JP4098226B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、特定入球口に入球した遊技球を、周期動作により特定領域と通常領域とに振り分ける振り分け手段を搭載したパチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、特定入球口に入球した遊技球を所定の周期動作、例えば回転動作により特定領域と通常領域とに振り分ける振り分け手段を搭載し、特定入球口に入球した遊技球が振り分け手段により特定領域側に振り分けられた場合に、遊技者に有利な利益状態を発生させるように構成したものが知られている。
この種の弾球遊技機においては、特定入球口に入球した遊技球が振り分け手段により振り分けられる様子を遊技者に見せること自体が1つの演出となっているが、例えば遊技球が特定入球口に入球した場合に、その遊技球がその後に振り分け手段によってどのように振り分けられるかを予測して、その予測結果を報知するようにすれば、振り分け手段による演出効果はより一層向上するものと期待される。
そこで、例えば特許文献1に記載の弾球遊技機では、振り分け手段による振り分け結果は遊技球が特定入球口に入球した時点での振り分け手段の振り分け姿勢(特許文献1では停留部78の姿勢)に大きく関係していることを利用して、特定入球口に遊技球が入球したときの振り分け手段の振り分け姿勢が、特定領域への振り分けに対応する特定姿勢(特許文献1では停留部78の停留可能姿勢)の標準時間前の姿勢であるか否かに応じて、振り分け予測結果を報知するように構成されている。
なお、ここで言う標準時間とは、遊技球が特定入球口に入球してから振り分け手段(特許文献1では停留部78)に到達するまでの標準的な時間である。特許文献1に記載の発明では、この標準時間を実測値に基づいて決定するように構成されていることにより、例えば遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによる予測結果のズレを解消できるものと考えられる。
特開2002−11166号公報
特許文献1に記載の弾球遊技機のような構成では、特定領域への振り分けに対応する特定姿勢を正確に特定し得る場合、即ち振り分け手段の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得る場合には、一定精度の予測結果を得ることができるものと考えられるが、振り分け手段の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得ない又は特定することが難しい場合には、一定精度の予測結果を得ることができないという問題がある。
そもそも、特許文献1に記載の弾球遊技機のように振り分け手段の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得るような場合よりも、振り分け手段の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得ない又は特定することが難しい弾球遊技機においてこそ、振り分け予測結果を報知することによる顕著な演出効果が期待できるものと考えられる。
また、特許文献1に記載の弾球遊技機のような構成では、振り分け手段の振り分け動作が異なれば、特定領域への振り分けに対応する特定姿勢も異なってくるため、予測演出に関する制御内容もそれに対応したものにしなければならないという問題もある。これは、機種毎にその振り分け動作が異なる仕様となっている場合のみならず、遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによって振り分け手段の振り分け動作が微妙に異なる場合にも問題となる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、振り分け手段の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を特定し得るか否かに拘わらず一定精度の予測結果を得ることができ、また振り分け手段の振り分け動作が異なっても同じ制御内容で予測結果を得ることが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、特定入球口20と、該特定入球口20に入球した遊技球を、所定の周期動作により特定領域22と通常領域23とに振り分ける振り分け手段24と、所定の演出手段62とを備えた弾球遊技機において、前記振り分け手段24の1又は複数周期に対応して1周期の計時を行うタイマ手段74と、遊技球が前記特定入球口20を通過したことを検出する入球検出手段55と、遊技球が前記特定領域22を通過したことを検出する特定領域通過検出手段43と、前記特定領域通過検出手段43により検出された遊技球が前記入球検出手段55により検出された際の前記タイマ手段74のタイマ値に関する情報を蓄積する情報蓄積手段76と、該情報蓄積手段76に蓄積された情報に基づいて前記演出手段62を制御する演出制御手段80とを備えたものである。
本発明によれば、演出手段62による振り分け予測結果の報知は、当該弾球遊技機における実際の振り分け結果の蓄積情報に基づいて行われるため、常に一定の正確性を有しており、例えば遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによって予測結果にズレが生じるようなことはない。
また、振り分け手段24の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定することなく予測結果を得ることができるため、振り分け手段24の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得ない又は特定することが難しい場合であっても、容易に一定精度の予測結果を得ることができる。
更に、機種毎にその振り分け動作が異なる仕様となっている場合や、遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによって振り分け手段の振り分け動作が微妙に異なる場合であっても、同じ制御内容で予測結果を得ることができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図12は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを有する。前枠3には、遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側にガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが夫々設けられている。
発射手段9は、発射レール11と、上皿7から発射レール11上に1個ずつ供給される遊技球を打撃する打撃槌12と、遊技者が発射ハンドル10を操作したときに打撃槌12を駆動する発射モータ13とを備え、遊技者による発射ハンドル10の操作に基づいて遊技球を遊技盤4側へと発射させるようになっている。
遊技盤4の前面には、図2に示すように、ガイドレール14が環状に装着されると共に、このガイドレール14の内側の遊技領域15の略中央に振り分け入賞手段16が設けられている。また振り分け入賞手段16の下方には1又は複数個、例えば3個の始動入賞手段17a〜17cが、振り分け入賞手段16の左右両側には普通入賞手段18及び開閉入賞手段19が夫々設けられている。
振り分け入賞手段16は、特定入賞口(特定入球口)20と、この特定入賞口20を開閉する開閉爪(開閉手段)21と、特定入賞口20に入賞した遊技球を所定の周期動作により特定領域22と通常領域23とに振り分ける振り分け手段24とを備え、始動入賞手段17a〜17cに遊技球が入賞することを条件に開閉爪21を1又は複数回開放し、その開放中に特定入賞口20に入賞した遊技球を、振り分け手段24により特定領域22と通常領域23との何れかに誘導するように構成されている。
特定入賞口20に入賞した遊技球が振り分け手段24によって特定領域22側に振り分けられた場合には、遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。特別遊技状態が発生すると、開閉爪21が所定回数(例えば18回)、所定入賞個数(例えば10個)を限度として開閉され、この特別遊技状態の発生中に遊技球が特定領域22を通過することを条件に、所定回数(例えば16回)を限度としてこの特別遊技状態が繰り返されるようになっている。
振り分け入賞手段16は、図3〜図6に示すように、遊技盤4の嵌合孔4aに前側から嵌合する本体ケース25と、この本体ケース25の前側に着脱自在に装着される前カバー26と、本体ケース25の後側に例えば取り付けボス27aを介して着脱自在に装着される後カバー27とを備えている。
本体ケース25には、その前側に鍔状の前板部25aが例えば一体に設けられ、その前板部25aの前側上部に特定入賞口20及び開閉爪21が、前板部25aの後側下部に振り分け手段24、特定入賞口20側から案内されてきた遊技球を受け入れる振り分け入球口31、振り分け手段24により案内された遊技球を遊技盤4の裏側に排出する排出通路32、振り分け入球口31と排出通路32とを接続するように配設され且つ振り分け手段24による振り分け動作時に遊技球が通過する振り分け案内通路33等が夫々設けられ、前板部25aを嵌合孔4aの周辺部分において遊技盤4の前面側に当接させた状態で遊技盤4に対してねじ止め等により着脱自在に固定されている。
振り分け手段24は、例えば横軸廻りに回転可能に配置され且つ遊技球を保持可能な複数の遊技球保持部35を外周面上の所定位置に備えた回転ドラム36と、この回転ドラム36を回転駆動する回転駆動手段37と、排出通路32の上流側に移動可能に配置され且つ特定領域22を備えた特定領域部材38とを備え、振り分け入球口31を介して回転ドラム36の前側の振り分け停留部39に停留した遊技球を、回転駆動手段37により回転されている回転ドラム36の遊技球保持部35で保持し、振り分け案内通路33を経由して特定領域変動手段38側に搬送し、その特定領域部材38上の特定領域22又はその側方の通常領域23との何れかを通過させて排出通路32側に案内するように構成されている。
回転ドラム36の周壁部40には、夫々1個の遊技球を吸着保持可能な磁石41が複数個埋設されており、この磁石41の外側が遊技球保持部35となっている。なお、例えば回転ドラム36の周壁部40の外周面には、磁石41の外側を覆うように装飾シート42が貼着されており、その装飾シート42上には、遊技球保持部35に対応して所定のマーキングが施されている。
回転駆動手段37は、ステッピングモータ等よりなり、回転ドラム36を所定方向、例えば前面側が上向きに移動する方向に所定速度で回転駆動するように構成されている。振り分け案内通路33は、回転ドラム36の前側の振り分け停留部39から回転ドラム36の上面側に沿って形成され、回転ドラム36の後側で排出通路32の上流側に接続されている。
特定領域部材38は、排出通路32の上流側を特定領域22と通常領域23とに区分するもので、1個の遊技球が通過可能な開口状に形成された特定領域22と、この特定領域22を通過した遊技球を検出する特定領域通過検出スイッチ43と、特定領域22の左右両側に立設される仕切板44とを備え、往復駆動手段45の駆動により案内レール部46に沿って左右方向所定範囲、例えば回転ドラム36の軸方向略全体に対応する範囲で往復移動されるように構成されている。回転ドラム36によってその後側まで搬送されてきた遊技球は、左右の仕切板44の内側に入ったものは特定領域22を通過して特定領域通過検出スイッチ43に検出された上で排出通路32側に案内され、左右の仕切板44の内側に入れなかったものは特定領域22の側方の通常領域23を通過して排出通路32側に案内される。
なお、特定領域部材38の左右の仕切板44間の幅は、例えば排出通路32の横幅の1/3程度となっており、回転ドラム36によって搬送されてきた遊技球は1/3程度の確率で特定領域22を通過するようになっている。
また、本体ケース25には、少なくとも振り分け案内通路33の前側に対応する部分に例えば透明な視認窓25bが設けられており、この視認窓25bを介して振り分け案内通路33の内部の様子、即ち振り分け手段24により振り分けられる遊技球の様子が前側から視認可能となっている。
往復駆動手段45は、例えば後カバー27に駆動軸47が前向きとなるように取り付けられた例えば減速機付きの駆動モータ48と、一端側が駆動軸47に固定され、他端側に案内孔49が設けられた揺動アーム50とを備え、特定領域部材38の後側に突出する突出部38aが揺動アーム50の案内孔49に前側から係合している。駆動モータ48を正逆方向に交互に駆動することにより、揺動アーム50が揺動し、これに伴って特定領域部材38が左右方向に往復移動するようになっている。なお、特定領域部材38は、往復駆動手段45により、回転ドラム36と周期が一致するように、即ち回転ドラム36が1回転する間に1往復するように駆動される。
前カバー26は、本体ケース25の前板部25aの前側に例えば着脱可能に装着されており、特定入賞口20及び開閉爪21を前側から覆う入賞口カバー51と、特定入賞口20の下部から左右に分岐し、視認窓25bの左右両側を経由して振り分け入球口31の前側両側部に連通する前案内通路部52と、前案内通路部52の左右の排出口53,53間に後ろ向きの傾斜状に設けられ且つ前案内通路部52によって案内された遊技球を振り分け入球口31を介して後側の振り分け停留部39に案内する案内傾斜部54とを例えば一体に備えている。
開閉爪21の下側には、遊技球が特定入賞口20を通過したことを検出する入賞検出スイッチ(入球検出手段)55が、本体ケース25の前板部25a側から前カバー26の裏面側にかけて突出状に配置されている。
開閉爪21を開閉駆動する開閉駆動手段56はソレノイド等により構成され、例えば駆動軸57を下向きにした状態で例えば後カバー27に装着されており、駆動軸57には前向きに突出する左右一対の駆動ピン58が固定されている。開閉爪21は、後向きに一体に突設された支軸21aにより前カバー26側に揺動自在に支持され、その支軸21aの後端側には、斜め内向きに突出する揺動レバー59が一体に設けられており、この揺動レバー59の端部近傍に設けられた係合溝60に駆動ピン58が後側から係合している。開閉駆動手段56の駆動により、駆動軸57及び駆動ピン58が上下に移動し、この上下動が揺動レバー59を介して支軸21aの正逆方向の回転動作に変換され、開閉爪21が開閉するようになっている。
また、本体ケース25の前板部25aの前側には、開閉爪21の上側に、開閉爪21が閉状態のときに開閉爪21の間の隙間を上側から閉鎖して特定入賞口20への遊技球の入賞を阻止する入賞阻止手段61が、例えば着脱自在に設けられている。また、前板部25aの前側の所定位置、例えば入賞阻止手段61の前側には、報知ランプ62が設けられている。
図7は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。この制御系は、開閉制御手段71、振り分け制御手段72、特別遊技状態発生手段73、タイマ手段74、タイマ値取得手段75、情報蓄積手段76、カウンタ加算手段77、演算手段79、演出制御手段80等を備えている。
開閉制御手段71は、開閉爪21を開閉駆動する開閉駆動手段56を制御するもので、始動入賞手段17a〜17cに遊技球が入賞することを条件に、開閉爪21を所定回数開放させるべく、開閉駆動手段56に駆動制御信号を出力するようになっている。本実施形態では、左右の始動入賞手段17a,17cへの遊技球の入賞に対して1回、中央の始動入賞手段17bへの遊技球の入賞に対して2回、夫々開閉爪21を開放させるようになっている。
振り分け制御手段72は、振り分け手段24の振り分け動作の制御、即ち回転ドラム36を回転駆動する回転駆動手段37の制御と、特定領域部材38を往復駆動する往復駆動手段45の制御とを行うもので、少なくとも開閉爪21の開放中及びその開放中に特定入賞口20に入賞した遊技球が排出通路32に排出されるまでの期間、回転ドラム36の回転動作と特定領域部材38の往復動作とを同期させるように回転駆動手段37と往復駆動手段45とに駆動制御信号を出力するようになっている。なお、振り分け手段24は、客待ちデモ中等を除く遊技状態中は常時動作させるようにしてもよい。
特別遊技状態発生手段73は、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、遊技球が特定領域22を通過したことを特定領域通過検出スイッチ43が検出することを条件に作動を開始するようになっている。特別遊技状態発生手段73が作動して特別遊技状態が発生すると、開閉爪21が所定回数(例えば18回)、所定入賞個数(例えば10個)を限度として開閉され、この特別遊技状態の発生中に遊技球が特定領域22を通過することを条件に、所定回数(例えば16回)を限度としてこの特別遊技状態が繰り返されるようになっている。
タイマ手段74は、振り分け手段24の1周期に対応して1又は複数周期、例えば1周期の計時を行うように構成されており、例えばそのタイマ値のカウント範囲は0〜99に設定されている。図9は、回転ドラム36の回転角をθ(基準位置が最上部にある状態を0とする)として、振り分け手段24の周期動作(回転ドラム36の回転動作、及び特定領域部材38の往復動作)とタイマ手段74のタイマ値との対応関係の一例を示したものである。このように、タイマ手段74による0〜99の各タイマ値は、振り分け手段24の1周期を100分割した各動作状態に1対1に対応している。
タイマ値取得手段75は、遊技球が特定入賞口20に入賞して、入賞検出スイッチ55がこれを検出したときにそのときのタイマ手段74のタイマ値を取得するものである。
情報蓄積手段76は、特定領域通過検出スイッチ43により検出された遊技球が入賞検出スイッチ55により検出されたときのタイマ手段74のタイマ値に関する情報を蓄積するもので、複数個、例えば10個のカウンタ手段81a〜81jを備えている。
各カウンタ手段81a〜81bは、図8に示すように、タイマ手段74によるタイマ値の全カウント範囲0〜99を複数、例えば10に分割した各カウント範囲、例えば0〜9,10〜19,…,90〜99に対応しており、各カウンタ手段81a〜81bは夫々入賞カウンタ(入球カウンタ)82a〜82jと特定領域通過カウンタ83a〜83jとを備えている。
カウンタ加算手段77は、カウンタ手段81a〜81jのカウンタ値の加算処理を行うもので、入賞時加算手段(入球時加算手段)77aと特定領域通過時加算手段77bとを備え、例えば定期割り込み毎に図10に示すカウンタ加算処理を実行するように構成されている。
カウンタ加算手段77によるカウンタ加算処理(図10)は例えば次のような手順で行われる。即ち、先ず入賞検出スイッチ55による検出があったか否かが判定され(S1)、入賞検出スイッチ55による検出があった場合には、入賞時加算手段77aにより、タイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応する入賞カウンタ82a〜82jに所定値、例えば1が加算される(S2)。
S1において入賞検出スイッチ55による検出がなかった場合には、特定領域通過検出スイッチ43による検出があったか否かが判定され(S3)、特定領域通過検出スイッチ43による検出があった場合には、特定領域通過時加算手段77bにより、その検出に係る遊技球が特定入賞口20に入賞したときにタイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応する特定領域通過カウンタ83a〜83jに所定値、例えば1が加算される(S4)。
なお、情報蓄積手段76に蓄積された情報、即ち入賞カウンタ82a〜82j、特定領域通過カウンタ83a〜83jの各計数値は、所定のタイミング、例えば電源が投入される毎、所定のリセット処理が行われる毎に初期化するように構成してもよいし、最初の電源投入時から半永久的に情報を蓄積するように構成してもよい。
演算手段79は、情報蓄積手段76に蓄積された情報に基づいて所定の演算を行うもので、例えば特定領域22への振り分け率(以下、特定振り分け率という)を各カウンタ手段81a〜81j毎に演算するように構成されている。ここで、特定振り分け率は、特定入賞口20に入賞した遊技球が特定領域22側に振り分けられる確率を、タイマ手段74の各カウント範囲0〜9,10〜19,…,90〜99毎に算出したもので、各カウンタ手段81a〜81j毎に、特定領域通過カウンタ83a〜83jの計数値を、入賞カウンタ82a〜82jの計数値で除算することにより算出できる。
演出制御手段80は、情報蓄積手段76に蓄積された情報に基づいて報知ランプ62を制御するもので、例えば図11に示すような演出制御処理を定期割り込み毎に実行することにより、入賞検出スイッチ55による検出があったときに、そのときのタイマ値取得手段75によるタイマ値と、演出手段79で得られた各カウント範囲毎の特定振り分け率とに基づいて、そのタイマ値に対応する特定振り分け率が所定値、例えば0.8(80%)以上の場合に、報知ランプ62を点滅させる特定演出を行わせるように構成されている。
なお、演出制御手段80は、例えば情報蓄積手段76に蓄積された情報が一定の量を超えるまでは特定演出を行わないように構成されている。本実施形態では、特定入賞口20への入賞個数の累計、即ち入賞カウンタ82a〜82jの計数値の合計が20個を越えるまでは特定演出を行わないようになっている。
演出制御手段80による演出制御処理(図11)は、例えば次のような手順で行われる。即ち、まず振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上か否かが判定され(S11)、20個以上でなければ演出制御処理はここで終了する。
振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上であれば、続いて入賞検出スイッチ55による特定入賞口20へ入賞した遊技球の検出があったか否かが判定され(S12)、入賞検出があった場合には、タイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応する特定振り分け率の値が演算手段79より取得される(S13)。
そして、その取得された特定振り分け率の値が0.8(80%)以上であるか否かが判定され(S14)、0.8(80%)以上であれば、報知ランプ62が短時間だけ点滅される(S15)。
次に上記パチンコ機における動作について説明する。遊技に際して遊技者が発射ハンドル10を把持して操作すると、発射手段9が作動して、上皿7から発射レール11上に順次供給される遊技球をガイドレール14を経て遊技領域15へと打ち込んで行く。そして、この遊技領域15の上部側に発射された遊技球が盤面に沿って落下する間に、その遊技球が始動入賞手段17a〜17cの何れかに入賞すると、開閉制御手段71から開閉駆動手段56に対して駆動制御信号が出力され、これによって始動入賞手段17a,17cへの入賞に対しては1回、始動入賞手段17bへの入賞に対しては2回、開閉爪21が開放する。
また、開閉爪21が開放されると、少なくともその開放中及びその開放中に特定入賞口20に入賞した遊技球が排出通路32に排出されるまでの期間、振り分け制御手段72から振り分け手段24を構成する回転駆動手段37及び往復駆動手段45に対して夫々駆動制御信号が出力され、これによって回転ドラム36の回転動作と特定領域部材38の往復動作とが同一周期で繰り返される。
また、振り分け手段24の動作中は、タイマ手段74により、振り分け手段24の1周期に対応するように0〜99のカウント範囲で周期的にタイマ値のカウントが行われる。
開放された開閉爪21を介して特定入賞口20に遊技球が入賞し、その遊技球の通過が入賞検出スイッチ55により検出されると、タイマ値取得手段75によりその時点でのタイマ手段74のタイマ値が取得され、入賞時加算手段77aにより、入賞カウンタ82a〜82jのうち、その取得されたタイマ値に対応するものに1が加算される(S1,S2)。例えば、タイマ値取得手段75により取得されたタイマ値が0であれば入賞カウンタ82aに、95であれば入賞カウンタ82jに、1が加算される(図8参照)。
入賞検出スイッチ55に検出された遊技球は、前案内通路部52に沿って視認窓25bの左右一側を介して排出口53から案内傾斜部54上に排出される。案内傾斜部54上に排出された遊技球は、振り分け入球口31を介して後方に案内され、振り分け停留部39上で、回転駆動されている回転ドラム36の外周面に当接した状態で停留する。
回転ドラム36上の遊技球保持部35が振り分け停留部39の位置にくると、振り分け停留部39上の遊技球は遊技球保持部35に吸着保持されて上向きに持ち上げられ、振り分け案内通路33を介して回転ドラム36の後方側へ搬送される。そして、その遊技球は、往復駆動手段45によって左右に往復移動されている特定領域部材38の特定領域22を通過するか、或いは特定領域部材38の側方の通常領域23を通過した後、排出通路32を経て遊技盤4の後側に下向きに排出される。なお、特定領域22を通過した遊技球は、特定領域通過検出スイッチ43で検出される。
遊技球が特定領域22を通過し、その遊技球の通過が特定領域通過検出スイッチ43により検出されると、特定領域通過時加算手段77bにより、特定領域通過カウンタ83a〜83jのうち、その検出に係る遊技球が特定入賞口20に入賞したときにタイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応するものに1が加算される(S3,S4)。例えば、特定領域22を通過した遊技球が特定入賞口20に入賞したときにタイマ値取得手段75により取得されたタイマ値が0であった場合には特定領域通過カウンタ83aに、95であった場合には特定領域通過カウンタ83jに、1が加算される(図8参照)。
これにより、特定入賞口20に入賞した遊技球が特定領域22側に振り分けられた場合には、その入賞時のタイマ値に対応する入賞カウンタと特定領域通過カウンタとの両方に1が加算され、特定入賞口20に入賞した遊技球が通常領域23側に振り分けられた場合には、その入賞時のタイマ値に対応する入賞カウンタにのみ1が加算され、対応する特定領域通過カウンタの値はそのままとなる。
カウンタ手段81a〜81jの入賞カウンタ82a〜82j、特定領域通過カウンタ83a〜83jの何れかの値が更新されると、演算手段79により、その更新されたカウンタ手段81a〜81jについて、特定領域通過カウンタ83a〜83jの計数値が、入賞カウンタ82a〜82jの計数値で除算され、そのカウンタ手段に対応するカウント範囲の特定振り分け率が更新される。
また、特定領域通過検出スイッチ43により特定領域22を通過する遊技球が検出されると、特別遊技状態発生手段73が作動して遊技者に有利な特別遊技状態が発生する。即ち、開閉制御手段71の制御により、開閉爪21が所定回数(例えば18回)、所定入賞個数(例えば10個)を限度として開閉され、振り分け入賞手段16への遊技球の入賞が容易となり、遊技者に対して多大な利益が還元される。なお、特別遊技状態の発生中に遊技球が特定領域22を通過すれば、所定回数(例えば16回)を限度としてこの特別遊技状態が繰り返される。
例えば振り分け入賞手段16への遊技球の入賞個数の累計が所定値、例えば20個を越えた後に入賞検出スイッチ55による検出があった場合には(S11,S12)、そのときのタイマ値取得手段75によるタイマ値に対応する特定振り分け率が所定値、例えば0.8(80%)以上であれば、演出制御手段80により報知ランプ62が短時間点滅して、その遊技球が特定領域22側に振り分けられる可能性が高い旨の予測結果を報知する(S13〜S15)。
例えば、情報蓄積手段76に蓄積された情報が図12に示す状態となっている場合、特定入賞口20への入賞時に取得されたタイマ値が20〜29、又は70〜79の範囲にあれば、特定振り分け率が0.8以上であると判定されて報知ランプ62が点滅される。
ここで、演出制御手段80の制御により行われる報知ランプ62による振り分け予測結果の報知は、当該パチンコ機における実際の振り分け結果の蓄積情報に基づいて得られるものであるから、常に一定の正確性を有しており、例えば遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによって予測結果にズレが生じるようなことはない。
また、振り分け手段24の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定することなく予測結果を得ることができるため、振り分け手段24の姿勢とそれに対応する振り分け結果との関係を正確に特定し得ない又は特定することが難しい場合であっても、容易に一定精度の予測結果を得ることができる。
更に、機種毎にその振り分け動作が異なる仕様となっている場合や、遊技機毎の個体差や設置条件等の違いによって振り分け手段の振り分け動作が微妙に異なる場合であっても、同じ制御内容で予測結果を得ることができる。
図13は本発明の第2の実施形態を例示し、演出制御手段80は、開閉爪21の開放中に、タイマ手段74のタイマ値と、入賞カウンタ82a〜82j及び特定領域通過カウンタ83a〜83jの各計数値に基づいて得られる各カウント範囲毎の特定振り分け率とに基づいて報知ランプ62を制御するように構成した例を示している。
本実施形態の演出制御手段80は、例えば図13に示す演出制御処理を定期割り込み毎に実行するように構成されている。即ち、まず振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上か否かが判定され(S21)、20個以上でなければ演出制御処理はここで終了する。
振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上であれば、続いて開閉爪21が開放中であるか否かが判定され(S22)、開放中であれば、タイマ手段74からタイマ値が取得され(S23)、その取得されたタイマ値に対応する特定振り分け率の値が演算手段79より取得される(S24)。
そして、その取得された特定振り分け率の値が0.8(80%)以上であるか否かが判定され(S25)、0.8(80%)以上であれば、報知ランプ62が点滅される(S26)。
以上の演出制御手段80の制御内容以外については第1の実施形態と同様の構成を採用できる。
このような構成とすることで、遊技者は開閉爪21の開放時に自分に有利な入賞タイミングを知ることができるため、そのタイミングを狙って遊技球を発射させる等、より積極的な姿勢で遊技に臨むことができ、興趣が向上する利点がある。
図14は本発明の第3の実施形態を例示し、第1の実施形態の構成を簡略化して、特定領域通過カウンタ83a〜83jの計数値のみに基づいて予測演出を行うように構成した例を示している。
図14に示すように、本実施形態の制御系では、カウンタ手段81a〜81jにおいて入賞カウンタ82a〜82jが省略され、特定領域通過カウンタ83a〜83jのみが設けられている。またカウンタ加算手段77においても、入賞時加算手段77aが省略され、特定領域通過時加算手段77bのみが設けられている。各特定領域通過カウンタ83a〜83jは、図15に示すように、第1の実施形態と同様、夫々タイマ手段74の各カウント範囲0〜9,10〜19,…,90〜99に対応している。
カウンタ加算手段77によるカウンタ加算処理は例えば図16に示す手順で行われる。即ち、まず特定領域通過検出スイッチ43による検出があったか否かが判定され(S3)、特定領域通過検出スイッチ43による検出があった場合には、特定領域通過時加算手段77bにより、その検出に係る遊技球が特定入賞口20に入賞したときにタイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応する特定領域通過カウンタ83a〜83jに所定値、例えば1が加算される(S4)。
演算手段79は、特定領域通過カウンタ83a〜83jの各計数値の全体値(全ての計数値の合計)に対する割合(以下、特定分布率という)を、各特定領域通過カウンタ83a〜83j毎に演算するように構成されている。
また、演出制御手段80は、タイマ手段74のタイマ値が、特定分布率が所定値以上となっているカウント範囲にあるときに報知ランプ62を点滅させる特定演出を行わせる演出制御処理が例えば図17に示す手順で行われる。即ち、まず振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上か否かが判定され(S11)、20個以上でなければ演出制御処理はここで終了する。
振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上であれば、続いて入賞検出スイッチ55による特定入賞口20へ入賞した遊技球の検出があったか否かが判定され(S12)、入賞検出があった場合には、タイマ値取得手段75により取得されたタイマ値に対応する特定分布率の値が演算手段79より取得される(S13a)。
そして、その取得された特定分布率の値が0.3(30%)以上であるか否かが判定され(S14a)、0.3(30%)以上であれば、報知ランプ62が短時間だけ点滅される(S15)。
例えば、情報蓄積手段76に蓄積された情報、即ち特定領域通過カウンタ83a〜83jの各計数値が図18に示す状態となっている場合、特定入賞口20への入賞時に取得されたタイマ値が20〜29、又は70〜79の範囲にあれば、特定分布率が0.3以上であると判定されて報知ランプ62が点滅される。
以上のように、入賞カウンタ82a〜82jによる特定入賞口20への入賞時の計数を省略して、特定領域通過カウンタ83a〜83jの各計数値のみに基づいて予測結果を報知することも可能である。但し、この場合には、特定分布率のピークが幾つ出現するかに応じて、特定演出を行うか否かの判断の閾値となる所定値(上記の例では0.3)を適切な値に設定する必要がある。
図19は本発明の第4の実施形態を例示し、第3の実施形態を変更して、演出制御手段80が、開閉爪21の開放中に、タイマ手段74のタイマ値と、特定領域通過カウンタ83a〜83jの計数値に基づいて得られる各カウント範囲毎の特定分布率とに基づいて報知ランプ62を制御するように構成した例を示している。
本実施形態の演出制御手段80は、例えば図19に示す演出制御処理を定期割り込み毎に実行するように構成されている。即ち、まず振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上か否かが判定され(S21)、20個以上でなければ演出制御処理はここで終了する。
振り分け入賞手段16への入賞個数の累計が20個以上であれば、続いて開閉爪21が開放中であるか否かが判定され(S22)、開放中であれば、タイマ手段74からタイマ値が取得され(S23)、その取得されたタイマ値に対応する特定分布け率の値が演算手段79より取得される(S24a)。
そして、その取得された特定分布率の値が0.3(30%)以上であるか否かが判定され(S25a)、0.3(30%)以上であれば、報知ランプ62が点滅される(S26)。
以上の演出制御手段80の制御内容以外については第3の実施形態と同様の構成を採用できる。
このような構成とすることで、遊技者は開閉爪21の開放時に自分に有利な入賞タイミングを知ることができるため、そのタイミングを狙って遊技球を発射させる等、より積極的な姿勢で遊技に臨むことができ、興趣が向上する利点がある。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では、情報蓄積手段76に蓄積された情報が一定の量を超えるまでは特定演出を行わないように構成したが、例えば情報蓄積手段76に蓄積される情報、例えば入賞カウンタ82a〜82j、特定領域通過カウンタ83a〜83jの計数値の初期値として、適当な値を予め設定しておき、当初からその情報に基づいて演出制御を行うように構成してもよい。
演出制御手段80による報知演出を所定条件の成立時、例えば特定入賞口20への入賞個数が所定個数増加したとき、報知演出を行うべき抽選結果が得られたとき等にのみ行うように構成してもよい。
振り分け手段24は実施形態に示したものに限られるものではなく、所定の周期動作、即ち回転動作、往復動作等により遊技球を特定領域と通常領域とに振り分けるものであればよい。
タイマ手段74は、振り分け手段24の複数周期に対応して1周期の計時を行うものであってもよいし、振り分け手段24の1周期に対して複数周期の計時を行うものであってもよい。
特定演出を複数種類設け、情報蓄積手段76に蓄積された情報に基づいてそれら複数種類の特定演出を使い分けるようにしてもよい。例えば、第1の実施形態の場合、特定入賞口20への入賞時のタイマ値が特定振り分け率0.8以上に対応する第1カウント範囲内にある場合には第1特定演出(例えば2回点滅)を、特定振り分け率0.6以上に対応する第2カウント範囲内にある場合には第2特定演出(例えば1回点滅)を行うように構成してもよい。これにより、遊技球が特定領域に振り分けられる可能性を複数段階で報知することが可能となる。
演出手段は報知ランプ62に限られるものではなく、液晶表示手段等の可変表示手段、音声出力手段等、どのようなものであってもよい。
なお、実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機でも同様に実施できることはいうまでもない。また、遊技媒体としてメダルを用いるメダル投入式、発射手段9と遊技盤4側との間で遊技球を循環させる循環式等の弾球遊技機であってもよい。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手段の正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手段の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手段の平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す振り分け入賞手段の特定領域部材及びその近傍の正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示すカウンタ手段とタイマ値のカウント範囲との対応関係を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示す振り分け手段(回転ドラム及び特定領域部材)の動作状態とタイマ手段のタイマ値との対応関係の一例である。 本発明の第1の実施形態を示すカウンタ加算処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示す演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示すタイマ値の各カウント範囲毎の入賞カウンタ値、特定領域通過カウンタ値、及び特定振り分け率の一例である。 本発明の第2の実施形態を示す演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示す制御系のブロック図である。 本発明の第3の実施形態を示すカウンタ手段とタイマ値のカウント範囲との対応関係を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態を示すカウンタ加算処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示す演出制御処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示すタイマ値の各カウント範囲毎の特定領域通過カウンタ値、及び特定振り分け率の一例である。 本発明の第4の実施形態を示す演出制御処理のフローチャートである。
符号の説明
20 特定入賞口(特定入球口)
21 開閉爪(開閉手段)
22 特定領域
23 通常領域
24 振り分け手段
43 特定領域通過検出スイッチ(特定領域通過検出手段)
55 入賞検出スイッチ(入球検出手段)
62 報知ランプ(演出手段)
74 タイマ手段
75 タイマ値取得手段
76 情報蓄積手段
77a 入賞時加算手段
77b 特定領域通過時加算手段
80 演出制御手段
82a〜82j 入賞カウンタ(入球カウンタ)
83a〜83j 特定領域通過カウンタ

Claims (11)

  1. 特定入球口(20)と、該特定入球口(20)に入球した遊技球を、所定の周期動作により特定領域(22)と通常領域(23)とに振り分ける振り分け手段(24)と、所定の演出手段(62)とを備えた弾球遊技機において、前記振り分け手段(24)の1又は複数周期に対応して1周期の計時を行うタイマ手段(74)と、遊技球が前記特定入球口(20)を通過したことを検出する入球検出手段(55)と、遊技球が前記特定領域(22)を通過したことを検出する特定領域通過検出手段(43)と、前記特定領域通過検出手段(43)により検出された遊技球が前記入球検出手段(55)により検出された際の前記タイマ手段(74)のタイマ値に関する情報を蓄積する情報蓄積手段(76)と、該情報蓄積手段(76)に蓄積された情報に基づいて前記演出手段(62)を制御する演出制御手段(80)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記タイマ手段(74)によるタイマ値の全カウント範囲を複数に分割した各カウント範囲に対応する複数組の入球カウンタ(82a)〜(82j)及び特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)により前記情報蓄積手段(76)が構成され、前記入球検出手段(55)による検出があった場合に前記タイマ手段(74)によるタイマ値を取得するタイマ値取得手段(75)と、該タイマ値取得手段(75)により取得されたタイマ値に対応する前記入球カウンタ(82a)〜(82j)に所定値を加算する入球時加算手段(77a)と、前記特定領域通過検出手段(43)による検出があった場合に、その検出に係る遊技球について前記タイマ値取得手段(75)により取得されたタイマ値に対応する前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)に所定値を加算する特定領域通過時加算手段(77b)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記演出制御手段(80)は、前記入球検出手段(55)による検出があった場合に、前記タイマ値取得手段(75)によるタイマ値と、前記入球カウンタ(82a)〜(82j)及び特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の各計数値に基づいて得られる前記各カウント範囲毎の前記特定領域(22)への振り分け率とに基づいて前記演出手段(62)を制御するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記演出制御手段(80)は、前記入球検出手段(55)による検出に基づいて前記タイマ値取得手段(75)により取得されたタイマ値に対応する前記振り分け率が所定値以上の場合に、前記演出手段(62)に特定演出を行わせるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記特定入球口(20)を開閉する開閉手段(21)を備え、前記演出制御手段(80)は、前記開閉手段(21)の開放時又は開放中に、前記タイマ手段(74)のタイマ値と、前記入球カウンタ(82a)〜(82j)及び特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の各計数値に基づいて得られる前記各カウント範囲毎の前記特定領域(22)への振り分け率とに基づいて前記演出手段(62)を制御するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  6. 前記演出制御手段(80)は、前記タイマ手段(74)のタイマ値が、前記振り分け率が所定値以上となっているタイマ値の範囲にある場合に前記演出手段(62)に特定演出を行わせるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記タイマ手段(74)によるタイマ値のカウント範囲を複数に分割した各範囲に対応する複数組の特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)により前記情報蓄積手段(76)が構成され、前記入球検出手段(55)による検出があった場合に前記タイマ手段(74)によるタイマ値を取得するタイマ値取得手段(75)と、前記特定領域通過検出手段(43)による検出があった場合に、その検出に係る遊技球について前記タイマ値取得手段(75)により取得されたタイマ値に対応する前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)に所定値を加算する特定領域通過時加算手段(77b)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  8. 前記演出制御手段(80)は、前記入球検出手段(55)による検出があった場合に、前記タイマ値取得手段(75)によるタイマ値と、前記情報蓄積手段(76)に蓄積された前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の計数値とに基づいて前記演出手段(62)を制御するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記演出制御手段(80)は、前記入球検出手段(55)による検出に基づいて前記タイマ値取得手段(75)により取得されたタイマ値に対応する前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の計数値又はその計数値の全体値に対する割合が所定値以上の場合に、前記演出手段(62)に特定演出を行わせるように構成されていることを特徴とする請求項8に記載の弾球遊技機。
  10. 前記特定入球口(20)を開閉する開閉手段(21)を備え、前記演出制御手段(80)は、前記開閉手段(21)の開放時又は開放中に、前記タイマ手段(74)のタイマ値と、前記情報蓄積手段(76)に蓄積された前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の計数値とに基づいて前記演出手段(62)を制御するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。
  11. 前記演出制御手段(80)は、前記タイマ手段(74)のタイマ値が、前記特定領域通過カウンタ(83a)〜(83j)の計数値又はその計数値の全体値に対する割合が所定値以上となっているタイマ値の範囲にある場合に前記演出手段(62)に特定演出を行わせるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の弾球遊技機。
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