JP4099079B2 - バイアス発生回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、低電圧アナログLSIに用いられるバイアス発生回路を電源電圧変動に対して高精度に安定化させるためのものである。
【0002】
【従来の技術】
現在一般的に使用されているバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を図7に示す。pMOSトランジスタ負荷アンプ回路12は、nMOSトランジスタMN10,MN11,MN12と、pMOSトランジスタMP11,MP12とからなる。
【0003】
これに対して、バイアス発生回路11は、定電流源Iからの電流をゲートとドレインとを短絡したトランジスタMN00で受けることで、トランジスタ負荷アンプ回路12の電流源トランジスタMN10のゲートバイアスを発生している(例えば、非特許文献1参照)。なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
【0004】
【非特許文献1】
B.ラザビ(Behzad Razavi ),「デザインオブアナログシーモスインテグレーテッドサーキッツ(Design of Analog CMOS Integrated Circuits )」,マクグロウヒル(McGraw-Hill ),2001年,p.135−139,ISBN0−07−238032−2
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バッテリー駆動の携帯端末等に用いられるアナログLSIでは、消費電力を低減するために電源電圧を下げる必要がある。その結果、図7に示した従来の回路では、トランジスタ負荷アンプ回路12の電流源トランジスタMN10のドレイン−ソース間にかかる電圧が、バイアス発生回路11のカレントミラーに用いたトランジスタMN00のドレイン−ソース間電圧よりも小さくなり、トランジスタ負荷アンプ回路12の電流源トランジスタMN10を流れる電流値が大幅に低下するという問題点があった。また、デバイスの微細化に伴いトランジスタの出力インピーダンスが低下するため、電流源トランジスタMN10の電流値がそのドレイン−ソース間電圧に強く依存するようになるので、電源電圧変動に伴って電流源トランジスタMN10のドレイン電流値が変動するという問題点があった。なお、以上のような問題点は、バイアスを用いるアンプ回路だけでなく、バイアスを用いる発振回路においても同様に発生する。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源電圧変動に対して安定した電流を発生するバイアス発生回路を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、LC回路と、1対の第1の導電性のトランジスタおよび1対の第2の導電性のトランジスタを有する負性抵抗回路と、この負性抵抗回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなる発振回路に対し、前記電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス出力端子を有するバイアス発生回路において、第1の端子に第1の電源電位が与えられる第4の定電流源と、ソース端子に前記第1の電源電位と異なる第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子に前記第4の定電流源の第2の端子が接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第24のトランジスタとからなる定電流回路と、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続された、前記電流源トランジスタを模した第1の導電性の第25のトランジスタと、ソース端子が前記第25のトランジスタのドレイン端子と接続され、ゲート端子とドレイン端子とが短絡された、前記負性抵抗回路の第1の導電性のトランジスタを模した第1の導電性の第26のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子が前記第26のトランジスタのゲート端子およびドレイン端子と接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第27のトランジスタとからなるレプリカ回路と、第1の入力端子が前記第24のトランジスタのゲート端子と接続され、第2の入力端子が前記第27のトランジスタのゲート端子と接続され、出力端子が前記バイアス出力端子と接続され、前記第24のトランジスタのゲート電位と前記第27のトランジスタのゲート電位とが等しくなるように前記第25のトランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを有し、前記発振回路の電流源トランジスタは、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続され、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、前記負性抵抗回路の第1の導電性のトランジスタは、ソース端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続された第1の導電性の第31のトランジスタと、ゲート端子が前記第31のトランジスタのドレイン端子と接続され、ソース端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第31のトランジスタのゲート端子と接続された第1の導電性の第32のトランジスタとからなり、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタは、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ドレイン端子が前記第31のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第33のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記第33のトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第33のトランジスタのゲート端子および前記第32のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第34のトランジスタとからなり、前記LC回路は、第1の端子が前記第33のトランジスタのドレイン端子と前記第34のトランジスタのゲート端子と前記第31のトランジスタのドレイン端子と前記第32のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記第33のトランジスタのゲート端子と前記第34のトランジスタのドレイン端子と前記第31のトランジスタのゲート端子と前記第32のトランジスタのドレイン端子とに接続された第1のコイルと、この第1のコイルと並列に設けられた第1のコンデンサとからなるものである。
【0015】
また、本発明は、LC回路と、1対の第2の導電性のトランジスタを有する負性抵抗回路と、この負性抵抗回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなる発振回路に対し、前記電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス出力端子を有するバイアス発生回路において、第1の端子に第1の電源電位が与えられる第5の定電流源と、ソース端子に前記第1の電源電位と異なる第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子に前記第5の定電流源の第2の端子が接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第28のトランジスタとからなる定電流回路と、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続された、前記電流源トランジスタを模した第1の導電性の第29のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子が前記第29のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第30のトランジスタとからなるレプリカ回路と、第1の入力端子が前記第28のトランジスタのゲート端子と接続され、第2の入力端子が前記第30のトランジスタのゲート端子と接続され、出力端子が前記バイアス出力端子と接続され、前記第28のトランジスタのゲート電位と前記第30のトランジスタのゲート電位とが等しくなるように前記第29のトランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを有し、前記発振回路の電流源トランジスタは、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続され、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタは、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられた第2の導電性の第35のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と接続された第2の導電性の第36のトランジスタとからなり、前記LC回路は、第1の端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と前記第36のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続された第2のコイルと、第1の端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と前記第36のトランジスタのドレイン端子とに接続され、第2の端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と前記第2のコイルの第2の端子とに接続された第3のコイルと、第1の端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と前記第36のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と前記第36のトランジスタのドレイン端子とに接続された第2のコンデンサとからなるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
[参考例1]
以下、本発明の参考例について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の参考例1となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。本参考例のバイアス発生回路1は、負荷pMOSトランジスタ用のゲート電圧を発生するゲート電圧発生回路(定電流回路)3と、アンプ回路2を模したレプリカ回路4と、フィードバックアンプAMP1とから構成される。
【0019】
ゲート電圧発生回路3は、第1の端子に第1の電源電位(本参考例では接地電位)が与えられる定電流源I1と、ソース端子に第2の電源電位(本参考例では電源電圧VDD)が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに定電流源I1の第2の端子が接続された第2の導電性(本参考例ではp型)の第1のトランジスタであるpMOSトランジスタMP00(第1の負荷素子)とからなる。pMOS用のゲート電圧は、定電流源I1からの電流をトランジスタMP00で受けることで生成される。
【0020】
レプリカ回路4は、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性(本参考例ではn型)の第2のトランジスタであるnMOSトランジスタMN20(電流源模擬トランジスタ)と、ゲート端子に電位bias1が与えられ、ソース端子がトランジスタMN20のドレイン端子と接続された第1の導電性の第3のトランジスタであるnMOSトランジスタMN21と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とがトランジスタMN21のドレイン端子と接続された第2の導電性の第4のトランジスタであるpMOSトランジスタMP21(第2の負荷素子)とからなる。
【0021】
フィードバックアンプAMP1は、非反転入力端子(第2の入力端子)がトランジスタMP21のゲート端子およびドレイン端子と接続され、反転入力端子(第1の入力端子)がトランジスタMP00のゲート端子およびドレイン端子と接続され、出力端子がトランジスタMN20のゲート端子と接続されている。
【0022】
pMOSトランジスタ負荷アンプ回路2は、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の電流源トランジスタであるnMOSトランジスタMN10と、ゲート端子に入力信号VIPが与えられ、ソース端子がトランジスタMN10のドレイン端子と接続された第1の導電性の第11のトランジスタであるnMOSトランジスタMN11と、ゲート端子に入力信号VINが与えられ、ソース端子がトランジスタMN10のドレイン端子と接続された第1の導電性の第12のトランジスタであるnMOSトランジスタMN12と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とがトランジスタMN11のドレイン端子と接続された第2の導電性の第13のトランジスタであるpMOSトランジスタMP11と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、ゲート端子がトランジスタMP11のゲート端子およびドレイン端子と接続され、ドレイン端子がトランジスタMN12のドレイン端子と接続された第2の導電性の第14のトランジスタであるpMOSトランジスタMP12とからなる。
【0023】
トランジスタMP11,MP12は、それぞれトランジスタMN11,MN12の負荷となる。このpMOSトランジスタ負荷アンプ回路2では、第1の入力信号VIPと第2の入力信号VINとの差が増幅されて、信号出力端子VOUTから出力される。
【0024】
レプリカ回路4のトランジスタMN20は、pMOSトランジスタ負荷アンプ回路2の電流源トランジスタMN10を模し、レプリカ回路4のトランジスタMN21は、アンプ回路2の差動トランジスタMN11(MN12)を模し、レプリカ回路4の負荷トランジスタMP21は、アンプ回路2の負荷トランジスタMP11(MP12)を模したものである。
【0025】
なお、トランジスタMN21のゲート電位bias1は、トランジスタMN11,MN12のゲート電位と等しくすればよく、トランジスタMN11,MN12のゲート電位とトランジスタMP11,MP12のゲート電位(トランジスタMN11,MN12のドレイン電位)とが等しい場合には、トランジスタMN21のゲート端子をトランジスタMP21のゲート端子と接続してもよい。
【0026】
以上のような回路において、フィードバックアンプAMP1は、反転入力端子に入力されるトランジスタMP00のゲート電圧およびドレイン電圧と非反転入力端子に入力されるトランジスタMP21のゲート電圧およびドレイン電圧とが等しくなるように電流源トランジスタMN20のゲート電圧を生成する。
【0027】
トランジスタMP00のソース端子の電位とトランジスタMP21のソース端子の電位とは共に第2の電源電位で等しく、これに加えてトランジスタMP00のゲート端子およびドレイン端子の電位とトランジスタMP21のゲート端子およびドレイン端子の電位も等しくなるので、トランジスタMP21に流れる電流はトランジスタMP00と同じように電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0028】
トランジスタMP21に流れる電流が常に一定になることから、これと直列に接続される電流源トランジスタMN20に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。そして、このレプリカ回路4の電流源トランジスタMN20のゲート電圧をトランジスタ負荷アンプ回路2の電流源トランジスタMN10のゲートに印可することで、アンプ回路2に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0029】
図2に本参考例に用いるフィードバックアンプAMP1の1例を示す。フィードバックアンプAMP1は、pMOSトランジスタMP30,MP31,MP32と、nMOSトランジスタMN31,MN32と、抵抗Rcと、容量Ccとからなる。バイアス発生回路1のフィードバックループによる発振を防ぐための位相補償用に抵抗Rcおよび容量Ccが付加されている。
【0030】
[参考例2]
次に、本発明の参考例2について説明する。図3は本発明の参考例2となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるnMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。本参考例のバイアス発生回路1aは、負荷nMOSトランジスタ用のソース電圧を発生するソース電圧発生回路(定電流回路)3aと、アンプ回路2aを模したレプリカ回路4aと、フィードバックアンプAMP2とから構成される。
【0031】
ソース電圧発生回路3aは、第1の端子に第1の電源電位が与えられる定電流源I2と、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに第2の電源電位が与えられ、ソース端子が定電流源I2の第2の端子と接続された第1の導電性の第5のトランジスタであるnMOSトランジスタMP40(第1の負荷素子)とからなる。nMOS用のソース電圧は、定電流源I2からの電流をトランジスタMN40で受けることで生成される。
【0032】
レプリカ回路4aは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の第6のトランジスタであるnMOSトランジスタMN41(電流源模擬トランジスタ)と、ゲート端子に電位bias2が与えられ、ソース端子がトランジスタMN41のドレイン端子と接続された第1の導電性の第7のトランジスタであるnMOSトランジスタMN42と、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに第2の電源電位が与えられ、ソース端子がトランジスタMN42のドレイン端子と接続された第1の導電性の第8のトランジスタであるnMOSトランジスタMN43(第2の負荷素子)とからなる。
【0033】
フィードバックアンプAMP2は、非反転入力端子がトランジスタMN42のドレイン端子およびトランジスタMN43のソース端子と接続され、反転入力端子がトランジスタMN40のソース端子と接続され、出力端子がトランジスタMN41のゲート端子と接続されている。
【0034】
nMOSトランジスタ負荷アンプ回路2aは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の電流源トランジスタであるnMOSトランジスタMN50と、ゲート端子に入力信号VIPが与えられ、ソース端子がトランジスタMN50のドレイン端子と接続された第1の導電性の第16のトランジスタであるnMOSトランジスタMN51と、ゲート端子に入力信号VINが与えられ、ソース端子がトランジスタMN50のドレイン端子と接続された第1の導電性の第17のトランジスタであるnMOSトランジスタMN52と、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに第2の電源電位が与えられ、ソース端子がトランジスタMN51のドレイン端子と接続された第1の導電性の第18のトランジスタであるnMOSトランジスタMN53と、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに第2の電源電位が与えられ、ソース端子がトランジスタMN52のドレイン端子と接続された第1の導電性の第19のトランジスタであるnMOSトランジスタMN54とからなる。
【0035】
トランジスタMN53,MN54は、それぞれトランジスタMN51,MN52の負荷となる。レプリカ回路4aのトランジスタMN41は、nMOSトランジスタ負荷アンプ回路2aの電流源トランジスタMN50を模し、レプリカ回路4aのトランジスタMN42は、アンプ回路2aの差動トランジスタMN51(MN52)を模し、レプリカ回路4aの負荷トランジスタMN43は、アンプ回路2aの負荷トランジスタMN53(MN54)を模したものである。
【0036】
なお、トランジスタMN42のゲート電位bias2は、トランジスタMN51,MN52のゲート電位と等しくすればよく、トランジスタMN51,MN52のゲート電位とトランジスタMN53,MN54のソース電位(トランジスタMN51,MN52のドレイン電位)とが等しい場合には、トランジスタMN42のゲート端子をトランジスタMN43のソース端子と接続してもよい。
【0037】
以上のような回路において、フィードバックアンプAMP2は、反転入力端子に入力されるトランジスタMN40のソース電圧と非反転入力端子に入力されるトランジスタMN43のソース電圧とが等しくなるように電流源トランジスタMN41のゲート電圧を生成する。
【0038】
トランジスタMN40のゲート端子およびドレイン端子の電位とトランジスタMN43のゲート端子およびドレイン端子の電位とは第2の電源電位で等しく、これに加えてトランジスタMN40のソース端子の電位とトランジスタMN43のソース端子の電位も等しくなるので、トランジスタMN43に流れる電流はトランジスタMN40と同じように電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0039】
トランジスタMN43に流れる電流が常に一定になることから、これと直列に接続される電流源トランジスタMN41に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。そして、このレプリカ回路4aの電流源トランジスタMN41のゲート電圧をトランジスタ負荷アンプ回路2aの電流源トランジスタMN50のゲートに印可することで、アンプ回路2aに流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0040】
[参考例3]
次に、本発明の参考例3について説明する。図4は本発明の参考例3となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いる抵抗負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。本参考例のバイアス発生回路1bは、負荷抵抗用の電圧を発生する電圧発生回路3bと、アンプ回路2bを模したレプリカ回路4bと、フィードバックアンプAMP3とから構成される。
【0041】
電圧発生回路3bは、第1の端子に第1の電源電位が与えられる定電流源I3と、第1の端子が定電流源I3の第2の端子と接続され、第2の端子に第2の電源電位が与えられる第1の負荷抵抗RL0(第1の負荷素子)とからなる。負荷抵抗用の電圧は、定電流源I3からの電流を負荷抵抗RL0で受けることで生成される。
【0042】
レプリカ回路4bは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の第9のトランジスタであるnMOSトランジスタMN60(電流源模擬トランジスタ)と、ゲート端子に電位bias3が与えられ、ソース端子がトランジスタMN60のドレイン端子と接続された第1の導電性の第10のトランジスタであるnMOSトランジスタMN61と、第1の端子がトランジスタMN61のドレイン端子と接続され、第2の端子に第2の電源電位が与えられる第2の負荷抵抗RL3(第2の負荷素子)とからなる。
【0043】
フィードバックアンプAMP3は、非反転入力端子が第2の負荷抵抗RL3の第1の端子と接続され、反転入力端子が第1の負荷抵抗RL0の第1の端子と接続され、出力端子がトランジスタMN60のゲート端子と接続されている。
【0044】
抵抗負荷アンプ回路2bは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の電流源トランジスタであるnMOSトランジスタMN70と、ゲート端子に入力信号VIPが与えられ、ソース端子がトランジスタMN70のドレイン端子と接続された第1の導電性の第21のトランジスタであるnMOSトランジスタMN71と、ゲート端子に入力信号VINが与えられ、ソース端子がトランジスタMN70のドレイン端子と接続された第1の導電性の第23のトランジスタであるnMOSトランジスタMN72と、第1の端子がトランジスタMN71のドレイン端子と接続され、第2の端子に第2の電源電位が与えられる第3の負荷抵抗RL1と、第1の端子がトランジスタMN72のドレイン端子と接続され、第2の端子に第2の電源電位が与えられる第4の負荷抵抗RL2とからなる。
【0045】
負荷抵抗RL1,RL2は、それぞれトランジスタMN71,MN72の負荷となる。レプリカ回路4bのトランジスタMN60は、抵抗負荷アンプ回路2bの電流源トランジスタMN70を模し、レプリカ回路4bのトランジスタMN61は、アンプ回路2bのトランジスタMN71(MN72)を模し、レプリカ回路4bの負荷抵抗RL3は、アンプ回路2bの負荷抵抗RL1(RL2)を模したものである。
【0046】
なお、トランジスタMN61のゲート電位bias3は、トランジスタMN71,MN72のゲート電位と等しくすればよく、トランジスタMN71,MN72のゲート電位と負荷抵抗RL1,RL2の第1の端子電位(トランジスタMN71,MN72のドレイン電位)とが等しい場合には、トランジスタMN61のゲート端子を負荷抵抗RL3の第1の端子と接続してもよい。
【0047】
以上のような回路において、フィードバックアンプAMP3は、反転入力端子に入力される負荷抵抗RL0の第1の端子の電位と非反転入力端子に入力される負荷抵抗RL3の第1の端子の電位とが等しくなるように電流源トランジスタMN60のゲート電圧を生成する。
【0048】
負荷抵抗RL0の第2の端子の電位と負荷抵抗RL3の第2の端子の電位とは共に第2の電源電位で等しく、これに加えて負荷抵抗RL0の第1の端子の電位と負荷抵抗RL3の第1の端子の電位も等しくなるので、負荷抵抗RL3に流れる電流は負荷抵抗RL0と同じように電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0049】
負荷抵抗RL3に流れる電流が常に一定になることから、これと直列に接続される電流源トランジスタMN60に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。そして、このレプリカ回路4bの電流源トランジスタMN60のゲート電圧を抵抗負荷アンプ回路2bの電流源トランジスタMN70のゲートに印可することで、アンプ回路2bに流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0050】
[第1の実施の形態]
次に、本発明の第1の実施の形態について説明する。図5は本発明の第1の実施の形態となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるCMOSトランジスタ負性抵抗発振回路の構成を示す回路図である。本実施の形態のバイアス発生回路1cは、負性抵抗用のpMOSトランジスタのゲート電圧を発生するゲート電圧発生回路3cと、CMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2cを模したレプリカ回路4cと、フィードバックアンプAMP4とから構成される。
【0051】
ゲート電圧発生回路3cは、第1の端子に第1の電源電位が与えられる定電流源I4と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに定電流源I4の第2の端子が接続された第2の導電性の第24のトランジスタであるpMOSトランジスタMP80(第3の負荷素子)とからなる。pMOS用のゲート電圧は、定電流源I4からの電流をトランジスタMP80で受けることで生成される。
【0052】
レプリカ回路4cは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の第25のトランジスタであるnMOSトランジスタMN80(電流源模擬トランジスタ)と、ソース端子がトランジスタMN80のドレイン端子と接続され、ゲート端子とドレイン端子とが短絡された第1の導電性の第26のトランジスタであるnMOSトランジスタMN81と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とがトランジスタMN81のゲート端子およびドレイン端子と接続された第2の導電性の第27のトランジスタであるpMOSトランジスタMP81とからなる。トランジスタMN81とMP81とは第4の負荷素子を構成している。
【0053】
フィードバックアンプAMP4は、非反転入力端子(第2の入力端子)がトランジスタMP81のゲート端子およびドレイン端子とトランジスタMN81のゲート端子およびドレイン端子とに接続され、反転入力端子(第1の入力端子)がトランジスタMP80のゲート端子およびドレイン端子と接続され、出力端子がトランジスタMN80のゲート端子と接続されている。
【0054】
CMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2cは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の電流源トランジスタであるnMOSトランジスタMN90と、ソース端子がトランジスタMN90のドレイン端子と接続された第1の導電性の第31のトランジスタであるnMOSトランジスタMN91と、ゲート端子がトランジスタMN91のドレイン端子と接続され、ソース端子がトランジスタMN90のドレイン端子と接続され、ドレイン端子がトランジスタMN91のゲート端子と接続された第1の導電性の第32のトランジスタであるnMOSトランジスタMN92と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、ドレイン端子がトランジスタMN91のドレイン端子と接続された第2の導電性の第33のトランジスタであるpMOSトランジスタMP91と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、ゲート端子がトランジスタMP91のドレイン端子と接続され、ドレイン端子がトランジスタMP91のゲート端子およびトランジスタMN92のドレイン端子と接続された第2の導電性の第34のトランジスタであるpMOSトランジスタMP92と、第1の端子がトランジスタMP91のドレイン端子とトランジスタMP92のゲート端子とトランジスタMN91のドレイン端子とトランジスタMN92のゲート端子とに接続され、第2の端子がトランジスタMP91のゲート端子とトランジスタMP92のドレイン端子とトランジスタMN91のゲート端子とトランジスタMN92のドレイン端子とに接続された第1のコイルL90と、コイルL90と並列に設けられた第1のコンデンサC90とからなる。
【0055】
1対のトランジスタMN91,MN92と1対のトランジスタMP91,MP92とは、CMOSトランジスタ負性抵抗回路を構成し、コイルL90とコンデンサC90とは、LC回路を構成している。レプリカ回路4cのトランジスタMN80は、CMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2cの電流源トランジスタMN90を模し、レプリカ回路4cのトランジスタMN81は、発振回路2cの差動トランジスタMN91(MN92)を模し、レプリカ回路4cのトランジスタMP81は、発振回路2cのトランジスタMP91(MP92)を模したものである。
【0056】
以上のような回路において、フィードバックアンプAMP4は、反転入力端子に入力されるトランジスタMP80のゲート電圧およびドレイン電圧と非反転入力端子に入力されるトランジスタMP81のゲート電圧およびドレイン電圧とが等しくなるように電流源トランジスタMN80のゲート電圧を生成する。
【0057】
トランジスタMP80のソース端子の電位とトランジスタMP81のソース端子の電位とは共に第2の電源電位で等しく、これに加えてトランジスタMP80のゲート端子およびドレイン端子の電位とトランジスタMP81のゲート端子およびドレイン端子の電位も等しくなるので、トランジスタMP81に流れる電流はトランジスタMP80と同じように電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0058】
トランジスタMP81に流れる電流が常に一定になることから、これと直列に接続されるトランジスタMN80に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。そして、このレプリカ回路4cの電流源トランジスタMN80のゲート電圧をCMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2cの電流源トランジスタMN90のゲートに印可することで、発振回路2cに流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0059】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図6は本発明の第2の実施の形態となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負性抵抗発振回路の構成を示す回路図である。本実施の形態のバイアス発生回路1dは、負性抵抗用のpMOSトランジスタのゲート電圧を発生するゲート電圧発生回路3dと、pMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2dを模したレプリカ回路4dと、フィードバックアンプAMP5とから構成される。
【0060】
ゲート電圧発生回路3dは、第1の端子に第1の電源電位が与えられる定電流源I5と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、短絡されたゲート端子とドレイン端子とに定電流源I5の第2の端子が接続された第2の導電性の第28のトランジスタであるpMOSトランジスタMP100(第3の負荷素子)とからなる。pMOS用のゲート電圧は、定電流源I5からの電流をトランジスタMP100で受けることで生成される。
【0061】
レプリカ回路4dは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の第29のトランジスタであるnMOSトランジスタMN100(電流源模擬トランジスタ)と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、ゲート端子とドレイン端子とが短絡された第2の導電性の第30のトランジスタであるpMOSトランジスタMP101(第4の負荷素子)とからなる。
【0062】
フィードバックアンプAMP5は、非反転入力端子(第2の入力端子)がトランジスタMP101のゲート端子およびドレイン端子と接続され、反転入力端子(第1の入力端子)がトランジスタMP100のゲート端子およびドレイン端子と接続され、出力端子がトランジスタMN100のゲート端子と接続されている。
【0063】
pMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2dは、ゲート端子がバイアス出力端子BOUTと接続され、ソース端子に第1の電源電位が与えられる第1の導電性の電流源トランジスタであるnMOSトランジスタMN110と、ソース端子に第2の電源電位が与えられた第2の導電性の第35のトランジスタであるpMOSトランジスタMP111と、ソース端子に第2の電源電位が与えられ、ゲート端子がトランジスタMP111のドレイン端子と接続され、ドレイン端子がトランジスタMP111のゲート端子と接続された第2の導電性の第36のトランジスタであるpMOSトランジスタMP112と、第1の端子がトランジスタMP111のドレイン端子とトランジスタMP112のゲート端子とに接続され、第2の端子がトランジスタMN110のドレイン端子と接続された第2のコイルL111と、第1の端子がトランジスタMP111のゲート端子とトランジスタMP112のドレイン端子とに接続され、第2の端子がトランジスタMN110のドレイン端子とコイルL111の第2の端子とに接続された第3のコイルL112と、第1の端子がトランジスタMP111のドレイン端子とトランジスタMP112のゲート端子とに接続され、第2の端子がトランジスタMP111のゲート端子とトランジスタMP112のドレイン端子とに接続された第2のコンデンサC110とからなる。
【0064】
1対のトランジスタMP111,MP112は、負性抵抗回路を構成し、コイルL111,L112とコンデンサC110とは、LC回路を構成している。レプリカ回路4dのトランジスタMN100は、pMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2dの電流源トランジスタMN110を模し、レプリカ回路4dのトランジスタMP101は、発振回路2dのトランジスタMP111(MP112)を模したものである。
【0065】
以上のような回路において、フィードバックアンプAMP5は、反転入力端子に入力されるトランジスタMP100のゲート電圧およびドレイン電圧と非反転入力端子に入力されるトランジスタMP101のゲート電圧およびドレイン電圧とが等しくなるように電流源トランジスタMN100のゲート電圧を生成する。
【0066】
トランジスタMP100のソース端子の電位とトランジスタMP101のソース端子の電位とは共に第2の電源電位で等しく、これに加えてトランジスタMP100のゲート端子およびドレイン端子の電位とトランジスタMP101のゲート端子およびドレイン端子の電位も等しくなるので、トランジスタMP101に流れる電流はトランジスタMP100と同じように電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0067】
トランジスタMP101に流れる電流が常に一定になることから、これと直列に接続されるトランジスタMN100に流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。そして、このレプリカ回路4dの電流源トランジスタMN100のゲート電圧をpMOSトランジスタ負性抵抗発振回路2dの電流源トランジスタMN110のゲートに印可することで、発振回路2dに流れる電流も、電源電圧VDDによらず常に一定になる。
【0068】
以上説明した参考例1〜参考例3及び第1、第2の実施の形態では、nMOSトランジスタのゲートバイアスを発生する回路について記述したが、参考例1〜参考例3及び第1、第2の実施の形態において、nMOSトランジスタをpMOSトランジスタに変更し、pMOSトランジスタをnMOSトランジスタに変更して、第1の電源電位を電源電圧VDDに変更し、第2の電源電位を接地電位に変更すれば、pMOSトランジスタのゲートバイアスを発生する回路を同様に構成できることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、差動回路とこの差動回路の負荷と差動回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなるアンプ回路に対し、バイアス出力端子から電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス発生回路において、アンプ回路の負荷を模した第1の負荷素子に定電流を流す定電流回路と、アンプ回路の差動回路を模した回路と負荷を模した第2の負荷素子と電流源トランジスタを模した電流源模擬トランジスタとからなるレプリカ回路と、定電流回路の第1の負荷素子の電位とレプリカ回路の第2の負荷素子の電位とが等しくなるように電流源模擬トランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを設けることにより、レプリカ回路の第2の負荷素子に流れる電流が定電流回路の第1の負荷素子と同じように電源電圧によらず常に一定となって、レプリカ回路の電流源模擬トランジスタに流れる電流も電源電圧によらず常に一定となるため、この電流源模擬トランジスタのゲート電圧をアンプ回路の電流源トランジスタのゲートに印可することで、アンプ回路に流れる電流を電源電圧によらず常に一定とすることができる。その結果、電源電圧変動に対して安定した電流を発生するバイアス発生回路を実現することができる。また、アンプ回路の電流源トランジスタを流れる電流値が大幅に低下することがなくなる。
【0070】
また、本発明によれば、LC回路と負性抵抗回路とこの負性抵抗回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなる発振回路に対し、電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス出力端子を有するバイアス発生回路において、負性抵抗回路を模した第3の負荷素子に定電流を流す定電流回路と、負性抵抗回路を模した第4の負荷素子と電流源トランジスタを模した電流源模擬トランジスタとからなるレプリカ回路と、定電流回路の第3の負荷素子の電位とレプリカ回路の第4の負荷素子の電位とが等しくなるように電流源模擬トランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを設けることにより、レプリカ回路の第4の負荷素子に流れる電流が定電流回路の第3の負荷素子と同じように電源電圧によらず常に一定となって、レプリカ回路の電流源模擬トランジスタに流れる電流も電源電圧によらず常に一定となるため、この電流源模擬トランジスタのゲート電圧を発振回路の電流源トランジスタのゲートに印可することで、発振回路に流れる電流を電源電圧によらず常に一定とすることができる。その結果、電源電圧変動に対して安定した電流を発生するバイアス発生回路を実現することができる。また、発振回路の電流源トランジスタを流れる電流値が大幅に低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例1となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。
【図2】 本発明の参考例1におけるフィードバックアンプの回路図である。
【図3】 本発明の参考例2となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるnMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。
【図4】 本発明の参考例3となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いる抵抗負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるCMOSトランジスタ負性抵抗発振回路の構成を示す回路図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態となるバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負性抵抗発振回路の構成を示す回路図である。
【図7】 従来のバイアス発生回路とこのバイアス発生回路で生成されるバイアスを用いるpMOSトランジスタ負荷アンプ回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d…バイアス発生回路、2…pMOSトランジスタ負荷アンプ回路、2a…nMOSトランジスタ負荷アンプ回路、2b…抵抗負荷アンプ回路、2c…CMOSトランジスタ負性抵抗発振回路、2d…pMOSトランジスタ負性抵抗発振回路、3、3c、3d…ゲート電圧発生回路、3a…ソース電圧発生回路、3b…電圧発生回路、4、4a、4b、4c、4d…レプリカ回路、AMP1、AMP2、AMP3、AMP4,AMP5…フィードバックアンプ。
Claims (2)
- LC回路と、1対の第1の導電性のトランジスタおよび1対の第2の導電性のトランジスタを有する負性抵抗回路と、この負性抵抗回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなる発振回路に対し、前記電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス出力端子を有するバイアス発生回路において、
第1の端子に第1の電源電位が与えられる第4の定電流源と、ソース端子に前記第1の電源電位と異なる第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子に前記第4の定電流源の第2の端子が接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第24のトランジスタとからなる定電流回路と、
ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続された、前記電流源トランジスタを模した第1の導電性の第25のトランジスタと、ソース端子が前記第25のトランジスタのドレイン端子と接続され、ゲート端子とドレイン端子とが短絡された、前記負性抵抗回路の第1の導電性のトランジスタを模した第1の導電性の第26のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子が前記第26のトランジスタのゲート端子およびドレイン端子と接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第27のトランジスタとからなるレプリカ回路と、
第1の入力端子が前記第24のトランジスタのゲート端子と接続され、第2の入力端子が前記第27のトランジスタのゲート端子と接続され、出力端子が前記バイアス出力端子と接続され、前記第24のトランジスタのゲート電位と前記第27のトランジスタのゲート電位とが等しくなるように前記第25のトランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを有し、
前記発振回路の電流源トランジスタは、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続され、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、
前記負性抵抗回路の第1の導電性のトランジスタは、ソース端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続された第1の導電性の第31のトランジスタと、ゲート端子が前記第31のトランジスタのドレイン端子と接続され、ソース端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第31のトランジスタのゲート端子と接続された第1の導電性の第32のトランジスタとからなり、
前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタは、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ドレイン端子が前記第31のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第33のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記第33のトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第33のトランジスタのゲート端子および前記第32のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第34のトランジスタとからなり、
前記LC回路は、第1の端子が前記第33のトランジスタのドレイン端子と前記第34のトランジスタのゲート端子と前記第31のトランジスタのドレイン端子と前記第32のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記第33のトランジスタのゲート端子と前記第34のトランジスタのドレイン端子と前記第31のトランジスタのゲート端子と前記第32のトランジスタのドレイン端子とに接続された第1のコイルと、この第1のコイルと並列に設けられた第1のコンデンサとからなることを特徴とするバイアス発生回路。 - LC回路と、1対の第2の導電性のトランジスタを有する負性抵抗回路と、この負性抵抗回路に電流を供給する電流源トランジスタとからなる発振回路に対し、前記電流源トランジスタのゲート端子にバイアスを供給するバイアス出力端子を有するバイアス発生回路において、
第1の端子に第1の電源電位が与えられる第5の定電流源と、ソース端子に前記第1の電源電位と異なる第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子に前記第5の定電流源の第2の端子が接続された、前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタを模した第2の導電性の第28のトランジスタとからなる定電流回路と、
ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続された、前記電流源トランジスタを模した第1の導電性の第29のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子およびドレイン端子が前記第29のトランジスタのドレイン端子と接続された第2の導電性の第30のトランジスタとからなるレプリカ回路と、
第1の入力端子が前記第28のトランジスタのゲート端子と接続され、第2の入力端子が前記第30のトランジスタのゲート端子と接続され、出力端子が前記バイアス出力端子と接続され、前記第28のトランジスタのゲート電位と前記第30のトランジスタのゲート電位とが等しくなるように前記第29のトランジスタのゲート電位を制御するフィードバックアンプとを有し、
前記発振回路の電流源トランジスタは、ゲート端子が前記バイアス出力端子と接続され、ソース端子に前記第1の電源電位が与えられ、
前記負性抵抗回路の第2の導電性のトランジスタは、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられた第2の導電性の第35のトランジスタと、ソース端子に前記第2の電源電位が与えられ、ゲート端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と接続された第2の導電性の第36のトランジスタとからなり、
前記LC回路は、第1の端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と前記第36のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と接続された第2のコイルと、第1の端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と前記第36のトランジスタのドレイン端子とに接続され、第2の端子が前記電流源トランジスタのドレイン端子と前記第2のコイルの第2の端子とに接続された第3のコイルと、第1の端子が前記第35のトランジスタのドレイン端子と前記第36のトランジスタのゲート端子とに接続され、第2の端子が前記第35のトランジスタのゲート端子と前記第36のトランジスタのドレイン端子とに接続された第2のコンデンサとからなることを特徴とするバイアス発生回路。
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