JP4111119B2 - 棒体繰り出し具 - Google Patents

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Description

本発明は、軸体の内部に柱状の棒体と、その棒体の後部を挿着する棒体受けを配置すると共に、前記軸体の側面に直溝を設け、その直溝を介して前記棒体受けにクリップを連結した棒体繰り出し具に関するものであり、その棒体の1例としては、消しゴムやクレヨン、固形の家具補修剤や固形修正具などがある。
棒状の消しゴムを繰り出しできる棒体繰り出し具としては、ステッドラー社製の商品名 ラデッド クリップ付きがある。以下詳述する。軸体の後方には、クリップ部が一体に配置されている。又、軸体の内部には、棒体である(円)柱状の消しゴムと、その消しゴムの後部が挿着された消しゴム受け部材が配置されている。一方、軸体の外周には、その軸体の軸方向の略全長に渡って、長く切り欠いた直溝が形成されている。前記消しゴム受け部材は、前記直溝を介して軸体の外周から突出するつまみ部を一体に設けている。そのつまみ部は、消しゴムと消しゴム受け部材、並びに直溝にガイドされて移動しうるように配置されている。尚、軸体の前方で、且つ、前記直溝と反対側には、“コ”字状に切り欠かれた消しゴム押え部が配置されている。
又、ボールペンやシャープペンシルなどの軸体に弾性部材、例えば、加硫ゴム材や熱可塑性エラストマー樹脂材などからなる円筒形のグリップを被せたものが知られている。筆記時の手滑り抵抗性を高めて滑りにくくしたり、弾力性によって把持感触性を良くしているものである。
ステッドラー総合カタログ 1998−1999(第35頁、ラデット クリップ付き 527 35)。
軸体の内部に柱状の棒体と、その棒体の後部を挿着する棒体受けを配置すると共に、前記軸体の側面に直溝を設け、その直溝を介して前記棒体受けにクリップを連結した棒体繰り出し具にグリップを被せた物は無かった。
一方、ボールペンなどに被せたグリップは、グリップ部材で把持感触性を持たせているが、この把持感触性は、グリップ部材の特性(材料種類、硬さ、厚さ、長さ、形状、表面模様など)によるものであった。
その把持感触性を高めたグリップを被覆した軸体を用いて、軸体内に収納された棒体に固着された棒体受けとクリップとを、軸体の軸方向に移動させる棒体繰り出し具を提供しようとすると、前記クリップの前方はグリップの後端を乗り越えて前方へと移動することになる。しかし、クリップの前方が前方へと移動する過程、即ち、グリップの後端を乗り越える際に、クリップの前方とグリップの後端と干渉する。そして、その干渉値が大きい程、また、グリップが軟質材になる程、グリップの干渉部位がめくれてしまうという問題があり、ややもすると、破れてしまう危険性もある。
そこで、本発明は、軸体にグリップ部材を被覆して把持感触性を持たせながらも、クリップ前方とグリップ後端の干渉を極力抑えた棒体繰り出し具を提供することを課題としている。
本発明は、軸体の内部に柱状の棒体と、その棒体の後部を挿着する棒体受けを配置すると共に、前記軸体の側面に直溝を設け、その直溝を介して前記棒体受けにクリップを連結した棒体繰り出し具にあって、前記軸体の外周前方に弾性部材からなるグリップを被覆すると共に、そのグリップの後部とクリップの接触部近傍に、前記軸体の表面からグリップ表面に架けて傾斜するグリップ変形抑止部を設けたことを要旨とする。
本発明は、軸体の内部に柱状の棒体と、その棒体の後部を挿着する棒体受けを配置すると共に、前記軸体の側面に直溝を設け、その直溝を介して前記棒体受けにクリップを連結した棒体繰り出し具にあって、前記軸体の外周前方に弾性部材からなるグリップを被覆すると共に、そのグリップの後部とクリップの接触部近傍に、前記軸体の表面からグリップ表面に架けて傾斜するグリップ変形抑止部を設けているので、被覆したグリップの後端のめくれを極力防止した棒体繰り出し具を提供できる。
以下、本発明について添付図面を参照しながら、更に詳細に説明する。図1〜図7に第一実施例を示す。参照符号1は、前後貫通した円筒形の軸体である。この軸体1の外周には、軸方向の略全長に亘って、直溝1aが形成されている。その直溝1aは、連続的に形成された幅広の溝fと幅狭の溝gとから構成されている(図3参照)。軸体1を切り欠いた直溝1a外周囲は、平坦面となるようにしている。軸体1の前方で直溝1aの反対側には、外周側と内周側を貫通したスリット1bで、杓文字形に切り欠いた変形部1cを設けている。変形部1c後方には、凹凸全周模様のローレット1dを設けている。
又、軸体1の前方外周には、弾性変形復元性質のあるゴム材からなる貫通し、且つ、前後対象形の円筒形のグリップ2を被せている。そのグリップ2は軸体1の変形部1bを覆うようにも被せており、そのグリップ2の表面模様は、軸体1のローレット1dと同様の凹凸全周模様となるように設けている。尚、グリップ2が軸体1で前後移動しないように、軸体1にはグリップ2の前後位置に鍔部を設けている。又、グリップ2の後端より後方の位置で、軸体1の直溝1a外周囲の平坦面位置に2箇所、軸心から外方に突出するリブ状のグリップ変形抑止部1eを設けている。このグリップ変形抑止部1eは、直溝1a外周囲の平坦面後方から前方に向け傾斜状に突出し、さらに前方に向け軸心と平行に突出するように設けている。
軸体1の内部には、消しゴムである円柱の棒体3を配置し、軸体1内で容易に前後移動し得るように設けている。その棒体3の後方には、前方でその棒体3を固着し、軸体1内で移動容易な角筒状の棒体受け4を配置している。この棒体受け4の内側から軸体1の直溝1dに跨るようにして、ステンレス板材からなる山形状の変形バネ5を配置している。
又、軸体1の外周から突出するように、湾曲形のクリップ6を配置している。そのクリップ6の前方には、軸体1の直溝1aに一部埋まるように、略半円形の玉部6aを配置している。その玉部6aの両脇の2箇所には、半円形の玉補助部6bを設けている(図4参照)。そのクリップ6の玉補助部6bは、軸体1の直溝1a外周囲の平坦面と接するように設けている。即ち、その玉補助部6bによって、クリップ6の軸筒1内への没入が防止されている。又、クリップ6は、軸体1の直溝1aを間に挟み、棒体受け4と固着するように設けている。互いに固着された棒体3と棒体受け4とクリップ6とが、一体となって軸体1の直溝1dをガイドにして、軸体1前後を移動しうるように設けている。
軸体1の変形部1c付近の肉厚は、変形部1cを配置した側の軸体1の肉厚を厚く、直溝1a側の軸体1の肉厚を薄く設けている。これは、クリップ6の玉部6aがグリップ2を乗り越える時に、少しでも乗り越え易くするように、グリップ2を被せる位置の軸体の肉厚を直溝1a側の肉厚を薄くし、変形部1c側の肉厚を厚くし、これによって偏心させるように設けることにより、クリップ6の玉部6aが乗り越える時の高さを少なくしているのである。
図7を参照して、前記第一実施例を説明する。軸体1には、2箇所の外径方向に突出するリブ状のグリップ変形抑止部1eを設けている。具体的には、他の部分よりも0.35mmの高さを有する変形抑止部1eとなっており、その高さは前記グリップ2の肉厚の41%に相当している。よって、クリップ6の玉部6aが、グリップ2の後端部2aを乗り越えて前方に移動しようとする時の、干渉・乗り越え高さが、グリップ変形抑止部1eのリブ高さ分低くできる。従って、干渉・乗り越え高さが、グリップ変形抑止部1eにより低くできる分、グリップ2の後端部2aのめくれを低減できるものである(クリップ6と仮クリップ106の位置差異が、干渉・乗り越え高さ差異を示している)。また、グリップ変形抑止部1eは、直溝1aの外周囲の平坦面後方から前方に向け傾斜状に突出し、さらに前方に向け軸心と平行に突出するように設けているので、クリップ6の玉部6aの前後移動もスムーズになる。
第一実施例の要部縦断面図。 図1の要部拡大図。 グリップを取り除いた要部外観図。 図1のx−y横断面図。 動作を示す要部縦断面図。 動作を示す要部縦断面図。 図6の要部拡大図。
符号の説明
1 軸体
1a 直溝
1b スリット
1c 変形部
1d ローレット
1e グリップ変形抑止部
1f 幅広の溝
1g 幅狭の溝部
2 グリップ
2a 後端部
3 棒体
4 棒体受け
5 変形バネ
6 クリップ
6a 玉部
16a 玉部(グリップ変形抑止部)
6b 玉補助部
106 仮クリップ

Claims (2)

  1. 軸体の内部に柱状の棒体と、その棒体の後部を挿着する棒体受けを配置すると共に、前記軸体の側面に直溝を設け、その直溝を介して前記棒体受けにクリップを連結した棒体繰り出し具にあって、前記軸体の外周前方に弾性部材からなるグリップを被覆すると共に、そのグリップの後部とクリップの接触部近傍に、前記軸体の表面からグリップ表面に架けて傾斜するグリップ変形抑止部を設けたことを特徴とする棒体繰り出し具。
  2. 前記グリップ変形抑止部を、前記グリップの後端近傍の軸体外周面に設けたリブ状の突出部としたことを特徴とする請求項1記載の棒体繰り出し具。
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