JP4095394B2 - 像加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発熱体の熱をフィルムを介して転写材に与え、未定着画像を熱定着させる加熱定着装置において、発熱体の発熱分布の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は自動両面印字機能を有する電子写真方式の画像(白黒)形成装置の断面図である。通例、電子写真方式における画像形成は、以下のプロセスにて行われる。すなわち、給紙カセットから紙が給紙されたのち、搬送路途中に設けられたトップセンサー20にて紙の先端が認識され、これに同期して感光体ドラム2上に画像が形成される。
【0003】
感光体ドラム2上には、帯電ローラ3によって一様な帯電がなされる。この後レーザー光学系からの光によって、紙の搬送に同期して、感光体ドラム2上に潜像が形成され、これが現像器4でネガトナーを選択的に付着させることで、顕像となる。感光体ドラム2上のトナー像は、紙を介して転写ローラからネガトナーと逆の極性のプラス電圧を印加することで、紙上に転写される。
【0004】
感光体ドラム2上に残ったトナーと紙粉は、クリーナー5によって除去される。紙上に転写されたトナー像は、定着装置14で熱と圧をかけられることで紙上に固着される。
【0005】
電子写真プロセスにおいて、感光体から転写材に静電転写された未定着画像は、電気的な弱い結合をしている。これを永久的な画像にするためには、これより更に転写材と強く結合させる必要がある。一般的に未定着画像は、トナーにより形成されていて、このトナーは熱を加えると半溶融するという特徴がある。この特徴を利用し、永久画像を形成させる方式として加熱定着方式が上げられる。
【0006】
この加熱定着方式には、熱エネルギーのみを利用するラジアントフラッシュ定着やオーブン定着方式、熱エネルギーと圧力を利用する熱ローラー方式、フィルム加熱定着方式などがある。現在は、高速性と安全性から、熱圧力定着方式を用いたフィルム加熱定着方式が主流である。
【0007】
図9はフィルム加熱定着装置の概略図である。(37)はヒーターであり、裏面にて断熱性部材であるフィルムガイド(33)により支持されている。さらに、この周りをエンドレス形状、耐熱性の(定着フィルム(34))で覆い、フィルムを介してヒーター面に弾性ローラー(加圧ローラー(29))を密接させることでニップを形成している。加圧ローラー回転時の定着フィルムは、ニップ部での加圧ローラー表面、もしくは転写材表面との摩擦力により従動回転している。この時の定着フィルムは、薄肉で熱容量が小さく、かつ熱応答性が良いため、ヒーターの熱応答を、ほぼそのままニップ内に反映する事ができる。よって、ヒーターオン時より短時間の定着温度到達が達成され、これに伴う省電力が実現される。
【0008】
トナー(30)を載せた転写材(31)は、ヒータ(37)が定着温調温度に達したのちに、上記のニップに突入する。この際スムーズに定着ニップに突入するために定着器入り口には、入り口ガイド(38)が設けてある。ニップを通過することで、転写材(31)上のトナー(30)は熱と圧力をうけ,転写材(31)に固着される。
【0009】
ニップを抜けた転写材(31)の先端部は排紙上ガイド(32a)および排紙下ガイド(32b)により規制され、排紙センサー(35)及び排紙ローラー対をなす排紙コロ(36a)、排紙ローラ(36b)に導かれる。排紙センサー(35)は通例、定着器内を転写材が所定の時間で通過するかをモニターすることでジャム発生の有無を監視するために設けてある。また通例、排紙ローラ対は転写材を、次のステップである排紙口(不図示)もしくは自動両面機(不図示)などへ、安定して搬送するために設けてある。
【0010】
図4はフィルム定着器に使われているヒーターの概略図である。ヒーター表面は、厚み数百μm〜1mm程度のアルミナ等の基板(21)に銀パラジウム(Ag/Pd)等の発熱抵抗体(22a)(22b)が2本並列に独立通電可能なように共通電極(22c)、抵抗体電極(26)とともにヒータ基板上にスクリーン印刷されている。このような複数の発熱体を並列に配置するのは、おもに高速プリントを行うプリンターのフリッカー対策として用いられ、通例1面目と自動両面2面目で発熱比率を変化させることはせず、それぞれが均等の発熱になるように制御する。またこれら発熱抵抗体(22a)(22b)、および共通電極(22c)上には数十μm程度のガラス等(23)でオーバーコートされている。
【0011】
共通電極(22c)はスルーホール(27)を介して背面電極(28)とつながっており、背面電極(28)は、不図示のACケーブルと接続されている。またヒータの背面にはサーミスター(24)を設けている。サーミスタ(24)は、電極(25a)に接続しており、また電極(25a)はスルーホールを介して基板の反対側の電極(25b)に接続してある。サーミスタ(24)の温度は、電極(25c)を介して、電圧値としてCPU(不図示)でモニターされ、これによりヒーターへの通電電力の制御が行われる。
【0012】
代表的な温度制御方式としてはPI制御が用いられる。また電力の制御法としては、波数制御や位相制御などがあるが、ここではとりあえず位相制御を用いて説明する。
【0013】
図2は、ヒータ制御回路の概略構成図である。ヒータ(38)への通電はトライアック(40)を通じて行われる。すなわちサーミスタ(41)の温度をCPU(42)が2μsecごとに検知し、CPU内で所望の温調温度に制御するようにPI制御にてヒータへの電力供給量を決定する。
【0014】
たとえば電力の指定を5%刻みで行うには、一般に電源から供給される交流波形の1半波にたいして5%刻みの通電角を用いて行われる。通電角はゼロクロス発生回路(43)にてゼロクロス信号を検知したときを起点にトライアック(40)をONするタイミングとしてもとめられる。具体的に50%通電の時のヒータへの通電を図3に示しておく。
【0015】
両面への印字は上記のプロセスを転写材の表裏にそれぞれ1回ずつ行うことでできる。すなわち図1に示すように1面目の定着が終わった紙が、自動両面機反転部18に入って紙の先後端が反転したのち、自動両面機底板部19を通って再び画像形成部のある本体へ裏返しされた状態で入っていくことにより両面画像形成ができる構成になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電子写真方式のプリンターの市場は世界規模になり、多種多様な紙が使われるようになった。またプリンターの使用環境として高温多湿環境下で使用される機会が増えた。高温多湿環境では、紙の吸湿に伴い紙のコシが弱くなり紙皺が発生しやすく、さらには従来には無かった紙皺が発生しやすい紙も増えた。またとくに自動両面2面目印字や手差し2面目の印字など2面目印字の紙は、1面目定着の際に熱と圧力を受け、紙にうねりが生じるため、紙しわが発生しやすい。本発明はかかる状況を鑑みなされたものであり、高温多湿環境下で、コシのない紙の2面目印字を行っても紙皺の発生と紙皺の前兆現象である紙表面の微細なしわ(以降紙表面の波うちと言う)をなくす事にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は以下の構成を有する。
【0018】
すなわち第一の発明は、
加熱手段と、この加熱手段を内包する回転体を有し、該回転体は未定着画像を担持した転写材と等速で移動し、該回転体に加圧圧接してニップを形成するための加圧ローラを有し、該加熱手段は各々独立駆動可能な複数本の発熱体からなり、これら複数の発熱体はニップ内で紙搬送方向に配列されている構成において、紙1面目加熱時の該複数発熱体各々の発熱分布と、2面目加熱時の発熱分布が異なりかつ2面目の発熱分布の方が発熱ピークが1面目よりも下流側に来るような発熱分布に調整することを特徴とする像加熱装置である。
【0019】
また第二の発明は、
該複数の発熱体は上流側と下流側に配置された並列接続の2本の発熱体であることを特徴とする第一の発明に記載の像加熱装置である。
【0020】
また第三の発明は、
第一又は第二の発明に記載の像加熱装置を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0021】
また第四の発明は、
2面目の印字は、1面目の印字終了後に自動的に紙が搬送され行われる機構を有する第三の発明に記載の画像形成装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本実施例で用いる画像形成装置、及び加熱定着装置の構成は従来例に同じである。すなわち本実施例の定着装置としてはフィルム加熱方式の定着装置であり、ヒータは基板内に同抵抗値の2本の抵抗体を並列接続に配置している。制御方式としては位相制御を用いている。本実施例が従来例と異なるのはヒータの発熱分布(プロファイル)を1面目と2面目で変えるその制御方法だけにおいてである。
【0023】
具体的に本実施例のヒータの発熱分布の変化の仕方を表わしたのが、図5であり、これをもとに説明する。まず本実施例では、図5に示すように排紙センサー(35)からの信号に合わせて発熱分布の変更を行っている。一面目はその前回転時も含めて、上流と下流の発熱体の発熱量を等しくしている。これは1面目の紙から下流側の発熱量を多くしてしまうと、同じ出力(発熱量)の均等発熱に比べて、定着性のマージンが減ってしまうからである。なぜなら同じ発熱量でも発熱中心が下流側にくるほど紙がニップ通過中にもらう熱量が減り、熱効率が悪くなるからである。
【0024】
位相制御の方法は、従来例で述べた通りであるが、通電量の制御において従来例と異なるのは、上下流のヒータの発熱比率を1、2面目それぞれで変える事である。
【0025】
具体的な通電量は、図6、及び図7に従って行う。図6は1面目、図7は2面目の各ヒータへの通電量をしめす。それぞれの図中の通電量は、フル通電を10とした場合の各ヒータへの通電量を示す。先ず1面目は図6に従い通電される。ここで発熱体A,Bとは上流もしくは下流の発熱体をしめす。A,Bへの割り当ては、一方が上流側の発熱体の時、他方は下流側の発熱体をさし、1半波ごとにそれぞれ上流ヒータ、下流ヒータと交互に入れ替わるため、結果的に各ヒータの発熱量が等しくなるように制御される。
【0026】
つぎに1面目の紙後端が排紙センサー(35)を切ってからは、下流側の発熱量を多くする2面目の制御を開始する。このように2面目が来る前に下流側大の発熱分布にすることで、2面目の紙先端から下流側大の発熱分布にて定着を行うことができ、以下に述べるように紙先端から紙シワが発生しやすいケースに対して効果を上げることが出来る。
【0027】
一般に1度定着器を通過している2面目の紙は、1面目の定着が終わってから2面目の定着が行われるまでの搬送中に、紙表面が不均一な吸湿をしてしまう。そのため紙のうねりや、次の定着時に部分的に収縮の違いが出来るため、しわになりやすい。しかし本発明では2面目定着時のニップ内の発熱分布を調整することで、部分的な吸湿やうねりが矯正でき、2面目の紙シワ発生が抑制できる。
【0028】
すなわち2面目の定着時に下流側の発熱量を多くすることで、フィルムの温度を上昇させることが出来、定着ニップ手前での紙中の水分の気化を促進させることが出来る。これにより2面目の紙が定着ニップに突入する時には、紙表面の水分が十分飛ばされ均一化され、しわになりにくくする効果を発揮できる。また紙先端部のうねりもこのように突入前の紙表面の水分の均一化により、ならされるため、2面目の紙シワが抑制される。
【0029】
ここで2面目の紙先端が排紙センサーを切ってから下流側の発熱量を多くすることでも紙シワに効果があるが、センサーが定着ニップ下流にあるために、センサーを紙先端が切ってから、切り替えると紙先端の排紙センサーからニップまでの距離の領域は下流側大の発熱が行われなくなり、紙シワの抑止効果が下がってしまう。
【0030】
具体的な下流大の発熱制御は通電パターンを図7に従い制御することで出来る。上流側発熱体と下流側発熱体の出力割合は、1:2〜1:3になるように各発熱体の通電量を設定してある。この図中に示すように出力が大きい場合には、必ずしもこの範囲に入る下流側大の通電にならないし、極端に少ない10%通電のときなどは上下流均等発熱が行われてしまうが、これらの出力値は、極端に大きい若しくは小さい値なので、自動両面プリントの場合にはまず定常的に使われることはない。また出力の調整が2μsecごとに行われるため、一時的に入ることはあっても、すぐに変更されるため、結果として秒単位で見た場合には不均一発熱が実現される。
【0031】
このように通電パターンテーブルを排紙センサーのタイミングにあわせて変えることで、1面目は2本の発熱体の均等発熱、2面目は上流発熱量:下流発熱量=1:2〜1:3の発熱が実現できる。
【0032】
実際に本実施例を用いて紙シワと紙表面のなみうちの発生を比較した結果を以下の表1に載せておく。
【0033】
なおこの比較テストは、A3サイズの64g紙を高温多湿環境(30℃、75%)に3日間放置したものを同環境にて500枚連続通紙して行ったものである。
【0034】
【表1】
Figure 0004095394
【0035】
上記のように本実施例を用いることで、紙シワは全く発生せず、紙シワの前兆である紙表面のなみうちが従来例よりも大幅に減少していることがわかる。
ちなみにここでいう従来例とは、上下流均等発熱を1面目および2面目ともに行った場合である。
【0036】
また1、2面目ともに上記の下流側大の発熱を行った場合との1面目の定着性を比較した結果を以下にしめす。
【0037】
【表2】
Figure 0004095394
【0038】
なお定着性のデータは、低温環境(10℃/15%)にてPlover Bond75g紙に5×5ミリ角のベタ黒画像を印字し、ちり紙(商品名;キムワイプ)で擦る前後の濃度低下率をマクベス濃度計で測って調べたものである。このように1面目の定着性が上がっていることがわかる。
【0039】
以上のように本実施例により1面目の定着性を損ねることなく、2面目の紙シワ抑制が出来る。本実施例では特に位相制御を用いた例を示したが、波数制御でも同様の効果が得られることは言うまでもない。また定着方式として、電磁誘導加熱方式などでも同様であることは言うまでもない
(実施例2)
本実施例で用いる加熱定着装置はフィルム定着装置で、実施例1で述べた通りである。本実施例2が実施例1と異なるのはヒータの下流側発熱量増加の調整を2面目の紙先端のみに行うことにある。
【0040】
このような制御は大きめの紙の場合で、紙シワの抑止とともに紙後端の定着性を重視するような場合に有効である(A3紙、LDR紙やフルブリード紙など)。
【0041】
具体的にプリント中の端部ヒーターへの通電割合を示したのが図8である。下流側大発熱から均等発熱への移行は紙先端が排紙センサーを通過してから180mmの位置(紙先端からは210mmの位置)で行われる。2面目の紙シワの発生は、2面目の紙のうねりの中でもとくに紙先端部のうねりにより発生することが多いので、先端部のみ下流側大発熱をすることでも紙シワに対して抑止効果がある。また紙後半では、均等発熱にするため定着性に対してマージンを上げることが出来る。
【0042】
本実施例2を用いた場合と従来例、及び本実施例1のシワ発生を比較したものを以下の表2に示す。なお本比較は、64gのA3紙を高温多湿環境(30℃、75%)に3日間放置したものを各500枚連続通紙して行った。
【0043】
【表3】
Figure 0004095394
【0044】
上記のように本実施例を用いることで、紙シワの前兆現象である紙表面のなみうちは実施例1よりも多く発生するものの、紙シワは全く発生しなかった。
次に、実際にLDR紙の後端部の定着性を比較した結果を以下に示す。
【0045】
【表4】
Figure 0004095394
【0046】
以上のように紙後端部の定着性が良化していることがわかる。なお定着性のデータは、低温環境(10℃/15%)にてLDRサイズの90g紙に5×5ミリ角のベタ黒画像を印字し、ちり紙(商品名;キムワイプ)で擦る前後の濃度低下率をマクベス濃度計で測って調べたものである。
【0047】
以上のように本実施例により2面目の定着性を実施例1よりも向上させつつ、2面目の紙シワ抑制が出来る。本実施例では特に位相制御を用いた例を示したが、波数制御でも同様の効果が得られることは言うまでもない。また定着方式として電磁誘導加熱方式などでも同様であることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1面目定着時と2面目定着時の発熱分布を変え、2面目定着時においてヒータの発熱分布の発熱中心を下流側にずらすことで、1面目の定着性確保が出来るとともに、2面目の紙しわの発生、及びしわの前兆である紙表面のなみうちを抑制出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動両面印字機付の画像形成装置の概略構成図
【図2】 従来例および本発明に用いられるヒータ制御回路の概略構成図
【図3】 従来例および本発明に用いられる位相制御の50%通電パターンを示した図
【図4】 従来例および本発明に用いられるヒータを示した図
【図5】 本発明第一の実施例の定着排紙センサー信号と上下流ヒータへの各通電量を示した図
【図6】 本発明の1面目印字時の出力値毎の上下流各ヒータへの通電量を示した図
【図7】 本発明の2面目印字時の出力値毎の上下流各ヒータへの通電量を示した図
【図8】 本発明第二の実施例の定着排紙センサー信号と上下流ヒータへの各通電量を示した図
【図9】 従来例および本発明に用いられるフィルム加熱方式の定着器の概略断面図
【符号の説明】
2 感光ドラム
3 帯電ローラ
4 現像器
5 クリーナー

Claims (4)

  1. 加熱手段と、この加熱手段を内包する回転体を有し、該回転体は未定着画像を担持した転写材と等速で移動し、該回転体に加圧圧接してニップを形成するための加圧ローラを有し、該加熱手段は各々独立駆動可能な複数本の発熱体からなり、これら複数の発熱体はニップ内で紙搬送方向に配列されている構成において、紙1面目加熱時の該複数発熱体各々の発熱分布と、2面目加熱時の発熱分布が異なりかつ2面目の発熱分布の方が発熱ピークが1面目よりも下流側に来るような発熱分布に調整することを特徴とする像加熱装置。
  2. 該複数の発熱体は上流側と下流側に配置された並列接続の2本の発熱体であることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 請求項1又は2に記載の像加熱装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 2面目の印字は、1面目の印字終了後に自動的に紙が搬送され行われる機構を有する請求項3に記載の画像形成装置。
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