JP4101952B2 - ヒンジ機構 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、蓋や扉等の開閉体を支持するヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、自動給紙装置が付けられたコピー機の蓋では、蓋自体の重量が重いため、該蓋を閉じる際に、該蓋が勢いよく回転して、コピー機上面のガラス板に激しく衝突し、該ガラス板が破損する場合等がある。このように、回転することにより開閉動作する蓋や扉等の開閉体が、閉じる際に該開閉体の支持枠等に勢いよく衝突することを防止するため、従来、開閉体が閉じる際の回転動作を遅動させ、該開閉体がゆっくりと閉じるようにすべく、開閉体を支持するヒンジ機構に、カム機構を付加したものや油圧式のロータリーダンパを組み込んだもの等が用いられている。
しかしながら、これらのヒンジ機構は、構造が複雑であり、製作コストが高くつくという問題があった。
【0003】
そこで、本発明は、簡素な構成でありながら蓋や扉等の開閉体が閉じる際の回転動作を遅動させ、該開閉体がゆっくりと閉じることを可能とするヒンジ機構を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の本発明のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結される第2の板バネと、長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の本発明のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、該第2の板バネの他端側を覆うように設けられ、第2の板バネの動きを規制するバネ動作規制部材とを有することを特徴とする。
【0006】
請求項3記載の本発明のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項4記載の本発明のヒンジ機構は、請求項2又は3記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネが所定の角度に屈曲したときに、前記第2の板バネの当接部が、前記ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させることを特徴とする。
請求項5記載の本発明のヒンジ機構は、請求項1〜4のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネと第2の板バネとの間隙に、両者を常に所定間隔に維持する間隔維持部材が設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の本発明のヒンジ機構は、請求項5記載のヒンジ機構であって、前記間隔維持部材が、外周面が前記第1の板バネと第2の板バネにそれぞれ接する程度の外径を有するローラであることを特徴とする。
請求項7記載の本発明のヒンジ機構は、請求項1〜6のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネが所定角度以上に屈曲することを防止する支持板が設けられていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、第1の実施の形態に係るヒンジ機構1について説明する。
ヒンジ機構1は、第1の板バネ2、第2の板バネ3、第3の板バネ4、取付板5、支持板6、連結部材7、バネ動作規制部材8及び間隔保持部材9を有して構成される。
【0009】
第1の板バネ2は、ばね鋼から成形された1枚の薄い板状体であるが、蓋や扉等の開閉体(以下、開閉体という。)の重量が重い場合等に、その弾力を高めて開閉体を開放方向に付勢する力を大きくしたい場合には、これを数枚重ね合わせたものを用いることもできる。この第1の板バネ2の他端側2b外面には、ヒンジ機構1を開閉体の支持枠に取り付けるための取付板5が設けられている。この取付板5には、その端部5aから第1の板バネ2の一端側2a方向に延びる側面視で円弧状の支持板6が設けられている。これにより、図3に示すように、第1の板バネ2が屈曲した際に、この支持板6に当接して支持されるため、第1の板バネ2が所定角度以上に屈曲することを防ぐことができる。なお、本実施の形態では、支持板6が取付板5と一体に成形されているが、この支持板6を取付板5に溶着又はネジ止め等により後付けしてもよいことはもちろんである。
【0010】
第2の板バネ3は、第1の板バネ2と同様、ばね鋼から成形された1枚の薄い板状体であり、また、種々の開閉体に対応してこれを数枚重ね合わせたものを用いることもできる。この第2の板バネ3は、図2に示すように、第1の板バネ2との間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、その一端側3aが、所定の厚みを有するブロック状の連結部材7を介して第1の板バネ2の一端側2aに連結されている。また、第2の板バネ3と上記した第1の板バネ2との間隙には、両者を常に所定の間隔に維持することができる間隔維持部材9が配設されている。この間隔維持部材9としては、第1の板バネ2と第2の板バネ3とを常に所定の間隔に維持し得るものであれば、どのようなものであってもよいが、本実施の形態では、外周面が第1の板バネ2と第2の板バネ3にそれぞれ接する程度の外径を有するローラを用いている。この間隔維持部材9としてのローラは、第1の板バネ2と第2の板バネ3との間隙内に並列に配設され、これにより、第1の板バネ2と第2の板バネ3とが常に所定の間隔に維持されるほか、第1の板バネ2及び第2の板バネ3の変形に合わせてローラが回転するため、両者の屈曲動作を円滑にすることができる。
【0011】
第3の板バネ4は、第1の板バネ2及び第2の板バネ3と同様、ばね鋼から成形された1枚の薄い板状体又は該板状体が複数枚重ね合わされた積層体からなるが、その長さが第2の板ばね3の長さよりも短く形成されている。この第3の板バネ4は、第2の板バネ3の外面に積層されるように配置され、一端側4aが第2の板バネ3の一端側3aに固定されると共に、他端側4bがいずれにも固定されることなく、常態において、第2の板バネ3と次述するバネ動作規制部材8との間に挟持されるように配置されている(図2参照)。
【0012】
バネ動作規制部材8は、図4に示すように、横断面略コ字状に形成されると共に、常態において、第3の板バネ4の外面側に位置する背板部81は、その中途部から一方の端縁部81aまでが外方に反るように曲げ加工された傾斜面81bを有して構成されている。このバネ動作規制部材8が、常態において、第3の板バネ4の他端側4bを覆うように設けられることにより、第1の板バネ2が所定角度の範囲まで屈曲する間においては、背板部81の中途部から他方の端縁部81cまでの部位により、第2の板バネ3及び第3の板バネ4の動きが規制され、第1の板バネ2が屈曲しても、第2の板バネ3及び第3の板バネ4の各他端側3b,4bが外方に反り返ることなく、第1の板バネ2の他端側2bとの間に所定の間隔を維持することができる。第1の板バネ2が所定角度の範囲を超えて屈曲したときには、図3に示すように、第3の板バネ4の他端側4bが第2の板バネ3と背板部81との間から外れるため、バネ動作規制部材8の同部位により、第2の板バネ3のみの動きが規制され、第1の板バネ2がさらに屈曲した場合でも、第2の板バネ3の他端側3bと第1の板バネ2の他端側2bとの間に所定の間隔を維持することができる。
【0013】
図2及び図3に基づきヒンジ機構1の作用を説明する。
ヒンジ機構1は、第1の板バネ2の他端側2b外面に設けられた取付板5を開閉体の支持枠の背面(例えば、コピー機本体の背面板)に固定すると共に、第1の板バネ2、第2の板バネ3及び第3の板バネ4の各一端側2a,3a,4aを開閉体に固定して使用される。開閉体が該開閉体の支持枠に対して約90゜の角度で開いている状態(常態)においては、ヒンジ機構1は略垂直状態で起立している。
【0014】
一方、開閉体を閉じる際には、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度の範囲、例えば、約90゜から約15゜までの間においては、閉成方向に回転する開閉体の回転動作に従って、第1の板バネ2が屈曲していくと、一端側3aが第1の板バネ2の一端側2aに連結部材7を介して連結された第2の板バネ3及び一端側4aが第2の板バネ3の一端側3aに固定された第3の板バネ4も共に屈曲していく。この場合に、開閉体は、第1の板バネ2、第2の板バネ3及び第3の板バネ4の弾力により、開放方向に付勢されながら閉じていく一方、第1の板バネ2と第2の板バネ3とが、所定の間隔をおいて配設され、かつ第1の板バネ2の一端側2aと第2の板バネ3の一端側3aが連結されているため、第1の板バネ2が小さな弧を描くように屈曲するのに対して、第2の板バネ3はそれよりも大きな弧を描くように屈曲する。そのため、第2の板バネ3の他端側3b端部が上方に引き上げられる。また、さらに、第2の板バネ3の一端側3aと第3の板バネ4の一端側4aが固定されているため、第3の板バネ4の他端側4b端部も上方へと引き上げられる。
【0015】
そして、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度、例えば、約15゜の地点に至る辺りでは、第1の板バネ2、第2の板バネ3及び第3の板バネ4の弾力が、開閉体の自重とつり合った状態となり、そのままでは開閉体が完全に閉じない状態となる。しかし、この場合に、第1の板バネ2、第2の板バネ3及び第3の板バネ4が屈曲することにより、第3の板バネ4の他端側4b端部が上方へと引き上げられて、開閉体の閉成角度が所定の角度、例えば、約15°の辺りで、図3に示すように、第3の板バネ4の他端側4bが第2の板バネ3とバネ動作規制部材8の背板部81との間から外れ、バネ動作規制部材8の一方の端縁部81a方向に傾斜面81bに沿って逃げるため、第3の板バネ4の弾力がなくなり、開閉体を付勢する力が低下する。そのため、開閉体は、第3の板バネ4の弾力を除く、第1の板バネ2及び第2の板バネ3の弾力により、その後もゆっくりと回転動作をし続け完全に閉じる。
【0016】
また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ2、第2の板バネ3及び第3の板バネ4により開放方向に付勢されるため、開閉体を小さい力で開くことが可能となる。なお、この場合に、第3の板バネ4の他端側4bは、開放方向に回転する開閉体の回転動作に従って、その端部がバネ動作規制部材8の傾斜面81bに沿って移動して、元の位置、すなわち、第2の板バネ3とバネ動作規制部材8との間に収まり、再び挟持される。
【0017】
次に、第2の実施の形態に係るヒンジ機構1’について説明する。
ヒンジ機構1’は、図5に示すように、第1の板バネ2’の他端側2b’に、ショックアブソーバ10を固定するための略L字形の固定部材13,14が配設され、該固定部材13,14間に、ショックアブソーバ10の本体ケース12が挟み込まれるようにして、ショックアブソーバ10が取り付けられている。
【0018】
なお、本実施の形態では、第1の板バネ2’が屈曲した際に、ショックアブソーバ10のピストンロッド11に、後述する第2の板バネ3’の当接部31’が当接して、ピストンロッド11を本体ケース12に押し込むことにより、ショックアブソーバ10を作動させるべく、ショックアブソーバ10が、そのピストンロッド11を下に向けて第1の板バネ2’の他端側2b’に固定されているが、その逆に、ピストンロッド11を上に向けてショックアブソーバ10を第1の板バネ2’の他端側2b’に固定することもできる。この場合には、ショックアブソーバ10の本体ケース12を第1の板バネ2’の他端側2b’に可動に配設すると共に、ピストンロッド11を固定して、後述する第2の板バネ3’の当接部31’が本体ケース12に当接することにより、ピストンロッド11を本体ケース12に対して相対的に押し込む方向に動作させ、これにより、ショックアブソーバ10を作動させる。また、ショックアブソーバ10として、ロングストロークのものを採用し、後述する第2の板バネ3’の当接部31’を、常にピストンロッド11又は本体ケース12に接触させ、第1の板バネ2’の屈曲に対応して、ピストンロッド11を本体ケース12に対して相対的に押し込む方向に動作させてもよい。なお、上記したショックアブソーバ10としては、油圧、スプリング、空気圧等を利用したものなど、従来公知のものを用いることができる。
【0019】
第2の板バネ3’の他端側3b’には、当接部31’が設けられている。この当接部31’は、ショックアブソーバ10のピストンロッド11又は本体ケース12に当接して、ピストンロッド11を本体ケース12に対して相対的に押し込む方向に動作させるものであることから、その機能を果たし得る限り、形状等は特に限定されるものではなく、例えば、第2の板バネ3’の他端側3b’端部を略L字状に曲げ加工して形成されたものであってもよい。なお、本実施の形態では、当接部31’として、L形鋼アングルを用い、これが第2の板バネ3’の他端側3b’端部に溶接等により接合されている。
また、第2の板バネ3’の他端側3b’には、第2の板バネ3’の動きを規制すべく、バネ動作規制部材8’が設けられているが、このバネ動作規制部材8’は、背板板81’が曲げ加工されることなく、平坦に成形されている。
【0020】
また、上記した第1の実施の形態に係るヒンジ機構1と同様に、第1の板バネ2’と第2の板バネ3’との間隙(すなわち、連結部材7’とショックアブソーバ10との間に形成される空間)には、両者を常に所定の間隔に維持することができる間隔維持部材9’が配設されている。これにより、第2の板バネ3’の他端側3b’端部に設けられた当接部31’が、ショックアブソーバ10のピストンロッド11を押し込む際のストロークを一定とすることができるので、ヒンジ機構1’が発揮する制動力を向上させ、かつ安定させることができる。すなわち、かかる間隙内に何も介在させない場合には、第1の板バネ2’が屈曲した際に、第1の板バネ2’と、該第1の板バネ2’の屈曲に合わせて屈曲する第2の板バネ3’との間隔を一定に保つことができず、このため、第2の板バネ3’の他端側3b’端部に設けられた当接部31’が、ショックアブソーバ10のピストンロッド11を押し込む際のストロークが減少してしまうので、ヒンジ機構1’の発揮する制動力が低下し、かつ不安定なものとなる。なお、この間隔維持部材9’としては、上記したヒンジ機構1の間隔維持部材9と同様のものを用いることができる。
【0021】
図5及び図6に基づきヒンジ機構1’の作用を説明する。
ヒンジ機構1’は、第1の板バネ2’の他端側2b’外面に設けられた取付板5’を開閉体の支持枠の背面(例えば、コピー機本体の背面板)に固定すると共に、第1の板バネ2’及び第2の板バネ3’の各一端側2a’,3a’を開閉体に固定して使用される。開閉体が該開閉体の支持枠に対して約90゜の角度で開いている状態(常態)においては、図5に示すように、ヒンジ機構1’は略垂直状態で起立している。この場合、第2の板バネ3’の他端側3b’端部に設けられた当接部31’は、第1の板バネ2’の他端側2b’に固定されたショックアブソーバ10のピストンロッド11から離間している。
【0022】
一方、開閉体を閉じる際には、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度の範囲、例えば、約90゜から約30゜までの間においては、閉成方向に回転する開閉体の回転動作に従って、第1の板バネ2’が屈曲していくと共に、一端側3a’が第1の板バネ2’の一端側2a’に連結部材7’を介して連結された第2の板バネ3’も屈曲していく。この場合に、開閉体は、第1の板バネ2’と第2の板バネ3’の弾力により、開放方向に付勢されながら閉じていく一方、第1の板バネ2’と第2の板バネ3’とが、所定の間隔をおいて配設され、かつ第1の板バネ2’及び第2の板バネ3’の各一端側2a’,3a’が連結されているため、第1の板バネ2’が小さな弧を描くように屈曲するのに対して、第2の板バネ3’はそれよりも大きな弧を描くように屈曲する。そのため、第2の板バネ3’の他端側3b’端部が上方に引き上げられると共に、該他端側3b’端部に設けられた当接部31’が、ショックアブソーバ10のピストンロッド11に向かって上方へと移動していく。
【0023】
そして、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度、例えば、約30゜の地点に至る辺りから、第1の板バネ2’と第2の板バネ3’の弾力よりも開閉体の自重が勝るようになり、第1の板バネ2’と第2の板バネ3’の弾力のみでは開閉体の回転動作を十分に遅動させることができなくなる。しかし、この場合に、第1の板バネ2’及び第2の板バネ3’が屈曲することにより、第2の板バネ3’の当接部31’が上方へと引き上げられて、開閉体の閉成角度が所定の角度、例えば、約30°の辺りでショックアブソーバ10のピストンロッド11に当接し、さらに第2の板バネ3’が屈曲していくことで、該ピストンロッド11をショックアブソーバ10の本体ケース12に押し込んでいく。そして、その後は、図6に示すように、開閉体が完全に閉じるまで、当接部31’がピストンロッド11を本体ケース12にさらに押し込みショックアブソーバ10を作動させるため、開閉体は、第1の板バネ2’及び第2の板バネ3’の弾力と、ショックアブソーバ10の抗力とにより、その回転動作が緩慢となり、ゆっくりと完全に閉じる。また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ2’及び第2の板バネ3’により開放方向に付勢されるため、開閉体を小さい力で開くことが可能となる。
【0024】
次に、第3の実施の形態に係るヒンジ機構1”を説明する。
ヒンジ機構1”には、上記した第1の実施の形態に係るヒンジ機構1と同様に、その長さが第2の板バネ3”の長さよりも短く形成されると共に、一端側4a’が第2の板バネ3”の一端側3a”に固定され、他端側4b’がいずれにも固定されることなく、常態において、第2の板バネ3”とバネ動作規制部材8”との間に挟持されるように配置される第3の板バネ4’が設けられている。また、バネ動作規制部材8”として、上記した第1の実施の形態に係るヒンジ機構1のバネ動作規制部材8と同じ、常態において第3の板バネ4”の外面側に位置する背板部81”に傾斜面81b”が設けられたものが用いられている。
【0025】
このヒンジ機構1”は、第1の板バネ2”の他端側2b”外面に設けられた取付板5”を開閉体の支持枠の背面(例えば、コピー機本体の背面板)に固定すると共に、第1の板バネ2”、第2の板バネ3”及び第3の板バネ4’の各一端側2a”,3a”,4a’を開閉体に固定して使用される。開閉体が該開閉体の支持枠に対して約90゜の角度で開いている状態(常態)においては、ヒンジ機構1”は略垂直状態で起立し、この場合、第2の板バネ3”の他端側3b”端部に設けられた当接部31”は、第1の板バネ2”の他端側2b”に固定されたショックアブソーバ10’のピストンロッド11’から離間している。
【0026】
一方、開閉体を閉じる際には、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度の範囲、例えば、約90゜から約30゜までの間においては、閉成方向に回転する開閉体の回転動作に従って、第1の板バネ2”が屈曲していくと、一端側3a”が第1の板バネ2”の一端側2a”に連結部材7”を介して連結された第2の板バネ3”及び一端側4a’が第2の板バネ3”の一端側3a”に固定された第3の板バネ4’も共に屈曲していく。この場合に、開閉体は、第1の板バネ2”、第2の板バネ3”及び第3の板バネ4’の弾力により、開放方向に付勢されながら閉じていく一方、第1の板バネ2”と第2の板バネ3”とが、所定の間隔をおいて配設され、かつ第1の板バネ2”及び第2の板バネ3”の各一端側2a”,3a”が連結されているため、第1の板バネ2”が小さな弧を描くように屈曲するのに対して、第2の板バネ3”はそれよりも大きな弧を描くように屈曲する。そのため、第2の板バネ3”の他端側3b”端部が上方に引き上げられると共に、該他端側3b”端部に設けられた当接部31”が、ショックアブソーバ10’のピストンロッド11’に向かって上方へと移動していく。また、さらに、第2の板バネ3”と第3の板バネ4’の各一端側3a”,4a’が固定されているため、第3の板バネ4’の他端側4b’端部も上方へと引き上げられる。
【0027】
そして、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度、例えば、約30゜の地点に至る辺りから、第2の板バネ3”の当接部31”がショックアブソーバ10’のピストンロッド11’に当接し、さらに第2の板バネ3”が屈曲していくことで、該ピストンロッド11’をショックアブソーバ10’の本体ケース12’に押し込んでいき、ショックアブソーバ10’を作動させるため、開閉体の回転動作を緩慢なものとさせる。
【0028】
そして、さらに、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度、例えば、約15゜の地点に至る辺りでは、第1の板バネ2”、第2の板バネ3”及び第3の板バネ4’の弾力とショックアブソーバ10’の抗力とを合わせた開閉体を付勢する力が、開閉体の自重とつり合った状態となり、開閉体の回転動作が停止して、開閉体が完全に閉じない状態となる。しかし、この場合に、第1の板バネ2”、第2の板バネ3”及び第3の板バネ4’が屈曲することにより、第3の板バネ4’の他端側4b’端部が上方へと引き上げられて、開閉体の閉成角度が所定の角度、例えば、約15°の辺りで、図7に示すように、第3の板バネ4’の他端側4b’が第2の板バネ3”とバネ動作規制部材8”の背板部81”との間から外れ、バネ動作規制部材8”の一方の端縁部81a”方向に傾斜面81b”に沿って逃げるため、第3の板バネ4’の弾力がなくなり、開閉体を付勢する力が低下する。そのため、開閉体は、第3の板バネ4’の弾力を除く、第1の板バネ2”及び第2の板バネ3”の弾力と、ショックアブソーバ10’の抗力とにより、その後もゆっくりと回転動作をし続け完全に閉じる。
また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ2”、第2の板バネ3”及び第3の板バネ4’により開放方向に付勢されるため、開閉体をより小さい力で開くことが可能となる。なお、この場合に、第3の板バネ4’の他端側4b’が、開放方向に回転する開閉体の回転動作に従って、その端部がバネ動作規制部材8”の傾斜面81b”に沿って移動し、元の位置、すなわち、第2の板バネ3”とバネ動作規制部材8”との間に収まり、再び挟持される点は、上記した第1の実施の形態に係るヒンジ機構1と同様である。
【0029】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結される第2の板バネと、長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有して構成されている。これにより、簡素な構成でありながら開閉体が閉じる際の回転動作を遅動させることができる。また、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度に至り、第1の板バネ、第2の板バネ及び第3の板バネの弾力が、開閉体の自重とつり合った状態となり、そのままでは開閉体が完全に閉じない状態となっても、第3の板バネの他端側が第2の板バネとバネ動作規制部材の背板部との間から外れるため、それにより、各板バネによる開閉体を付勢する力を低下させることができる。その結果、開閉体が最後までゆっくりと閉じるようにすることができる。また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ、第2の板バネ及び第3の板バネにより開放方向に付勢されているため、開閉体を小さい力で開くことができる。さらに、このように簡素な構成としたことにより、部品点数が減少し、製作コストを低くすることができる。
【0030】
本発明の請求項2記載のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、該第2の板バネの他端側を覆うように設けられ、第2の板バネの動きを規制するバネ動作規制部材とを有して構成されている。これにより、簡素な構成でありながら開閉体が閉じる際の回転動作を遅動させることができる。また、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度に至り、第1の板バネと第2の板バネの弾力よりも開閉体の自重が勝るようになり、第1の板バネと第2の板バネの弾力のみでは開閉体の回転動作を十分に遅動させることができなくなっても、第2の板バネの当接部がショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させショックアブソーバを作動させるため、それにより、開閉体が最後までゆっくりと閉じるようにすることができる。また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ及び第2の板バネにより開放方向に付勢されているため、開閉体を小さい力で開くことができる。さらに、このように簡素な構成としたことにより、部品点数が減少し、製作コストを低くすることができる。
【0031】
本発明の請求項3記載のヒンジ機構は、一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有して構成されている。これにより、簡素な構成でありながら開閉体が閉じる際の回転動作を遅動させることができる。また、開閉体の閉成角度が該開閉体の支持枠に対して所定の角度に至り、第1の板バネ、第2の板バネ及び第3の板バネの弾力が、開閉体の自重とつり合った状態となり、開閉体が完全に閉じない状態となっても、第3の板バネの他端側が第2の板バネとバネ動作規制部材の背板部との間から外れるため、それにより、各板バネによる開閉体を付勢する力を低下させることができる。その一方、その後はショックアブソーバにより衝撃を吸収するため、開閉体は最後までゆっくりと閉じる。また、次に開閉体を開く際には、開閉体が第1の板バネ、第2の板バネ及び第3の板バネにより開放方向に付勢されているため、開閉体を小さい力で開くことができる。さらに、このように簡素な構成としたことにより、部品点数が減少し、製作コストを低くすることができる。
【0032】
本発明の請求項4記載のヒンジ機構は、請求項2又は3記載のヒンジ機構であって、第1の板バネが所定の角度に屈曲したときに、第2の板バネの当接部が、ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させるように構成されている。これにより、閉成方向に回転動作する開閉体が所定の角度まで閉じた時点でショックアブソーバを作動させ、所定の制動力を発揮することができる。
【0033】
本発明の請求項5記載のヒンジ機構は、請求項1〜4のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネと第2の板バネとの間隙に、両者を常に所定間隔に維持する間隔維持部材が設けられている。これにより、第1の板バネと第2の板バネとを常に所定の間隔に維持することができるので、ヒンジ機構の動作を安定なものとすることができる。
【0034】
本発明の請求項6記載のヒンジ機構は、請求項5記載のヒンジ機構であって、間隔維持部材が、外周面が前記第1の板バネと第2の板バネにそれぞれ接する程度の外径を有するローラから構成されている。これにより、第1の板バネと第2の板バネとが常に所定の間隔に維持されるほか、第1の板バネ及び第2の板バネの変形に合わせてローラが回転するため、両者の屈曲動作を円滑にすることができる。
【0035】
本発明の請求項7記載のヒンジ機構は、請求項1〜6のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネが所定角度以上に屈曲することを防止する支持板が設けられている。これにより、第1の板バネが屈曲した際に、この支持板に当接して支持されるため、第1の板バネが所定角度以上に屈曲することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るヒンジ機構を示す正面図である。
【図2】同実施の形態に係るヒンジ機構の断面図である。
【図3】同実施の形態に係るヒンジ機構の屈曲した状態を示す断面図である。
【図4】同実施の形態に係るヒンジ機構を構成するバネ動作規制部材を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るヒンジ機構の断面図である。
【図6】同実施の形態に係るヒンジ機構の屈曲した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るヒンジ機構の屈曲した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1’,1” ヒンジ機構
2,2’,2” 第1の板バネ
3,3’,3” 第2の板バネ
4,4’ 第3の板バネ
5,5’,5” 取付板
6,6’,6” 支持板
7,7’,7” 連結部材
8,8’,8” バネ動作規制部材
9,9’,9” 間隔維持部材
10,10’ ショックアブソーバ
Claims (7)
- 一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結される第1の板バネと、
該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結される第2の板バネと、
長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、
背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有することを特徴とするヒンジ機構。 - 一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、
該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、
該第2の板バネの他端側を覆うように設けられ、第2の板バネの動きを規制するバネ動作規制部材と
を有することを特徴とするヒンジ機構。 - 一端側が開閉体に、他端側が該開閉体の支持体にそれぞれ連結され、該他端側にショックアブソーバが固定される第1の板バネと、
該第1の板バネとの間に所定の間隔をおいて対向して設けられ、一端側が第1の板バネの一端側に連結され、他端側に第1の板バネが屈曲した際に該ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させる当接部を有する第2の板バネと、
長さが該第2の板ばねの長さよりも短く形成されて成り、第2の板バネの外面に積層され、一端側が第2の板バネの一端側に固定されて配設される第3の板バネと、
背板部がその中途部から外方に反るように曲げ加工された傾斜面を有し、該第2の板バネの他端側に、該傾斜面が第2の板バネの一端側に向くように、かつ、常態において該第3の板バネの他端側を第2の板バネと背板部との間に挟持し、該第1の板バネが所定の角度屈曲すると、第3の板バネの他端側が第2の板バネと背板部との間から外れ、傾斜面に接するように設けられたバネ動作規制部材とを有することを特徴とするヒンジ機構。 - 請求項2又は3記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネが所定の角度に屈曲したときに、前記第2の板バネの当接部が、前記ショックアブソーバのピストンロッドを本体ケースに対して相対的に押し込む方向に動作させることを特徴とするヒンジ機構。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネと第2の板バネとの間隙に、両者を常に所定間隔に維持する間隔維持部材が設けられていることを特徴とするヒンジ機構。
- 請求項5記載のヒンジ機構であって、前記間隔維持部材が、外周面が前記第1の板バネと第2の板バネにそれぞれ接する程度の外径を有するローラであることを特徴とするヒンジ機構。
- 請求項1〜6のいずれか1項記載のヒンジ機構であって、前記第1の板バネが所定角度以上に屈曲することを防止する支持板が設けられていることを特徴とするヒンジ機構。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI731055B (zh) | 2016-04-01 | 2021-06-21 | 日商大和縫紉製造股份有限公司 | 高頻縫紉機 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP32328698A patent/JP4101952B2/ja not_active Expired - Fee Related
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