JP4098006B2 - プッシュスイッチ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のブレ−キスイッチ等に好適なプッシュスイッチ構造に係り、特にスイッチのON・OFF時におけるプッシュロッドの首振り運動に起因する打音を低減するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6はブレーキスイッチの使用状態を示す従来例及び実施例共通の図であり、この図に示すように、自動車のブレーキペダル1の操作によりそのペダルアーム2の揺動に連動してON・OFFするブレ−キスイッチ3をプッシュスイッチとして設けることは公知である。この例ではペダルアーム2の一部に設けた板状の押当部材2aがブレーキスイッチ3のプッシュロッド(後述)を押すようになっている。また、ペダルアーム2は穴2bを中心に揺動自在であって、図示省略のリターンスプリングによって、ブレーキペダル1の反踏み込み方向側である図のB矢示方向へ揺動付勢されている。ここでブレーキペダル1、ペダルアーム2及び押当部材2aは本願発明におけるスイッチ操作部材に相当する。
【0003】
このブレーキスイッチ3は、ケース4の一部から突出するガイド筒5内で進退動するプッシュロッド6を備え、ブレーキペダル1をA矢示方向へ押し込むとプッシュロッド6が突出してブレーキスイッチ3がONとなり、逆にブレーキペダル1をB矢示方向へ戻すと、プッシュロッド6がガイド筒5内へ押し込まれてブレーキスイッチ3がOFFとなるようになっている。このとき、ガイド筒5の軸線Cに対して、押当部材2aが斜め方向からプッシュロッド6を押し込んでいる。符号7は車体側取付部8へケース4を締め付け固定するための部材である。
【0004】
図7は、従来例におけるブレーキスイッチ3の内部におけるプッシュロッド6の動作を示す模式図であり、(a)はブレーキスイッチ3がOFFの状態、(b)はブレーキペダルをA矢示方向へ押し込んで押当部材2aがプッシュロッド6から離れる寸前を示し、(c)は押当部材2aがプッシュロッド6から完全に離れてブレーキスイッチ3がONになった状態を示す。(d)はプッシュロッド6のガイド筒5に対する組付状態を反対にしたときの(b)に相当する状態を示す。
【0005】
これらの図において、プッシュロッド6は比較的長い径一定の軸部10を備え、その一端はガイド筒5から突出した押圧端11とし、他端側には、ガイド筒5外のケース4内に位置する肥大した接点操作部12が設けられ、この接点操作部12がガイド筒5の軸線C方向へ移動することにより、ケース4に設けられている図示省略の接点を開閉するようになっている。
【0006】
この接点操作部12の一部には突部13が設けられ、ここにコイルスプリングからなるリターンスプリング14の一端が当接して支持されている。リターンスプリング14は軸線Cに沿って配置され、その他端は図示しないケース4に連続する壁部に当接され、プッシュロッド6をガイド筒5から押当部材2a側へ突出するように付勢する。
【0007】
ガイド筒5の内側には、軸部10との間に所定のクリアランスを保つ内径一定のガイド穴15が設けられ、前記ガイド筒5の軸線Cはこのガイド穴15の軸線Cでもある。ガイド筒5とケース4の境界部には段部16が設けられ、プッシュロッド6がガイド筒5から突出するとき、この段部16に接点操作部12が当接して突出方向への移動が停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図7の(a)において、押当部材2aによりプッシュロッド6がガイド筒5内へ押し込まれると、押圧端11の近傍部は軸線Cに対して矢示Bのように斜め右上方へ押し上げられるため、(b)に示すようにプッシュロッド6はガイド筒5に対して斜めになり、圧縮されたリターンスプリング14は軸線に対して湾曲するようにたわんで突部13を斜め左上方へ矢示Dのように押し上げる。
【0009】
そこで(b)に示すように、ブレーキペダルを押し込むことにより押当部材2aがA矢示方向へ揺動すると、プッシュロッド6はリターンスプリング14により押し出され、やがて接点操作部12が段部16へ当接して移動を停止する。
【0010】
この状態でさらにブレーキペダルを押し込むと、押当部材2aは押圧端11から離れるため、(c)に示すように、押圧端11はB矢示方向へ加えられていた力が除かれてフリーになる。このとき突部13側はリターンスプリング14によりD矢示方向へ押されているため、プッシュロッド6は接点操作部12と段部16の接触点を支点として首振り運動をし、押圧端11が図の下方である矢示E方向へ揺動され、押圧端11の近傍部がガイド筒5の先端へ衝突して打音を生じる。
【0011】
この例のように段部16が斜めになっている場合は、(b)に示すようにケース4内へより大きく張り出す段部16側(図の下側)へ接点操作部12が先に当接し、反対側(図の上側)に大きな間隙dが形成され、この間隙dによりプッシュロッド6の揺動が大きくなり、それだけ打音が大きくなる(このようなケース4と接点操作部12の配置関係を間隙大形式の配置ということにする)。
そこで、(d)に示すように、ケース4を逆向きにすれば、プッシュロッド6が傾いた(b)と同様時点での間隙が少なくなって打音も少なくなる(このようなケース4と接点操作部12の配置関係を間隙小形式の配置ということにする)。しかし大小の程度差はあってもやはり打音が生じ、耳障りになることがある。したがって、このような打音の発生阻止が望まれており、本願発明はこの要請の実現を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願のプッシュスイッチ構造に係る請求項1の発明は、ケースと、このケースから突出するガイド筒と、このガイド筒に設けられたガイド穴内を一部が進退動自在で他の部分がケース内にあるプッシュロッドと、このプッシュロッドをケースから突出する方向へ付勢するリターンスプリングを備え、スイッチ操作部材によりプッシュロッドをリターンスプリングに抗してケース内へガイド穴の軸線に対して斜め方向から押し込むようにしたプッシュスイッチにおいて、
前記プッシュロッドは、突出端側を小径部とし、この小径部より前記ケース側をより太径の太径部とし、これら小径部と太径部の間にテーパー状のガイド斜面を設け、
前記ガイド穴は、前記プッシュロッドに対応して、先端側内径を前記プッシュロッドの小径部が通る小径部とし、この小径部より前記ケース側に、前記プッシュロッドが突出時にそのガイド斜面が当接するテーパー状のガイド斜面を設け、さらにこのガイド斜面より前記ケース側を前記プッシュロッドの太径部が通る太径部とし、
前記プッシュロッド及び前記ガイド穴の各太径部分間における一部に間隙を形成し、
前記プッシュロッド及び前記ガイド穴の双方に設けられらた前記ガイド斜面により、前記プッシュロッドが突出するとき、芯出しさせながら移動するようにした芯出し手段を構成すとともに、
前記ガイド筒の一端は前記ケースに接続してその内壁面に前記ガイド穴の一端が開口し、
前記プッシュロッドの前記ケース内部分には、ガイド筒の穴径よりも大きく軸直交方向に突出する突状をなす接点操作部が設けられ、この接点操作部が一端側に可動接点が設けられ他端側が自由端をなし前記プッシュロッドに沿って配置された板バネ状の導体板を摺動することにより前記可動接点をケース側の固定接点と接離させるとともに、
この接点操作部を、前記ガイド穴の一端が開口するケースの内壁面近傍に位置させ、前記プッシュロッドを前記ガイド筒の先端から突出させたときでも、前記ケースの内壁面との間にクリアランスを形成するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の効果】
請求項1によれば、プッシュロッドの突出時における芯出し手段を設けたので、プッシュロッドが突出するとき、ガイド穴に対して芯出しされながら突出方向へ移動する。したがって、スイッチ操作部材がプッシュロッドを解放して離れても、プッシュロッドのリターンスプリングによる首振り量が少なくなり、プッシュロッドの首振り運動に起因する打音を低減できる。しかも芯出し手段側にプッシュロッドの揺動支点が移るので、プッシュロッドの突出端側の揺動量がさらに少なくなる。また、芯出し手段がプッシュロッドの突出時におけるストッパとなるので、従来のようにケース内にストッパを設ける必要がなくなる。
【0015】
また、芯出し手段をガイド穴及びプッシュロッドの双方における小径部と太径部との間に設けられたガイド斜面としたので、このガイド斜面によってプッシュロッドが突出するとき芯出しされつつ移動する。しかも芯出し手段を容易に構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。なお、図6,7と共通部分については共通符号を用い、重複部分の説明は原則として省略する。図1はOFF時におけるブレーキスイッチ3の断面図(図6の1−1線相当断面)、図2はON時の同様断面図、図3はプッシュロッド両端部の動作を示す図、図4はプッシュロッドの押圧端側部分における動作を示す模式図、図5は打音低減効果を示すグラフである。
【0017】
まず、図1〜3において、このブレーキスイッチ3は図6と同様に用いられるプッシュスイッチであり、ガイド筒5はガイド穴15の内径が先端部で絞られて小径部20をなし、このガイド穴15の一般的な内径である太径部から小径部20に向かってテーパー状のガイド斜面21になっている。
【0018】
一方、プッシュロッド6も軸部10の押圧端11側が小径部22をなし、一般径である太径部から小径部22に向かってテーパー状のガイド斜面23になっている。ガイド筒5とプッシュロッド6の小径部20,22並びにそれぞれの太径部(小径部以外の部分、すなわち一般部)はそれぞれ平行になっており、図2に示すプッシュロッド6の突出時にはガイド斜面21と同23が当接してプッシュロッド6の抜け出しに対するストッパになる。ガイド穴15とプッシュロッド6の間には全体として微少クリアランス(例えば、0.1±0.05mm程度)が形成され、プッシュロッド6の進退動を可能にしている。
【0019】
ガイド筒5は例えばPBT等の適宜樹脂よりなり、プッシュロッド6はこれよりも硬質の例えば、PPSのような適宜樹脂よりなる。また、プッシュロッド6のケース4内側端部には接点操作部12が一体に形成されるが、図2に示すように、プッシュロッド6の突出時にも段部16と接触しないように若干のクリアランスcをなすよう設定されている。
【0020】
ケース4には、カプラー24が嵌合され、カプラー端子25,26がケース4内へ延出している。このうち、カプラー端子25は、板バネ状の導体板であり、その一端側は段部16へ向かって延出部27をなす。延出部27は軸線Cに対して傾斜するよう図の斜め左下側へ傾斜し、屈曲点28で逆に斜め左上がりのガイド部29をなし、図1に示すように、プッシュロッド6を押し込んだとき、接点操作部12がガイド部29に摺接してこれを押し上げる。
【0021】
一方、図2に示すように、プッシュロッド6の突出時には接点操作部12がガイド部29から外れ、延出部27はガイド部29の先端側が自由端となるから、図の反時計回りに傾動して線C側へ近づくように大きく傾斜する。
【0022】
リターンスプリング14はコイルスプリングとして構成され、その他端はカプラー24の壁面に形成された突部33に支持され、突部33の中心は軸線C上に位置する。したがってコイルスプリング14は原則として軸線Cに沿って、配置される。但し、後述するプッシュロッド6が傾いたときはたわみを生じる。なお、リターンスプリング14は必ずしもコイルスプリングとは限らず、ゴムバネ等からなる適宜のバネ部材を利用できる。
【0023】
図3は、プッシュロッド6の移動に伴う押圧端11と接点部の動作を示す図であり、(a)はブレーキスイッチのON状態、(b)はOFF状態を示す。この図に明らかなように、延出部27の長手方向と直交する方向へ張り出し部34が一体に形成され、ここに接点35が設けられる。また、接点35に対応する位置にカプラー端子26と連続する接点36が設けられる。
【0024】
(a)に示すプッシュロッド6の押し込み時には接点操作部12によりガイド部29が持ち上げられ、このとき、接点35が一緒に上方へ移動するため、接点36と離れたOFF状態となる。一方、プッシュロッド6を突出させたときには、接点操作部12がガイド部29から外れるため、(b)に示すように、ガイド部29と一緒に接点35が図の下方へ移動して接点36に接触することによりONとなる。
【0025】
次に、本実施例の作用を説明する。図4は押圧端11の動作を説明する模式図であり、(a)はブレーキスイッチのOFF状態からONへ移る途中の押当部材2aが離れる寸前の状態、すなわち図7の(b)と同様の状態であり、押当部材2aはB矢示方向へ揺動しようとして押圧端11を軸線Cに対して図の斜め右上方に押し上げるため、小径部22がガイド筒5の小径部20へ点Pで接触し、プッシュロッド6は全体が傾いている。
【0026】
このとき、押当部材2aがA矢示方向へ揺動するに伴って、プッシュロッド6は仮想線で示す押し込まれた位置から次第に図の左方へ移動するが、この間、小径部22と20の接触は保たれ、かつガイド斜面23は当初ガイド穴15側のガイド斜面21から離れているが、やがて実線で示すように接触する。また、リターンスプリングはバネ力Fでプッシュロッド6の他端を押すが、プッシュロッド6の傾きによりたわみを生じ、図の斜め左上方へ向かうD矢示方向へ押圧付勢している。
【0027】
次に、ブレーキペダルをさらに押し込んで、押当部材2aをA矢示方向へ移動させ、押圧端11から離れようとする(b)では、プッシュロッド6は傾いたままガイド斜面23がガイド斜面21に案内されてさらに図の左方へ移動する。このとき、ガイド斜面23が同21を摺動することにより、プッシュロッド6は次第に芯出しされて傾きを少なくする。
【0028】
但し、押当部材2aが押圧端11から離れる瞬間まではガイド斜面21のうち図の上方側部分へ押し付けられたままであり、リターンスプリング14によるD矢示方向の付勢も継続されている。したがって押当部材2aが押圧端11から離れると押圧端11をB矢示方向へ押す力が解放され、逆にリターンスプリング14によってE矢示方向へ首振り運動しようとする。
【0029】
この状態から、さらに押当部材2aをA矢示方向へ揺動させると、(c)に示すように、押当部材2aが押圧端11から完全に離れ、押圧端11はE矢示方向へ首振り運動しようとするが、リターンスプリング14により図の左方へも押し出されてさらに芯出しされる。したがって押圧端11は芯出しされながら首振り運動を行うことになるから、その首振り量は著しく小さなものとなり、押圧端11の近傍部とガイド筒5の先端部との間における打音の発生は著しく低減される。
【0030】
こうしてプッシュロッド6はその軸線をガイド筒5の軸線Cと一致させた芯出し完了状態になる。この状態ではリターンスプリング14もたわみが取れてそのバネ力も軸線Cと平行に働くようになる。
【0031】
図5はこれを示すグラフであり、本実施例に対して小径部20,ガイド斜面21及び小径部22,ガイド斜面23を形成せず、図7の(a)〜(c)に示した間隙大形式の比較例1及び図7の(d)に示した間隙小形式の比較例2を用意し、これらと実施例との打音の大きさを比較したものである。打音の測定はブレーキペダルの幅方向における左右及び中央の計3ヶ所につき同じ条件で測定した。その結果は各比較例に対して実施例の方が遙かに打音が少なくなることが明らかであり、実用上全く問題のないレベルにまで改善できた。そのうえ間隙大形式及び間隙小形式などケース4の取付形式による打音の大きさへの影響を排除できる。
【0032】
このように、本実施例によれば、プッシュロッド6の突出時における芯出し手段を設けたので、プッシュロッド6が突出するとき、ガイド穴15に対して芯出しされながら突出方向へ移動する。したがって、スイッチ操作部材である押当部材2aがプッシュロッド6の押圧端11を解放して離れても、プッシュロッド6のリターンスプリング14による首振り量が少なくなり、プッシュロッド6の首振り運動に起因する打音を低減できる。
【0033】
また、芯出し手段をガイド穴15及びプッシュロッド6の双方の先端側を小径部20、22とし、かつこれらの小径部20,22と太径部との間をガイド斜面21,23としたので、このガイド斜面21,23によってプッシュロッド6が突出するとき芯出しされつつ移動するようにでき、しかも芯出し手段を容易に構成できる。
【0034】
そのうえ、芯出し手段となるガイド斜面21,23にプッシュロッド6の首振り運動時における揺動支点が移るので、プッシュロッド6の押圧端11側の揺動量がさらに少なくなる。また、ガイド斜面21,23がプッシュロッドの6突出時におけるストッパとなるので、従来のようにケース内にストッパを設ける必要がなくなる。
【0035】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々応用可能であり、例えば、プッシュスイッチの用途はブレ−キスイッチに限らずスイッチ操作部材が軸線に対して斜めにプッシュロッドへ当接する形式であれば、各種用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るブレーキスイッチの断面図(OFF時)
【図2】図1同様の断面図(ON時)
【図3】プッシュロッド両端部の動作を示す図
【図4】プッシュロッドの押圧端側部分における動作を示す模式図
【図5】打音低減効果を示すグラフ
【図6】ブレーキスイッチの使用状態示す図
【図7】従来例におけるスイッチ動作の模式図
【符号の説明】
1:ブレーキペダル、2:ペダルアーム、2a:押当部材、3:ブレーキスイッチ、4:ケース、5:ガイド筒、6:プッシュロッド、10:軸部、11:押圧端、14:リターンスプリング、15:ガイド穴、20:小径部、21:ガイド斜面、22:小径部、23:ガイド斜面

Claims (2)

  1. ケースと、このケースから突出するガイド筒と、このガイド筒に設けられたガイド穴内を一部が進退動自在で他の部分がケース内にあるプッシュロッドと、このプッシュロッドをケースから突出する方向へ付勢するリターンスプリングを備え、スイッチ操作部材によりプッシュロッドをリターンスプリングに抗してケース内へガイド穴の軸線に対して斜め方向から押し込むようにしたプッシュスイッチにおいて、
    前記プッシュロッドは、突出端側を小径部とし、この小径部より前記ケース側をより太径の太径部とし、これら小径部と太径部の間にテーパー状のガイド斜面を設け、
    前記ガイド穴は、前記プッシュロッドに対応して、先端側内径を前記プッシュロッドの小径部が通る小径部とし、この小径部より前記ケース側に、前記プッシュロッドが突出時にそのガイド斜面が当接するテーパー状のガイド斜面を設け、さらにこのガイド斜面より前記ケース側を前記プッシュロッドの太径部が通る太径部とし、
    前記プッシュロッド及び前記ガイド穴の各太径部分間における一部に間隙を形成し、
    前記プッシュロッド及び前記ガイド穴の双方に設けられらた前記ガイド斜面により、前記プッシュロッドが突出するとき、芯出しさせながら移動するようにした芯出し手段を構成すとともに、
    前記ガイド筒の一端は前記ケースに接続してその内壁面に前記ガイド穴の一端が開口し、
    前記プッシュロッドのケース内部分には、ガイド筒の穴径よりも大きく軸直交方向に突出する突状をなす接点操作部が設けられ、この接点操作部が一端側に可動接点が設けられ他端側が自由端をなし前記プッシュロッドに沿って配置された板バネ状の導体板を摺動することにより前記可動接点をケース側の固定接点と接離させるとともに、
    この接点操作部を、前記ガイド穴の一端が開口するケースの内壁面近傍に位置させ、前記プッシュロッドを前記ガイド筒の先端から突出させたときでも、前記ケースの内壁面との間にクリアランスを形成するようにしたことを特徴とするプッシュスイッチ構造。
  2. 前記プッシュロッドの太径部は、さらに径が異なる第1の部分と第2の部分を備え、第1の部分は第2の部分より細径であって前記ガイド筒穴太径部分との間に前記間隙を形成し、第2の部分は第1の部分より太径で前記ガイド穴の前記ケース側における太径部分と接することを特徴とする請求項1のプッシュスイッチ構造。
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