JP2002152672A - コンテンツ再生システム及びコンテンツ再生方法及びスケジュール生成装置及びスケジュール生成方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びコンテンツ再生装置 - Google Patents

コンテンツ再生システム及びコンテンツ再生方法及びスケジュール生成装置及びスケジュール生成方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びコンテンツ再生装置

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JP2002152672A
JP2002152672A JP2000343425A JP2000343425A JP2002152672A JP 2002152672 A JP2002152672 A JP 2002152672A JP 2000343425 A JP2000343425 A JP 2000343425A JP 2000343425 A JP2000343425 A JP 2000343425A JP 2002152672 A JP2002152672 A JP 2002152672A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HTMLなどの言語で記述されたコンテンツ
を再生するコンテンツ再生システムに係り、スケジュー
ルに従って、コンテンツの再生を起動することによっ
て、コンテンツの再生を制御することを課題とする。 【解決手段】 スケジュール生成装置1は、スケジュー
ル生成部11により生成したスケジュールをスケジュー
ル送信部12から送信し、コンテンツ再生装置2は、ス
ケジュール受信部21によりスケジュールを受信し、コ
ンテンツ再生起動部23により、スケジュールで予定さ
れた再生時刻に、スケジュールに従って生成されたUR
Lを指定して、ブラウザ24を起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HTMLなどの言
語で記述されたコンテンツを再生するコンテンツ再生シ
ステムに係り、スケジュールに従って、コンテンツの再
生を起動することによって、コンテンツの再生を制御す
るコンテンツ再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】HTMLなどの言語で記述されたコンテ
ンツは、動画や静止画など多様な形式のデータをリンク
することができ、有効な表現手段として普及している。
【0003】一般的に、HTMLなどの言語で記述され
たコンテンツを再生する場合には、再生するコンテンツ
毎にURLを指定して、ブラウザを起動する操作を行
う。従って、複数のコンテンツを連続して再生する場合
にも、再生するコンテンツの順序を考え、その順序に従
ってURLを指定しなければならない。また、再生のタ
イミングも操作の仕方に依存する。
【0004】しかし、例えば、漫画や連続写真のように
静止画を連ねてストーリーを持たせる表現方法を用いた
一連のコンテンツにおいては、予め再生するコンテンツ
の順序は定められており、コンテンツ毎にURLを指定
して再生を指示する操作は、煩雑である。また、コンテ
ンツを再生するタイミング自体も、表現の一部を構成す
るものであり、適切な間隔で再生することにより、一連
のコンテンツとしての表現的な効果が担保されるもので
ある。従って、コンテンツの再生のタイミングを、操作
任せにすることは適切でない。
【0005】また、一定の時間帯に予定された複数の広
告に係る動画を連続して再生するように、短時間の動画
を組み合せて、長時間の動画を構成する一連のコンテン
ツにおいても、コンテンツの再生順序や再生のタイミン
グを、操作任せにすることは妥当ではなく、予定通りに
正確に再現できるようにしなければならない。
【0006】更に、同一のストーリーについて、再生時
間の異なる構成(バージョン)を作る場合のように、一
部の内容を間引いたり、一部の内容のみを差し替えたり
する場合には、全体としてコンテンツを作り直すように
すると、煩雑な作業を伴う。
【0007】時間帯を指定した広告や、複数の場所で同
時に再生される統一試験問題や社内広報などに用いられ
るコンテンツの再生においては、予定された時刻にコン
テンツ再生起動の操作をしなければならず、操作者の負
担が大きく、誤りも生じやすい。
【0008】知能テストの出題のような制限時間のある
行為に係る表示や、掲示時間が決まっている広告表示な
どに用いられるコンテンツの再生においては、予定され
た間隔でコンテンツ再生起動の操作をしなければなら
ず、同様に操作者の負担が大きく、誤りも生じやすい。
【0009】また、Webサイト上に散在する広告情報
を巡回して、表示するような場合には、それぞれのUR
Lを入力することは、面倒であり、誤りも生じやすい。
【0010】更に、各コンテンツは、固有の特性を有し
ている。コンテンツに含まれる情報の秘匿性や、コンテ
ンツの形式による再生に係る処理量などは、それぞれに
異なる。従って、それぞれに異なる特性を有するコンテ
ンツからなる一連のコンテンツを、ひとまとめにして同
じメディアに設定することは必ずしも妥当ではない。つ
まり、一まとめに設定すると、一部のコンテンツについ
て、メディアとの相性が悪く、弊害が生じることがあ
る。具体的には、情報の漏洩や、表示性能劣化の問題な
どが考えられる。
【0011】一連のコンテンツを提供する方法として、
インターネットやイントラネット上にコンテンツを設置
し、コンテンツ再生装置からネットワーク環境を介して
それらを再生させる場合に、ネットワーク環境に障害が
生じ、あるいは予定通りにコンテンツが用意されていな
いために一連のコンテンツが正常に再生できないことが
ある。また、静止画のように、再生に係る処理量が少な
いコンテンツを多く連ねる場合には、実際には通信して
いない時間が多く生じる。また、動画のように、再生に
係る処理量が多いコンテンツを多く連ねる場合には、予
定された再生時間にコンテンツの転送が完了していない
事態が生じる。HTMLなどの言語で記述されたコンテ
ンツを再生する装置においては、静止画が多い一連のコ
ンテンツ、動画が多い一連のコンテンツ、あるいは静止
画と動画が混在する一連のコンテンツなど多様な構成の
コンテンツを扱うため、ネットワーク環境における転送
速度を遅くして静止画の特性に合わせるとか、逆に転送
速度を早くして動画の特性に合わせるなど、一方の特性
のみに配慮した対処を行うと、他方の特性による弊害を
助長することになり、総合的な問題の解決とならない。
【0012】尚、従来、連続して動画を配信し、再生す
る方法として、TV放送が一般的であったが、TV放送
においては、通信手段が再生手段に依存しており、通信
手段を自由に選択することができず、更に通信障害が発
生した場合に代替の手段を用いることもできない。ま
た、情報の転送と同時に再生が行われるため、再生手段
の処理速度より遅い転送速度の通信手段を用いることは
できない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、一連のコンテンツの再生に係るス
ケジュールを配信し、スケジュールに従って一連のコン
テンツを再生することによって、再生のための操作を自
動化し、更に、再生のタイミングを含め、一連のコンテ
ンツによる表現の一貫性を担保するコンテンツ再生シス
テムを提供することを目的とする。特に、TV放送など
従来の放送技術に替り、新たな動画配信を行うシステム
を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンテン
ツ再生システムは、スケジュール生成装置とコンテンツ
再生装置とを含むコンテンツ再生システムであって、上
記スケジュール生成装置は、コンテンツを再生するスケ
ジュールを生成するスケジュール生成部と、スケジュー
ル生成部により生成したスケジュールを出力するスケジ
ュール出力部とを有し、上記コンテンツ再生装置は、ス
ケジュールを入力するスケジュール入力部と、入力した
スケジュールに従って、コンテンツの再生を起動するコ
ンテンツ再生起動部と、コンテンツを再生するコンテン
ツ再生部とを有することを特徴とする。
【0015】上記スケジュール生成装置と、上記コンテ
ンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であって、
上記スケジュール出力部は、スケジュール生成部により
生成したスケジュールを送信するスケジュール送信部で
あって、上記スケジュール入力部は、スケジュールを受
信するスケジュール受信部と、受信したスケジュールを
記憶するスケジュール記憶部とを有することを特徴とす
る。
【0016】上記スケジュール生成部は、再生する一連
のコンテンツについて、各々のコンテンツを特定するコ
ンテンツ識別情報と、各々のコンテンツを再生するタイ
ミングを特定する再生時間情報とを対応付けるスケジュ
ールを生成し、上記コンテンツ再生起動部は、順次、ス
ケジュールに含まれる再生時間情報により特定されるタ
イミングに至ったときに、当該再生時間情報に対応付け
られているコンテンツ識別情報により特定されるコンテ
ンツを再生するようにコンテンツ再生部を起動すること
を特徴とする。
【0017】上記スケジュール生成部は、絶対時間を基
準としたタイミングを特定する再生時間情報をスケジュ
ールに含め、上記コンテンツ再生起動部は、絶対時間を
基準として、再生時間情報により特定されるタイミング
に至ったときに、コンテンツを再生するようにコンテン
ツ再生部を起動することを特徴とする。
【0018】上記スケジュール生成部は、前のコンテン
ツの再生を起動した時間を基準としたタイミングを特定
する再生時間情報をスケジュールに含め、上記コンテン
ツ再生起動部は、前のコンテンツの再生を起動した時間
を基準として、再生時間情報により特定されるタイミン
グに至ったときに、後のコンテンツを再生するようにコ
ンテンツ再生部を起動することを特徴とする。
【0019】また、再生するコンテンツは、再生により
出力されるデータが時間の経過とともに変化する動的な
コンテンツであって、上記コンテンツ再生部は、動的な
コンテンツを再生することを特徴とする。
【0020】また、再生するコンテンツは、再生により
出力されるデータが時間の経過とともに変化する動的な
部分をコンテンツの一部に含めることができる言語で記
述された文書ファイルを有するコンテンツであって、上
記スケジュール生成部は、コンテンツ識別情報として、
再生するコンテンツの文書ファイルのURLを特定する
情報を含むスケジュールを生成し、上記コンテンツ再生
起動部は、スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報
により特定される文書ファイルのURLを指定して、コ
ンテンツ再生部を起動し、上記コンテンツ再生部は、指
定された文書ファイルのURLから文書ファイルを読み
出し、読み出した文書ファイルの記述を解釈し、動的な
部分を含めてコンテンツを再生するブラウザを含むこと
を特徴とする。
【0021】上記スケジュール生成装置は、更に、複数
のコンテンツを記憶する配布側コンテンツ記憶部と、ス
ケジュールに含まれるコンテンツ識別情報により特定さ
れる一連のコンテンツを構成するコンテンツ群を、配布
側コンテンツ記憶部から読み出し、読み出したコンテン
ツ群を出力するコンテンツ出力部とを有し、上記コンテ
ンツ再生装置は、更に、コンテンツ群を入力するコンテ
ンツ入力部を有し、上記コンテンツ再生部は、スケジュ
ールに含まれるコンテンツ識別情報により特定される一
連のコンテンツとして、入力したコンテンツ群を順次再
生することを特徴とする。
【0022】上記スケジュール生成装置と、上記コンテ
ンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であって、
上記スケジュール出力部は、スケジュール生成部により
生成したスケジュールを送信するスケジュール送信部で
あって、上記スケジュール入力部は、スケジュールを受
信するスケジュール受信部と、受信したスケジュールを
記憶するスケジュール記憶部とを有し、上記コンテンツ
出力部は、読み出したコンテンツ群を送信するコンテン
ツ送信部であって、上記コンテンツ入力部は、コンテン
ツ群を受信するコンテンツ受信部と、受信したコンテン
ツ群を記憶する再生側コンテンツ記憶部とを有すること
を特徴とする。
【0023】上記スケジュール生成装置は、上記コンテ
ンツ出力部と、上記スケジュール出力部として、スケジ
ュールに含まれるコンテンツ識別情報により特定される
一連のコンテンツを構成するコンテンツ群を、配布側コ
ンテンツ記憶部から読み出すコンテンツ読み出し部と、
読み出したコンテンツ群と、スケジュール生成部により
生成したスケジュールとを圧縮し、アーカイブを生成す
るアーカイブ生成部と、アーカイブ生成部により生成し
たアーカイブを出力するアーカイブ出力部とを有し、上
記コンテンツ再生装置は、上記コンテンツ入力部と、上
記スケジュール入力部として、アーカイブを入力する受
信部と、入力したアーカイブを解凍し、コンテンツ群
と、スケジュールとを生成するアーカイブ解凍部と、生
成したコンテンツ群を記憶する再生側コンテンツ記憶部
と、生成したスケジュールを記憶するスケジュール記憶
部とを有することを特徴とする。
【0024】上記スケジュール生成装置と、上記コンテ
ンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であって、
上記アーカイブ出力部は、アーカイブ生成部により生成
したアーカイブを送信するアーカイブ送信部であって、
上記アーカイブ入力部は、アーカイブを受信するアーカ
イブ受信部であることを特徴とする。
【0025】上記スケジュール生成部は、再生するコン
テンツとして、再生により出力されるデータが時間の経
過とともに変化する動的なコンテンツと、再生により出
力されるデータが時間の経過とともに変化しない静的な
コンテンツとを組み合せたスケジュールを生成し、上記
コンテンツ再生部は、動的なコンテンツと、静的なコン
テンツとを再生することを特徴とする。
【0026】また、再生するコンテンツは、再生により
出力されるデータが時間の経過とともに変化する動的な
部分をコンテンツの一部に含めることができる言語で記
述された文書ファイルを有するコンテンツであって、上
記スケジュール生成部は、コンテンツ識別情報として、
再生するコンテンツの文書ファイルのURLを特定する
情報を含むスケジュールを生成し、上記配布側コンテン
ツ記憶部は、文書ファイルを有するコンテンツを動的な
部分も含めて記憶し、上記コンテンツ送信部は、文書フ
ァイルを有するコンテンツを動的な部分も含めて送信
し、上記コンテンツ受信部は、文書ファイルを有するコ
ンテンツを動的な部分も含めて受信し、上記再生側コン
テンツ記憶部は、文書ファイルを有するコンテンツを動
的な部分も含めて記憶し、上記コンテンツ再生起動部
は、スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報によ
り、上記再生側コンテンツ記憶部に記憶した文書ファイ
ルのURLを特定し、特定したURLを指定して、コン
テンツ再生部を起動し、上記コンテンツ再生部は、指定
された文書ファイルのURLから文書ファイルを読み出
し、読み出した文書ファイルの記述を解釈し、上記再生
側コンテンツ記憶部に記憶したコンテンツを動的な部分
も含めて再生するブラウザを含むことを特徴とする。
【0027】この発明に係るコンテンツ再生方法は、ス
ケジュール生成装置とコンテンツ再生装置とを含むコン
テンツ再生システムによるコンテンツ再生方法であっ
て、上記スケジュール生成装置により、コンテンツを再
生するスケジュールを生成するスケジュール生成工程
と、上記スケジュール生成装置により、生成したスケジ
ュールを出力するスケジュール出力工程と、上記コンテ
ンツ再生装置により、スケジュールを入力するスケジュ
ール入力工程と、上記コンテンツ再生装置により、入力
したスケジュールに従って、コンテンツの再生を起動す
るコンテンツ再生起動工程と、上記コンテンツ再生装置
により、コンテンツを再生するコンテンツ再生工程とを
有することを特徴とする。
【0028】この発明に係るスケジュール生成装置は、
コンテンツを再生するスケジュールを生成するスケジュ
ール生成装置であって、コンテンツを再生するスケジュ
ールを生成するスケジュール生成部と、スケジュール生
成部により生成したスケジュールを出力するスケジュー
ル出力部とを有することを特徴とする。
【0029】この発明に係るスケジュール生成方法は、
コンテンツを再生するスケジュールを生成するスケジュ
ール生成方法であって、コンテンツを再生するスケジュ
ールを生成するスケジュール生成工程と、生成したスケ
ジュールを出力するスケジュール出力工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0030】この発明に係るプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツを再生
するスケジュールを生成するスケジュール生成装置とな
るコンピュータに、以下の処理を実行させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
であることを特徴とする。 (1)コンテンツを再生するスケジュールを生成するス
ケジュール生成処理、 (2)生成したスケジュールを出力するスケジュール出
力処理。
【0031】この発明に係るコンテンツ再生装置は、コ
ンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、コン
テンツを再生するスケジュールを入力するスケジュール
入力部と、入力したスケジュールに従って、コンテンツ
の再生を起動するコンテンツ再生起動部と、コンテンツ
を再生するコンテンツ再生部とを有することを特徴とす
る。
【0032】この発明に係るコンテンツ再生方法は、コ
ンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、コン
テンツを再生するスケジュールを入力するスケジュール
入力工程と、入力したスケジュールに従って、コンテン
ツの再生を起動するコンテンツ再生起動工程と、コンテ
ンツを再生するコンテンツ再生工程とを有することを特
徴とする。
【0033】この発明に係るプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンテンツを再生
するコンテンツ再生装置であるコンピュータに、以下の
処理を実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。 (1)コンテンツを再生するスケジュールを入力するス
ケジュール入力処理、 (2)入力したスケジュールに従って、コンテンツの再
生を起動するコンテンツ再生起動処理。
【0034】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下本発明を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は、実施の形態
1におけるコンテンツ再生システムの構成を示す図であ
る。1は、スケジュール生成装置、2は、コンテンツ再
生装置、3は、Webサーバ/LANサーバである。
【0035】コンテンツ再生装置2とWebサーバ/L
ANサーバ3は、それぞれHTTP通信部26、41を
有し、インターネット又はイントラネット/エクストラ
ネットを介して接続されている。
【0036】スケジュール生成装置1とコンテンツ再生
装置2は、インターネット、イントラネット/エクスト
ラネット、専用線、衛星通信等を介してデータの通信が
行われる。また、図示した構成例以外に、通信によら
ず、FD、CD−ROMあるいはMO等の記憶媒体を介
して、スケジュール生成装置1側から情報を出力し、コ
ンテンツ再生装置2側へ入力する構成も有効である。
【0037】スケジュール生成装置1は、スケジュール
生成部11とスケジュール送信部12を有している。ス
ケジュール生成部11は、コンテンツを再生するスケジ
ュールを生成するように構成されている。スケジュール
送信部12は、生成されたスケジュールをコンテンツ再
生装置2へ送信するように構成されている。
【0038】コンテンツ再生装置2は、スケジュール受
信部21と、スケジュール記憶部22と、コンテンツ再
生起動部23と、ブラウザ24と、コンテンツ記憶部2
5と、HTTP通信部26と、表示装置27と、音声出
力装置28を有している。
【0039】スケジュール受信部21は、スケジュール
を受信すうように構成されている。スケジュール記憶部
22は、受信したスケジュールを記憶するように構成さ
れている。記憶媒体によりスケジュールを入力する場合
には、記憶媒体からスケジュールを読み出するように構
成される。
【0040】コンテンツ再生起動部23は、日付・時刻
を取得し、スケジュールに含まれる再生時間情報に従っ
て、スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報により
特定されるコンテンツの再生を起動するように構成され
ている。
【0041】ブラウザ24は、コンテンツ再生部の例で
ある。コンテンツとは、コンピュータで出力可能なデジ
タルデータであり、画像(動画、静止画)、音声、文字
等を含む。HTMLファイルの言語を解釈し、コンテン
ツを再生し、再生結果を表示装置27と音声出力装置2
8へ出力するように構成されている。HTMLファイル
が、MPEGファイルのような動画データ、JPEGフ
ァイルのような静止画データ、Macromedia
Flashなどによるアニメーションデータ、あるいは
音声データ等をリンクしている場合には、これらのリン
クしているデータもコンテンツの一部として再生する。
【0042】コンテンツ記憶部25は、ファイルシステ
ムの一部にコンテンツを記憶するように構成されてい
る。
【0043】HTTP通信部26は、HTML文書送受
信の為の通信プロトコルを制御するように構成されてい
る。これにより、インターネット、あるいはイントラネ
ット/エクストラネットに接続し、コンテンツであるH
TML文書を受信することができる。
【0044】Webサーバ/LANサーバ3は、コンテ
ンツ記憶部42とHTTP通信部41とを有している。
【0045】コンテンツ記憶部42は、リンクする動画
データ等を含めてコンテンツとなるHTML文書を記憶
している。HTTP通信部41は、HTML文書送受信
の為の通信プロトコルを制御するように構成されてい
る。これにより、HTML文書を送信することができ
る。
【0046】続いて動作について説明する。スケジュー
ル生成部11は、コンテンツを再生するスケジュールを
生成する。スケジュールは、再生するコンテンツを特定
するコンテンツ識別情報と、コンテンツを再生するタイ
ミングを特定する再生時間情報とからなる。
【0047】図2〜図4にスケジュールの例を示す。レ
コード201〜203、301〜303、401〜40
3は、再生されるコンテンツ毎に設けられている。各レ
コードは、コンテンツ識別情報101と再生時間情報1
02の項目からなる。
【0048】図2では、再生時間情報102は、再生日
付103と再生開始時刻104により構成されている。
これにより、コンテンツを再生する絶対時間が直接特定
される。
【0049】図3では、再生時間情報102は、再生日
付103と再生開始時刻104と再生間隔105により
構成されている。但し、再生開始時刻104は、最初の
コンテンツについてのみ有効であり、2番目以降のコン
テンツの再生開始時刻については、前のコンテンツの再
生開始時刻にその再生間隔を加えることにより、絶対時
間が間接的に特定される。
【0050】図4では、再生時間情報102は、再生間
隔105により構成されている。この例では、コンテン
ツ同士の再生開始の間隔のみが、相対的に特定される。
この例以外にも、先頭のコンテンツの再生開始時刻を基
準として、以下のすべてのコンテンツの再生間隔を特定
するようにすること、つまり累積した間隔を用いること
も、相対的な時刻の特定方法として有効である。また、
コンテンツ識別情報101と再生時間情報102の他
に、管理情報として、コンテンツのカテゴリーを示すカ
テゴリー情報や、コンテンツの有効期限の情報を設定す
ることも有効である。
【0051】コンテンツ識別情報101は、コンテンツ
を特定する為の情報である。但し、少なくともコンテン
ツ再生装置2においてコンテンツを特定できれば足り
る。コンテンツ再生装置2は、この情報に基づいて、コ
ンテンツの存在するURLを特定する。
【0052】スケジュール送信部12は、生成されたス
ケジュールをコンテンツ再生装置2に送信する。コンテ
ンツ再生装置2のアドレスは、スケジュール生成装置1
内において記憶されている。コンテンツ再生装置2専用
のスケジュール生成する場合には、スケジュールとその
装置のアドレスを対応付けて管理する。記憶媒体を用い
る場合には、送信に代えて、書込みの処理を行う。
【0053】スケジュール受信部21は、スケジュール
を受信する。記憶媒体を用いる場合には、受信に代え
て、読み取りの処理を行う。
【0054】スケジュール記憶部22は、受信したスケ
ジュールを記憶する。
【0055】コンテンツ再生起動部23は、スケジュー
ル記憶部22からスケジュールを読み込み、日付・時刻
を取得し、再生時間情報102により特定されるタイミ
ングに至ったかを監視し、タイミングに至った場合に対
応するコンテンツ識別情報により特定されるコンテンツ
の再生を起動する。
【0056】図5は、図2に示したスケジュールを用い
る場合のコンテンツ再生起動部の動作フローである。ス
ケジュール記憶部22からスケジュールを読み込み(S
501)、まず最初のレコードについて、再生日付10
3の再生開始時刻104に至ったかを判断する(S50
2)。至った場合には、そのレコードのコンテンツ識別
情報101からURLを生成し(S503)、生成した
URLを指定してブラウザを起動し、コンテンツを再生
させる(S504)。すべてのレコードについてS50
2〜S504までの処理を繰り返す。
【0057】図6は、図3に示したスケジュールを用い
る場合のコンテンツ再生起動部の動作フローである。ス
ケジュール記憶部22からスケジュールを読み込み(S
601)、まず最初のレコードについて、再生日付10
3の再生開始時刻104に至ったかを判断する(S60
2)。至った場合には、そのレコードのコンテンツ識別
情報101からURLを生成し(S603)、生成した
URLを指定してブラウザを起動し、コンテンツを再生
させる(S604)。更にレコードが存在する場合に
は、順次、再生開始時刻に再生間隔105を加えて、新
たな再生開始時刻を得て、S602〜S604の処理を
繰り返す。す。
【0058】図7は、図4に示したスケジュールを用い
る場合のコンテンツ再生起動部の動作フローである。こ
の場合には、コンテンツ再生の契機は、操作あるいは他
のモジュールからの指示による。コンテンツ再生の契機
が生じると、コンテンツ再生起動部23は、スケジュー
ル記憶部22からスケジュールを読み込み(S70
1)、まず最初のレコードのコンテンツ識別情報101
からURLを生成し(S702)、生成したURLを指
定してブラウザを起動し、コンテンツを再生させる(S
703)。コンテンツ再生起動部23は、起動時刻を記
憶し(S704)、起動時刻から再生間隔105だけ時
刻が経過したかを判断し(S705)、経過した場合に
次の処理に移行する。残りのレコードがある場合には、
順次、次のレコードについてS702〜S705の処理
を繰り返す。
【0059】コンテンツ再生起動部23におけるURL
の生成について説明する。URLは、インターネット形
式やファイル形式などの場合がある。コンテンツ再生起
動部23は、コンテンツ識別情報101からURLを生
成するが、一義的に定まる方法であればどのような方法
でもよい。コンテンツ識別情報101として、URLそ
のものを用いている場合には、そのままURLとして使
用することができる。また、コンテンツ識別情報101
として、URLの一部を用いている場合には、その他の
部分と合成してURLを得ることができる。他にも、一
定の手順でコンテンツ識別情報101を変換してURL
を得る方法に従ってURLを生成することも考えられ
る。
【0060】図8は、コンテンツ記憶部のフォルダとフ
ァイルの構成例を示す図である。この例では、コンテン
ツ識別情報101はフォルダ名である。例えば、コンテ
ンツ識別情報101が”cnt0001”の場合に、そ
の前に固定部分である上位フォルダ名”file://
/C:root/”を加え、更にその後に固定部分であ
るファイル名”main.html”を加えて、URL
を得ることができる。このように、生成の手順は、デー
タ構造の規則に依存する。
【0061】図9は、コンテンツ記憶部のフォルダとフ
ァイルの別の構成例を示す図である。図8の場合には、
リンクするファイルが同じフォルダに格納されていた
が、必ずしも同じフォルダに格納する必要はなく、HT
MLファイルの記述によりリンク関係が特定できれば、
図9に示すように別のフォルダに格納されていても構わ
ない。尚、図10に示すように、コンテンツ識別情報1
01としてHTMLファイル名の一部を用いることもで
きる。
【0062】インターネット形式など他形式のURLの
場合も同様に、コンテンツ識別情報101からURLを
特定する。図11に、インターネット形式のURL全体
をコンテンツ識別情報101として用いるスケジュール
の例を示す。また、異なる形式のURLを混在させるス
ケジュールも有効である。図12に、インターネット形
式のURLとファイル形式のURLが混在するスケジュ
ールの例を示す。
【0063】HTMLファイルには、リンクする画像デ
ータや音声データを特定する情報が記述されている。ブ
ラウザ24は、このリンクする情報に従って、これらの
データの再生を起動する。
【0064】再生された情報は、音声出力装置28や表
示装置27から出力される。
【0065】図13は、HTMLファイルの第一の例を
示す図である。図14は、表示画面の第一の例を示す図
である。1301は、1401の領域に表示される動画
映像に関する記述である。素材ファイル、再生開始指
示、位置、サイズ指示等が記述されている。1302
は、1402の領域に表示される背景静止画像に関する
記述である。素材ファイル、位置、サイズ指示等が記述
されている。1303は、1403の領域に表示される
部分的静止画像に関する記述である。素材ファイル、位
置、サイズ指示等が記述されている。
【0066】図15は、HTMLファイルの第二の例を
示す図である。図16は、表示画面の第二の例を示す図
である。1501は、1601の領域に表示されるアニ
メーション画像部分に関する記述である。素材ファイ
ル、再生開始指示、表示品質、位置、サイズ指示等が記
述されている。
【0067】このように、コンテンツ再生起動部23は
スケジュールに従って予定された順序通りにコンテンツ
の再生を起動する。また。再生起動のタイミングもスケ
ジュールにより予定されている通りに行われる。従っ
て、コンテンツが静止画のように静的コンテンツの場合
には、予定の再生間隔だけ表示が維持される。つまり、
再生間隔を制御することにより、静止画の展開速度が調
整される。コンテンツが動画のように動的コンテンツの
場合には、動的コンテンツの再生間隔をスケジュールに
含めることにより、動的コンテンツの再生終了と同時
に、次のコンテンツの再生を起動し、連続的なコンテン
ツの再生が可能になる。
【0068】また、URLの指定を含めて、ブラウザの
起動が自動化され、再生するコンテンツの数に関らず、
一切の操作が不要になる。これにより、コンテンツ再生
装置の動作を完全自動化できる。
【0069】一方、特定のコンテンツ再生装置に対応し
たスケジュールを生成し、そのコンテンツ装置にスケジ
ュールを送信することにより、離れた場所から特定のコ
ンテンツ再生装置におけるコンテンツの再生を制御でき
る。
【0070】URLを生成するための情報をスケジュー
ルに含め、生成されたURLによりコンテンツを特定す
るので、スケジュールに混在する多様な形式のURLに
係るコンテンツを再生することができる。
【0071】尚、言語としてHTMLを例として説明し
たが、次世代HTMLであるXMLを用いる場合も同様
に有効である。この場合、ブラウザは、XMLを解釈し
てコンテンツを再生する。
【0072】実施の形態2.スケジュール生成装置が、
スケジュールと共にコンテンツを配布する形態について
説明する。図17は、実施の形態2におけるコンテンツ
再生システムの構成を示す図である。1は、スケジュー
ル生成装置、2は、コンテンツ再生装置2である。
【0073】スケジュール生成装置1とコンテンツ再生
装置2は、インターネット、イントラネット/エクスト
ラネット、専用線、衛星通信等を介してデータの通信が
行われる。また、図示した構成例以外に、通信によら
ず、FD、CD−ROMあるいはMO等の記憶媒体を介
して、スケジュール生成装置1側から情報を出力し、コ
ンテンツ再生装置2側へ入力する構成も有効である。
【0074】スケジュール生成装置1は、スケジュール
生成部11と、スケジュール送信部12と、コンテンツ
送信部13と、配布側コンテンツ記憶部14を有してい
る。スケジュール生成部11と、スケジュール送信部1
2は、前述の実施の形態と同様である。但し、スケジュ
ール生成部11は、スケジュールの他にスケジュールに
含まれるコンテンツ識別情報を出力する。
【0075】コンテンツ送信部13は、スケジュール送
信部12からスケジュールに含まれるコンテンツ識別情
報を取得する。この例では、コンテンツ識別情報のみを
入力する方法を示したが、スケジュール全体を入力し、
その中に含まれるコンテンツ識別情報を選別して用いる
方法でもよい。
【0076】コンテンツ送信部13は、コンテンツ識別
情報により特定されるコンテンツ群を読み出し、コンテ
ンツ再生装置2へ送信する。この時、スケジュール送信
部12で指定する送信先と同じ送信先を指定する。この
例では、スケジュール送信部12とコンテンツ送信部1
3は、別のモジュールとして扱っているが、統合したモ
ジュールとして構成することもできる。さらに、コンテ
ンツ群とスケジュールをまとめて送信することも有効で
ある。一般的には、これらの送信部は、同じ通信媒体を
用いるが、異なる通信媒体を用いることも有効である。
更に、通信媒体に代り、記憶媒体に出力することも有効
である。コンテンツ群とスケジュールは、同じ記憶媒体
に含めると一体として扱える為、有効である。但し、異
なる記憶媒体に含めることもできる。
【0077】コンテンツ再生装置2は、スケジュール受
信部21と、スケジュール記憶部22と、コンテンツ再
生起動部23と、ブラウザ24と、表示装置27と、音
声出力装置28と、コンテンツ受信部29と、再生側コ
ンテンツ記憶部30とを有している。
【0078】スケジュール受信部21からブラウザ24
と、表示装置27と、音声出力装置28は前述の実施の
形態と同様である。
【0079】コンテンツ受信部29は、コンテンツ群を
受信するように構成されている。再生側コンテンツ記憶
部30は、受信したコンテンツ群を記憶するように構成
されている。前述の実施の形態のコンテンツ記憶部25
に対応する。記憶媒体によりコンテンツ群を入力する場
合には、記憶媒体からコンテンツ群を読み出すように構
成される。
【0080】続いて、動作について説明する。スケジュ
ール生成部11は、スケジュールを生成し、出力する。
更に、スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報も出
力する。スケジュール生成部11は、配布側コンテンツ
記憶部14からコンテンツ識別情報と再生に要する時間
の組を複数取得し、操作者にこれらの組み合わせの指示
を入力させることによりスケジュールを生成することが
できる。このとき、再生日付と再生開始時刻を入力さ
せ、これに基づいて再生時間を計算し、設定する。
【0081】スケジュール送信部12は、スケジュール
をコンテンツ再生装置2へ送信する。
【0082】コンテンツ送信部13は、コンテンツ識別
情報を取得し、対応するコンテンツ群を読み出し、コン
テンツ再生装置2へ送信する。前述の通り、コンテンツ
識別情報は、スケジュールから読み取ってもよい。
【0083】スケジュール送信部12とコンテンツ送信
部13の送信のタイミングは、同時でも、別でも有効で
ある。また、送信の順序は、スケジュール送信が先の場
合も、コンテンツ送信が先の場合も有効であるが、コン
テンツ送信を先に行う場合では、スケジュール受信完了
時点で、既にコンテンツ存在するので、コンテンツ再生
装置2の動作が確実になる。また、別のタイミングで送
信する場合には、コンテンツとスケジュールを対応付け
る情報を付加して送信し、受信側で両者を対応付けて受
信完了を確認することが有効である。記憶媒体を用いる
場合には、送信に代えて、書込みの処理を行う。
【0084】スケジュール受信部21は、前述の実施の
形態と同様にスケジュールを受信し、スケジュール記憶
部22は、受信したスケジュールを記憶する。記憶媒体
を用いる場合には、受信に代えて、読み取りの処理を行
う。
【0085】コンテンツ受信部29は、コンテンツ群を
受信し、再生側コンテンツ記憶部30は、受信したコン
テンツ群を記憶する。再生側コンテンツ記憶部30は、
通常ファイルシステムを用い、予め定められたフォルダ
に記憶する。後に、コンテンツ再生起動部23は、この
とき記憶したフォルダを指定してURLを生成する。
【0086】コンテンツ再生起動部23は、前述の実施
の形態と同様に、スケジュール記憶部22からスケジュ
ールを読み込み、日付・時刻を取得し、再生時間情報1
02により特定されるタイミングに至ったかを監視し、
タイミングに至った場合に対応するコンテンツ識別情報
により特定されるコンテンツの再生を起動する。
【0087】ブラウザ24は、指定されたURLに従っ
て、HTMLファイルを読み込み、コンテンツとして再
生する。前述の通り、動画あるいは静止画の画像データ
や、音楽データ等がリンクされている場合には、ブラウ
ザの機能により、これらも再生する。
【0088】再生された情報は、表示装置27や音声出
力装置28から出力される。
【0089】このように、スケジュールとコンテンツ群
を対応付けて送り、両方を一旦記憶してから、スケジュ
ールに従って一連のコンテンツとして再生するので、ネ
ットワーク環境の障害や、コンテンツが存在しないこと
による再生の失敗がなくなる。
【0090】本実施の形態によらず、ネットワーク環境
から直接コンテンツを指定して再生する方法の場合に
は、静止画等の静的コンテンツが連続すると、情報の転
送が断続的となり、待ち時間が多くなるという問題が生
じる場合あるが、本実施の形態によれば、コンテンツ群
をまとめて送信するので、待ち時間が無く通信効率が良
くなる。
【0091】また、同様に本実施の形態によらず、ネッ
トワーク環境から直接コンテンツを指定して再生する方
法において、動画などの動的コンテンツが連続すると、
転送速度がコンテンツの再生速度に追いつかず、正常に
再生できない事態が生じる場合があるが、本実施の形態
によれば、コンテンツ群を予め送信するので、再生に支
障が生じることがない。
【0092】尚、静的コンテンツが連続する場合であっ
ても、転送速度と再生間隔のバランスが良い場合には、
上述の問題が生じることが無く、また、動的コンテンツ
が連続する場合であっても、転送速度が再生速度に追い
つく場合には、上述の問題は生じない。つまり、転送速
度が再生間隔や再生速度に適していれば、ネットワーク
環境から直接コンテンツを再生することが有効であり、
その方が制御を単純化できる。この点を考慮すると、転
送速度の条件が適合しないケースにのみ本実施の形態を
利用する有効性があり、コンテンツを予め受信しておく
ことは補助的手段といえる。尚、URLによりコンテン
ツを指定するブラウザを用いる本来の利点は、制御を単
純にできる点にある。
【0093】しかし、現実には、静的コンテンツのみか
らなるスケジュールや、動的コンテンツのみからなるス
ケジュールの他に、静的コンテンツと動的コンテンツが
混在するスケジュールも扱われる。また、これらのスケ
ジュールが混在して送られることもある。このように静
的コンテンツと動的コンテンツの再生が混在する場合
に、静的コンテンツ再生の条件と、動的コンテンツ再生
の条件の両方に適合した転送速度を設定することは不可
能である。つまり、静的コンテンツの再生において待ち
時間が生じない程の遅い転送速度においては、動的コン
テンツは正常に動作せず、動的コンテンツが正常に動作
する程度に早い転送速度においては、静的コンテンツ再
生の間の待ち時間が長くなり、両者の欠点を一挙に解決
することはできない。このように、両者が混在し得るH
TML文書によるコンテンツの再生においては、転送速
度と再生速度の不整合による問題が、不可避的な課題と
なる。特に、動的コンテンツをスケジュールの通りに再
生することを優先すると、転送速度は早く設定せざるを
得ず、静的コンテンツ再生の際の待ち時間によるコスト
アップの問題は大きい。これは、ネットワーク環境から
直接コンテンツを再生する場合の制御の容易性による利
点をもってしてもカバー仕切れない程の重大な欠点とい
える。本実施の形態は、静的コンテンツと動的コンテン
ツの両方を再生し、一方のコンテンツの再生のみに限定
されないという特性を有するブラウザを、コンテンツ再
生部として用いてコンテンツを自動的に連続再生させる
コンテンツ再生システムにおける固有かつ不可避的な課
題に着目し、スケジュールによるコンテンツの再生の柔
軟性と経済性を担保するために構成された必然的手段を
示している。
【0094】尚、本実施の形態によらず、手動操作によ
りコンテンツを連像再生させる場合には、動画の再生終
了を目視で確認し、その上で次のコンテンツの再生を起
動することができるので、多少動画の再生が遅れても問
題は小さい。つまり、手動操作によるコンテンツの再生
では、ネットワーク環境を用いることによる弊害を操作
によりカバーすることができ、予めコンテンツを受信し
ておくことがあったしても、それは補助的な手段にすぎ
ない。一方、本実施の形態のようにスケジュールにより
HTML文書を自動再生する場合には、リンクされてい
る動画の再生終了を検出できないので、動画の再生の遅
れが生じると正常に動画の終了に至らないまま、次のコ
ンテンツの再生に移行する事態が生じる。このように、
動画の再生の遅れは致命的な障害であり、回避しなけれ
ばならない必然的課題である。
【0095】また、スケジュール生成装置1において、
スケジュールがコンテンツとは別に生成されるので、再
生の順序や再生時間を変更する場合にも、コンテンツ自
体を編集する必要がないという利点もある。
【0096】実施の形態3.コンテンツとスケジュール
をアーカイブとして転送する形態について説明する。図
18は、実施の形態3におけるコンテンツ再生システム
の構成を示す図である。1は、スケジュール生成装置、
2は、コンテンツ再生装置である。スケジュール生成装
置1とコンテンツ再生装置2は、インターネット、イン
トラネット/エクストラネット、専用線、衛星通信等を
介してデータの通信が行われる。また、図示した構成例
以外に、通信によらず、FD、CD−ROMあるいはM
O等の記憶媒体を介して、スケジュール生成装置1側か
ら情報を出力し、コンテンツ再生装置2側へ入力する構
成も有効である。
【0097】スケジュール生成装置1は、前述のスケジ
ュール送信部12とコンテンツ送信部13に対応する構
成として、コンテンツ読み出し部15と、アーカイブ生
成部16と、アーカイブ送信部17を有する。
【0098】アーカイブ生成部16は、コンテンツとス
ケジュールとを圧縮し、アーカイブを作成するように構
成されている。アーカイブ送信部17は、コンテンツ再
生装置2を送信先として指定して、アーカイブを送信す
るように構成されている。
【0099】コンテンツ再生装置2は、前述のスケジュ
ール受信部21とコンテンツ受信部29に対応する構成
として、アーカイブ受信部31と、アーカイブ解凍部3
2を有する。アーカイブ受信部31は、アーカイブを受
信し、アーカイブ解凍部32は、アーカイブを解凍する
ように構成されている。これにより、スケジュールとコ
ンテンツが生成される。
【0100】次に、動作について説明する。スケジュー
ル生成部11は、実施の形態2と同様に、スケジュール
を生成し、出力する。更に、スケジュールに含まれるコ
ンテンツ識別情報も出力する。
【0101】コンテンツ読み出し部15は、コンテンツ
識別情報を取得し、対応するコンテンツ群を読み出す。
実施の形態2のコンテンツ送信部13と同様に、コンテ
ンツ識別情報は、スケジュールから読み取ってもよい。
【0102】アーカイブ生成部16は、スケジュールと
コンテンツとを圧縮し、アーカイブを生成する。アーカ
イブは、通常ファイル形式である。
【0103】アーカイブ送信部17は、生成したアーカ
イブを、コンテンツ再生装置2へ送信する。記憶媒体を
用いる場合には、送信に代えて、書込みの処理を行う。
【0104】アーカイブ受信部31は、アーカイブを受
信し、アーカイブ解凍部32は、受信したアーカイブを
解凍し、スケジュールとコンテンツとを得る。記憶媒体
を用いる場合には、受信に代えて、読み取りの処理を行
う。
【0105】スケジュール記憶部22は、スケジュール
を記憶し、再生側コンテンツ記憶部30は、コンテンツ
を記憶する。
【0106】コンテンツ再生起動部23と、ブラウザ2
4と、表示装置27と、音声出力装置28の動作は、前
述の実施の形態と同様である。
【0107】本実施の形態によれば、コンテンツとスケ
ジュールをアーカイブにするので、転送するデータ量が
圧縮され、更に、コンテンツとスケジュールが一体とな
り、転送の制御が単純になるとともに、お互いの対応が
確実になり、コンテンツの不存在による失敗を防止でき
る。また、アーカイブを暗号化して転送することも有効
である。
【0108】
【発明の効果】スケジュール配布装置で生成したスケジ
ュールを、コンテンツ再生装置に送信し、スケジュール
に従って、コンテンツの再生を起動させるので、離れた
場所から、コンテンツの再生を制御することができる。
【0109】コンテンツ識別情報と再生時間情報の複数
の組合わせを、スケジュールに含めることにより、一連
のコンテンツの再生を自動化することができる。再生時
間が短いコンテンツを集めて、一連のコンテンツとして
スケジュールに含めることにより、連続したコンテンツ
として編集し、まとめて長時間にわたる再生を行うこと
ができる。例えば、漫画や連続写真のようにストーリー
性の有る表現方法を用いたコンテンツにおいて、特に有
効である。
【0110】また、コンテンツを自由に組合わせ、再生
順序を制御することができる。
【0111】特に、コンテンツ再生装置側は、コンテン
ツ受信部とコンテンツ起動部を動作させておけば、コン
テンツ再生指示などの操作を一切要せず、自動的に一連
のコンテンツを再生することができる点で有効である。
【0112】絶対時間を基準としたタイミングによりコ
ンテンツを再生するので、時間帯を指定した広告や、複
数の場所で同時に再生される統一試験問題や社内広報の
ような目的に用いられるコンテンツの再生において、自
動化が図られ、誤りがなくなる。
【0113】絶対時間、あるいは前のコンテンツの再生
を起動した時間を基準としたタイミングによりコンテン
ツを再生するので、コンテンツの再生間隔を制御でき
る。これにより、知能テストの出題のような制限時間の
ある行為に係る表示や、掲示時間が決まっている広告表
示などの表示時間の管理を自動化できる。また、動的な
コンテンツの連続再生を自動化することもできる。つま
り、先の動的なコンテンツの再生終了のタイミングで、
自動的に次の動的なコンテンツの再生を開始し、出力結
果の動的な連続性を保つことができる。
【0114】コンテンツ識別情報をしてURLを特定す
る情報を含むスケジュールを生成し、コンテンツ再生部
としてブラウザを用いる場合には、インターネットに散
在するコンテンツ群を一連のコンテンツとして扱うこと
ができる。このとき、URLの指定を自動化するので、
操作性が向上する。例えば、複数のWebサイト上の広
告情報を巡回して、表示するような場合に有効である。
【0115】その他にも、イントラネット/エクストラ
ネットに散在するコンテンツ群、あるいはファイルシス
テムに散在するコンテンツ群を単独であるいは組み合せ
て一連のコンテンツを構成することができる。各媒体を
組み合せることによって、コンテンツ毎にその特性(例
えば、秘匿性、再生に係る処理量)に適した設置媒体を
選択した上で、一連のコンテンツとして扱うことができ
る。例えば、秘匿性の高いコンテンツは、セキュリティ
レベルの高い媒体に設置し、そこから再生し、動画のよ
うに情報量が多く再生に時間がかかるコンテンツは、転
送速度の早いファイルシステムに設置し、そこから再生
することが有効である。
【0116】スケジュール配布装置から、スケジュール
の他に、そのスケジュールにより再生されるコンテンツ
を併せて送信し、コンテンツ再生装置は受信したコンテ
ンツを再生するので、スケジュールに従って確実にコン
テンツを再生することができる。例えば、インターネッ
トやイントラネット/エクストラネットに接続できない
場合や、本来予定していたメディアにコンテンツが存在
しないなどの事情により、コンテンツの再生を失敗する
ということが無い。
【0117】コンテンツの転送手段と、コンテンツの再
生手段に依存関係が無いので、自由に転送手段を選択す
ることができる。これにより、転送費用や信頼性等の転
送手段の特性を考慮して、最適な転送手段を用いること
ができる。また、コンテンツの転送において障害が生じ
ていても、他の転送手段を用いることができるので、障
害に対する対処が容易である。
【0118】先にコンテンツの転送を完了させ、その後
コンテンツを再生するので、再生速度に比べて遅い転送
速度の転送手段を用いても、コンテンツの再生に支障が
生じない。例えば、動画のコンテンツを連続して表示す
る場合であっても、低速の転送手段で足りる。また、コ
ンテンツの転送に失敗しても、再生時刻前に再送するこ
とによって、正常にコンテンツを再生することができ
る。更に、コンテンツを再生する予定時刻に、一切転送
手段が機能しない状態であっても、予定通りコンテンツ
を再生することができる。加えて、通信媒体の特性に応
じて適切な転送時間帯を選択することができる。例え
ば、通信費用の安い時間帯を選んで、コンテンツを転送
することによりコストダウンを図ることもできる。通信
障害の起りにくい時間帯を選択することも有効である。
【0119】本発明によらず、通信媒体に接続しながら
一連のコンテンツを再生する場合には、実際には待機時
間が発生し、無駄な回線使用状態が生じる。例えば、長
い再生間隔を置きながら、静止画のコンテンツを切り換
えて表示する場合には、コンテンツ再生の間隔が大きい
ほど無駄な接続時間が大きくなる。本発明においては、
一連のコンテンツをまとめて転送するので、転送時間が
最低限となる。つまり、スケジュールにより設定される
コンテンツ再生の間隔によらず、転送時間は一定とな
り、常に通信効率が最適となる。
【0120】スケジュール生成装置は、一連のコンテン
ツと、スケジュールをアーカイブにして送信し、コンテ
ンツ再生装置は、アーカイブを受信し、アーカイブを解
凍して、一連のコンテンツと、スケジュールを得るの
で、スケジュールに対応する一連のコンテンツを確実に
取得できる。したがって、スケジュールに従って一連の
コンテンツを再生する場合に、コンテンツが無いことに
よる再生ミスを防止できる。また、秘匿性が保たれる。
【0121】静的コンテンツと動的コンテンツが混在す
るスケジュールに従って、ネットワーク上の静的コンテ
ンツと動的コンテンツとを自在に自動再生する場合に必
然的に生じる課題、つまり、静的コンテンツの転送効率
劣化と、動的コンテンツの再生不安定性の相反する課題
を一挙に解決することができる。特に、ブラウザを用い
る為、リンクする動的のコンテンツの再生終了を検出で
きず、予め定められた再生間隔通りに自動再生せざるを
得ないシステムにおいては、動的コンテンツの再生遅延
は致命的障害となるため、転送速度の早い環境を用いる
必要がある。このような環境では静的コンテンツが多い
場合に必要以上にコストが高くなるという固有の課題が
生じる。本発明は、このような固有の課題を解決する点
において有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるコンテンツ再生システ
ムの構成を示す図である。
【図2】 スケジュールの例を示す図である。
【図3】 スケジュールの例を示す図である。
【図4】 スケジュールの例を示す図である。
【図5】 図2に示したスケジュールを用いる場合のコ
ンテンツ再生起動部の動作フローを示す図である。
【図6】 図3に示したスケジュールを用いる場合のコ
ンテンツ再生起動部の動作フローを示す図である。
【図7】 図4に示したスケジュールを用いる場合のコ
ンテンツ再生起動部の動作フローを示す図である。
【図8】 コンテンツ記憶部のフォルダとファイルの構
成例を示す図である。
【図9】 コンテンツ記憶部のフォルダとファイルの別
の構成例を示す図である。
【図10】 コンテンツ識別情報101としてHTML
ファイル名の一部を用いているスケジュールの例を示す
図である。
【図11】 インターネット形式のURL全体をコンテ
ンツ識別情報101として用いるスケジュールの例を示
す図である。
【図12】 インターネット形式のURLとファイル形
式のURLが混在するスケジュールの例を示す図であ
る。
【図13】 HTMLファイルの第一の例を示す図であ
る。
【図14】 表示画面の第一の例を示す図である。
【図15】 HTMLファイルの第二の例を示す図であ
る。
【図16】 表示画面の第二の例を示す図である。
【図17】 実施の形態2におけるコンテンツ再生シス
テムの構成を示す図である。
【図18】 実施の形態3におけるコンテンツ再生シス
テムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 スケジュール生成装置、2 コンテンツ再生装置、
3 Webサーバ/LANサーバ、11 スケジュール
生成部、12 スケジュール送信部、13 コンテンツ
送信部、14 配布側コンテンツ記憶部、15 コンテ
ンツ読み出し部、16 アーカイブ生成部、17 アー
カイブ送信部、21 スケジュール受信部、22 スケ
ジュール記憶部、23 コンテンツ再生起動部、24
ブラウザ、25 コンテンツ記憶部、26 HTTP通
信部、27 表示装置、28 音声出力装置、29 コ
ンテンツ受信部、30 再生側コンテンツ記憶部、31
アーカイブ受信部、32 アーカイブ解凍部、41 H
TTP通信部、42 コンテンツ記憶部、101 コン
テンツ識別情報101、102 再生時間情報、103
再生日付、104 再生開始時刻、105 再生間
隔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 太郎 東京都渋谷区東3−16−3 株式会社ブラ ンドゥ内 (72)発明者 根上 健 東京都渋谷区東3−16−3 株式会社ブラ ンドゥ内 (72)発明者 中村 好伸 東京都品川区南大井6−26−1 富士通サ ポートアンドサービス株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA23 GB01 GB06 GB11 HA29 JA01 JA16 JA21 LA06 LA11 LA15 5C064 BA07 BB10 BC18 BC23 BD02 BD08 BD13

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュール生成装置とコンテンツ再生
    装置とを含むコンテンツ再生システムであって、 上記スケジュール生成装置は、コンテンツを再生するス
    ケジュールを生成するスケジュール生成部と、 スケジュール生成部により生成したスケジュールを出力
    するスケジュール出力部とを有し、 上記コンテンツ再生装置は、スケジュールを入力するス
    ケジュール入力部と、 入力したスケジュールに従って、コンテンツの再生を起
    動するコンテンツ再生起動部と、 コンテンツを再生するコンテンツ再生部とを有すること
    を特徴とするコンテンツ再生システム。
  2. 【請求項2】 上記スケジュール生成装置と、上記コン
    テンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であっ
    て、 上記スケジュール出力部は、スケジュール生成部により
    生成したスケジュールを送信するスケジュール送信部で
    あって、 上記スケジュール入力部は、スケジュールを受信するス
    ケジュール受信部と、受信したスケジュールを記憶する
    スケジュール記憶部とを有することを特徴とする請求項
    1記載のコンテンツ再生システム。
  3. 【請求項3】 上記スケジュール生成部は、再生する一
    連のコンテンツについて、各々のコンテンツを特定する
    コンテンツ識別情報と、各々のコンテンツを再生するタ
    イミングを特定する再生時間情報とを対応付けるスケジ
    ュールを生成し、 上記コンテンツ再生起動部は、順次、スケジュールに含
    まれる再生時間情報により特定されるタイミングに至っ
    たときに、当該再生時間情報に対応付けられているコン
    テンツ識別情報により特定されるコンテンツを再生する
    ようにコンテンツ再生部を起動することを特徴とする請
    求項1記載のコンテンツ再生システム。
  4. 【請求項4】 上記スケジュール生成部は、絶対時間を
    基準としたタイミングを特定する再生時間情報をスケジ
    ュールに含め、 上記コンテンツ再生起動部は、絶対時間を基準として、
    再生時間情報により特定されるタイミングに至ったとき
    に、コンテンツを再生するようにコンテンツ再生部を起
    動することを特徴とする請求項3記載のコンテンツ再生
    システム。
  5. 【請求項5】 上記スケジュール生成部は、前のコンテ
    ンツの再生を起動した時間を基準としたタイミングを特
    定する再生時間情報をスケジュールに含め、 上記コンテンツ再生起動部は、前のコンテンツの再生を
    起動した時間を基準として、再生時間情報により特定さ
    れるタイミングに至ったときに、後のコンテンツを再生
    するようにコンテンツ再生部を起動することを特徴とす
    る請求項3記載のコンテンツ再生システム。
  6. 【請求項6】 再生するコンテンツは、再生により出力
    されるデータが時間の経過とともに変化する動的なコン
    テンツであって、 上記コンテンツ再生部は、動的なコンテンツを再生する
    ことを特徴とする請求項4又は5記載のコンテンツ再生
    システム。
  7. 【請求項7】 再生するコンテンツは、再生により出力
    されるデータが時間の経過とともに変化する動的な部分
    をコンテンツの一部に含めることができる言語で記述さ
    れた文書ファイルを有するコンテンツであって、 上記スケジュール生成部は、コンテンツ識別情報とし
    て、再生するコンテンツの文書ファイルのURLを特定
    する情報を含むスケジュールを生成し、 上記コンテンツ再生起動部は、スケジュールに含まれる
    コンテンツ識別情報により特定される文書ファイルのU
    RLを指定して、コンテンツ再生部を起動し、 上記コンテンツ再生部は、指定された文書ファイルのU
    RLから文書ファイルを読み出し、読み出した文書ファ
    イルの記述を解釈し、動的な部分を含めてコンテンツを
    再生するブラウザを含むことを特徴とする請求項3記載
    のコンテンツ再生システム。
  8. 【請求項8】 上記スケジュール生成装置は、更に、複
    数のコンテンツを記憶する配布側コンテンツ記憶部と、 スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報により特定
    される一連のコンテンツを構成するコンテンツ群を、配
    布側コンテンツ記憶部から読み出し、読み出したコンテ
    ンツ群を出力するコンテンツ出力部とを有し、 上記コンテンツ再生装置は、更に、コンテンツ群を入力
    するコンテンツ入力部を有し、 上記コンテンツ再生部は、スケジュールに含まれるコン
    テンツ識別情報により特定される一連のコンテンツとし
    て、入力したコンテンツ群を順次再生することを特徴と
    する請求項3記載のコンテンツ再生システム。
  9. 【請求項9】 上記スケジュール生成装置と、上記コン
    テンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であっ
    て、 上記スケジュール出力部は、スケジュール生成部により
    生成したスケジュールを送信するスケジュール送信部で
    あって、 上記スケジュール入力部は、スケジュールを受信するス
    ケジュール受信部と、受信したスケジュールを記憶する
    スケジュール記憶部とを有し、 上記コンテンツ出力部は、読み出したコンテンツ群を送
    信するコンテンツ送信部であって、 上記コンテンツ入力部は、コンテンツ群を受信するコン
    テンツ受信部と、 受信したコンテンツ群を記憶する再生側コンテンツ記憶
    部とを有することを特徴とする請求項8記載のコンテン
    ツ再生システム。
  10. 【請求項10】 上記スケジュール生成装置は、上記コ
    ンテンツ出力部と、上記スケジュール出力部として、 スケジュールに含まれるコンテンツ識別情報により特定
    される一連のコンテンツを構成するコンテンツ群を、配
    布側コンテンツ記憶部から読み出すコンテンツ読み出し
    部と、 読み出したコンテンツ群と、スケジュール生成部により
    生成したスケジュールとを圧縮し、アーカイブを生成す
    るアーカイブ生成部と、 アーカイブ生成部により生成したアーカイブを出力する
    アーカイブ出力部とを有し、 上記コンテンツ再生装置は、上記コンテンツ入力部と、
    上記スケジュール入力部として、 アーカイブを入力する受信部と、 入力したアーカイブを解凍し、コンテンツ群と、スケジ
    ュールとを生成するアーカイブ解凍部と、 生成したコンテンツ群を記憶する再生側コンテンツ記憶
    部と、 生成したスケジュールを記憶するスケジュール記憶部と
    を有することを特徴とする請求項8記載のコンテンツ再
    生システム。
  11. 【請求項11】 上記スケジュール生成装置と、上記コ
    ンテンツ再生装置とは通信媒体を介して通信可能であっ
    て、 上記アーカイブ出力部は、アーカイブ生成部により生成
    したアーカイブを送信するアーカイブ送信部であって、 上記アーカイブ入力部は、アーカイブを受信するアーカ
    イブ受信部であることを特徴とする請求項10記載のコ
    ンテンツ再生システム。
  12. 【請求項12】 上記スケジュール生成部は、再生する
    コンテンツとして、再生により出力されるデータが時間
    の経過とともに変化する動的なコンテンツと、再生によ
    り出力されるデータが時間の経過とともに変化しない静
    的なコンテンツとを組み合せたスケジュールを生成し、 上記コンテンツ再生部は、動的なコンテンツと、静的な
    コンテンツとを再生することを特徴とする請求項9記載
    のコンテンツ再生システム。
  13. 【請求項13】 再生するコンテンツは、再生により出
    力されるデータが時間の経過とともに変化する動的な部
    分をコンテンツの一部に含めることができる言語で記述
    された文書ファイルを有するコンテンツであって、 上記スケジュール生成部は、コンテンツ識別情報とし
    て、再生するコンテンツの文書ファイルのURLを特定
    する情報を含むスケジュールを生成し、 上記配布側コンテンツ記憶部は、文書ファイルを有する
    コンテンツを動的な部分も含めて記憶し、 上記コンテンツ送信部は、文書ファイルを有するコンテ
    ンツを動的な部分も含めて送信し、 上記コンテンツ受信部は、文書ファイルを有するコンテ
    ンツを動的な部分も含めて受信し、 上記再生側コンテンツ記憶部は、文書ファイルを有する
    コンテンツを動的な部分も含めて記憶し、 上記コンテンツ再生起動部は、スケジュールに含まれる
    コンテンツ識別情報により、上記再生側コンテンツ記憶
    部に記憶した文書ファイルのURLを特定し、特定した
    URLを指定して、コンテンツ再生部を起動し、 上記コンテンツ再生部は、指定された文書ファイルのU
    RLから文書ファイルを読み出し、読み出した文書ファ
    イルの記述を解釈し、上記再生側コンテンツ記憶部に記
    憶したコンテンツを動的な部分も含めて再生するブラウ
    ザを含むことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ再
    生システム。
  14. 【請求項14】 スケジュール生成装置とコンテンツ再
    生装置とを含むコンテンツ再生システムによるコンテン
    ツ再生方法であって、 上記スケジュール生成装置により、コンテンツを再生す
    るスケジュールを生成するスケジュール生成工程と、 上記スケジュール生成装置により、生成したスケジュー
    ルを出力するスケジュール出力工程と、 上記コンテンツ再生装置により、スケジュールを入力す
    るスケジュール入力工程と、 上記コンテンツ再生装置により、入力したスケジュール
    に従って、コンテンツの再生を起動するコンテンツ再生
    起動工程と、 上記コンテンツ再生装置により、コンテンツを再生する
    コンテンツ再生工程とを有することを特徴とするコンテ
    ンツ再生方法。
  15. 【請求項15】 コンテンツを再生するスケジュールを
    生成するスケジュール生成装置であって、 コンテンツを再生するスケジュールを生成するスケジュ
    ール生成部と、 スケジュール生成部により生成したスケジュールを出力
    するスケジュール出力部とを有することを特徴とするス
    ケジュール生成装置。
  16. 【請求項16】 コンテンツを再生するスケジュールを
    生成するスケジュール生成方法であって、 コンテンツを再生するスケジュールを生成するスケジュ
    ール生成工程と、生成したスケジュールを出力するスケ
    ジュール出力工程とを有することを特徴とするスケジュ
    ール生成方法。
  17. 【請求項17】 コンテンツを再生するスケジュールを
    生成するスケジュール生成装置となるコンピュータに、
    以下の処理を実行させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体 (1)コンテンツを再生するスケジュールを生成するス
    ケジュール生成処理、 (2)生成したスケジュールを出力するスケジュール出
    力処理。
  18. 【請求項18】 コンテンツを再生するコンテンツ再生
    装置であって、 コンテンツを再生するスケジュールを入力するスケジュ
    ール入力部と、 入力したスケジュールに従って、コンテンツの再生を起
    動するコンテンツ再生起動部と、 コンテンツを再生するコンテンツ再生部とを有すること
    を特徴とするコンテンツ再生装置。
  19. 【請求項19】 コンテンツを再生するコンテンツ再生
    方法であって、 コンテンツを再生するスケジュールを入力するスケジュ
    ール入力工程と、 入力したスケジュールに従って、コンテンツの再生を起
    動するコンテンツ再生起動工程と、 コンテンツを再生するコンテンツ再生工程とを有するこ
    とを特徴とするコンテンツ再生方法。
  20. 【請求項20】 コンテンツを再生するコンテンツ再生
    装置であるコンピュータに、以下の処理を実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体 (1)コンテンツを再生するスケジュールを入力するス
    ケジュール入力処理、 (2)入力したスケジュールに従って、コンテンツの再
    生を起動するコンテンツ再生起動処理。
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