JP4113357B2 - 燃料遮断電磁装置を有するキャブレータ - Google Patents

燃料遮断電磁装置を有するキャブレータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、小型エンジン用キャブレータに関し、より詳しくは、燃料遮断電磁装置 fuel shut off solenoid device を有するキャブレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
発明の背景
小型エンジンのキャブレータ内における種々の燃料流を制御するために、電磁装置を使用することは知られている。ある特別な用途では、キャブレータの燃料遮断電磁装置を使用し、点火スイッチが切られている時に、燃料がキャブレータの混合路に入るのを妨げ、エンジン・ディーゼリングを防止する。点火スイッチがオンの時は、電磁装置が作動可能であり、後退位置に保たれる。その後退位置では、燃料は、燃料ボウルから、燃料が空気と予め混ざる主チューブ又はノズルを通って、キャブレータ混合路に流れて、より多い空気と混ざる。点火スイッチがオフの時は、電磁装置は切れて、電磁装置のシャフトの先端頭部が上部に延びていて、それにより燃料ボウルを主チューブから切り離して、燃料流を効率良く遮断する。
【0003】
電磁装置は、キャブレータボディの下に、概して鉛直に置かれる。電磁装置のケースに形成される電磁チャンバが、燃料ボウルの下に、普通、配置される。電磁装置のシャフトの前記先端頭部が伸びる時には、前記装置のシャフトは電磁チャンバから上向きに動いて、その頭部は、主チューブの底側と係合することで、燃料の流れを遮断する。電磁チャンバがキャブレータの燃料ボウルの下に配置され、そして、電磁装置のケースとシャフトとの間に間隙があるので、燃料は電磁チャンバ内に重力で侵入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
その侵入する燃料は、通電した電磁装置を冷やすのに有効と考えられるが、通電した電磁装置のコイルから放射される熱が、電磁チャンバ内の燃料を蒸発させる。電磁弁により生じた熱は燃料を熱して、蒸気泡を発生させて、その泡は主ノズルを通って上昇して、二行程エンジンの安定した円滑な運転を阻害する。前記泡は燃料と空気の混合に影響を与えて、エンジンのアイドリング運転を著しく乱す。従って、この発明は燃料蒸気が液体燃料内に注入されない燃料遮断電磁装置を有するキャブレータを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
キャブレータのボディは、その内部側壁が、燃料遮断電磁装置の上に配置した混合または下側チャンバを形成する。一定レベルの燃料を有する燃料チャンバは、キャブレータボディの外側又は下側に係合する燃料ボウルにより形成される。燃料は、燃料チャンバと下チャンバとの間をつなぐオリフィスを通って流れる。下側チャンバは、細長い主チューブ又はノズルに通じ、下側チャンバから縦方向上向きに延びる濃い燃料ボアを形成し、横方向には混合路に通じる。主チューブは、その下端に係合面を有し、その下端は下向きに径方向外側に広がり、下側チャンバの側壁と係合する。
【0006】
燃料遮断電磁装置はケースを有し、そのケースはキャブレータの部とねじ係合する。ケースは、伸縮シャフトを収容する電磁チャンバを形成する。そのシャフトの先端にある頭部は、ケースの上部に位置している。この電磁装置チャンバはこれを通って流れる燃料を含有することで電磁コイルを冷却することができる。そのシャフトは、電磁チャンバ内に鉛直に配置され、そのシャフトを囲む内部縁から、そのケースの外側面を通って上に伸びている。ワッシャがその外側面上に、シャフトを囲んで取り付けられる。電気コイルが通電され後退状態になると、シャフトの頭部は、ワッシャのその外側面と係合する。ケースの外側面は、ワッシャの内側面または反対面と係合する。
【0007】
シャフトの頭部は、円環の後面 trailing surface を有する。その後面は、シャフトの表面の内側周縁から外縁に径方向外側に延びている。その頭部の後面は、ケースの外側面と対向している。その後面の外縁は、ワッシャの穴の直径より大きい直径を有する。
【0008】
そのシャフトとケースの内側縁とに間には径方向間隙が設けられる。燃料はその間隙を通って、キャブレータボディと電磁チャンバとの間を流れる。通電されると、燃料遮断電磁装置は、電磁チャンバ内の燃料を加熱しやすく、それにより、蒸気泡を生じて、アイドリング時のキャブレータの燃料混合気に影響を与える。その頭部の後面と、電磁装置の内側縁面との間における、ワッシャの係合は、燃料蒸気気泡が電磁チャンバから下チャンバに入るのを部分的に阻止又は止める。
【0009】
この発明の目的・特徴・優位性には、燃料蒸気が電磁チャンバからキャブレータボディの下側チャンバに侵入するのを止めることを含み、エンジンの円滑な運転、それはエンジンのアイドリング状態で顕著であり、堅固で耐久性があり、経済的に製作・組み立てができて、有効使用寿命が長いエンジンを可能にする。
【0010】
この発明のこれら及び他の目的・特徴・優位性は、好適実施例と最適様態の以下の詳細な記載と、請求項の記載と、添付図とにより明らかにされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図を詳細に説明すると、図1はこの発明を具現するキャブレータ10を図示し、混合路14を有するキャブレータボディ12を備え、混合路14を通って空気が矢印の方向に流れる。混合路14の空気入口部16は、フィルタユニット(図示せず)の下流に位置する。空気入口部16はピボット( pivoting チョーク板18を収容し、チョーク板18は混合路14の長手方向に垂直なピボット軸19 pivotal axis を有する。チョーク板18は冷エンジン始動状態ではほぼ閉じていて、空気の吸気を制御又は制限する。空気入口部16の下流には、混合路14の(空気と燃料の混合物の)出口部がある。その出口部は、チョーク板18と同様にピボットスロットル板20を収容するが、運転中エンジンに流入する燃料・空気混合気の量を制御する。エンジンの運転状態では、空気入口部16での空気圧は、大気圧から空気フィルタ(図示せず)前後の圧力降下を引いた値に近い。
【0012】
図1、2を説明すると、混合路14の長手方向または軸は水平であるのが好ましい。燃料ボウル22が下側からキャブレータボディ12に係合することで、それらの間に、燃料チャンバ24を形成する。燃料チャンバ24は、フロート機構( float mechanism により燃料を一定レベルに保つ。運転状態では、燃料は、燃料チャンバ24からオリフィス30を通って、キャブレータボディ12の下側チャンバ26に流れこむ。キャブレータボディ12の(好ましくは、円筒の)側壁28は、部分的に下側チャンバ26を形成する。オリフィス30は、側壁28を通って、キャブレータボディ12の分割部を貫通して、図2、4に示すように、燃料チャンバ24と下側チャンバ26との間を連通する(即ち、つなぐ)
【0013】
非アイドリング状態でのエンジンの運転中は、燃料と空気が負圧により、下側チャンバ26から細長いチューブ又はノズルチューブ34により形成された燃料ボア32を通って、チョーク板18とスロットル板20との間の混合路14に流れる。主チューブ34の上端部38は、混合路14内にほぼ垂直に伸びている。主チューブ34の外側面36は、主チューブ34の上端部38で、キャブレータボディ12に係合する。キャブレータボディ12と主チューブ34とは、下側チャンバ26の上側に、主チューブ34の上端部38の下に、上側円環チャンバ40を形成する。主チューブ34は下端42を有し、下端42は、径方向外側に広がっていて、上側円環チャンバ40の下でキャブレータボディの側壁28とシールするように係合(すなわち、密封係合)して、下側チャンバ26を上側円環チャンバ40から分離する。下側チャンバ26は、一般的には燃料で満たされ、上側円環チャンバ40は、エンジンの定常運転状態の間、約半分だけ満たされる。
【0014】
図1に図示したように、空気がチョークボア44を通って上側円環チャンバ40に入る。チョークボア44は、チョーク板18の下流で、主チューブ34の上端部38から上流で、混合路14の空気入口部16に通じる。運転状態では、上側円環チャンバ40は、大気圧より少し低く、燃料と空気が、下端42付近で主チューブ34の壁を貫通する複数の横方向孔 traverse hole 46を通って、上側円環チャンバ40から燃料ボア32内に流れる。濃い燃料・空気混合気が燃料ボア32を通って、混合路14に流れて、空気が付加されて混ざる。運転状態では、燃料ボア32は大気圧以下であり、チョークボア44と上側円環チャンバ40と複数の孔46との組み合わせによる機能により(燃料ポンプとして)、燃料を燃料チャンバ24から混合路14に流して、チョーク板18と枢動スロットル板20との間で空気流に混ぜる。
【0015】
エンジンのアイドリング運転状態の間は、燃料は、燃料ポンプではなく、吸気マニホールド(図示せず)によりもたらされた真空状態により、燃料ボア32の下部からアイドリング用燃料供給チューブ48内に流れる。燃料供給チューブ48は、チョーク板18とスロットル板20の間で、混合路14を横切って延び、上端部38を通って主チューブ34内へ概して長手方向に延びている。燃料供給チューブ48の先端又は吸入ノズル端50は、主チューブ34の広がった下端42の少し上まで延びている。
【0016】
図2〜4について説明すると、運転中のエンジンの点火を止めると、燃料遮断電磁装置52は、オリフィス30からの燃料流を、燃料ボア32から切り離して、それによりエンジン・ディーゼリングを防止する。電磁装置52は、下側からキャブレータボディ12に取り付けられ、シャフト54を有する。そのシャフト54は、通電した又は後退位置56(図2参照)から鉛直に、非通電又は伸張位置58(図1参照)に、下側チャンバ26内を動く。シャフト54の中央部は、電磁装置52のケース62の外側面60を通って動く。組み立てられると、外側面60は下側チャンバ26の底部を形成し、ケース62はシャフト54の主要部を収容する電磁チャンバ64を形成する。電気コイル66はケース62内に収容され、電磁チャンバ64の外に巻かれている。
【0017】
電気コイル66が通電されると、シャフト54は後退位置56に動かされて保持され、燃料は下側チャンバ26から燃料ボア32に自由に流れる。一方、電気コイル66が非通電状態になると、シャフト54は、伸張位置58に動かされて保持される。伸張されると、頭部68は、シャフト54の先端で、その下の方に(頭部と)対向して配されている下側係合面(係合面とも称する)70に係合する。下側係合面70は、主チューブ34の下端42径方向広がって形成される。アイドリング用燃料供給チューブ48のノズル端50は、頭部68の少し上に吊されている。それ故、燃料流は、頭部68が下側係合面70に係合している時も、アイドリング用燃料供給チューブ48から完全には切り離されてない。勿論、合理的な製作コストで許容誤差範囲で、頭部68により、主チューブ34に加えて、吸入ノズル端50を密封することが好ましい。
【0018】
燃料は、下側チャンバ26から間隙72を通って電磁チャンバ64内に侵入する。間隙72は、ケース62の外側面60内側縁74と、シャフト54の円筒面75との間に径方向に形成されている。電磁チャンバ64内の燃料は、運転中エンジンにおいて、一定に通電された電磁装置52を冷却する。
【0019】
シャフト54の頭部68は、横方向外側に広がって、後面76を形成する。後面76は、好ましくは円環状であり、シャフト54の内側周縁78(シャフト54の円筒状表面75に符合する)と、径方向に拡大した頭部68の外縁80との間で、径方向に形成される。好ましくは、後面76はケース62の外側面60と略平行である。シャフト54が後退位置56にある時、後面76が外側面60に密封係合して、蒸発した燃料又は泡が電磁チャンバ64から下側チャンバ26に逃げるのを防止する。
【0020】
図3、5、6を説明すると、使用状態で、電気コイル66により電磁装置52内に熱が発生すると、電磁チャンバ64内に蒸気泡が生じる。ケース62の頭部68と電磁装置52のケース62との間が密封係合しないと、大きな泡が間隙72を通って下側チャンバ26内に放出されて、(運転中の)アイドリング状態のエンジンを不安定にする。係合シール(密封)を完全にするために、好ましくは、ワッシャ82が、頭部68とケース62の外側面60とに間にシャフト54の回りに設けられる。ワッシャ82は、シャフト54の内側周縁78より少し大きい内側周縁84を有する。これにより、ワッシャ82は、シャフト54の進退動作を邪魔することなく、シャフト54を自由に上下に動かすことができる。しかし、内側周縁84は、頭部68の外縁80より小さい。従って、シャフト54が後退位置56のときは、後面76はワッシャ82の上面と係合し、ワッシャ82の下面はケース62の外側面60と係合する。即ち、好ましくは、ワッシャ82の穴86の直径はシャフト54の直径より大きく、頭部68の後面76の外径より小さい。
【0021】
好ましくは、頭部68はエラストマーグロメットであり、ワッシャ82は、プラスチックのような低熱容量の耐食性物質であり、ケース62の外側面60を密封する。
【0022】
この発明のある実施例では、ビクロン社製の燃料遮断電磁弁(ウォルブロエンジン社:部品番号76−521)を使用し、ウォルブロエンジン社製キャブレータアセンブリ(部品番号LMK−106)を使用し、ワッシャ82の内側周縁84で形成される中央穴86は、0.136インチ(0.345cm)±0.005インチ(0.013cm)の直径88である。ワッシャ82の外径90は、0.300インチ(0.762cm)±0.005インチ(0.013cm)であり、ワッシャ82の厚さ92は、0.031(0.079cm)インチ±0.003インチ(0.008cm)である。ワッシャはプラスチック製である。
【0023】
ここに開示したこの発明の様態は、現在好ましい実施例であり、多くの他の様態が可能である。例えば、頭部68の後面76又はエラストマーグロメットが、電磁装置52の外側面60を直接密封することで、ワッシャ82を省略することができる。しかし、ここでは、この発明のすべての可能様態又は変化例を述べることは意図しない。また、ここで使用した術語は、発明を限定するものではなく、説明のために記載している。種々の変化例がこの発明の範囲内で可能であることが分かる。
【0024】
【発明の効果】
この発明により、燃料蒸気が電磁チャンバからキャブレータの下側チャンバに侵入するのを止めることができ、エンジンの円滑な運転を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるキャブレータの断面図である。
【図2】 図1の線2−2に沿ったキャブレータの部分断面図である。
【図3】 そのキャブレータの燃料遮断電磁装置の断面図である。
【図4】 図2の線4−4に沿ったキャブレータの部分断面図である。
【図5】 燃料遮断電磁装置のワッシャの頂面平面図である。
【図6】 そのワッシャの側面図である。
【符号の説明】
10 キャブレータ
12 キャブレータボディ
14 混合路
16 空気入口部
18 チョーク板
20 スロットル板
22 燃料ボウル
24 燃料チャンバ
26 下側チャンバ
28 側壁
30 オリフィス
32 ボア
34 主チューブ
36 外側面
40 上側円環チャンバ
44 チョークボア
48 アイドリング用燃料供給チューブ
52 電磁装置
54 シャフト
56 後退位置
58 伸張位置
60 外側面
62 ケース
64 電磁チャンバ
66 電気コイル
68 頭部
70 下側係合面
72 間隙
74 内側縁
76 後面
78 内側周縁
80 外縁
82 ワッシャ

Claims (13)

  1. 主チューブを有するキャブレータ用の燃料遮断電磁装置であって、
    前記主チューブの下に配置された、外側面と内側縁とを有するケースと、
    前記外側面の下に前記ケースにより形成された電磁チャンバと、
    前記電磁チャンバ内に配置され、前記ケースの内側縁の内側に前記ケースの外側面を貫通して延在するシャフトと、
    前記シャフトの先端に配置されている頭部と、
    前記電磁チャンバから孤立した状態で前記ケース内に収容され、前記電磁チャンバと軸方向に整列して配されている電気コイルと、
    前記シャフトと前記ケースの前記内側縁との間に径方向に形成された、電磁チャンバに通じる間隙と、
    を有する燃料遮断電磁装置において、
    前記頭部が、前記ケースの前記外側面と前記主チューブとの間に位置し、外縁と内側周縁と後面とを有し;
    前記頭部の後面が、前記外縁から前記内側周縁まで延在し、前記ケースの前記外側面に対向して配置され;
    前記頭部の外縁が、前記ケースの前記内側縁より大きい直径を有し;
    前記電気コイルが通電した時に、前記シャフトが、伸張位置と後退位置との間を移動するように設けられ;
    前記シャフトが伸張位置にある時には、燃料が前記電磁チャンバの内部に流れ、前記主チューブへの燃料の流入が遮断され、そして、前記シャフトが後退位置にある時には、前記頭部の前記後面が前記ケースの前記外側面を密封し、前記電磁チャンバからの燃料蒸気の流出が少なくとも部分的に遮断される
    ことを特徴とする燃料遮断電磁装置。
  2. 前記シャフトが、前記コイルの非通電時には伸張位置にあり、前記コイルの通電時には後退位置にあることを特徴とする請求項1記載の燃料遮断電磁装置。
  3. 前記シャフトの前記頭部と前記ケースの前記外側面との間にワッシャが軸方向に配置され;前記ワッシャが孔を形成する内側円周縁を有し;前記シャフトが前記孔を通って延設され;前記ワッシャの前記内側円周縁が前記頭部の外縁より小さい直径を有し;前記シャフトが後退位置にある時に、前記ワッシャが前記頭部の前記後面と前記ケースの前記外側面との間密封係合することを特徴とする請求項2記載の燃料遮断電磁装置。
  4. 前記シャフト鉛直に配置され、前記シャフトが後退位置から伸張位置に動くと、前記頭部が上方に動くことを特徴とする請求項3記載の燃料遮断電磁装置。
  5. 前記頭部の前記後面と、前記ケースの前記外側面と、前記ワッシャと、前記シャフトとが互いに同心状に配置されていることを特徴とする請求項4記載の燃料遮断電磁装置。
  6. 前記頭部が、エラストマー樹脂で構成されていることを特徴とする請求項5記載の燃料遮断電磁装置。
  7. 前記ワッシャが、プラスチック製であることを特徴とする請求項6記載の燃料遮断電磁装置。
  8. 前記シャフトが伸張位置にある時に、前記ワッシャが、前記シャフトに沿って軸方向に動き得ることを特徴とする請求項7記載の燃料遮断電磁装置。
  9. キャブレータボディと、
    前記キャブレータボディに配置され、前記キャブレータボディの側壁と前記ケースの前記外側面とにより形成された下側チャンバと、
    前記キャブレータボディに設けられている燃料ボウルにより形成された燃料チャンバと、
    前記キャブレータボディにより形成された、前記燃料チャンバと前記下側チャンバとの間を通じるオリフィスと、
    前記キャブレータボディ内に配置され、前記下側チャンバに通じるボアを有する細長い主チューブと、
    前記下側チャンバの一部を形成し、前記主チューブの端部と前記キャブレータボディの前記側壁との間に垂直方向に延在し、前記シャフトが伸張位置にある時に、前記シャフトの前記頭部と係合する係合面と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の燃料遮断電磁装置。
  10. 前記下側チャンバに向かって前記主チューブ内に縦方向に延在するノズル状の端を有するアイドリング用燃料供給チューブを具備したことを特徴とする請求項9に記載の燃料遮断電磁装置。
  11. 前記シャフトの前記頭部と前記ケースの前記外側面との間にワッシャが軸方向に配置され;前記ワッシャが孔を形成する内側円周縁を有し;前記シャフトが前記孔を通って延設され;前記ワッシャの前記内側円周縁が前記頭部の外縁より小さい直径を有し;前記シャフトが後退位置にある時に、前記ワッシャが前記頭部の前記後面と前記ケースの前記外側面との間密封係合することを特徴とする請求項10記載の燃料遮断電磁装置。
  12. 前記頭部が、エラストマー樹脂で構成されていることを特徴とする請求項11記載の燃料遮断電磁装置。
  13. 前記シャフトが伸張位置にある時に、前記ノズル状の端、前記頭部と密封係合することを特徴とする請求項10記載の燃料遮断電磁装置。
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