JP4091325B2 - 情報記録再生装置並びに同装置におけるフォーマットプログラム及びその記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録再生可能な、特に、CD−RWに用いて好適な、情報記録再生装置並びに同装置におけるフォーマットプログラム及びその記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、CD−RWのように、ランダムアドレスでの記録・再生が可能な記録媒体(ディスク)をフォーマットする手段として、バックグランドフォーマット方式がある。
これは、ホストコンピュータ等の上位装置からフォーマット命令受信後に、記録・再生が可能となるよう必要最小限の情報をディスクに記録した後に、特定パターンによる未記録部分への書き込み(以下、ディアイシングという)および再生(以下ベリファイという)を実施して、欠陥セクタを検出し、その欠陥セクタを所定の代替領域に交替させる処理(交替処理)をいう。
【0003】
このディアイシングまたは、ベリファイ動作は、ホストコンピュータからのディスクアクセス命令が来ない間にバックグランドで行う。ホストコンピュータからディスクアクセス命令が到来した場合は、一旦ディアイシング、または、ベリファイ動作を中断してディスクアクセスを行い、その後、再度ディアイシングまたは、ベリファイ動作を実施する。
【0004】
ところで、未記録部への情報の記録命令を受信した場合には、ライト動作を実施した後、その記録したセクタに対しベリファイ動作を実施する必要がある。これは、上記したようにディスクの潜在的な欠陥を見つけるための処理である。
通常のライト動作は、ホストコンピュータから到来するライトデータをバッファメモリに格納するだけで、ある所定の閾値になるまで記録動作を行わない。これはバッファアンダーランエラーを回避するための手当てである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら未記録領域への情報のライト命令時には、ホストコンピュータから転送されたデータをバッファメモリに格納した後、すぐにデータを記録し、その記録したセクタを再生させるので、これを何度も繰り返すとパフォーマンスが低下し、システム作業効率が悪化する不具合がある。
上記したバックグランドフォーマットは、ホストコンピュータからの命令により、ディアイシングまたは、ベリファイ動作を中止させて、一般のCD−ROMで再生できるように、ディアイスが終了した時点までのアドレスをユーザデータ領域として、その後にリードアウトを記録させて、未完フォーマットディスク(Partially Formatted Disc)という状態で終了させることが出来る。
このディスクがCD−ROM等のディスクドライブ装置に挿入された場合には、ホストコンピュータからフォーマット再開命令が来ない限りディアイスが開始できないため必然的に未記録領域への記録頻度が多くなる。従って、ベリファイ動作が入ってシステムの作業効率が悪化してしまう。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上位装置から光ディスクの未フォーマット領域へライト命令が到来した場合に、極力ベリファイ処理することなく、未完フォーマットの光ディスクが装置に挿入されたら、上位装置からフォーマット再開要求が到来しなくても自動的にリードアウト領域の外側からディアイスまたはベリファイ処理を開始させ、作業効率の改善をはかった、情報記録再生装置並びに同装置におけるフォーマットプログラム及びその記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
また、リードアウト領域を残し、その外側からディアイスまたはベリファイ処理を行うことにより、通常バックグラウンドフォーマットであれば、上位装置から光ディスク1の取り出し要求があった場合、フォーマットが少しでも進んでいた場合はリードアウト領域を更新してからその光ディスクを取り出す必要があったが、上位装置からバックグラウンドフォーマット再開命令が到来し、リードアウト領域を更新した場合等でなければリードアウト領域を更新する必要がないため、ディアイス、ベリファイの中断アドレスをディスクの所定の領域または不揮発性メモリに保存することで、そのまま光ディスクを取り出すことのできる、情報記録再生装置並びに同装置におけるフォーマットプログラム及びその記録媒体を提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、特定パターンによる書き込みを実行するフォーマット処理を光ディスクに対して行う情報記録再生装置において、前記フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の前記光ディスクを前記情報記録再生装置に挿入したときに、前記光ディスクにおける一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から前記特定パターンによる書き込みを自動的に再開するように設定された制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段が、前記フォーマット処理を実行して欠陥セクタを検出し、その欠陥セクタを所定の代替領域に交替させる代替処理を、上位装置からのアクセス命令が無いときに行うように設定されていることを特徴とする。
【0009】
請求項1及び6に記載の発明によれば、制御手段が、フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の光ディスクを情報記録再生装置に挿入したときに、光ディスクにおける一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から特定パターンによる書き込みを自動的に再開することで、ホストコンピュータからフォーマット再開命令の到来を待つことなく自動的に未フォーマット領域への特定パターンの書き込み処理を行うため、全面フォーマットを終了するまでの時間が早まる。その結果、再生を行わないで済む確率が向上するため、システムの記録性能が向上した情報記録再生装置を提供することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報記録再生装置において、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合に、前記制御手段が、特定パターンの書き込みを一旦中断し、前記光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、前記中断したアドレス以降のフォーマットを再開するように設定されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、制御手段が、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合は、特定パターンの書き込みを一旦中断し、光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、中断したアドレス以降のフォーマットを再開することで、特定パターンの書き込み済みの領域をフォーマットすることがなくなるため、フォーマット時間の短縮をはかった情報記録再生装置を提供することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の情報記録再生装置において、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置またはユーザーから前記光ディスクの取り出し要求があった場合に、前記制御手段が、再生専用装置ではアクセスされることのない前記光ディスクにおける所定の領域に前記中断したアドレス情報を記録してから前記光ディスクの取り出しを許可するように設定されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、制御手段が、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置またはユーザーから光ディスクの取り出し要求があった場合、再生専用装置ではアクセスされることのない光ディスクにおける所定の領域に中断したアドレス情報を記録してから光ディスクの取り出しを許可することで、再びその光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理を可能とした情報記録再生装置を提供できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、前記制御手段が、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理の中断アドレスを、前記光ディスク固有のIDと共に不揮発性メモリに保存するように設定されていることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、制御手段が、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理の中断アドレスを、光ディスク固有のIDと共に不揮発性メモリに保存することにより、再びその光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理を可能とした情報記録再生装置を提供することができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報記録再生装置において、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理を終了した場合に、前記制御手段が、前記光ディスクに固有のIDとフォーマット完了アドレス情報を前記不揮発性メモリから消去するように設定されていることを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、制御手段が、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理を終了した場合、光ディスクに固有のIDとフォーマット完了アドレス情報を不揮発性メモリから消去することにより、未フォーマット領域への特定パターンの書き込み処理が完了してしまえば、以降、バックグラウンドフォーマット中の光ディスクでなくなることから不揮発性メモリにアドレス情報を保存しておく必要はなく、従って、この場合、不揮発性メモリの有効活用が出来る。
【0018】
請求項7に記載の発明は、特定パターンによる書き込みを実行するフォーマット処理を光ディスクに対して行う情報記録再生装置に用いられるフォーマットプログラムであって、前記フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の前記光ディスクを挿入したときに、前記光ディスクにおける一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から前記特定パターンによる書き込みを自動的に再開する第1のステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、前記フォーマット処理を実行して欠陥セクタを検出し、その欠陥セクタを所定の代替領域に交替させる代替処理を、上位装置からのアクセス命令が無いときに行う情報記録再生装置に用いられることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項7〜請求項10何れか1項に記載のフォーマットプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体である。
【0019】
請求項7、10及び11に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の光ディスクが装置に挿入されたときに、光ディスク上の一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から特定パターンによる書き込みを自動的に再開することで、ホストコンピュータからフォーマット再開命令の到来を待つことなく自動的に未フォーマット領域への特定パターンの書き込み処理を行うため、全面フォーマットを終了するまでの時間が早まる。その結果、再生を行わないで済む確率が向上するためシステムの記録性能が良くなる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のフォーマットプログラムにおいて、前記第1のステップは、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合は、特定パターンの書き込みを一旦中断し、前記光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、前記中断したアドレス以降のフォーマットを再開するステップを含み、前記ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0021】
請求項8に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合は、特定パターンの書き込みを一旦中断し、光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、中断したアドレス以降のフォーマットを再開することで、特定パターンの書き込み済みの領域をフォーマットすることがなくなるため、フォーマット時間の短縮が可能になる。
【0022】
請求項9に記載の発明は、前記第1のステップは、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置またはユーザーから前記光ディスクの取り出し要求があった場合、再生専用装置ではアクセスされることのない前記光ディスクにおける所定の領域に前記中断したアドレス情報を記録してから前記光ディスクの取り出しを許可するステップを含み、前記ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
請求項9に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置またはユーザーから光ディスクの取り出し要求があった場合、再生専用装置ではアクセスされることのない光ディスクにおける所定の領域に中断したアドレス情報を記録してから光ディスクの取り出しを許可することで、再びその光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理が可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明における情報記録再生装置の実施形態を示すブロック図であり、ここでは、CD−R/RWドライブ装置が例示されている。
図1において、記録媒体として装置に挿入される光ディスク周辺には、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2と、光ディスク1にレーザーを照射するための光ピックアップ4が備わっている。スピンドルモータ2の回転制御は回転制御系3で行い、光ピックアップ4の制御は、光ピックアップ制御系8で行う。粗動モータ5は、光ピックアップ4を光ディスク1の半径方向に移動させるモータであり、粗動モータ5の制御を行うのが粗動モータ制御系6である。また、信号処理系7は、光ピックアップ4からの信号の処理や、光ディスク1に記録を行うためのデータの送受信を行う。
【0027】
コントローラ9は装置全体の制御を行うもので、不揮発性メモリ11には、コントローラ9を動かすためのプログラムが記録されており、この他に、光ディスク1固有のID(識別子)、光ディスク1の所定位置のスタート、エンドアドレス情報等が記録される特定の領域を持つ。バッファメモリ10は、記録、再生用のデータを一時的に保存しておく領域である。ホストコンピュータ等の上位装置12は、コントローラ9を介して本CD−R/RWドライブ装置に接続される。
【0028】
図2、図3、図4は、本発明の一実施形態の動作を説明するために引用した図であり、フォーマット(完、未済)された光ディスクのデータ構成、動作フローチャート、フォーマット処理中における光ディスクのデータ構成のそれぞれを示す図である。なお、図3に示すフローチャートは、動作の流れの他に、本発明のフォーマットプログラムの処理手順を示す。
以下、図2〜図4を参照しながら図1に示す本発明の情報記録再生装置の動作について詳細に説明する。
【0029】
本発明では、バックグラウンドフォーマット処理中に、ホストコンピュータ等の上位装置12またはユーザーから、ディスク取り出し命令が到来した場合、ディアイシングまたは、ベリファイ動作を一旦中止させ、一般のCD−ROM再生装置で再生できるように、ディアイシングが終了した時点までのアドレスをユーザデータ領域として、その後にリードアウトを記録させ、未完フォーマットディスク(Partially Formatted Disc)の状態で終了させる。
例えば、ディアイシングをアドレス(X)まで行っていた時に、光ディスク1の取り出し命令がきた場合は、アドレス(X)のすぐ後ろに、リードアウトを記録して光ディスク1の取り出しを行う。この時、取り出された光ディスク1のデータ構造は、図2(b)に示すようになる。
【0030】
このような未完フォーマットディスク1が装置に再挿入され、上位装置12からフォーマット再開要求があった場合、装置は図2(b)のアドレス(X)以降をフォーマットするような仕組みになっている。
なお、図2(a)に、フォーマットを完全に終えたコンプリートフォーマットディスクのデータ構造が示されている。
【0031】
図3に示すフローチャートにおいて、まず、装置に光ディスク1が挿入されたら、コントローラ9は、その光ディスク1が全面に渡りフォーマットを完了しているか否かを判断する(S31)。この光ディスク1が全面フォーマット終了していないと判断されたときのみS32の処理へ進み、光ディスク1のフォーマットが完了していれば本装置は何もしないで終了する。
次に、ホストコンピュータ等の上位装置12からリード/ライト命令がある一定の期間到来していない場合に限ってS33の処理に進み、記録終了位置を示す領域以降をフォーマットする。上位装置12から光ディスク1にリード/ライトアクセス要求があった場合はその要求処理を優先させ、この処理終了後、再びS32移行の処理を行う。
【0032】
S33において、光ディスク1の記録終了位置を示す領域以降のディアイスまたはベリファイを開始する。通常のバックグラウンドフォーマットであれば、光ディスク1の所定の領域に、この時のディアイス、ベリファイの動作状況を更新するが、本発明装置ではこの動作状況を光ディスク1上に反映させない。
具体的に、CD−R/RWドライブ装置で説明すれば、通常のバックグラウンドフォーマットの場合であれば、リードアウト領域を上書きするようにフォーマットを開始し、フォーマット動作状況を一定の間隔でリードインの所定の領域に記録、更新していくが、本発明装置の場合は、リードアウト領域を上書きせずに、その後の領域からディアイスまたはベリファイを行う。
【0033】
S33、S34、S35でのディアイスまたはベリファイ中に、上位装置12から未フォーマット領域へのライト命令が到来した場合、コントローラ9は、そのアドレスがS33の処理によってベリファイ済であれば、ライト動作のみを行い(S36)、ベリファイ済でなければライトした後にベリファイ動作を行う(S37)。
【0034】
図4において、光ディスク1のフォーマット領域のディアイス、またはベリファイ中に、ホストコンピュータ等の上位装置12からフォーマット再開の要求があった場合は、ディアイスまたはベリファイ処理を一旦中断し(ここで、中断アドレスはアドレス(Y)とする)、光ディスク1の最終領域を示す領域をディアイスした後、先のアドレス(Y)からフォーマット処理を再開する。
従って、本発明装置が未フォーマット領域全域をディアイス、ベリファイ完了していればフォーマット完了処理のみを行う。
CD−RWを例示すれば、未フォーマット領域のディアイス、ベリファイ中に、コントローラ9に対し上位装置12からフォーマット再開命令が到来したら、リードアウト領域をディアイスした後、未フォーマット領域でもディアイスまたはベリファイ済みの領域は飛ばして、アドレス(Y)以降を続けてフォーマットする。
【0035】
ところで、上記した本発明実施形態では、未フォーマット領域のディアイスまたはベリファイ中に、上位装置12またはユーザーから光ディスク1の取り出し(イジェクト)要求があった場合、本発明装置は、その処理を終了し、光ディスク1を取り出すことになる。
この取り出し処理終了後に、その光ディスク1を再度挿入したとき、その光ディスクを取り出す前に行ったディアイスまたはベリファイ済みの領域情報を保存していないため、光ディスク取り出し前にディアイスベリファイを行った領域も未フォーマット領域とみなし、再び、ディアイスまたはベリファイを行ってしまう。そこで、ここでは、コントローラ9が、未フォーマット領域に対するディアイスまたはベリファイ中に、上位装置12またはユーザーから光ディスク1の取り出し要求があった場合、CD−ROM等再生専用装置ではアクセスされることのない光ディスク1における所定の領域に中断したアドレス情報を記録してから光ディスク1の取り出しを許可している。
【0036】
図5、図6は、上記した本発明における他の実施形態の動作を説明するために引用した図であり、動作フローチャート、光ディスクIDとディアイスまたはベリファイ中断アドレスの管理例のそれぞれを示す。
なお、図5に示すフローチャートは、動作の流れの他に、本発明のフォーマットプログラムの処理手順も示す。
【0037】
図5において、S51〜S53に示す処理は、図3に示す実施形態の動作と同一であるため、重複を回避する意味でここでは述べない。処理が異なる部分についてのみ説明すると以下のようになる。
すなわち、未フォーマット領域のディアイス、またはベリファイ中に、上位装置12またはユーザーから、光ディスク1取り出し(イジェクト)命令が来た場合は(S54)、ディアイスまたはベリファイ中断アドレスを、本発明装置以外の装置ではアクセスされることのない光ディスク1の所定の領域に記録する(S55)。
CD−RWドライブ装置を例示すれば、例えばリードアウト領域に記録すれば良い。通常のバックグラウンドフォーマットの場合であれば、CD−ROMドライブ装置と互換性を持つために、リードアウトを記録して光ディスク1を取り出すが、本発明装置の場合は、リードアウトを消さずにディアイシングまたはベリファイを行っているので、リードアウトを記録する必要なく、そのまま光ディスク1を取り出せる。
【0038】
なお、上記した光ディスク1の取り出し処理において、未フォーマット領域へのディアイスまたはベリファイ中断アドレスを、光ディスク1の所定の領域に記録する代わりに、光ディスク固有のIDと、その中断アドレス情報を不揮発性メモリ11に保存している。
光ディスクID、ディアイス中断アドレスおよびベリファイ中断アドレスは、不揮発性メモリ11中で図6に示す表形式で管理される。このように、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み及び再生処理の中断アドレスを、記録媒体固有のIDと共に不揮発性メモリに保存することにより、再びその記録媒体が装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から記録媒体の未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理を可能とした情報記録再生装置を提供することができる。
【0039】
なお、光ディスク1においてフォーマット処理が完了した場合等、未完フォーマットディスクでなくなった場合、その光ディスクのディスクID及びディアイス、ベリファイ中断アドレス情報を先の不揮発性メモリ11から削除する。未フォーマット領域のディアスまたはベリファイ処理が完了してしまえば、以降、バックグランドフォーマット中のディスクではなくなるため、不揮発性メモリ11にアドレス情報を保存する必要はなく、不揮発性メモリ11の有効活用がはかれる。
【0040】
以上説明のように本発明は、上位装置12から光ディスク1の未フォーマット領域へライト命令が到来した場合に、極力ベリファイ処理することなく、未完フォーマットの光ディスク1が装置に挿入されたら、上位装置12からフォーマット再開要求が到来しなくても自動的にリードアウト領域の外側からディアイスまたはベリファイ処理を開始させることができる。
また、リードアウト領域を残し、その外側からディアイスまたはベリファイ処理を行うことにより、通常バックグラウンドフォーマットであれば、上位装置12から光ディスク1の取り出し要求があった場合、フォーマットが少しでも進んでいた場合はリードアウト領域を更新してからその光ディスク1を取り出す必要があったが、上位装置12からバックグラウンドフォーマット再開命令が到来し、リードアウト領域を更新した場合等でなければリードアウト領域を更新する必要がないため、ディアイス、ベリファイの中断アドレスをディスクの所定の領域または不揮発性メモリに保存することで、そのまま光ディスク1を取り出すことができる。
【0041】
なお、本発明は、図1に示すコントローラ9で実行される図3、図5に示す手順をコンピュータ読取り可能な記録媒体、ここでは不揮発性メモリ11に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを、コンピュータシステムを構成するコントローラ9に読み込ませ実行させるものであり、このことにより本発明の情報記録再生装置が実現されるものとする。
【0042】
なお、コンピュータ読取り可能な記録媒体とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに、コンピュータ読取り可能な記録媒体とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0043】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、上記した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、上記した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分プログラムであっても良い。
【0044】
【発明の効果】
請求項1及び6に記載の発明によれば、ホストコンピュータ等上位装置からフォーマット再開命令の到来を待つことなく自動的に未フォーマット領域への特定パターンの書き込み(ディアイス)を行うため、全面フォーマットを終了するまでの時間が早まる。その結果、再生を行わないで済む確率が向上するため、システムの記録性能が向上した情報記録再生装置を提供することができる。
【0045】
請求項2に記載の発明によれば、特定パターンの書き込み及び再生済みの領域をフォーマットすることがなくなるため、フォーマット時間の短縮をはかった情報記録再生装置を提供することができる。
【0046】
請求項3に記載の発明によれば、再び光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理を可能とした情報記録再生装置を提供できる。
【0047】
請求項4に記載の発明によれば、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理の中断アドレスを、光ディスク固有のIDと共に不揮発性メモリに保存することにより、再びその光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理を可能とした情報記録再生装置を提供することができる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理を終了した場合、光ディスクに固有のIDとフォーマット完了アドレス情報を不揮発性メモリから消去することにより、未フォーマット領域への特定パターンの書き込み処理が完了してしまえば、以降、バックグラウンドフォーマット中の光ディスクでなくなることから不揮発性メモリにアドレス情報を保存しておく必要はなく、従って、この場合、不揮発性メモリの有効活用が出来る。
【0049】
請求項7、10及び11に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、バックグランドフォーマットが中断されているフォーマット未完の光ディスクが装置に挿入されたときに、未フォーマットの領域に特定パターンによる書き込みを自動的に再開し、当該特定パターンによる書き込み動作情報を光ディスク上に定期的に更新することを禁止することで、ホストコンピュータからフォーマット再開命令の到来を待つことなく自動的に未フォーマット領域への特定パターンの書き込み処理を行うため、全面フォーマットを終了するまでの時間が早まる。その結果、再生を行わないで済む確率が向上するためシステムの記録性能が良くなる。
【0050】
請求項8に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合は、特定パターンの書き込みを一旦中断し、光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、中断したアドレス以降のフォーマットを再開することで、特定パターンの書き込み済みの領域をフォーマットすることがなくなるため、フォーマット時間の短縮が可能になる。
【0051】
請求項9に記載の発明によれば、上記したフォーマットプログラムをコンピュータに実行させることにより、未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置またはユーザーから光ディスクの取り出し要求があった場合、再生専用装置ではアクセスされることのない光ディスクにおける所定の領域に中断したアドレス情報を記録してから光ディスクの取り出しを許可することで、再びその光ディスクが装置に挿入された場合にその場所を再生させることによって中断アドレスが取得できるため、正しい位置から光ディスクの未フォーマット領域への特定パターンの書き込み、再生処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報記録再生装置の実施形態を示すブロック図である。
【図2】フォーマット(完、未済)された光ディスクのデータ構成を説明するために引用した図である。
【図3】本発明の一実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図4】図3に示す実施形態にて実現される未完フォーマットディスクのデータ構成を説明するために引用した図である。
【図5】本発明における他の実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートである。
【図6】図5に示す実施形態で管理されるディスクIDとディアイスまたはベリファイ中断アドレスの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 回転制御系
4 光ピックアップ
5 粗動モータ
6 粗動モータ制御系
7 信号処理系
8 光ピックアップ制御系
9 コントローラ
10 バッファメモリ
11 不揮発性メモリ
12 上位装置
Claims (11)
- 特定パターンによる書き込みを実行するフォーマット処理を光ディスクに対して行う情報記録再生装置において、
前記フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の前記光ディスクを前記情報記録再生装置に挿入したときに、前記光ディスクにおける一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から前記特定パターンによる書き込みを自動的に再開するように設定された制御手段を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合に、前記制御手段が、特定パターンの書き込みを一旦中断し、前記光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、前記中断したアドレス以降のフォーマットを再開するように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
- 前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置またはユーザーから前記光ディスクの取り出し要求があった場合に、前記制御手段が、再生専用装置ではアクセスされることのない前記光ディスクにおける所定の領域に前記中断したアドレス情報を記録してから前記光ディスクの取り出しを許可するように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報記録再生装置。
- 前記制御手段が、前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理の中断アドレスを、前記光ディスク固有のIDと共に不揮発性メモリに保存するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の情報記録再生装置。
- 前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み処理を終了した場合に、前記制御手段が、前記光ディスクに固有のIDとフォーマット完了アドレス情報を前記不揮発性メモリから消去するように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の情報記録再生装置。
- 前記制御手段が、前記フォーマット処理を実行して欠陥セクタを検出し、その欠陥セクタを所定の代替領域に交替させる代替処理を、上位装置からのアクセス命令が無いときに行うように設定されていることを特徴とする請求項1〜5何れか1項に記載の情報記録再生装置。
- 特定パターンによる書き込みを実行するフォーマット処理を光ディスクに対して行う情報記録再生装置に用いられるフォーマットプログラムであって、
前記フォーマット処理が中断されているフォーマット未完の前記光ディスクを挿入したときに、前記光ディスクにおける一時リードアウト領域の後の未フォーマットの領域から前記特定パターンによる書き込みを自動的に再開する第1のステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とするフォーマットプログラム。 - 前記第1のステップは、
前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中において、上位装置からフォーマット再開命令が到来した場合は、特定パターンの書き込みを一旦中断し、前記光ディスクの最終記録領域を示す領域に対し特定のフォーマットパターンを記録した後、前記中断したアドレス以降のフォーマットを再開するステップを含み、
前記ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載のフォーマットプログラム。 - 前記第1のステップは、
前記未フォーマット領域に対する特定パターンの書き込み中に、上位装置またはユーザーから前記光ディスクの取り出し要求があった場合、
再生専用装置ではアクセスされることのない前記光ディスクにおける所定の領域に前記中断したアドレス情報を記録してから前記光ディスクの取り出しを許可するステップを含み、前記ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7または8に記載のフォーマットプログラム。 - 前記フォーマット処理を実行して欠陥セクタを検出し、その欠陥セクタを所定の代替領域に交替させる代替処理を、上位装置からのアクセス命令が無いとき に行う情報記録再生装置に用いられることを特徴とする請求項7〜9何れか1項に記載のフォーマットプログラム。
- 請求項7〜請求項10何れか1項に記載のフォーマットプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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