JP4103283B2 - 光接続箱及び光接続方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバケーブル内部の複数本のテープ状光ファイバ心線をそれぞれ単心の光ファイバに分岐させる光接続箱と、この光接続箱を用いた光接続方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の「融着接続及び光コネクタ接続」タイプの光接続箱101を図2に示す。光接続箱101には、内部に複数のテープ状光ファイバ心線102を有する光ファイバケーブル103が固定される。光接続箱101の内部では、固定された光ファイバケーブル103から複数本のテープ状光ファイバ心線102が取り出されている。ただし、図2には、図を見やすくするため、光ファイバケーブル103内の一本のテープ状光ファイバ心線102についてのみ図示してある。取り出された各テープ状光ファイバ心線102の端部は、FO(Fan Out)コード104のテープ状光ファイバ心線104aの端部と接続される。FOコード104単体を図3に示す。
【0003】
FOコード104は、その一端にテープ状光ファイバ心線104a(ここでは四心のもの)を有しており、被覆部104bを介して分岐部104cで単心コード部104dに分岐されている。FOコード104の他端(即ち、単心コード部104dの端部)には、光コネクタ104eが取り付けられている。このFOコード104を用いることによって、多心のテープ状光ファイバ心線104aを単心に分岐することができる。なお、図2には、図を見やすくするため、FOコード104の四本の単心コード部104dのうちの一本についてのみ図示してある。
【0004】
光接続箱101内のFOコード104の他端側光コネクタ104e側は、光接続箱101内のアダプタ部105の各アダプタ105aに接続されている。ここでは、アダプタ105aが六列取り付けられている。各列には四個のアダプタ105aが図2の紙面に対して垂直な方向に積層され、一列が四心のテープ状光ファイバ心線一本に対応している。各アダプタ105aの光コネクタ104eに対する反対側には、端部に光コネクタ106aが取り付けられた単心光ファイバコード106及びコードを束ねた光ケーブルなどが取り付けられており、これが光接続箱101の外部に導出されている。
【0005】
なお、光ファイバケーブル103側のテープ状光ファイバ心線102とFOコード104側のテープ状光ファイバ心線104aとは、融着接続やメカニカルスプライスによって接続される。この接続作業を行うために、テープ状光ファイバ心線102及びテープ状光ファイバ心線104aに余長を確保しておく必要がある。このため、テープ状光ファイバ心線102及びテープ状光ファイバ心線104aの接続部と余長部分とを収容しておく接続部収容トレイ107が光接続箱101内に用意されている。ここでは、各接続部収容トレイ107には八つの接続部が収容可能とされており、計三つの接続部収容トレイ107が積層状態で光接続箱101の内壁に取り付けられている。
【0006】
また、各アダプタ105aに取り付けられた光コネクタ104eは、その接続箇所が変更される場合がある。また、FOコード104の光コネクタ104eは予め工場内で取り付けられるため、FOコード104の長さを光接続箱101に合わせた長さに対応させることができない場合がある。このため、FOコード104にも余長が確保されており、この余長を整理するために光接続箱101内面にはコードホルダ108が取り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の光接続箱101においては、以下に説明するような点で使い勝手が悪く、改善が要望されていた。まず、上述したようにFOコード104に余長を確保し、これを整理整頓しなくてはならないので、光接続箱101での分岐・接続作業が煩雑となるという問題があった。また、この余長処理時には、単心コード部104dをコイル状に束ねるが、複数本束ねられると、奥の方にあるコードを取り出す場合、取り出しにくく、最悪の場合、伝送損失に悪影響を与える要因となる可能性がある。さらに、このFOコード104の余長を処理するスペースが必要となるため、光接続箱101全体が大きくなり設置のためのスペース効率を悪化させていた。
【0008】
また、アダプタ部105には、アダプタ105aが行列状に配置されるが、任意の光コネクタ104eをつまんで各アダプタ105aに対して脱着可能とするために、各アダプタ105a間に隙間を設けておく必要があった。このため、アダプタ部105の寸法が大きくなり、このことも光接続箱101の大型化の要因となっていた。さらに、上述したような隙間をアダプタ部105に設けたとしても、奥側の光コネクタ104eの脱着は行いにくく、分岐・接続作業上の障害となっていた。
【0009】
従って、本発明の目的は、スペース効率がよく、かつ、分岐・接続作業を容易に行うことのできる光接続箱とこの接続箱を用いた光接続方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の光接続箱は、光ファイバケーブル内部の複数本のテープ状光ファイバ心線をそれぞれ単心の光ファイバに分岐させるもので、テープ状光ファイバ心線を各光ファイバ毎の光コネクタに分岐させる複数の分岐モジュールと、光ファイバケーブル側のテープ状光ファイバ心線と分岐モジュール側のテープ状光ファイバ心線との接続部を収納する接続部収容トレイと、複数の分岐モジュールを一括して保持するモジュール保持部と、モジュール保持部とは別の場所に設けられておりかつ接続部収容トレイを一括して保持するトレイ保持部とを内部に備えており、各分岐モジュールは、一端面において段差が設けられ、段差に沿って光コネクタがその下端部と隣接する光コネクタの下端部とが互いに重なるように接続されており、光ファイバケーブルと接続するためのテープ状光ファイバ心線を外部に導出させると共に、その内部で当該テープ状光ファイバ心線を分岐させて各端部を光コネクタに接続させ、当該光コネクタを外部側面に露出させていることを特徴としている。
【0011】
ここで、各分岐モジュールは、複数の光コネクタを整列状態で外部側面に露出させ、揺動自在にモジュール保持部に積層状態で保持され、揺動することによって光コネクタの向きを変更可能とされていることが好ましい。
【0012】
また、本発明の光接続方法は、上述した光接続箱を用いたもので、光ファイバケーブル側のテープ状光ファイバ心線と分岐モジュール側のテープ状光ファイバ心線との接続部を接続部収容トレイ内に複数ずつ収容させ、接続部収容トレイに対して複数の分岐モジュールが対応付けられていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の光接続箱とこれを用いた光接続方法との実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1に、本実施形態の光接続箱1を示す。本実施形態の光接続箱1は、光ファイバケーブル2内の六本の四心テープ状光ファイバ心線3を、二十四本の単心光ファイバ4に分岐させるものである。図1(a)には、光接続箱1の蓋部1a〔図1(b)参照〕が取り外されて内部が見える状態が示されている。また、図1(a)には、図を見やすくするため、光ファイバケーブル2内の一本の光ファイバ心線3についてのみ図示し、これから分岐される単心光ファイバ4についても、そのうちの一本のみを示す。
【0015】
光接続箱1の下部には、光ファイバケーブル2及び単心光ファイバ4の導入出口5が設けられている。光接続箱1の内部には、光ファイバケーブル2内から取り出したテープ状光ファイバ心線3と後述する分岐モジュール7のテープ状光ファイバ心線8との接続部9を収容する接続部収容トレイ10が保持されている。接続部9は、融着接続によるものであってもよいし、メカニカルスプライスなどを用いたものであってもよい。接続部収容トレイ10には、テープ状光ファイバ心線3とテープ状光ファイバ心線8とを接続させる際に必要となる余長を収容する役割もある。光ファイバ心線の余長部分は、そのままにしておくと破損の原因となるし、所定の曲げ曲率以上の曲げが加わると伝送損失を増加させてしまう。そこで、余長部分を接続部収容トレイ10の内部に整理した状態で収容する。
【0016】
各接続部収容トレイ10は、その内部に八つの接続部9とこれに伴う余長部分とを収容することができる。本実施形態は、三つの接続部収容トレイ10が、積層状態でトレイ保持部11に一括して保持されている。各接続部収容トレイ10は、そのヒンジ部10aを中心に揺動可能である。このため、積層状態の最上部に位置する接続部収容トレイ10にはヒンジ部10aで接続された蓋が取り付けられているが、積層状態の下部に位置する接続部収容トレイ10については、その上方の接続部収容トレイ10が蓋として機能する。このようにすることによって、積層状態の接続部収容トレイ10をコンパクトに光接続箱1内に収納させることができる。
【0017】
一方、各分岐モジュール7からは、上述した光ファイバケーブル2内部のテープ状光ファイバ心線3と接続されるテープ状光ファイバ心線8が外部に導出されている。テープ状光ファイバ心線8の分岐モジュール7本体側には、テープ状光ファイバ心線8の破損防止用の保護チューブが取り付けられている。そして、各分岐モジュール7の内部ではこのテープ状光ファイバ心線8が単心の光ファイバ心線に分岐され、これらの単心光ファイバ心線の端部には光コネクタ13がそれぞれ取り付けられている。光コネクタ13は、整列状態で分岐モジュール7の外側面に露出されている。
【0018】
本実施形態においては、テープ状光ファイバ心線8は四心のものであり、各分岐モジュール7はそれぞれ四つの光コネクタ13を有している。各分岐モジュール7において光コネクタ13は一列に整列され、その間隔もできるだけ小さくされている。また、各分岐モジュール7の厚さ(分岐モジュール7の積層方向の厚さ)は光コネクタ13の厚さ(分岐モジュール7の積層方向の厚さ)にほぼ等しくされている。本実施形態は、六つの分岐モジュール7が、積層状態でモジュール保持部12に一括して保持されている。このようにすることによって、積層状態の分岐モジュール7をコンパクトに光接続箱1内に収納させることができる。
【0019】
また、各分岐モジュール7は、その回転中心部7a〔図1(b)参照〕を中心に揺動可能となるようにモジュール保持部12に保持される。各分岐モジュール7は、積層方向に垂直な平面内でそれぞれ独立して揺動する。各分岐モジュール7は、図1(b)に示されるように、揺動することによって、上述した整列状態の光コネクタ13を、光接続箱1の外部に向けることができる。このようにすることによって、光コネクタ13に単心光ファイバ4側の光コネクタ4aを接続させる時や、光コネクタ13から光コネクタ4aを取り外す際には、目的の分岐モジュール7を揺動させることによって、光コネクタ4aの脱着作業を容易にすることができる。
【0020】
また、この脱着作業時には、対象となる分岐モジュール7のみを揺動させることによって、その上下方向に空間ができ、目的の光コネクタ4aをつかみやすくなる。しかし、脱着作業を行わないときは、光コネクタ13(及び光コネクタ4a)は高密度に配列状態とされており、スペース効率がよい。なお、光接続箱1内には、光ファイバ心線や光ファイバなどが一定の曲率半径以上を保持しておくためのコードホルダ14が適当な箇所に取り付けられている。
【0021】
上述した光接続箱1を用いて、光ファイバケーブル2内のテープ状光ファイバ心線3を単心光ファイバ4に分岐させるには、まず、端部からテープ状光ファイバ心線3を取り出した光ファイバケーブル2を導入出口5から光接続箱1内部に導入する。導入出口5から光接続箱1内に導入された光ファイバケーブル2は、その内部の抗張力線2aが光接続箱1内の保持部6に固定される。
【0022】
次いで、光ファイバケーブル2のテープ状光ファイバ心線3と、分岐モジュール7のテープ状光ファイバ心線8とを融着接続などによって接続する。このとき形成される接続部9を接続部収容トレイ10の内部に収容させ、併せて、テープ状光ファイバ心線3及びテープ状光ファイバ心線8の余長部分も接続部収容トレイ10の内部に収容する。テープ状光ファイバ心線8には、チューブなどで外周を覆われ、保護されていてもよい。なお、テープ状光ファイバ心線3とテープ状光ファイバ心線8とを接続した後に光ファイバケーブル2を光接続箱1に取り付けてもよい。
【0023】
このとき、テープ状光ファイバ心線3及びテープ状光ファイバ心線8の余長部分を整理するだけで、光ファイバケーブル2から分岐モジュール7までの間は整理された状態となる。従来は、接続したテープ状光ファイバ心線の余長部分を整理する必要があるだけでなく、FOコードの余長部分も整理する必要があった〔図2参照〕。このため、分岐・接続作業が煩雑になったり、FOコードの余長部分を収納するスペースを確保するために光接続箱が大型化していた。しかし、本実施形態の光接続箱1は、このようなことはなく、分岐・接続作業を簡略化できると共に、小型化が容易である。また、本実施形態においては、従来のFOコードとアダプタ部とで構成していた部分を、分岐モジュールとして省部品化しており、光接続箱1のコストも低減することができる。
【0024】
次いで、各分岐モジュール7の光コネクタ13に対して、単心光ファイバ4を接続する。このとき、上述したように、対象となる分岐モジュール7のみを揺動させることによって、接続作業は容易に行うことができる。複数本の単心光ファイバ4(図示は一本のみ)は、コードホルダ14によって一定の曲率半径以上の曲がりとなるように曲げられて保持されつつ、導入出口5から光接続箱1の外部に導出される。最後に、光接続箱1自体を所定箇所に固定する。もちろん、光接続箱1を固定してから、上述した分岐・接続作業を行ってもよい。
【0025】
本実施形態においては、複数の分岐モジュール7がモジュール保持部12に一括して保持されると共に、接続部収容トレイ10がトレイ保持部11に保持されている。このため、光ファイバケーブル2〜接続部収容トレイ10〜分岐モジュール7という光ファイバの経路を光接続箱1内で綺麗に整理することができる。また、分岐モジュール7や接続部収容トレイ10がそれぞれ別の場所に一括して保持されるのでスペース効率が良く、分岐・接続作業を行いやすい。
【0026】
例えば、テープ状光ファイバ心線3とテープ状光ファイバ心線8とを接続する際には、トレイ収容部11に一括して収容されている接続部収容トレイ10のみを用いて作業することができ、分岐モジュール7には手を触れないで済む。一方、光コネクタ13及び光コネクタ4aの脱着作業時には、モジュール保持部12に一括して保持されている分岐モジュール7のみを用いて作業することができ、接続部収容トレイ10には手を触れないで済む。
【0027】
さらに、ここでは、光ファイバケーブル2内のテープ状光ファイバ心線3を単心光ファイバ4に分岐させる際には、一つの接続部収容トレイ10に対して複数(ここでは、二つ)の分岐モジュール7が対応付けられている。このようにすることで、接続部収容トレイ10の数をできるだけ少なくすることができ、光接続箱1自体の大きさをより小型化することができる。光接続箱1を小型化できれば、コストを抑制でき、かつ、その設置自由度が増す。
【0028】
なお、本発明の光接続箱は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した光接続箱1においては、取り付けられた光ファイバケーブル2内のテープ状光ファイバ心線3は全て単心光ファイバ4に分岐された。しかし、光接続箱に接続した光ファイバケーブル内のテープ状光ファイバ心線のうちの一部のみを単心光ファイバに分岐し、残りは分岐モジュールを介さずに多心光ファイバとしてそのまま導出する場合もある。
【0029】
このような場合、スペース的余裕があれば、接続部収容トレイ10の積層段数を増やすだけで対応が可能な場合もある。このような場合を、図1(a)中に点線で示してある。光ファイバケーブル2内から取り出された分岐されないテープ状光ファイバ心線30は、導出側の光ファイバケーブル20のテープ状光ファイバ心線31と直接接続される。そして、このテープ状光ファイバ心線30とテープ状光ファイバ心線31との接続部と余長部分は、増設された接続部収容トレイ10に収容される。導出側の光ファイバケーブル20は、光接続箱1の導出口15から外部に導出され、導入側の光ファイバケーブル2と同様に、その抗張力線20aが保持部6に保持される。
【0030】
上述した例では、接続部収容トレイ10の積層段数を増やしたが、あるいは、図1に示される光接続箱1の下方を延長して、光ケーブル内の分岐させないテープ状光ファイバ心線とこれに接続される多心光ファイバとの接続部及び余長部分を収容するための接続部収容トレイを増設してもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明の光接続箱は、複数の分岐モジュールと、接続部収容トレイと、複数の分岐モジュールを保持するモジュール保持部と、接続部収容トレイを保持するトレイ保持部とを内部に備えており、分岐モジュールが、その内部でテープ状光ファイバ心線を分岐させて各端部を光コネクタに接続させ、当該光コネクタを外部側面に露出させている。このため、本発明の光接続箱は、スペース効率がよく、かつ、分岐・接続作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光接続箱の一実施形態を示しており、(a)はその正面図、(b)は蓋部を一部切り欠いた平面図である。
【図2】従来の光接続箱を示す正面図である。
【図3】従来の光接続箱に用いられていたFOコードを示す平面図である。
【符号の説明】
1…光接続箱、2…光ファイバケーブル、3…テープ状光ファイバ心線、4…光ファイバ、4a…光コネクタ、7…分岐モジュール、8…テープ状光ファイバ心線、9…接続部、10…接続部収容トレイ、11…トレイ保持部、12…モジュール保持部、13…光コネクタ、14…コードホルダ。
Claims (3)
- 光ファイバケーブル内部の複数本のテープ状光ファイバ心線をそれぞれ単心の光ファイバに分岐させる光接続箱において、
テープ状光ファイバ心線を各光ファイバ毎の光コネクタに分岐させる複数の分岐モジュールと、前記光ファイバケーブル側のテープ状光ファイバ心線と前記分岐モジュール側のテープ状光ファイバ心線との接続部を収納する接続部収容トレイと、複数の前記分岐モジュールを一括して保持するモジュール保持部と、前記モジュール保持部とは別の場所に設けられておりかつ前記接続部収容トレイを一括して保持するトレイ保持部とを内部に備えており、
各分岐モジュールは、一端面において段差が設けられ、前記段差に沿って前記光コネクタがその下端部と隣接する光コネクタの下端部とが互いに重なるように接続されており、前記光ファイバケーブルと接続するためのテープ状光ファイバ心線を外部に導出させると共に、その内部で当該テープ状光ファイバ心線を分岐させて各端部を前記光コネクタに接続させ、当該光コネクタを外部側面に露出させていることを特徴とする光接続箱。 - 各分岐モジュールは、複数の前記光コネクタを整列状態で外部側面に露出させ、揺動自在に前記モジュール保持部に積層状態で保持され、揺動することによって前記光コネクタの向きを変更可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の光接続箱。
- 請求項1に記載の光接続箱を用いた光接続方法において、
前記光ファイバケーブル側のテープ状光ファイバ心線と前記分岐モジュール側のテープ状光ファイバ心線との接続部を接続部収容トレイ内に複数ずつ収容させ、接続部収容トレイに対して複数の前記分岐モジュールが対応付けられていることを特徴とする光接続方法。
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