JP2002339661A - 屋外用下枠フラットサッシ構造(網戸収納型) - Google Patents
屋外用下枠フラットサッシ構造(網戸収納型)Info
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Abstract
用サッシ構造において、下枠上面を略フラットに形成
し、バリアフリー化を図るのに有効的な屋外用下枠フラ
ットサッシ構造の提供を目的とする。 【解決手段】障子装着用上下枠及び左右の縦枠にて略方
形枠を形成し、この障子装着用略方形枠の室内側にアコ
ーディオン式網戸用上下枠及び左右の縦枠をそれぞれ並
設し、上記障子がスライドする障子用下枠と、アコーデ
ィオン式網戸が開閉する網戸用下枠との上面が水平に配
設され、かつ、障子用下枠の上面に障子下框から垂下さ
せた垂下片を挿入する細い条状の溝を有し、網戸用下枠
の上面に網戸のネット支持部材の下端が係合する細い溝
を有し、かつ、略フラット面に形成した。
Description
折り畳み、伸縮自在としたアコーディオン式網戸を収納
し、下枠上面がフラットに形成された屋外用下枠フラッ
トサッシ構造に関する。
が装着使用されている。この場合に、障子に対して室外
側に装着する方法と、室内側に装着する方法がある。障
子の室外側に網戸を設けた従来例としては、特開平8−
135346号公報、特開平7−166776号公報、
特開平5−295970号公報等に開示されている。こ
のように、網戸を障子に対して室外側に装着すると、障
子が開閉スライドする下枠等に虫が落ちてくることが無
く、外部側で防虫できる利点があるが、網戸の使用時に
屋外側(外部)に廻らなければならない。また、網戸を
使用しないときにも、常に外部に位置するので網戸が汚
れやすく、より高い耐候性が要求される等の欠点もあ
る。
に装着すると、網戸が直接的に風雨にさらされないので
耐久性が向上し、網戸に汚れも溜まりにくい。また、網
戸を室内側から操作出来る。そこで、実開平6−374
91号公報に開示されたスクリーン装置によるアコーデ
ィオン式網戸を室内側に設けた例や、図11に示すよう
に引違い障子の室内側に網戸を装着する方法が提案され
ている。
来のサッシ構造では、外障子290及び内障子300か
らなる引違い障子の室内側に網戸310が装着されてい
るものの、下枠210には外障子、内障子及び網戸がス
ライド走行するレールが室外側から室内側に向けて高く
なるように段差を設けた下枠構造になっている。従来の
下枠にこのような段差を有しているのは、屋外用サッシ
においては風とともに雨が障子に強く吹き付けられる暴
風雨時に対しても、室内に対する気密、水密性が要求さ
れることから段差部にて雨水の室内への浸入を防止せん
とするためである。
障子の屋外側にバルコニー等を設置した場合に、この段
差部が人の出入りや、車椅子が走行する際の障害となる
問題があった。また、図12(イ)、(ロ)に示すよう
な従来において、フラットサッシと称されていたもの
は、レールの高さを揃えただけであったり、約10〜2
0mm程度の段差を有していた。このような小さな凹凸
や段差は、歩行者に認識され難く、かえってつまずくと
いう事例が報告されている。
術に有する技術的課題に鑑みて、アコーディオン式網戸
を収納したタイプの屋外用サッシ構造において、下枠上
面を略フラットに形成し、バリアフリー化を図るのに有
効的な屋外用下枠フラットサッシ構造の提供を目的とす
る。
障子装着用上下枠及び左右の縦枠にて略方形枠を形成
し、この障子装着用略方形枠の室内側にアコーディオン
式網戸用上下枠及び左右の縦枠をそれぞれ並設し、上記
障子がスライドする障子用下枠と、アコーディオン式網
戸が開閉する網戸用下枠との上面が水平に配設され、か
つ、障子用下枠の上面に障子下框から垂下させた垂下片
を挿入する細い条状の溝を有し、網戸用下枠上面に網戸
のネット支持部材の下端が係合する細い溝を有し、当該
障子用及び網戸用下枠の上面が略フラット面に形成され
た屋外用サッシとした。
戸の下枠を、網戸の下枠が障子用下枠の室内側に並設し
たことにより、室内側からアコーディオン式網戸の操作
が容易であり、いわば、カーテンのような感覚で網戸使
用が可能になる。また、下枠上面に、障子下框に設けた
垂下片を挿入する細い条状の溝と、網戸のネット支持部
材の下端を係合する細い溝を設けたフラット形状に形成
したことにより、例えば図10にそのイメージを示すよ
うに、足を乗せた場合の違和感が無く、室内床面と同様
に歩行や車椅子の走行が可能である。本発明において
は、下枠の上面に設けた細い条状の溝に、障子下框から
垂下させた垂下片を挿入する構造を採用したことによ
り、この垂下片と下枠との間で気密性、水密性を確保
し、雨水をこの細い条状の溝から下枠凹部に排水可能に
なり、下枠上面のフラット化が図れたものである。
明において、少なくとも、障子用下枠と網戸用下枠との
上面が水平に配置されるように係止部材で連結したもの
である。このように、障子用下枠と網戸用下枠をそれぞ
れ別々に形成し、これらを係止部材で連結する構造にし
たことにより、各種障子に合わせたサッシ仕様にそれぞ
れ対応してアコーディオン式網戸が装着出来るようにな
る。よって、既設の障子用サッシに上記網戸用サッシを
取り付けることもできる。
及び左右の縦枠に対して、その室内側に網戸用上下枠及
び左右の縦枠をそれぞれの枠に一体的に形成し、上記下
枠の上面において、その下枠の上面に障子下框から垂下
させた垂下片を挿入する細い条状の溝及び、網戸のネッ
ト支持部材の下端が係合する細い溝を有し、かつ、略フ
ラット面に形成した。なお、障子装着用上下枠及び左右
の縦枠と、網戸装着用上下枠及び左右の縦枠との内、少
なくとも障子用下枠と網戸用下枠をアルミニウム合金押
出材等で一体的に形成されていればよい。
及び左右の縦枠に対して、それぞれ一体的に、かつ、そ
の室外側に網戸用上下枠及び左右の縦枠を形成し、上記
下枠上面において、その下枠の上面に障子下框から垂下
させた垂下片を挿入する細い条状の溝及び、網戸のネッ
ト支持部材の下端が係合する細い溝を有し、かつ、略フ
ラットに形成した。請求項4記載の発明の技術的要旨
は、障子装着用略方形枠の室外側に一体的に網戸装着用
略方形枠を形成しつつ、下枠上面をフラットに形成した
点にある。
縦断面図を示し、図2にその横断面図を示す。躯体1
a、1b、1c、1dにて屋外用開口部を形成してい
る。躯体開口部下側1aには、障子用下枠10と網戸用
下枠50とが、アンカー3a、4aにて取り付けられて
いる。躯体開口部上側1bには、障子用上枠20と網戸
用上枠60とがアンカー3b、4bにて取り付けられて
いる。図2に示すように、左右の躯体開口部1c、1d
には、障子用左右の縦枠30、40及び網戸用左右の縦
枠70、80がそれぞれアンカー3c、3d、4c、4
dにて取り付けられている。上部及び左右の躯体開口部
は、それぞれ、障子用枠と躯体外装部材8b、8c、8
dとの間がシールコーキング2b、2c、2dされてい
る。下枠と駆体の間はシールコーキング2aされてい
る。また、網戸用上枠、左右の縦枠の室内側には、木額
縁6a、6b、6cが連結されている。
障子100が左右にスライド開閉自在に装着されてい
る。網戸方形枠内には、網戸110が装着されている。
外障子90は、下框91、上框92、戸当たり框93、
召合框94にて障子枠を形成している。内障子100
は、下框101、上框102、戸当たり框103、召合
框104にて障子枠を形成している。網戸110は、左
右のネット係止部材111、112にてネット113の
両端を係止し、アコーディオン式に伸縮自在になってい
る。なお、網戸のネット係止部材111、112と内障
子の間には、その隙間を塞ぎ、虫等の侵入を防ぐ防虫タ
イト材115、116が取り付けられている。
材等で押出成形された下枠ベース部材11に上面部材1
2a、12bを取り付けて下枠上面をフラットに形成し
ている。下枠上面には、細い条状の溝13a、13bを
形成し、その直下にその条状の溝より幅の広い下枠凹部
15a、15bが形成されている。また、外障子下框9
1に垂下片91a、内障子下框101に垂下片101a
を垂下させて、これを上記細い条状の溝に挿入し、下枠
凹部側壁の間に横タイト材14a、14bを設けて摺接
させている。雨水は、この細い条状の溝から下枠凹部1
4a、14bを介して下枠の中空部に流れ込み、屋外に
排出される。
に、網戸110のネット係止部材111の下部爪111
aが係合するための図4に示すような細い溝50a、5
0c及び網戸用ワイヤーが配設される細い溝50bを有
する下枠上面がフラットに形成されている。障子用下枠
10と網戸用下枠50とは、その上面が水平になるよう
に配置され、係止部材51にて連結されている。同様
に、上枠は係止部材61にて、左右の縦枠は係止部材7
1、81にてそれぞれ連結されている。
防虫目的に使用している横断面を示し、図3は、アコー
ディオン式網戸を中央部に閉じた状態の横断面を示す。
障子及び網戸のネットを縮めた状態の下枠の縦断面図を
図4に示す(図3のA−A線断面図)。バルコニー等が
設けられている屋外側のグレーチング7、障子用下枠1
0、網戸用下枠50、室内フローリング床面5がフラッ
トになっている。
ッシを一体的に形成した例を示す。この場合には、下枠
10Aに網戸用下枠(50)が一体的に形成され、上枠
20A、左右の縦枠30A、40Aと合わせて一体的に
方形枠を構成することになる。この場合には、アンカー
3e、3f、3g、3hのように障子用と網戸用を共通
化することも可能である。
障子に対して室外側に配設した例を示す。この場合に
は、室外側に網戸が装着できるように形成した下枠10
B、上枠20B、左右の縦枠30B、40Bにて方形の
枠を形成している。図9には、本発明に係るサッシ構造
を適用した場合のイメージ図を示し、室内フロアーと屋
外バルコニーがフラットに形成された新規居住空間が得
られる。
いては、下枠上面に障子下框垂下片を挿入する細い条状
の溝とアコーディオン式網戸のネット係止部材の係止爪
が係合する細い溝を設けただけの下枠上面に段差の無い
フラット面に形成したので、屋外開口部に従来のような
段差が無く、図10に示すような完全なバリアフリー化
が図られる。また、下枠上面のフラット形状が図12
(イ)及び(ロ)に示した従来のフラットと称されるも
のに比較して本発明におけるフラット形状は、図12
(ハ)に示すように溝が10mm以下と小さく、足がつ
まずくことも無い。
断面図を示す。
断面図を示す。
示す。
サッシ構造例の縦断面図を示す。
サッシ構造例の横断面図を示す。
の縦断面図を示す。
の横断面図を示す。
を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】障子装着用上下枠及び左右の縦枠にて略方
形枠を形成し、この障子装着用略方形枠の室内側にアコ
ーディオン式網戸用上下枠及び左右の縦枠をそれぞれ並
設し、上記障子がスライドする障子用下枠と、アコーデ
ィオン式網戸が開閉する網戸用下枠との上面が水平に配
設され、かつ障子用下枠の上面に障子下框から垂下させ
た垂下片を挿入する細い条状の溝を有し、網戸用下枠の
上面に網戸のネット支持部材の下端が係合する細い溝を
有し、当該障子用及び網戸用下枠の上面が略フラット面
に形成されたことを特徴とする網戸収納型屋外用下枠フ
ラットサッシ構造。 - 【請求項2】障子がスライドする障子用下枠と、アコー
ディオン式網戸が開閉する網戸用下枠とが、それらの上
面が水平に配置されるように係止部材で連結したことを
特徴とする請求項1記載の網戸収納型屋外用下枠フラッ
トサッシ構造。 - 【請求項3】障子装着用上下枠及び左右の縦枠に対し
て、その室内側に網戸用上下枠及び左右の縦枠をそれぞ
れの枠に一体的に形成し、上記下枠の上面において、そ
の下枠の上面に障子下框から垂下させた垂下片を挿入す
る細い条状の溝及び、網戸のネット支持部材の下端が係
合する細い溝を有し、かつ、略フラット面に形成された
ことを特徴とする網戸収納型屋外用下枠フラットサッシ
構造。 - 【請求項4】障子装着用上下枠及び左右の縦枠に対し
て、その室外側に網戸用上下枠及び左右の縦枠をそれぞ
れの枠に一体的に形成し、上記下枠の上面において、そ
の下枠の上面に障子下框から垂下させた垂下片を挿入す
る細い条状の溝及び、網戸のネット支持部材の下端が係
合する細い溝を有し、かつ、略フラットに形成されたこ
とを特徴とする網戸収納型屋外用下枠フラットサッシ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002203726A JP2002339661A (ja) | 2002-07-12 | 2002-07-12 | 屋外用下枠フラットサッシ構造(網戸収納型) |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002203726A JP2002339661A (ja) | 2002-07-12 | 2002-07-12 | 屋外用下枠フラットサッシ構造(網戸収納型) |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002339661A true JP2002339661A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=19195710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002203726A Withdrawn JP2002339661A (ja) | 2002-07-12 | 2002-07-12 | 屋外用下枠フラットサッシ構造(網戸収納型) |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002339661A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127218A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Shin Nikkei Co Ltd | サッシ |
JP2016033307A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社Lixil | 引き違いサッシ用網戸 |
JP2021017755A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 三協立山株式会社 | 建具 |
-
2002
- 2002-07-12 JP JP2002203726A patent/JP2002339661A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127218A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Shin Nikkei Co Ltd | サッシ |
JP2016033307A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社Lixil | 引き違いサッシ用網戸 |
JP2021017755A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 三協立山株式会社 | 建具 |
JP7317613B2 (ja) | 2019-07-22 | 2023-07-31 | 三協立山株式会社 | 建具 |
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