JP4113138B2 - 画像出力装置 - Google Patents

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本発明は、無線交信素子を利用して画像を出力する画像出力装置関し、特に、無線交信素子と交信する際、装置外部への情報漏洩や装置内部での混信を防ぐことのできる画像出力装置関する。
企業等では、近年のインターネット、パソコンを始めとするITの普及により、その知的生産活動において自ら多種多様の電子情報を作成し、作成した電子情報を複写機、プリンタ等の画像出力装置により紙に出力している。出力された書類は、情報共有の手段として会議等で配布され、知的生産活動に活用されている。配布された書類は受け取った人が持ち帰り、そのままの状態で保管されるか、画像読取部により画像情報としてJPEGなどのイメージファイルに変換され保管される。これらを更なる知的生産活動のための情報源として活用するために、配布された書類を更に複写したり、変換したJEPGなどのイメージファイルから直接出力したり、このイメージファイルをパソコンなどで加工してから出力している。
このように受け取った書類そのものはアナログ情報であるが、情報を再利用、再加工するためにデジタル情報として取り扱う場合、そのアナログ情報からデジタル情報への変換を光学的な画像読取装置を使って行う。原稿にはテキスト、グラフや表、イメージが混在している場合が考えられるが、画像読取装置では全てイメージ情報としてデジタル情報を取得している。
しかしながら、画像読取装置による光学変換の際には、レンズやCCDのMTF特性と言った物理的な要因のために情報品質の劣化が生じてしまう。また、イメージ情報では情報量が大きいため、画像圧縮などの情報量を軽減する処理が施されるが、圧縮率によっては更に情報品質の劣化を招くといった問題がある。また、原稿に含まれる文書情報は、OCR等の画像処理によりテキストデータとして抽出することが可能ではあるが、変換精度の問題もあり、原稿からの情報品質の劣化は免れない。
出力された書類は、作成者がパソコンを使って電子的に作成し、何らかの画像出力装置によって出力されたものであり、原稿自体の電子情報は存在している。この電子情報を出力した書類と共に渡すことは可能であるが、FD、CD−ROM、CD−Rなどの別の記憶媒体で渡すか、別途インターネットを介して電子メールで送る必要があるため、電子情報を渡すのにも手間がかかる。
一方、非特許文献1にあるように、個別情報を電子的に保持して電磁誘導により非接触で情報伝達するID素子(RFID:Radio Frequency IDentification)技術が開発され、物の識別管理のために応用され始めている。ID素子を用いた個体認識方式は、流通分野におけるバーコードに替わる技術として注目されているものである。
特開2002−337426号公報 特開2002−190911号公報 特開2002−132474号公報 「モノに情報を貼り付ける RFIDタグとその応用」情報処理学会誌40巻8号p846〜850、1999年8月
上述のように、配布された紙または書類を複写する際に、原稿上にはアナログ情報しか存在しておらず、画像読取装置によりデジタル情報に置き換えてから出力するため、必然的に画像品質が劣化すると言う欠点があった。また、紙または書類として配布された情報を再利用、再加工するためには、その書類を参照してパソコンで新たに電子情報を作成する、画像読取装置を用いてJPEGなどのイメージファイルとして取り込む、情報作成者に問い合わせて原稿そのものの電子情報を取得するなどの方法が考えられるが、何れも手間が必要となる。
原稿から直接電子情報を得るため、本発明者らは、原稿に付した無線交信素子や出力媒体に付した無線交信素子を用いて、付加価値の高い画像を出力可能な画像出力装置を開発した。この画像出力装置は、原稿や出力媒体に付された無線交信素子から情報を受信して、当該情報を反映した画像を出力するものである。無線交信素子に記録される情報としては、例えば、出力する画像に関連する情報(画像データ、インターネットアドレス等の画像データの所在情報、画像の構成情報、秘匿情報等)や、出力媒体に関連する情報(出力媒体の種類、厚さ、出力条件等)である。画像出力装置は、これらの情報を読み取って出力画像に反映するので、アナログ情報である原稿情報を読み取ってデジタル情報に変換する際に生じる画像の品質劣化を避け高品位な画像を出力する、原稿にない情報を付加した画像を出力する、出力媒体に最適な条件で出力することにより画像を美しく複写する等、出力画像の付加価値を高めることができる。
また、本発明者らは、上記画像出力装置に好適に利用できる出力物を得るため、出力した画像に関連する情報を無線交信素子に書き込み、この無線交信素子を出力物と一体化して提供する画像出力装置を開発した。ここで、無線交信素子に記録する情報としては、出力した画像に関連する情報(画像データ、インターネットアドレス等の画像データの所在情報、画像の構成情報、秘匿情報)等である。当該画像出力装置は、予め出力媒体に付された無線交信素子に情報を書き込む、あるいは、無線交信素子に情報を書き込み出力物に貼着する等の方法により、出力した画像に関連する情報を書き込んだ無線交信素子を出力物と一体化して提供する。この出力物を次工程で原稿として用いる場合、無線交信素子に記録されている情報を利用して、付加価値の高い画像を繰り返し出力することが可能となる。
このように、無線交信素子を利用することによって、付加価値の高い出力画像を得ることができる。しかしながら、無線交信によって情報の送受信を行う場合、交信中に装置外部から情報を受信される恐れがある。特に無線交信素子に記録された情報が機密情報である場合、外部に機密情報が漏洩する恐れがあり危険である。また、装置に複数の無線交信素子が収容されている状態においては、装置内部で混信が生じ、適切な情報を受信できず、誤った情報に基づいて画像が出力されるという問題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項にかかる発明は、原稿に付した無線交信素子から情報を受信し、当該情報を用いて画像を出力する画像出力装置であって、無線交信が可能な無線交信素子から情報を受信可能な受信手段と、前記無線交信素子から受信した情報から出力する画像の画像データを形成する画像処理手段と、前記画像処理手段によって形成された画像データから、出力媒体に画像を出力する画像出力手段と、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を制御することにより、前記無線交信素子からの情報の送信を制限する制限手段と、前記原稿から当該原稿に記録された画像の画像情報を読み取る画像読取手段と、を備え、前記制限手段は、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を、前記画像読取手段での読取情報により決定することを特徴とする。
この請求項にかかる発明によれば、原稿に付した無線交信素子から受信した情報を出力画像に反映するとともに、前記無線交信素子からの情報の送信を制限する。
また、請求項にかかる発明によれば、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を制御することにより、前記無線交信素子からの情報の送信を制限する。
また、請求項にかかる発明によれば、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を、前記画像読取手段での読取情報により決定する。
また、請求項にかかる発明は、請求項にかかる発明において、前記制限手段は、前記無線交信素子から発信された電波を遮断することにより、前記無線交信素子から前記画像出力装置の外部への情報の送信を制限することを特徴とする。
この請求項にかかる発明によれば、前記無線交信素子から前記画像出力装置の外部への情報の送信を制限するよう、前記無線交信素子から発信された電波を遮断する。
また、請求項にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記制限手段は、前記無線交信素子から発信された電波を遮断することにより、前記画像出力装置の内部における混信を防ぐことを特徴とする。
この請求項にかかる発明によれば、前記画像出力装置の内部における混信を防ぐよう、前記無線交信素子から発信された電波を遮断する。
本発明(請求項)にかかる画像出力装置は、無線交信素子からの情報の送信を制限するため、外部への情報の漏洩を防止したり、装置内部での混信を防止することができるという効果を奏する。また、無線交信素子を利用して画像を出力するため、付加価値の高い出力画像を得ることができる。
また、本発明(請求項)にかかる画像出力装置は、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を制御することにより、前記無線交信素子からの情報の送信を制限するため、無線交信素子から発信された情報が外部に漏洩する危険性を最小限に抑制することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像出力装置は、無線交信素子と前記受信手段との交信時間を、前記画像読取手段での読取情報により決定するため、前記無線交信素子と前記受信手段との交信開始のタイミング、交信終了のタイミングを適切に調節することができ、装置外部から情報を受信される時間を必要最低限に抑えて外部への情報の漏洩を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像出力装置は、無線交信素子から前記画像出力装置の外部への情報の送信を制限するよう前記無線交信素子から発信された電波を遮断するため、無線交信素子から発信された電波が装置外部で受信されるのを防ぎ、外部への情報の漏洩を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項)にかかる画像出力装置は、前記画像出力装置の内部における混信を防ぐよう、前記無線交信素子から発信された電波を遮断するため、無線交信素子から発信された電波が装置内部の他の機器に影響を与え不安定な動作を招くのを防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像出力装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像出力装置100と外部ネットワークとの全体構成を示す図である。画像出力装置100は、原稿300に付された無線交信素子200から無線交信によって情報を受信し、当該情報に基づいて出力画像を決定し、出力媒体400に出力する。原稿300に無線交信素子200が付されていない場合は、原稿300に記載された画像を読み取って出力媒体400に複写する。
本発明の第1の実施の形態にかかる画像出力装置100は、出力の際、出力媒体400に付された無線交信素子201から無線交信によって情報を受信し、出力媒体400に適した条件で画像出力を行う。出力媒体400に無線交信素子201が付されていない場合は、初期条件あるいはオペレータの設定した条件で画像出力を行う。
本発明に利用する無線交信素子200、201について説明する。無線交信素子200、201は、情報を電子的に保持して電磁誘導により非接触で情報伝達するID素子(RFID:Radio Frequency IDentification)を意味する。無線交信素子200、201は、無線通信機能と、情報を記憶するメモリから構成されている。以下の説明では、符号200、201をRFIDと称する場合がある。図2は、RFID200の構成を示すブロック図である。RFID200、201は、アンテナ部210、電源部220、およびメモリ部230を備えている。RFID200、201は、既知の技術であり、動作原理としては外部から与えられた電波から、アンテナ部210において電流を誘起し、電荷を電源部220に蓄積すると共に、電源部220に蓄積された電荷から得た電力を用いて、メモリ部230に記憶された情報をアンテナ部210より電波を用いて送信するよう動作する。メモリ部230は、読み出し専用型および読み書き可能型のいずれであってもよい。メモリ部230には、通常、半導体メモリが用いられる。
一般に、無線交信素子の通信距離は、主に電磁波の周波数によって決まる。すなわち、低周波のものは、通信距離が長く、高周波のものは、通信距離が短い特性がある。低周波のものは、占有容積が大きく、コストも高い。しかし、通信距離が10m程度まで可能であるため、遠隔通信に向く。一方、高周波のものは、通信距離が1mmから数cmと短い。しかも、全体を微小サイズに形成することができるため、占有容積が小さく、シート状に加工可能であり、コストを低減することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態は、RFID200と無線交信する際、RFID200に記憶された情報が装置外部に漏洩するのを防ぐため、指向性を有するRFID200を原稿300に付したことを特徴とする。
図3は、第1の実施の形態において使用する原稿300の断面図である。原稿300の表面には画像が記録されている。図3において、符号700はシールド部材を表し、原稿300の表面に付着される。シールド部材700の上には、RFID200が付されている。このように、第1の実施の形態においては、RFID200をシールド部材700を介して原稿300の表面に固定することにより、RFID200に指向性を持たせている。すなわち、RFID200から発信された電波のうち、原稿300の裏面側に向かって発信された電波は、シールド部材700によって遮断されるので、RFID200から発信された電波は、原稿300の表面方向にのみ送信され、裏面には向かわない。
第1の実施の形態にかかる画像出力装置100は、図1に示すように、原稿300の画像情報を読み取る画像読取部110と、原稿300に付した無線交信素子200と交信して必要な情報を取得する受信部120と、出力媒体400に付した無線交信素子201と交信して必要な情報を取得する受信部121と、画像情報を出力するためのデータに変換する画像処理部130と、出力媒体400へ情報を書き込むための画像出力部140と、ネットワークを介して情報を送受信する通信制御部150と、大容量記憶部160と、出力媒体400を格納する媒体格納部170と、を備えている。
画像読取部110は、原稿300の画像情報を読み取るものである。図4は、画像読取部110の構成を示すブロック図である。画像読取部110は、レンズ610と、CCD620と、A/D変換器630とを備える。レンズ610は、原稿300に記録された画像の画像情報を光学的に読み取り、読み取ったアナログデータをCCD620に保存する。そしてA/D変換器630は、読み取られたアナログデータをデジタルデータに変換する。このデジタルデータは画像処理部130に送信される。
画像処理部130は、無線交信素子200や画像処理部130から取得した画像情報を、出力するための画像データに変換するものである。図5は、画像処理部130のブロック図である。画像処理部130では、入力インタフェース(以下I/Fと略す)から入力された画像情報を、プログラム化された画像処理によって判別し最適化することによって、出力するための画像データに変換し、画像形成部140に送信する。
画像出力部140は、画像処理部130によって形成された画像データから画像を出力するものである。画像出力部140の出力方式としては、電子写真方式、インクジェット方式等がある。出力媒体400としては、普通紙、コート紙、OHPシートなどを例示することができる。
通信制御部150は、インターネット500に接続されており、LAN510を介して外部サーバ520と情報の送受信を行う。また、通信制御部150は、大容量記憶部160との情報の送受信を制御する。通信制御部150は、受信部120から情報を受信し、受信部120から受信した情報と関連する情報をインターネット500または大容量記憶部160から取得する。
次に、第1の実施の形態の画像出力装置の動作を説明する。図6は、第1の実施の形態にかかる画像出力装置の画像読取部110の拡大断面図である。図6は、第1の実施の形態にかかる画像出力装置の画像読取部110の拡大断面図である。図6は、原稿300を、画像が記録されている表面を下に向けて、画像読取部110上の所定の読み取り位置に配置した状態を示している。オペレータが、原稿300を所定の読み取り位置に配置してスタートボタンを押すと、受信部120は、電波を発信する。原稿300に付された無線交信素子200は、受信部120から与えられた電波から、アンテナ部210において電流を誘起し、電荷を電源部220に蓄積すると共に、電源部220に蓄積された電荷から得た電力を用いて、メモリ部230に記憶された情報をアンテナ部210より電波を用いて送信する。受信部120は、無線交信素子200から情報を受信する。交信中、RFID200から原稿300の裏面側に向かって発信された電波は、シールド部材700によって遮断されるので、外部への情報の漏洩を防止することができる。
そして、画像処理部130は、無線交信素子200から受信した情報に応じて、当該情報を利用して、出力する画像の画像データを形成する。
例えば、無線交信素子200から受信した情報が、出力する画像の電子情報である場合、受信部120は無線交信素子200から受信した情報を画像処理部130に直接送信する。出力する画像の電子情報は、JPEGファイル、BMPファイルのようなイメージデータ、もしくはPDFファイル、HTMLファイルのような汎用的に使用されている電子情報からなる。画像処理部130は、受信部120から受信した画像の電子情報を出力用の画像データに変換し、画像出力部140に送信する。無線交信素子200から受信した情報が、出力する画像の電子情報である場合、受信した電子情報から直接出力することができるため、原稿情報をデジタル情報に変換する際に生じる品質劣化を防止することができ、出力媒体400に高品位な画像を形成することができる。
また、無線交信素子200から受信した情報が、出力の対象となる電子情報の所在情報である場合、受信部120は、受信した所在情報を通信制御部150に送信する。通信制御部150は、出力の対象となる電子情報がインターネット500上の外部サーバ520にある場合には、LAN510を介して外部サーバ520にアクセスし、出力の対象となる電子情報を取得する。また、出力の対象となる電子情報が、ローカルにある大容量記憶部160である場合には、大容量記憶部160から出力の対象となる電子情報を取得する。通信制御部150が受信した画像の電子情報は、画像処理部130に送信される。画像処理部130は、受信部120から受信した画像の電子情報を出力用の画像データに変換し、画像出力部140に送信する。無線交信素子200から受信した情報が、出力の対象となる電子情報の所在情報である場合、出力の対象となる電子情報を外部サーバ520または接続している大容量記憶部160から取得するため、出力媒体400に高品位な画像を形成することができる。また、RFID200には出力画像の所在情報のみを記録すればよいので、RIFD200のメモリ容量を最小限に押さえることが可能となり、RIFDを小型化、低コスト化することが可能となる。
また、無線交信素子200から受信した情報が、原稿300に記載された画像の構成情報である場合、受信部120は、受信した構成情報を画像読取部110および画像処理部130にそれぞれ送信する。画像の構成情報とは、具体的には、原稿300上にあるテキストとイメージの配置、イメージを形成する網点や万線といった画像処理方法、線数、テキストや表やグラフなどの配色情報、などである。画像読取部110は、原稿300の構成情報に従って、それに最適な読み取り条件で原稿300から画像情報を読み取り、読み取った画像情報を画像処理部130に送信する。画像処理部130は、原稿300の画像の構成情報に従って、画像読取部110が読み取った画像情報に画像処理を施すことにより、出力する画像データを形成する。無線交信素子200から受信した情報が、原稿300に記載された画像の構成情報である場合、読み取る原稿300の構成を事前に知ることができるため、画像読取部110は、読み取る原稿300の構成情報に従って、それに最適な読み取り条件で読み取ることができる。また、テキストやイメージが入り組んでいる原稿については画像の種類を誤認したりして常に最適化することは困難であったが、画像処理部130は、読み取る原稿300の構成情報に従って、それに最適な画像処理を施すことができる。このため、原稿300を最適な条件で読み取ると共に最適な画像処理を行うことができ、適切なデジタル情報を取得できるため、高品位に複写された出力物を得ることができる。
また、無線交信素子200から受信した情報が、原稿300に記録された画像のうち秘匿情報に該当する画像の情報である場合、画像処理部130は、画像読取部110から取得した画像情報に対して、秘匿情報310を削除、もしくは、公開しても差し支えない情報に置き換える処理を施して出力する画像データを形成し、画像出力部140に送信する。公開しても差し支えない情報とは、例えば、すでに公開された公開情報410などである。例えば、図7に示すように原稿300の一部に秘匿情報310が含まれている場合は、この秘匿情報310を削除または公開情報410に差し替えた出力物が得られる。
また、無線交信素子200から受信した情報が、原稿300の作成時には掲載することのできなかった情報である場合、画像処理部130は、情報を追記した画像データを形成し、画像出力部140に送信する。原稿300作成時には掲載することのできなかった情報とは、秘匿情報や、リアルタイムの最新情報等である。例えば、図8に示すように原稿300作成時には掲載することのできなかった最新情報420をリアルタイムで取得し追記して出力する、一般には秘匿情報430であるため原稿には掲載されていないが、必要に応じて、この秘匿情報430を原稿に追記して出力することができる。
原稿300に無線交信素子200が付されていない場合、画像読取部110は、原稿300の画像情報を読み取り、読み取ったアナログデータをデジタルデータに変換して画像処理部130に送信する。画像処理部130は、受信したデジタルデータから出力する画像データを形成し、画像出力部140に送信する。
出力媒体400に関連する情報を記録したRFID201が出力媒体400に付されている場合、受信部121は、無線交信によってRFID201から情報を取得し、画像出力部140に送信する。RFID201に記録された情報は、出力媒体400の種類、厚さ、出力媒体400に対して最適な画像処理条件、画像出力条件等である。特に画像形成プロセスが電子写真プロセスである場合は、出力媒体の種類と厚みは定着プロセスにおける重要な制御因子であり、適正な出力物を得るためには、画像を出力した後、定着におけるニップ時間や定着温度を制御する必要がある。また、インクジェット方式による画像形成プロセスにおいてもコート紙と普通紙では射出する液量や画像処理方法を制御する必要がある。出力媒体400には、様々な種類があり、それぞれ最適な画像処理条件、画像の出力条件が異なるが、RFID201に出力媒体400に関する情報を記載しておき、これを読み取り、出力媒体400に対して最適な画像処理条件、画像の出力条件を設定することによって、高品位な画像を出力することができる。
画像出力部140は、RFID201から受信した出力媒体400に関連する情報に従って出力条件を設定し、画像処理部130で形成した画像データを出力媒体400に出力する。
以上説明したように、第1の実施の形態では、RFID200から発信された電波のうち、原稿300の裏面側に向かって発信された電波はシールド部材700によって遮断され、裏面にはRFID200の電波が向かわない。このためRFID200から発信された電波が装置外部で受信されるのを防ぐことができ、外部への情報の漏洩を防止することができる。また、装置内部での混信を防ぐことができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、原稿300に付したRFID200、および、出力媒体400に付したRFID201の通信距離を制限したことを特徴とする。なお、本実施の形態の画像出力装置の構成は、実施の形態1の画像出力装置と同様であるので説明を省略する。
RFIDの通信距離が長いと、格納された印刷用紙や出力中の印刷用紙に付されたRFID201と混信してしまう。また、画像出力装置の外部に情報が漏洩してしまう。第2の実施の形態では、RFID200、201の通信距離を制限することにより、混信や外部への情報の漏洩を防ぐことができる。なお、通信距離は電磁波の周波数により決まり、高周波になるものほど通信距離が短くなる。本実施例では、電磁波の周波数を高周波にし、通信距離を短くしている。また、これにより、消費電力も低減できる。第2の実施の形態では、RFID200、201の通信距離は、1mmから数cm程度が好ましい。
以上説明したように、第2の実施の形態では、原稿300に付すRFID200、および、出力媒体400に付すRFID201の通信距離を短く制限することにより、電波が装置外部で受信されるのを防ぐことができ、外部への情報の漏洩を防止することができる。また、装置内部での混信を防ぐことができる。また、高周波のRFIDを使用するため、RFID自体のコストおよび消費電力を低減することが可能となる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態では、原稿300に付したRFID200から発信された電波が装置外部で受信されるのを防ぐため、画像出力装置100に、RFID200との交信時間を制御する交信時間制御部を設けたことを特徴とする。交信時間制御部は、画像出力装置100の受信部120に内蔵されており(図示せず)、その他の構成については、第1の実施の形態の画像出力装置と同様であるので説明を省略する。
第3の実施の形態の画像出力装置の動作を説明する。まず、オペレータが原稿300を所定の読み取り位置に配置し、スタートボタンを押す。
受信部120に内蔵された交信時間制御部は、スタートボタンが押されてから所定の時間だけ、受信部120に電波を発信させる。無線交信素子200は、受信部120から与えられた電波から、アンテナ部210において電流を誘起し、電荷を電源部220に蓄積すると共に、電源部220に蓄積された電荷から得た電力を用いて、メモリ部230に記憶された情報をアンテナ部210より電波を用いて送信する。受信部120はアンテナ部210から送信された電波を受信することにより、無線交信素子200に記録されている情報を受信する。
そして、画像出力装置100は、無線交信素子200から受信した情報に応じて、当該情報を利用して付加価値を高めた画像を出力する。
以上説明したように、第3の実施の形態においては、受信部120に内蔵された交信時間制御部が、受信部120と無線交信素子200との交信時間を制御するので、装置外部から情報を受信される恐れのある交信時間を必要最低限に抑えることができ、これによって外部への情報の漏洩の危険を軽減することができる。また、受信部120の消費電力を低減することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態は、第3の実施の形態の応用例であり、無線交信素子200と受信手段120との交信時間を、画像読取部での読取情報により決定することを特徴とする。なお、本実施の形態の画像出力装置の構成は、画像読取部110以外は、実施の形態1の画像出力装置と同様であるので説明を省略する。
図9は、第4の実施の形態にかかる画像出力装置の画像読取部110の拡大断面図である。第4の実施の形態では、画像読取部110は、原稿300を所定の読取位置へ搬送する一対の搬送ローラ111と、原稿300の搬送ライン上に設けられたセンサ112とを有している。
まず、オペレータが原稿300を原稿を原稿挿入部(図示せず)に挿入すると、搬送ローラ111が回転を開始し、原稿300は一対の搬送ローラ111の間に挟持されて所定の読取位置へと搬送される。
画像読取部110に内蔵されたセンサ112によって原稿300の搬送が確認されると、交信時間制御部は、受信部120と原稿300に付されたRFID200とが十分に近接したと判断し、センサ112が原稿300を確認してから所定の時間だけ、受信部120に電波を発信させる。無線交信素子200は、受信部120から与えられた電波から、アンテナ部210において電流を誘起し、電荷を電源部220に蓄積すると共に、電源部220に蓄積された電荷から得た電力を用いて、メモリ部230に記憶された情報をアンテナ部210より電波を用いて送信する。受信部120はアンテナ部210から送信された電波を受信することにより、無線交信素子200から情報を受信する。
第4の実施の形態においては、受信部120に内蔵された交信時間制御部が、画像読取部110が原稿300が所定の位置まで搬送されてから受信部120と無線交信素子200とを交信させるので、受信部120と無線交信素子200とが十分に近接した状態で交信させることができるとともに、装置外部から情報を受信される恐れのある時間を必要最低限に抑えることができる。これによって外部への情報の漏洩の危険を軽減することができる。また、受信部120の消費電力を低減することができる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態は、画像出力装置本体の内側をシールド部材800で被覆することにより、装置外部への情報の送信を制限することを特徴とする。
図10は、本発明の第5の実施の形態にかかる画像出力装置の構成を示す斜視図である。なお、実施の形態1の画像出力装置と同じ構成については、同一の符号を付し説明を省略することにする。第5の実施の形態では、画像読取部110には、原稿300を押さえる押さえ部114が開閉可能な状態に配設されている。
オペレータは、押さえ部114が開いた状態で原稿300を所定の読み取り位置に配置する。オペレータは、原稿300を所定の読み取り位置に配置した後、押さえ部114を閉じて原稿300を画像読取部110と押さえ部114の間にはさみ、スタートボタンを押す。
図11は、本発明の第5の実施の形態にかかる画像出力装置の断面図である。図11では、押さえ部114が閉じた状態にある。押さえ部114を閉じると、画像出力装置本体の内側は、電波を遮断するシールド部材800によって被覆された状態となる。第5の実施の形態では、受信部120とRFID200は、シールド部材800によって装置外部と遮断されており、受信部120とRFID200との無線交信は、この電気的に遮断された空間内で行われる。
スタートボタンが押されると、受信部120は、無線交信素子200から無線交信によって情報を受信する。受信部120と無線交信素子200との交信は、押さえ部114を閉じた状態で行われ、無線交信素子200から発信された電波はシールド部材800によって遮断されるため、装置外部には届かない。
以上説明したように、第5の実施の形態にかかる画像出力装置は、装置本体の内側をシールド部材800で被覆することによりため、装置内部において無線交信素子200から電波を発信させても、無線交信素子200の電波が装置外部で受信されるのを防ぐことができ、外部への情報の漏洩を防止することができる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態は、装置内部での混信を防ぐため、受信部120および無線交信素子200と、画像出力部140との間にシールド部材800を設けたことを特徴とする。尚、上述の実施の形態5に係る画像出力装置と同一の構成を有するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、本発明の第6の実施の形態にかかる画像出力装置の断面図である。画像出力部140には、出力媒体400に付されたRFID201等、受信部120と混信する可能性のある部材が収容されている。第6の実施の形態にかかる画像出力装置では、受信部120から発信される電波および原稿300に付された無線交信素子200から発信される電波が、画像出力部140に収容されている混信する可能性のある部材に到達するのを防ぐため、受信部120と画像出力部140との間にシールド部材800が設けられている。
オペレータは、図10に示すように押さえ部114が開いた状態で原稿300を所定の読み取り位置に配置する。オペレータは、原稿300を所定の読み取り位置に配置した後、押さえ部114を閉じて原稿300を画像読取部110と押さえ部114の間にはさみ、スタートボタンを押す。
スタートボタンが押されると、受信部120は、無線交信素子200から無線交信によって情報を受信する。交信中、受信部120および無線交信素子200からは電波が発信されるが、シールド部材800によって、受信部120および無線交信素子200から、画像出力部140へ向かって発信された電波が遮断されるため、受信部120および無線交信素子200から発信された電波が画像出力部140に到達するのを防ぐことができる。
以上説明したように、第6の実施の形態によれば、シールド部材800によって受信部120および無線交信素子200から発信された電波が画像出力部140に到達するのを防ぐため、装置内部での混信を防ぐことができる。
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態にかかる画像出力装置は、外部装置から受信したデータを出力するとともに、出力媒体400に付されたRFID201に対して、出力した画像に関連する情報を書込むことができる画像出力装置であり、RFID201に情報を書込む際、外部に情報が漏洩するのを防ぐことを特徴とする。実施の形態1〜6では、原稿300に付されたRFID200から受信した電子情報を反映させた画像を出力することにより、出力媒体400に高品位な画像を形成したが、実施の形態7においては、得られる出力物を次工程でも同様に活用することができるよう、出力媒体400に付されたRFID201に対して、出力した画像に関連する情報を書き込む。
図13は、本発明の第7の実施の形態にかかる画像出力装置の構成を示すブロック図である。第7の実施の形態にかかる画像出力装置100は、外部装置700から情報を受信し出力用の画像データを形成する画像処理部130と、当該画像データから画像を出力する画像出力部140と、画像処理部130が外部装置700から受信した情報をRFID201に書き込む書込部122と、出力媒体400を収納する媒体格納部170とを備えている。媒体格納部170には、無線交信によって情報を書込可能なRFID201が付された出力媒体400が収納されている。
第7の実施の形態では、パソコン等の外部装置700で作成したファイルを出力する。画像処理部130は、外部装置700から出力画像の画像情報を受信する。
書込部122は、出力媒体400に付されたRFID201に出力した画像に関連する情報を書き込む。出力した画像に関連する情報としては、出力した画像の電子情報、その電子情報の所在を示す情報、出力するために行った画像処理方法や色に関する情報、出力に関するログ、即ち出力日時、場所、出力者、枚数などを例示できる。
図14は、第7の実施の形態にかかる画像出力装置の画像出力部140の断面図である。図14は、出力媒体400に画像を形成した後、この出力媒体400を書込部122の下方に搬送した状態における断面図である。書込部122は、出力媒体400に対向する面以外の面がシールド部材800で被覆されている。このように書込部122を部分的にシールド部材800で被覆することによって、書込部122に出力媒体400に付されたRFID201に対して指向性を持たせている。
次に、第7の実施の形態の画像出力装置の動作を説明する。画像処理部130は、パソコン等の外部装置700から画像情報を受信し、出力する画像の画像データを形成する。画像出力部140は、媒体格納部170から出力媒体400を一部づつ搬出し、画像処理部130から受信した画像データを出力する。
出力媒体400には、予め読み書き可能型のRFID201が付されている。書込部122は、画像が出力された出力媒体400に対して電波を送信し、出力媒体400に付されたRFID201に出力した画像に関連する情報を書き込む。書込部122は、RFID201に向かって指向性を有するため、書込部122から発信された情報が外部に漏洩するのを防止しつつ、RFID201に対して情報を書き込むことができる。RFID201に情報を書き込んだ後、出力媒体400は装置外部へと搬出される。
以上詳述したように、第7の実施の形態では、書込部122を部分的にシールド部材800で被覆することによって、情報書込位置に向かって指向性を持たせているため、書込部122から発信された情報が外部に漏洩するのを防止しつつ、出力媒体400に付されたRFID201に情報を書き込むことが可能となる。また、画像を出力した出力物を原稿として利用する場合、出力物に付されたRFID201から情報を読み取って出力画像に反映させることにより高品位な出力物を得ることができ、出力物を次工程で活用するための付加価値を高めることができる。
(第8の実施の形態)
第8の実施の形態は、第7の実施の形態の応用例であり、書込部122から発信された電波が画像出力装置外部で受信されるのを防ぐため、書込部122の通信距離を制限したことを特徴とする。
第8の実施の形態では、書込部122の通信距離を短く設定している。書込部122の通信距離は、1mmから数cm程度が好ましい。
以上説明したように、第8の実施の形態では、書込部122の通信距離を制限することにより、電波が装置外部で受信されるのを防ぐことができ、外部への情報の漏洩を防止することができる。また、書込部122自体の消費電力を低減することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる画像出力装置は、原稿に無線交信素子を付し、この無線交信素子を利用して画像を出力するため、付加価値の高い出力画像が得られるとともに、無線交信素子との情報の送受信を制限するため、外部への情報の漏洩を防止したり、装置内部での混信を防止することができる点で極めて有用であり、特に、複写機、プリンタ等に適している。
本発明の第1の実施の形態にかかる画像出力装置と外部ネットワークとの全体構成を示す図である。 本発明で用いられる無線交信素子(RFID200)の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態において使用する原稿300の断面図である。 本発明で用いられる画像読取部110の構成を示すブロック図である。 本発明で用いられる画像処理部130の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる画像読取部110の断面図である。 第1の実施の形態で用いられた原稿と出力物のイメージの一例を示す図である。 第1の実施の形態で用いられた原稿と出力物のイメージの他の例を示す図である。 第4の実施の形態にかかる画像読取部110の断面図である。 第5の実施の形態にかかる画像出力装置の構成を示す斜視図である。 第5の実施の形態にかかる画像出力装置の断面図である。 第6の実施の形態にかかる画像出力装置の断面図である。 第7の実施の形態にかかる画像出力装置の構成を示す斜視図である。 第7の実施の形態にかかる画像出力部140の断面図である。
符号の説明
100 画像出力装置
110 画像読取部
111 搬送ローラ
112 センサー
120、121 受信部
122 書込部
130 画像処理部
140 画像出力部
150 通信制御部
160 大容量記憶部
170 媒体格納部
200、201 無線交信素子(RFID)
210 アンテナ部
220 電源部
230 メモリ部
300 原稿
310 秘匿情報
320 公開情報
400 出力媒体
410 削除部位または公開情報
420 最新情報
430 秘匿情報
500 インターネット
510 LAN
520 外部サーバ
530 パソコン
700、800 シールド部材

Claims (3)

  1. 原稿に付した無線交信素子から情報を受信し、当該情報を用いて画像を出力する画像出力装置であって、
    無線交信が可能な無線交信素子から情報を受信可能な受信手段と、
    前記無線交信素子から受信した情報から出力する画像の画像データを形成する画像処理手段と、
    前記画像処理手段によって形成された画像データから、出力媒体に画像を出力する画像出力手段と、
    前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を制御することにより、前記無線交信素子からの情報の送信を制限する制限手段と、
    前記原稿から当該原稿に記録された画像の画像情報を読み取る画像読取手段と、を備え、
    前記制限手段は、前記無線交信素子と前記受信手段との交信時間を、前記画像読取手段での読取情報により決定することを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記制限手段は、前記無線交信素子から発信された電波を遮断することにより、前記無線交信素子から前記画像出力装置の外部への情報の送信を制限することを特徴とする請求項に記載の画像出力装置。
  3. 前記制限手段は、前記無線交信素子から発信された電波を遮断することにより、前記画像出力装置の内部における混信を防ぐことを特徴とする請求項1または2に記載の画像出力装置。
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