JP4111099B2 - 生化学分析方法及び装置 - Google Patents
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Description
まず、本実施の形態のDNA解析装置並びにDNA解析方法に適用されるディスク基板状のDNAチップ(以下、単にディスク基板と呼ぶ。)について説明する。
つぎに、本発明の実施の形態のDNA解析装置11について、図4を参照して説明をする。
つぎに、本実施の形態のDNA解析方法について説明をする。
つぎに、以上のようなDNA解析に用いられる蛍光標識剤について説明をする。
なお、以上のような量子ドット蛍光標識剤ではなく、例えば、ZnOやY2O3Eu3+のような、無機酸化物を蛍光標識剤として用いても良い。このような無機酸化物の蛍光標識剤は、LUMOからHOMOへの遷移が過飽和状態レベルが有機色素の蛍光標識剤よりも高いため、強い蛍光を得ることができる。また、無機酸化物の蛍光標識剤は、反応による分解が生じないため退色しない。さらに、量子ドットのようにサイズを小さくしなくても、強い蛍光を得ることができる。
Claims (10)
- 表面に複数の反応領域が形成され、既知の複数のプローブ物質が所定の各反応領域内に固定された円板状のバイオアッセイ基板に対してサンプル物質を滴下して相互反応させるとともに、無機蛍光体を含む蛍光標識剤をプローブ物質とサンプル物質とが相互反応した物質に結合させる反応工程と、
上記バイオアッセイ基板に対して所定の波長の励起光を照射し、当該励起光に応じて上記蛍光標識剤から発生される所定の波長の蛍光の有無を検出することにより、上記サンプル物質の生化学分析を行う分析工程とを有し、
上記無機蛍光体は、励起子ボーア半径の4倍以下の結晶径の直接バンド間遷移型半導体であり、上記反応工程では、蛍光の波長が励起光及び制御光の波長と異なるように直径が設定された直接バンド間遷移型半導体を、上記蛍光標識剤に含有させて滴下し、
上記分析工程では、励起光及び蛍光の波長とは異なる波長の制御光を対物レンズを介して上記バイオアッセイ基板に照射し、その反射光を検出して上記バイオアッセイ基板に対する上記励起光の照射位置を制御することによって、上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光を上記対物レンズにより集光して照射すること
を特徴とする生化学分析方法。 - 上記励起光の出射位置と上記蛍光の検出位置とを光学的に共役の関係とし、上記対物レンズによる励起光の合焦位置を上記バイオアッセイ基板の反応領域に一致させること
を特徴とする請求項1記載の生化学分析方法。 - 上記分析工程では、
上記バイオアッセイ基板を回転させ、回転させた上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光を上記対物レンズにより集光して照射すること
を特徴とする請求項1記載の生化学分析方法。 - 上記分析工程では、励起光及び蛍光の波長とは異なる波長の制御光を上記対物レンズを介して上記バイオアッセイ基板に照射し、その制御光を上記バイオアッセイ基板上に合焦させるように上記対物レンズを移動させることにより、上記励起光のフォーカシング制御を行うこと
を特徴とする請求項1記載の生化学分析方法。 - 上記分析工程では、サンプル物質を滴下する側とは反対側から上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光及び制御光を照射すること
を特徴とする請求項4記載の生化学分析方法。 - プローブ物質とサンプル物質との相互反応に基づく生化学分析を行う生化学分析装置において、
表面に複数の反応領域が形成され、既知の複数のプローブ物質が所定の各反応領域内に固定された円板状のバイオアッセイ基板を保持する基板保持手段と、
上記バイオアッセイ基板に対してサンプル物質を滴下するとともに無機蛍光体を含む蛍光標識剤を上記バイオアッセイ基板に滴下する滴下手段と、
上記バイオアッセイ基板に対して所定の波長の励起光を照射し、当該励起光に応じて上記蛍光標識剤から発生される所定の波長の蛍光の有無を検出することにより、上記サンプル物質の生化学分析を行う分析手段とを備え、
上記無機蛍光体は、励起子ボーア半径の4倍以下の結晶径の直接バンド間遷移型半導体であり、上記滴下手段は、蛍光の波長が励起光及び制御光の波長と異なるように直径が設定された直接バンド間遷移型半導体を、上記蛍光標識剤に含有させて滴下し、
上記分析手段は、励起光及び蛍光の波長とは異なる波長の制御光を対物レンズを介して上記バイオアッセイ基板に照射し、その反射光を検出して上記バイオアッセイ基板に対する上記励起光の照射位置を制御することによって、上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光を上記対物レンズにより集光して照射すること
を特徴とする生化学分析装置。 - 上記分析手段は、上記励起光を出射するレーザ光源と、上記蛍光を検出する検出器とを有し、上記レーザ光源の励起光の出射位置と上記検出器の蛍光の検出位置とが光学的に共役の関係に配置されており、さらに、上記対物レンズによる励起光の合焦位置を上記バイオアッセイ基板の反応領域に一致させていること
を特徴とする請求項6記載の生化学分析装置。 - 上記基板保持手段は、上記バイオアッセイ基板を回転駆動し、
上記分析手段は、上記基板保持手段により回転駆動された上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光を上記対物レンズにより集光して照射すること
を特徴とする請求項6記載の生化学分析装置。 - 上記分析手段は、励起光及び蛍光の波長とは異なる波長の制御光を上記対物レンズを介して上記バイオアッセイ基板に照射し、その制御光を上記バイオアッセイ基板上に合焦させるように上記対物レンズを移動させることにより、上記励起光のフォーカシング制御を行うこと
を特徴とする請求項6記載の生化学分析装置。 - 上記分析手段は、サンプル物質を滴下する側とは反対側から上記バイオアッセイ基板に対して上記励起光及び制御光を照射すること
を特徴とする請求項9記載の生化学分析装置。
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