JP4105097B2 - 検体検査器具 - Google Patents

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Description

発明の分野
本発明は一般に、完全統合型システムにおける液体検体の採取、処理及び分析のための器具に関する。本発明はまた、液体検体の採取、処理及び分析のための方法に関する。
発明の背景
関連技術の説明
世界中の診断検査は現在、多様な検体種を用いて実施されている。検査検体の多くは、全血、血清、唾液、血漿、脳脊髄液などの液体である。
実験室条件下の感染症のための検査では通常、遠心分離により静脈血検体から血球を取り除くことによって得られる血清検体が使用される。検体はまず、訓練を受けた採血者によって患者から得る。そのようにして得た血清検体はその後、酵素免疫測定法(ELISA)、免疫蛍光法(IFA)、ラテックス凝集法(LA)などのいくつかの方法の一つ、または化学発光、蛍光または他の高感度技術を利用したいくつかの自動機器プラットフォームのいずれかによって実験室条件下で検査される。適切な既知の診断技術は他にもあるが、余すことなく挙げることはできない。
実験室条件下の血清検査は従来から優れた技術であったが、現在では、検査がさらに患者に近いものとなり、全血などの別の検体マトリックスを使用する傾向にある。つまり、検体の患者からの採取、処理及び分析がより迅速となっており、多くの場合、患者のいる場で行われるのである。「ニヤ−ペイシェント」または「ポイント−オブ−ケア」検査として知られる近年の進歩が、検査の実施方法に大きな変化をもたらしている。統計によれば、こうした検査様式は、ここ4年間連続して1年当たり20%以上の成長を続けている。
こうした検査様式の成長によって、訓練を受けた採血者または必要な検体から赤血球を分離するための追加処置を必要としない代替の検体種(全血、唾液など)を使用することが多くなっている。また、その検体は、患者からの採取及び直接の処理を行うことが可能である。その結果、患者または被験者が医療提供者の前にいる間に、結果を取得、分析し、それを患者側に伝えることが可能となっている。このため、患者がくり返し訪問する必要または患者が自身の検査結果を得るために医療提供者と事後的に連絡をとる必要を避けることができる。
したがって、ポイント−オブ−ケア(POC)検査は、検体が検査機関へ運ばれて処理され、結果が医師に通知されるまでの数時間から数週間待つ必要のある従来の検査と対照的に、医師(あるいは医師が選択した患者)が即時に結果を得られるという利点がある。
当業界では通常、感染症の検査結果の確認は、特にHIV、C型肝炎、B型肝炎などの致命的な疾患の可能性を探る検査の場合、反復検査を用い、より高感度な方法論を用いることが多い。これは検査が検査機関またはポイント−オブ−ケアで実施されているかに拘わらず適用される。最初の検査結果を確認する第二の検査は「確証」または「確認」検査として知られており、通常は診断結果の正否を確認するために異なる方法論が用いられる。HIV診断の場合は、ウエスタンブロット法またはELISA法が用いられる。全ての場合で、別の検体が必要となる。こうした検査は重要性が高いため、検体の処理を促進させることができるものは非常に重要である。
検査機関の検査の場合では、最初の採血から得た検体が確認検査の実施に必要なだけ十分に残っている場合もある。
しかし、最初に患者が医療施設を訪れた際、確証検査のために検体を収集する機構を含んだ迅速な(院内)検査は知られていない。
発明の要旨
本発明は、内部に緩衝液を含有することが可能な緩衝容器、検査ストリップを保持するための固定具を有するフィルター、末端部が固定具によって保持されている検査ストリップ、フィルターの収容に適した寸法及び配置にされたレセプタクルを有する検査ストリップ容器であって、その内部にフィルターが保持されると検査ストリップがレセプタクルの内部に配置される検査ストリップ容器、及び検体を保持するための検体コレクターを有する検体検査器具に関する。
一つの実施態様では、検体コレクターが緩衝容器を受容する形状であり、検体コレクターがチャネリング要素、およびピアシング要素を有し、緩衝容器が検体コレクターに置かれると緩衝容器に穴を開け、緩衝容器中の緩衝液が検体と接触して、フィルター側へとルーメンを通過させる。緩衝液が検体コレクターのルーメン中を流れ、検体と接触した緩衝液が検査ストリップ側へとフィルターを通過する。
別の実施態様では、検体コレクターが上部及び下部開口部を有し、ここで、前記の上部開口部が前記の緩衝容器を受容する形状であり、前記の下部開口部がフィルターを受容する形状である。検体コレクターはまた、緩衝容器が検体コレクターの上部開口部に配置されると、緩衝容器に穴を開けるピアシング要素を収容しており、これによって、緩衝液が放出され、緩衝液が検体と接触する。本発明のさらに別の実施態様では、検体コレクターが検体を検体コレクターへと吸い込むポンプを有する。
本発明はまた、緩衝液を含有することが可能な緩衝容器であって、加圧されると最初に破れる部分を含む膜を有する緩衝容器、検査ストリップを保持するための固定具を有するフィルター、末端部が固定具によって保持されている検査ストリップ、及びフィルターの収容に適した寸法及び配置にされたレセプタクルを有する検査ストリップ容器であって、その内部にフィルターが保持されると検査ストリップがレセプタクルの内部に配置される検査ストリップ容器を有する検体検査器具に関する。本発明はまた、内部に検体を保持するための緩衝容器を受容する形状の検体コレクターであって、チャネリング要素を有する検体コレクターを含む。緩衝容器が押し込まれると、加圧されると最初に破れる部分が破れ、緩衝容器中の緩衝液が検体と接触して、フィルター側へとチャネリング要素のルーメン中を通過する。緩衝液が検体コレクターのルーメン中を流れ、検体と接触した緩衝液が検査ストリップ側へとフィルターを通過する。
本発明はまた、緩衝液を含有することが可能な緩衝容器、検査ストリップを保持するための固定具を有するフィルター、末端部が固定具によって保持されている検査ストリップ、及びフィルターの収容に適した寸法及び配置にされたレセプタクルを有する検査ストリップ容器であって、その内部にフィルターが保持されると検査ストリップがレセプタクルの内部に配置される検査ストリップ容器、及び検体を保持するためのポンプを含む検体コレクターを含む検体検査器具を提供する。
本発明の別の態様は、検体を検査するための方法である。これは、検体を採取し、検体コレクターへ検体を配置し、内部に緩衝液を有する緩衝容器を検体コレクター上方へ配置し、検査ストリップと接触してこれを有するフィルター上方へ検体容器を配置し、緩衝容器から緩衝液を下向きに検体上へと流し、検査ストリップ側へとフィルター中を通過させることによって達成される。
図面の簡単な説明
添付図面は例示であり、同じ参照符号はいくつかの図全体を通じた同様の要素を表わす。
図1は本発明に従った検体検査器具の組み立て透視図、図2は本発明で使用されうる緩衝容器の正面及び周囲の一部を示す透視図、図3は図2で示した緩衝容器の底面図、図4Aは図2で示した緩衝容器の側面立面図、図4Bは異なる態様の緩衝容器の側面立面図、図5は図2で示した緩衝容器の上部平面図、図6は本発明で使用されうる検体コレクターの上部平面図、図7は図6で示した検体コレクターの上部及び周囲の一部を示す透視図、図8は検査ストリップの固定具及び検査ストリップの好適な実施態様を示す正面透視図、図9は図8で示した検査ストリップの固定具及び検査ストリップの部分的な係合を示す正面透視図、図10は図8で示した検査ストリップの固定具及び検査ストリップの係合を示す背面透視図、図11は検査ストリップが固定された後の検査ストリップの固定具及び検査ストリップを示す正面透視図、図12は本発明で使用されうる検査容器の側面立面図、図13は本発明に従った検体検査器具の異なる実施態様の組み立て透視図、図14は図13で示した検査ストリップ容器の上部平面図、図15は図13で示した検査容器の側面立面図、図16は本発明に従って作成される検体検査器具のさらに異なる実施態様の組み立て透視図、図17は本発明に従って使用されうる緩衝容器、検体コレクター及びフィルターのさらに別の実施態様の正面、一側面及び上部を示す透視図、図18は本発明に従って作成される検体検査器具の異なる実施態様の断面を示す正面立面図、図19は図18で示したような本発明に従って使用されうる緩衝容器、検体コレクター及びフィルターの横断面を示す側面立面図、図20Aは本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの正面立面図、図20Bは本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの正面、一側面及び上部を示す透視図、図21は本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの断面の正面立面図、図22は本発明に従って作成される検体検査器具の異なる実施態様の断面の正面立面図、図23は異なる態様のポンピング機構の側面立面図、図24は本発明で使用されうる円柱状の緩衝容器の正面及び上部を示す透視図、及び図25は図13の検体検査器具と使用される図24の異なる態様の緩衝容器を示す透視図である。図26A−Cは複数の検査ストリップを使用するための本発明のさらに異なる実施態様を示す透視図である。
好適な実施態様の詳細な説明
添付図面で示すように、本発明は、液体検体、より詳細には体液検体の採取及び分析に使用されうるコンパクトな、完全独立型の検査器具を対象とする。非制限的な例示として、検体検査器具は、検査物質のストリップ、検査物質を保持するフィルター、及び最初に検体と反応し、その後検査ストリップと反応して検査の結果を示す物質を保持する緩衝容器を収容する細長い胴体部を含むことができる。検体コレクターは、緩衝容器中の物質と検体とを組み合わせ、その混合物をフィルター側へと導くように機能する。
検体検査器具の構造
図1は本発明の最初の実施態様に従った検体検査器具1の組み立ての形態を示す。検体器具1は、緩衝容器10、検体コレクター20、フィルター30、検査ストリップ40及び検査ストリップ容器50を有する。これらの各構成要素は、以降で順に述べる。
図2−5で示すように、緩衝容器10は、上部11、基部12、胴体部13及びピアシング可能な膜18を有するプラグ状、ほぼ円柱状の部材である。緩衝容器10は中空で、検査のために検体器具に入れられる時は、緩衝液(図示せず)を含む。
非制限的な例示として、緩衝容器10の上部11は好ましくは、側壁17及び17’を有する稜状のグリップ16の形状に合うものである。この配置の利点は、以降で述べる。
本発明の一つの実施態様では、緩衝容器10及び検体コレクター20は最初にプレスアンドスナップデテント(19)によって所定位置に保持される。第二のプレスアンドスナップデテント(19’)は、検体コレクター20としっかりと接触した状態で緩衝容器10を保持及び密封し、緩衝容器10がピアシング要素23のピアシングエッジ24上へと下向きに押し込まれると、これによってピアシング可能な膜18に穴をあけ、緩衝容器10に収容されている緩衝液を放出させる。図4A参照。
本発明の別の実施態様では、緩衝容器10の胴体部13は、検体コレクター20の内面21に切られた係合ねじとかみ合うよう配置されているねじを切られた外面14を有する。このように、緩衝容器10は、液体を密封した状態で検体容器20に接合できる。図4B参照。胴体部13に弾性のある突起(図示せず)を作成するか、または一つ以上のOリングを適用するなど液体を密封した状態で接合するための他の方式も使用することができる。あるいは、平坦な表面の間に液体を密封するプレスばめも使用することができる。
好ましくは、検体コレクター20の外径及び緩衝容器10の内径は、接合時に、検体コレクター20及び緩衝容器10が摩擦によって互いに係合できるような寸法である。
緩衝容器10から検体コレクター20への流体連通を可能とする、緩衝容器10及び検体コレクター20を接合する要素の他の形状及び配置も適する。
緩衝容器10のピアシング可能な膜18は、緩衝容器10中に緩衝液を保持するためのもろい、流体不透過性のバリアを形成する。ピアシング可能な膜18は、緩衝容器10中に緩衝液を保持することが可能であり、検体コレクター20内に形成されるピアシング要素23のピアシングエッジ24によって穴を開けられることが可能な、任意の非反応性物質で形成されうる。ピアシング可能な膜18の形成に適した物質の例としては、金属箔、高分子膜、ガラスまたはプラスチック膜が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、ピアシング可能な膜18は、適切な寸法及び形状の引っかき線、またはピアシングエッジ24と接触した時に破壊するプレストレスエリア(図示せず)を伴って形成されうる。
次に図6及び7について述べると、検体コレクター20は、内面21、外面22及び内側底部27を含む。検体コレクター20はまた、ピアシング要素23を含む。ピアシング要素23の上端は、緩衝容器10が検体コレクターに接合される時に、緩衝容器10のピアシング可能な膜18と接触し、穴を開ける鋭いピアシングエッジ24を有し、これによって緩衝液(図示せず)を放出させる。ピアシング要素23は、緩衝液の流出を容易にする形状でありうる。
引き続き図6及び7について述べると、検体コレクター20はまた、細長く中空であるチャネリング要素26を含む。ルーメン28は、以降で説明する理由のために、チャネリング要素26の先端から、検体コレクターの底部27に及ぶ。
次に図8−11では、フィルター30及び検査ストリップ40について述べる。
フィルター30は、いくつかの目的を果たす。フィルターは、検査ストリップを固定し、緩衝液及び検体を吸収し、含有し、検査ストリップへの制御された液体の流出を提供し、検査する物質から不純物を濾過する。非制限的な例示として、検査する物質が血液であるとすれば、検査する血漿から赤血球、白血球及び血小板を分離することが望ましい場合がある。
フィルター30は、非反応性で、流出の制御及び濾過機能を有する様々な物質から作成されうる。非制限的な例示として、フィルターは、セラミックまたはガラスフリットから作成されうる。フリット粒子の寸法、及びフィルター30を形成するためにそれらの粒子を処理する方法を慎重に選択することによりフィルターの多孔性を慎重に調節でき、液体の流出速度、液体の吸収度または液体の割合を適切とし、また検査する検体からの適切な成分の分離を確実とすることができる。このようなフィルターを使用する利点としては、現在、多くの検査システムで行われているように、検査する物質から固体及び液体成分を分離するために検体を遠心分離する必要性を避けることが挙げられる。また、非制限的な例示として、織物または不織のテキスタイル、金属、高分子または他の網目状物、または多孔性の膜などの他の材料が、流出の制御及び濾過機能を提供するために、単独で、組み合わせて、またはその他の材料と一緒に使用することができる。さらに、フィルターは、それを通過する液体の流動特性を変化させるため、洗剤、界面活性剤及び粘度調節剤などの各種の流動を高める化合物でコーティングされうる。
流動制御及び検査検体からの不純物の濾過の他に、フィルター30は、図11で示すように、検査ストリップ容器50のチャンバー56中の所定位置に検査ストリップ40を保持する。検査ストリップ40が、フィルター30と接触した所定の位置にある時は、良好な一定した液体の移動が可能である。
これを可能とする一つの方法は、合わせたときにプラグ状となり、その間に検査ストリップ40を保持するように配置される、2つの部分を有するフィルター30を提供することである。したがって、フィルター30は検査ストリップ40のための固定具を含む。
図8で示すように、フィルター30は、リビングヒンジ33によって互いに接合された平坦な部分31及びノッチ36を有する切り込みのある部分32を有する。図10及び11で示すように、リビングヒンジ33は、フィルター30の平坦な部分31及び切り込みのある部分32を互いに合わせることができる。
所望により、リビングヒンジ33は、平坦な部分31及び切り込みのある部分32の接合に適した他の任意の構造と取り替えることができる。あるいは、フィルター30を保持する形状に賦形された検査ストリップ容器50の部分57中に挿入される場合は、平坦な部分及び切り込みのある部分を互いに一緒にしなくとも、保持することができる。
次に図8及び9について述べると、ノッチ36は好ましくは検査ストリップ40の末端44をしっかりと受容する形状である。ノッチ36を検査ストリップ50の末端44の厚さよりやや浅くすることによって、末端44が、組み立てられたフィルター30の平坦な部分31及び切り込みのある部分32の間にしっかりと捕らえられる。ノッチ36はまた、フィルターの過度の変形を伴うことなく、検査ストリップ40の末端44を平坦な部分31及び切り込みのある部分32の間にしっかりと捕らえることを容易にする。
一旦フィルター30の平坦な部分31及び切り込みのある部分32が互いに合わされ、その間に検査ストリップ40の末端44が捕らえられれば、図11で示すように、それらは互いに固定されなければならない。フィルター30の平坦な部分31及び切り込みのある部分32を互いに保持するため、平坦な部分31は、突き出したキー35を備えることができ、平坦な部分32は、対応する凹部34を備えることができる。キー35及び凹部34が適切な形状である、すなわちキー35が凹部34よりわずかに広い場合は、それらは締りばめによって平坦な部分31及び切り込みのある部分32を互いに保持し、所定位置に検査ストリップ40を固定する。あるいは、逆テーパー(図示せず)を使用することができ、この場合には平坦な部分31及び切り込みのある部分32が互いに合わされる時にキー35がわずかに上向きに反り、その後凹部34と合わさると、キー35が下向きに反り、凹部34内に入る。また、非制限的な例示として、キー及び凹部は、互いに溶着、接着、ファスナーによる接合、または他の任意の適切な技術によって、本発明の範囲から逸脱することなく互いに固定されることができる。
また、非制限的な例示として、フィルター30は、内部のノッチ36とほぼ対応する位置にスロットを有する単独のほぼ円柱状の部材(図示せず)として提供されうる。そのスロットをノッチ36よりもやや小さくすることで、検査ストリップ40の末端44を単純なプレスばめによって所定位置に保持できる。すなわち、スロット内に末端44を配置するために、一つ以上の薄く、硬いブレードを使用し、検査ストリップ40の末端44を配置することによって、末端44をスロットの所定の位置へと押し付けることができる。
本発明の別の態様では、複数の検査ストリップを備えたフィルターを有する。非制限的な例示として、図26Aはフィルター30が2つの検査ストリップ40a、40bを保持する検体器具1の一部を示す。2つの検査ストリップ40a、40bは、それぞれ異なる検査を実施できるということを理解するべきである。あるいは、2つの検査ストリップ40a、40bは、精度向上のために同じ検査を実施できる。
図26Bは、検査ストリップの別の配置のために構成されるフィルター30を示しており、図26Aではストリップが一直線に配置されているのに対して、図26Bではフィルター30がストリップ(図示せず)を受容するための開口部6を有し、ストリップが互いに平行に配置される。図26Cは、ストリップ(図示せず)のための3つの開口部6がフィルター30の中心Cを囲んで配置された、さらに別の例示的な構成を示す。
さらに多くの検査ストリップも使用でき、図26Aに示すような直線上、または、図26Cで示すように曲線上、三角形のような幾何学的形状の一辺上、またはフィルター30の中心を囲んで配置するなど、様々な方法でそれらのストリップをフィルター30に配置できる。好ましくは、ストリップは容易に観察できるよう配置される。
これら複数の検査ストリップは、たとえば前記に概説した配置及び技術を使用して、任意の適切な方法でフィルターアセンブリに保持されることができる。使用するストリップの数が、ストリップをフィルターに固定する方法を決定することを当業者なら理解するであろう。
また、一つ以上の検査ストリップ40を使用する場合は、さらに多量の血液の採取が必要となることを理解するであろう。これは、検体採取の間にさらに多量の血液が吸い上げられるよう、検体コレクター20のチャネリング要素26の形状を変更することによって達成できる。
さらに、一つ以上の検査ストリップ40を使用する場合は、いずれのストリップ40も適切に処理されることを確実とするため、緩衝容器10中で保持される緩衝液の量を増やすことが望ましいことがある。これは、緩衝容器10を拡大すること、または、単独の検査ストリップの実施態様で使用される緩衝容器10が緩衝液で完全に満たされていない場合は、緩衝容器10中で保持される緩衝液の量を増やすことによって達成できる。
また、多数の検査ストリップを一つ以上の検査を実施するために使用する場合、提供される緩衝液体が、提供されるすべての検査ストリップの用途に適していることが望ましい。
本発明のさらに別の実施態様では、その上で多数の検査を実施する単独のストリップが用意されうる。このようなマルチプル検査ストリップを使用する場合、使用する緩衝液は、ストリップ上で実施する各検査に適しているべきである。
現在知られているまたは今後開発される、任意の適切なストリップ形態が使用されうる。非制限的な例示として、ストリップは免疫クロマトグラフィー(ICT)ストリップ、または、検査結果に従って検査ストリップが変色するルーチンの化学ストリップが使用されうる。さらに、ICTストリップは、目視可能なコロイド金、コロイド金の定量機器ベース、常磁性粒子の半定量機器ベース、ラテックス粒子の半定量または定量を用いるなどのストリップでありうる。また、この説明は、ストリップタイプの例を示しただけであってこれに限定するものではない。
次に図1及び12の検査ストリップ容器50について述べる。
検査ストリップ容器50は、いくつかの異なる働きをする。第一に、検体検査器具1の他の構成部品の全てを保持する。第二に、使用中、検体及び緩衝液が混合し、検査ストリップ40に吸い込まれる間、検査ストリップ容器50はそれらを保持する。第三に、検査ストリップ容器は、検体及び緩衝液を周囲から隔離する。
引き続き図1及び12について述べると、検査ストリップ容器50は、好ましくは、検体検査器具1のすべての構成要素を入れることが可能な、下端部51が閉じ、開口部52が開いた、ほぼ円柱状の容器である。検査ストリップ容器50は、緩衝容器10、検体コレクター20、フィルター30及び検査ストリップ40を保持するため、図12のように側面から見た検査ストリップ容器50の断面は、階段状となりうる。このように、各階段状の領域は、そこに含まれる検体検査器具1の部分とほぼ同じ寸法である。検査ストリップ容器50の最長及び最細の部分は、検査ストリップ40に対応するチャンバー56である。検査ストリップ容器50の部分57は、フィルター30に対応し、これを保持し、チャンバー56よりやや幅が広い。検査ストリップ容器50の部分58は、部分57よりやや幅が広く、緩衝容器10に対応し、これを保持する。
図12で示すように、検査ストリップ容器50は、下端部51が閉じ、上端部52が開いている。検査ストリップ容器50は、部分57が、フィルター30及びフィルター30に固定される検査ストリップ40を収容する寸法となっている。フィルター30は、検査ストリップ40の露出した部分と直接接触することなく、検査ストリップ容器50の内部にフィットしている。検査ストリップ容器50は、部分58で、摩擦ばめによって検体コレクター20及び緩衝容器10をしっかりと保持する寸法となっている。非制限的な例示として、緩衝容器10及び検体コレクター20は、所定位置に溶着または結合されうる。また、検体コレクター20及び緩衝容器10が検査ストリップ容器50に挿入される前に、緩衝容器10は検体コレクター20に接合されうる。
図1で示すように、検査ストリップ40は、既知の検査ストリップでありうる。このような検査ストリップは通例、実施する検査と適合する試薬で処理される。
検査ストリップ40が目視検査ストリップである、すなわち検査の結果が検査ストリップ上の視覚的な指標を観察することによって決定されることが好ましい場合は、検査ストリップ40を観察できるよう、検査ストリップ容器50を作成するべきである。これは、検査ストリップ容器50全体をガラスまたはプラスチックなどの透明な物質で作成することによって達成できる。あるいは、不透明または非透明な物質を使用し、それを通して検査ストリップ40を観察できるよう、少なくとも一つの透明な窓55を検査ストリップ容器55のチャンバー56内に作成することもできる。
検査ストリップを、目視観察とは別に、または同時に、機器によって読み取るということも考えられる。
検査ストリップ容器50は、ガラス、プラスチックまたはセラミック、またはそれらを組み合わせた物などの任意の適切な非反応性物質から作成されうる。検査ストリップ容器50は、任意の既知の技術を用いて作成されうる。ガラスまたはプラスチックの射出成形が、現在、好ましいと考えられている。
検体検査器具1には、好ましくはその構成要素である、緩衝容器10、検体コレクター20、フィルター30、検査ストリップ40及び検査ストリップ容器50のすべてまたは少なくともいくつかの組み立てられたものが無菌の状態で包装されている。検体コレクター20が、緩衝容器10の膜18を突き通し、内部の緩衝液が出るように設計されているピアシング要素23を含むため、使用前に取り除かれなければならない平坦なディスク状の物質のような保護部品を、検体コレクター20及び緩衝容器10の間に備えうる。このように、膜18は不注意で破壊されることはない。あるいは、それらの構成要素は、使用者によって後で組み立てられるよう、組み立てられていない状態で包装されうる。滅菌及び包装は、現在知られているまたは今後開発される、あらゆる適切な技術を用いることにより達成できる。
検体検査器具1の緩衝容器10は、緩衝液を入れた状態で提供されることが現在、好ましいと考えられているが、緩衝容器10は、使用者によって緩衝液が満たされるよう、空で提供されうる。このような場合には、緩衝容器10は、完全にまたは部分的に自己密封性の材料から作成されうる。緩衝容器10を満たすため、使用者は、十分な量の緩衝液を含む皮下注射器を持ち、その注射器針を自己密封性の材料に突き刺す。針が緩衝容器10の内部に入ったら、使用者は、緩衝容器内に緩衝液を注射し、そこから針を引き抜く。その後、自己密封性の材料が、針によって作成された開口部を閉じ、緩衝容器内部に緩衝液を保持する。
次に図13−15の本発明の別の実施態様について述べる。
図13−15で示すように、検査ストリップ容器150の開口端152は、検査ストリップ容器150の長軸に対してほぼ垂直な平面で外側に伸びたフランジ159を含むよう変更されている。非制限的な例示として、フランジ159は、図に示すような楕円形、または円形(図示せず)でありうる。フランジ159は、検体検査器具101の使用者が検査ストリップ容器150を握持するのを助ける。フランジ159はまた、検査ストリップ容器150の回転を防ぎ、検査ストリップ容器150の裏にマーキングまたは書込のための平坦な表面を提供する。
さらに別の実施態様として記載した検体検査器具201を図16に示す。これまでの実施態様が単一の検査ストリップ容器50、150を用いるのに対して、本実施態様は、互いにフィットし、他の構成要素を保持するカバー253及び胴体254を有するマルチピース検査ストリップ容器250を提供する。カバー253は、検査ストリップ240の位置に対応して、これを収容するほぼ平坦なへら形の部分を有することができ、これは検体コレクター220及び緩衝容器210に対応するさらに大きな開口部に向かって広がる。この形状は、よりコンパクトで、より取り扱いが簡単なデザインである。
図16で示すように、胴体254は、検査ストリップ240が重なるような寸法及び配置の一対の突起261及び262を有しうる。このように、検査ストリップ240は胴体254の他の部分と過度に接触しない状態に保たれる。検査ストリップ240自体は、フィルター230及び突起260の間に固定される。フィルター230は好ましくは、カバー253の隣接部分と一致した形状である。このように、カバー253が底部254に接合されると、フィルターが底部254に押し付けられて、検査ストリップ240がフィルター230及び突起260の間に捕えられる。
カバー253は、検査ストリップ240の観察が可能な透明物でありうる、または不透明で、検査ストリップ240を観察するための窓255を有しうる。
カバー253及び底部254は、臨床的に不活性で、無孔性であり、堅い任意の適切な材料から所定の形状に形成または加工されうる。非制限的な例示として、ポリエチレン及びポリプロピレンは、臨床的に不活性なプラスチックである。
それらは、現在知られているまたは今後開発される、あらゆる適切な技術を用いて接合できる。非制限的な例示として、カバー253及び底部254は、互いにスナップされうるか、超音波で結合または接着されうる。
検体容器220及び緩衝容器210は、前記の方法で作成されうる。
検体検査器具の別の実施態様を図17−19に示す。図17は、緩衝容器310、検体コレクター320及びフィルター330の関係を示す。図18は、緩衝容器310、検体コレクター320、フィルター330、検査ストリップ340及び検査ストリップ容器350を含む検体検査器具を示す。その中で示すように、フィルター330は、検体コレクター320の適切な寸法とされた部分にフィットする。検体コレクター320及びフィルター330の間の摩擦ばめは、フィルター330中を通過した液体のみが検査ストリップ340と接触することを確実とする。あるいは、Oリングなど、他の任意の適切な密封装置が使用されうる。
図19で示すように、ピアシングエッジ324を有するピアシング要素323は、緩衝容器310の下部に穴をあけることによって内部に含まれる緩衝液を放出する。緩衝液は、その後、検体コレクター320に収容された検体と相互作用する。
フィルター330は、検体コレクター320の下部開口部に差し込まれ、それとともに液体密封シールを形成する。その後、検体が、必要に応じて、ピペットまたはドロッパーを用いて、検体コレクター320の上部開口部を通して注入される。本発明の一つの実施態様では、検体コレクター320は、痰の容易な採取を考慮した形状である。フィルター330は検体コレクター320の下部開口部を密封することによって、検体が検体コレクター320の下部を通って出ることを防止する。
緩衝容器310は、検体コレクター320の上部開口部に差し込まれる。ピアシング要素323のピアシングエッジ324は緩衝容器310に穴を開けることによって内部に含まれる緩衝液を放出させる。緩衝液は検体コレクター320中で検体と混合し、その結果生じた混合物はフィルター330中を通過し、検査ストリップ340と接触する。本実施態様では、フィルター330はいくつかの機能に役立つ。フィルター330は、検体コレクター320の下部開口部を密封することによって検体の流出を防止し、緩衝液及び検体を吸収及び含有し、検査ストリップへの液体の流出を制御し、検査する物質から不純物を濾過する。
本発明の別の実施態様を図20A−23に示す。図20A及び20Bは、緩衝容器410、検体コレクター420及びポンプ460間の相互作用を示す。ポンプ460は好ましくは、押し込むことによって圧縮され、そこから空気を排出できる弾性材料または高分子材料から形成される。その後、ポンプ460を離すと、ポンプへと空気または他の液体が吸い込まれる。
図21で示すように、圧縮されたポンプ460を離すことによって、検体コレクター420中が真空となると、検体405の一部が検体コレクター420に吸い込まれる。検体405は検体コレクター420内に流入し、ポンプ460を離すことによって生じた真空を満たす。検体405が検体コレクター420に吸い込まれた後、検体コレクター420を検査容器450内部のフィルター430の上に配置する。フィルター430は、検査容器450との液体密封ばめを有することによって、検査ストリップ440と接触するあらゆる液体が最初にフィルター430中を通過することを確実とする。
その後、緩衝容器410を検体コレクター420に差し込む。緩衝容器410は、検体コレクター420の中にしっかりとフィットし、気道470を密封することによってポンプ460の動作を妨げる。検体コレクター420は、ピアシング要素423上に少なくとも一つのピアシングエッジ424を有する。ピアシングエッジ424は、緩衝容器410に穴を開けることによって内部に含まれる緩衝液を放出する。緩衝液は、検体405と混合し、その結果生じた混合物はフィルター430と接触する。
緩衝容器410は、プレスアンドスナップデテント419によって検体コレクター420中の所定位置に保持されうる。一旦緩衝容器410がピアシング要素423のピアシングエッジ424上へと下向きに押し込まれると、第二のプレスアンドスナップデテント(図示せず)は、検体コレクター420としっかりと接触した状態で緩衝容器410を固定し、これによってピアシング可能な膜(図示せず)に穴をあけ、緩衝容器410に収容されている緩衝液を放出させる。図21参照。デテントは、緩衝容器410及び検体コレクター420間に液体密封シールを提供しうる。また、他の任意の既知のまたは発見されるシーリングが使用されうる。
図22は、検体コレクター420、緩衝容器410、ポンプ460及び気道470と、フィルター430、検査ストリップ440及び検査容器450との一体化を示す。緩衝液は、前記のように検体コレクター420中に含まれる検体405と接触する。その結果生じた緩衝液及び検体405を含む混合物は、フィルター430と接触する。フィルター430は、検査ストリップ容器450中に収容された検査ストリップ440と接触する。
図23は、ポンプ460がアコーディオン状560であるポンプ460の別の実施態様を示す。
図24は、緩衝容器610から検体コレクター(図示せず)への緩衝液の放出を容易とするために、緩衝容器610がベローズ状の上部611を有する別の緩衝容器10を示す。緩衝容器610は、隆起リング619と検体コレクター(図示せず)に形成された相対する溝(図示せず)との相互作用によって、まず検体コレクターに固定される。検体コレクターは、緩衝容器610がピアシング要素のピアシングエッジ上へと下向きに押し込まれた時に、検体コレクターとしっかりと接触した状態で緩衝容器610を保持及び密封する第二の凹部(図示せず)を有することができ、これによって緩衝容器610のピアシング可能な膜618に穴をあけ、緩衝容器610に収容されている緩衝液を放出させる。
緩衝容器610のベローズ部分611を下向きに押し込み、圧縮することによって、緩衝容器610のピアシング可能な膜618が、ピアシング要素(図示せず)のピアシングエッジ(図示せず)によって穴を開けられる。その後、緩衝容器610中の液体が、重力の影響によって緩衝容器610から検体コレクター(図示せず)へと流入する。別の実施態様では、緩衝コレクター610のピアシング可能な膜618が、圧縮されたベローズ611内部の液体の圧力上昇によって加圧されると破れる部分(図示せず)を有しうる。
図25は、図13−15に示した物と比較される検体検査器具601に入れられた緩衝容器610を示す。緩衝容器610は、緩衝容器610のベローズ611が検査ストリップ容器650の開口部にフィットしないよう、テーパー状となっている。
前記の通り、本発明は、単独の検査ストリップを有する検査器及び複数の検査ストリップを有する検査器を含む。後者の実施態様の場合、検査ストリップの末端を受容するフィルター、及び検査ストリップを囲む検査ストリップ容器など、検査器の検査ストリップを収容する部分を拡大することが、望ましいことがある。
前記の様々な構成要素が断面が円形であるものとして示されたが、この幾何学的形状は、ただ好ましいというだけであって、必要とされるものではないということを理解するべきである。他の形状の構成要素も、本発明から逸脱することなく使用されうる。
検体検査器具の使用
本発明は、検査検体と緩衝液の混合、混合物の濾過及び、その後の反応検査物質を用いた混合物の吸収によって機能する。反応検査物質は、特定の物質の存在下で一つ以上の特性を変化させる物質である。ここで、変化する特性は、好ましくは視覚的である。非制限的な例示として、特定の物質をそれらに適用すると、検査ストリップが色の変化または一つ以上のライン、バンド、ドットまたはパターンを生じうる。これを達成する厳密な方法は、以降で述べる。
検体検査器具1をその包装から取り除いた後、使用のための準備を下記のように行う。
検査する物質の検体(図示せず)を検体コレクター20に注入する。本発明の検査システムにおいて検体として使用されうる液体の例としては、唾液、脳脊髄液、血清、全血、血漿、膣液、精液及び尿が挙げられるが、これらに限らない。これらの体液は、ヒトまたは動物のいずれかより採取されうる。さらに、植物、樹木、土壌、環境及び他のソースから採取される液体が、検体として使用されうる。検体の性質に基づき、いくつかの方法のいずれかによって検体を検体コレクター20に入れる。
液体の粘性がそれほど高くない場合は、毛管作用によってチャネリング要素26のルーメン28へと上向きに吸い込むことができる。例えば、チャネリング要素26の先端を患者の血液に浸し、ルーメン28へと吸い上げることができる。一部の例では、例えば患者が切創または開放創を有する場合に、患者がとめどなく出血していることがある。あるいは、患者からの採血が必要または好ましい場合がある。これは、患者を刺す、すなわち指、つま先または耳朶を鋭い針で刺すことによって達成できる。大量の血液を採取後、チャネリング要素26の先端を血液滴に浸し、毛管作用によってチャネリング要素のルーメン28へと血液を上向きに吸い込む。
毛管作用は当該液体の粘性及び毛細管を形成している物質の寸法及び組成によって決定されるため、検査する液体が毛管作用を通してルーメン28へと吸い込まれるような、ルーメン28の形状及びチャネリング要素26の組成が選択されうる。検査する液体の粘性は、したがって、チャネリング要素26の構造を決定する。
検査する物質が液体であり、それがビーカーまたは試験管などの容器内で保持されるとすれば、チャネリング要素26の先端をその液体に浸すことができる。液体はその後、毛管作用によってルーメン28へと吸い込まれる。
液体が、毛管作用によって検体コレクター20のルーメン28へとチャネリング要素26を通して吸い込まれた後、緩衝容器10中に含まれる緩衝液または希釈剤が、前記のように放出される。そして、検体コレクター20が検査ストリップ容器50に配置され、重力の影響により、緩衝容器が押し込まれ破壊を生じる時におそらく圧力が加えられた後、検体コレクター20を通して緩衝液が下向きに流入する。緩衝液は、下向きに流れ続ける間、検体コレクターのルーメン28中を通過し、その中で血液検体と混合する。血液及び緩衝液の混合物はその後フィルター30と接触し、フィルター30は血球及びあらゆる不純物がそれを通して通過することを防止する働きをする。このように、液体のみが、検査ストリップ容器50中の検査ストリップ40へとフィルター30を通して下向きに流れ続けることができる。
あるいは、液体検体の滴は、検体コレクター20の底部27上へ液体を滴下することによってルーメン28内に配置できる。ここでも、毛管作用によって液体がルーメン28へと吸い込まれる。このアプローチは、検査する液体が注射器またはピペットに含まれる場合に好ましいであろう。
検査する物質の粘性が非常に高いまたはそれが固体である場合でも、その物質を検体コレクター20の底部27に落とすことができる。
一旦検体が検体コレクター20によって保持されると、振盪などの撹拌をして、または撹拌をせずに、検体は緩衝容器10中に保持される緩衝液に曝露される。これには、緩衝容器10中に保持される緩衝液が流出し、検体と接触できることが必要である。
次に図1について述べると、これは、緩衝容器10の膜18がピアシング要素23のピアシングエッジ24によって穴を開けられるよう、検体コレクター20中に緩衝容器10を配置することによって達成できる。緩衝容器10及び検体コレクター20が係合ねじ19及び29をそれぞれ有する場合は、ねじ19及び29が噛み合って配置されるよう、緩衝容器10及び検体コレクター20を互いに配置することによって達成できる。その後、緩衝容器10の圧縮可能なグリップ16を握持し、回転することによって、ねじ19及び29が係合し、その間の相対的な回転により、検体コレクター20の底部27に向かって緩衝容器10が引き込まれる。緩衝容器10が検体コレクターの方へと移動するにつれ、膜18がピアシング要素23のピアシングエッジ24によって穴を開けられる。緩衝容器10中の液体はその後、外部へと流れ、重力の影響によって下向きに流れ落ち、検体容器20中に保持される検体と接触する。
所望により、緩衝容器10の膜18は、加圧されると最初に破れる部分(図示せず)を有しうる。前記の最初に破れる部分は、ピアシング要素23のピアシングエッジと接触するよう、配置されうる。このような最初に破れる部分は、切り込みを入れる、穴をあける、エッチングするなどによって作成されうる。次に、検体コレクター20が検体コレクターにフィットし、緩衝容器が回転し、緩衝容器が検体コレクター20の方へ移動し、ピアシングエッジ24が、その最初に破れる部分を突き刺し、破壊する。緩衝液はその後、流出し、検体と混合する。本発明の別の実施態様では、ピアシングエッジ24が最初に破れる部分を突き刺し、破壊した後に、緩衝容器を回転させることによって、最初に破れる部分をさらに破壊し、緩衝液の流出口をより大きくすることができる。
検体コレクター20は、検査ストリップ容器50中で係合ノッチ(図示せず)とかみ合うラグ39を備えうる。これは、ラグに接合された緩衝容器10がねじられた時に、検体コレクター20が検査ストリップ容器50内で回転するのを防ぐ。
所望により、緩衝容器10からの液体流出は、圧縮可能なグリップ16の側壁17、17’を押し込むことによって促進されうる。これにより、緩衝容器10が変形し、容積が縮小し、そこから緩衝液が排出される。
緩衝容器10がねじの代わりに密封リング19を有する場合、圧縮可能なグリップ16への圧力によって、緩衝容器を下向きに押し付けることができる。ここでも、膜18が突き通され、排出された緩衝液が検体と接触する。
別の構造として、検体コレクター20はピアシング要素23を備えることなく形成されうる。その代わりとして、緩衝容器10の膜18は、加圧されると最初に破れる部分(図示せず)を有しうる。最初に破れる部分は、切り込みを入れる、穴をあける、エッチングするなどによって作成されうる。次に、検体コレクター20が検体コレクターにフィットした後、緩衝容器10の圧縮可能なグリップ16を押し込む。これにより、膜18が最初に破れる部分で破壊するまで、緩衝容器10内部の圧力が上昇する。緩衝液はその後、前記のように、流出し、検体と混合する。
緩衝液及び検体の混合物はその後、フィルター30によって濾過される。これにより、緩衝液または検体が検査ストリップ40と直接接触するのを防止する。非制限的な例示として、検査する検体が血液であるとすれば、緩衝液及び検体の混合物が検査ストリップ40と接触する前に、フィルター30によって検体から赤血球及び白血球を分離できる。
検体検査器具1を直立して保持することで、重力によって混合物が下向きに吸い込まれる。また、毛管作用によって緩衝液及び検体がフィルター30の孔へと吸い込まれる。液体がフィルター中を通過する速度は、フィルター30の組成及び多孔性に影響を受けることを理解されたい。孔径の減少によって液体の流出速度が低減し、孔径の増大によって液体の流出速度が増大する。緩衝液及び検体をより長時間接触したままとしておくことが好ましい場合は、フィルター中を通過する液体の流出を遅くすることが必要な場合がある。
中を通過する緩衝液及び検体の流出の調節に加えて、フィルター30はまた、混合された緩衝液及び検体中の固体粒子の通過を妨げる。このように、液体のみが検査ストリップ40に到達する。フィルター30の孔(図示せず)の寸法によって、どのような固体粒子の検査ストリップ40への到達が妨げられるかが決定されることを理解されたい。
濾過された緩衝液及び検体の混合物は、毛管作用及び、おそらく重力の影響により、混合された液体の一部が最終的にフィルター30によって保持された検査ストリップ40の細い末端44と接触するまで、フィルター30を通して下向きに吸い込まれる。ここでも、毛管作用及び、おそらく重力により、混合された緩衝液及び検体が検査ストリップ40へと吸い込まれる。
次に図1について述べると、緩衝液及び検体の全般的な流れは、矢印Aの方向である。
既知の状態で起こりうる、混合された緩衝液及び検体と検査ストリップ40との反応が一旦起これば、検査ストリップ40の外観が変化し、実施する検査結果の視覚的な指標が提供される。この結果は、検査ストリップ容器50の窓55、または検査ストリップ容器50が透明な場合は検査ストリップ容器50自体を通して観察できる。
本発明のさらに別の実施態様では、図1に示す備えられた吸収パッド2を用い、前記の検体器具1で検査する液体の一部を捕えることによって、検査の確認をすることができる。パッド2は、検体検査器具1とともに、または別々に提供されうる。非制限的な例示として、異なるパッド2は、刺した患者の指尖に圧力を加え、凝血を促進するために使用されるパッドでありうる。
パッド2が液体を吸い込み次第、パッド2は独立した検査のために遠隔の検査機関に送られる。このような検査は、対象の状態または特性を調査するため、検査ストリップによって実施される手順とは異なる手順を用いて実施されることができる。このように、液体検体を用いる検体器具1によって実施される検査に関する確証調査が同時に行われる。
任意に、パッド2は、液体が吸い込まれるべき領域を示すサークル4を有する。これは、検査を実施する人が、パッド2上の適切な位置に液体検体を配置するのを助け、また、検査物質がパッド2上のどこに位置するかを、確証する検体を分析する遠隔の検査機関に知らせる。
また、任意にパッドのサークルは、採取する検体の必要量を定めるために使用されうる。すなわち、サークルは、採取される物質の量が少なくとも確証検査の使用に十分な必要最低限の検体量となるような寸法でありうる。
パッド2は、任意の適切な吸収性材料から作成されうる。非制限的な例示として、ガーゼ、コットン、リネンまたは吸い取り紙、またはそれらを組み合わせた物のいずれかが使用されうる。
本発明の検査システムは、適切な検体、緩衝液及び検査ストリップの使用によって、対象者の様々な医学的状況を検査するために使用されうる。対象の症状を検査するための特定の検体、緩衝液及び検査ストリップを選択する方法は、公知である。このような臨床症状としては、B型肝炎、C型肝炎、HIV、結核症、天然痘、ジフテリア及びマラリアが挙げられるが、これらに限らない。さらに、即時検査システムは、被験者の血液中の心血管系指標の有無を確認することによって、被験者が近いうちに心臓発作を起こすことを即座に医療提供者に警告するために使用されうる。さらに、検査システムは、被験者の身体における薬剤の有無を決定するために使用されうる。このような薬剤の例としては、アルコール、ニコチン及びコカインが挙げられるが、これらに限らない。検査システムは、また、警察官によって被験者の血中アルコール濃度が法定許容値を超えるかどうかを即座に確認するために使用されうる。検査システムは、また、様々な汚染菌または病原体の存在を同定するために使用されうる。このような病原体または汚染菌の例としては、炭疽、天然痘、ボツリヌス菌、エボラウイルス、レジオネラ菌などが挙げられるが、これらに限らない。
本発明の基本的な新規の特徴が、その例示的な実施態様の適用として示され、記述され、指摘されたが、様々な省略及び代替及び形状の変更が、当業者によって本発明の精神を逸脱しない範囲でなされうることは理解されよう。前記の説明に含まれるまたは添付図面に示されるすべての内容は例として説明したものであって、限定する主旨のものではない。
また、請求項は、本明細書において記述される発明の一般的及び特殊なもののすべてを含み、文言の内容として本発明の範囲内で述べられたすべての記載もそうであると理解されるものである。
また、本発明が、以下の請求項において詳述される順序で実施される工程の方法に限定されるものではないことを理解するべきである。本発明は、工程が他の順序で実施される方法を含む。
本発明の基本的な新規の特徴が、その例示的な実施態様の適用として示され、記述され、指摘されたが、様々な省略及び代替及び形状の変更が、当業者によって本発明の精神を逸脱しない範囲でなされうることは理解されよう。本発明はしたがって、本文書に添付の請求項に記載された範囲のみに制限されるものとする。
図1は本発明に従った検体検査器具の組み立て透視図である。 図2は本発明で使用されうる緩衝容器の正面及び周囲の一部を示す透視図である。 図3は図2で示した緩衝容器の底面図である。 図4Aは図2で示した緩衝容器の側面立面図である。図4Bは異なる態様の緩衝容器の側面立面図である。 図5は図2で示した緩衝容器の上部平面図である。 図6は本発明で使用されうる検体コレクターの上部平面である。 図7は図6で示した検体コレクターの上部及び周囲の一部を示す透視図である。 図8は検査ストリップの固定具及び検査ストリップの好適な実施態様を示す正面透視図である。 図9は図8で示した検査ストリップの固定具及び検査ストリップの部分的な係合を示す正面透視図である。 図10は図8で示した検査ストリップの固定具及び検査ストリップの係合を示す背面透視図である。 図11は検査ストリップが固定された後の検査ストリップの固定具及び検査ストリップを示す正面透視図である。 図12は本発明で使用されうる検査容器の側面立面図である。 図13は本発明に従った検体検査器具の異なる実施態様の組み立て透視図である。 図14は図13で示した検査ストリップ容器の上部平面図である。 図15は図13で示した検査容器の側面立面図である。 図16は本発明に従って作成される検体検査器具のさらに異なる態様の組み立て透視図である。 図17は本発明に従って使用されうる緩衝容器、検体コレクター及びフィルターのさらに別の実施態様の正面、一側面及び上部を示す透視図である。 図18は本発明に従って作成される検体検査器具の別の実施態様の断面を示す正面立面図である。 図19は図18で示したような本発明に従って使用されうる緩衝容器、検体コレクター及びフィルターの横断面を示す側面立面図である。 図20Aは本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの正面立面図である。図20Bは本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの正面、一側面及び上部を示す透視図である。 図21は本発明に従って使用されうる異なる態様の緩衝容器及び検体コレクターの断面の正面立面図である。 図22は本発明に従って作成される検体検査器具の異なる態様の断面の正面立面図である。 図23は異なる態様のポンピング機構の側面立面図である。 図24は本発明で使用されうる円柱状の緩衝容器の正面及び上部を示す透視図である。 図25は図13の検体検査器具と使用される図24の異なる態様の緩衝容器を示す透視図である。 図26A−Cは複数の検査ストリップを使用するための本発明のさらに異なる実施態様を示す透視図である。

Claims (52)

  1. 緩衝液を受容する内部を有する緩衝容器、
    固定具を有するフィルター、
    前記固定具によって保持される末端部を有する検査ストリップ、
    フィルターの収容に適した寸法及び配置にされたレセプタクルを有する検査ストリップ容器であって、検査ストリップ容器によりフィルターが収容されると検査ストリップがレセプタクル内に配置される検査ストリップ容器、
    内部に検体を保持するための検体コレクターであって、前記緩衝容器を受容する形状であり、ルーメンを有するチャネリング要素、及び前記緩衝容器が前記検体コレクター中に配置されると前記緩衝容器に穴を開け、緩衝容器の内部の緩衝液が検体と接触して、前記フィルター側へとルーメンを通過させるピアシング要素を有する検体コレクターを含み、
    緩衝液が検体コレクターのルーメン中を流れ、検体と接触した緩衝液が検査ストリップ側へとフィルターを通過する、検体検査器具。
  2. 前記検査ストリップが前記フィルターに対して垂直の位置に向けられている請求項1記載の検体検査器具。
  3. 前記緩衝容器がねじを切られた外面を有し、前記検体コレクターがねじを切られた内面を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合される時に、ねじを切られた外面がねじを切られた内面とかみ合う請求項1記載の検体検査器具。
  4. 前記緩衝容器が突起を有し、前記検体コレクターが凹部を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合される時に、突起が凹部と係合する請求項1記載の検体検査器具。
  5. 前記緩衝容器の上部がベローズ状であり、前記上部が圧縮されると、少なくとも一部の緩衝液が緩衝容器から排出される請求項1記載の検体検査器具。
  6. 緩衝液が前記緩衝容器内に密封される請求項1記載の検体検査器具。
  7. 前記緩衝容器が圧縮可能なグリップを含み、前記グリップが圧縮されると、少なくとも一部の緩衝液が緩衝容器から排出される請求項1記載の検体検査器具。
  8. 前記検査ストリップ容器が、それを通して検査ストリップを観察しうる観察窓を有する請求項1記載の検体検査器具。
  9. 前記検査ストリップ容器がカバー及び胴体を含み、前記カバー及び前記胴体が互いに接合される請求項1記載の検体検査器具。
  10. 前記カバー及び前記胴体が、液体を密封可能な状態で互いに接合される請求項9記載の検体検査器具。
  11. 前記フィルターが複数の前記固定具を有し、さらに前記固定具のそれぞれと結合した複数の前記検査ストリップを有する請求項1記載の検体検査器具。
  12. 少なくとも一つの検査ストリップが第1のタイプの検査を行い、他の検査ストリップが第2のタイプの検査を行う請求項11記載の検体検査器具。
  13. 別の検査手順のために検体の一部を捕える一片の吸収材料をさらに含む請求項1記載の検体検査器具。
  14. 緩衝液を受容する内部及び加圧されると最初に破れる部分を有する膜を含む緩衝容器、
    固定具を有するフィルター、
    前記固定具によって保持される末端部を有する検査ストリップ、
    フィルターの収容に適した寸法及び配置にされたレセプタクルを有する検査ストリップ容器であって、検査ストリップ容器によりフィルターが収容されると検査ストリップがレセプタクル内に配置される検査ストリップ容器、
    内部に検体を保持するための検体コレクターであって、前記緩衝容器を受容する形状であり、ルーメンを有するチャネリング要素を有し、緩衝容器が押し込まれると、膜の加圧されると最初に破れる部分が破れ、緩衝容器中の緩衝液が検体と接触して、フィルター側へとルーメン中を通過し、
    緩衝液が検体コレクターのルーメン中を流れ、検体と接触した緩衝液が検査ストリップ側へとフィルターを通過する、検体検査器具。
  15. 前記検査ストリップが前記フィルターに対して垂直に向けられている請求項14記載の検体検査器具。
  16. 前記緩衝容器がねじを切られた外面を有し、前記検体コレクターがねじを切られた内面を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合される時に、ねじを切られた外面がねじを切られた内面とかみ合う請求項14記載の検体検査器具。
  17. 前記緩衝容器が突起を有し、前記検体コレクターが凹部を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合される時に、突起が凹部と係合する請求項14記載の検体検査器具。
  18. 前記緩衝容器の上部がベローズ状であり、前記上部が圧縮されると、少なくとも一部の緩衝液が緩衝容器から排出される請求項14記載の検体検査器具。
  19. 緩衝液が前記緩衝容器内に密封される請求項14記載の検体検査器具。
  20. 前記緩衝容器が圧縮可能なグリップを含み、前記グリップが圧縮されると、少なくとも一部の緩衝液が緩衝容器から排出される請求項14記載の検体検査器具。
  21. 前記検査ストリップ容器が、それを通して検査ストリップを観察しうる観察窓を有する請求項14記載の検体検査器具。
  22. 前記検査ストリップ容器がカバー及び胴体を含み、前記カバー及び前記胴体が互いに接合される請求項14記載の検体検査器具。
  23. 前記カバー及び前記胴体が、液体を密封可能な状態で互いに接合される請求項22記載の検体検査器具。
  24. 前記フィルターが複数の前記固定具を有し、さらに前記固定具のそれぞれと結合した複数の前記検査ストリップを含む請求項14記載の検体検査器具。
  25. 少なくとも一つの検査ストリップが第1のタイプの検査を行い、他の検査ストリップが第2のタイプの検査を行う請求項24記載の検体検査器具。
  26. 別の検査手順のために検体の一部を捕える一片の吸収材料をさらに含む請求項14記載の検体検査器具。
  27. 検査する検体を採取し、
    検体コレクター内へ検体を配置し、
    内部に緩衝液を有する緩衝容器を検体コレクター上方へ配置し、
    検査ストリップと接触してこれを有するフィルターの上方へ検体コレクターを配置し、
    緩衝容器から緩衝液を下向きに検体上へと流し、検査ストリップ側へとフィルター中を通過させる工程を含む、検体の検査方法。
  28. 前記の緩衝液を流す工程が、緩衝容器が下向きに押し付けられ、ピアシング要素と接触させられ、穴を開けられることを含む請求項27記載の検体を検査するための方法。
  29. 前記の緩衝液を流す工程が、緩衝容器が圧縮され、緩衝容器の膜の加圧されると最初に破れる部分が破壊されることを含む請求項27記載の検体の検査方法。
  30. 前記の検体コレクター内へ検体を配置する工程が、検体を検体コレクターへと上向きに吸い込む毛管作用を利用する請求項27記載の検体の検査方法。
  31. 前記フィルターが、フィルターと接触している複数の前記検査ストリップを有する請求項27記載の検体の検査方法。
  32. 少なくとも一つの検査ストリップが第1のタイプの検査を行い、他の検査ストリップが第2のタイプの検査を行う請求項31記載の検体の検査方法。
  33. 検体の一部を吸収材料へ吸い込み、検査する検体の一部を得る工程をさらに含む請求項27記載の検体の検査方法。
  34. 緩衝液を受容する内部を有する緩衝容器、
    内部に検体を保持するための検体コレクターであって、前記緩衝容器を受容する形状の上部開口部、フィルターを受容する形状の下部開口部、及びその中に配置され、前記緩衝容器が前記検体コレクターの前記上部開口部中に配置されると、前記緩衝容器に穴を開け、緩衝容器の内部の緩衝液を検体と接触させるピアシング要素を有する検体コレクター、
    上部及び下部を有するフィルターであって、前記フィルターの前記上部が前記検体コレクターの前記下部開口部にフィットする形状であり、前記フィルターの前記下部が検査ストリップと接触するフィルター、
    前記フィルターの収容に適した寸法及び配置のレセプタクルを有し、前記フィルターが前記検査ストリップ容器によって収容されると、前記検査ストリップが前記レセプタクル内に配置されるような検査ストリップ容器を含み、
    前記緩衝液が前記検体コレクター中をフィルター側へと流れ、検体と接触した緩衝液が検査ストリップ側へとフィルター中を通過する、検体検査器具。
  35. 前記検査ストリップが前記フィルターに対して垂直に向けられている請求項34記載の検体検査器具。
  36. 前記緩衝容器が突起を有し、前記検体コレクターが凹部を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合される時に、突起が凹部と係合する請求項34記載の検体検査器具。
  37. 前記緩衝容器の上部がベローズ状であり、前記上部が圧縮されると、少なくとも緩衝液の一部が緩衝容器から排出される請求項34記載の検体検査器具。
  38. 緩衝液が前記緩衝容器内に密封される請求項34の検体検査器具。
  39. 前記検査ストリップ容器が、それを通して検査ストリップを観察しうる観察窓を有する請求項34記載の検体検査器具。
  40. 前記フィルターが複数の前記検査ストリップと接触する請求項34記載の検体検査器具。
  41. 少なくとも一つの検査ストリップが第1のタイプの検査を行い、他の検査ストリップが第2のタイプの検査を行う請求項40記載の検体検査器具。
  42. 別の検査手順のために検体の一部を捕える一片の吸収材料をさらに含む請求項34記載の検体検査器具。
  43. 緩衝液を受容する内部を有する緩衝容器、
    フィルター、
    検査ストリップ、
    前記フィルターの収容に適した寸法及び配置のレセプタクルを有し、前記フィルターが前記検査ストリップ容器によって収容されると、検査ストリップがフィルターと接触し、前記レセプタクル内に配置される検査ストリップ容器、および
    内部に検体を保持するための検体コレクターであって、前記緩衝容器を受容する形状の上部開口部、下部開口部、気道を通してポンピング機構へと空気を吸い込むポンピング機構、及び前記緩衝容器が前記検体コレクターに配置されると前記緩衝容器に穴を開け、緩衝容器の内部の緩衝液が検体と接触して、前記フィルター側へと下部開口部中を通過させるピアシング要素を有する検体コレクターを含み、
    これによって、前記ポンピング機構が前記気道を通して空気を吸い込むと、液体の検体が前記下部開口部を通して前記検体コレクターへ吸い込まれ、
    緩衝液が検体コレクター中を流れ、緩衝液が検体と接触し、検査ストリップ側へとフィルターを通過する、検体検査器具。
  44. 前記検査ストリップが前記フィルターに対して垂直の位置に向けられている請求項43記載の検体検査器具。
  45. 前記緩衝容器が突起を有し、前記検体コレクターが凹部を有し、緩衝容器及び検体コレクターが接合されると、突起が凹部と係合する請求項43記載の検体検査器具。
  46. 前記緩衝容器の上部がベローズ状であり、前記上部が圧縮されると、少なくとも一部の緩衝液が緩衝容器から排出される請求項43記載の検体検査器具。
  47. 緩衝液が前記緩衝容器内に密封されている請求項43記載の検体検査器具。
  48. 前記検査ストリップ容器が、それを通して検査ストリップを観察しうる観察窓を有する請求項43記載の検体検査器具。
  49. 前記緩衝容器が完全に前記検体コレクター内に差し込まれると、前記気道が前記緩衝容器によって閉鎖される位置に前記気道がある請求項43記載の検体検査器具。
  50. 前記フィルターが複数の前記検査ストリップと接触する請求項43記載の検体検査器具。
  51. 少なくとも一つの検査ストリップが第1のタイプの検査を行い、他の検査ストリップが第2のタイプの検査を行う請求項50記載記載の検体検査器具。
  52. 別の検査手順のために検体の一部を捕える一片の吸収材料をさらに含む請求項43記載の検体検査器具。
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