JP4111507B2 - 下枠フラットサッシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はサッシの下枠を略フラットにした下枠フラットサッシに関し、特に下枠に設けられる障子案内用のレールを室内側と略同じ高さにすると共にレールの一部を覆うカバー材を設けた下枠フラットサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の出入口等に設けられる引き違い障子を納めたサッシにおいて、下枠に設けられる障子用のレールを室内側の床面と略同じ高さにして、車椅子でサッシを室内外方向に通過しやすくしたものが知られている。これは、レールの高さを略揃えていることにより、車椅子の車輪が比較的上下動することなくレール間を通過することができるようにしたものである。このような下枠フラットサッシとしては例えば特許文献1に示すようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−158631号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の下枠フラットサッシにおいては、以下に述べる問題点を有していた。
障子用のレールの高さを略揃えても、レール間は溝状になっているために、車椅子の車輪がサッシに対して斜めに進入した場合などは、レール間に車輪が落ち込んでしまう可能性がある。
また、既に設置されたサッシに対して、バリアフリー化のために車椅子が支障なく通過できるようにする構造とすることは困難である。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、車椅子による出入りを容易に行うことができ、既存のサッシに対しても適用可能な下枠フラットサッシを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る下枠フラットサッシは、上下枠及び左右の縦枠を枠組みした枠体に室内外障子及び網戸を納め、上記下枠は上記室内外障子及び網戸を案内する内外レール及び網戸レールを長手方向略全長に渡って有してなるサッシにおいて、
上記下枠には補助レール材と外レールカバー材とを設け、上記補助レール材は上記網戸レールを略全長に渡って覆うと共に、上面に補助網戸レールを有してなり、上記外レールカバー材は上記外レールの室外障子を閉じた状態における露出部分を略覆うと共に、上記補助レール材近傍から室内障子近傍に至る平面部を有してなり、
上記補助レール材の補助網戸レールの上端と上記外レールカバー材の平面部の上面及び上記内レールの上端はそれぞれ上記下枠の室内端の上縁と略同じ高さとしてなることを特徴として構成されている。
【0007】
また、本発明に係る下枠フラットサッシは、上記補助レール材は室内側端部近傍において上記下枠に対してビスまたはネジによって固定され、該ビスまたはネジは上記外レールカバー材で覆われることを特徴として構成されている。
【0008】
さらに、本発明に係る下枠フラットサッシは、上記外レールカバー材は上記下枠に対してビスまたはネジによって固定する取付部を有し、該取付部の上部に上記平面部の一部を構成するビスカバー材を設けることを特徴として構成されている。
【0009】
さらにまた、本発明に係る下枠フラットサッシは、上記取付部は断面凹状に形成されて室内側壁と室外側壁を有し、該室外側壁は上記外レールの室内側面に当接してなることを特徴として構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。図1は本実施形態における下枠フラットサッシの下半分を示した縦断面図であり、図2は本実施形態における下枠フラットサッシの横断面図である。これら各図において、本実施形態における下枠フラットサッシは、建物開口部に装着された上枠(図示しない、上枠について以下同じ)、下枠10、及び縦枠20、20からなる枠体1内に、上框(図示しない、上框について以下同じ)、下框30、及び縦框40、40を枠組みした框体2にガラスを納めてなる内障子3及び外障子4を引違い状に走行自在に納めると共に、外障子4の室外側に網戸5を納めてなるものである。
【0011】
枠体1を構成する各枠材は、複合型の枠材であり、ベースとなる金属部材とその室内側露出部分を覆う樹脂部材とから構成されている。金属部材は、金属上枠、金属下枠11、金属縦枠21、21を方形に枠組みして構成され、樹脂部材は、樹脂上枠、樹脂下枠12、樹脂縦枠22、22から構成されている。そして、上記樹脂上枠は金属上枠に、樹脂下枠12は金属下枠11に、樹脂縦枠22は金属縦枠21に、それぞれ取付けられている。各金属部材には、それぞれ係止片が設けられ、樹脂部材はそれらに係合された上で、ネジによって固定される。
【0012】
一方、框体2は、上記枠体1と同様に金属部材とその室内側露出部分を略覆うように取付けられた樹脂部材とから構成されている。金属部材は、金属上框、金属下框31、金属縦框41、41を方形に枠組みして構成され、樹脂部材は、樹脂上框、樹脂下框32、樹脂縦框42、42から構成されている。そして、上記樹脂上框は金属上框に、樹脂下框32は金属下框31に、樹脂縦框42、42は金属縦框41、41に、それぞれ取り付けられている。各金属部材には、それぞれ係止片が設けられ、樹脂部材はそれらに係合された上で、ネジ及びカシメによって固定される。
【0013】
なお、枠体1及び框体2の金属部材は通常アルミの押出し型材にて成型され、また枠体1及び框体2の樹脂部材は塩化ビニルやアクリル樹脂等から成型される。このように樹脂部材にて金属部材の室内側露出部分を覆うことにより、金属による冷たい感じを隠し、また熱伝導率の低い樹脂によって断熱効果を向上させている。また、これらの樹脂材には、木材粉等を混入させて、外観上あたかも木材で形成されているかの観を呈することもできる。
【0014】
下枠10には、図1に示すように各障子を案内するためのレールを室内側から順に内レール13、外レール14、網戸レール15と有している。樹脂下枠12は、その室内側端部の上縁が室内方向に延出し、建物の床材に固定される室内側部16を形成している。そして、内レール13及び外レール14は、その上端が室内側部16の上面と略同じ高さに揃えられている。一方、網戸レール15は、これら内レール13や外レール14、及び室内側部16より低い位置に形成されている。そこで、図1に示すように補助レール材50を網戸レール15の上部を覆うように、長手方向略全長に渡って設ける。
【0015】
補助レール材50は、金属下枠11と同様に金属の押出し型材からなり、断面中空の略方形状に形成される。また、その上面には網戸5を案内する補助網戸レール50aを有し、下枠10に補助レール材50を取付けた場合に、その上端が上記内レール13の上端や外レール14の上端及び室内側部16の上面と略同じ高さになるように形成されている。網戸5は、この補助網戸レール50aによって走行自在に案内される。さらに、下面には室内側に向かって突出する延出部50bを有しており、この延出部50bは金属下枠11にビス53により長手方向数カ所において固定される。
【0016】
下枠10の網戸レール15の長手方向略全長に渡って補助レール材50を設ける一方、内外障子3、4を閉めた状態における外レール14の露出部分を略覆う外レールカバー材51を設ける。図2に示すように、下枠10の外障子4を閉めた状態における露出部分となる領域は略覆われるように、外レールカバー材51は設けられる。外レールカバー材51は、外障子4の端部形状に略適合するように形成されるので、外障子の端部の一部が突出するように形成されている本実施形態の場合は、それに略適合するように一端の一部を切り欠いた形状に形成される。このように構成することにより、外レールカバー材51を設けた領域に外障子4を案内することはできず、したがって外障子4は走行不能とされている。すなわち、障子の開閉は内障子3のみ行うことができる。
【0017】
図3には、図2において各障子を除いた状態の図を示す。この図では、下枠10を上方から見ていることになり、室内側部16と内レール13、外レール14及び補助網戸レール50aが平行に並んでいる。ここで、内レール13と外レール14の間の領域には、内障子3と外障子4の召合せ部分にあたる中央部に気密材18を設けて、内レール13と外レール14の間の溝状の部分から室内側に雨水等が浸入しないようにしている。また、内レール13と外レール14の間の領域であって、外障子4に略覆われる領域には樹脂下枠12を設け、外レールカバー材51及び閉じた状態の内障子3に略覆われる領域には、樹脂下枠12と断面同形状の金属底材19を設ける。また、金属底材19には長手方向の適所に数カ所の排水孔17、17が設けられる。
【0018】
図4には、本実施形態における下枠フラットサッシの下部拡大図を示す。この図においては、外障子4を閉めた状態において外レール14が露出する部分、すなわち外レールカバー材51が設けられる領域における断面図を示している。この図に示すように、外レールカバー材51は、金属下枠11と同様に金属の押出し型材からなり、外レール14を上方から跨ぐような形状に形成されている。その室外側面は補助レール材50の室内側面近傍に配置され、上面は補助網戸レール50aの上端と略同じ高さの平面状とされ、平面部51aを形成する。外レールカバー材51の室外側面及び上面により、上記補助レール材50の延出部50bに設けられたビス53を露出しないように覆っている。ビス53を露出させないことにより、サッシの美観性を確保することができる。
【0019】
また、外レールカバー材51の室内側には取付部51bが形成され、室内側壁51cと室外側壁51dによって凹状の溝部を形成する。この取付部51bの底面にはビス54が設けられ、金属底材19を介して金属下枠11に対しビス止めされる。室内側壁51cは、断面階段状に形成されて略下半分に空間を設け、排水の妨げにならないようにしている。一方、室外側壁51dは、外レール14の室内側面に当接するように配置される。外レール14に当接していることにより、外レールカバー材51の安定度が増し、強度を高めることができる。
【0020】
さらに、外レールカバー材51の凹状に形成された取付部51bの上部にはビスカバー材51eが設けられる。ビスカバー材51eは、取付部51bを略覆うように形成され、それぞれ室内側壁51c及び室外側壁51dの上端付近に係合固定される。そして、その上面は平面状に形成されており、外レールカバー材51の上面と略面一状とされる。すなわち、補助網戸レール50aの上端と略同じ高さとなる。外レールカバー材51の上面及びビスカバー材51eの上面によって、平面部51aは構成されている。このビスカバー材51eは取付部51bのビス54を覆って露出させないようにしているので、サッシの美観性を確保することができる。
【0021】
本発明は、このように補助網戸レール50aの上端及び平面部51aの上面を、内レール13の上端及び室内側部16の上面と略同じ高さとし、外障子4を走行不能とする代わりに、内障子3を開いた場合に、サッシ上を車椅子によって室内外方向に移動しやすくしたものである。このサッシにおける下枠10の組立について図5に沿って以下説明する。
【0022】
図5は、下枠10の外レールカバー材51取付部分の断面図における組立図を示している。金属下枠11の内レール13より室内側の露出部分には、樹脂下枠12が設けられている。また、内レール13と外レール14の間には、金属底材19が設けられている。このように金属下枠11に樹脂下枠12及び金属底材19を配設した状態で、室外側の網戸レール15には上方から補助レール材50が取付けられる。補助レール材50は延出部50bにおいてビス53によって固定される。
【0023】
補助レール材50の取付部分及び外レール14の上方からは、外レールカバー材51が取付けられる。外レールカバー材51は外レール14を跨ぐように取付けられ、外レール14より室内側の取付部51bにおいて、金属底材19を介して金属下枠11にビス54によって固定される。ここでは、取付部51bの上方が開いた状態になっているので、その部分を塞ぐように上方からビスカバー材51eを取付ける。ビスカバー材51eは、外レールカバー材51の取付部51bにおける室内側壁51cと室外側壁51dの上端付近で係合固定される。これら3つの部材を取付けることにより、補助網戸レール50aと平面部51aを、室内側部16と略同じ高さとした下枠フラットサッシを構成することができる。
【0024】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用はこの実施形態に限られるものではなく、その他のサッシについても適用可能である。図6には本発明の第2の実施形態における下枠フラットサッシを示す。第1の実施形態では、障子は室内外に1枚ずつ設けられた2枚引きのサッシであったのに対し、本実施形態では外障子4は1枚であるものの、室内側には第1の内障子60及び第2の内障子61を設けた3枚引きのサッシである。それ以外の点については、第1の実施形態と同様の構成を有している。各障子を閉めた状態においては、外障子4がサッシ内の中央に配置され、第1の内障子60及び第2の内障子61はサッシ内において外障子4の左右にそれぞれ配置される。
【0025】
図6に示すように、3枚引きのサッシにおいても、補助レール材50を網戸レール15の長手方向略全長に渡って設けている。本実施形態における補助レール材50も、その上面には略全長に渡って補助網戸レール50aを有している。また、外レールカバー材51は、各障子を閉めた状態における下枠10の室外側露出部分を略覆うように設けられる。すなわち、図6において外障子4の左右の領域にそれぞれ外レールカバー材51が左右対称に設けられる。したがって、外障子4は外レール14上を走行不能とされている。
【0026】
そして、第1の実施形態と同様に、補助網戸レール50aの上端と外レールカバー材51の平面部51aは、下枠10の室内側部16と略同じ高さに形成されてなることにより、第1の内障子60または第2の内障子61を開いた場合に、サッシの室内外方向に車椅子が通行しやすいように構成されているものである。
【0027】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図7には本実施形態におけるサッシの横断面図を示す。この図に示すように本実施形態は、室内側には第1の内障子60と第2の内障子61を設け、室外側には第1の外障子62と第2の外障子63を設けた4枚引きのサッシに本発明を適用したものである。それ以外の点については、第1の実施形態と同様の構成を有している。各障子を閉めた状態では、2枚の内障子60、61はサッシの中央部に配置され、2枚の外障子62、63は内障子60、61の配置位置の左右にそれぞれ配置される。
【0028】
本実施形態でも、補助レール材50を網戸レール15の長手方向略全長に渡って設けている。本実施形態における補助レール材50も、その上面には略全長に渡って補助網戸レール50aを有している。また、外レールカバー材51は、各障子を閉めた状態における下枠10の室外側露出部分を略覆うように設けられる。すなわち、下枠10の室外側における中央部に外レールカバー材51が設けられ、第1の外障子62及び第2の外障子63は走行不能とされている。
【0029】
そして、第1の実施形態と同様に、補助網戸レール50aの上端と外レールカバー材51の平面部51aは、下枠10の室内側部16と略同じ高さに形成されてなることにより、第1の内障子60または第2の内障子61を開いた場合に、サッシの室内外方向に車椅子が通行しやすいように構成されているものである。
【0030】
これまで、本発明の第1〜第3の実施形態について説明したが、本発明はその技術的思想の範囲内において、その他のサッシにも適用することができる。例えば、本実施形態では金属部材の室内側露出部分に樹脂部材を配設した複合サッシについて、本発明を適用しているが、すべて金属部材からなるサッシにも本発明を適用することもできる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る下枠フラットサッシによれば、下枠は網戸レールを略全長に渡って覆い上面に補助網戸レールを有した補助レール材と、外レールの室外障子を閉じた状態における露出部分を略覆い補助レール材近傍から室内障子近傍に至る平面部を有した外レールカバー材とを設け、補助レール材の補助網戸レールの上端と外レールカバー材の平面部の上面はそれぞれ下枠の室内端の上縁と略同じ高さとしたことにより、サッシ下枠の室内側の床面から室外側に至るまでの段差をほぼなくすことができて、車椅子の出入りを容易にすることができる。また、既存のサッシにも簡易な作業にて取付けることができる。
【0032】
また、本発明に係る下枠フラットサッシによれば、補助レール材は室内側端部近傍において下枠に対してビスまたはネジによって固定されることにより、補助レール材をビスやネジにより下枠に対して強固な固定をすることができ、車椅子の移動による荷重に耐えられる下枠とすることができる。また、ビスまたはネジは外レールカバー材で覆われることにより、ビスまたはネジが露出しないので、美観のよいサッシとすることができる。
【0033】
さらに、本発明に係る下枠フラットサッシによれば、外レールカバー材は下枠に対してビスまたはネジによって固定する取付部を有していることにより、外レールカバー材をビスやネジにより下枠に対して強固な固定をすることができ、車椅子の移動による荷重に耐えられる下枠とすることができる。また、取付部の上部に平面部の一部を構成するビスカバー材を設けることにより、内障子近傍まで平面部を形成できると共に、ビスやネジを覆うので美観のよいサッシとすることができる。
【0034】
さらにまた、本発明に係る下枠フラットサッシによれば、取付部は断面凹状に形成されて室内側壁と室外側壁を有し、室外側壁は外レールの室内側面に当接してなることにより、外レールカバー材を外レールに対して一体的に取付けることができ、取付強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における下枠フラットサッシの下半分を示した縦断面図である。
【図2】本実施形態における下枠フラットサッシの横断面図である。
【図3】本実施形態における下枠フラットサッシの障子を除いた状態の横断面図である。
【図4】本実施形態における下枠フラットサッシの下部拡大図である。
【図5】本実施形態における下枠フラットサッシの下枠組立図である。
【図6】第2の実施形態における下枠フラットサッシの横断面図である。
【図7】第3の実施形態における下枠フラットサッシの横断面図である。
【符号の説明】
1 枠体
2 框体
3 内障子
4 外障子
5 網戸
10 下枠
13 内レール
14 外レール
15 網戸レール
20 縦枠
30 下框
40 縦框
50 補助レール材
50a 補助網戸レール
50b 延出部
51 外レールカバー材
51a 平面部
51b 取付部
51e ビスカバー材
Claims (4)
- 上下枠及び左右の縦枠を枠組みした枠体に室内外障子及び網戸を納め、上記下枠は上記室内外障子及び網戸を案内する内外レール及び網戸レールを長手方向略全長に渡って有してなるサッシにおいて、
上記下枠には補助レール材と外レールカバー材とを設け、上記補助レール材は上記網戸レールを略全長に渡って覆うと共に、上面に補助網戸レールを有してなり、上記外レールカバー材は上記外レールの室外障子を閉じた状態における露出部分を略覆うと共に、上記補助レール材近傍から室内障子近傍に至る平面部を有してなり、
上記補助レール材の補助網戸レールの上端と上記外レールカバー材の平面部の上面及び上記内レールの上端はそれぞれ上記下枠の室内端の上縁と略同じ高さとしてなることを特徴とする下枠フラットサッシ。 - 上記補助レール材は室内側端部近傍において上記下枠に対してビスまたはネジによって固定され、該ビスまたはネジは上記外レールカバー材で覆われることを特徴とする請求項1記載の下枠フラットサッシ。
- 上記外レールカバー材は上記下枠に対してビスまたはネジによって固定する取付部を有し、該取付部の上部に上記平面部の一部を構成するビスカバー材を設けることを特徴とする請求項1または2記載の下枠フラットサッシ。
- 上記取付部は断面凹状に形成されて室内側壁と室外側壁を有し、該室外側壁は上記外レールの室内側面に当接してなることを特徴とする請求項3記載の下枠フラットサッシ。
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