JP4113158B2 - 攪拌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、無洗米対応の自動炊飯機又は炊飯器単体に採用される攪拌装置に関するものである。
従来、炊飯器と、この炊飯器を載置する載置部及びこの載置部に立設された装置ボックスを備えた支持体と、前記装置ボックスの上部に上下揺動自在に設けられた揺動アームとを備え、前記揺動アームに炊飯器の蓋体が取り付けられた無洗米対応の自動炊飯機がある(特許文献1参照)。
特開2004−65400号公報
無洗米対応の自動炊飯機にあっては、例えば、乾いた無洗米と水加減水とを混合するので、米の塊が生じる場合があり、これがあると炊きムラが生じる等の理由から、内釜に無洗米と水加減水とを投入した後に、無洗米を手で掻き回す作業が必要であるが、これが面倒である。
そこで、蓋体を閉めた状態で炊飯器の内釜内に上下方向の回転軸心回りに回転自在に配置される攪拌部材と、蓋体側に備えられていて前記攪拌部材を回転させる回転部とを備え、攪拌部材を回転させることにより、内釜内の無洗米を掻き回すようにした攪拌装置が考えられている。
前記攪拌装置にあっては、攪拌部材が蓋体側にあると、攪拌部材が内釜と干渉しないように考慮しなければならないばかりか、炊飯後、蓋体を開くときに攪拌部材でご飯を跳ね上げてしまったりする等の問題が生じる。
そこで、回転部と攪拌部材とを係脱自在とし、攪拌部材を内釜内に上下方向の回転軸心回りに回転自在に支持するのがよく、この攪拌装置として、攪拌部材は、回転軸心と直交する方向で且つ回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部と、該支持部から下方に延出する攪拌部とを有し、回転部は、上下方向の軸心回りに回転駆動される駆動軸と、前記支持部に係合して攪拌部材に回転動力を伝達する伝動部材とを有し、伝動部材は駆動軸の下部に該駆動軸の軸心と直交する方向に配置されて設けられた支軸部と、この支軸部の軸心方向両側から下方に延出された一対の押動部を備え、前記押動部の一方を前記支持部の一方の回転方向後側に接当させ、前記押動部の他方を前記支持部の他方の回転方向後側に接当させて駆動軸を回転駆動することにより、支持部が押動部に押動されて攪拌部材が回転するように構成した攪拌装置が考えられている(図1、図8参照)。
前記攪拌装置にあっては、炊飯器の位置、攪拌部材の位置等に自由度があると、回転部と攪拌部材との相対位置がずれる場合があり、そして、伝動部材の支軸部が駆動軸に固定されていると、図10(a)に示すように、一方の押動部49が、前記一対の支持部35のうちの一方の支持部35の回転方向A後側に位置し、他方の押動部49が、前記一対の支持部35のうちの他方の支持部35の回転方向A前側に位置するように、回転部の伝動部材43と攪拌部材の支持部35とが位置ズレした場合、伝動部材が図10(a)の矢示A方向に回転しても、図10(b)に示すように、一方の押動部49のみが攪拌部材の支持部35に接当してこれを押圧し、こじれが生じて、攪拌部材を回転軸心回りに回転させることができないという問題が生じる。
そこで、本発明は、前記問題を解決する攪拌装置を提供することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、上方に開口状の容器内に上下方向の回転軸心回りに回転自在に備えられる攪拌部材と、前記容器の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体側に備えられていて前記攪拌部材を回転させる回転部とを備え、攪拌部材は、回転軸心と直交する方向で且つ回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部と、該支持部から下方側に延出する攪拌部とを有し、回転部は、上下方向の軸心回りに回転駆動される駆動軸と、前記攪拌部材の支持部に係合して攪拌部材に回転動力を伝達する伝動部材とを有し、伝動部材は駆動軸の下部に該駆動軸の軸心と直交する方向の軸心回りに回転自在に支持された支軸部と、この支軸部から下方に延出された一対の押動部とを備え、
前記一方の押動部が一方の支持部の回転方向後側に接当すると共に他方の押動部が他方の支持部の回転方向後側に接当した状態で駆動軸を回転させると、前記押動部の一方が前記支持部の一方を押動し且つ前記押動部の他方が前記支持部の他方を押動することにより攪拌部材が回転するように構成されており、
前記一対の押動部は、支軸部と共に該支軸部の軸心回りに回転自在とされており、一方の押動部が一方の支持部の回転方向後側に位置すると共に他方の押動部が他方の支持部の回転方向前側に位置した状態で駆動軸が回転して一方の押動部が一方の支持部に接当すると、一方の押動部が支軸部の軸心回りに上方に揺動して逃げると共に一方の支持部を乗り越えて該一方の支持部の回転方向前側に位置するように構成されていることを特徴とする。

また、前記容器が炊飯器の内釜であることにより、無洗米を良好に炊飯することができる。
また、攪拌部材は、回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部を1又は複数組備えていてもよい。
本発明によれば、容器内の内容物を攪拌部材で掻き回すことができるので、手で掻き回さなくてもよく、しかも、押動部の一方が、回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部のうちの一方の支持部の回転方向後側に位置し、押動部の他方が、前記一対の支持部のうちの他方の支持部の回転方向前側に位置するように、回転部と攪拌部材とが位置ズレをしても、回転部が回転することにより、両方の押動部が支持部の回転方向後側に位置するように自動的に修正され、攪拌部材を回転させることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2及び図3において、1は無洗米対応の自動炊飯機であり、該自動炊飯機1は、装置本体2と炊飯器3とから主構成されている。
装置本体2は、装置フレーム4と、揺動アーム5とを有し、装置フレーム4は、載置台6と、この載置台6の左右方向一側に立設された装置ボックス7とを有する。
載置台6上面には、上方に開口状の位置決め部材8が4つ設けられている。
装置ボックス7は載置台6の右側に配置され、その正面側には、電源スイッチ9、操作パネル10が設けられ、装置ボックス7の上面には、前後一対のブラケット11が設けられ、各ブラケット11に前後方向の軸心を有する支軸12が同心状で軸心回りに回転自在に支持されている。
揺動アーム5は、装置ボックス7の上方に配置された基部13と、この基部13から左方に延出するアーム部14とを有する。
基部13は、上下、左右及び前後が閉塞された中空状の直方体形状に形成されており、前後壁部13a、13bは下方に延設され、この延設部分が装置ボックス7の上面側に設けられた前記ブラケット11に前記支軸12の軸心回りに回転自在に支持されている。
アーム部14は、上下、前後及び左側面が閉塞された中空状の直方体形状に形成されており、該アーム部14の右側部が基部13の左側面の前後方向中途部に固定されている。
したがって、揺動アーム5は、前記支軸12の軸心回りに(前後方向の軸心回りに)上下揺動自在に装置ボックス7に支持されている。
また、前記支軸12にはねじりコイルバネ15が套嵌されており、このねじりコイルバネ15の一端側は揺動アーム5の基部13に掛止され、他端側は装置ボックス7側に掛止されていて、該ねじりコイルバネ15の付勢力は揺動アーム5を上方に揺動させる方向に作用している。
また、このねじりコイルバネ15の付勢力は、揺動アーム5の自重によって該揺動アーム5を下方に揺動させる力に略つり合うように設定されている。
炊飯器3は、装置ボックス7の側方に配置されていて載置台6上に載置された外釜16と、この外釜16に上方側から着脱自在に装着された内釜(容器)17と、この内釜17を開閉自在に塞ぐ蓋体18とを有する。
外釜16の下面には、載置台6上面に設けられた位置決め部材8に上方から嵌合する足部16aが設けられ、該外釜16には、ガスコンロ又はIHヒータ等の内釜17を加熱する加熱手段が設けられている。
なお、外釜16は前後左右にわずかに動くだけの自由度がある。
内釜17は、上下方向の軸心を有する筒状の胴部19と、該胴部19の下端を閉塞する底壁20とから上方に開口状に形成され、上端側の縁部に蓋体18の縁部が載置される載置部17aが設けられている(図1参照)。
蓋体18は平面視円形状を呈しており、中心側が高い中高形状に形成され、前記揺動アーム5のアーム部14の突出側(左側)の下方に配置されていて、該アーム部14の下壁14aに着脱自在に取り付けられており、揺動アーム5を上下に揺動させることにより、内釜17を開閉するように構成されている。
図5に示すように、アーム部14の下壁14aには、蓋体18の中心部の前後に位置する前後一対のナット部材21が設けられており、このナット部材21はアーム部14の下壁14aの上面側に固定された頭部21aと、該頭部21aからアーム部14の下壁14aを貫通して下方に突出する筒部21bとを備えた段付き状に形成され、蓋体18に該筒部21bが挿通する挿通孔22が形成されており、ナット部材21のネジ孔には、蓋体18の下方側(内面側)から蝶ネジ23が螺合されており、これによって蓋体18が揺動アーム5につり下げ状態で取り付けられていて、蓋体18はアーム部14の下壁14aと蝶ネジ23との間を上下動自在とされており、揺動アーム5を下方に揺動させて蓋体18で内釜17を閉めた状態では、蓋体18は蝶ネジ23から上方に離反して、蓋体18の縁部が内釜17の載置部17aに載置された状態とされている。
また、蓋体18に形成された挿通孔22は、蓋体18が若干傾くことができる程度の孔径に形成されており、炊飯器3の位置によって、蓋体18が内釜17の上端開口縁部に接触することがあっても、逃げ得るように構成されている。
また、装置本体2には、水道等の水源からの水を内釜17に導く給水手段が配設されている。
この給水手段は、装置ボックス7内に配設された第1給水経路24と、揺動アーム5内に配設された第2給水経路25とを有し、第1給水路24の一端側は、装置ボックス7の下部背面側に位置していて水道等にホース、配水管等を介して接続され、第2給水路25の一端側は、蓋体18の下方側に位置していて、蓋体18を閉めた状態で水加減水を下方、すなわち、内釜17に供給できるように構成されている。
また、これら第1給水路24と第2給水路25の他端側は、揺動アーム5の基部13下面と装置ボックス7の上面との間で、揺動アーム5の揺動中心(支軸12)回りに回転自在な接続部材26を介して接続されている。
なお、給水手段は、制御装置によって制御される電磁弁等によって止水・通水可能とされると共に流量を検出する流量計を備えていて、操作パネル10によって入力した米の量に見合う量の水加減水が自動的に供給できるように構成されている。
内釜17内には、内釜17に投入された米を掻き回す攪拌部材27が設けられ、揺動アーム5(蓋体18側)には、攪拌部材27を回転させる回転駆動機構28が設けられている。
攪拌部材27は、内釜17内に配置された保持具29に、上下方向の軸心(回転軸心)O回りに回転自在に支持されている。
前記保持具29は、炊飯ネットを保持するためにも使用されるものであり、この炊飯ネットは、内釜17の内面略全体にわたって添設されて配置され、この炊飯ネットを配置した内釜17に米及び水加減水を投入して炊飯し、炊き上がったご飯を包み込んで運搬等するためのものである。
図6及び図7に示すように、保持具29は、内釜17の上部に位置していて上下方向の軸心を有する環状の外ループ部30と、この外ループ部30の内側に同じ高さ位置で同芯状に配置された環状の内ループ部31と、これら内外ループ部31,30を支持する複数本(図例では、内外ループ部31,30の周方向に等間隔をおいて配置された8本)の脚部32と、攪拌部材27を回転自在に支持する環状の支持ガイド部33とを備えており、これらは棒材によって形成されている。
脚部32は、その上部32aが矩形状に折曲されていて、内外ループ部31,30の間に配置されて、これら内外ループ部31,30に固定されており、内釜17の底壁20上に載置されている。
支持ガイド部33は、内ループ部31よりも若干径小で該内ループ部31よりも上方に配置され且つ内外ループ部31,30と同芯状に配置されている。
また、支持ガイド部33は、脚部32の上部から上方に延出されたブラケット34に溶接等によって固定されていて、このブラケット34によって支持されている。
なお、保持具29は、内外ループ部31,30の軸心が、内釜17の略中心に位置するように配置されるが、内釜17内を若干前後左右に動きうる自由度がある。
前記攪拌部材27は、回転軸心Oから該回転軸心Oに略直交する方向に延出する支持部35と、この支持部35から下方に延出する攪拌部36とを備えており、本実施の形態では、棒材によって形成されている。
また、前記支持部35は、本実施の形態では、回転軸心Oから相互に逆の方向に延出する一対の支持部35を2組備えており、一方の組の支持部35A,35Bと、他方の組の支持部35C,35Dとは相互に直交する方向に配置されていて、平面視で十字形状を呈している。
また、一方の組の一対の支持部35A,35Bは、回転軸心O部分で相互に連続状とされていて1本の部材によって構成されており、他方の組の一対の支持部35C,35Dはそれぞれ別体で形成されていて、それぞれ回転軸心O側の端部が、一方の組の支持部35A,35Bに固定されている。
なお、攪拌部27は、回転軸心Oから相互に逆の方向に延出する一対の支持部35を少なくとも1組備えていればよく、回転軸心Oから相互に逆の方向に延出する一対の支持部35を3組以上備えていてもよい。
各支持部35A,35B,35C,35Dの、回転軸心Oとは反対側の端部側は前記保持具29の支持ガイド部33上に載置されると共に、該端部側には、支持ガイド部33の径外側で下方に向くように折曲されていて支持ガイド部33に沿ってガイドされる折曲部37が形成されており、これによって、攪拌部27が支持ガイド部33に上下方向の軸心O回りに回転自在に支持されている。
なお、攪拌部27は、支持ガイド部33の径方向に若干量移動可能である。
攪拌部36は、各支持部35A,35B,35C,35Dにそれぞれ設けられていると共に、各攪拌部36は、回転軸心Oからの距離が相互に異なる位置に配置されている。
すなわち、本実施の形態では、攪拌部36は各支持部35A,35B,35C,35Dにそれぞれ1本設けられていて、回転軸心Oに近い位置に設けられた第1の攪拌部36Aと、この第1の攪拌部36Aよりも回転軸心Oから遠い位置に設けられた第2の攪拌部36Bと、この第2の攪拌部36Bよりも回転軸心Oから遠い位置に設けられた第3の攪拌部36Cと、この第3の攪拌部36Cよりも回転軸心Oから遠い位置に設けられた第4の攪拌部36Dとを備えている。
また、各攪拌部36の下端は、内釜17の底壁20から上方に離れている。
前記回転駆動機構28は、図1〜3に示すように、駆動手段38と、この駆動手段38によって回転駆動されて攪拌部27を回転させる回転部39と、駆動手段38からの回転動力を回転部39に伝達する伝動手段40とを有する。
駆動手段38は、本実施の形態では電動モータによって構成され、このモータ38は、揺動アーム5の基部13内の前後中途部に配置されていて前方に突出する出力軸41を有する。
回転部39は、図4及び図5に示すように、上下方向の軸心を有していてモータ38からの回転動力によって軸心回りに回転駆動される駆動軸42と、この駆動軸42の下端側に設けられていて蓋体18を閉めた状態で攪拌部27に係合し該攪拌部27に駆動軸42からの回転動力を伝達する伝動部材43とを有する。
駆動軸42は、揺動アーム5のアーム部14内の突出端部側で且つ蓋体18の中心と略同芯状に配置され、その上下部分がアーム部14の下壁14a上に設けられたブラケット44,45によって軸心回りに回転自在に支持され、その下部はアーム部14の下壁14aから突出していると共に蓋体18の中心側に形成された挿通孔46を挿通して蓋体18の内面側に至る。
この駆動軸42の下端側には、該駆動軸42の軸心に直交する方向に形成された溝であって、長手方向両端及び下方に開放状の嵌合溝47が形成されている。
伝動部材43は、支軸部48と、この支軸部48の軸心方向両側に設けられた一対の押動部49A,49Bとから主構成されている。
支軸部48は、駆動軸42の下端側に設けられた前記嵌合溝47に挿入されると共に駆動軸42の下面にネジ止めされた抜止め部材56によって下方への抜け止めがなされていて、駆動軸42の下部に該駆動軸42の軸心と直交する方向の軸心回りに回転自在に支持されている。
また、支軸部48には、駆動軸42に接当可能な一対の止め輪50が駆動軸42を挟むように設けられていて、該止め輪50によって支軸部48の軸心方向の移動が規制されている(嵌合溝47からの長手方向への抜け止めがなされている)。
各押動部49A,49Bは、板材によって構成され、その上部が支軸部48の軸心方向の端部に固定されていて、支軸部48から下方に延出状とされている。
伝動手段40は、モータ38の出力軸41に一体回転自在に固定されたベベルギヤ51と、このベベルギヤ51に噛合するベベルギヤ52と、このベベルギヤ52に一端側(右端側)が一体回転自在に固定されると共にアーム部14内に左右方向に配置された伝動軸53と、この伝動軸53の他端側(左端側)に一体回転自在に固定されたベベルギヤ54と、このベベルギヤ54に噛合されていると共に前記駆動軸42の上部に一体回転自在に固定されたベベルギヤ55等とで構成されていて、モータ38の回転動力を駆動軸42に伝達して該駆動軸42を回転させる。
前記攪拌部材27及び回転駆動機構28等からなる攪拌装置にあっては、蓋体18を閉めると、伝動部材43の一方の押動部49Aが、攪拌部27の一方(又は他方)の組の一方の支持部35A(35C)の駆動軸42回転方向A後方側に位置し、他方の押動部49Bが、攪拌部27の一方(又は他方)の組の他方の支持部35B(35D)の駆動軸42回転方向A後方側に位置し、この状態で駆動軸42が回転すると、図8に示すように、一方の押動部49Aが、前記一方の支持部35A(35C)の駆動軸42回転方向A後方側に接当してこれを押動すると共に、他方の押動部49Bが、前記他方の支持部35B(35D)の駆動軸42回転方向A後方側に接当してこれを押動し、これによって攪拌部27が図8の矢示A方向に回転するように構成されている。
また、炊飯器3及び/又は攪拌部27と、回転部39との相対位置のずれによって、例えば、図9(a)、(f)に示すように、伝動部材43の一方の押動部49Aが攪拌部27の他方の組の一方の支持部35Cの回転方向A後側に位置し、伝動部材43の他方の押動部49Bが攪拌部27の他方の組の他方の支持部35Dの回転方向A前側に位置した場合にあっては、駆動軸42が矢示A方向に回転して前記一方の押動部49Aが前記一方の支持部35Cに接当すると、図9(b)、(g)、(c)、(h)に示すように、一方の押動部49A(伝動部材43)が支軸部48の軸心回りに上方に揺動して逃げ、該押動部49Aが前記一方の支持部35C上に乗り上げる。
このとき、他方の押動部49Bが、攪拌部27の一方の組の他方の支持部35Bに接当しない(引っ掛からない)寸法に、伝動部材43が形成されている。
また、図9(d)、(i)に示すように、さらに駆動軸42が回転して前記一方の押動部49Aが前記一方の支持部35Cを通り過ぎる(乗り越える)と、伝動部材43が支軸部48の軸心回りに下方に揺動して元の状態に戻る。
そして、さらに駆動軸42が回転すると、図9(e)に示すように、伝動部材43の一方の押動部49Aが、攪拌部27の一方の組の一方の支持部35Aの駆動軸42回転方向A後方側に接当すると共に、他方の押動部49Bが、攪拌部27の一方の組の他方の支持部35Bの駆動軸42回転方向A後方側に接当し、駆動軸42の回転によって攪拌部27を回転させることが可能となる。
また、駆動軸42が回転することによって、駆動軸42の軸心と攪拌部27の回転軸心Oとが自動的に一致する。
なお、回転軸心Oから相互に逆の方向に延出する一対の支持部35が1組しかない場合又は3組以上ある場合であっても、同様である。
前記構成の自動炊飯機にあっては、例えば、内釜17に無洗米を投入した後に蓋体18を閉めると内釜17内に水加減水が供給されると共に、攪拌部27で所定時間米を攪拌した後、炊飯動作が行われる。
なお、水加減水を供給した後に攪拌動作が行われるようにしてもよいし、水加減水を供給しながら攪拌動作が行われるようにしてもよい。また、水加減水を供給した後に無洗米を投入するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、内釜17に投入した米を攪拌部材で27で攪拌するので、乾いた無洗米と水加減水とを混合することによって生じる米の塊が生じたまま炊飯するのを防止することできると共に、内釜17に投入された米に一部に盛り上がり部分が生じていても、攪拌部材27で米を掻き回すことにより米を均すことができ、炊きムラが生じるのを防止することができる。
本発明は、家庭用又は業務用の単体の炊飯器3に採用してもよい。
本願発明の要部を示す正面断面図である。 自動炊飯機の正面概略構成図である。 自動炊飯機の側面概略構成図である。 回転部の正面断面図である。 蓋体取り付け構造及び側面図である。 内釜及び蓋体の正面断面図である。 内釜の平面図である。 攪拌部と伝動部材との関係を示す図であり、(a)は平面図、(b)はB−B線矢示断面図である。 攪拌装置の動作を示す平面図及び正面図である。 比較例に係る伝動部材と攪拌部との関係を示す平面図である。
符号の説明
17 内釜(容器)
18 蓋体
27 攪拌部材
39 回転部
35 支持部
36 攪拌部
42 駆動軸
43 伝動部材
48 支軸部
49 押動部
O 回転軸心

Claims (3)

  1. 上方に開口状の容器内に上下方向の回転軸心回りに回転自在に備えられる攪拌部材と、前記容器の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体側に備えられていて前記攪拌部材を回転させる回転部とを備え、攪拌部材は、回転軸心と直交する方向で且つ回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部と、該支持部から下方側に延出する攪拌部とを有し、回転部は、上下方向の軸心回りに回転駆動される駆動軸と、前記攪拌部材の支持部に係合して攪拌部材に回転動力を伝達する伝動部材とを有し、伝動部材は駆動軸の下部に該駆動軸の軸心と直交する方向の軸心回りに回転自在に支持された支軸部と、この支軸部から下方に延出された一対の押動部とを備え、
    前記一方の押動部が一方の支持部の回転方向後側に接当すると共に他方の押動部が他方の支持部の回転方向後側に接当した状態で駆動軸を回転させると、前記押動部の一方が前記支持部の一方を押動し且つ前記押動部の他方が前記支持部の他方を押動することにより攪拌部材が回転するように構成されており、
    前記一対の押動部は、支軸部と共に該支軸部の軸心回りに回転自在とされており、一方の押動部が一方の支持部の回転方向後側に位置すると共に他方の押動部が他方の支持部の回転方向前側に位置した状態で駆動軸が回転して一方の押動部が一方の支持部に接当すると、一方の押動部が支軸部の軸心回りに上方に揺動して逃げると共に一方の支持部を乗り越えて該一方の支持部の回転方向前側に位置するように構成されていることを特徴とする攪拌装置。
  2. 容器が炊飯器の内釜であることを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置
  3. 攪拌部材は、回転軸心から相互に逆の方向に延出する一対の支持部を1又は複数組備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の攪拌装置。
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