JP4113810B2 - シール部材およびガススプリング - Google Patents

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本発明は、シール部材およびシール部材をピストンロッドとシリンダとの間に設けたガススプリングに関する。
従来、この種シール部材は、いわゆるガススプリングや油圧緩衝器のシリンダ内を密封状態下に保持するために使用されており、たとえば、ガススプリングや油圧緩衝器のシリンダと、シリンダに挿通されるピストンロッドとの間に配在され、シリンダ内方側に開口する凹部を有する環状に形成され、凹部を境としてピストンロッドに当接する内周側リップとシリンダに当接する外周側リップとを備えたUパッキンや、さらに、このUパッキンの内周側下方にピストンロッドに当接するダストリップを設けたものが知られている。
そして、上述のシール部材を備えたガススプリングのシリンダ内にガスを封入する方法として、シリンダの上端開口部からガスを充填し、シリンダの上端開口部をプラグで塞ぐ方法(たとえば、特許文献1参照)があり、上述のシール部材を備えた油圧緩衝器のシリンダ内にガスを封入する方法として、ダストリップを押し開くパイプ状のスリーブを挿入しスリーブ内にガスを送り込み内周側リップを撓ませてできた内周側リップとピストンロッドとの間の隙間からシリンダ内にガスを封入する方法(たとえば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、上記ガススプリングのシリンダ内にガスを封入する方法では、ガスを充填した後にプラグをシリンダ開口部に溶接等により蓋をする必要があるので、この点でガス封入費用が高価となり、また、油圧緩衝器のシリンダ内にガスを封入する方法ではピストンロッドとシール部材との間にスリーブを挿入する必要があるが、内径の小さいロッドガイドをシリンダ端部に配置するガススプリングには適用できない。
そこで、近年ではシール部材を上記ダストリップを設けない、いわゆるUパッキンとして、スリーブを用いずにUパッキンの内周側にガスを送り込み、内周側リップを撓ませてできた内周側リップとピストンロッドとの間の隙間からシリンダ内にガスを封入する方法の提案がなされるに至っている。
特開平10‐288235号公報(第2頁左欄第34行目から第37行目まで、図2(A)) 特開昭56‐42733号公報(第3頁右上欄台9行目から第3頁右下欄第3頁目まで、図3)
しかしながら、このような近年のガス封入方法でシリンダ内にガスを封入する場合には、従来のシール部材では、以下のような不具合を招来する可能性があると指摘される恐れがある。
すなわち、従来のシール部材では、ピストンロッドとシリンダとの間にシール部材を挿入するときに、シール部材がロッドガイドに対して傾いてしまう場合がある。すると、ロッドガイドとシール部材との間に隙間ができてしまい、ガスを封入するときに、シール部材の内周側リップのみにガス圧力を負荷することができずシール部材の底面にもガス圧力が負荷されてしまう。
そして、このガス圧力によりシール部材がシリンダ内方に向けて移動していまい、途中リテーナ等によりシール部材の移動が規制されてもシール部材が全体にわたり軸方向に圧縮されて内周側リップをピストンロッドに強く押圧する事態となって、内周側リップとピストンロッドとの間に隙間が形成されず、ガスをシリンダ内に封入することができなくなってしまう場合がある。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、確実にガスを封入することができるシール部材およびピストンロッドとシリンダとの間にこのシール部材を設けたガススプリングを提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明の第1の課題解決手段におけるシール部材は、一方部材と他方部材との間に設けたシート部材に着座しながら一方部材と他方部材との間をシールする環状のシール部材において、シール部材の一方部材に当接する当接部とシート部材に対向する端部面との間の面の少なくとも一部に一方部材から遠ざかる傾斜面もしくは彎曲面が形成されるとともに、シール部材のシート部材に対向する端部の一方部材側にシート部材に着座する環状の突起部を設け、シール部材のシート部材に対向する端部の他方部材側にシート部材に着座し一方部材側に設けた突起部より軸方向長さが短い環状の突起部を設けてなるとする。
そして、第2の課題解決手段におけるガススプリングは、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されシリンダ内を上室と下室とに区画するピストンと、ピストンに連結されたピストンロッドと、シリンダ端部に嵌合し軸心部にピストンロッドが挿通されるロッドガイドと、当該ロッドガイドのシリンダ内方側に向く面に着座し、シリンダとピストンロッドとの間をシールするシール部材とを備えたガススプリングにおいて、シール部材がシリンダ内方側に開口する凹部を有する環状に形成され、凹部を境としてピストンロッドに当接する内周側リップとシリンダに当接する外周側リップと、内周側リップのピストンロッドに当接する当接部とロッドガイドに対向する底部面との間の面の少なくとも一部に形成されたピストンロッドから遠ざかる傾斜面もしくは彎曲面と、ロッドガイドに対向する底部の内周側にロッドガイドに着座する環状の突起部と、この環状の突起部より軸方向長さが短く形成されてロッドガイドに対向する底部の外周側に設けられる環状の突起部と、を備えてなるとする。
請求項1の発明によれば、従来のシール部材のように一方部材と他方部材との間にシール部材を挿入するときに、シール部材がシート部材に対して傾く場合があっても、シール部材の突起部もしくは一方部材側のシート部材に対向する端部面もしくは底部面は、シート部材に着座しており、シート部材とシール部材との間は、その一方部材でシールされているから、シート部材とシール部材との間に隙間ができず、ガスを封入するときに、シール部材の一方部材側とシート部材との間がシールされていることから、シール部材の傾斜面もしくは彎曲面にガス圧力を負荷できる。
したがって、シール部材のシート部材に対向する端部面もしくは底部面にガス圧力が負荷されることがなく、ガス圧力によりシール部材が移動してガスを一方部材と他方部材で作られる空間内に封入できなくする事がなく、また、確実にガスを上記空間内に封入できる。
また、請求項2の発明によれば、ガススプリングを組み立てた後にガスを封入する場合において、従来のシール部材では、ロッドガイドに対しシール部材が傾いて上記方法でガス封入が行えない状態となると不良品となってしまうが、本発明のシール部材およびこのシール部材を適用したガススプリングにあっては、確実にガスを封入できるので不良品の発生を防止できるので、製造歩留まりが向上する。
したがって、この点で製造コストが向上するとともに、また、シール部材の底部に突起部等を設けるだけで、確実にガスを封入することができるので、低コストでガス封入を行える。
以下に、図示した実施形態に基づいて、本発明を説明するが、説明の便宜上、本発明によるガススプリングGについて説明しながら、本発明によるシール部材5についての説明をする。
本発明が具現化されたガススプリングGの基本形態は、図1に示すように、他方部材たる有底筒状のシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されたピストン3と、シリンダ1内にピストン3を介して移動自在に挿通される一方部材たるピストンロッド2と、ピストンロッド2を軸支するシート部材たるロッドガイド24と、ピストンロッド2とシリンダ1との間に挿入されロッドガイド24に着座するシール部材5とで構成され、シリンダ1内はピストン3によって、上室R1と下室R2とに区画され、この上室R1と下室R2とを連通するオリフィス3aがピストン3に設けられている。
他方、シール部材5は、図2に示すように、環状のインサートメタル20にゴム等の素材を金型内で圧縮して成形された図2中上側すなわちシリンダ内方側に開口する凹部5aを有する円環状に形成され、凹部5aを境として環状の内周側リップ5bと環状の外周側リップ5cと、内周側リップ5bのピストンロッドに当接する当接部5fよりロッドガイド24に対向する端部たる底部6との間の面に形成されたピストンロッド2から遠ざかる傾斜面5eと、を備えたいわゆるUパッキン形状に形成され、また、底部6すなわちロッドガイド24に対向する端部の内周側に環状の突起部5dが設けられ、さらに、ロッドガイド24に対向する底部6の外周側に上記の環状の突起部5dより軸方向長さを短くする環状の突起5gが設けられている。
そして、シール部材5の内周側リップ5bの先端を一方部材たるピストンロッド2に摺接して、さらに、図3に示すように、シール部材5の外周側リップ5cを他方部材たるシリンダ1に当設させており、これにより、シリンダ1とピストンロッド2との間がシールされる。
また、シール部材5の図1中下方には、シリンダ1の図1中下方の管端部をかしめることによりシリンダ1内周に固定され、ピストンロッド2を軸支する有孔円盤状のロッドガイド24が設けられており、シール部材5は、このロッドガイド24の図1中上面に載置されるが、このとき、シール部材5の突起部5d,5gがロッドガイド24の図1中上面に着座する。
それゆえ、このシール部材5にあっては、図3に示すように、ロッドガイド24に対してシール部材5が傾くことがあっても、突起部5d,5gがシール部材5の底部6から突出しているので、突起部5d,5gがロッドガイド24から離れることがなく、確実にシール部材5とロッドガイド24との間がシールされることになる。
また、シリンダ1の図1中下方であって、上記シール部材5より図1中上方には、ピストンロッド2が挿通される孔を備えた有孔円盤状のリテーナ8がシリンダ1にロールかしめを施すことにより固定され、このリテーナ8によりピストン3がシール部材5に接触することが防止される。
さらに、シール部材5とリテーナ8との間には、ピストンロッド2の外周を潤滑する潤滑油15が充填されており、この潤滑油15は、ピストンロッド2がシリンダ1に対して移動するときに、その外周に附着するから、ピストンロッド2とシール部材5の内周側リップ5bとの間が潤滑され、ピストンロッド2の移動を円滑なものにする。
そして、上記のシール部材5によって、シリンダ1の図1中下端開口部が封止されるとともに、さらに、シリンダ1内には気体が封入され、したがって、このガススプリングGでは、ピストン3の図1中上面と下面との受圧面積差によりピストン3に常に伸張する方向の力が作用するので、ガススプリングGは空気バネとして機能する。
さて、上述のようにガススプリングGおよびシール部材5は構成されるが、ガススプリングGのシリンダ1内にガスを封入する方法は、まず、ガススプリングGのシリンダ1にピストン3およびピストンロッド2を挿入し、リテーナ8をシリンダ1の内周にロールかしめを施すことにより固定し、潤滑油15を充填し、さらに、シール部材5がシリンダ1とピストンロッド2との間に挿入されるとともに、ロッドガイド24がシリンダ1内周にシリンダ1の図1中管端部をかしめることにより固定される。
この状態で、シリンダ1の図1中下端開口部から、ガスを流入させると、シール部材5の傾斜面5eにガスの圧力が付加されるので、内周側リップ5bが変形し、僅かに当該内周側リップ5bとピストンロッド2の外周との間に隙間を生じて、ガスがシリンダ1内に封入される。
このとき、従来のシール部材のようにピストンロッド2とシリンダ1との間にシール部材5を挿入するときに、シール部材5がロッドガイド24に対して傾いてしまう場合があっても、図3に示すように、シール部材5の突起部5d,5gは、ロッドガイド24の図1中上面に着座しており、したがって、ロッドガイド24の上面とシール部材5との間がシールされるから、ロッドガイド24とシール部材5との間に隙間ができず、ガスを封入するときに、シール部材5の内周側リップ5bのみにガス圧力を負荷することが可能になる。
したがって、この発明のシール部材5にあっては、底部6にガス圧力が負荷される事態を招来しないので、ガス圧力でシール部材5がシリンダ1内方に向けて移動して、ガスのシリンダ1内への封入を阻害する事態を発現させない、すなわち、ガスのシリンダ1内への封入を確実に実践できることになる。
なお、シール部材5における傾斜面5eは、ガス圧力負荷により内周側リップ5bを一部でも撓ませてガス封入の目的が果たせればよいので、当接部5fから底部6の面との間全体に設けなくともよく、また、傾斜面ではなく、凸状もしくは凹状の彎曲面としてもよい。
そして、ガス封入後には、シール部材5がシリンダ1内のガス圧力でロッドガイド2側に押圧されるので、内周側リップ5bがピストンロッド2に、外周側リップ5cがシリンダ1にそれぞれ押し付けられ、ピストンロッド2とシリンダ1との間がしっかりシールされるので、ガスがシリンダ1内から漏れない。
また、ガススプリングを組み立てた後にガスを封入する場合において、従来のシール部材では、ロッドガイドに対しシール部材が傾いて上記方法でガス封入が行えない状態となると不良品となってしまうが、本発明のシール部材5およびこのシール部材5を適用したガススプリングGにあっては、確実にガスを封入できるので不良品の発生を防止できるので、製造歩留まりが向上する。
したがって、この点で製造コストが向上するとともに、また、シール部材5に突起部5d,5gおよび傾斜面5eもしくは彎曲面を設けるだけで、確実にガスを封入することができるので、低コストでガス封入を行える。
特に、シール部材5をUパッキン形状とする場合には、もともと傾斜面もしくは彎曲面を備えているので、少々の設計変更のみで確実にガスを封入することができ、シール部材5を低コストで製造可能であり、この点で、このシール部材5を備えたガススプリングGの製造コストをさらに低減できる。
また、突起部5d,5gを形成するとき、図4に示すように、環状のインサートメタル20を完全にゴム等の素材で覆っても良く、この場合にも、シール部材5とロッドガイド24との間を確実にシールできる。
なお、上述したところでは、突起部5dが横断面矩形に形成されているが、たとえば、参考図たる図5に示すように、突起部5dの下端を内周側から外周側にかけて上方に傾斜する面にし、あるいは、同じく図6に示すように、突起部5dの下端を山型にするなどしても良く、要は、突起部5dがシール部材5とシート部材(24)との間を確実にシールするものであれば良い。
また、図示した実施の形態においては、一方部材をピストンロッド2とし、他方部材をシリンダ1としているが、本発明の意図するところは、ガスの封入にあたり、ガス圧力がシール部材5のリップのみならず底部6にも負荷されて一方部材と他方部材との間を移動してガス封入が行えなくなるという不具合を改善するところにあるので、たとえば、一方部材を中空な筒体として他方部材を蓋体としてもよい。
そして、図示した実施形態におけるシール部材5の底部6側に設けられる突起部5dあるいは5gについては、その形成位置を内周側と外周側とで逆にしてもよい。
さらに、上述したところでは、シール部材5を、いわゆるUパッキン形状としているが、その底部6側に突起部5d,5gが設けられ、また、シール部材5の一方部材に当接する当接部よりシート部材(24)に対向する底部6の面との間の面の少なくとも一部に一方部材から遠ざかる傾斜面もしくは彎曲面が形成して、シールとしての機能を果たし、ガス封入に適する限り、その他部分の形状はどのような形状であっても差し支えない。
また、図示した実施の形態においては、シート部材をロッドガイド24としているが、ロッドガイド24以外の部材であってもよく、さらに、このシート部材は、一方部材もしくは他方部材と一体的に形成されても良い。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は、図示し、また、説明したそのものには限定されないことは勿論であり、また、本発明は、ガススプリングに具現化されているが、ガススプリング以外の空圧機器の摺動部に具現化可能であるだけでなく、その他のガスを封入した圧力容器にこのシール部材5が適用可能なことは無論である。
本発明の一の実施形態によるガススプリングの縦断面図ある。 本発明の一の実施形態によるシール部材を示す縦断面図である。 図2のシール部材がシート部材に対し傾いた状態を図2と同様の状態で示す図である。 本発明の他の実施形態によるシール部材を図2と同様に示す図である。 参考例としてのシール部材を図2と同様に示す図である。 参考例としてのシール部材を図2と同様に示す図である。
符号の説明
1 他方部材たるシリンダ
2 一方部材たるピストンロッド
3 ピストン
5 シール部材
5a 凹部
5b 内周側リップ
5c 外周側リップ
5d,5g 突起部
5e 傾斜面
5f 当接部
6 シール部材のシート部材に対向する端部たる底部
24 シート部材たるロッドガイド
G ガススプリング
R1 上室
R2 下室

Claims (2)

  1. 一方部材と他方部材との間に設けたシート部材に着座しながら一方部材と他方部材との間をシールする環状のシール部材において、シール部材の一方部材に当接する当接部とシート部材に対向する端部面との間の面の少なくとも一部に一方部材から遠ざかる傾斜面もしくは彎曲面が形成されるとともに、シール部材のシート部材に対向する端部の一方部材側にシート部材に着座する環状の突起部を設け、シール部材のシート部材に対向する端部の他方部材側にシート部材に着座し一方部材側に設けた突起部より軸方向長さが短い環状の突起部を設けてなることを特徴とするシール部材。
  2. シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されシリンダ内を上室と下室とに区画するピストンと、ピストンに連結されたピストンロッドと、シリンダ端部に嵌合し軸心部にピストンロッドが挿通されるロッドガイドと、当該ロッドガイドのシリンダ内方側に向く面に着座し、シリンダとピストンロッドとの間をシールするシール部材とを備えたガススプリングにおいて、シール部材がシリンダ内方側に開口する凹部を有する環状に形成され、凹部を境としてピストンロッドに当接する内周側リップとシリンダに当接する外周側リップと、内周側リップのピストンロッドに当接する当接部とロッドガイドに対向する底部面との間の面の少なくとも一部に形成されたピストンロッドから遠ざかる傾斜面もしくは彎曲面と、ロッドガイドに対向する底部の内周側に設けられてロッドガイドに着座する環状の突起部と、この環状の突起部より軸方向長さが短く形成されてロッドガイドに対向する底部の外周側に設けられる環状の突起部と、を備えてなることを特徴とするガススプリング。
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