JP4102629B2 - コンテナ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナに係り、特に、コンテナ同士を互いに段積することができるコンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
物流に供される物品を収容するために、コンテナと呼ばれる容器が広く利用されている。搬送すべき物品は多種に及び、物品の種類や量に応じて種々のコンテナが適宜使用される。一般に、これらのコンテナは、搬送効率を高めるために互いに段積された状態で使用され、例えば、大きさの異なるコンテナ同士を段積して搬送する場合がある。
【0003】
大きさの異なるコンテナを段積したときの従来例を図13に示す。図13は2つのコンテナの上に段積された従来のコンテナを示す概略斜視図である。
一般に、コンテナは、矩形状の底板と、この底板の各側面に配置される側板とから基本的に構成されている。この種のコンテナは、軽量化、環境保全などの観点から樹脂製のものが主流である。
【0004】
図13に示すように、2つの略正方形のコンテナ30,30が互いに隣接して配置され、これらのコンテナ30,30の上に1つの長方形のコンテナ40が積まれている。長方形のコンテナ40において、長手方向の側板41は、強度を確保するために、短手方向の側板42よりも肉厚に形成されている。一方、下側に配置される略正方形の各コンテナ30の側板31は、上側に配置されるコンテナ40の短手方向の側板42とほぼ同じ長さ及び同じ肉厚を有している。即ち、下段のコンテナ30,30の側板31は、上段のコンテナ40の長手方向の側板41よりも薄肉に形成されている。
【0005】
図14は図13に示す従来のコンテナの要部拡大断面図である。図14に示すように、上段のコンテナ40では、底板43の下面が側板41,42(図14では長手方向の側板41のみを示す)の下端よりも下方に位置している。したがって、この底板43は側板41,42から下方に突出して配置されている。一方、下段のコンテナ30も、上段のコンテナ40と同様に、底板32の上面及び下面は側板31の下端よりも下方に位置している。このように、底板の位置を側板の下端よりも下げることにより、コンテナの内部に形成される収容空間が拡大されている。
【0006】
下段のコンテナ30の開口部、即ち、側板31の上端には段部31aが形成されている。そして、これらのコンテナ30,40を互いに段積する際には、下段のコンテナ30の開口部に上段のコンテナ40の底板43を嵌合させることで、これらのコンテナ30,40を互いに係止させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のコンテナにおいては、図14に示すように、下段のコンテナ30の側板31は上段のコンテナ40の長手方向の側板41よりも薄肉に形成されているため、下段の側板31と上段の底板43との間に大きな隙間ができてしまう。このような隙間が形成されると、搬送時の振動などにより上段の底板43が下段の開口部から外れて上段のコンテナ40が落下してしまうという問題が生じていた。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、肉厚の異なる側板を備えたコンテナを段積する場合において、コンテナ同士の係止状態を良好に維持することができ、コンテナの落下を防止することができるコンテナを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、長方形の底板と、前記底板の長手方向の側面に取り付けられた一対の第1の側板と、前記底板の短手方向の側面に取り付けられた一対の第2の側板とを備え、前記第1の側板は前記第2の側板よりも肉厚に形成されたコンテナであって、前記底板の下面を、前記第1の側板及び前記第2の側板の下端よりも下方に位置させ、前記底板の長手方向の側面に、外側に向かって突出する突出部を設け、前記突出部の先端から前記第1の側板の外面までの距離と、前記底板の短手方向の側面から前記第2の側板の外面までの距離とを略等しくしたことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、第1の側板よりも薄肉の側板を有するコンテナの上に本発明に係るコンテナを段積した場合に、上段のコンテナの底板と下段のコンテナの開口部との間に形成される隙間を突出部によって小さくすることができる。したがって、上下のコンテナ同士の係止状態が良好に維持され、上段に載置された本発明に係るコンテナの落下を防止することが可能となる。
【0011】
本発明の好ましい一態様は、前記突出部が設けられた位置は、前記底板の隅部であることを特徴とする。このような本発明によれば、底板の隅部は変形しにくいため、底板と下段のコンテナの開口部との隙間を小さく保つことができる。
【0012】
本発明の好ましい他の態様は、前記底板の下面に、前記第2の側板と平行な溝を形成し、前記溝を、前記底板の長手方向の長さの中央位置に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、本発明に係るコンテナの約半分の大きさを有する2つのコンテナを互いに隣接させて配置したときに、隣接する2枚の側板の上端を上記溝に嵌合させることにより、これら2つのコンテナの上に本発明に係るコンテナを段積することが可能となる。
【0013】
本発明の好ましい他の態様は、前記第1の側板及び前記第2の側板を起倒自在に前記底板に取り付け、起立させた前記第1の側板及び前記第2の側板を互いに係止するロック部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、使用時にはロック部を介して第1の側板及び第2の側板を起立させてボックス状のコンテナを組み立て、非使用時には第1の側板及び第2の側板を折り畳むことでコンテナの容積をコンパクトにすることが可能となる。
【0014】
本発明の好ましい他の態様は、前記第1の側板の上端の両側部近傍に、上方に向かって突出する凸部を設け、該凸部の鉛直線上に位置する前記第1の側板の下端に、前記凸部が嵌合する形状を有する凹部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、上段のコンテナの凹部に下段のコンテナの凸部を嵌合させることにより、段積された本発明に係るコンテナ同士を強固に係止させることができる。特に、上述のように、第1の側板及び第2の側板を起倒自在とした場合には、搬送時の振動などによって第1の側板及び第2の側板を互いに係止する上記ロック部が外れてしまうことが防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す平面図である。図2は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す裏面図である。図3(a)は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する正面図であり、図3(b)は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する側面図である。なお、本実施形態に係るコンテナは、各側板を内側に折り畳むことができる折り畳み式のコンテナであるが、本発明は折り畳みコンテナに限定されず、側板が固定されたコンテナにも適用することができる。
【0016】
図1乃至図3に示すように、コンテナは、長方形の底板1と、底板1の長手方向に延びる側面1aに配置された一対の第1の側板2と、底板1の短手方向に延びる側面1bに配置された一対の第2の側板3とから基本的に構成される。これらの各構成部材は樹脂製であり、それぞれ射出成形法によって成形されている。図1に示すように、第1の側板2は第2の側板3のほぼ2倍の長さを有している。このため、第1の側板2は、強度を確保するために第2の側板3に比べて厚く形成されている。
【0017】
第1の側板2は第1の回動部5により回動自在に底板1に取り付けられており(図3(a)参照)、第2の側板3は第2の回動部6により回動自在に底板1に取り付けられている(図3(b)参照)。したがって、第1の側板2及び第2の側板3は、それぞれ第1の回動部5及び第2の回動部6の位置から内側に倒れるようになっている。なお、第1の回動部5の位置は第2の回動部6よりも高い位置に配置されているため、これらの側板2,3を折り畳むときは、まず、第2の側板3を倒し、その上に第1の側板2を重ねて倒すことができる。
【0018】
側板2,3が折り畳まれたコンテナをボックス状のコンテナに組み立てる場合には、まず、第1の側板2を起立させ、その後、第2の側板3を起立させる。第1の側板2の両側部には、内側に向かって弾性的に突出するロック部7(図1及び図3(a)参照)と、第2の側板3が当接する当接部8(図3(b)参照)とが形成されており、起立した第2の側板3は、当接部8に当接すると同時にロック部7によって第1の側板2に係止されるようになっている。このように、ロック部7を介して第2の側板3を第1の側板2に係止させることにより、第1の側板2及び第2の側板3の起立状態を保持することができる。
【0019】
なお、それぞれの側板2,3を倒す場合には、ロック部7を外側に向けて押すことにより、第1の側板2と第2の側板3との係止を解除することができる。ここで、側板2,3を折り畳んだときのコンテナを図4に示す。図4(a)は側板を折り畳んだときの本実施形態に係るコンテナを示す正面図であり、図4(b)は図4(a)に示すコンテナの側面図である。図4(a)及び図4(b)に示すように、本実施形態に係るコンテナは、側板2,3を折り畳むことで容積をコンパクトにすることができる。
【0020】
本実施形態では、図3(b)に示すように、第2の側板3の外面にはカード取付部9が設けられており、必要に応じてコンテナ内部に収容される物品の説明や送り先などが記載されたカードをカード取付部9に差し込むことができるようになっている。なお、第1の側板2の側面にも図示しないカード取付部が設けられている。
【0021】
図3(a)の断面図に示すように、底板1の下面は、第1の側板2及び第2の側板3の下端よりも下方に位置している。即ち、底板1は第1の側板2及び第2の側板3の下端から下方に突出するように形成されている。このように、底板1の位置を下げることによって、コンテナの収容空間を拡大することができる。
【0022】
また、図2及び図3(a)に示すように、底板1の下面には、第2の側板3と平行な溝10が形成されている。この溝10が形成される位置は、底板1の長手方向の長さの中央位置である。また、この溝10の上端の位置は、側板2,3の下端の位置に一致している。なお、溝10の幅は、底板1の短手方向の側面1bと第2の側板3の外面との距離の約2倍であることが好ましい。
【0023】
図5(a)は本実施形態の底板の下面を示す要部拡大図であり、図5(b)は図5(a)のA矢視図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、底板1の長手方向の側面1aには、外側(第1の側板2の外面)に向かって突出するリブ状の突出部13が形成されている。この突出部13が形成される位置は、底板1の隅部(コーナー)である。なお、突出部13の先端から第1の側板2の外面までの距離は、底板1の短手方向の側面1bと第2の側板3の外面との距離に略等しいことが好ましい。
【0024】
図6は2つのコンテナの上に積み重ねられた本実施形態に係るコンテナを示す概略斜視図である。
図6に示すように、下側に配置されるコンテナ30,30は、本実施形態に係るコンテナ20の約半分の容積を有している。これらのコンテナ30,30は、本実施形態に係るコンテナ20の短手方向の側板、即ち、第2の側板3と同一の長さを有する4枚の側板31を備えている。これらの側板31は、第1の側板2よりも薄肉に形成されており、その肉厚は第2の側板3の肉厚とほぼ同一である。
【0025】
ここで、上述したサイズの小さいコンテナ30,30の上に本実施形態に係るコンテナ20を積み重ねるときの手順を説明する。まず、サイズの小さい2つのコンテナ30,30を互いに隣接させて配置する。その後、2つのコンテナ30,30の開口部(側板31の上端部)に、上側に配置されるコンテナ、即ち、本実施形態に係るコンテナ20の底板1(図2参照)を嵌合させる。このとき、下段のコンテナ30,30の互いに隣接する側板31を、上段の本実施形態に係るコンテナ20の底板1に形成されている溝10(図2参照)に嵌合させる。
【0026】
図2に示すように、本実施形態に係るコンテナの底板1の下面には、溝10によって均等に分割される2つの領域が形成されており、これらの2つの領域は、下段のコンテナ30の開口部と同じ形状を有している。したがって、溝10によって2つの領域に区分される底板1を下側に配置される2つのコンテナ30,30の開口部に嵌合させることができ、上下段のコンテナ同士を互いに係止させることができる。
【0027】
図7は2つのコンテナの上に積み重ねられた本実施形態に係るコンテナの要部拡大断面図である。
図7に示すように、下段のコンテナ30の底板32の上面及び下面は側板31の下端よりも下方に位置しており、収容空間の拡大が図られている。なお、下段のコンテナ30の側板31の上端には段部31aが形成されている。
【0028】
そして、コンテナ30の上に本実施形態に係るコンテナ20を段積した場合、図7に示すように、下側に配置されるコンテナ30の側板31の外面と、上側に配置されるコンテナ20の第1の側板2の外面とは同一平面上に位置する。この場合、底板1の長手方向の側面1aには突出部13が形成されているため、この突出部13の先端と下段のコンテナ30の開口部の内面(側板31の上端部の内側)との間には、わずかな隙間が形成されるのみである。
【0029】
このように構成される本実施形態によれば、薄肉の側板31を備えるコンテナ30の上に本実施形態に係るコンテナ20を積み重ねた場合でも、上段の本実施形態に係るコンテナ20の底板1と下段の開口部との隙間を小さくすることができる。その結果、段積されるコンテナ同士の係止状態を良好に維持することができ、搬送時に上段のコンテナ(本実施形態に係るコンテナ)が落下してしまうことが防止される。また、本実施形態では、突出部13は底板1の隅部(コーナー)に設けられているため、コンテナ20が変形したときの影響を受けにくく、上段のコンテナ20の底板1と下段コンテナ30の開口部との隙間を小さく保つことができる。
【0030】
なお、図8に示すように、本実施形態に係るコンテナ20の上に、上述したコンテナ30を段積することも可能である。図8は本実施形態に係るコンテナの上にサイズの小さいコンテナを段積したときの状態を示す要部拡大断面図である。
図8に示すように、第1の側板2の上端の内側には段部2aが形成されている。そして、この段部2aに上段のコンテナ30の底板32が当接し、さらに、第1の側板2の上端が上段のコンテナ30の側板31の下端に当接するようになっている。この場合、段部2aと上段の底板32との間には微小な隙間が形成されるのみであり、コンテナ同士の係止状態を良好に維持することができる。
【0031】
次に、本発明の第2の実施形態に係るコンテナについて図9を参照して説明する。図9(a)は本実施形態の底板1の下面を示す部分拡大図であり、図9(b)は図9(a)のB矢視図である。
第1の実施形態では、底板1の側面1aにリブ状の突出部13を設けたが(図5(a)及び図5(b)参照)、図9(a)及び図9(b)に示すように、側面1aの所定領域を外側に向かって突出させることによって面形状の突出部13を形成してもよい。この場合でも、第1の実施形態と同様に、下側に配置されるコンテナの開口部と、上側に配置されるコンテナの底板1との隙間を小さくすることができる。
【0032】
次に、本発明の第3の実施形態に係るコンテナについて図10乃至図12を参照して説明する。図10は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す平面図である。図11は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す裏面図である。図12(a)は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する正面図であり、図12(b)は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する側面図である。なお、特に説明しない構成については第1の実施形態と同様であるので、重複する説明を省略する。
【0033】
図10及び図12に示すように、一対の第1の側板2の上端には、上方に突出する凸部16が設けられている。この凸部16は、第1の側板2の両側端部近傍に設けられている。また、図11に示すように、一対の第1の側板2の下端には、凸部16が嵌合する形状を有する凹部17が設けられている。この凹部17が設けられる位置は、上述した凸部16の鉛直線上である。即ち、本実施形態に係るコンテナ同士を段積した場合に、下段のコンテナに設けられた凸部16は、上段のコンテナに設けられた凹部17に嵌合するようになっている。なお、第2の側板3にも、第1の側板2と同様の凸部及び凹部を設けてもよい。
【0034】
このように構成された本実施形態に係るコンテナによれば、このコンテナ同士を段積したときに、凸部16及び凹部17が互いに嵌合することになるので、コンテナ同士を強固に係止させることができる。また、これらの凸部16及び凹部17をコンテナの隅部近傍に配置したことにより、物品を収容したときに第1の側板2が変形した場合でも、凸部16及び凹部17の位置が互いにずれてしまうことが防止される。その結果、コンテナ同士を容易に段積することが可能となる。さらに、凸部16及び凹部17は、第1の側板2及び第2の側板3を互いに係止するロック部7の近傍に配置されているので、コンテナの搬送時の振動によってロック部7が外れてしまうことが防止できる。
【0035】
特に、第1の側板2を第2の側板3よりも先に折り畳むように構成した場合、この第1の側板2の折り畳み高さを出来るだけ低くするために、第1の側板2の上端部を薄肉に形成することが必要とされる。このような場合では、横幅が長く、薄肉に形成された第1の側板2の上端部は変形しやすくなってしまう。本実施形態によれば、上述した凸部16及び凹部17を設けることにより、第1の側板2の変形を防止することができ、ロック部7が外れてしまうことが防止される。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の側板よりも薄肉の側板を有するコンテナの上に本発明に係るコンテナを段積した場合に、上段のコンテナの底板と下段のコンテナの開口部との間に形成される隙間を突出部によって小さくすることができる。したがって、上下のコンテナ同士の係止状態が良好に維持され、上段に載置された本発明に係るコンテナの落下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す裏面図である。
【図3】図3(a)は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する正面図であり、図3(b)は本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する側面図である。
【図4】図4(a)は側板を折り畳んだときの本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す正面図であり、図4(b)は図4(a)に示すコンテナの側面図である。
【図5】図5(a)は本発明の第1の実施形態の底板の下面を示す要部拡大図であり、図5(b)は図5(a)のA矢視図である。
【図6】2つのコンテナの上に積み重ねられた本発明の第1の実施形態に係るコンテナを示す概略斜視図である。
【図7】2つのコンテナの上に積み重ねられた本発明の第1の実施形態に係るコンテナの要部拡大断面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態に係るコンテナの上にサイズの小さいコンテナを段積したときの状態を示す要部拡大断面図である。
【図9】図9(a)は本発明の第2の実施形態の底板1の下面を示す部分拡大図であり、図9(b)は図9(a)のB矢視図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す平面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す裏面図である。
【図12】図12(a)は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する正面図であり、図12(b)は本発明の第3の実施形態に係るコンテナを示す部分断面を有する側面図である。
【図13】2つのコンテナの上に段積された従来のコンテナを示す概略斜視図である。
【図14】図13に示す従来のコンテナの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 底板
2 第1の側板
3 第2の側板
5 第1の回動部
6 第2の回動部
7 ロック部
8 当接部
9 カード取付部
10 溝
13 突出部
16 凸部
17 凹部
20,30,40 コンテナ
31,41,42 側板
32,43 底板
Claims (5)
- 長方形の底板と、前記底板の長手方向の側面に取り付けられた一対の第1の側板と、前記底板の短手方向の側面に取り付けられた一対の第2の側板とを備え、前記第1の側板は前記第2の側板よりも肉厚に形成されたコンテナであって、
前記底板の下面を、前記第1の側板及び前記第2の側板の下端よりも下方に位置させ、前記底板の長手方向の側面に、外側に向かって突出する突出部を設け、
前記突出部の先端から前記第1の側板の外面までの距離と、前記底板の短手方向の側面から前記第2の側板の外面までの距離とを略等しくしたことを特徴とするコンテナ。 - 前記突出部が設けられた位置は、前記底板の隅部であることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
- 前記底板の下面に、前記第2の側板と平行な溝を形成し、前記溝を、前記底板の長手方向の長さの中央位置に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ。
- 前記第1の側板及び前記第2の側板を起倒自在に前記底板に取り付け、起立させた前記第1の側板及び前記第2の側板を互いに係止するロック部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンテナ。
- 前記第1の側板の上端の両側部近傍に、上方に向かって突出する凸部を設け、該凸部の鉛直線上に位置する前記第1の側板の下端に、前記凸部が嵌合する形状を有する凹部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンテナ。
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