JP4099372B2 - Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ - Google Patents

Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4099372B2
JP4099372B2 JP2002305767A JP2002305767A JP4099372B2 JP 4099372 B2 JP4099372 B2 JP 4099372B2 JP 2002305767 A JP2002305767 A JP 2002305767A JP 2002305767 A JP2002305767 A JP 2002305767A JP 4099372 B2 JP4099372 B2 JP 4099372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
player
mail
bgm
password
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002305767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004139518A (ja
Inventor
修司 丸山
雅也 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinano Kenshi Co Ltd filed Critical Shinano Kenshi Co Ltd
Priority to JP2002305767A priority Critical patent/JP4099372B2/ja
Publication of JP2004139518A publication Critical patent/JP2004139518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4099372B2 publication Critical patent/JP4099372B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は店舗等に設置されたBGMプレーヤに再生させるべきコンテンツを提供するBGM再生システムおよびBGMプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーマーケット等の店舗において、営業中に、店舗内に楽曲や画像等のコンテンツを再生するために、BGMプレーヤが用いられている。BGMプレーヤは、各店舗内に設置され、内蔵している記憶手段に記憶されている楽曲や画像等のコンテンツを再生することができる。
【0003】
このようなBGMプレーヤにおいては、再生すべきコンテンツを記録した記録媒体(CD等)を代理店が配布し、その記録媒体をBGMプレーヤ本体に内蔵または接続することで、コンテンツを更新していた。
【0004】
しかし、近年においては、コンテンツの更新は、CD等の記録媒体によらず、BGMプレーヤが、LANやインターネットや電話回線等のネットワークを用いて、コンテンツが格納されたコンテンツ格納サーバから、コンテンツをダウンロードすることによって行う手法が確立されてきた。
【0005】
また、コンテンツの再生プログラムを提供する代理店内に設置されたデータ送信装置から、BGMプレーヤに対してコマンドが記述された電子メールを送信することにより、BGMプレーヤをデータ送信装置に接続させてコンテンツを受信させるBGM再生システムも提案されている(特許文献1参照)。
これによると、インターネット等の既存のインフラストラクチャーを用いて、電子メールを送信するのみで、複数のBGMプレーヤを制御することができるので、BGM再生システムの構築、運営および管理を、安価かつ容易にできるとしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−282689号公報(第15図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のBGM再生システムにおいて、BGMプレーヤをインターネット等のオープンなネットワークに接続して使用する場合、BGMプレーヤは、システム運用上で使用される電子メール以外に、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールを受信する可能性がある。上記従来のBGMプレーヤは、第三者からの電子メールを受信した際に、その電子メールの記述内容に基づいて、誤動作をする可能性があるという課題がある。
【0008】
また、データ送信装置からBGMプレーヤに電子メールを送る際、操作者がデータ送信装置で、宛先のBGMプレーヤのアドレスを設定する操作を行う。このとき、操作者のミスによって、アドレスを、間違った他のBGMプレーヤ宛てに設定してしまうことがあり得る。アドレスを間違えて設定して電子メールを送信してしまうと、その電子メールは間違ったBGMプレーヤに送信され、その間違ったBGMプレーヤがその電子メールに記述されたコマンドに基づいて処理を行ってしまうという課題がある。これにより、例えば、再生プログラムを含むコマンドが記載された電子メールの宛先のアドレスを間違えた場合には、各店舗で再生されるコンテンツの内容が、間違ったものになってしまう等の問題が生じ得る。
【0009】
本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールがBGMプレーヤに届いた際に、BGMプレーヤの誤動作をなくすことができ、また、操作者のミスによって電子メールの宛先のBGMプレーヤのアドレスを間違えた場合に、その電子メールに記述されたコマンドの実行を行わないと共に、宛先のアドレスが間違っている旨を操作者に通知することのできるBGM再生システムおよびBGMプレーヤを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るBGM再生システムは、上記課題を解決するために、以下の構成を備える。すなわち、ネットワークに接続され、複数のコンテンツを再生可能なBGMプレーヤと、前記ネットワークに、前記BGMプレーヤと通信可能となるように接続され、前記BGMプレーヤに対して、所定のコマンドが記述された電子メールを送信するデータ送信装置とを具備し、前記データ送信装置からの電子メールを受信した前記BGMプレーヤが、該電子メールに記述されているコマンドに基づいて所定の処理を実行するBGM再生システムにおいて、前記データ送信装置は、前記電子メールの宛先の前記BGMプレーヤのアドレスを、操作者の操作によって設定させるアドレス設定手段と、前記電子メールの宛先の前記BGMプレーヤに対応するプレーヤ別パスワードを、操作者の操作によって設定させ、該電子メール中に記述するプレーヤ別パスワード記述手段と、前記BGMプレーヤに送信する電子メール中に、各前記BGMプレーヤ間で共通のシステムパスワードを記述するシステムパスワード記述手段とを備え、前記BGMプレーヤは、前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードと、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードとが記述されている場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行し、前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていて、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、該電子メールに記述されている該プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信し、前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、かつ、該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信しないことを特徴とする。
これによれば、BGMプレーヤが電子メールを受信した際に、その電子メールに、データ送信装置が記述する正しいシステムパスワードが記述されていて、なおかつ、そのBGMプレーヤに対応したプレーヤ別パスワードが記述されている場合に限り、その電子メールに記述されたコマンドを実行するため、BGMプレーヤが、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールによって誤動作するのを防ぐことができると共に、操作者がアドレス設定手段による宛先のアドレスの設定を間違えた場合に、その電子メールを受信したBGMプレーヤがその電子メールに記述されたコマンドを実行するのを防ぐことができる。
また、その電子メールに、正しいシステムパスワードが記述されていて、そのBGMプレーヤに対応するプレーヤ別パスワードが記述されていない場合、即ちデータ送信装置の操作者が宛先のアドレスを間違えた場合には、BGMプレーヤから、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールがデータ送信装置に送信されるため、データ送信装置の操作者は、宛先のアドレスの間違いを認識することができ、電子メールを出し直す等の対応をとることが可能となる。
ここで、正しいシステムパスワードが記述されていない場合には、プレーヤ別パスワー ドが間違っていても、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールは送信(返信)されない。従って、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールがBGMプレーヤに届いた際に、その第三者に、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールが送信(返信)されることがなく、その第三者にBGMプレーヤに関する情報を与えてしまうことがない。
【0011】
また、前記BGMプレーヤは、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードを二つ有し、該二つのプレーヤ別パスワードの一方は、各前記BGMプレーヤ間で共通に設定されていることを特徴とする。
これによれば、各BGMプレーヤ間で共通な一方のプレーヤ別パスワードを用いることで、同一の記述の電子メールによって任意のBGMプレーヤにコマンドを実行させることが可能となる。
【0012】
また、本発明に係るBGMプレーヤは、上記課題を解決するために、以下の構成を備える。すなわち、複数のコンテンツを再生可能に設けられると共に、ネットワークに接続されて、データ送信装置からの電子メールを受信可能に設けられ、該電子メールに記述されているコマンドに基づいて所定の処理を実行可能なBGMプレーヤにおいて、前記電子メールに、各他のBGMプレーヤと共通の、正しいシステムパスワードと、BGMプレーヤ毎に設定されるプレーヤ別パスワードであって、対応するプレーヤ別パスワードとが記述されている場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行し、前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていて、前記対応するプレーヤ別パスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信し、前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、かつ、該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信しないことを特徴とする。
これによれば、BGMプレーヤが電子メールを受信した際に、その電子メールに、データ送信装置が記述する正しいシステムパスワードが記述されていて、なおかつ、そのBGMプレーヤに対応したプレーヤ別パスワードが記述されている場合に限り、その電子メールに記述されたコマンドを実行するため、BGMプレーヤが、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールによって誤動作するのを防ぐことができると共に、操作者がアドレス設定手段による宛先のアドレスの設定を間違えた場合に、その電子メールを受信したBGMプレーヤがその電子メールに記述されたコマンドを実行するのを防ぐことができる。
また、その電子メールに、正しいシステムパスワードが記述されていて、そのBGMプレーヤに対応するプレーヤ別パスワードが記述されていない場合、即ちデータ送信装置の操作者が宛先のアドレスを間違えた場合には、BGMプレーヤから、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールがデータ送信装置に送信されるため、データ送信装置の操作者は、宛先の間違いを認識することができ、電子メールを出し直す等の対応をとることが可能となる。
ここで、正しいシステムパスワードが記述されていない場合には、プレーヤ別パスワードが間違っていても、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールは送信(返信)されない。従って、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールがBGMプレーヤに届いた際に、その第三者に、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールが送信(返信)されることがなく、その第三者にBGMプレーヤに関する情報を与えてしまうことがない。
【0013】
また、前記対応するプレーヤ別パスワードを二つ有し、該二つのプレーヤ別パスワードの一方は、各他のBGMプレーヤと共通に設定されていることを特徴とする。
これによれば、各BGMプレーヤ間で共通な一方のプレーヤ別パスワードを用いることで、同一の記述の電子メールによって任意のBGMプレーヤにコマンドを実行させることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るBGM再生システムおよびBGMプレーヤの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
まず、本明細書中の用語の説明をする。
再生プログラムとは、BGMプレーヤ16で再生されるコンテンツが時間毎に記述されたスケジュールデータのことである。BGMプレーヤ16は、再生プログラムに従って、時間毎に指定(記述)されたコンテンツの再生を行う。再生プログラムは、例えばBGMプレーヤ16が設置された店舗の休日、営業日、あるいは営業日であっても特売日であるかそうではないか等の違いに合わせて、日毎にそれぞれ設定されている。
また、コンテンツの識別子とは、コンテンツが蓄積されたコンテンツ格納サーバ28の名称と、BGMプレーヤ16に配信されるべきコンテンツまでの格納パス等、各コンテンツに固有の、コンテンツを特定するためのデータのことをいう。
【0016】
まず、BGM再生システム10の概要について図1を用いて説明する。
BGM再生システム10の構成には、スーパーマーケットやデパート等の店舗2と、店舗2にコンテンツを提供し、またBGMプレーヤの保守作業等を行なう代理店4と、代理店4にコンテンツを提供するキー局6が含まれている。
【0017】
キー局6内には、コンテンツ作成装置15が設置されている。
コンテンツ作成装置15は、キー局6が保有する楽曲や画像等をデジタルデータとしてファイル化し、このデジタルデータをコンテンツとしてコンテンツ格納サーバ28にアップロードすることができる。
また、コンテンツ作成装置15は、キー局6が保有する楽曲や画像の一部を切り出してデジタルデータとしてファイル化することで、試聴ファイルや試写ファイルを作成することができる。そして、コンテンツ作成装置15は、作成した試聴ファイルや試写ファイルを試聴・試写サーバ29へアップロードすることができる。
【0018】
代理店4内には、LANやその他の通信回線で互いに通信可能に接続された、再生プログラム作成装置13と、コマンド作成装置17と、データ送信装置14とが設置されている。
再生プログラム作成装置13は、試聴・試写サーバ29またはコンテンツ格納サーバ28にアップロードされた試聴・試写ファイルまたはコンテンツのリストを参照可能に設けられ、そのリストに記載されたコンテンツを用いた再生プログラムを作成することができる。作成された再生プログラムは、前記通信回線を介してコマンド作成装置17に送られる。
コマンド作成装置17は、BGMプレーヤ16に所定の処理を指示する、各種のコマンドを作成することができる。作成されたコマンドは、前記通信回線を介してデータ送信装置14に送られる。また、再生プログラム作成装置13から送られてきた再生プログラムは、BGMプレーヤ16に再生プログラムを設定させる所定のコマンドと関連付けられて、データ送信装置14に送られる。
データ送信装置14は、コマンド作成装置17で作成されたコマンドを電子メール24に記述し、その電子メール24を、インターネット12に接続された図示しないメールサーバを介して、BGMプレーヤ16に送信することができる。
なお、再生プログラム作成装置13、コマンド作成装置17およびデータ送信装置14は、必ずしもそれぞれ別々のコンピュータ上に構築する必要はなく、同一のコンピュータ上に構築してもよい。
【0019】
店舗2内にはBGMプレーヤ16が設置されている。BGMプレーヤ16は、データ送信装置14から送信された電子メール24に記述されたコマンドに基づいて、所定の処理を実行することができる。
また、電子メール24に再生プログラムが記述されている場合には、その再生プログラムに記述されたコンテンツを、コンテンツ格納サーバ28からダウンロードして、再生プログラムに基づいて再生することができる。
BGMプレーヤ16の構成および詳細な動作については後述する。
【0020】
ネットワークの一例であるインターネット12上には、BGMプレーヤ16に配信するコンテンツが蓄積されるコンテンツ格納サーバ28と、試聴ファイルや試写ファイルとが蓄積される試聴・試写サーバ29と、データ送信装置14からBGMプレーヤ16に送信する電子メール24を中継するメールサーバ(図示せず)とが設けられている。
なお、コンテンツ格納サーバ28と試聴・試写サーバ29とは、必ずしも別々のコンピュータ上に構築する必要はなく、一つのコンピュータ上に構築してもよい。
【0021】
上述の通り、前記メールサーバが設けられていることにより、BGMプレーヤ16と、代理店4のデータ送信装置14との間は、インターネット12を使用して電子メール24を互いにやり取り可能に接続される。
【0022】
次に、図2に基づいて、キー局6内のコンテンツ作成装置15の構造および動作について説明する。
コンテンツ作成装置15は、CPUやメモリ等から構成される制御部30、ハードディスクドライブ等の記憶手段32、インターネット12等の通信ネットワークに接続してデータの送受信を行なう通信部34、およびモニタ装置36等を具備する一般的なパーソナルコンピュータで構成することができる。
【0023】
コンテンツ作成装置15は、コンテンツファイルおよび試聴・試写ファイルを作成可能なコンテンツファイル作成手段38と、コンテンツファイル作成手段38で作成されたコンテンツファイルをコンテンツ格納サーバ28へアップロードするコンテンツアップロード手段35と、試聴ファイルまたは試写ファイルを試聴・試写サーバ29にアップロードする試聴・試写ファイルアップロード手段33とを具備している。
また、コンテンツ作成装置15は、楽曲や画像を取り込むための読込手段42を具備している。読込手段42としてはCDドライブ、DVDドライブ等がある。
【0024】
コンテンツファイル作成手段38は、予めコンテンツ作成装置15の記憶手段32内にインストールされている各アプリケーションソフトが作動して制御部30等を制御することによって実現される。コンテンツアップロード手段35および試聴・試写ファイルアップロード手段33は、予めコンテンツ作成装置15の記憶手段32内にインストールされたアプリケーションソフトによって制御部30と通信部34とが動作することで実現される。
【0025】
コンテンツファイル作成手段38の動作について説明する。
本実施形態のコンテンツファイル作成手段38は、読込手段42によって読み込んだ楽曲や画像等の各コンテンツを、コンピュータの記憶手段への記憶に適したファイル形式に変換して、コンテンツファイルを作成する。また、コンテンツファイルの一部を切り出したり、解像度を落としたりしてサイズを小さくすることによって、試聴ファイルまたは試写ファイルを作成する。
【0026】
コンテンツファイル作成手段38によって作成されたコンテンツは、コンテンツアップロード手段35によってコンテンツ格納サーバ28へアップロードされる。また、コンテンツファイル作成手段38によって作成された試聴ファイルや試写ファイルは、試聴・試写ファイルアップロード手段33によって試聴・試写サーバ29へアップロードされる。
【0027】
次に、図3〜図7に基づいて、代理店4内の再生プログラム作成装置13、コマンド作成装置17およびデータ送信装置14の構造と動作について説明する。
再生プログラム作成装置13は、図3に示すように、CPUやメモリ等から構成される制御部44、ハードディスクドライブ等の記憶手段46、インターネット12等の通信ネットワークに接続してデータの送受信を行なう通信部48、およびモニタ装置49等を具備する一般的なパーソナルコンピュータで構成することができる。
【0028】
再生プログラム作成装置13は、コンテンツ格納サーバ28にアップロードされたコンテンツをBGMプレーヤ16に再生させるための再生プログラムを作成する再生プログラム作成手段50と、再生プログラム作成手段50で作成された再生プログラムをコマンド作成装置17に送信する再生プログラム発行手段51と、試聴・試写サーバ29にアクセスして試聴ファイルまたは試写ファイルをダウンロードするダウンロード手段53と、ダウンロードした試聴ファイルまたは試写ファイルを再生する再生手段45とを具備する。再生手段45は、ダウンロードした試聴ファイルまたは試写ファイルをD/A変換するD/A変換回路や増幅回路等から構成される。ダウンロード手段53と再生手段45とにより、試聴・試写ファイル再生手段が構成される。
【0029】
再生プログラム作成手段50は、再生プログラム作成装置13の記憶手段46内に予めインストールされているアプリケーションソフトが実行されることによって実現される。
また、ダウンロード手段53は、予め再生プログラム作成装置13の記憶手段46内にインストールされたアプリケーションソフトによって制御部44と通信部48とが動作することで実現される。
また、試聴ファイルまたは試写ファイルを、音声または画像で実際に再生させる機能を有するアプリケーションソフトが記憶手段46内に予めインストールされており、このアプリケーションソフトによって制御部44や再生手段45を制御することによって試聴ファイルまたは試写ファイルがスピーカ52またはモニタ装置49を通じて音声または画像として再生される。
【0030】
再生プログラム作成手段50は、再生プログラム作成装置13の操作者によって、BGMプレーヤ16で再生するコンテンツを時間毎に入力および編集可能な、図示しない再生スケジュール編集手段を備えている。再生スケジュール編集手段は、BGMプレーヤ16で再生するコンテンツを、店舗2ごと、および日ごと(例えば曜日ごと等)に異なるように設定入力可能に設けられる。
ここで、操作者は、コンテンツの概要を知りたい場合には、ダウンロード手段53を用いて試聴・試写サーバ29から所望の試聴ファイルまたは試写ファイルをダウンロードし、再生手段45によって再生することで、コンテンツの概要を知ることができる。操作者は、再生された試聴ファイルまたは試写ファイルの内容を検討した結果に基づき、再生スケジュール編集手段によって、コンテンツを再生するスケジュールを作成することができる。
操作者が再生スケジュール編集手段による入力および編集を終えて、入力を完了する所定の操作を行うと、再生プログラム作成手段50は、再生スケジュール編集手段に入力されたスケジュールに基づき、再生プログラム80を作成する。
【0031】
再生プログラム作成手段50が作成した再生プログラム80の一例を図4に示す。
これによると、最初の3行の部分67が、BGMプレーヤ16に対してダウンロードすべきコンテンツ名とその識別子(蓄積されているサーバ名とパス)を示す部分68と、ダウンロードしたコンテンツの記録先を指示している部分69とを構成している。
また、上から4行目がコンテンツを再生すべき日付の部分70である。
上から5行目から7行目までの最後3行の部分71がBGMプレーヤ16が何時にどのコンテンツを再生するのかを指示する部分である。ここでの指示は、コンテンツ名ではなく該当するコンテンツが記憶されたBGMプレーヤ内の記録先(ハードディスクドライブや半導体記憶装置等の記録手段)のパスが示されている。
【0032】
次に、コマンド作成装置17について説明する。
コマンド作成装置17は、図5に示すように、CPUやメモリ等から構成される制御部54、ハードディスクドライブ等の記憶手段56、インターネット12等の通信ネットワークに接続してデータの送受信を行なう通信部58、およびモニタ装置60等を具備する一般的なパーソナルコンピュータで構成することができる。
【0033】
コマンド作成装置17は、BGMプレーヤ16に所定の処理を指示するコマンドを記述するコマンド作成手段62と、コマンド作成手段62で作成されたコマンドのデータを、データ送信装置14に送信するコマンド発行手段64とを具備する。
コマンド作成手段62およびコマンド発行手段64は、コマンド作成装置17の記憶手段56内に予めインストールされているアプリケーションソフトが実行されることによって実現される。
【0034】
コマンド作成手段62は、コマンド作成装置17の操作者によって、BGMプレーヤ16に実行させたいコマンドの名前を入力および編集可能な、図示しないコマンド入力手段を備えている。コマンド入力手段は、BGMプレーヤ16で実行させたいコマンド名を、実行させたい順番に並べて入力可能に設けられる。また、入力された各コマンド名に対して、各コマンドに固有のパラメータを入力することができる。また、コマンド作成装置17が再生プログラム作成装置13から再生プログラム80を受信している場合には、BGMプレーヤ16にその再生プログラム80を設定させるコマンド名を入力および編集可能に設けられる。
操作者がコマンド入力手段によるコマンドおよびパラメータの入力および編集を終えて、入力を完了する所定の操作を行うと、コマンド作成手段62は、コマンド入力手段に入力されたコマンド名およびパラメータに対応するコマンドを、並べられた順番に、所定のファイルに出力する。
なお、BGMプレーヤ16に所定の処理を指示するコマンドとしては、再生プログラムを設定させるコマンド以外に、例えば、再生される楽曲の音量や音質を調整するためのコマンドや、BGMプレーヤ16のフラッシュROM等の記憶装置内の内容を電子メールでデータ送信装置14に送信させるコマンド等、複数のコマンドがある。
【0035】
コマンド発行手段64は、コマンド作成手段62でコマンドが記述された前記所定のファイルを、LAN等の通信回線を介してデータ送信装置14に送信する。
【0036】
次に、データ送信装置14の構成について、図6に基づいて説明する。
データ送信装置14は、CPUやメモリ等から構成される制御部72、ハードディスクドライブ等の記憶手段74、インターネット12等の通信ネットワークに接続してデータの送受信を行なう通信部76、およびモニタ装置77等を具備する一般的なパーソナルコンピュータで構成することができる。
【0037】
データ送信装置14は、電子メール24を作成し、コマンド作成装置17から送信されてきた前記所定のファイルに記述されたコマンド(コマンド列)を、その電子メール24に記述するメール作成手段81と、その電子メール24の宛先のアドレスを操作者に設定させるアドレス設定手段73と、その電子メール24の宛先のBGMプレーヤ16に対応するプレーヤ別パスワードを、操作者の操作によって設定させ、電子メール24中に記述するプレーヤ別パスワード記述手段75と、電子メール24中に、各BGMプレーヤ16間で共通のシステムパスワードを記述するシステムパスワード記述手段79と、その電子メール24をBGMプレーヤ16に対して送信するメール送信手段78とを具備する。
【0038】
メール作成手段81、アドレス設定手段73、プレーヤ別パスワード記述手段75、システムパスワード記述手段79、およびメール送信手段78は、データ送信装置14の記憶手段74内に予めインストールされているアプリケーションソフトが実行されることによって実現される。メール作成手段81、アドレス設定手段73およびメール送信手段78としては、電子メール24の作成や送受信、受信したメールの保存・管理を行うアプリケーションソフトを利用することができる。このようなソフトウェアは、webブラウザに付属しているようなものであってもよいし、単体で動作するものであってもよい。
【0039】
メール作成手段81は、コマンド作成装置17から、コマンドまたはコマンド列が記述された前記ファイルが送られてくると、電子メール24を新規作成し、電子メール24の本文に、そのファイルに記述されたコマンドをコピーして記述する。コマンド作成装置17から送信されてきたコマンドが、BGMプレーヤに再生プログラムを設定させるコマンドである場合には、電子メール24の本文に、前記ファイルから、さらに再生プログラムをコピーして記述する。また、電子メール24の本文に、送信日付等、BGMプレーヤ16に伝達すべき情報を記述する。また、電子メール24の題名を記述する。
【0040】
メール作成手段81によって作成される電子メール24の本文の例を図7に示す。
電子メール24は、一例としてboundary("*****"で表示されている)で、2つの区域に区分けされる。
メール作成手段81は、1番目の区域であるヘッダの部分には、電子メール24の配信元であるデータ送信装置14の名前と、配信先であるBGMプレーヤ16の名前と、送信日付(ここには記述されていないが、送信時間も通常含まれている)等を記述する。
また、メール作成手段81は、2番目の区域には、コマンド作成装置17から送信されてきたコマンドまたはコマンド列をコピーして記述する。また、再生プログラムがある場合には、さらに再生プログラムをコピーして記述する。
【0041】
アドレス設定手段73は、メール作成手段81による電子メール24の作成が終了すると起動され、電子メール24の宛先となるBGMプレーヤ16の電子メールアドレスを、操作者の操作によって設定させる。この操作は、アドレスを直接入力させるようにしてもよいし、あらかじめ登録されたアドレスから選択させるように設けても良い。
【0042】
プレーヤ別パスワード記述手段75は、アドレス設定手段73によるアドレスの設定が終了すると起動され、電子メール24の宛先となるBGMプレーヤ16に対応するプレーヤ別パスワードを、操作者の操作によって選択させて設定させる。操作者の操作によってプレーヤ別パスワードが選択されると、プレーヤ別パスワード記述手段75は、図7の電子メール24に、図8に示すように、選択されたプレーヤ別パスワード99を記述する。
プレーヤ別パスワード99は、BGMプレーヤ16毎に異なるように定められる文字列である。なお、必ずしも一台一台のBGMプレーヤ16に対して異なるプレーヤ別パスワードを割り振る必要はなく、例えば、共通の再生プログラムが使用されるチェーン店の各店舗に設置されるBGMプレーヤ16には、共通のプレーヤ別パスワードを割り振ってもよい。
【0043】
また、BGMプレーヤ16毎(またはチェーン店毎)に異なるように定められるこのプレーヤ別パスワード99とは別に、BGM再生システム10の全BGMプレーヤ16に共通のプレーヤ別パスワードを設定してもよい。これについては後述する。
【0044】
メール送信手段78は、操作者による所定の操作により、前記電子メール24を、アドレス設定手段73によって設定された特定のBGMプレーヤ16のアドレスに対して送信することができる。
操作者によってメール送信手段78による送信を行う操作が行われると、システムパスワード記述手段79が自動的に起動される。システムパスワード記述手段79は、送信される電子メール24中に、図8に示すように、所定のシステムパスワード98を記述する。システムパスワード98は、BGM再生システム10毎に一意に定められた文字列であり、それが記述された電子メール24が、特定のBGM再生システム10のBGMプレーヤ16の制御用に用いられるものであることを示している。
システムパスワード記述手段79によるシステムパスワード98の記述が行われると、電子メール24は、前記メールサーバを介して、宛先に設定されたアドレスに対応するBGMプレーヤ16に送信される。
【0045】
本実施の形態においては、コマンドおよび再生プログラムを、電子メール24の本文に記述しているが、これらが記述されたファイルを、電子メール24に添付ファイルとして添付させても良い。
また、システムパスワード98およびプレーヤ別パスワード99を電子メール24中に記述することには、電子メール24に添付された添付ファイル中にシステムパスワード98およびプレーヤ別パスワード99を記述する場合も含まれる。
【0046】
次に、BGMプレーヤ16の内部構成について、図9に基づいて説明する。
BGMプレーヤ16は、プレーヤ全体の動作を制御するために予め設定されたファームウェア等によって動作する制御部82と、インターネット12等の通信回線に接続するための通信部84と、カレンダー等のスケジュールに従ってコンテンツの再生順序等が定められており、この定められた内容でコンテンツを再生するように制御部82を制御する再生プログラム80を記憶する再生プログラム記憶手段86、複数のコンテンツがデジタルデータとして記憶されるコンテンツ記憶手段88、およびコンテンツ記憶手段88から取り出したデジタルデータとしてのコンテンツをD/A変換するD/A変換回路や増幅回路等からなる再生手段89を具備している。
また、再生手段89には、コンテンツを音声として再生するスピーカ90や映像として再生するモニタ装置91が接続されている。これらスピーカ90やモニタ装置91はBGMプレーヤ16と一体に設けられていてもよいし、別体に設けられていてもよい。
【0047】
制御部82には、ファームウェアとして構成されるメール受信手段83、システムパスワードチェック手段85、プレーヤ別パスワードチェック手段87、およびコンテンツ再生制御手段92が含まれる。
【0048】
BGMプレーヤ16の動作について説明する。
BGMプレーヤ16のメール受信手段83は、通信部84を介して、メールサーバのメールボックスに届いた電子メール24を受信する。
電子メール24を受信すると、システムパスワードチェック手段85によって、電子メール24に、正しいシステムパスワードが記述されているか否かをチェックする。システムパスワードチェック手段85は、電子メール24に、BGM再生システム10で使用されている正しいシステムパスワードが記述されているか否かをチェックする。正しいシステムパスワードが記述されていない場合には、そのメールを破棄して、その電子メール24に記述されたコマンドの解析および実行を行わない。正しいシステムパスワードが記述されている場合に限り、プレーヤ別パスワードチェック手段87を起動し、プレーヤ別パスワードのチェックを行う。
【0049】
プレーヤ別パスワードチェック手段87は、前記電子メール24に、そのBGMプレーヤ16に対応するプレーヤ別パスワード99が記述されているか否かをチェックする。
ここで、そのBGMプレーヤ16に割り振られた正しいプレーヤ別パスワードが記述されていない場合には、BGMプレーヤ16は、データ送信装置14に対して、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを送信する。データ送信装置14がこの電子メールを受信することで、データ送信装置14の操作者は、コマンドを記述した電子メール24の宛先を誤って送信したことを認識することが可能となり、コマンドを記述した電子メール24を出し直すなどの対応を行うことが可能となる。
【0050】
システムパスワードおよびプレーヤ別パスワードが共に正しい場合には、BGMプレーヤ16は、電子メール24に記述されたコマンドまたはコマンド列に基づいた処理を実行する。
そのコマンドが、再生プログラムを設定するものである場合には、BGMプレーヤ16のコンテンツ再生制御手段92は、受信した電子メール24に記述されたコンテンツ格納サーバ28にアクセスすると共に電子メール24に記述された格納パスをたどり、コンテンツ格納サーバ28から該当するコンテンツをダウンロードする。
また、コンテンツ再生制御手段92は、このコンテンツを実行させるために電子メール24に記述されている再生プログラム80を再生プログラム記憶手段86に記憶させる。
【0051】
コンテンツ再生制御手段92は、この再生プログラム80を再生プログラム記憶手段86内から読み出して実行することにより、再生プログラム80に基づいてコンテンツ記憶手段88に記憶されているコンテンツを順番に再生するように制御する。
【0052】
システムパスワードチェック手段85によれば、BGMプレーヤ16が受信した電子メール24に、正しいシステムパスワードが記述されている場合に限り、その電子メール24に記述されたコマンドを実行するため、BGMプレーヤ16が、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールによって誤動作するのを防ぐことができる。
【0053】
また、プレーヤ別パスワードチェック手段87によれば、BGMプレーヤ16が受信した電子メール24に、そのBGMプレーヤ16に対応したプレーヤ別パスワードが記述されている場合に限り、その電子メール24に記述されたコマンドを実行するため、操作者がアドレス設定手段によるアドレスの設定を間違えた場合に、その電子メール24を受信したBGMプレーヤ16がその電子メール24に記述されたコマンドを実行するのを防ぐことができる。
【0054】
本実施の形態のBGM再生システムは、システムパスワードとプレーヤ別パスワードとを共に採用している。そして、BGMプレーヤ16において、システムパスワードチェック手段85をプレーヤ別パスワードチェック手段87の前に行って、システムパスワードが間違っている場合には、コマンドの実行を行わないと共に、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知するメールを返信しないことにより、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールがBGMプレーヤに届いた際に、その第三者に、プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールが送信(返信)されることがなく、その第三者にBGMプレーヤに関する情報を与えてしまうことがないという効果を得ている。
【0055】
ところで、例えばBGM再生システム10の管理者等が、複数のBGMプレーヤ16に対して共通のコマンドを送信したい場合がある。例えば、BGMプレーヤのファームウェアを、コマンドによって一斉にバージョンアップさせたい場合などである。このような場合に、管理者が一つ一つのBGMプレーヤ16について、対応するプレーヤ別パスワードを調べ、別々の電子メールを作成するのは面倒である。
【0056】
この課題に対しては、各BGMプレーヤ16に、前記プレーヤ別パスワードとは別に、第二の対応するプレーヤ別パスワードを持たせ、この第二のプレーヤ別パスワードは、各BGMプレーヤ16間で共通になものに設定しておけばよい。BGMプレーヤ16は、プレーヤ別パスワードチェック手段87によって受信した電子メールに記述されたプレーヤ別パスワードをチェックする際、電子メールに記述されたプレーヤ別パスワードが、二つのプレーヤ別パスワードのいずれか一方に一致すれば、対応するプレー別パスワードが一致したものと判断する。
これにより、複数のBGMプレーヤ16に共通のコマンドが書かれたコマンドを送りたい際には、各BGMプレーヤ16間で共通な第二のプレーヤ別パスワードを記述することで、同一の電子メールによって任意のBGMプレーヤ16にコマンドを実行させることが可能となる。
ただし、この第二のプレーヤ別パスワードは、BGM再生システム10の任意のBGMプレーヤ16に対して有効なものであるため、再生システム10の管理者等、再生システム10に対して特別な権限をもつ者のみが知りうるように管理しておくことが望ましい。
【0057】
上述してきた実施形態では、BGMプレーヤ16のコンテンツの入手は、コンテンツ格納サーバ28からコンテンツをダウンロードして行なうものであった。
このようにすればトラフィックが混雑せず、BGMプレーヤ16の数が増えたとしても、データ送信装置14からインターネット12への伝送路の混み合いが緩和できるからである。
しかし、大容量の回線でデータ送信装置14とBGMプレーヤ16との間が接続されているのであれば、データ送信装置14からの電子メール24にコンテンツを添付してBGMプレーヤ16に直接配信するようにしてもよい。かかる場合には、電子メール24にコンテンツの識別子を記述する必要はない。
【0058】
【発明の効果】
本発明に係るBGM再生システムおよびBGMプレーヤによれば、第三者からの、誤送信または悪意等による電子メールがBGMプレーヤに届いた際に、BGMプレーヤの誤動作をなくすことができ、また、操作者のミスによって宛先のBGMプレーヤのアドレスを間違えた場合に、その電子メールに記述されたコマンドの実行を行わないと共に、宛先のアドレスが間違っている旨を操作者に通知することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るBGM再生システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】 コンテンツ作成装置の内部構成を示した説明図である。
【図3】 再生プログラム作成装置の内部構成を示した説明図である。
【図4】 再生プログラムの一例を示す説明図である。
【図5】 コマンド作成装置の内部構成を示す説明図である。
【図6】 ータ送信装置の内部構成を示す説明図である。
【図7】 メール作成手段が作成する電子メールの内容を示す説明図である。
【図8】 プレーヤ別パスワード記述手段およびシステムパスワード記述手段によってプレーヤ別パスワードおよびシステムパスワードが記述された、データ送信装置からBGMプレーヤへ送信される電子メールの内容を示す説明図である。
【図9】 本発明に係るBGMプレーヤの内部構成を示す説明図である。
【符号の説明】
2 店舗
4 代理店
6 キー局
10 BGM再生システム
12 インターネット(ネットワーク)
13 再生プログラム作成装置
14 データ送信装置
15 コンテンツ作成装置
16 BGMプレーヤ
17 コマンド作成装置
24 電子メール
28 コンテンツ格納サーバ
29 試聴・試写サーバ
50 再生プログラム作成手段
51 再生プログラム発行手段
62 コマンド作成手段
64 コマンド発行手段
73 アドレス設定手段
75 プレーヤ別パスワード記述手段
78 メール送信手段
79 システムパスワード記述手段
80 再生プログラム
81 メール作成手段
83 メール受信手段
85 システムパスワードチェック手段
86 再生プログラム記憶手段
87 プレーヤ別パスワードチェック手段
88 コンテンツ記憶手段
89 再生手段
92 コンテンツ再生制御手段
98 システムパスワード
99 プレーヤ別パスワード

Claims (4)

  1. ネットワークに接続され、複数のコンテンツを再生可能なBGMプレーヤと、
    前記ネットワークに、前記BGMプレーヤと通信可能となるように接続され、前記BGMプレーヤに対して、所定のコマンドが記述された電子メールを送信するデータ送信装置とを具備し、
    前記データ送信装置からの電子メールを受信した前記BGMプレーヤが、該電子メールに記述されているコマンドに基づいて所定の処理を実行するBGM再生システムにおいて、
    前記データ送信装置は、
    前記電子メールの宛先の前記BGMプレーヤのアドレスを、操作者の操作によって設定させるアドレス設定手段と、
    前記電子メールの宛先の前記BGMプレーヤに対応するプレーヤ別パスワードを、操作者の操作によって設定させ、該電子メール中に記述するプレーヤ別パスワード記述手段と、
    前記BGMプレーヤに送信する電子メール中に、各前記BGMプレーヤ間で共通のシステムパスワードを記述するシステムパスワード記述手段とを備え、
    前記BGMプレーヤは、
    前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードと、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードとが記述されている場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行し、
    前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていて、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、該電子メールに記述されている該プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信し、
    前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、かつ、該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信しないことを特徴とするBGM再生システム。
  2. 前記BGMプレーヤは、該BGMプレーヤに対応する前記プレーヤ別パスワードを二つ有し、
    該二つのプレーヤ別パスワードの一方は、各前記BGMプレーヤ間で共通に設定されていることを特徴とする請求項1記載のBGM再生システム。
  3. 複数のコンテンツを再生可能に設けられると共に、ネットワークに接続されて、データ送信装置からの電子メールを受信可能に設けられ、該電子メールに記述されているコマンドに基づいて所定の処理を実行可能なBGMプレーヤにおいて、
    前記電子メールに、各他のBGMプレーヤと共通の、正しいシステムパスワードと、BGMプレーヤ毎に設定されるプレーヤ別パスワードであって、対応するプレーヤ別パスワードとが記述されている場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行し、
    前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていて、前記対応するプレーヤ別パスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信し、
    前記データ送信装置からの電子メールに、正しい前記システムパスワードが記述されていない場合には、該電子メールに記述されたコマンドに基づいた処理を実行せず、かつ、 該電子メールに記述されている前記プレーヤ別パスワードが間違っていることを通知する電子メールを前記データ送信装置に送信しないことを特徴とするBGMプレーヤ。
  4. 前記対応するプレーヤ別パスワードを二つ有し、
    該二つのプレーヤ別パスワードの一方は、各他のBGMプレーヤと共通に設定されていることを特徴とする請求項3記載のBGMプレーヤ。
JP2002305767A 2002-10-21 2002-10-21 Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ Expired - Lifetime JP4099372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002305767A JP4099372B2 (ja) 2002-10-21 2002-10-21 Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002305767A JP4099372B2 (ja) 2002-10-21 2002-10-21 Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004139518A JP2004139518A (ja) 2004-05-13
JP4099372B2 true JP4099372B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=32452786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002305767A Expired - Lifetime JP4099372B2 (ja) 2002-10-21 2002-10-21 Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4099372B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004139518A (ja) 2004-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1796314B1 (en) A system and method for implementing online file storage based on a real-time communication platform
US10027730B2 (en) System, apparatus, method and program for processing information
JP4955055B2 (ja) コンテンツ再生システム及びその制御方法
US8438197B2 (en) System, apparatus, method and program for processing information
JP6778838B1 (ja) 動画投稿補助装置、動画投稿補助方法、およびプログラム
JP4099372B2 (ja) Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ
JP2007094992A (ja) 記録再生装置
JP2002152672A (ja) コンテンツ再生システム及びコンテンツ再生方法及びスケジュール生成装置及びスケジュール生成方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びコンテンツ再生装置
JP4042484B2 (ja) コラボレーション方法、コラボレーションシステム、サーバおよびプログラム
JP5416953B2 (ja) 電子機器
JP5153520B2 (ja) データ配信装置、データ配信プログラム
JP4716237B2 (ja) コンテンツ提供システム
JP3928554B2 (ja) 通信端末
JP2004184593A (ja) Bgm再生システムおよびbgmプレーヤ
JP5153521B2 (ja) データ配信装置、データ配信プログラム
JP2008283534A (ja) 留守番電話応答方法、留守番電話応答装置、およびその制御プログラム
JP2004170636A (ja) Bgm再生システムおよびこれに用いるbgmプレーヤ
JP4862622B2 (ja) 電子メール送受信装置、電子メール送受信方法及びプログラム
JP2004145387A (ja) Bgm再生システムおよびデータ送信システム
KR100700100B1 (ko) 멀티미디어 메시지의 슬라이드 선택 출력 기능을 가지는이동통신 단말기 및 그 방법
JP4935844B2 (ja) カラオケネットワークシステム及びコンテンツ中継装置
JP2021136515A (ja) 通話録音システム、通話録音装置、通話録音方法及び、通話録音プログラム
KR20010105583A (ko) 멀티미디어 전자메일
JP2002041417A (ja) 音声メール処理装置及び音声メール処理プログラムを記録した記録媒体
JP2004118034A (ja) Bgm再生システムおよびこれに用いるbgmプレーヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4099372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term