JP4103273B2 - 雨滴検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等のウインドシールドガラスに付着する雨滴を光学的に検知するための雨滴検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の雨滴検出装置としては、特表平9−510416号公報に示されるようなものがある。この雨滴検出装置は、送信機と受信機が設けられていて、送信機と受信機の間の測定区間の範囲でウインドシールドガラス外面に存在する雨滴等を検知するようになっている。雨滴検出装置の正確な作動のためには、送信機と受信機を空気の介在無しに直接にウインドシールドガラスに光学的に結合する必要がある。これを実現するため、シリコンシートを送信機および受信機とウインドシールドガラスの間に敷設するとともに、送信機および受信機をばね力によりウインドシールドガラス面に向かって押圧している。構造的には、外側ハウジングと、内側ハウジングと、固定手段と、固定装置とを有しており、この固定装置はウインドシールドガラスに接着固定されている。内側ハウジングは雨滴検出装置の主要構成部分を保持している。内側ハウジングは、その上面(以下、雨滴検出装置をウインドシールドガラスに固定した状態において、ウインドシールドガラス面から遠ざかる方向を「上」、反対方向を「下」とする。)において、外側ハウジングに支持されたばね力によりウインドシールドガラス面に向かって押圧されている。また、外側ハウジングは、ウインドシールドガラスに接着固定された固定装置とは固定手段を介して着脱可能に係合している。これにより、雨滴検出装置はウインドシールドガラス面に固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記公知の雨滴検出装置は、内側ハウジングの上面を、外側ハウジングに支持されたばねにより押圧する構造のため、外側ハウジング内面と内側ハウジング上面との間には、ばねを収容するために所定の間隙が必要となる。その結果、雨滴検出装置の高さ(ウインドシールドガラスの厚さ方向の寸法)が大きくなる。この雨滴検出装置は通常ウインドシールドガラスの内側、すなわち自動車の室内側に取付けられている。従って、高さが大きいということは室内への突出し量が大きいということになり、運転者の視界の妨げとなったり、あるいは乗員の身体に損傷を与える可能性があった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑み、雨滴検出装置の高さを低くすることにより、室内への突き出しが小さく運転者の視界を妨げず、乗員に対する安全性の高い雨滴検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明によれば、内側ハウジングには、内側ハウジングの中間の高さ位置に保持部である溝部が設けられると共に、この溝部に弾性部材が当接するように配置され、かつ内側ハウジングには、溝部に開口する溝状のガイド部が設けられ、外側ハウジングからガイド部内を溝部側に延びる押接部が弾性部材を押圧することにより、当該弾性部材を介して内側ハウジングをウインドシールドガラスのガラス面に押圧するようにしている。この構成により、雨滴検出装置をウインドシールドガラスに装着した状態において、弾性部材を内側ハウジング上面より上に(外側ハウジング側に)突出せずに保持することができる。つまり、前記公知の雨滴検出装置における外側ハウジング内面と内側ハウジング上面間のばねを収容するための間隙は不要となる。その結果、高さの低い雨滴検出装置が実現できる。
【0006】
請求項2に記載の発明によれば、前記溝部は、前記内側ハウジングに設けられ、前記ウインドシールドガラスのガラス面に沿った略平行な関係で開口された溝部である。この構成により、雨滴検出装置装着時をウインドシールドガラスに装着した状態において、弾性部材が内側ハウジングをウインドシールドガラスに押圧する作用点の位置は、前記公知の雨滴検出装置の場合に比し、ウインドシールドガラスのガラス面に近くなる。これにより、雨滴検出装置に振動が加わった際に内側ハウジングのウインドシールドガラスのガラス面への密着性が向上できる。さらに、弾性部材を内側ハウジング上面より上に(外側ハウジング側に)突出せずに保持できるので、前記公知の雨滴検出装置における外側ハウジング内面と内側ハウジング上面との間のばねを収容するための間隙は不要となる。その結果、高さの低い雨滴検出装置が実現できる。
【0008】
請求項3に記載の発明によれば、前記弾性部材は複数の折曲部を有しており、前記ウインドシールドガラス側の折曲部が、前記内側ハウジングの前記溝部に当接すると共に、前記ウインドシールドガラスと反対側の折曲部が、前記押接部に当接している。この構成により、内側ハウジングとウインドシールドガラスとの接触圧力を均一化することができるので、雨滴検出装置に振動が加わった場合においても、内側ハウジングはウインドシールドガラス面に対し安定して密着できる。
【0009】
請求項4に記載の発明によれば、前記溝部は、前記内側ハウジングの両側端部に設けられた第1、第2の溝部を有している。この構成によれば、内側ハウジングをウインドシールドガラス面へ押圧する弾性部材の保持部が2箇所、つまり、弾性部材は2個となるのでより安定した押圧力が得られ、雨滴検出装置に振動が加わった場合においても、内側ハウジングはウインドシールドガラス面に対し安定して密着できる。
【0010】
請求項5に記載の発明によれば、前記第1、第2の溝部にそれぞれ配置された前記弾性部材は、それぞれの一端部が連結されて一体構造となっている。この構成により、内側ハウジングへの弾性部材の取付けは2箇所同時に、しかも位置ずれ無しに行なえるので作業性が向上する。
【0011】
請求項6に記載の発明によれば、前記固定装置は、前記ウインドシールドガラスのガラス面の略垂直方向に屹立する一対の屹立部を有し、この屹立部には切欠き部が設けられ、この切欠き部と前記固定部材とが係合するように構成している。この構成によれば、内側ハウジングを装着した外側ハウジングをウインドシールドガラスに接着固定された固定装置に固定する作業は、特殊な工具を必要とせず容易に確実に行なえるため、作業性が向上できる。
【0012】
請求項7に記載の発明によれば、前記固定装置に設けられた前記一対の屹立部の先端部が、それぞれ対向する内側に向かって傾斜している。この構成によれば、内側ハウジングを装着した外側ハウジングをウインドシールドガラスに接着固定された固定装置に取付ける作業が容易に行なえる。即ち、内側ハウジングを装着した外側ハウジングを一方の屹立部に装着した後、他方の屹立部への装着作業が容易に行なえるため、作業性が向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一構成部分には同一符号を付してある。
【0014】
図1および図2は、本発明による雨滴検出装置の断面図および分解斜視図を示している。雨滴検出装置1は外側ハウジング2と、ばね7(弾性部材)と、内側ハウジング4と、ストッパ3(固定部材)と、ブラケット5(固定装置)とを有している。内側ハウジング4は、ウインドシールドガラス8の外側表面に付着する雨滴を車室側である内側表面より光学的に検出するための雨滴検出および信号処理機能の主要構成部分(検出手段)を内蔵している。
【0015】
内側ハウジング4の両側端部には、それぞればね7の保持部としてウインドシールドガラス8面と略平行な関係で開口する第1、第2の溝部4aが設けられている。さらに、溝部4aが設けられた側面には、一端が溝部4aに開口すると共に、他端が内側ハウジング4の上面に開口するガイド部4bが設けられている。溝部4aには、ばね7が装着されている。また、内側ハウジング4の下面(ウインドシールドガラス8側)の所定の位置にシリコンシート6が接着されている。
【0016】
ばね7は複数の折曲部、即ちウインドシールドガラス8と反対側の折曲部7aとウインドシールドガラス8側の折曲部7bとを有すると共に、連結部7cにより2個のばね7が一端部において一体に繋がっている。また、ばね7のウインドシールドガラス8側の折曲部7bは内側ハウジング4の溝部4aにおいて内側ハウジング4をウインドシールドガラス8に押圧している。また、ウインドシールドガラス8と反対側の折曲部7aは外側ハウジング2の押接部2aにより押圧されている。
【0017】
外側ハウジング2には、ストッパ3が外側ハウジング2のガイド部2bに摺動可能に係合している。また、外側ハウジング2には、ばね7の押接部2aが内側ハウジング4のガイド部4bと摺動可能に設けられている。
【0018】
ストッパ3は、外側ハウジング2のガイド部2bに摺動可能に係合している。また、ブラケット5の屹立部5aの先端側に設けられた切欠き部5bに係合する係止部である突起3aが両側に設けられている。ストッパ3が外側ハウジング2のガイド部2bに係合すると共に、突起3aがブラケット5の屹立部5aの切欠き部5bに係合することにより、外側ハウジング2がブラケット5に固定される。
【0019】
ブラケット5は、鋼板のプレス加工により一体成形されており、上記したとおりウインドシールドガラス8のガラス面の略垂直方向に屹立する一対の屹立部5aが設けられ、屹立部5aにはウインドシールドガラス8のガラス面と平行方向に延びる切欠き部5bが設けられている。さらに、図1に示すように、屹立部5aの先端部はそれぞれ対向する内側に向かって曲げられている。
【0020】
次に、本発明の雨滴検出装置1の組立て方法、およびウインドシールドガラス8のガラス面への取付け方法について説明する。なお、以下に説明する工程よりも前の工程において、ウインドシールドガラス8のガラス面の所定の位置にブラケット5が接着固定されると共に、内側ハウジング4には雨滴検出機能の主要構成部分がすでに組込まれている。
【0021】
先ず、内側ハウジング4の下側(ウインドシールドガラス8側)の所定の位置にシリコンシート6を接着する。次に、内側ハウジング4の溝部4aにばね7を挿入する。その時、ばね7の上側折曲部7aが内側ハウジング4のガイド部4bのほぼ中央に来るようにする。次に、外側ハウジング2のガイド部2bにストッパ3を仮組付けする。その後、外側ハウジング2を、外側ハウジング2の押接部2aを内側ハウジング4のガイド部4bに嵌合させると共にばね7の上側折曲部7aに当接させて、内側ハウジング4に装着する。
【0022】
次に、上記説明で組立てた、内側ハウジング4と外側ハウジング2とストッパ3の組立て体を、ウインドシールドガラス8に接着固定されたブラケット5に取付ける手順を説明する。
【0023】
この、内側ハウジング4と外側ハウジング2とストッパ3の組立て体を、内側ハウジング4の溝部4aがウインドシールドガラス8面に対して傾斜させて保持する(図1、図3参照)。次に、図3に示すように、上記組立て体のウインドシールドガラス8に近い側の内側ハウジング4と外側ハウジング2との隙間に、ブラケット5の一方の屹立部5aをセットし、次に、内側ハウジング4に接着されているシリコンシート6とウインドシールドガラス8のガラス面との接触状態が良好である(気泡、異物等の侵入が無い)ことを目視で確認しながら、先にセットした屹立部5aの一方を支点として前述の組立て体を徐々に回転させて、他方の屹立部5aにセットする。最後に、外側ハウジング2のガイド部2bに仮組付けしてあったストッパ3を外側ハウジング2の方向に押し込みながら、ストッパ3に設けた係止部3aとブラケット5の屹立部5aの切欠き部5bとを係合させる。以上で、雨滴検出装置1のウインドシールドガラス8への取付けが完了する。
【0024】
以上説明した上記の構成により、内側ハウジング4の両側端部にウインドシールドガラス8のガラス面と略平行な関係で開口する溝部4aを設けてこの溝部4aにばね7を保持すると共に、ばね7を外側ハウジング2に設けた押接部2aによって押圧して、ばね7の弾性力により内側ハウジング4をウインドシールドガラス8のガラス面に押付けて密着させている。この場合、ばね7は内側ハウジング4の上面よりも下方に保持されている。従って、前記公知の雨滴検出装置における外側ハウジング2内面と内側ハウジング4上面との間のばねを収容するための間隙は不要となり、雨滴検出装置1の高さを低くすることができる。これにより、室内への突き出しが小さく運転者の視界を妨げず、乗員に対する安全性の高い雨滴検出装置が実現できる。
【0025】
また、本実施形態において、内側ハウジング4の溝部4aは内側ハウジング4の中間の高さ位置に形成されているので、内側ハウジング4をウインドシールドガラスに押圧するばね7力の作用点位置が、前記公知の雨滴検出装置の場合に比べてウインドシールドガラス8に近くなる。これにより、雨滴検出装置1に振動が加わった場合においても、内側ハウジング4はウインドシールドガラス8のガラス面に対し安定して密着できる。従って、雨滴検出機能を安定して維持することができる。
【0026】
また、本実施形態において、ばね7に複数の折曲部7a、7bを設け、ウインドシールドガラス8側の2個の折曲部7bが、内側ハウジング4の溝部4aに当接するとともに、ウインドシールドガラス8と反対側の折曲部7aを外側ハウジングに設けた押接部2aに当接させている。この構成により、ばね7が内側ハウジング4をウインドシールドガラス8のガラス面に押圧する作用点の数は合計4ヶ所となり、シリコンシート6とウインドシールドガラス8のガラス面との接触面圧を均一化することができる。このため、雨滴検出装置1に振動が加わった場合においても、内側ハウジング4はウインドシールドガラス8のガラス面に対し安定して密着できる。従って、雨滴検出機能を安定して維持することができる。
【0027】
また、本実施形態において、ばね7は内側ハウジング4の第1、第2の溝部4aにそれぞれ装着されると共に、それぞれの一端部が連結されて一体構造となっている。この構成により、内側ハウジング4の第1、第2の溝部4aへのばねの装着は2箇所同時に、しかも位置ずれ無しに行なえるため作業性が向上できる。
【0028】
また、本実施形態において、固定装置であるブラケット5は、鋼板のプレス加工により一体成形されている。この構成により、ブラケット5のウインドシールドガラス8のガラス面への接着作業は容易に行なえるので作業性が向上できる。
【0029】
また、本実施形態において、ブラケット5に設けられた一対の屹立部5aの先端部はそれぞれ対向する内側に曲げられている。このような構成により、内側ハウジング4と外側ハウジング2とストッパ3の組立て体をウインドシールドガラス8のガラス面に接着固定されたブラケット5に組付ける際、シリコンシート6とウインドシールドガラス8のガラス面の接触状態が良好である(気泡、異物等の侵入が無い)ことを容易に目視で確認できる。従って、作業品質が向上できると共に、作業効率が向上できる。
【0030】
なお、本実施形態において、ブラケット5は、鋼板のプレス加工による一体成形品としているが、樹脂による成形品であっても構わない。
【0031】
また、本実施形態において、内側ハウジング4の第1、第2の溝部4aに装着するばね7を一体構造としているが、2個の独立したものを装着しても構わない。
【0032】
また、図4には本実施形態の第1変形例を示す。この変形例では、ばね7は偏平なリング状に成形されている。この場合、ばね7の内側ハウジング4の溝部4aに対する押圧部はある長さを持つ面状を成しているので、シリコンシート6とウインドシールドガラス8のガラス面との接触面圧を均一化することができる。このため、雨滴検出装置1に振動が加わった場合においても、内側ハウジング4はウインドシールドガラス8のガラス面に対し安定して密着できる。従って、雨滴検出機能を安定して維持することができる。
【0033】
また、図5には本実施形態の第2変形例を示す。この変形例では、ばね7の保持部として、内側ハウジング4の両側端部にウインドシールドガラス8のガラス面に略平行な方向に延びる段部4aを設けている。この構成により、雨滴検出装置装着時において、ばね7が内側ハウジング4をウインドシールドガラス8のガラス面に押圧する作用点の位置は、前記公知の雨滴検出装置の場合に比し、ウインドシールドガラス8に近くなる。これにより、雨滴検出装置に振動が加わった場合においても、内側ハウジング4はウインドシールドガラス8のガラス面に対し安定して密着できる。従って、雨滴検出機能を安定して維持することができる。さらに、ばね7を内側ハウジング4の上面より上に(外側ハウジング2側に)突出せずに保持することで、前記公知の雨滴検出装置における外側ハウジング2の内面と内側ハウジング4の上面との間のばねを収容するための間隙は不要となる。その結果、高さの低い雨滴検出装置が実現できる。
【0034】
なお、この第2変形例において、ばね7はコイルばねとしているが、コイルばねに限定されるものではなく、その弾性力により内側ハウジング4をウインドシールドガラス8のガラス面に押圧するものであれば、ばねの形式は問わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である雨滴検出装置の断面図(図2のI−I線断面図)である。
【図2】本発明の一実施形態である雨滴検出装置の主要構成を説明する分解斜視図である。
【図3】雨滴検出装置をウインドシールドガラスに接着固定されるブラケットへ装着する作業途中の状態を示した説明図である。
【図4】本発明の雨滴検出装置の第1変形例を示す断面図である。
【図5】本発明の雨滴検出装置の第2変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 雨滴検出装置
2 外側ハウジング
2a 押接部
3 ストッパ(固定部材)
4 内側ハウジング(検出手段)
4a 溝部(ばねの保持部、段部)
5 ブラケット(固定装置)
5a 屹立部
5b 切欠き部
6 シリコンシート
7 ばね(弾性部材)
8 ウインドシールドガラス
Claims (7)
- ウインドシールドガラスに接着固定される固定装置と、前記ウインドシールドガラスに付着する雨滴を光学的に検出する検出手段が収納される内側ハウジングと、この内側ハウジングを前記ウインドシールドガラスのガラス面に押圧する状態で収納すると共に前記固定装置に着脱可能に固定される外側ハウジングと、この外側ハウジングを前記固定装置に着脱可能に固定する固定部材とを備えた雨滴検出装置において、前記内側ハウジングには、前記内側ハウジングの中間の高さ位置に保持部である溝部が設けられると共に、この溝部に弾性部材が当接するように配置され、かつ前記内側ハウジングには、前記溝部に開口する溝状のガイド部が設けられ、前記外側ハウジングから前記ガイド部内を前記溝部側に延びる押接部が前記弾性部材を押圧することにより、当該弾性部材を介して前記内側ハウジングを前記ウインドシールドガラスのガラス面に押圧するようにしたことを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項1に記載の雨滴検出装置において、前記溝部は、前記内側ハウジングに設けられ、前記ウインドシールドガラスのガラス面に沿った略平行な関係で開口された溝部であることを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項2に記載の雨滴検出装置において、前記弾性部材は複数の折曲部を有しており、前記ウインドシールドガラス側の折曲部が、前記内側ハウジングの前記溝部に当接すると共に、前記ウインドシールドガラスと反対側の折曲部が、前記押接部に当接することを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項3に記載の雨滴検出装置において、前記溝部は、前記内側ハウジングの両側端部に設けられた第1、第2の溝部を有することを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項4に記載の雨滴検出装置において、前記第1、第2の溝部にそれぞれ配置された前記弾性部材は、それぞれの一端部が連結されて一体構造となっていることを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の雨滴検出装置において、前記固定装置は、前記ウインドシールドガラスのガラス面の略垂直方向に屹立する一対の屹立部を有し、この屹立部には切欠き部が設けられ、この切欠き部と前記固定部材とが係合するように構成したことを特徴とする雨滴検出装置。
- 請求項6に記載の雨滴検出装置において、前記固定装置に設けられた前記一対の屹立部の先端部が、それぞれ対向する内側に向かって傾斜していることを特徴とする雨滴検出装置。
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