JP4109598B2 - 木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 - Google Patents
木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4109598B2 JP4109598B2 JP2003348554A JP2003348554A JP4109598B2 JP 4109598 B2 JP4109598 B2 JP 4109598B2 JP 2003348554 A JP2003348554 A JP 2003348554A JP 2003348554 A JP2003348554 A JP 2003348554A JP 4109598 B2 JP4109598 B2 JP 4109598B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- mat
- orientation
- wooden
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
Description
により積層された木質積層マットをプレス成形装置に供給し、加圧または加熱成型されて所望の高さの木質系複合材料を得ることを特徴とする。
請求項5記載の木質積層マットの形成装置(発明5)は、結合剤が付着された細長い多数の木質材片を供給する供給装置と、供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、上記木質材片をほぼ長さ方向に揃えて搬送装置上に積層して木質積層マットとする複数台の木質材片配向積層装置を、搬送装置上方に列設し、供給装置に、木質材片の供給量を連続して測定する計量装置と供給量の制御装置とが備えられ、木質材片の単位時間当たり供給量が一定となるように供給量を制御しながら木質材片を供給装置から配向装置へ供給して搬送装置上に木質積層マットを形成し、木質材片配向積層装置毎に木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて木質積層マットを厚くすることを特徴とする。
プレス機における加熱方法としては、例えば一例として、熱板のように木質材片の表面から木質積層マットの内部に熱伝導によって熱を伝える方法や、蒸気噴射や高周波加熱等のように木質積層マットの内部を直接加熱する方法が挙げられる。
し、前後の配向積層装置同士の間に、前の配向装置で積層された木質積層マットの上面高さを略均一に均す均し具が設けられている。木質積層マットは嵩比重が小さいため、その表面に均し具を軽く接触するだけで均すことが出来る。
し、少なくとも最初の配向積層装置の配向装置に、その配向装置下端部と、前の配向積層装置から供給される木質積層マットの上面との距離を、所望の距離に調節できる配向板高さ調節装置が設けられる。
をプレス成形装置に供給し、加圧または加熱成型されて所望の高さの木質系複合材料を得るものであるから、繊維方向が幅又は長さ方向より長い木質材片を結合剤と共に加圧成形して高強度木質系複合材料を得る際の、配向が乱れずかつ厚さが大きいものとなる。
本発明5においては、供給装置に、木質材片の供給量を連続して測定する計量装置と供給量の制御装置とが備えられ、木質材片の単位時間当たり供給量が一定となるように供給量を制御しながら木質材片を供給装置から配向装置へ供給するので、搬送装置上に形成される木質積層マットの厚さが一定となる。
2 配向積層装置
21 供給装置
211 ベルトコンベアー(スケールコンベアー)
212 均しロール
22 配向装置
23 配向板
24a 配向溝
24b 排出口
25 立ち上げ壁
25a 水平バー
26 振動付与手段
26a バイブレーター
27 ばね
28 フレーム
29 懸吊板
30 雌ねじ
31 雄ねじ
32 電動モーター
4 搬送装置
5 均し具
51 均しローラー
C 結合剤が付着された木質材片
M 木質積層マット
Claims (7)
- 結合剤が付着された細長い多数の木質材片をほぼ長さ方向に揃えて配向積層して木質積層マットとし、この木質積層マットの上に配向した木質材片を更に積み重ねて厚い木質積層マットを得る木質積層マットの形成方法であって、
木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
配向した木質材片を搬送装置上に積層する木質材片配向積層装置の複数台を、
搬送装置上方に列設し、
少なくとも最初の木質材片配向積層装置の供給装置で、木質材片の単位時間当たり供給量が一定となるように供給量を制御しながら、木質材片を供給装置から配向装置へ供給し、配向装置で、木質材片が配向されかつ高さが略一定とされた木質積層マットを搬送装置上に積層し、
以降の木質材片配向積層装置で、高さが略一定とされた木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて積層して木質積層マットを厚くする
ことを特徴とする木質材片の配向積層方法。 - 結合剤が付着された細長い多数の木質材片をほぼ長さ方向に揃えて配向積層して木質積層マットとし、この木質積層マットの上に配向した木質材片を更に積み重ねて厚い木質積層マットを得る木質積層マットの形成方法であって、
木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
配向した木質材片を搬送装置上に積層する木質材片配向積層装置の複数台を、
搬送装置上方に列設し、
上記列設された木質材片配向積層装置同士の間に、木質積層マットの上面高さの均し具を設け、
搬送装置で搬送される木質積層マットの上面にその均し具を接触させて上面高さを略均一にしてから、上面高さを略均一に均された木質積層マットを以降の木質材片配向積層装置に搬送し、
以降の木質材片配向積層装置で、高さが略均一とされた木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて積層して木質積層マットを厚くする
ことを特徴とする木質材片の配向積層方法。 - 結合剤が付着された細長い多数の木質材片をほぼ長さ方向に揃えて配向積層して木質積層マットとし、この木質積層マットの上に配向した木質材片を更に積み重ねて厚い木質積層マットを得る木質積層マットの形成方法であって、
木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
配向した木質材片を搬送装置上に積層する木質材片配向積層装置の複数台を、
搬送装置上方に列設し、
木質材片配向積層装置に、配向装置の高さを調節する高さ調節装置が設けられ、
該高さ調節装置により、配向装置の高さを、その木質材片配向積層装置の前に配置される木質材片配向積層装置から搬送されてくる木質積層マットの上面高さの変動に併せて調節して木質積層マットの高さを調節し、
木質積層マットを搬送装置上に積層して以降の木質材片配向積層装置に搬送し、
以降の木質材片配向積層装置で、木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて積層して木質積層マットを厚くすることを特徴とする木質材片の配向積層方法。 - 請求項1〜3いずれか1項記載の方法により積層された木質積層マットをプレス成形装
置に供給し、加圧または加熱成型されて所望の高さの木質系複合材料を得ることを特徴とする木質系複合材料の製造方法。 - 結合剤が付着された細長い多数の木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
上記木質材片をほぼ長さ方向に揃えて搬送装置上に積層して木質積層マットとする複数台の木質材片配向積層装置を、
搬送装置上方に列設し、
供給装置に、木質材片の供給量を連続して測定する計量装置と供給量の制御装置とが備えられ、
木質材片の単位時間当たり供給量が一定となるように供給量を制御しながら木質材片を供給装置から配向装置へ供給して搬送装置上に木質積層マットを形成し、
木質材片配向積層装置毎に木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて木質積層マットを厚くする
ことを特徴とする木質積層マットの形成装置。 - 結合剤が付着された細長い多数の木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
上記木質材片をほぼ長さ方向に揃えて搬送装置上に積層して木質積層マットとする複数台の木質材片配向積層装置を、
搬送装置上方に列設し、
列設された木質材片配向積層装置同士の間に、木質積層マットの上面高さの均し具が設けられ、
搬送装置で搬送される木質積層マットの上面に均し具を接触させて上面の高さを略均一にしてから、その木質積層マットを次の木質材片配向積層装置に搬送して搬送装置上に木質積層マットを形成し、
木質材片配向積層装置毎に木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて木質積層マットを厚くする
ことを特徴とする木質積層マットの形成装置。 - 結合剤が付着された細長い多数の木質材片を供給する供給装置と、
供給装置の下方に配置され、木質材片の搬送方向と平行に立設された複数の板又は並設された複数の溝からなる配向装置とで構成される、
上記木質材片をほぼ長さ方向に揃えて搬送装置上に積層して木質積層マットとする複数台木質材片配向積層装置を、
搬送装置上方に列設し、
木質材片配向積層装置に、配向装置の高さを調節する高さ調節装置が設けられ、
その木質材片配向積層装置に搬送されてくる木質積層マットの高さの変動に合わせて、該高さ調節装置で配向装置の高さを調節して搬送装置上に木質積層マットを形成し、
木質材片配向積層装置毎に木質積層マットの上に更に木質積層マットを積み重ねて木質積層マットを厚くする
ことを特徴とする木質積層マットの形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003348554A JP4109598B2 (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003348554A JP4109598B2 (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005111804A JP2005111804A (ja) | 2005-04-28 |
JP2005111804A5 JP2005111804A5 (ja) | 2006-09-07 |
JP4109598B2 true JP4109598B2 (ja) | 2008-07-02 |
Family
ID=34540714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003348554A Expired - Fee Related JP4109598B2 (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | 木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4109598B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002361A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-27 | 中南林业科技大学 | 一种阻燃农作物秸秆/木材复合板铺装系统及铺装方法 |
-
2003
- 2003-10-07 JP JP2003348554A patent/JP4109598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104002361A (zh) * | 2014-06-16 | 2014-08-27 | 中南林业科技大学 | 一种阻燃农作物秸秆/木材复合板铺装系统及铺装方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005111804A (ja) | 2005-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI74646B (fi) | Foerfarande och anordning foer utjaemning av taethetsfoerdelningen i en traematerialplatta. | |
CN102883862B (zh) | 在生产木质复合板的过程中用于生产由至少一个定向散布层制成的散布材料垫的方法和散布头 | |
JP4109598B2 (ja) | 木質材片の配向積層方法及び木質系複合材料の製造方法、並びに木質積層マットの形成装置 | |
US8105451B2 (en) | Method and system for enhanced manufacturing of biomass-based products | |
AU2003254928B2 (en) | Apparatus for orienting and laminating binder-adhered wood chips and method of manufacturing wooden composite material | |
JP4619018B2 (ja) | 木質チップの配向積層装置および配向積層方法 | |
FI86822C (fi) | Traevara av spaonskiva | |
JP4351604B2 (ja) | 木質材片の配向積層装置 | |
JP4038186B2 (ja) | 木質チップの配向積層装置 | |
JP4434812B2 (ja) | 木質チップの配向積層装置 | |
CA1170157A (en) | Mat-forming apparatus | |
JP2010131842A (ja) | 木質チップの配向積層装置 | |
JP2004066644A (ja) | 木質材料片の配向積層方法および配向積層装置 | |
JP2009202380A (ja) | 木質チップの配向積層体の製造方法 | |
EP3966007A1 (en) | Apparatus and method for manufacturing wood-based panels | |
JP2003245610A (ja) | 木質材料片の分級方法 | |
US2919742A (en) | Mat forming method and apparatus | |
JP4283563B2 (ja) | 木質マットの搬送装置 | |
JP4268529B2 (ja) | 木質積層マットの搬送方法、木質系複合材の製造方法及び木質積層マット搬送用のサイドガイド | |
JP3924196B2 (ja) | フォーミング型およびこのフォーミング型を用いた積層マットの製造方法 | |
JP2009073163A (ja) | 木質チップの配向積層装置および配向積層体の製造方法 | |
JP4268532B2 (ja) | サイドガイド、木質積層マットの搬送装置及び木質積層マットの搬送方法 | |
JP2004142156A (ja) | 木質材料片の配向積層装置及び木質系複合材の製造方法 | |
SE1600039A1 (sv) | Formning av fibermattor | |
JP2010247467A (ja) | 木質系複合材料およびその用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060721 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080404 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120411 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130411 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140411 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |