JP4113388B2 - プリンタシート用側方位置合わせ及びスキュー補正システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願の実施形態では、同じ組合わせ装置内でシートの側方位置合わせ及びシートのスキュー補正(deskewing)を行う改良されたシステムが開示される。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】
Kamprathらによる1994年1月11日に発行された米国特許第5,278,624号を参照する。
【0003】
各種の従来の一体化された自動シート側方位置合わせ及びスキュー補正システムは、この技術分野では周知である。以下に引用される特許の開示は、いくつかの実施例によって注目されている。これらの実施例は、特にプリンタ(電子写真用の複写機及びプリンタを含むがこれらに限定されない)用のより効果的であるが安価なシートの側方位置合わせ及びスキュー補正についてのこの技術における長期にわたる努力を実証している。それらは、同じ装置の中でシートの前進速度及び位置合わせ(全3軸のシート位置のコントロール)を維持しながら、シート駆動システムの中で横方向のシート位置合わせシステムと組み合わせることができるシートスキュー補正システムを備えることは、ある期間望ましいことが知られていることを明らかにしている。すなわち、シートを規定のほぼ一定速度でペーパ経路に沿って移動させながら、シートのスキュー補正及び側方位置合わせの両方を行うことが望ましい。別の言い方では、シートを停止させない「進行中」のシートの位置合わせとして知られている。
【0004】
けれども、これらの従来のシステムにはいくつかの難点があり、本願で開示される新規なシステムはそれらの難点に取り組み、さらに後で説明する。それらの難点は特に、より早いシート送り速度に対して費用が高いことである。しかしながら、本願で開示される複合のシート取扱いシステムは、高速のプリンティングの用途だけに限定されないことに注意されたい。
【0005】
例えば毎分100〜200ページ以上になることもある、ペーパ経路に沿ったより早いシート送り速度を必要とするより早いプリンティング速度に対しては、上記の複合システム及び機能ははるかに困難で高価になる。特に、各シートが複合システムのシート駆動用ニップ内にある短い時間周期の間に、所望のシートのスキュー回転、シートの横方向の移動、及びシートの前進速度を実現するためにはそうである。さらに後で説明するが、プリンティング用途又は位置が重要な用途に対するそのような高速なシート送りは、これまでは一般に、横方向のシートの位置合わせ、比較的大きな質量のシステム構成要素の可変で急加速の横方向(シートの経路に対して横方向)の移動、及びその急加速と急速移動に対するかなりのパワーを必要としてきた。又は、シートがシステムのシート送り用ニップの中に保持されるその同じ短い時間周期の間に、スキュー補正すること、ゆっくりスキューすること、及び側面位置合わせするためシートを再度スキュー補正することによるシートの急速な「小刻み移動」についてもそうである。さらに、そのような従来のシステムのいずれにおいても、2つの高出力のサーボモータ及びそれらのコントロール部は、一般に、横方向に間隔を空けて配置された一対の別個のシート駆動用ニップを独立して駆動することが要求されているため、システムを高価で重くしている。
【0006】
本願の実施形態において、シート搬送経路の中で移動するシートの向き及び位置をコントロール、補正又は変更する改良されたシステムが開示される。特に、再生装置内でプリントされるシートが該当するが、それらに限定されない。このシートには、プリントされるために送られるシート、第2の面(両面)をプリントするために再循環されるシート、及び/又はスタッカ、フィニッシャ、又は他の出力部若しくはモジュールに出力されるシートが含まれる。
【0007】
本願の実施形態において、シートをスキュー補正及び横方向に再位置決めする安価で機構部が軽量な改良されたシステムが開示される。このシステムは、シートの送り及びスキュー補正のために、2つのシート送りロール用ドライブに対してわずか1つの主駆動用モータしか必要とせず、はるかに低出力で安価なスキュー補正する差動ドライブを有している。このことは、3つの別個の大きく高出力で個々にコントロールされるサーボモータ又はステッピングモータ用ドライブを必要とする各種の以下に引用される他のシステムとは異なっている。さらに、この開示される実施形態は、同じユニット内で、アクティブな自動可変シートスキュー補正動作及び側方位置合わせ用のアクティブな可変の横移動動作を、両方ともシートが連続的に処理速度で移動している間に提供することができる。それは本願で一般的にプリンタと呼ばれる様々な再生システム、及び他のシート送りの用途に適用することができる。プリンタには、高速プリンタが含まれる。特に、開示される実施形態のシステムは、全体的な移動質量を大いに減少させることができ、これにより、後述するTELER形の側方位置合わせシステムのような急速な横方向の移動を含む、一体形の側方位置合わせシステムの改良を行うことができる。
【0008】
様々な種類の側方位置合わせ及びスキュー補正システムは、この技術分野では周知である。最近の実施例は、2001年1月16日にPaul N. Richardsらに発行された、Xerox Corp.の米国特許公告第6,173,952号(及びこの中で引用された技術)である(D/99110)。寸法が異なるシートに対してより良好にコントロールする、可変の横方向のシート送り用ニップの間隔についてこの特許が開示した付加的な特徴は、必要なら、本発明の様々な応用例に容易に結合することができる。
【0009】
前述したように、通常の処理(シート搬送)速度でシートを再生システムを通って又は再生システムの外に移動させながら、側方位置合わせ及びスキュー補正を「進行中」に行うことができることが特に望ましい。また、全体的なシート経路長又はペーパジャムの傾向をほとんど増加させないシステムを用いて、そうできることが望ましい。次ぎに続く付加的な特許の開示及びそれらの中で引用された別の特許は、シートを横移動又は横方向に再位置決めさせる種々の手段を有するシートの側方位置合わせシステムのいくつかの実施例として記載される。すなわち、W. Mililloに1998年8月11日に発行されたXerox Corporationの米国特許第5,794,176号、Lloyd A. Williamsらに1997年10月14日に発行された第5,678,159号、Lofthusに1990年11月20日に発行された第4,971,304号、G. Rollerに1992年10月20日に発行された第5,156,391号、S. Mooreに1992年1月7日に発行された第5,078,384号、D. Kamprathらに1992年3月10日に発行された第5,094,442号、M. Malachowskiらに1993年6月15日に発行された第5,219,159号、S. Wentheに1992年12月8日に発行された第5,169,140号、及びV. Castelliらに1997年12月16日に発行された第5,697,608号であり、またAshbeeらに1985年4月16日に発行されたIBMの米国特許第4,511,242号である。
【0010】
そのような自動シートスキュー補正及び側方位置合わせシステムの中で利用することができる各種の光学的なシートのリードエッジ及びシートのサイドエッジの位置の検出器用センサは周知である。これらは、前に引用された参考文献及びその中で引用された他の参考文献、又は前に引用されたLloyd A. Williamsらに1997年10月14日に発行された米国特許第5,678,159号及びV. Castelliらへの第5,697,608号の中で開示されている。
【0011】
各種の前に引用された特許及び他の特許は、一体形のシートスキュー補正及び側方位置合わせシステムを提供することが周知であることを示している。これらのシステムでは、シートは2つの横方向に間隔を空けて配置されたシート送りローラ−アイドラ用ニップを通って移動している間にスキュー補正され、これら2つの別個のシート送りローラは、2つのそれぞれ別の駆動モータによって独立に駆動される。仮に2つのモータをわずかに異なる回転速度で駆動すると、シートが2つのニップの間に保持されている間に、全体的な回転又は各送りローラの相対的なピッチ位置にわずかな差が生じる。それによりシートの一方の側が他の側の前方に移動されて、シートがスキュー補正システムに入るときにシート内に始めに検出されたシートのスキューとは反対側にシートのスキュー(小さな部分的な回転)が発生する。これにより、シートがこの時ペーパ経路の方向に向けられる(ペーパ経路に一致する)ように、シートのスキュー補正が行われる。
【0012】
しかしながら、特に高速のプリンティングについては、十分に正確で連続したプロセス(ダウンストリーム)用のシート送りについての要求事項は、一般に、これらの2つの別個の駆動モータが2つの比較的強力で高価なサーボモータであることを必要としている。さらに、2つの駆動ローラを互いに軸方向に整列させて平行な面内で回転させ、異なる角度で推進することによるシートのバックリング又は引き裂きを発生させないことが望ましいが、これら2つの駆動ローラは、独立して駆動する必要があるため、両方とも同じ共通の横方向の駆動シャフト上に固定することはできない。
【0013】
プリンティングについては、一般に、シートをプリンタのシート経路内で正方向送りしている間に、シートのスキュー回転とシートの横移動との両方を行うことは、特にシート経路の送り速度が増加する場合は技術的な難関となる。プリントシートは、一般に、厚さ、剛性、摩擦、表面のコーティング、寸法、質量、及び湿度条件が異なるもろいペーパ又はプラスチックの画像形成可能な基体である。そのような様々なプリントシートは、過大な加速、減速、抗力、経路の曲がりなどを受ける場合、フィーダの滑り、しわが寄ること、又は引き裂きに対して特に敏感である。
【0014】
上記のLofthusに対して1990年11月20日に発行されたXerox Corp.の米国特許第4,971,304号(及びPaul N. Richardsらに対して2001年1月16日に発行された前に引用したXerox Corp.の米国特許公告第6,173,952号を含むその特許が引用する様々なそれに続く特許)は、シートスキュー補正システムの差動駆動される2つのニップが、前述したように、2つのニップを差動駆動して同じ2つの駆動ローラ及び2つの駆動モータ並びに適当なセンサ及びソフトウェアを用いて全3軸のシート位置合わせを提供することによって、同じユニット及びシステム内でシートの横方向位置合わせを行うこともできることを示しているため興味深い。その種類のスキュー補正システムは、スキュー補正(2つのニップを差動駆動して、何らかの感知された初期のシートのスキューを取り除くこと)を行い、次ぎにさらに差動駆動して固定した量のシートのスキュー(回転)を慎重に引き起こし、そのようにスキューされたままシートを前進駆動し、これにより、シートを横向き及び前方に送り、次に、シートのエッジの所望の側方位置合わせの位置を提供する所望量のシートの横移動を行った後でその引き起こされたスキューを取り除くことによって、シートの横方向位置合わせを行うことができる。この一体形の側方位置合わせのLofthus形のシステムは、側方位置合わせするためにシート送り用ニップ及びそれらの駆動部などの集合の素早い横移動を必要としない。しかしながら、前述したように、このLofthus形の側方位置合わせは、シートの急速な複数回転(高速の「小刻み移動」)を必要とする。それには、2つのニップの複数の差動回転によってスキュー補正及び横方向位置合わせの両方が行われるシートの速度が増加するという別の課題があり、このため、特に大きな又は重いシートについては別のコントロールされた差動ロール対用駆動部が必要であり、また2つのニップ用に2つの別個の大きなサーボモータが必要である。
【0015】
シートの側方位置合わせの前述したLofthusの’304形システムが、キャリッジ全体の構造体及び集合体が2つの駆動ローラを含んでいるシートの横移動システムであることとは対照的に、それらの対向するニップのアイドラ及び駆動モータ(入れ子式に接続されたキー溝付きの駆動部でない場合)は軸方向に横移動されて、挟まれたシートを側方位置合わせの中に横移動させる。後者のシステムでは、シートの側方位置合わせの動きは、シートのスキュー補正の動きと同じ時間内に別々に行うことができ、これにより、前述したシートの回転についての要求事項を減らすことができる。これらは、例えば、Kamprathらに1992年3月10日に発行された米国特許第5,094,442号、Mililloらへの第5,794,176号及び第5,848,344号、Malachowski及びKlugerに1993年6月15日に発行された第5,219,159号(多数の他の特許を引用している)、第5,337,133号、及び他の上記の特許では、概して「TELER」システムと呼ばれる。
【0016】
しかしながら、高速のシート送り動作については、従来のそのようなTELERシステムでは、大きな質量を急速に横方向に加速及び減速するために、シートがまだ対の駆動用ニップ内に保持されている(しかし素早く通過する)短い時間周期内で実現するために、さらに別の(第3の)大きな駆動モータが必要とされる。すなわち、2つの別個に駆動される横方向に離れた送りロール用ニップの全体のスキュー補正機構は、到来するシートが側方位置合わせが必要であると光学的に検出されるたびに可変の距離、すなわち、そのシートを側方位置合わせ内にもたらすために必要な横移動の距離だけ横方向に移動する必要がある。また、同じ大きな質量のさらに一層急速な反対側の横方向の戻り移動が、従来のTELERシステムでは、(直ぐ後に続く)次のシートがシステムの2つの駆動用ニップに入る前に、システムをその「ホーム位置」又は中心位置に戻すために必要とされる。特に、各シートが同じ方向の横向きに位置合わせに失敗してシステムに入ってくる場合、例えば、よく発生することだが、入力されるシートのスタックの横ガイドが機構部の意図した整列経路と横方向に正確に整列していない場合がそうである。この意図した整列経路は、一般に、その後でシートに転写される画像の位置によって決定される。この従来のTELER形システムは、側方位置合わせをスキュー補正システム内に一体化するために、かなり高価な動作機構及び駆動システムを必要とした。
【0017】
この問題を言い換えると、現行のペーパ位置合わせ装置は、3つの自由度、すなわち、プロセス、横向き及びスキューの中でペーパを位置合わせすることが望ましい。単一のシステム又は装置の中でそうするためには、3つの別個にコントロールされるアクチュエータが、最も以前のTELER形の装置の中で使用される。これらの装置では、スキュー及びプロセス用のアクチュエータがカートリッジ上に取り付けられ、カートリッジは急速に横方向に動かされるため、比較的大きな追加のモータを必要とする。すなわち、横向き動作を追加することは横向きに再位置決めする駆動カートリッジを使用する必要があるか、又は横向きシステムとスキューシステムとの間により複雑なカプリングを設ける必要がある。
【0018】
これらのシステム又は後述する「SNIPS」システムのいずれにおいても、CCDの多素子で線形のストリップアレイ形センサのようなシート位置用センサを、スリップ補正用のフィードバックループの中で使用して、シートが確実に所望の3軸の位置合わせを達成できるようにする。例えば、上記のLloyd A. Williamsらへの米国特許第5,678,159号を参照のこと。
【0019】
そのようなエッジガイドがない、中心位置合わせを行うことができる旋回ニップ式のスキュー補正及び側方位置合わせシステムについて特に記載されているシステムは、Barry M. Wolfらに2000年5月9日に発行されたXerox Corp.の米国特許第6,059,284号の複数のシート送り用ボールを旋回及び回転させる(ボール当たり二重の異なる軸と駆動部とを用いた)「SNIPS」システムである。しかしながら、本願で開示される実施形態は、そのような旋回(二重軸)式のシート係合用ニップを必要としない。すなわち、それらは旋回動作、すなわち、付加的な軸の周りにシート駆動ローラ又はボールを回転させること、又はシート駆動ローラの標準的な同軸の回転駆動軸に直交する回転を必要としない。また、開示される実施形態により、標準的な滑りにくく摩擦が高い送りローラを使用することができる。これらの送りローラは、前述の米国特許第6,059,284号におけるようなポイント接触するボール駆動ではなく、対向するアイドラローラを用いてシート送り用ニップ内で標準的なローラ幅のシートのライン係合を行うことができる。
【0020】
前述したように、さらに上記のまた他の技術における実施例に対して説明したように、現在の最新の高速電子写真プリンタペーパ用位置合わせ装置は、一般に、2つの間隔を置いて配置したシート駆動用ニップを使用して、2つのニップの速度をそれぞれがそれ自体比較的高価なサーボ駆動モータを有して独立に駆動及びコントロールして、ペーパを処理方向に移動させる。ペーパのスキューは、このように、シートが2つのニップの中にある間の定義された短い時間周期の間に、2つのサーボモータを用いて2つのニップ(ニップ1及びニップ2)に対して異なる速度(V1,V2)を指示することによって補正することができる。一般に、ロータリーエンコーダが両方のニップの駆動される角速度を測定し、モータ用コントローラがこの速度をニップ1に対して指示された目標値V1、ニップ2に対しては目標値V2を維持する。スキューが補正されるまで又はスキューの補正が行われている間、その速度は同じ速度に維持される。入ってくるペーパのスキューは、一般に、2つの駆動用ニップの上流の2つの横方向に離して配置されたセンサにおけるシートのリードエッジの到着時間の差に、周知の入来シートの速度を乗算することによって検出及び決定される。その測定されたペーパのスキューは、次に、モータ用コントローラを用いてシートがニップの中にある間の短い時間周期の間に、2つのニップに対してわずかに異なる速度(V1,V2)を指示することによって補正することができる。スキューを補正するためのその小さい角速度の差V1,V2の変化(わずかな加速及び/又は減速)に対して必要なパワーは小さいが、両方のサーボモータは適当な処理速度でペーパを前進方向に推進を続けるために十分なパワーを有する必要がある。すなわち、このスキュー補正動作に対して、ニップ1及びニップ2は、異なる回転速度で駆動される。しかしながら、駆動されるペーパシートの平均前進速度は0.5(V1+V2)であり、その前進速度が通常のマシンの処理(ペーパ経路)速度にほぼ維持されることが望ましい。2つの自由度(スキュー及び前進速度)は、このように、これら従来のシステム内において異なる速度でふつの離れたニップを駆動する2つの独立した比較的大きなサーボモータを用いてコントロールされる。
【0021】
本願の実施例の中で説明される駆動システムは直接駆動の構成で示されるが、それは必要事項ではない。例えば、4:1又は3:1の比率のタイミングベルト又はギヤ駆動を、代わりに使用することができる。
【0022】
前述したように、好ましくはスキュー補正と側方位置合わせとを結合するこのシステムの中で、残りの横方向すなわち第3のシート移動の自由度と位置合わせとを提供することは、一般に、前述したTELER形の側方位置合わせのシステムにおけるように、第3の大きなサーボモータによるコントロール及び比較的複雑なカプリング機構が必要であり、費用がさらに増加する。
【0023】
どのような場合でも、さらに前述したスキュー補正システム自体においても、2つのシート駆動及びスキュー補正用ニップが完全に独立して駆動されるため、所望の処理速度で前方(処理又は下流)のシート送り方向にペーパを正確に前進させるためには、十分なパワー及び可変の速度コントロール機能を備える必要がある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
対照的に、本願の実施形態は、順方向にペーパを前進させる十分なパワーを有する両方のニップ用のわずか1つ(2つではない)のそのような前進駆動用モータと、第2のより小さく安価なモータ及び差動システムとを必要とするシートスキュー補正システムを開示する。すなわち、ペーパを順方向に前進させるわずか1つの駆動部、及びスキューを差動機構を通して補正する第2のはるかに小さく安価なスキュー補正駆動部を使用する方法を示している。この差動機構は、そのスキュー補正駆動部上でいかなるシート駆動負荷をも加えずに、2つのニップ間の回転位相を調整する。このことは、質量の減少及びシートの側方位置合わせにおける別の改良だけでなく、十分な費用節約を提供することができる。
【0025】
本願で開示される特定の実施形態の特定の特徴は、横方向シート位置合わせシステムの一体化されたシート位置合わせシステムを提供することである。この横方向シート位置合わせシステムは、第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップを用いて、シートをシート経路内で前方に送りながらシートのスキュー回転を引き起こすシートスキュー補正及びシート前方送りシステムと組み合わされている。ここで、前記シートスキュー発生システムは、前記シートの回転を引き起こすために、前記第1及び第2の正方向に駆動されるシート送り用ニップを駆動する場合に選択的に差を提供し、前記横方向シート位置合わせシステムは、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップを横移動させる。改良には、前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート送り用ニップの間を動作的に接続する、前記シートのスキュー回転を引き起こす差動駆動システムが含まれる。またこの改良には、シートをシート経路内で前方に送るために、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように動作的に接続された単一の前進駆動用モータが含まれる。このシートの前方送りは、前記差動駆動システムを介して、少なくとも1つの前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップに動作的に接続されている前記単一の前進駆動用モータによって行われる。また、前記横方向シート位置合わせシステムは、前記正方向の駆動動作を中断することなく、また前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムと干渉せずに、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を横移動させる。
【0026】
さらに、本願の実施形態の中で開示される特定の特徴には、個別に又は組合わせにより、次のような特徴が含まれている。すなわち、前記シートの側方位置合わせシステムは、単一の前進駆動用モータを横方向に移動せずに、第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を横移動させること;及び/又は前記シートの側方位置合わせシステムは、前記差動駆動システムを動作させる移動装置を横移動させずに、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を横移動させること;及び/又は、前記シートの側方位置合わせシステムは横方向駆動用モータを含み、前記横方向駆動用モータを横移動させずに、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を横移動させること;及び/又は前記シートの側方位置合わせシステムは横方向駆動用モータを含み、前記横方向駆動用モータ、前記単一の前進駆動用モータ、又は他のいずれかの駆動モータを横移動させずに、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの両方を横移動させること;及び/又は前記シート経路はプリンタのシート経路であり、前記シートは自動的にスキュー補正及び側方位置合わせされるもろい画像形成可能なプリント基体のシートであること;及び/又は前記差動駆動システムは、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの間に横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を備えていること;及び/又は前記差動駆動システムは、前記前進駆動用モータよりもはるかに小さい前記差動駆動用モータによって横方向に駆動される、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの間に横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を備えていること;及び/又は前記差動駆動システムは、前記可変の角度が少なくとも1つの横方向に可変の螺旋形の相互接続体によって提供される横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの間に備えていること;及び/又は前記差動駆動システムは、前記可変の角度が差動駆動用モータによって駆動される螺旋形のピンライディング式スロット(pin-riding slot)付きの横方向に移動可能な相互接続するスリーブによって提供される、横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの間に備えていること;及び/又は前記前進駆動用モータは、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの1つだけに直接的で回転及び駆動可能に接続されること;及び/又は前記前進駆動用モータは、固定位置に取り付けられた前記前進駆動用モータに対して、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの横方向移動を可能にする駆動システムを通して、前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの1つに直接的で駆動可能に接続されること;及び/又は前記差動駆動システムは差動駆動用モータを含み、シートが前記第1及び第2の横方向に離れて配置された正方向に駆動されるシート送り用ニップの中にない場合は、前記差動駆動モータによって自動的に中心位置に置かれること;及び/又は急速にシート経路を駆動する角速度で第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体を回転可能に駆動することによって、シートを急速に前記シート経路内で駆動しながら、シートの側方位置合わせとシートのスキュー補正とを行う一体化したシート位置合わせの方法であって、前記シートのスキュー補正が前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体間にコントロールされた角度差を与えることによって提供され、前記シートの側方位置合わせが中にシートを有する前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を横移動させることによって提供され、改良には、前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を単一の駆動モータを用いて回転可能に駆動すること、前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体間の差動システム接続体によって、前記シート駆動体間に前記コントロールされた角度差を与えること、及び前記正方向の駆動を中断することなく、また前記シートのスキュー補正及びシートの前方送りシステムと干渉せずに、前記シートの側方位置合わせに対して前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を横移動させることが含まれること;及び/又は前記シートの側方位置合わせに対して前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を横移動させることが、前記単一の駆動モータの何らかの横移動なしに実現されること;及び/又は前記シートの側方位置合わせに対して前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を横移動させることが、前記単一の駆動モータの何らかの横移動なしに、また前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体間の差動システム接続体を移動させる移動装置の何らかの横移動なしに実現されること;及び/又は前記シートの側方位置合わせに対して前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の両方を横移動させることが横方向駆動用モータによって行われ、前記横方向駆動用モータの何らかの横移動なしに実現されること;及び/又は前記差動システム接続体が、前記単一の駆動モータよりもはるかに小さいパワーと寸法の差動モータによって駆動されること;及び/又は前記差動システム接続体が、前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体間に横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を含むこと;及び/又は前記差動システム接続体が、前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体間に、前記単一の駆動モータよりもはるかに小さいモータによって横方向に駆動される、横方向に移動可能な角度可変の機械的相互接続体を含むこと;及び/又は前記複数の横方向に離れて配置されたシート駆動体の1つだけが前記単一の駆動モータによって直接的で回転可能に駆動されること;及び/又は前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体は前記単一の駆動モータに対して横方向に移動可能であること;及び/又は前記差動駆動システム及び前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体は、シートが前記第1及び第2の横方向に離れて配置されたシート駆動体の中にない場合は、自動的に再度中心位置に置かれること;である。
【0027】
従来のコントロールシステムの適当な動作によって、開示されるシステムを動作及びコントロールすることができる。多数の従来の特許及び市販の製品が教示するように、従来の又は汎用のマイクロプロセッサに対するソフトウェア命令を用いて、イメージ形成、プリンティング、ペーパの取扱い、及び他のコントロール機能及び論理をプログラム及び実行することが周知であり望ましい。そのようなプログラミング又はソフトウェアは、無論、特定の機能、ソフトウェアの種類、及び使用するマイクロプロセッサ又は他のコンピュータシステムに基づいて変化するが、本願で提供されるような機能記述、及び/又は従来の機能の以前の知識、及びソフトウェア又はコンピュータ技術における一般的な知識からの必要以上の経験なしにプログラムに利用可能であるか又は容易にプログラム可能である。あるいはまた、開示されるコントロールシステム又は方法は、標準的な論理回路又はシングルチップのVLSI設計を用いて、ハードウェアの中で部分的に又は全面的に実現することができる。
【0028】
本願で使用される用語の「再生装置」又は「プリンタ」は、特許請求の範囲で定義されない限り、各種のプリンタ、複写機又は多機能マシン又はシステム、電子写真又は他のものを広く含んでいる。本願で「シート」という用語は、通常、プリカットされた又は巻取り形の、ペーパ、プラスチック、又は画像形成用の他の適当な物理的基体のことを指す。「コピーシート」は「コピー」と短縮されるか、又は「ハードコピー」と呼ばれることがある。
【0029】
対象の装置又は方法、又はその代替物の特定の構成要素については、いくつかのそのような構成要素は、一般に、本願で引用された技術からのものを含む、本願で付加的に又は代替え的に使用することができる別の装置又は用途の中でそれ自体周知であることは認識されよう。付加的な又は代替え的な詳細、特徴、及び/又は技術的な背景の教示に対して適当な、この明細書の中で引用される全ての参考文献及び及びそれらの参考文献は、参照することによって本願に組み込まれる。当業者に周知の事項は、本願では説明しない。
【0030】
種々の前述したまたさらなる特徴及び利点が、以下の実施例及び特許請求の範囲の中で説明される特定の装置及びその動作又は方法から、当業者に明らかになるであろう。従って、図面(ほぼ縮尺通り)を含む、これらの特定の実施形態に関するこの説明から、本発明はより良く理解されるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】
ここで図面を参照して、これらの例示的な実施形態をさらに詳細に説明する。前述したように、これらのシートスキュー補正システムは、一般に、上記した参考文献及び他の参考文献によって教示されるように、シート12のシーケンスをスキュー補正するように、様々なプリンティング装置のペーパ経路の選択された位置の中に取り付けられる。このため、例示的なプリンタ10のペーパ経路を部分的に定義する例示的なバッフル14の一部のみを、ここで図示する必要がある。また、明確にするために及び便宜上、いくつかの素子(部品)はこれらの全ての図示された実施形態においては同一のものとして示され、それら共通の素子には同じ参照番号が与えられる。特に、2つの横方向に離れたシート駆動ローラ15A,15B、両者用の単一のサーボモータM1のシート駆動部、並びに第1及び第2の駆動用ニップ17A,17Bを形成する、それらの噛み合うアイドラローラ16A,16Bが当てはまる。また、小形、安価、低出力の差動アクチュエータ用駆動モータM2も同様である。
【0032】
これら種々の例証されたスキュー補正システムの実施形態は、前に説明及び引用された光学センサ又は他の従来の光学センサ(ここでは図示せず)によって、そのシート12をスキュー補正する必要性が検出された場合を除き、前述したように、通常は2つの駆動用ニップ17A,17Bを同じ回転速度で駆動して、これらのニップ内のシート12を処理速度でペーパ経路の下流に送る。スキュー補正する必要性が検出された場合とは、すなわち、シート12がスキュー補正を必要とするスキューされた状態でスキュー補正システム内に着いた場合である。その場合には、さらに前に説明し参考文献を引用したように、スキュー補正を実現するために、シート12が2つのシート送り用ニップ17A,17Bを通過し、またそれらの間に保持されている期間内に、2つの駆動ローラ15A,15Bの回転位置間の駆動差に相当するピッチの変化が生成される。さらに、上記の技術に対比してこれら全ての実施形態に対して特徴的なことは、シートのスキュー補正を行うためにニップ17A,17B内で前記した差動のシート駆動を行うために両方の駆動ローラ15A,15Bの駆動を異ならせる必要がある場合でさえ、それら両駆動ローラ15A,15Bを駆動するために単一のサーボモータM1しか必要としない。
【0033】
一体化されたスキュー補正及び側方位置合わせシステムについては、これらの図示されたスキュー補正システム(又は図6に示すように、その主要な素子のみ)のいずれかを単純な横方向のレール、ロッド又はカートリッジ上に単に取り付けて、図6に示すように、別のそのようなサーボモータを有する各種のそのような直接的又は間接的な駆動接続体のいずれかによって横方向に駆動することができることは認識されよう。このことは、様々な上記の特許及び別の特許の中で開示されるため、本願で繰り返す必要はない。
【0034】
ここで、図1及び図2の第1のスキュー補正システムの実施形態20に戻る。次ぎの付加的な説明は、図3の同様の第2の実施形態22の大部分にも適用される。また、図6の一体化されたシステムの共通のスキュー補正システムの素子にも適用される。
【0035】
これら3つ全てのスキュー補正システムの実施形態は、単純で安価な差動機構システム30による前記の差動ニップ動作によって、前記したペーパスキュー補正動作を提供する。ここで、このスキュー補正システムの実施形態20(並びに、図3の実施形態22及び図6の実施形態24)において、その差動システム30は、小形で安価な差動モータM2によって横方向に位置が変えられる、ピンライディング式螺旋形にスロットが付いたスリーブ状接続体32を備えている。この特定の実施例は、2つのスロット32A,32Bを有する管状でスリーブ状の接続体32である。これら2つのスロット32A,32Bの少なくとも1つは、角度が付いている、部分的に環状である、又は螺旋形である。これらのスロット32A,32Bは、それぞれの分割した同軸の駆動シャフト35A,35Bの端部のそれぞれの突起ピン34A,34Bをそれぞれスライドできるように含んでいる。各駆動ローラ15A,15Bが、駆動シャフト35A,35Bのそれぞれ1つに、一緒に回転するように取り付けられている。これらの駆動シャフトの1つ、ここでは35Aが、モータM1によって、ここでは図示されたギヤ駆動部36を介して直接駆動で駆動される。2つの駆動シャフト35A,35Bはそれ自体は管状で、システムの質量をさらに減少させている。
【0036】
この可変ピッチの差動接続機構30により、ただ1つの前進駆動用モータM1が両方のニップ17A及び17Bを正方向に駆動できるペーパの位置合わせシステムが可能にされる。モータM1だけが、ペーパを順方向に前進させる必要なパワーを持つ必要があり、一方第2のより小さいモータM2はシートを前方に駆動する必要はなく、シートのスキューを補正するように差動システム30を動作させるに十分なパワーを提供する必要があるだけである。その差動システム30は小形、正確、安価であり、動作するためにわずかなパワーしか必要としない。単に短い線形移動を提供するいずれかの多数の可能で単純な機構によって、差動システムを動作させることができる。例えば、図1及び図2では、モータM2は所望の量だけ対向するカム37A,37Bを回転させて、管状のスリーブ32を横方向に移動(その突き出たフランジ又はアーム32Cとの係合により)させ、スロット32Bの角度により2つのピン34A,34Bの相対的な角度位置を変化させ、これにより、それら2つのシャフト35A,35Bの相対的な角度位置をそれに対応して変化させ、その結果、一方の駆動ローラ15Bを他方の駆動ローラ15Aに対して差動的に回転させて、2つのニップ間の差だけシート12の所望のスキュー補正を提供する。けれども、両方のローラ15A及び15Bは、そうでない場合は、同じモータM1により継続的に駆動されて、シート12を処理方向に同じ速度で駆動する。その理由は、スリーブ32が、共有するスリーブ32のスロット32A及び32B内で係合されたピン34A及び34Bにより、シャフト35Aをシャフト35Bに接続し、駆動力をシャフト35Aからシャフト35Bに伝達するからである。
【0037】
図3の別の実施形態22は、差動式スキュー補正機構の別の駆動部を示している点のみが異なっている。ここでモータM2は、リードスクリュー22Aを選択的で双方向的に回転させるようにコントロールされる。このスクリューは、スライドする管状のスリーブ32の同じフランジ又はアーム32Cに係合しそれを対応する横方向の距離だけ移動させる。
【0038】
この図1、図2、及び図3の螺旋スロット式のスキュー補正装置をより詳細に説明するために言い換えると、前方シート駆動用モータM1は、システム20又はプリンタ10のベース又はフレームに取り付けられる。図示のように、モータM1は、第1の駆動用ニップ17Aのアセンブリー上の駆動ギヤを駆動する、モータM1のシャフト上にピニオンギヤを有するギヤ駆動体36を備えている。その第1の駆動用ニップのアセンブリーは、駆動シャフトチューブ35A、ベアリング、駆動ギヤ、及びシャフト35Aの一端に取り付けられたシート駆動用ホイール15A、及びその他端の半径方向に突き出たピンから構成している。対向するニップ17Bのアセンブリーは同様であるが、駆動ギヤを必要としない。対向するアイドラ16A,16Bは、必要な場合は適当なスプリングの垂直力手段を用いて、デッドシャフト(dead shaft)上に伝統的に取り付けられる。必要なら、アイドラをペーパ経路及びペーパ経路の上に取り付けられた2つのニップアセンブリーの下側に搭載して、素子を垂直方向に逆にすることができる。
【0039】
前述したように、螺旋スロット式の差動駆動チューブ又はスリーブ32は、両方の駆動チューブ35A,35Bの内端上を(前後に)スライドするように取り付けられる。この駆動チューブ32はスロット32A,32Bを有し、2つの対向するニップアセンブリー上で半径方向に突き出たピン34A,34Bを受け入れている。スロット32A,32Bの幅は、ピン34A,34Bの直径よりわずかに大きいだけである。1つのスロット、ここでは32Aは直線であり、駆動チューブ32の中心線に並列に整列される。他のスロット、ここでは32Bは、駆動チューブ32の中心線に対して鋭角でやや螺旋状に製造される。
【0040】
第1のニップ駆動アセンブリーのシャフト35Aから突き出たピン34Aは、モータM1が発生したトルクを駆動伝達チューブ32に伝える。この駆動伝達チューブ32は、次に、そのトルクをピン34Bを介して第2のニップ駆動アセンブリーに送る。これにより、2つのニップ駆動部が同じ回転速度で動作する。けれども、その動作を妨げずに、螺旋スロット式の駆動チューブ32の単純な軸移動によって、第2のニップアセンブリーの位相を第1のニップアセンブリーに対して調整することができる。螺旋形のスロット32Bは半径方向に取り付けられたピン34Bを変位させ、これにより、第2のニップアセンブリー全体をタンジェント方向に変位させる。これにより、第1及び第2の駆動用ニップ17A,17Bの相対的な位相が調整され、このようにして、これらのニップが捕らえたシート12に対してスキューが加えられる。
【0041】
定期的(シートごとの後、若しくはいくつかのシートの後、又は必要な場合)に、螺旋スロット式駆動チューブ32は、それが一方の側面に、すなわちその横方向の終端ストップに遠く行かないように、ピンをそれらのスロットの中心に位置させることにより、再度そのホーム位置の中心に置かれる。この横方向の終端ストップは、本願ではスロット32A,32Bによって定義される。このことは、ニップ内にシート12がない場合は、シートの間で行う必要がある。
【0042】
ここで図6に戻る。図6はスキュー補正のみならずシートの側方位置合わせを提供する一体化されたペーパ位置合わせシステム50の1つの実施例であり、図1〜図3のシステム20及び22に関連して前に説明した同じ基本的な種類のスキュー補正システム24及びその利点を採用している。その対応する共通の構成部品には、同じ番号が付けられている。
【0043】
前述したように、側方位置合わせをスキュー補正システムに追加することは、これまでは一般に、スキュー補正システム全体の横移動用のカートリッジ及びその重い二重のサーボモータ及び/又は側方位置合わせとスキューシステムとの間の面倒なカプリングを使用することが必要であった。さらに前述したように、従来のTELER形のシステムは、3つの独立にコントロールされる大きなモータを使用して、ペーパを全ての3つの軸(処理方向、横方向及びスキュー方向)上で位置合わせしていた。そのようなTELERシステムでは、2モータ式でスキュー補正及び処理方向のシートコントロールを行うシステムが、シートの側方位置合わせをするために横方向に動作される相互に移動可能なカートリッジ上に搭載され、このカートリッジの動作には別個の第3の大きなモータを必要とする。対照的に、前述し、また以下に説明するスキュー補正システムは、ペーパを順方向に前進させる1つのモータと、2つのニップ間の位相を調整する差動機構によってスキューを補正するはるかに軽い第2のより小形のモータ及び比較的軽い差動伝達部とだけを必要とする。たとえスキュー補正システム全体の質量が側方位置合わせのために横方向に移動されている場合でも、これにより全体の質量が軽減される。しかしながら、そのような統合されたスキュー補正及び側方位置合わせの一体形システムのさらに好ましい特徴が、図6に示されまた本願で説明されるように提供される。
【0044】
図6のこの一体形3軸式シートコントロールシステム50は、横方向のキャリッジを用いて移動するためのスキュー用モータ及び/又は処理用モータを必要とせずに、シートの横方向補正とスキュー補正とを切り離している。これにより本願では、スキューシステム用モータM2、横方向駆動用モータM3、及び処理又は前方シート送り用モータM1を全てベース又はフレーム上に固定して取り付けることができる。それにより横方向のキャリッジの質量がはるかに軽量にされ、横方向のアクチュエータをより小さく及び/又は応答時間をより早くすることができる。
【0045】
スキュー及び処理の動作に横方向の動作を加えることは、軸(横軸)方向のニップ及びそれらのシャフトの移動が必要である。スキュー用モータがベースに固定して取り付けられ、螺旋スロット式駆動チューブ32に直接接続される場合、側方位置合わせするためのシステムの横方向の動きが、螺旋スロット式駆動チューブ32の意図しない結合された相対的な変位を伝えて、結果としてスキューエラーが発生する。
【0046】
具体例としての図6の側方位置合わせ及びスキューの動きを切り離す装置を参照する。単一のベルト又はケーブル52の1つの湾曲した端部は、横移動駆動用モータM3のシャフトによって駆動される。このモータM3は、装置のベース又はフレームに取り付けられる。ケーブル52は、図6に示すように、プーリのセットを通して引き回され、横方向用モータM3のシャフトのプーリに戻る。横方向動作に使用されるシャフトシステムは、横方向クランプ54を用いて、横方向用モータM3の近くのケーブルに取り付けられる。螺旋スロット式駆動チューブ32と係合しているスキュー用ガイド55も、ケーブル52の別の部分に取り付けられる。ここではスキュー用モータM2は、リードスクリューの駆動部を通してケーブルの2つの湾曲部に対する2つのプーリを搭載するスキュー用キャリッジ56を移動させる。このスキュー用モータM2はベースに取り付けられ、横方向に動く必要はない。リードスクリュー動作のスキュー用キャリッジ56が図示されているが、カム又は他の動作機構を使用することもできる。
【0047】
横方向用モータM3が動作するとケーブル52が移動し、横方向クランプ54の接続体によりシャフト35A及び35Bがそれらのフレームスリップ用ベアリング内で横方向に移動するが、横方向クランプ54とスキュー用ガイド55との間のケーブル52の長さは変化しない。このため、ピン34A,34Bが付いた螺旋スロット式駆動チューブ32の相対位置は維持され、スキューは側方位置合わせの移動により影響されない。アイドラ16A,16Bのシャフトは、アイドラもローラ15A,15Bと同様に横方向に移動するように相互接続部材56に接続されるため、ニップ17A及び17Bが横方向に移動する。事実上、相互接続部材32及び56を含むこれらのシャフトはU字形に構成され、モータM3によってトロンボーンのチューブのように横方向に移動することができる。
【0048】
スキュー補正に関しては、スキュー用モータM2が動作するとスキュー用キャリッジ56が上下に移動され、このため、横方向クランプ54とスキュー用ガイド55との間のケーブル52の長さが変化される。このことは、結果として螺旋スロット式駆動チューブ32を相対的に移動させて、前述したようなスキュー動作を行わせるが、横方向のニップ位置すなわちシートの位置に影響を与えることはない。
【0049】
図6では、主駆動用モータM1もフレームに取り付けられるため、シートを側方位置合わせするために横方向に移動される質量の一部となる必要はないことも分かる。そのことは、ギヤ駆動部36内の駆動されるギヤ36Aの幅によって可能にされ、これにより、駆動されるギヤ36Aを駆動する係合を失わずに駆動するギヤに対してそのシャフト35Aと共に横方向に移動させることができる。システム50では、3つのモータM1,M2及びM3の全てを固定することができ、前述した素子のみを除いて、いずれも横方向に移動する必要がないことが分かる。このことは、シートを側方位置合わせするための移動質量及び必要とされる移動パワーを大いに減少させる。
【0050】
全てのモータを装置のフレームに取り付けることによって、システムの剛性が増加され、電気的接続が向上される。さらに、移動するカートリッジ又はフレームは、どちらも必要とされないことが分かる。このことは、質量と横方向用モータに対するパワーの要求事項とをさらに減少させ、より容易な又はより早い加速及び減速を可能にする。
【0051】
ここで、図4及び図5の2つの付加的な別のスキュー補正システムの実施形態25及び26を説明する。
【0052】
図5は、螺旋ギヤ式スキュー補正システム26を示している。前進駆動用モータM1がフレームに取り付けられ、駆動ロール15Aが上に付いたシャフト61を駆動する。それらの両方は、シート前進用モータM1が直接駆動の実施形態のため、ここではモータM1と同じ角速度で回転する。その同じシャフト61は、そのシャフトの反対側の端部に、スキューシステム60の差動駆動ギヤ63と噛み合うギヤ62を有している。この第1の対の連動ギヤ62,63は、直線(非螺旋)ギヤ又はその逆とすることができる。ここでは、第2のセットの連動ギヤ64,65は螺旋形である。その第2のセットの連動ギヤ64,65は、第2の駆動ロール15B及びその独立して回転可能なシャフト66によって提供される。このシャフト66は、駆動ロール15Bと共に回転するようにそのシャフト66上に取り付けられた(連動する対の螺旋形ギヤの)螺旋形ギヤ64を有している。
【0053】
螺旋形ギヤのセットの第2のギヤ65と直線ギヤのセットの第2のギヤ63とが、スキュー用シャフト67の両端に固定される。このスキュー用シャフト67は、スキュー用モータM2によって、ここではリードスクリュー68の駆動部によって軸方向に変位可能(動きの矢印に注意のこと)なベアリング上に取り付けられる。
【0054】
この図5の螺旋ギヤ式スキュー補正装置60及びスキュー補正システム26の動作をさらに説明する。スキュー用シャフト67の軸方向の変位が一定に保たれる場合、ニップ17A及び17Bの角速度は、その接続によって同様に駆動され、モータM1の角速度に等しい。これにより、シート12が順方向に送られる。しかしながら、スキュー用モータM2によるスキュー用シャフト67の軸方向の変位がニップ17A及び17Bの相対的な角度位置を変化させ、これにより、シート12に対するスキュー補正を行う。
【0055】
スキュー補正には予測可能な関連した前方への変位があり、この変位を前進用モータM1の駆動速度におけるわずかな変化によって補正することができることに注意されたい。定期的(シートごと、数枚のシートごと、又は必要な場合)に、スキュー用シャフト67は、シートがニップ内にない場合は、モータM2をさらに動作させることによりシャフト67がその終端ストップに行かないように、そのホーム位置の中心に戻される。前進用モータM1の寸法は、ペーパ速度及び対抗するトルク(シート12の上流又は下流のシートバッフル14への引っ張りなど)によって決定される妥当な寸法でなければならない。スキュー用モータM2は、そのトルク及び速度についての要求事項が小さいため、寸法が小さく安価なモータとすることができる。
【0056】
図4は、別の差動駆動式のスキュー補正装置25を概略的に示している。前進用モータM1は前進用パワーをニップ17Aと、差動駆動式ギヤボックス71及び反転ギヤ72を介してニップ17Bとに伝える。差動式駆動部は市販されており高価ではない。差動駆動部71へのスキュー直線用シャフト73はモータM2によって駆動され、差動駆動部71の入力及び出力シャフト、これにより、ニップ17A及び17Bの相対的な角度位置を調整する。そのため、ペーパのスキュー補正をこのように実現することができる。このシステム25では、再度中心に位置させる動作は必要ではないことに注意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一体化されたスキュー補正及び側方位置合わせシステムの一部である、二重ニップ用単一駆動モータ付きの自動的な差動式スキュー補正システムの実施形態の、例示的なプリンタのペーパ経路の横方向の部分的な概略平面図である。
【図2】 図面を明確にするためにシート用バッフルを取り除いた、図1の実施形態の底面図である。
【図3】 図1及び図2の実施形態とは差動アクチュエータがやや異なる第2の実施形態の平面図である。
【図4】 異なる差動部を有する第3の異なる実施形態を概略的に示す平面図である。
【図5】 螺旋形のギヤ付きの異なる差動部を有する第4の異なる実施形態を部分的概略的に示す平面図である。
【図6】 一体化した側方位置合わせシステムの1つの実施形態を有する図1〜図3のシステムと同様の、スキュー補正システムの例示的な組合わせを部分的概略的に図示する平面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ、12 シート、14 バッフル、15A,15B シート駆動ローラ、16A,16B アイドラローラ、17A,17B ニップ、32 スリーブ、32A,32B スロット、32C アーム、34A,34B ピン、35A,35B 駆動シャフト、36 ギヤ、37A,37B カム、M1 前方シート駆動用モータ、M2 スキューシステム用モータ、M3 横方向駆動用モータ。
Claims (9)
- 横方向シート位置合わせシステムと、横方向に離れて配置された正方向に駆動される第1及び第2のシート送り用ニップを用いて、シートをシート経路内で前方に送りながら前記シートのスキュー回転を発生するためのシートスキュー補正及びシート前方送りシステムとが結合され、前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムは、前記シートの回転を引き起こすために、前記第1及び第2のシート送り用ニップを駆動する場合に選択的に差を提供し、前記横方向シート位置合わせシステムは、前記第1及び第2のシート送り用ニップを横移動させるものである総合シート位置合わせシステムであって、改良が、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの間に動作的に接続され、前記シートのスキュー回転を引き起こす差動駆動システムと、
前記シートを前記シート経路内で前方に送るために、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの少なくとも一方には前記差動駆動システムを介して動作的に接続され、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、前記シートを前記シート経路内で前方に送る単一の前進駆動用モータと、
を含み、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記正方向の駆動動作を中断することなく、また前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムと干渉せずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させ、
前記差動駆動システムは、
それぞれに駆動ローラが設けられる2つの駆動シャフトであって、それぞれが端部に突起ピンを有し、いずれかの駆動シャフトが前進駆動用モータと接続される2つの駆動シャフトと、
各駆動シャフトを同軸に接続する管状でスリーブ状の接続体であって、前記2つの突起ピンがその中をスライド可能な2つのスロットを有するスリーブ状接続体と、
スリーブ状接続体を駆動シャフトの軸方向に移動させる移動装置と、
を有し、
2つのスロットのうち少なくとも1つは駆動シャフトの軸方向に対し角度が付けられていることを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 横方向シート位置合わせシステムと、横方向に離れて配置された正方向に駆動される第1及び第2のシート送り用ニップを用いて、シートをシート経路内で前方に送りながら前記シートのスキュー回転を発生するためのシートスキュー補正及びシート前方送りシステムとが結合され、前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムは、前記シートの回転を引き起こすために、前記第1及び第2のシート送り用ニップを駆動する場合に選択的に差を提供し、前記横方向シート位置合わせシステムは、前記第1及び第2のシート送り用ニップを横移動させるものである総合シート位置合わせシステムであって、改良が、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの間に動作的に接続され、前記シートのスキュー回転を引き起こす差動駆動システムと、
前記シートを前記シート経路内で前方に送るために、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの少なくとも一方には前記差動駆動システムを介して動作的に接続され、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、前記シートを前記シート経路内で前方に送る単一の前進駆動用モータと、
を含み、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記正方向の駆動動作を中断することなく、また前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムと干渉せずに、前記第1及び第 2のシート送り用ニップの両方を横移動させ、
前記差動駆動システムは、
移動装置によって横方向に移動可能で、螺旋形にスロットが付けられたスリーブ状接続体であって、前記シート送り用ニップの横方向に離れて配置された駆動ローラを支持する分割された同軸の駆動シャフトの端部にスライド可能に搭載されるスリーブ状接続体を有し、
スリーブ状接続体のスロットは、同軸の駆動シャフトのそれぞれの端部から突き出る突起ピンをスライド可能に含むことを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 横方向シート位置合わせシステムと、横方向に離れて配置された正方向に駆動される第1及び第2のシート送り用ニップを用いて、シートをシート経路内で前方に送りながら前記シートのスキュー回転を発生するためのシートスキュー補正及びシート前方送りシステムとが結合され、前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムは、前記シートの回転を引き起こすために、前記第1及び第2のシート送り用ニップを駆動する場合に選択的に差を提供し、前記横方向シート位置合わせシステムは、前記第1及び第2のシート送り用ニップを横移動させるものである総合シート位置合わせシステムであって、改良が、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの間に動作的に接続され、前記シートのスキュー回転を引き起こす差動駆動システムと、
前記シートを前記シート経路内で前方に送るために、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、
前記第1及び第2のシート送り用ニップの少なくとも一方には前記差動駆動システムを介して動作的に接続され、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を正方向に駆動するように、これらに動作的に接続され、前記シートを前記シート経路内で前方に送る単一の前進駆動用モータと、
を含み、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記正方向の駆動動作を中断することなく、また前記シートスキュー補正及びシート前方送りシステムと干渉せずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させ、
前記差動駆動システムは、
それぞれに駆動ローラが設けられ、同軸に配置され、一方側の駆動シャフトが前進駆動用モータと接続される2つの駆動シャフトと、
2つの駆動シャフトのそれぞれに接続される2つの歯車であって、いずれか一方が平歯車であり、他方が螺旋歯車である2つのシャフト接続歯車と、
平歯車に噛み合う歯車を一方端に有し、螺旋歯車に噛み合う歯車を他方端に有するスキューシステムシャフトと、
スキューシステムシャフトを駆動シャフトの軸方向に移動させる移動装置と、
を有することを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記横方向シート位置合わせシステムは、
前記単一の前進駆動用モータを横方向に移動させずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させることを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記差動駆動システムを動作させる前記移動装置を横方向に移動させずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させることを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項5に記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記移動装置として横方向駆動用モータを含み、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記横方向駆動用モータを横方向に移動させずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させること、
を特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項1に記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記横方向シート位置合わせシステムは、横方向駆動用モータを含み、
前記横方向シート位置合わせシステムは、前記横方向駆動用モータ及び前記単一の前進駆動用モータ及び前記シートを側方位置合わせする場合にはそれに用いられる側方移動駆動用モータのいずれのモータをも横方向に移動させずに、前記第1及び第2のシート送り用ニップの両方を横移動させること、
を特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記シート経路は、プリンタのシート経路であり、
前記シートは、自動的にスキュー補正及び横方向位置合わせされるもろい画像形成可能なプリント基体のシートであることを特徴とする総合シート位置合わせシステム。 - 請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の総合シート位置合わせシステムであって、
前記差動駆動システムは、差動駆動用モータを含み、
前記差動駆動システムは、前記シートが前記第1及び第2のシート送り用ニップの中にないときに、前記差動駆動用モータによって自動的に中心位置に置かれること、
を特徴とする総合シート位置合わせシステム。
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