JP4103681B2 - 自動販売機用スイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、1乃至複数の商品の中から、操作によって指定された商品を販売するために用いられる自動販売機用スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動販売機用スイッチが用いられる自動販売機は、図20に示すように、自動販売機本体100の前面に複数の商品(商品見本)が陳列される商品陳列部101を有し、この商品陳列部101は透光性を有する前面パネル102によって閉塞されている。前面パネル102の前面側には、各商品に対応して設けられたスイッチ部103が複数列設された長尺のスイッチ部材104が上下方向に所定の間隔をおいて複数取り付けられている。而して、硬貨投入口から所定の金額を投入して、所望の商品に対応するスイッチ部103を操作すると、スイッチ部103の操作により指定された商品が商品取り出し口に送り出され、所望の商品を購入することができる(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平7−13074号公報(段落番号[0010]−[0012]、及び、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のスイッチ部材104には複数のスイッチ部103が列設されており、各スイッチ部103によってオン/オフされる複数の押釦スイッチが内部に収納されているが、複数の押釦スイッチを別々のプリント基板に実装した場合は取り付けの手間がかかるという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、取り付けの手間を減らした自動販売機用スイッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、1乃至複数の商品が陳列される商品陳列部を前面に有し該商品陳列部が透光性を有する前面パネルによって閉塞された自動販売機本体の前面に各商品に対応して設けられ、操作によって指定された商品を販売するための選択操作部がそれぞれ設けられた複数のカバーがカバー連結部を介して一列に連結されたカバー側ブロック、及び、各選択操作部の選択操作に応じて操作される選択スイッチをそれぞれ収納するボディがボディ連結部を介して一列に連結されたボディ側ブロックを結合して構成され、カバー側ブロックとボディ側ブロックとの間に前面パネルを挟持した状態で前面パネルに取り付けられるスイッチ本体と、スイッチ本体の内部に収納され複数の選択スイッチが実装されるプリント基板と、各々のカバーの背面側に突設され、ボディ及び前面パネルにそれぞれ穿設した挿入孔に挿入される略円筒状の筒部と、挿入孔から突出する筒部の周面に設けたねじ部と螺合することによって、カバー側ブロックとの間に前面パネルとボディ側ブロックとを挟持するキャップ部材とを備え、プリント基板における各選択スイッチの実装部位の間の部位を通すための切欠部を筒部の周面に形成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1乃至図19を参照して説明する。この自動販売機用スイッチAは、1乃至複数の商品見本(図示せず)が陳列される商品陳列部51を前面に有し、この商品陳列部51が透光性を有する合成樹脂から形成された取付板50によって閉塞された自動販売機本体Bに各商品見本に対応して設けられ、この自動販売機用スイッチAを操作することによって、対応する商品を購入することができる。
【0008】
自動販売機用スイッチAの器体(スイッチ本体)1はボディ側ブロック60とカバー側ブロック61とで構成され、ボディ側ブロック60とカバー側ブロック61との間に取付板50を挟持することにより取付板50に固定される。
【0009】
ボディ側ブロック60は例えばスチレン系の合成樹脂から形成され、前面が開口した略箱状であって上側辺に略半円状の突出部60cがそれぞれ設けられた複数個(本実施形態では5個)の主部(ボディ)60aを、連結部(ボディ連結部)60bを介して一列に連結することにより構成される。
【0010】
ボディ側ブロック60の主部60aには、後述するカバー側ブロック61のリブ64e,64eが挿入される円弧状の開口60f,60fが同心状に穿設されている。また、ボディ側ブロック60には、タクトスイッチよりなる押釦スイッチ(選択スイッチ)11や発光ダイオード12a,12bなどの実装されたプリント基板13がタッピングねじ62を用いてねじ止めされている。プリント基板13は、各突出部60cの中心付近に配置され、押釦スイッチ11及び発光ダイオード12a,12bが実装される部品実装部13bと、ボディ側ブロック60の連結部60b内に納装され、各部品実装部13bの間を電気的且つ機械的に連結する連結部13cとで構成され、連結部13cの裏面には外部電線を接続するためのコネクタ63a〜63dが実装されている。なお、プリント基板13の連結部60bはボディ連結部60b内に収納されているので、ボディ連結部60bを有効に利用することができ、またボディ連結部60b内に収納されるプリント基板13の部位(すなわち連結部13c)の裏面にコネクタ63a〜63dを実装しているので、外部電線の着脱作業を容易に行うことができ、且つボディ連結部60b内に収納されるプリント基板13の部位を有効に利用できる。
【0011】
図16はこの自動販売機用スイッチAの内部回路を示す回路図であり、各スイッチ11のオン/オフ信号はコネクタ63b,63cを介して外部に出力される。また、外部からの信号に応じて発光ダイオード12a,12bが点灯又は消灯し、発光ダイオード12aの点灯状態に応じて販売可能状態を表示するとともに、発光ダイオード12bの点灯状態に応じて対応する商品の売切状態を表示する。なお、本実施形態ではプリント基板13に押釦スイッチ11を実装しているが、プリント基板13をMIDにより構成しても良い。
【0012】
また、ボディ側ブロック60の両側に位置する主部60a及び各連結部60bには、それぞれ、主部60aの連結方向と略直交する方向に突出する支持リブ60dが一体に突設されており、各支持リブ60dにおける隣接する支持リブ60dとの対向面にはそれぞれ情報表示板70の側縁と係止する係止溝60eが形成されている。情報表示板70は略矩形板状であって、前面に対応する商品に関する情報(例えば商品として缶飲料を販売する自動販売機では、その商品の価格やその商品が温かいか又は冷たいかを示す情報など)が表示されており、両側縁を支持リブ60dの係止溝60eに差し込むことにより、別途の部材や工具を用いることなくボディ側ブロック60に容易に取り付けることができる。尚、情報表示板70の下側辺にはボディ側ブロック60の突出部60cが入り込む略半円形の切欠き部70aが形成されている。
【0013】
このようにボディ連結部60bに情報表示板70を取り付けるための支持リブ60dを設けているので、ボディ連結部60bを有効に利用することができ、情報表示板70はボディ側ブロック60に取り付けられており、自動販売機用スイッチAと共に取付板50に取り付けられるから、情報表示板70を自動販売機本体Bに取り付ける部材が不要になり、且つ情報表示板70は押釦14の近傍に配置されるので、商品を選択する際に押釦14の押し間違えが発生するのを防止できる。また、情報表示板70は押釦14毎にそれぞれ設けられているので、配置する商品の組み合わせを変更する際は、対応する情報表示板70を交換することによって容易に対応できる。なお、情報表示板70は取付板50の内側に配置されるので、情報表示板70が汚れたり、いたずらされるのを防止できる。
【0014】
ところで、本実施形態では支持リブ60dに設けた係止溝60eに情報表示板70の端縁を係止させることによって、情報表示板70をボディ側ブロック60に取り付けているが、情報表示板70と係止する係止部を係止溝60eに限定する趣旨のものではなく、係止溝60e以外の係止部を支持リブ60dに設けても良い。また、情報表示板70側に支持リブ60dと係止する係止手段を設けても良く、例えば情報表示板70の左右両側縁に略L字状の挟持片を設け、この挟持片と情報表示板70との間に支持リブ60dを挟持することにより、情報表示板70を支持リブ60dに取り付けるようにしても良く、上述と同様の効果がある。
【0015】
カバー側ブロック61は、例えばスチレン系の合成樹脂からそれぞれ形成された裏カバー64と化粧カバー65とを超音波溶着して形成される。化粧カバー65は、前面が略矩形状であって上側辺に半楕円形の突出部65bがそれぞれ突設された複数個(本実施形態では例えば5個)の主部65aを連結片65cを介して連結したような形状に形成されており、各主部65aには略楕円形状の窓孔(釦挿通孔)65dが穿設されている。
【0016】
化粧カバー65の窓孔65dには、それぞれ、対応する押釦スイッチ1を押し操作するための押釦(操作釦)14が前後動自在に取り付けられている。押釦14は透光性を有する合成樹脂(例えばポリカーボネイトなど)から形成され、前面が略楕円形であって窓孔65dから前面側に露出する操作部15と、操作部15の円周部から背面側に垂下された側片16とで構成される。押釦14の裏面にはラベル34及び防水パッキン20を介して中カバー66が取り付けられており、防水パッキン20の弾性力によって押釦14は前面側に付勢される。尚、側片16の後縁には周方向に突出する鍔部17が形成されており、化粧カバー65の裏面側から窓孔65d内に、操作部15を前面側にして押釦14を挿入すると、鍔部17が窓孔65dの端縁と係止して、押釦14の前面側への移動が規制され、抜け止めが行われる。
【0017】
防水パッキン20は可撓性及び透光性を有するシリコーン樹脂のような樹脂材料から形成され、押釦14の裏面にラベル34を介して当接する略楕円状の主部20aと、主部20aの周縁部から撓み部20bを介して連続一体に形成され裏カバー64の前面に接触するシート部20cとで構成され、押釦スイッチ11と対向する防水パッキン20の部位には押釦スイッチ11側に突出する円柱状の押圧突起20dが突設される。また、中カバー66は例えばスチレン系の合成樹脂から略楕円板状に形成され、裏カバー64側の面(背面)には防水パッキン20の押圧突起20dが挿入される略円筒状の支持部66aが突設されている。また、中カバー66の背面における発光ダイオード12a,12bに対応する部位には、それぞれ、発光ダイオード12a,12bの周りを囲う筒状のリブ66b,66cが突設されており、これらのリブ66b,66cによって発光ダイオード12a,12bからの光が漏れるのを防止している。
【0018】
一方、裏カバー64は例えばスチレン系の合成樹脂から形成され、略矩形板状であって上側辺に半楕円形の突出部64bがそれぞれ突設された複数個(本実施形態では例えば5個)の主部64aを連結片64cを介して連結したような形状に形成されており、各主部64aには略円形状の貫通孔64dが穿設されている。各貫通孔64dの開口縁からは周面にねじ部64fが形成されたリブ(筒部)64e,64eが背面側に向かって突設されている。なお、リブ64e,64eは円筒の周面の各連結片64cに対向する部位を切り欠いたような形状に形成されており、この切欠部にプリント基板13の部品実装部13bと連結部13cとの間の部位が配置されるので、複数の押釦スイッチ11を1枚のプリント基板13に実装することができ、複数の押釦スイッチ11を別々のプリント基板に実装する場合に比べて、プリント基板をボディ側ブロック60に取り付ける手間を減らすことができる。また、取付板50と対向する裏カバー64の面に設けた溝内にはOリング67が取り付けられており、Oリング67及び防水パッキン20により器体1の内部に水などが浸入するのを防止している。ここに、裏カバー64及び化粧カバー65の主部64a,65aからカバーが構成され、裏カバー64及び化粧カバー65の連結片64c,65cからカバー連結部が構成される。
【0019】
而して、化粧カバー65の窓孔65d内に操作部15を前面側にして押釦14をそれぞれ収め、押釦14の裏側にラベル34を介して防水パッキン20を取り付け、防水パッキン20の裏側に押圧突起20dを支持部66a内に収めるようにして中カバー66を取り付ける。そして、化粧カバー65の裏側に裏カバー64を取り付け、化粧カバー65と裏カバー64とを超音波溶着することによって両者が結合される。ここに、押釦14、防水パッキン20及び中カバー66などから押釦スイッチ11を操作するための選択操作部が構成される。なお、自動販売機用スイッチAは屋内などで使用される場合があるが、上述のようにボディ側ブロック60、化粧カバー65、中カバー66及び裏カバー64は耐候性を有するスチレン系の合成樹脂から形成されているので、耐環境性を向上させることができる。
【0020】
この自動販売機用スイッチAが取り付けられる取付板50には、カバー側ブロック61のリブ64eがそれぞれ挿入される複数の丸孔(挿入孔)52が一列に穿孔されている。ところで、ボディ側ブロック60を構成する主部60aの内、両側及び中央に位置する主部60aの前面には丸孔52の端縁と係止離脱自在に係止する弾性を有する係止爪片60hが突設されている。而して、自動販売機用スイッチAを取付板50に取り付ける際は、まずボディ側ブロック60にプリント基板13をねじ止めし、ボディ側ブロック60の係止爪片60hと取付板50の丸孔52の位置を合わせて、ボディ側ブロック60を取付板50の背面側から押し込むと、係止爪片60hと丸孔52の端縁とが係止して、ボディ側ブロック60が取付板50に仮固定される。尚、丸孔52の端縁と当接する係止爪片60hの面をテーパ面としているので、ボディ側ブロック60を取付板に押し込んだ際に、係止爪片60hがテーパ面に案内されて拡径されるから、ボディ側ブロック60の取着作業が行い易くなる。
【0021】
その後、押釦14と丸孔52の位置を合わせて、カバー側ブロック61を取付板50に前面側から取り付けると、カバー側ブロック61のリブ64eはボディ側ブロック60に設けた開口60fを介して背面側に突出する。このリブ64eに、リブ64eのねじ部64fと螺合するねじ部68bが内周面に形成された有底円筒状のねじキャップ(キャップ部材)68をねじ込むと、カバー側ブロック61とねじキャップ68との間に取付板50とボディ側ブロック60とが挟持され、カバー側ブロック61とボディ側ブロック60との間に取付板50が挟持された状態で自動販売機用スイッチAが取付板50に取り付けられるのである。上述のように、自動販売機用スイッチAの器体1はボディ側ブロック60とカバー側ブロック61とに分離されており、ねじキャップ68を用いてボディ側ブロック60とカバー側ブロック61との間に取付板50を挟持した状態で取付板50に取り付けられるので、ボディ側ブロック60又はカバー側ブロック61が破損した際には、ボディ側ブロック60のみ、又はカバー側ブロック61のみを交換することができるから、器体1ごと交換する場合に比べてメンテナンス費用を削減できる。また、ねじキャップ68をリブ64eにねじ込むだけで自動販売機用スイッチAを取付板50に取り付けることができるので、取付作業を容易に行うことができる。
【0022】
なお、ボディ側ブロック60の主部60a背面には略円筒状の規制リブ60gが突設されており、規制リブ60gの周面は開口60f,60f内に挿入されるリブ64e,64eと対向している。ここで、ねじキャップ68をリブ64eにねじ込んだ際に、リブ64e,64eが内側に撓むと、ねじキャップ68の締め付け強度が低下してしまうが、規制リブ60gによってリブ64eが内側に撓むのを規制しているので、ねじキャップ68の締め付け強度を十分確保することができる。
【0023】
また、ねじキャップ68の底部裏面には六角レンチEのような工具の先端が差し込まれ、工具の先端と係止する六角穴(工具係止部)68aが形成されているので、六角レンチEを用いてねじキャップ68の着脱作業を行うことができ、作業性が向上し、且つ、手作業でねじキャップ68を締め込む場合に比べて締付トルクを十分確保できる。また、六角穴68aはねじキャップ68を貫通していないので、水などが六角穴68aを介して内部に浸入することはなく防水性を高めることができる。
【0024】
また上述のように、ボディ側ブロック60の裏面にはコネクタ63a〜63dが配置されており、図17(a)〜(c)に示すようにコネクタ63a〜63dには外部からの信号線80が接続されるのであるが、ボディ側ブロック60を構成する各主部60aの下側辺からは背面側に突出するケーブル保持リブ(ケーブル固定片)60iが突設されており、ケーブル保持リブ60iに信号線80が固定されている。したがって、各コネクタ63a〜63dに接続される信号線80が下方に撓んで、信号線80が取付板50の前面側から目視されるのを防ぐことができ、外観の見栄えが悪くなるのを防止できる。
【0025】
上述のように本実施形態では、複数個の主部60aを連結部60bを介して一列に連結してボディ側ブロック60を構成すると共に、複数個の主部64a,65aを連結部64c,65cを介して一列に連結してカバー側ブロック61を構成しており、カバー側ブロック61の前面に複数の押釦14を配置すると共に、器体1の内部に押釦スイッチ11を収納しているので、押釦14が個別に設けられた器体を複数取り付ける場合に比べて、取付作業の手間を減らすことができる。
【0026】
なお、本実施形態では、押釦14の鍔部17が化粧カバー65の窓孔65dの端縁と係止することによって、押釦14の抜け止めが行われており、化粧カバー65と裏カバー64とは超音波溶着されているので、押釦14が破損した場合はカバー側ブロック61毎交換する必要がある。そこで、図18及び図19に示すように、押釦14の側片16に切り溝16aを形成することによって一端が側片16に結合された係止片(弾性係止片)16bを側片16の四方に形成し、係止片16bの先端に側方に突出する係止爪16cを突設することにより、押釦14を化粧カバー65の前面側から着脱自在に取り付けれるようにしても良い。すなわち、押釦14の開口を化粧カバー65側にして化粧カバー65の窓孔65dに押釦14を押し込むと、係止片16bに設けた係止爪16cが窓孔65dの端縁に当接し、この状態からさらに押釦14を化粧カバー65側に押し込むと、係止片16bが内側に撓められて、係止爪16cと窓孔65dの端縁とが係止し、押釦14が化粧カバー65に取り付けられるのである。また、押釦14を化粧カバー65から取り外す際は、例えばマイナスドライバーなどの工具の先端で係止片16bを内側に撓めると、係止爪16cと窓孔65dの端縁との係止状態が解除されるので、押釦14を化粧カバー65から容易に取り外すことができ、押釦14が破損した場合には押釦14のみを交換することにより対応できるから、メンテナンス費用を低減できる。
【0027】
【発明の効果】
上述のように、本発明では、筒部の周面に形成した切欠部にプリント基板を通すことができるので、複数の選択スイッチを1枚のプリント基板に実装することができ、複数の選択スイッチを別々のプリント基板に実装する場合に比べて、プリント基板の取り付けの手間を少なくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の自動販売機用スイッチを前面側から見た分解斜視図である。
【図2】同上の自動販売機用スイッチを背面側から見た分解斜視図である。
【図3】(a)は同上の正面図、(b)は同上の側面図、(c)は同上の下面図である。
【図4】同上の背面図である。
【図5】同上の一部省略せる断面図である。
【図6】同上を自動販売機本体に取り付けた状態を背面側から見た斜視図である。
【図7】同上のカバー側ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は一部破断せる下面図である。
【図8】同上のカバー側ブロックを背面側から見た図である。
【図9】同上のカバー側ブロックを示す分解斜視図である。
【図10】同上のカバー側ブロックを示す分解斜視図である。
【図11】同上のボディ側ブロックを示し、(a)は正面側から見た図、(b)は一部破断せる下面図である。
【図12】同上のボディ側ブロックを背面側から見た図である。
【図13】同上の自動販売機用スイッチを示し、(a)は一部省略せる正面図、(b)は一部省略せる背面図である。
【図14】同上に用いるキャップを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。
【図15】同上に用いるキャップの取付方法を説明する説明図である。
【図16】同上の内部回路図である。
【図17】同上の自動販売機用スイッチに信号線を配線した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図18】同上の別の自動販売機用スイッチを示し、(a)は正面図、(b)は一部破断せる下面図である。
【図19】同上に用いる押釦を示し、(a)は一部省略せる側面図、(b)は一部省略せる断面図である。
【図20】従来の自動販売機用スイッチを用いた自動販売機の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 器体
11 押釦スイッチ
13 プリント基板
14 押釦
50 取付板
52 丸孔
60 ボディ側ブロック
60a 主部
60f 開口
61 カバー側ブロック
64f ねじ部
65a 主部
68 ねじキャップ
Claims (1)
- 1乃至複数の商品が陳列される商品陳列部を前面に有し該商品陳列部が透光性を有する前面パネルによって閉塞された自動販売機本体の前面に各商品に対応して設けられ、操作によって指定された商品を販売するための選択操作部がそれぞれ設けられた複数のカバーがカバー連結部を介して一列に連結されたカバー側ブロック、及び、前記各選択操作部の選択操作に応じて操作される選択スイッチをそれぞれ収納するボディがボディ連結部を介して一列に連結されたボディ側ブロックを結合して構成され、前記カバー側ブロックと前記ボディ側ブロックとの間に前記前面パネルを挟持した状態で前記前面パネルに取り付けられるスイッチ本体と、前記スイッチ本体の内部に収納され複数の前記選択スイッチが実装されるプリント基板と、各々の前記カバーの背面側に突設され、前記ボディ及び前記前面パネルにそれぞれ穿設した挿入孔に挿入される略円筒状の筒部と、前記挿入孔から突出する前記筒部の周面に設けたねじ部と螺合することによって、前記カバー側ブロックとの間に前記前面パネルと前記ボディ側ブロックとを挟持するキャップ部材とを備え、前記プリント基板における各選択スイッチの実装部位の間の部位を通すための切欠部を前記筒部の周面に形成したことを特徴とする自動販売機用スイッチ。
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