JP4106910B2 - チップ型電子部品とその製造方法、およびそれを備えたプリント基板、ならびにその実装方法 - Google Patents

チップ型電子部品とその製造方法、およびそれを備えたプリント基板、ならびにその実装方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はチップ型電子部品とその製造方法、およびそれを備えたプリント基板、ならびにその実装方法に関し、より詳細には、「チップ立ち」を抑制することが出来るチップ型電子部品などに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図3に示すように、電子部品本体11の左右両端に設けられた一対の外部電極12を備えているチップ型電子部品1が知られている。チップ型電子部品1は、リード線を有さず、外部電極12のそれぞれに塗布された半田3により直接プリント基板本体21などに実装される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
半田3を用いてチップ型電子部品1をプリント基板本体21などに実装する際に、左右の半田3a・3bが温度差を有すると、図4に示すように「チップ立ち」または「チップ浮き」と呼ばれる現象が生じる(以下、本明細書では、「チップ立ち」として統一して表記する)。
【0004】
この現象は、実際には外部電極12は図4に示すようにそのコーナー13が円弧状(本明細書において「円弧状」と表記した場合には、楕円弧状も含む)になっていることに起因する。より詳細に説明すると、本来、左右一対の外部電極12のそれぞれに対応する半田3a・3bは、左右同時に固化するはずである。しかし、何らかの理由により、左側の半田3aの方が早く固化した場合には、当該半田3aの体積が収縮する。この体積収縮が、まだ固化していない右側の半田3bから外部電極12bを矢符Cの方向に回転させるように持ち上げる力を生じさせると考えられている。
【0005】
このような「チップ立ち」という現象が起きた場合、当該プリント基板本体21にはチップ型電子部品1が実装されていないことになる。従って、「チップ立ち」は歩留まりの低下に直結する。また、「チップ立ち」が生じたプリント基板本体2を再利用する際には、半田ごて等を用いて、チップ型電子部品1をプリント基板本体21に固定している方の半田3aを溶かしていったんチップ型電子部品1を取り外さなければならないという問題がある。
【0006】
特開平6−267780号公報には、チップ立ちを抑制するために、半田付け時にチップ型電子部品に作用する回転モーメントを求め、この値がチップ立ち上がり角度によらず常に正になるようにチップ部品1の外部電極の厚みを設定することが開示されている。さらにチップ型電子部品の大きさが0.6mm(長さ)×0.3mm(高さ)である場合には、具体的な外部電極の厚みとしては、0.17mm以上であることが好ましい旨も開示されている。しかし、この公報には、実際にチップ立ち試験を行った実施例2において、外部電極の長さが0.2mmより短くなるとチップ立ちが発生しやすくなることが理解されると言う記載がある。従って、上記0.17mm以上というのは、0.2mm以上と解釈するのが妥当である。
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、チップ型電子部品の重量が所定の重量以下である場合にチップ立ちが発生すると共に、当該所定の重量以下の場合には、特開平6−267780号公報とは全く逆に、外部電極の長さを0.2mm未満にすることなどにより、外部電極のコーナーの最大半径を所定の範囲にすることにより、チップ立ちを抑制することができるという知見を見いだし、本発明を完成させた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明に係るチップ型電子部品は、電子部品本体と、この電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極とを備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下である。
【0009】
外部電極の厚みは0.1mm以上0.2mm未満であることが好ましい。1つの実施の態様においては、外部電極の最外層はそれぞれ半田からなり得る。
【0010】
上記課題を解決する本発明に係るチップ型電子部品の製造方法は、電子部品本体の左右両端に金属を溶射してそれぞれ厚みが0.1mm以上0.2mm以下であって手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視においてコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下である一対の外部電極を形成してなる、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であるチップ型電子部品の製造方法である。
【0011】
手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において一対の外部電極の厚みがそれぞれ0.1mm以上0.2mm未満であることが好ましい。1つの実施の態様においては、電子部品本体の左右両端に金属を溶射した後、さらに半田を形成して一対の外部電極を形成し得る。
【0012】
上記課題を解決する本発明に係るプリント基板は、上記のようなチップ型電子部品と、このチップ型電子部品が表面に直接実装されたプリント基板本体と、外部電極に塗布されてチップ型電子部品をプリント基板上に直接固定している半田とを有する。
【0013】
上記課題を解決する本発明に係るチップ型電子部品を直接実装させる第1の方法は、電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であって、外部電極の最外層がそれぞれ半田からなるチップ型電子部品をプリント基板本体の表面に戴置し、次いで半田を加熱して溶融した後に半田を冷却して硬化させる方法である。
【0014】
上記課題を解決する本発明に係るチップ型電子部品を直接実装させる第2の方法は、電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であるチップ型電子部品を、プリント基板本体の表面に戴置し、次いで外部電極に半田を塗布した後に半田を硬化させることによりプリント基板本体にチップ型電子部品を直接実装させる方法である。
【0015】
上記課題を解決する本発明に係るチップ型電子部品を直接実装させる第3の方法は、電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であるチップ型電子部品を、予め外部電極に対応する位置に半田を塗布したプリント基板本体の表面に戴置し、次いで半田を硬化させることによりプリント基板本体にチップ型電子部品を直接実装させる方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
【0017】
図1は、本実施の形態に係るチップ型電子部品1を示す斜投影図である。なお、本明細書においては、3方向を表すのに「左右方向」「手前・奥方向」「厚み方向」という用語を使用することがあるが、それぞれの意味は図1に示すとおりである。
【0018】
チップ型電子部品1は、電子部品本体11と、この電子部品本体11の左右両端に設けられた一対の外部電極12とを備えている。この実施の形態においては、電子部品本体11は、左右いずれかの一端の近傍に手前・奥方向に平行なマージン113を有する金属層112を表面に積層された誘電体フィルム111を、マージン113が左右互い違いになるように厚み方向に複数枚積層して構成されている。このように、本実施の形態においては、積層型フィルムコンデンサを例に挙げて説明するが、これは一例にすぎない。本発明を適用できる他の電子部品としては、チップ型バリスタなどを挙げることが出来る。
【0019】
外部電極12は、後述するように3層に分かれているが、本実施の形態においては、手前・奥方向に垂直な断面でチップ型電子部品1を切断した断面図である図2に示すように、この外部電極12のコーナー13の最大半径が0.05mm以上0.2mm以下となっている。コーナー13の最大半径を0.05mmよりも小さくなるように外部電極12を形成することは困難である。逆にコーナー13の最大半径が0.2mmを越える場合には、チップ立ちを効果的に抑制できない。コーナー13の好ましい最大半径は0.1mm以上0.16mm以下であり、より好ましい最大半径は0.12mm以上0.16mm以下である。
【0020】
チップ型電子部品1の重量は0.001グラム以上0.5グラム以下である。重量が0.001グラム未満のチップ型電子部品を製造することは極めて困難である。逆に重量が0.5グラムを越えるチップ型電子部品においては、十分な重量があるので、たとえ左右の半田3a・3bに温度差があってもチップ立ちが生じにくく、本発明を適用するまでもない。すなわち、チップ立ちの課題は0.5グラム以下のチップ型電子部品に固有の課題であり、0.5グラムを越えるチップ型電子部品においてはチップ立ちという課題は存在しない。
【0021】
本発明を適用するに好ましいチップ型電子部品の重量は0.01グラム以上0.5グラム以下であり、より好ましい好ましいチップ型電子部品の重量は0.05グラム以上0.5グラム以下である。
【0022】
次に、本実施の形態に係る電子部品の製造方法を説明する。
【0023】
公知の方法によって得られた積層型フィルムコンデンサ等の電子部品本体11の左右両端に外部電極12をそれぞれ形成する。この形成方法の一例を説明すると、図1に示すように、電子部品本体11の左右両端に、亜鉛を溶射する。この亜鉛の溶射により形成された外部電極12の第1層121は俗に「メタリコン」と呼ばれている。このように亜鉛を溶射することにより第1層121を電子部品本体11の左右両端に形成した後には、グラインダー等により研磨して端面を平滑にすることが好ましい。
【0024】
第1層121を形成した後に、この第1層を被覆するように導電性ペーストを塗布して硬化させることにより、第2層122を形成する。本製造方法に用いられる導電性ペーストとしては、エポキシ樹脂に銅粉末を混合したペーストを挙げることができる。
【0025】
最後に、第2層122を被覆するように半田を塗布して第3層を形成する。半田を塗布する方法としては、加温により溶解された半田に第1層121および第2層122を有する電子部品本体11を浸漬する「ディッピング」と呼ばれる方法を挙げることができる。特にこの方法は、電子部品本体11が溶融された半田3をはじく性質を有している場合に有効である。例えば、チップ型電子部品1が積層型フィルムコンデンサである場合には、外部電極12が位置する2面を除き、電子部品本体11の外面には有機高分子フィルムが位置している。この有機高分子フィルムは、溶融された半田をはじく性質を有しているので、溶融された半田3が入った容器に積層型フィルムコンデンサを浸漬するだけで半田3を外部電極12に塗布することができる。すなわち、溶融された半田3が入った容器にチップ型電子部品1を浸漬する方法は、電子部品本体11が溶融された半田3をはじく性質を有していれば、適用することができる。なお、後述するが、プリント基板本体に実装される際に半田3が供給される場合や、半田が予めプリント基板本体21側に塗布されている場合には、この半田からなる第3層123を形成することは必要ではない。
【0026】
本発明者らは、第1層121を形成する際に、通常のチップ型電子部品の外部電極よりも当該第1層121をより薄く形成することにより、外部電極12のコーナー13の最大半径を0.05mm以上0.2mm以下とすることができることを見いだした。具体的な数字を挙げて説明すると、通常のチップ型電子部品の外部電極の第1層の厚みは0.4mmであるが、本実施の形態における外部電極12の第1層121の厚みは、0.1mm以上0.2mm未満であることが好ましい。第1層121の厚みを0.1mm未満とした場合にはあまりにも薄すぎて最終的に電子部品本体11の左右両端に形成された外部電極12が電子部品本体11から剥がれ落ちてしまう場合がある。一方、第1層121の厚みを0.2mm以上とした場合には、外部電極12のコーナー13の最大半径が0.2mmを越えてしまうことが多くなる。
【0027】
通常のチップ型電子部品の外部電極は、金属(特に亜鉛)を電子部品本体の左右両端に溶射することによって形成されている。従って、このように第1層121の厚みが0.1mm以上0.2mm未満となるように金属を電子部品本体11の左右両端に溶射すれば、特別な工程を増やさずに外部電極12のコーナー13の最大半径を上記の所定の範囲にすることができる。
【0028】
(実装方法)
このようにして得られたチップ型電子部品1は、図2に示すように、通常、所定の配線が施されたプリント基板本体21の表面に半田などにより直接、固定(すなわち、「実装」)される。この実装方法は大きく分けて3通りある。
【0029】
まず、第1通り目の固定方法について説明する。この第1通り目の固定方法が適用されるチップ型電子部品1は、溶射された亜鉛からなる第1層121、導電性ペーストを固化してなる第2層122、および第2層を覆うようにして形成された半田3からなる第3層123を有している。なお、この第1通り目の固定方法が適用されるチップ型電子部品1は、最外層に半田を有していれば足る。
【0030】
第1通り目の固定方法においては、上記のように最外層に半田3を有している外部電極12を左右両端に有するチップ型電子部品1をプリント基板本体21の表面に戴置する。次いで左右両方の半田3を均一に加熱して溶融した後にこの半田3を冷却して硬化させる。
【0031】
次に第2通り目の固定方法を説明する。この第2通り目の固定方法においては、外部電極12の最外層に半田がなくてもよい。この固定方法においては、まず、得られたチップ型電子部品1を、プリント基板本体21の表面に戴置し、次いでチップ型電子部品1の外部電極12に半田3を塗布する。
【0032】
半田3を外部電極12に塗布する方法としては、針金状の半田またはペレット状の半田を外部電極12の左右両側面近傍に位置させた後に当該2つの半田をはんだごてなどで均一に溶融させる方法、およびペースト状の半田を直接外部電極12に塗布する方法を挙げることができる。最後に、溶融された半田を冷却したり、左右両方のペースト状の半田3を均一に加熱した後に冷却することにより半田3を硬化させる。
【0033】
最後に第3通り目の固定方法を説明する。この第2通り目の固定方法においては、外部電極12の最外層に半田がなくてもよい。この固定方法においては、まず、予め外部電極12に対応するプリント基板本体21の表面の所定位置に半田3を塗布する。このような半田としては、ペースト状の半田が好ましい。次いで、半田3が塗布された箇所に対応するように、チップ型電子部品1を戴置する。最後に、左右両方のペースト状の半田3を均一に加熱した後に冷却することにより半田3を硬化させる。
【0034】
なお、本明細書において持ちられる用語「プリント基板(参照符号:2)」は、プリント基板本体21と、このプリント基板本体21に実装されたチップ型電子部品1とを総称して示す用語である。
【0035】
【実施例】
(実施例1)
公知の方法によって得られた棒状の積層型フィルムコンデンサの電子部品本体11の左右両端に、亜鉛を溶射して第1層121を形成した。部分によって厚みに差異があったが、第1層121の厚みは、おおよそ0.1mm以上0.2mm未満であった。次いでこの第1層121の表面に導電性ペーストを塗布して固化することにより、第2層122を形成した。最後に、溶融された半田を有する容器の中に、棒状の積層型フィルムコンデンサを浸漬させた後に当該容器から引き上げることにより、第2層122の表面に第3層123を形成した。このようにして棒状の積層型フィルムコンデンサの電子部品本体11の左右両端に外部電極12を形成したが、この外部電極12のコーナーの最大半径は約0.10mm以上約0.195mm以下であった。
【0036】
次に、得られた棒状の積層型フィルムコンデンサを長軸方向に垂直な方向で切断し、約10000個の個片状の積層型フィルムコンデンサを得た。1個あたりの個片状の積層型フィルムコンデンサの重量は、約0.01グラムであった。
【0037】
次いでこの約10000個の積層型フィルムコンデンサをプリント基板本体21に戴置した。そして、この積層型フィルムコンデンサが戴置されたプリント基板本体21を加熱釜に通して積層型フィルムコンデンサをプリント基板本体21に実装した。プリント基板本体21上で「チップ立ち」を生じた個片状の積層型フィルムコンデンサは1つも無かった。
【0038】
(比較例)
第1層121の厚みを、従来通りおおよそ0.2mm以上0.25mm以下にしたことを除き、実施例1と同様にして約10000個の個片状の積層型フィルムコンデンサを得た。この積層型フィルムコンデンサの外部電極12のコーナー最大半径は、約0.20mm以上約0.305mm以下であった。実施例1と同様に積層型フィルムコンデンサをプリント基板本体21に実装したところ、5つの個片状の積層型フィルムコンデンサがプリント基板本体21上で「チップ立ち」を生じた。
【0039】
【発明の効果】
本発明によりチップ立ちを抑制することができるチップ型電子部品とその製造方法、およびそれを備えたプリント基板、ならびにその実装方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るチップ型電子部品1を示す斜投影図
【図2】手前・奥方向に垂直な断面でチップ型電子部品1を切断した断面図
【図3】従来のチップ型電子部品1を示す概略断面図
【図4】「チップ立ち」が生じたチップ型電子部品1を示す概略断面図
【符号の説明】
1 チップ型電子部品
11 電子部品本体
111 誘電体フィルム
112 金属層
113 マージン
12 外部電極
13 外部電極のコーナー
121 第1層
122 第2層
123 第3層
2 プリント基板
21 プリント基板本体
3 半田

Claims (10)

  1. 電子部品本体と、前記電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極とを備え、
    重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、
    手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下である、チップ型電子部品。
  2. 前記外部電極の厚みが0.1mm以上0.2mm未満である、請求項1に記載のチップ型電子部品。
  3. 前記外部電極の最外層がそれぞれ半田からなる、請求項1に記載のチップ型電子部品。
  4. 電子部品本体の左右両端に金属を溶射してそれぞれ厚みが0.1mm以上0.2mm以下であって手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視においてコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下である一対の外部電極を形成してなる、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であるチップ型電子部品の製造方法。
  5. 手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記一対の外部電極の厚みがそれぞれ0.1mm以上0.2mm未満である、請求項4に記載のチップ型電子部品の製造方法。
  6. 電子部品本体の左右両端に金属を溶射した後、さらに半田を形成して一対の外部電極を形成する、請求項4に記載のチップ型電子部品の製造方法。
  7. 電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であるチップ型電子部品と、
    前記チップ型電子部品が表面に直接実装されたプリント基板本体と、
    前記外部電極に塗布されて前記チップ型電子部品をプリント基板上に直接固定している半田と
    を有するプリント基板。
  8. 電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であって、前記外部電極の最外層がそれぞれ半田からなるチップ型電子部品をプリント基板本体の表面に戴置し、次いで前記半田を加熱して溶融した後に前記半田を冷却して硬化させることにより前記プリント基板本体に前記チップ型電子部品を直接実装させる方法。
  9. 電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であるチップ型電子部品を、プリント基板本体の表面に戴置し、次いで前記外部電極に半田を塗布した後に前記半田を硬化させることにより前記プリント基板本体に前記チップ型電子部品を直接実装させる方法。
  10. 電子部品本体の左右両端に設けられた一対の外部電極を備え、重量が0.001グラム以上0.5グラム以下であり、手前・奥方向に垂直な断面で切断した断面視において前記外部電極のコーナーの最大半径が0.05mm以上0.2mm以下であるチップ型電子部品を、予め前記外部電極に対応する位置に半田を塗布したプリント基板本体の表面に戴置し、次いで前記半田を硬化させることにより前記プリント基板本体に前記チップ型電子部品を直接実装させる方法。
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