JP4097003B2 - 半導体チップ用パッケージの良否検査方法及びその装置 - Google Patents

半導体チップ用パッケージの良否検査方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体チップ用パッケージにおいてチップ用はんだ付け部と基板用はんだ付け部とを構成している多数の接点の細密化が進むなかで、該パッケージの良否を正しく判別することができるようにした半導体チップ用パッケージの良否検査方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路(IC)等の半導体チップは、とみにその微小化と高集積化とが進展してきていることから、所要の配線処理を施した上で半導体チップ用パッケージ内に収納することにより、人手による取扱いを可能にして製品化されている。
【0003】
しかも、このような半導体チップの微小化と高集積化とが進めば進むほど、半導体チップ用パッケージ自体の外観形状も不可避的に微小化せざるを得なくなってきている。
【0004】
図8は、半導体チップ用パッケージの良否を判別する際の従来手法の一例を示す概略説明図であり、半導体チップ用パッケージ1は、半導体チップ(図示せず)が載置さるべき搭載部2と、該搭載部2に載置された半導体チップの側から引き出されるワイヤーの開放端をはんだ付けすべく搭載部2の周縁部にパターン状配列された多数個の接点4により構成されるチップ用はんだ付け部3と、該チップ用はんだ付け部3とは離間させた周縁位置にてプリント基板(図示せず)の側と個別にはんだ付けされる多数個の接点6により構成される基板用はんだ付け部5とを備えて形成されている。
【0005】
また、定置された半導体チップ用パッケージ1に対し縦横方向と上下方向への移動を自在に配設される一対のプローブピン7,8は、一方のプローブピン7をチップ用はんだ付け部3の側の一の接点4と、他方のプローブピン8を該接点4と導通関係にあるべき基板用はんだ付け部5の側の一の接点6とそれぞれ接触させ、このような導通検査を必要箇所に対し繰り返し行うことにより、半導体チップ用パッケージ1の良否が判別できるようになっている。なお、従来手法については、上記図示例以外にも、例えばフイクスチャが備える多数本のコンタクトプローブを用いて半導体チップ用パッケージのチップ用はんだ付け部と基板用はんだ付け部とに同時に接触させて行うものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、半導体チップの微小化と高集積化とに対応して半導体チップ用パッケージ1自体の外観形状も微小化している現状にあっては、チップ用はんだ付け部3の側の接点4と基板用はんだ付け部5の側の接点6もその細密化は免れず、かかる状況下で一方のプローブピン7を一の接点4に、他方のプローブピン8を該接点4と導通関係にあるべき一の接点6にそれぞれ正確に接触させることは次第に困難な状況となってきている不都合があった。
【0007】
本発明は、従来手法にみられる上記問題点に鑑みてなされたものであり、細密化が進むチップ用はんだ付け部の側の接点と基板用はんだ付け部の側の接点とに対しプローブピンを確実に接触させてパッケージの良否を正確に判別することができるようにした半導体チップ用パッケージの良否検査方法及びその装置を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成しようとするものであり、そのうち、本発明方法の構成上の特徴は、搭載される半導体チップの必要箇所とはんだ付けされるチップ用はんだ付け部と、該チップ用はんだ付け部とは離間させた周縁位置にて別途用意されるプリント基板の側と個別にはんだ付けされる基板用はんだ付け部とを備える半導体チップ用パッケージを水平方向に定置する定置処理と、該定置処理を経た後に、前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点と少なくとも1本以上が個別接触し得るようにその厚み方向に植設され、かつ、表裏両面にそれぞれの開放端を表出させた多数本の導線を有してなる軟質絶縁板を覆設する覆設処理と、フィクスチャに垂設された多数本のコンタクトプローブを前記基板用はんだ付け部の対応部位に位置する個々の接点に各別に接触させる接触処理と、これら覆設処理と接触処理とを行った後に、適宜長さの絶縁性の細径円筒体と、該細径円筒体の先端開口面からその一部を露出させ、かつ、軟質絶縁板が備える個々の前記導線の各開放端のうち、常に一の開放端とのみ個別に接触させ得る直径が付与されて転動自在に保持させた導電性の小球部と、該小球部を細径円筒体内にて押圧付勢しつつ相互の電気的な導通を自在に配設される導電性の軸杆部とを少なくとも備える1本のプローブピンを用いて、前記軟質絶縁板における前記チップ用はんだ付け部との対応部位の表面上を面方向に走行させて各導線の表面側に位置する各開放端を介して前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の前記接点に間接的に個別接触させる間接個別接触処理と、該間接個別接触処理を行った際に得られる抵抗値の分布状況に基づき前記半導体チップ用パッケージの良否を判別する判別処理とを経て行うことにある。
【0009】
また、本発明装置の構成上の特徴は、搭載される半導体チップの必要箇所とはんだ付けされるチップ用はんだ付け部と、該チップ用はんだ付け部とは離間させた周縁位置にて別途用意されるプリント基板の側と個別にはんだ付けされる基板用はんだ付け部とを備える半導体チップ用パッケージを水平方向に位置固定する定置部と、前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点と少なくとも1本以上が個別接触し得るようにその厚み方向に植設され、かつ、表裏両面にそれぞれの開放端を表出させた多数本の導線を有して前記半導体チップ用パッケージに覆設される軟質絶縁板と、前記基板用はんだ付け部の対応部位に位置する個々の接点に各別に接触させるべく垂設された多数本のコンタクトプローブを備えて昇降自在に配置されるフィクスチャと、適宜長さの絶縁性の細径円筒体と、該細径円筒体の先端開口面からその一部を露出させ、かつ、軟質絶縁板が備える個々の前記導線の各開放端のうち、常に一の開放端とのみ個別に接触させ得る直径が付与されて転動自在に保持させた導電性の小球部と、該小球部を細径円筒体内にて押圧付勢しつつ相互の電気的な導通を自在に配設される導電性の軸杆部とを少なくとも備え、前記軟質絶縁板における前記チップ用はんだ付け部との対応部位の表面上を面方向に走行させて各導線の表面側に位置する各開放端を介して前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の前記接点への前記小球部の間接的な個別接触を自在に配設される1本のプローブピンとを少なくとも具備させたことにある。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明装置の一例を示す概略説明図であり、その全体は、半導体チップ用パッケージ1を水平方向に位置固定する定置部11と、例えば図6に示すように基材14の厚み方向に植設され、かつ、その表裏両面1a,1bにそれぞれの開放端1a,1bを表出させた多数本の導線1を有して半導体チップ用パッケージ1の側に覆設される軟質絶縁板13と、半導体チップ用パッケージ1の所定部位に接触させるべく垂設された多数本のコンタクトプローブ1を備えて昇降自在に配置されるフィクスチャ1と、転動自在に保持させた導電性の小球部24を先端に備えて軟質絶縁板13の所定部位の表面1a上を面方向へと走行自在に配設される1本のプローブピン21とを少なくとも備えて構成されている。
【0012】
このうち、装置本体が備える定置部11については、例えば適宜の治具を備えた基台12などのように半導体チップ用パッケージ1を水平状に位置固定し得る構造を備えていものであれば、適宜用いることができる。
【0013】
また、検査対象の半導体チップ用パッケージ1は、図3(イ)〜(ハ)に示すように(この場合の基本構成は図8に示すものと同じ)半導体チップ(図示せず)が搭載さるべき載置部2と、該載置部2に搭載された半導体チップの側から引き出されるワイヤーの開放端をはんだ付けすべく載置部2の周縁部に相互が非接触となるようにパターン状となって平行に行列配置された多数個の接点4からなるチップ用はんだ付け部3と、該チップ用はんだ付け部3とは離間させた周縁位置にてプリント基板(図示せず)の側と個別にはんだ付けされる多数個の接点6からなる基板用はんだ付け部5とを備えて形成されている。
【0014】
この場合、検査対象の半導体チップ用パッケージ1は、図4(イ)〜(ハ)に示すように半導体チップ(図示せず)が搭載さるべき載置部2自体に点状に設けた多数個の接点4からなるチップ用はんだ付け部3と、該チップ用はんだ付け部3とは離間させた周縁位置にてプリント基板(図示せず)の側と個別にはんだ付けされる多数個の接点6からなる基板用はんだ付け部5とを備えて形成されているものであってもよい。なお、半導体チップ用パッケージ1は、上記いずれの場合においても対応関係にある個々のチップ用はんだ付け部3の側の接点4と基板用はんだ付け部5の側の接点6とが相互に導通する構造を備えて形成されている。
【0015】
さらに、軟質絶縁板13は、半導体チップ用パッケージ1におけるチップ用はんだ付け部3への覆設を自在とした大きさを備えて形成されるものであり、その全体は、ゴムなどの絶縁性軟質材からなる基材14と、チップ用はんだ付け部1を構成している個々の接点4と少なくとも1本以上が個別接触し得る密度で基材14の厚み方向に植設され、かつ、表裏両面14a,14bにそれぞれの開放端15a,15bを表出させた多数本の導線15とで形成されている。
【0016】
一方、フィクスチャ18は、半導体チップ用パッケージ1において基板用はんだ付け部6を構成している個々の接点6の必要な箇所に同時に個別接触させるべく垂設された多数本のコンタクトプローブ19を備えて装置本体に昇降自在に配置されている。この場合、フィクスチャ18は、半導体チップ用パッケージ1の基板用はんだ付け部6のすべての対応部位に1個で対応させ得る構造とすることができるほか、基板用はんだ付け部6を例えば中心に位置するチップ用はんだ付け部3に対しその上下左右に位置する各部分に対応させて4分割し、これら個々の分割領域に対応させた複数個の組合せで構成するようにしてもよい。
【0017】
また、半導体チップ用パッケージ1のチップ用はんだ付け部3の側に用いられるプローブピン21は、水平面での全方位方向への移動と、昇降移動とが自在となって装置本体に配設されるものであり、これにより半導体チップ用パッケージ1に載置された軟質絶縁板13におけるチップ用はんだ付け部3との対面部位に位置する表面14aに当接してその面方向に沿って自在に走行することができることになる。
【0018】
すなわち、プローブピン21は、図1の一点鎖線で囲繞した部分を拡大してその内部構造を示す図2の説明図からも明らかなように、適宜長さの絶縁性の細径円筒体22と、該細径円筒体22の先端開口面23からその一部を露出させて転動自在に保持させた導電性の小球部24と、該小球部24と細径円筒体22内にてその一端部26aを電気的に導通させつつ小球部24を押圧付勢するとともに、他端部26bをリード線31と接続させた導電性の軸杆部26とを備えて形成されている。しかも、該軸杆部26は、細径円筒体22内の小球部24側にて揺動しないように細径円筒体22の内側面に当接して均等に支持させるようにした鍔部27が一端部26aに付設されている。なお、小球部24は、常に軟質絶縁板13に植設されている一の導線15の開放端15aとのみ接触し、同時に他の導線15の開放端15aとも接触することのない直径が付与されて形成されている。
【0019】
また、小球部24に付与される押圧力は、軸杆部26の鍔部27に一端29a側を、細径円筒体22内に設けられて軸杆部26が中心位置から位置ずれしないように支持しているガイド片25に他端29b側を支持させて軸杆部26に介装配置されている圧縮コイルスプリング29の圧縮力により生成されている。
【0020】
次に、本発明に係る検査方法を図1に示す装置を例にその作用とともに説明する。
【0021】
まず、装置本体(図示せず)において定置部11を構成している基台12上に半導体チップ用パッケージ1をその面方向が水平となるようにして機械的に位置固定した後、半導体チップ用パッケージ1におけるチップ用はんだ付け部3と対面合致するようにした軟質絶縁板13を覆設する。
【0022】
しかる後、フィクスチャ18を降下させて半導体チップ用パッケージ1において基板用はんだ付け部6を構成している個々の接点6の必要箇所に対し対応するコンタクトプローブ19を各別に接触させる。これにより、半導体チップ用パッケージ1内でパターン相互が短絡しているか否かをチェックし、短絡部位があればこれを特定することができることになる。
【0023】
半導体チップ用パッケージ1内でのパターン相互の短絡がないことを確認した後は、プローブピン21を降下させて軟質絶縁板13の表面14aにその小球部24を当接させた後、あらかじめ定められている手順に従いプローブピン21を面方向での任意方向に移動させることにより、導線15の開放端15aに接触させながら小球部24を転動させることができる。
【0024】
しかも、プローブピン21の小球部24は、常に軟質絶縁板13に植設されている一の導線15の開放端15aとのみ接触し、同時に他の導線15の開放端15aとも接触することのない直径が付与されて形成されているので、軟質絶縁板13上を小球部24が転動する際に個々の導線15の開放端15aと順次個別に点接触させることができる。
【0025】
このため、プローブピン21の小球部24は、軟質絶縁板13に植設されている導線15を介して半導体チップ用パッケージ1のチップ用はんだ付け部3を構成している個々の接点4と間接的に個別接触することになり、したがってこれら接点4を傷つけることなく検査を実行することができる。
【0026】
しかも、プローブピン21は、軟質絶縁板13を介在させたことにより、チップ用はんだ付け部3を構成している個々の接点4に対し高精度に位置決めすることなく正確に接触させることができるので、従来手法に比較して処理速度をより高速化することができる。
【0027】
かくして、半導体チップ用パッケージ1においてチップ用はんだ付け部3を構成している個々の接点4と、基板用はんだ付け部6を構成している個々の接点6との間で両者間の導通テストを行うことにより検査を実施し、半導体チップ用パッケージ1の良否が検査できることになる。
【0028】
図6は、図4に示す半導体チップ用パッケージ1に対し、図5に示すパターンの軟質絶縁板13を用いて検査を実施した際の配置関係を示す説明図であり、図7は、このときにプローブピン21の小球部24が軟質絶縁板13上を転動した際に得られた抵抗値の分布図を示すものであり、該分布図によれば、一定間隔で規則的に抵抗値が検出されているので、該半導体チップ用パッケージ1が良品であることが判明する。なお、図中の符号Rは、軟質絶縁板13を介してプローブピン21の小球部24がチップ用はんだ付け部3を構成している個々の接点4と接触し、かつ、抵抗値が検出された抵抗値検出ポイントをそれぞれ示す。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、半導体チップ用パッケージにおいてチップ用はんだ付け部を構成している個々の接点に対しては、軟質絶縁板を介して1本のプロープピンを間接的に、かつ、正確に点接触させることができるので、隣り合う接点相互の間隔が狭くなっても精度の高い導通テストを実施することができる。
【0030】
しかも、プローブピンは、軟質絶縁板を介在させたことにより、チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点に対し高精度に位置決めすることなく正確に接触させることができるので、従来手法に比較して処理速度をより高速化することができるほか、チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点を傷つけることなく検査を実行することができる
【0031】
また、プローブピンを構成している転動自在で押圧付勢された導電性の小球部、それぞれの開放端を表出させて植設された多数本の導線を有する軟質絶縁板の各開放端のうち、常に一の開放端とのみ個別に接触させ得る直径を備えて形成されているので、半導体チップ用パッケージにおいてチップ用はんだ付け部を構成している個々の接点相互の間隔が狭くなっても、該軟質絶縁板を介して各別に確実に点接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一例を示す概要説明図。
【図2】本発明に用いられるプローブピンにつき図1の一点鎖線で囲繞した部分を拡大してその内部構造を示す説明図。
【図3】本発明において検査対象となっている半導体チップ用パッケージの第1のパターンについての概略を示すものであり、その内の(イ)は平面図を、(ロ)は(イ)におけるA部分の拡大図を、(ハ)はB部分の拡大図をそれぞれ示す。
【図4】本発明において検査対象となっている半導体チップ用パッケージの第2のパターンについての概略を示すものであり、その内の(イ)は平面図を、(ロ)は(イ)におけるA部分の拡大図を、(ハ)はB部分の拡大図をそれぞれ示す。
【図5】本発明に用いられる軟質絶縁板の一例を示す平面図。
【図6】図4に示す半導体チップ用パッケージを例に検査時における軟質絶縁板とプローブピンとコンタクトプローブとの相互の配置関係を示す説明図。
【図7】本発明においてプローブピンの小球部を軟質絶縁板上にて転動させた際に得られた抵抗値の分布状態を示す説明図。
【図8】本発明方法により検査される第1のパターンの半導体チップ用パッケージの概要を示す全体斜視図。
【符号の説明】
1 半導体チップ用パッケージ
2 載置部
3 チップ用はんだ付け部
4 接点
5 基板用はんだ付け部
6 接点
7,8 プローブピン
11 定置部
12 基台
13 軟質絶縁板
14 基材
14a 表面
14b 裏面
15 導線
15a,15b 開放端
18 フィクスチャ
19 コンタクトプローブ
21 プローブピン
22 細径円筒部
23 先端開口面
24 小球部
25 ガイド片
26 軸杆部
26a 一端部
27 鍔部
28 他端部
29 圧縮コイルスプリング
29a 一端
29b 他端
31 リード線
R 抵抗値検出ポイント

Claims (2)

  1. 搭載される半導体チップの必要箇所とはんだ付けされるチップ用はんだ付け部と、該チップ用はんだ付け部とは離間させた周縁位置にて別途用意されるプリント基板の側と個別にはんだ付けされる基板用はんだ付け部とを備える半導体チップ用パッケージを水平方向に定置する定置処理と、
    該定置処理を経た後に、前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点と少なくとも1本以上が個別接触し得るようにその厚み方向に植設され、かつ、表裏両面にそれぞれの開放端を表出させた多数本の導線を有してなる軟質絶縁板を覆設する覆設処理と、
    フィクスチャに垂設された多数本のコンタクトプローブを前記基板用はんだ付け部の対応部位に位置する個々の接点に各別に接触させる接触処理と、
    これら覆設処理と接触処理とを行った後に、適宜長さの絶縁性の細径円筒体と、該細径円筒体の先端開口面からその一部を露出させ、かつ、軟質絶縁板が備える個々の前記導線の各開放端のうち、常に一の開放端とのみ個別に接触させ得る直径が付与されて転動自在に保持させた導電性の小球部と、該小球部を細径円筒体内にて押圧付勢しつつ相互の電気的な導通を自在に配設される導電性の軸杆部とを少なくとも備える1本のプローブピンを用いて、前記軟質絶縁板における前記チップ用はんだ付け部との対応部位の表面上を面方向に走行させて各導線の表面側に位置する各開放端を介して前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の前記接点に間接的に個別接触させる間接個別接触処理と、
    該間接個別接触処理を行った際に得られる抵抗値の分布状況に基づき前記半導体チップ用パッケージの良否を判別する判別処理とを経て行うことを特徴とする半導体チップ用パッケージの良否検査方法。
  2. 搭載される半導体チップの必要箇所とはんだ付けされるチップ用はんだ付け部と、該チップ用はんだ付け部とは離間させた周縁位置にて別途用意されるプリント基板の側と個別にはんだ付けされる基板用はんだ付け部とを備える半導体チップ用パッケージを水平方向に位置固定する定置部と、
    前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の接点と少なくとも1本以上が個別接触し得るようにその厚み方向に植設され、かつ、表裏両面にそれぞれの開放端を表出させた多数本の導線を有して前記半導体チップ用パッケージに覆設される軟質絶縁板と、
    前記基板用はんだ付け部の対応部位に位置する個々の接点に各別に接触させるべく垂設された多数本のコンタクトプローブを備えて昇降自在に配置されるフィクスチャと、
    適宜長さの絶縁性の細径円筒体と、該細径円筒体の先端開口面からその一部を露出させ、かつ、軟質絶縁板が備える個々の前記導線の各開放端のうち、常に一の開放端とのみ個別に接触させ得る直径が付与されて転動自在に保持させた導電性の小球部と、該小球部を細径円筒体内にて押圧付勢しつつ相互の電気的な導通を自在に配設される導電性の軸杆部とを少なくとも備え、前記軟質絶縁板における前記チップ用はんだ付け部との対応部位の表面上を面方向に走行させて各導線の表面側に位置する各開放端を介して前記チップ用はんだ付け部を構成している個々の前記接点への前記小球部の間接的な個別接触を自在に配設される1本のプローブピンとを少なくとも具備させたことを特徴とする半導体チップ用パッケージの良否検査装置。
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