JP4110510B2 - 空気調和機の誤配線検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気調和機に接続される電源配線の誤配線を回避し、より安全性を高めた空気調和機を得るための空気調和機の誤配線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の空気調和装置の正常な電源配線図を示したものであり、1は単相交流を供給する一次電源、2は一次電源のN相と接地間に存在する接地抵抗、3は接地箇所、4は一次電源からの電源配線、5は空気調和機用のコンセント、6は空気調和機のプラグ、7は空気調和機の電源コード、8は空気調和機の室内機、9は室内機8の電源端子台、10は室内機8の制御基板、11は室内機8から配線されている空気調和機の室外機12の電源配線、12は空気調和機の室外機、13は室外機12の電源端子台、14は室外機12の制御基板である。
【0003】
また、図12は、従来の空気調和機の誤配線をした場合の電源配線図の例である。図において、図11と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。15は室外機12の電源端子台13の接地用端子Eと接地箇所3との絶縁抵抗である。
【0004】
次に図12において、電源配線を誤配線した場合の動作について説明する。
誤配線の1つ目の例として、一次電源1のL相が空気調和機用のコンセント5の接地線用端子Eに誤配線されている場合には、室内機8及び室外機12の接地線用端子Eに直接電圧が印加される。室外機12の筐体や配管等は室内機8の電源端子台9及び室外機12の電源端子台13の端子Eに接続されているので、この部分と接地箇所3の間に絶縁抵抗Rで制限された電流iがi=V/R(A)(Vは一次電源1の電源電圧)流れる。その際に一次電源1と空気調和機のコンセント5の間に漏電遮断機または自動過電流遮断機が設置されていなければ、絶縁抵抗Rの値が小さくなった場合には、空気調和機の電源コード7の許容電流値以上に電流が流れることになり、電源コードが発熱する等危険な状態になる。このとき、空気調和機の電源端子台9及び13のL相とN相間には、動作するだけの電圧が発生しないため、動作はしない。
【0005】
また、図13は、従来の空気調和機の誤配線をした場合の電源配線図の2つ目の例である。一次電源1のN相が空気調和機のコンセント5の接地線用端子Eに接続されているので、室内機8及び室外機12の筐体や配管等の金属部分にN−E間にかかる電圧が印加される。このとき、一次電源1のN相の接地抵抗rと室外機12の接地抵抗Rの合計(r+R)Ωにて制限された電流iが接地線Eに流れる。一次電源1と空気調和機のコンセント5の間に電線の定格電流以上の電流によって電路が遮断される自動過電流遮断器が設置されている場合には、電流iにより危険となる場合が考えられる。
【0006】
また、室内機8及び室外機12は、図13のようにL相⇒コンセント5のN相⇒室内機8の電源端子台9のN相⇒室外機12の電源端子台13のN相⇒室外機12の制御基板14⇒室外機12の電源端子台13のL相⇒室内機8の電源端子台9のL相⇒コンセント5のL相⇒一次電源1のEの経路にて電流が流れ、室内機8及び室外機12の各制御基板10、14には一次電源の供給電圧が印加されるため、正常に動作が可能である。正常に動作が可能である為、接地抵抗Rが大きいときには誤配線に気が付かないまま、使用しているが、何らかの理由により接地抵抗が小さくなった場合には、Eに電流が大きく流れ、配線の電流容量以上に流れると配線の発熱が生じる場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和機は以上のように構成されていたので、設置工事時に屋内電源配線の誤配線の有無を確認することが必要であるが、屋内電源配線の誤配線の有無が確認されないまま空気調和機を接続することがあり、その際に短絡の発生や、電路の必要な箇所に過電流による過熱から電線及び電気機械器具を保護できるように自動過電流遮断器を施設していても自動過電流遮断器の遮断電流値が電線の定格電流値に対して不適切な場合には、誤配線によって電線の過電流による過熱等の不具合の発生等の問題点があった。
【0008】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、簡単な構成により、空気調和機の動作に影響しないようにして、空気調和機の設置時に一次電源の電源配線の誤配線を検出し、表示や警報音等により誤配線の有無を知らせることができ、また、空気調和機の電源線を遮断することにより、誤配線による電線の過熱等の不具合を防止することができる空気調和機の誤配線検出装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和機の誤配線検出装置は、単相2線式、単相3線式または三相4線式の単相低圧の電源から電源供給を受けて動作する空気調和機の電源配線の誤配線を検出する空気調和機の誤配線検出装置において、前記電源からの接地側電線または中性線、単相3線式200V電源においては電圧側電線の一線(以下N相と称す)と接地線(以下Eと称す)間、及び電圧側電線または単相3線式200V電源においては電圧側電線のN相の他方の一線(以下L相と称す)と前記E間の各々の電気信号を検出する電気信号検出手段と、この電気信号検出手段により検出された前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせが、前記誤配線のパターンに各々対応してあらかじめ定めた前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせであるか否かによって、前記誤配線の有無を判定する判定手段と、この判定手段からの判定結果を知らせる表示・警報手段を駆動する出力手段と、を備える。
【0010】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたフォトカプラからなるものである。
【0011】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続された抵抗からなるものである。
【0012】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたコンデンサからなるものである。
【0013】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて電気信号検出手段をN相、L相から切り離す遮断手段を備える。
【0014】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機に接続されている電源線を切り離す遮断手段を備える。
【0015】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機周辺の外部機器の電源線を切り離す遮断手段を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図、図2は電気信号検出手段の詳細を示した空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図、図3信号検出手段と判定手段の詳細を示した空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図、図4は電源配線の配線パターン図、図5は電気信号検出手段の検出信号の波形図である。
【0017】
図1において、1は単相交流を供給する一次電源、2は一次電源のN相と接地間に存在する接地抵抗、3は接地箇所、4は一次電源からの電源配線、5は空気調和機用のコンセント、6は空気調和機の電源プラグ、7は空気調和機の電源コード、8は空気調和機の室内機、9は室内機8の電源端子台、10は室内機8の制御基板、11は室内機8から配線されている空気調和機の室外機12の電源配線、12は空気調和機の室外機、13は室外機12の電源端子台、14は室外機12の制御基板、16は空気調和機の誤配線検出装置である。
【0018】
17は空気調和機の電源プラグ6から接続される誤配線検出装置16の端子台、18は電源配線の誤配線を検出する信号を取り出す電気信号検出手段、19は電気信号検出手段からの信号を受け、誤配線の有無を判定する判定手段、20は判定手段からの判定結果を外部の表示・警報手段である表示器や警報器に信号として出力するための出力手段、21は電気信号検出手段及び判定手段等に直流電圧を供給するための直流電圧供給手段である。
なお、一次電源1は、単相2線式の電源、単相3線式の100V電源、三相4線式の中性線をN相とした単相電源(電源電圧は各国により規定されている)を想定している。
【0019】
電気信号検出手段18は図2に示すように構成され、23は誤配線検出装置16の端子台17のL相とE間に各々抵抗25、コンデンサ22を介して接続されたフォトカプラ、26はフォトカプラ23のフォトダイオード24に並列接続されたダイオード、27はコレクタが抵抗28を介して直流電圧供給手段21に接続され、エミッタが出力端子39に接続されたフォトトトランジスタである。
30は端子台17のN相とE間に各々抵抗32、コンデンサ29を介して接続されたフォトカプラ、33はフォトカプラ30のフォトダイオード31に並列接続されたダイオード、34はコレクタが抵抗35を介して直流電圧供給手段21に接続され、エミッタが出力端子38に接続されたフォトトトランジスタである。36は抵抗28とフォトトトランジスタ27のコレクタとの接続点に接続された端子、37は抵抗35とフォトトトランジスタ34のコレクタとの接続点に接続された端子である。
【0020】
判定手段19は、図3に示すように構成され、40は電気信号検出手段からの信号を反転するためのNOT回路(インバータ)、41は同様に電気信号検出手段からの信号を反転するためのNOT回路、42、43、44はNOT回路40からの出力を積分するための積分回路を構成する部品であり、各々42は抵抗、43はコンデンサ、44は抵抗である。同様にして45、46、47もまたNOT回路41からの出力を積分するための積分回路であり、45は抵抗、46はコンデンサ、47は抵抗である。48、49は論理回路を示し、各々48はNOT回路、49はAND回路である。
なお、電気信号検出手段18、判定手段19、出力手段20は、空気調和機の制御基板上に回路を形成することも可能である。
【0021】
次に、実施の形態1の誤配線検出装置16の基本的な動作を図1により説明する。空気調和機の電源プラグ6に接続された誤配線検出装置16の電気信号検出手段18は、電源線の中のL相とE間及びN相とE間の間の電圧または電流の大きさを検出することにより、電圧または電流の有無により信号を出力する。判定手段19は電気信号検出手段から入力された2つの電気信号の組み合わせが、あらかじめ登録されている正常配線時の組合せと誤配線時の組合せのどちらに含まれるかを比較することで、正常配線か誤配線かを判定する。判定する場合には、直流電圧供給手段21からの電圧供給を受けるため、電源配線が誤配線されている場合にも、判定が可能となる。判定手段19が判定した判定結果は、出力手段20に出力され出力手段20により、表示装置(LEDやランプ等)、音響装置(ブザーやスピーカ等)等を駆動することにより、誤配線の有無を空調機の設置業者等の周囲の人に知らせ、誤配線による不具合を回避する。
【0022】
次に、動作の詳細を図2〜5により説明する。図4に示す一次電源1から接続されている電源配線4の配線パターンの内誤配線のパターンは、5通り存在しており、図4(a)は正常配線、図4(b)〜(f)は誤配線パターンを示す。図5に示す電気信号検出手段18の検出信号の波形図は、図4に示し配線パターンに各々対応し、図5(a)〜(f)は各々図4(a)〜(f)に対応した検出信号の波形図を示す。
【0023】
まず、誤配線検出装置16の電気信号検出手段18の動作について説明する。端子台17のL相とE間に接続された抵抗25、フォトカプラ23のフォトダイオード24、コンデンサ22の直列回路部分の回路の抵抗25の抵抗値(Rとする)とコンデンサ22の容量(Cとする)は次式(1)を満足するように選定する。但し、Vは一次電源1の電圧(実効値)、ωは一次電源の角周波数とする。
【0024】
【数1】
【0025】
なお、漏洩電流の規制値は国家機関が定めたものである。
【0026】
ここで、フォトカプラ23のON/OFF特性により、適当な増幅率のフォトカプラを選択することにより式(1)を満足しながら、フォトカプラ23をON/OFFするのに十分な電流をフォトダイオード24に流すことにより、フォトトランジスタ27がON/OFFする。ここでコンデンサ22は、電源線のL相とEを電気的にEと絶縁するために接続している。ダイオード26は、逆電圧がフォトカプラ23の逆耐圧を超えないように保護としてフォトカプラに並列に接続している。
【0027】
フォトトランジスタ27の出力は、直流電圧供給手段21から供給された電圧を抵抗28を介して出力されるため、フォトカプラ23がONしているときは、出力電圧は0V付近の電圧まで下がり、フォトカプラ23がOFFしているときは、出力電圧は、直流電圧供給手段21から供給されている直流電圧値を示す。この出力電圧を端子36、39から判定手段19に入力する。
【0028】
また、誤配線検出装置16の電気信号検出手段18の端子台17のN相とE間に接続された抵抗32、フォトカプラ30のフォトダイオード31、コンデンサ29の直列回路部分は、上記と同様にして、この回路の抵抗32の抵抗値(Rとする)とコンデンサC29の容量(Cとする)を式(1)を満足するように選定することにより、フォトカプラ30をON/OFFする電流がフォトダイオード31に流がれ、フォトトランジスタ34がON/OFFする。このとき、フォトカプラ23、30の1次側のフォトダイオード24、31に流れる電流は交流なので、出力結果は時間の経過とともに変化し、フォトカプラ23、30がONする場合は、1次電源波形の半サイクルのみONし、次の半サイクルはOFFする。このようにフォトカプラ23、30の出力電圧は、ON/OFFを繰り返すパルス波形である。
【0029】
そして、フォトトランジスタ34の出力は、直流電圧供給手段21から供給された電圧を抵抗35を介して出力されるため、フォトカプラ30がONしているときは、出力電圧は0V付近の電圧まで下がり、フォトカプラ30がOFFしているときは、出力電圧は、直流電圧供給手段21から供給されている直流電圧値を示す。この出力電圧を端子37、38から判定手段19に入力する。
【0030】
フォトカプラ23、30の出力電圧の組合せを集合であらわすと、{(ON、ON)、(ON、OFF)、(OFF、ON)、(OFF、OFF)}となり、組合せの数は4通りとなる。また、出力電圧の組合せを図5に示すが、パターンの違いを確認すると、図5(a)の正常配線と図5(b)の誤配線パターンは、同じパターンを示すのに対して、その他の誤配線パターンと正常配線は異なる為、これらの誤配線に関して正常配線と誤配線の区別を判定することが、簡単な論理回路を使用しても可能となる。
なお、適当な大きさの抵抗25、32またはコンデンサ22、29を選択することで、接地線に流す電流値を漏洩電流の規制値以下にすることが可能である。
【0031】
次に、判定手段19による動作を図3〜5により説明する。
図5(a)〜(f)は一次電源1のL−E間電圧、空気調和機用コンセント5のL−E間電圧、端子36−39間電圧、一次電源1のN−E間電圧、端子37−38間電圧の波形を各々示す。
電気信号検出手段18では、フォトカプラ23、30の1次側のフォトダイオード24、31に流れる電流は交流なので、出力結果は時間の経過とともに変化し、フォトカプラ23、30がONする場合は、1次電源波形の半サイクルのみONし、次の半サイクルはOFFする。このようにフォトカプラ23、30の出力電圧は、ON/OFFを繰り返すパルス波形である。
【0032】
電気信号検出手段18から図5(a)〜(f)に示すような端子36−39間電圧、端子37−38間電圧波形の信号が判定手段19に入力されると、NOT回路40、41は、端子36−39間電圧、端子37−38間電圧を反転し出力する。この出力信号はフォトカプラ23及び30のフォトトランジスタ27、34のON/OFFの状態を示す。
【0033】
この出力信号はパルス波形であるが、パルス波形からレベル波形に変換することにより、時間的に変化しない安定した出力結果の組合せを得ることができ、また、回路が簡単にできるためNOT回路40には、抵抗42、44、コンデンサ43から構成される積分回路を接続し、この積分回路によりパルス波形からレベル波形に変換する。
同様に、NOT回路41には、抵抗45、47、コンデンサ46から構成される積分回路を接続し、この積分回路によりパルス波形からレベル波形に変換する。
【0034】
NOT回路40、41の積分回路の各部品の定数をパルス波形がレベル波形に変換されるように適当に選定すると、フォトカプラ23、30がON/OFFを繰り返すパルス波形は、直流電圧供給手段21の供給する電圧値Vccで安定する。フォトカプラ23、30がOFFしている場合には、0Vを出力する。正常配線時において、端子36−39間電圧の波形は、NOT回路40と積分回路を通過する時は、Vccの電圧を示し、端子37−38間電圧の波形は、NOT回路41と積分回路を通過した時には、0Vとなる。ここで、Vccの電圧を記号で「H」とし、0Vを「L」と定義すると、電気信号検出手段18の出力を判定手段19のNOT回路40、41と各々の積分回路を通過させた後の電圧を、図4に示した配線の接続パターンと図5に示した出力結果の組み合わせによる正常配線及び誤配線パターンについてまとめると表1のようになる。なお、表1は真理値表である。
【0035】
ここで、(b)誤配線パターン1は、接地側電線と接地線が入れ替わっているパターンなので(a)正常配線と見なすことができるため、上記の組合せを論理式で構成すると、正常配線の時に「H」を出力するとすると判定結果は次のようになる。この論理回路は図3のNOT回路48と、AND回路49である。
【0036】
【数2】
【0037】
【表1】
【0038】
このように、正常配線の場合には、判定結果には「H」が出力手段20に出力され、誤配線時には「L」が出力される。この判定結果の逆の結果が必要な場合には、AND回路49の代わりにNAND回路を接続すればよい。このようにして判定結果が出力手段20に入力されたら、出力手段20を警報音を発する場合、警告ランプを表示する場合、他の機器へのリレー出力をする場合等、外部の出力する機器に応じて出力手段を変えることにより、より汎用的な回路を構成することができる。
【0039】
また、電気信号検出手段18のコンデンサ22、29の容量を適当に選択することで、抵抗25、32を無くして、上記と同様な効果を得ることができる。
【0040】
このように、配線の接続の形態と出力結果の組合せを表にすることにより、正常配線かどうか判定することができる。
【0041】
以上は、単相2線式100Vと200V、単相3線式100V、三相4線式の中性線をN相として単相2線式で電源供給する電源方式に関しては表1になるが、単相3線式200Vに関しては、表1に示した真理値表とは異なり表2のようになるので、判定結果は次の理論式であらわされる。
【0042】
【数3】
【0043】
【表2】
【0044】
従って、単相3線式の場合には、判定手段の論理回路を変更することにより、上記と同様に判定することが可能となり、誤配線の検出が可能となる。
【0045】
以上のように、空気調和機の設置時に一次電源の電源配線の誤配線を検出し、設置業者等に表示や警報音等により誤配線の有無を知らせることができ、誤配線による電線の過熱等の不具合を未然に防止することができる。
なお、本実施の形態は電気信号検出手段18の構成を、抵抗25、32、コンデンサ22、29及びフォトカプラ23、30としたが、抵抗とフォトカプラ、またはコンデンサとフォトカプラの構成でもよく、簡単な構成とすることができる。
【0046】
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。実施の形態1ではフォトカップラからなる電気信号検出手段を示したが、本実施の形態は、抵抗またはコンデンサからなる電気信号検出手段としたものである。
図6において、実施の形態1の図3と同一部分または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。電気信号検出手段18において、59はL相とE間に接続された抵抗25の電圧を検出する電圧検出回路、60はN相とE間に接続された抵抗32の電圧を検出する電圧検出回路である。電気信号検出手段18の他は実施の形態1と同じである。
【0047】
この構成において、電圧検出回路59はL相とE間に電圧が印加されている場合に、電圧検出回路60はN相とE間に電圧が印加されている場合に、各々判定手段19に対してON/OFFの電気信号を出力する。電圧検出回路89、60は各々抵抗25、32の両端をトランジスタにて接続し、ON/OFF条件を設定することで電圧を検出する。
電圧検出回路59、60の出力電圧は判定手段19に入力され、実施の形態1と同じ動作により、正常配線か誤配線かを判定し誤配線による電線の過熱等の不具合を未然に防止することができる
【0048】
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。実施の形態2で示したように電気信号検出手段に抵抗25、32を用いた場合、抵抗値=絶縁抵抗値となるので電気機器及び電気部品の各種安全規格(電気用品取締法、IEC、UL、CSA、TUV、BSI等の海外電気安全規格等)に基づく絶縁抵抗試験を満足するためには、相当大きな抵抗値を接続することが必要となり、ノイズに弱くなる等の欠点があるので、抵抗25、32の代わりにコンデンサ22、29を用いたものである。
【0049】
コンデンサを接続することにより、抵抗値を下げるもしくは接続しなくても絶縁抵抗を確保でき、計算により適切な静電容量値を求めることで、安全規格を満足することが可能である。
【0050】
なお、日本国内においては、電源電圧は、単相2線式では100Vと200Vがあり、単相3線式においても100Vと200Vが存在しているため、電気信号検出手段18を構成しているコンデンサ22、29の静電容量を、かかる電圧に応じて変える場合と、コンデンサ22、29の容量を電圧によって変えないで、コンデンサ22、29に直列に抵抗を接続して、かかる電圧によって抵抗値を変える場合とが考えられる。ここで同一のコンデンサを複数個接続することは、コンデンサの静電容量を変えたことと同じである。
【0051】
また、L相とE間、N相とE間をコンデンサにより絶縁を維持したまま接続をし、コンデンサと直列に抵抗を接続することで電気機器及び電気部品の各種安全規格に基づく絶縁抵抗試験を満足しつつ、計算により適切な静電容量値と抵抗値を求めることで、電源電圧が変わってもコンデンサは変えることなく抵抗値を変えることで、漏洩電流に関しても規格を満足することができる。
【0052】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。本実施の形態は電気信号検出手段18によって接地線に漏洩電流が流れると空気調和機の動作に対して影響を与える場合があるので、空気調和機の動作に影響を与えることなく誤配線検出を可能としたものである。
【0053】
図8において 実施の形態1の図3と同一部分または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。出力手段20は実施の形態1では、表示器(LED、ランプ等)や音響機器(ブザー等)、外部機器への接点出力が可能であると述べたが、本実施の形態では、判定手段19からの出力を一旦保持する自己保持回路(フリップフロップ回路等)50、リレー52の駆動回路51から構成される。
53は電気信号検出手段の電源線のL相とE間に接続され、リレー52Xからなる遮断手段、54は電気信号検出手段の電源線のN相とE間に接続され、リレー52Xからなる遮断手段である。なお、リレー52Xはb接点を使用している。
【0054】
この構成において、出力手段20の自己保持回路50により、判定手段19からの出力を一旦保持した状態で、リレー駆動回路51によりリレー52Xを駆動し、遮断手段53、54により電気信号検出手段18の電源線のL及びN相とE間の接続を各々遮断することが可能である。これにより、電気信号検出手段18によって接地線に漏洩電流が流れるのを短時間にし、空気調和機の動作に影響を与えることなく誤配線検出ができる。
【0055】
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である実施の形態4は電気信号検出手段の電源線L、N相とE間を遮断したが、電源線を遮断するものである。図8において実施の形態4の図8と同一部分または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。
55は電源線のL相に設けられたリレー52Xからなる遮断手段、56は電源線のN相に設けられたリレー52Xからなる遮断手段である。なお、リレー52Xはb接点を使用している。
【0056】
この構成において、出力手段20の自己保持回路50により判定手段19からの出力を一旦保持した状態で、リレー駆動回路51によりリレー52Xを駆動し、遮断手段55、56により電源線のL及びN相の接続を各々遮断することにより、電源線と空気調和機間を切り離す。このため、空気調和機側の配線が切り離されている為、誤配線による不具合の防止ができる。また、空気調和機に電源供給がされない為、空気調和機が動作しないことになり、誤配線時の安全性がより向上する。
【0057】
実施の形態6.
図10はこの発明の実施の形態6を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。本実施の形態は、出力手段により外部機器を制御するものである。図10において実施の形態5の図9と同一部分または相当部分には同一符号を付し説明を省略する。58は外部機器、57は一次電源1と外部機器58の間に設けられたリレー52Xからなる遮断手段である。
【0058】
この構成において、外部機器57が正常時には、遮断手段57を動作させないが誤配線時には動作させる等の制御が可能となる。外部機器の種類や用途により、リレー52Xの接点仕様は、a接点、b接点を選択すればよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、単相2線式、単相3線式または三相4線式の単相低圧の電源から電源供給を受けて動作する空気調和機の電源配線の誤配線を検出する空気調和機の誤配線検出装置において、前記電源からの接地側電線または中性線、単相3線式200V電源においては電圧側電線の一線(以下N相と称す)と接地線(以下Eと称す)間、及び電圧側電線または単相3線式200V電源においては電圧側電線のN相の他方の一線(以下L相と称す)と前記E間の各々の電気信号を検出する電気信号検出手段と、この電気信号検出手段により検出された前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせが、前記誤配線のパターンに各々対応してあらかじめ定めた前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせであるか否かによって、前記誤配線の有無を判定する判定手段と、この判定手段からの判定結果を知らせる表示・警報手段を駆動する出力手段と、を備えたので、簡単な構成により、空気調和機の設置時に一次電源の電源配線の誤配線を検出し、表示や警報音等により誤配線の有無を知らせることができる。
【0060】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたフォトカプラからなるので、交流電源側と直流回路側の絶縁をすることができ、簡単な構成により、空気調和機の設置時に一次電源の電源配線の誤配線を検出し、表示や警報音等により誤配線の有無を知らせることができる。
【0061】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続された抵抗からなるので、簡単な構成により、空気調和機の設置時に一次電源の電源配線の誤配線を検出し、表示や警報音等により誤配線の有無を知らせることができる。
【0062】
また、電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたコンデンサからなるので、電気的に絶縁が可能となり、抵抗値を小さくすることができるとともに漏洩電流を小さくでき、安全規格についても満足しやすい。
【0063】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて電気信号検出手段をN相、L相から切り離す遮断手段を備えたので、空気調和機の動作に影響しないようにすることができる
【0064】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機に接続されている電源線を切り離す遮断手段を備えたので、誤配線による電線の過熱等の不具合を防止することができる
【0065】
また、判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機周辺の外部機器の電源線を切り離す遮断手段を備えたので、出力手段を判定手段に応じて変えることができ、より汎用性が広い装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図2】 図1の信号検出手段の詳細を示した空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図3】 図1の信号検出手段と判定手段の詳細を示した空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図の電源配線の配線パターン図である。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す空気調和機の誤配線検出装置の電気信号検出手段の検出信号の波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図10】 この発明の実施の形態6を示す空気調和機の誤配線検出装置を含む電源配線図である。
【図11】 従来の空気調和機の正常な電源配線図である。
【図12】 従来の空気調和機の誤配線をした電源配線図である。
【図13】 従来の空気調和機の誤配線をした電源配線図である。
【符号の説明】
1 一次電源、6 空気調和機の電源プラグ、16 誤配線検出装置、18 電気信号検出手段、19 判定手段、20 出力手段、21 直流電圧供給手段、23、30 フォトカプラ、25、35 抵抗、22、29 コンデンサ、53、54、55、56、57 遮断手段、59、60 電圧検出回路。
Claims (7)
- 単相2線式、単相3線式または三相4線式の単相低圧の電源から電源供給を受けて動作する空気調和機の電源配線の誤配線を検出する空気調和機の誤配線検出装置において、
前記電源からの接地側電線または中性線、単相3線式200V電源においては電圧側電線の一線(以下N相と称す)と接地線(以下Eと称す)間、及び電圧側電線または単相3線式200V電源においては電圧側電線のN相の他方の一線(以下L相と称す)と前記E間の各々の電気信号を検出する電気信号検出手段と、
この電気信号検出手段により検出された前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせが、前記誤配線のパターンに各々対応してあらかじめ定めた前記N相と前記E間及び前記L相と前記E間の電気信号の組合わせであるか否かによって、前記誤配線の有無を判定する判定手段と、
この判定手段からの判定結果を知らせる表示・警報手段を駆動する出力手段と、
を備えたことを特徴とする空気調和機の誤配線検出装置。 - 電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたフォトカプラからなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の誤配線検出装置。
- 電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続された抵抗からなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の誤配線検出装置。
- 電気信号検出手段は、L相とE間、及びN相とE間に各々接続されたコンデンサからなることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の誤配線検出装置。
- 判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて電気信号検出手段をN相、L相から切り離す遮断手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機の誤配線検出装置。
- 判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機に接続されている電源線を切り離す遮断手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機の誤配線検出装置。
- 判定手段により誤配線と判断したときに、出力手段の信号に基づいて空気調和機周辺の外部機器の電源線を切り離す遮断手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気調和機の誤配線検出装置。
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