央近くで速くなる速度で、前記基板上面上へ後退させるように構成された、請求項29に記載の装置。
  42. 前記コントローラが、前記基板中央と前記基板周囲との間の位置で、前記基板中央近くよりも速く、かつ前記基板周囲近くよりも速い速度で、前記基板乾燥アセンブリを後退させるように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  43. 前記コントローラが、前記中央が乾燥される間に、基板乾燥アセンブリ位置を前記基板中央に一定に保持するように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  44. 前記コントローラが、前記基板周囲近くで前記基板上面への液体の添加を停止するように構成され、前記基板への液体の添加が停止された後に、前記基板への乾燥蒸気の添加を停止するように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  45. 前記コントローラが、前記基板周囲近くで前記基板乾燥アセンブリ支持アームの後退を停止させるように構成され、前記基板周囲近くで前記基板上面への液体の添加を停止するように構成され、前記基板への液体の添加が停止された後に、前記基板への乾燥蒸気の添加を停止するように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  46. 前記コントローラが、前記基板乾燥アセンブリが前記基板の外周を超えて後退する前に、前記基板への乾燥蒸気の添加を停止するように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  47. 前記基板支持部は、回転可能であり、
    前記コントローラが、前記基板乾燥アセンブリが前記基板周囲に後退したときに、前記基板の回転速度を大きく増加させるように構成される、請求項41に記載の乾燥装置。
  48. 前記コントローラからの入力を受けて、この入力に応じて前記基板乾燥アセンブリを位置決めするように構成された、乾燥アセンブリ線状モジュールをさらに含む、請求項41に記載の乾燥装置。
  49. 前記基板支持部は、第1の速度および第2の速度で回転可能であるように構成され、前記第2の速度が前記第1の速度よりもはるかに速く、
    前記第2の速度で回転するときに前記基板上へのはね戻りを防止するように構成されたスプラッシュガードをさらに含む、請求項29に記載の装置。
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