JP4109187B2 - アルミチューブの製造方法および製造装置 - Google Patents

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この発明はアルミチューブの製造方法および製造装置に関し、より特定的には、肩部にかしめ部を有する開口アルミチューブの製造方法および製造装置に関する。
アルミチューブが未使用であることを保証するには、アルミチューブの口部に閉鎖膜がある閉鎖チューブを用いることが好ましい。しかし、たとえばチューブ内面に特殊な内面コートを施す場合には、閉鎖膜が邪魔になって内面コートを施すことができないため閉鎖チューブを用いることはできず、開口チューブを用いなければならない。
したがって、開口チューブにおいても未使用を保証できるものが要求されており、一例として特許文献1において、チューブの肩部に襟を立てたように薄肉のかしめ部を立設し、キャップの装着時にキャップの裾部を当該かしめ部で押さえ込むことによって改ざんを防止するチューブが本願出願人によって提案されている。
実開平2−73144号公報
上述の特許文献1において提案されている薄肉のかしめ部をチューブの成形工程で得るために、ダイベースにかしめ部形成用の凹部を彫り込んだ場合、スラグの材質が錫であればスラグが凹部に容易に流れ込み、特に問題なくかしめ部を成形できる。
しかし、スラグの材質がアルミニウムの場合では、プレス成形の最初の数回分はかしめ部を成形できるが、それ以降はかしめ部が欠けてしまい良好に成形できない。これは、凹部からのアルミニウムの離型性が悪いため、成形されたチューブを取り出すとき実際には凹部内にアルミニウムが僅かに残ってしまい、それが積み重なる結果、プレス成形の数回目以降ではかしめ部が欠けてしまうと考えられる。
また、アルミチューブの肩部をグルービングしてかしめ部を形成する方法では、従来のアルミチューブ製造のラインスピードが得られず、生産コストが高くなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、生産性を低下させることなく肩部に所望のかしめ部を有するアルミチューブを得ることができる、アルミチューブの製造方法および製造装置を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載のアルミチューブの製造方法は、アルミチューブ本体の肩部に立設されるかしめ部を有するアルミチューブの製造方法であって、軸方向に形成される中空部を有する第1部材と中空部内に配置されかつ軸方向に移動可能に構成される第2部材とを含み第2部材は軸方向に形成される貫通孔およびかしめ部を形成するための凹部を有するダイベースと、ダイベースに対して進退可能に設けられるパンチヘッドと、パンチヘッドの後退方向に第2部材を弾発する弾性体とを用い、パンチヘッドによってプレス可能な位置にアルミスラグを配置する工程、パンチヘッドを第2部材の貫通孔に進入させるとともにパンチヘッドによって第2部材を弾性体による弾発力に抗して当該進入方向に移動させてアルミスラグをプレスしてアルミチューブを成形する工程、およびパンチヘッドを後退させるとともに第2部材を弾性体による弾発力によって当該後退方向に移動させてアルミチューブを取り出す工程を備える。
請求項2に記載のアルミチューブの製造方法は、請求項1に記載のアルミチューブの製造方法において、弾性体としてばね部材が用いられることを特徴とする。
請求項3に記載のアルミチューブの製造装置は、アルミチューブ本体の肩部に立設されるかしめ部を有するアルミチューブの製造装置であって、軸方向に形成される中空部を有する第1部材と中空部内に配置されかつ軸方向に移動可能に構成される第2部材とを含み第2部材は軸方向に形成される貫通孔およびかしめ部を形成するための凹部を有するダイベース、ダイベースの裏面に配置されるダイベース裏板、ダイベースの裏側から第2部材の貫通孔に挿入されるエジェクタピン、ダイベースの表側からダイベースに対して進退可能に設けられるパンチヘッド、および第2部材とダイベース裏板との間にギャップを形成できるように第2部材をパンチヘッドの後退方向に弾発する弾性体を備える。
請求項4に記載のアルミチューブの製造装置は、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置において、弾性体はばね部材であることを特徴とする。
請求項5に記載のアルミチューブの製造装置は、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置において、弾性体は第2部材内に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載のアルミチューブの製造装置は、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置において、弾性体はダイベース裏板内に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載のアルミチューブの製造方法、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置では、パンチヘッドをダイベースに進入させアルミチューブを成形するとき第2部材ひいてはかしめ部形成用の凹部も当該進入方向に移動する。したがって、当該凹部が固定されている場合に比べて、凹部内にアルミスラグを緩やかに充填でき、その結果、凹部の幅の広狭に拘わらず、凹部に隙間なくアルミスラグを充填できる。また、パンチヘッドを後退させアルミチューブを取り出すときダイベースの第2部材ひいてはかしめ部形成用の凹部も当該後退方向に移動する。したがって、当該凹部が固定されている場合に比べて、凹部内に形成されるアルミチューブのかしめ部が凹部から緩やかに抜き出され、かしめ部が欠けることなくアルミチューブを取り出すことができる。このような処理は、アルミ成形に別工程を付加することも成形1サイクルの所要時間を長くすることもなく、通常(凹部を固定した場合)のラインスピードで行うことができる。したがって、生産性を低下させることなく所望のかしめ部を有するアルミチューブを得ることができる。
請求項2,4に示すように、弾性体としてばね部材を用いることによって、パンチヘッドの進退に伴って第2部分を簡単に移動させることができる。
弾性体は、請求項5に示すように第2部材内に設けられてもよく、請求項6に示すようにダイベース裏板内に設けられてもよい。
この発明によれば、生産性を低下させることなく所望のかしめ部を有するアルミチューブを得ることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1および図2を参照して、この発明の一実施形態のアルミチューブの製造装置10は、第1部材12aと第1部材12a内に配置される第2部材12bとを有するダイベース12を含み、ダイベース12の表面にはダイリング14が配置され、ダイベース12の裏面にはダイベース裏板16が配置される。第1部材12aと第2部材12bとは同質の材料で形成されることが望ましい。もし、両部材の強度差が大きければ、弱い方の部材が早く劣化するためである。
第1部材12aは軸方向に貫通しかつ中央部に形成される中空部18を有し、中空部18は、ダイリング14側の小径部18a、ダイベース裏板16側の大径部18b、および小径部18aと大径部18bとをつなぐ段部18cから構成される。
図3をも参照して、第2部材12bの外側面は、第1部材12aの小径部18a、大径部18bおよび段部18cにそれぞれ対応する小径部20a、大径部20bおよび段部20cを有する。また、第2部材12bは、軸方向かつ中央部に形成される貫通孔22を有し、貫通孔22のダイリング14側の部分は、成形すべきアルミチューブ40(後述)の口部および肩部の形状に応じて拡径されている。図4からわかるように、第2部材12bの大径部20bの長さL1は第1部材12aの大径部18bの長さL2よりギャップG1分だけ短く設定される。
また、第2部材12bの小径部20aのダイリング14側端部には、かしめ部52(後述)を形成するための凹部24が形成され、第2部材12bの裏面(ダイリング裏板16側の端面)には、貫通孔22の周囲に複数(この実施形態では4個)の略円筒形状の凹部26が形成され、各凹部26には弾性体としてコイルスプリングなどのばね部材28が装填される。第2部材12bの凹部24の形状は、形成すべきかしめ部52の形状に合致するように設定され、この実施形態ではかしめ部52を環状に形成するので凹部24も環状に形成される(図3(a)参照)。凹部24を第2部材12bの小径部20aに形成する場合には、第1部材12aの小径部18aの形状によってかしめ部52の外周面の形状が決定され、第2部材12bの凹部24の側面形状によってかしめ部52の内周面の形状が決定される。
図4(a)に示すように、通常時(プレス成形前)には、第1部材12aの段部18cと第2部材12bの段部20cとが接触するように、ばね部材28が第2部材12bを矢印B方向に弾発し、第2部材12bの裏面とダイベース裏板16との間にはギャップG1が形成される。図4(b)に示すように、プレス成形時には、パンチヘッド36(後述)を第2部材12bの貫通孔22に挿入するとパンチヘッド36(主としてその肩部37)によってアルミスラグを介して第2部材12bが矢印C方向に押圧(スプリングバック)され、第2部材12bの裏面がダイベース裏板16と接触する。このとき、第1部材12aの段部18cと第2部材12bの段部20cとの間に、ギャップG1と等しいギャップG2が形成される。
図1に戻って、ダイリング14にはその軸方向かつ中央部を貫通して、第1部材12aの小径部18aと略同径の中空部30が形成され、ダイベース裏板16の軸方向かつ中央部には、第2部材12bの貫通孔22と略同径の貫通孔32が形成される。エジェクタピン34が、ダイベース12の裏側からダイベース裏板16の貫通孔32に挿通されさらに第2部材12bの貫通孔22に挿入される。パンチヘッド36が、ダイベース12の表側から第2部材12bの貫通孔22に進退可能に設けられる。
ついで、図5を参照して、製造装置10の動作について説明する。
まず、図5(a)に示すように、潤滑剤が塗布されたリング状のアルミスラグ38をダイリング14の中空部30内に配置し、その状態で、図5(b)に示すように、パンチヘッド36を第2部材12bの貫通孔22内に進入させてパンチヘッド36とエジェクタピン34との間でアルミスラグ38を衝撃突出成形によってプレスしてアルミチューブ40を得る。このとき、パンチヘッド36によって第2部材12bも、ばね部材28による弾発力に抗してパンチヘッド36の進行方向に移動する。その後、図5(c)に示すように、エジェクタピン34を押し込むとともにパンチヘッド36を第2部材12bから後退させることによってアルミチューブ40を取り出す。このとき、ばね部材28の弾発力によって第2部材12bもパンチヘッド36の後退方向(矢印B方向)に移動する。
このようにして得られたアルミチューブ40にねじ切り等の処理が施され、図6に示すような開口タイプのアルミチューブ40aが得られる。
アルミチューブ40aは、アルミチューブ本体42を含み、アルミチューブ本体42は、細径の口部44と、口部44の下端部から傾斜状に形成される肩部46と、肩部46の下端部から形成される胴部48とを有する。口部44の外周面にはキャップ螺合用ねじ50が形成され、肩部46の下端部には全周に亘って環状のかしめ部52が一体的に立設される。
図7を参照して、アルミチューブ40aの肩部46外表面の延長線とかしめ部52内周面の延長線との交点をXとすると、たとえば、交点Xからのかしめ部52の高さHは1.5mm、かしめ部52の根元(交点Xの位置)における厚みW1は0.3mm、かしめ部52の先端部における厚みW2は0.2mmに設定される。
高さHは、高すぎればキャップ54(後述)が抜けにくく、低すぎれば折り曲げにくくなるので、1.0mm〜3.0mm程度が望ましい。また、かしめ部52の根元(交点Xの位置)における厚みW1は0.15mm〜1.0mm程度、かしめ部52の先端部における厚みW2は0.1mm〜0.8mm程度が望ましい。したがって、このような寸法のかしめ部52が得られるように、第2部材12bの凹部24が設定される。
なお、アルミスラグ38には純アルミニウムが用いられ、この実施形態では、Al:99.7%以上、Cu:0.04%以下、Si:0.02%、Fe:0.25%、Mn:0.03%、Mg:0.03%、Zn:0.04%、Ti:0.03%の組成のものが用いられる。しかし、アルミスラグ38としては、Al:99.0%以上であるその他の組成の純アルミニウム系合金が用いられてもよい。
図8に示すように、アルミチューブ40aの口部44には合成樹脂製のキャップ54が螺合される。キャップ54の下端縁には肩部46の上面に沿うように外方に折り曲げられた鍔部56が形成され、鍔部56は、アルミチューブ40aのかしめ部52を折り曲げることによって肩部46とかしめ部52との間で挟持される。
鍔部56を肩部46とかしめ部52とによる挟持状態から抜き取ってキャップ54をアルミチューブ40aの口部44から一旦取り外すと、その後キャップ54をアルミチューブ40aに再装着しようとしても、キャップ54の鍔部56はアルミチューブ40aの肩部46とかしめ部52との間に挿入できず図8において破線で示すように捲れあがってしまい、一度開封すれば元の状態に戻すことはできない。
したがって、キャップ54の装着状態すなわち鍔部56の状態を見れば、キャップ54を取り外した形跡があるか、ひいてはアルミチューブ40は未使用であるかを判断でき、改ざんを防止できる。
製造装置10によれば、パンチヘッド36をダイベース12に進入させアルミチューブ40を成形するとき第2部材12bひいてはかしめ部52形成用の凹部24も当該進入方向に移動する。したがって、当該凹部24が固定されている場合すなわちダイベース12が第1部材12aと第2部材12bとに2分割されていない場合に比べて、凹部24内にアルミスラグ38を緩やかに充填でき、その結果、凹部24の幅の広狭に拘わらず、凹部24に隙間なくアルミスラグ38を充填できる。また、パンチヘッド36を後退させアルミチューブ40を取り出すときダイベース12の第2部材12bひいてはかしめ部52形成用の凹部24も当該後退方向に移動する。したがって、当該凹部24が固定されている場合に比べて、凹部24内に形成されるアルミチューブ40のかしめ部52が凹部24から緩やかに抜き出され、凹部24にアルミスラグ38が残らずかしめ部52が欠けることなくアルミチューブ40を取り出すことができる。
このような処理は、アルミ成形に別工程を付加することも成形1サイクルの所要時間を長くすることもなく行え、かしめ部52をプレス成形のみで得ることができるので、通常(凹部24を固定した場合)のラインスピードでアルミチューブ40を製造できる。したがって、生産性を低下させることなく所望のかしめ部52を有するアルミチューブ40を得ることができる。
また、弾性体としてばね部材28を用いることによって、パンチヘッド36の進退に伴って第2部分12bを簡単に移動させることができる。
さらに、キャッパー機内でのキャップ締め工程とほぼ同時に、かしめ部52を折り曲げてキャップ54の鍔部56を押さえることができ、インラインで改ざん防止機能を付与できる。
なお、上述の実施形態では、複数のばね部材28が第2部材12bに内蔵されかつエジエクタピン34の周囲に設けられたが、これに限定されず、図9(a)に示すように、複数(この例では4個)のばね部材28がダイベース裏板16aに内蔵されかつエジェクタピン34の周囲に設けられてもよい。
また、図9(b)に示すように、1つのばね部材28aが第2部材12cの外周部にかつ第2部材12cと同軸状に設けられてもよく、図9(c)に示すように、1つのばね部材28aがダイベース裏板16b内にかつダイベース裏板16bと同軸状に設けられてもよい。さらに、図10(a)に示すように、1つのばね部材28bが第2部材12dの内周部にかつ第2部材12dと同軸状に設けられてもよく、図10(b)に示すように、1つのばね部材28bがダイベース裏板16cの内周部にかつダイベース裏板16cと同軸状に設けられてもよい。これらの場合には、ばね部材が1つで足りるので、アルミチューブの製造装置をより簡単に組み立てることができる。
なお、弾性体としてのばね部材の数は任意でよい。また、弾性体はばね部材に限定されず、ゴム部材であってもよい。
また、かしめ部52は肩部46の端部に形成される場合に限定されず、図11に示すアルミチューブ40bのように、肩部46に段部58が形成されそれより内側にかしめ部52が形成されてもよい。この場合、たとえば図12に示すような製造装置10aが用いられる。図13(a)および(b)からもわかるように、製造装置10aでは、かしめ部52の形成位置に対応して第1部材12aの小径部18aよりやや径を大きくした中空部30aを有するダイリング14a、およびダイリング14aに対応したパンチヘッド36aが用いられる。
段部58を有するアルミチューブ40bによれば、印刷工程においてチューブ胴部に圧力がかかってもかしめ部52が折れることはない。
かしめ部52を全周に環状に形成する場合、その先端部の高さは一律でなくてもよく、その先端部は波形に形成されてもよい。
さらに、かしめ部52はアルミチューブの全周に環状に形成される場合に限定されず、部分的に設けられてもよい。この場合、かしめ部52の折り曲げ作業がより容易となる。また、キャップ54の鍔部56は、キャップ54の下端部の全周に形成されても部分的に形成されてもよく、部分的に形成される場合には、等間隔で4個程度形成されることが望ましい。なお、かしめ部52を部分的に設ける場合には、キャップ54の鍔部56は全周に設けられることが望ましく、一方、キャップ54の鍔部56を部分的に設ける場合には、かしめ部52は全周に形成されることが望ましい。
この発明は、アルミチューブの内面に合成樹脂製内装チューブを形成した二重チューブにも有効である。
この発明の一実施形態を示す断面図解図である。 図1の実施形態のA−A断面図解図である。 (a)は第2部材を示す側面図であり、(b)はその断面図である。 (a)はプレス成形前の第2部材近傍の状態を示す図解図であり、(b)はプレス成形時の第2部材近傍の状態を示す図解図である。 図1の実施形態の動作の一例を示す図解図である。 アルミチューブの一例を示す要部断面図である。 図6の一点鎖線Dの部分を示す拡大図である。 アルミチューブにキャップを取り付けた状態の一例を示す断面図である。 この発明の他の実施形態を示す断面図解図である。 この発明のその他の実施形態を示す断面図解図である。 アルミチューブの他の例を示す要部断面図である。 この発明の他の実施形態を示す断面図解図である。 図12に示す実施形態において、(a)はプレス成形前の第2部材近傍の状態を示す図解図であり、(b)はプレス成形時の第2部材近傍の状態を示す図解図である。
符号の説明
10,10a アルミチューブの製造装置
12 ダイベース
12a 第1部材
12b,12c,12d 第2部材
14,14a ダイリング
16,16a,16b,16c ダイベース裏板
18c,20c 段部
22,32 貫通孔
24,26 凹部
28,28a,28b ばね部材
34 エジェクタピン
36,36a パンチヘッド
38 アルミスラグ
40,40a,40b アルミチューブ
52 かしめ部
54 キャップ
56 鍔部
G1,G2 ギャップ

Claims (6)

  1. アルミチューブ本体の肩部に立設されるかしめ部を有するアルミチューブの製造方法であって、
    軸方向に形成される中空部を有する第1部材と前記中空部内に配置されかつ軸方向に移動可能に構成される第2部材とを含み前記第2部材は軸方向に形成される貫通孔および前記かしめ部を形成するための凹部を有するダイベースと、前記ダイベースに対して進退可能に設けられるパンチヘッドと、前記パンチヘッドの後退方向に前記第2部材を弾発する弾性体とを用い、
    前記パンチヘッドによってプレス可能な位置にアルミスラグを配置する工程、
    前記パンチヘッドを前記第2部材の貫通孔に進入させるとともに前記パンチヘッドによって前記第2部材を前記弾性体による弾発力に抗して当該進入方向に移動させて前記アルミスラグをプレスしてアルミチューブを成形する工程、および
    前記パンチヘッドを後退させるとともに前記第2部材を前記弾性体による弾発力によって当該後退方向に移動させて前記アルミチューブを取り出す工程を備える、アルミチューブの製造方法。
  2. 前記弾性体としてばね部材が用いられる、請求項1に記載のアルミチューブの製造方法。
  3. アルミチューブ本体の肩部に立設されるかしめ部を有するアルミチューブの製造装置であって、
    軸方向に形成される中空部を有する第1部材と前記中空部内に配置されかつ軸方向に移動可能に構成される第2部材とを含み前記第2部材は軸方向に形成される貫通孔および前記かしめ部を形成するための凹部を有するダイベース、
    前記ダイベースの裏面に配置されるダイベース裏板、
    前記ダイベースの裏側から前記第2部材の貫通孔に挿入されるエジェクタピン、
    前記ダイベースの表側から前記ダイベースに対して進退可能に設けられるパンチヘッド、および
    前記第2部材と前記ダイベース裏板との間にギャップを形成できるように前記第2部材を前記パンチヘッドの後退方向に弾発する弾性体を備える、アルミチューブの製造装置。
  4. 前記弾性体はばね部材である、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置。
  5. 前記弾性体は前記第2部材内に設けられる、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置。
  6. 前記弾性体は前記ダイベース裏板内に設けられる、請求項3に記載のアルミチューブの製造装置。
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