JP3869364B2 - ディスクドライブ装置、および記録ディスクのローディング制御方法 - Google Patents

ディスクドライブ装置、および記録ディスクのローディング制御方法 Download PDF

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    • G11B2220/2525Magneto-optical [MO] discs

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、たとえば可搬型の光磁気ディスクといった記録ディスクのローディングを行うディスクドライブ装置、およびそのための記録ディスクのローディング制御方法に関する。
【0002】
【背景技術】
最近の光磁気ディスクは、大容量化に伴って許容欠陥セクタ数が増加する傾向にある。そのため、光磁気ディスクにおける欠陥セクタのアドレス一覧を示すDMA(Defect Management Areas)情報も肥大化し、光磁気ディスクのローディング(挿入初期動作)に長時間を要する傾向にある。たとえば、1.3GBの光磁気ディスクでは、ローディングに約12秒を要する。将来的にも光磁気ディスクの大容量化が進み、ローディング時間がさらに長くなることが予想される。そのため、ローディングを迅速に終えてそれに要する時間を短縮する技術が要請されている。
【0003】
図8に示すように、従来のディスクドライブ装置A10では、光磁気ディスクB10のローディング時、CPU110が光磁気ディスクB10のコントロールトラックB11を読み出し、ディスクの種別を獲得する。
【0004】
種別が分かると、CPU110は、DMA情報B12が記録されている光磁気ディスクB10上の物理アドレスを求める。そして、CPU110は、光磁気ディスクB10上における記録領域B13の両端に近い最外周ゾーンと最内周ゾーンとのそれぞれに2個、合計4個記録されているDMA情報B12を、内周側から外周側の順に順次読み取り、バッファメモリとなるRAM120のDMA情報格納エリア120Dに格納する。
【0005】
ここで、DMA情報B12には、PDL(Primary Defect List)とSDL(Secondary Defect List)とが含まれ、これらに光磁気ディスクB10上における欠陥セクタのアドレス一覧が記録されている。
【0006】
具体的にPDLについて説明すると、図9と比較して図10に示すように、光磁気ディスクB10の物理フォーマット時にあるゾーンで欠陥セクタが検出されると、その欠陥セクタを飛ばして初期化データが記録される。そして、欠陥セクタが存在するゾーンは、本来のセクタ数とすべく交代用のセクタが存在するスペアゾーンまで広げられ、その欠陥セクタのアドレスがDMA情報B12に記録される。このように、欠陥セクタを飛ばしてアドレス指定できる欠陥を第1欠陥と呼び、第1欠陥に該当する欠陥セクタのアドレスの集合をPDLと呼ぶ。
【0007】
また、SDLについては、図9と比較して図11に示すように、データの書き込み時にあるゾーンで欠陥セクタが検出されると、その欠陥セクタに代えてスペアゾーンのセクタにデータが記録される。そして、欠陥セクタのアドレスと交代先のセクタのアドレスとがDMA情報B12に記録される。このように、交代先のセクタをアドレス変換により指定できる欠陥を第2欠陥と呼び、第2欠陥に該当する欠陥セクタのアドレスの集合をSDLと呼ぶ。
【0008】
光磁気ディスクB10のローディング時には、ホストC10から指示される論理アドレスを物理アドレスに変換する必要があるため、必ずDMA情報B12を読み取る必要がある。この場合、DMA情報B12について妥当性を検証するため、4個すべてのDMA情報B12を読み取らなければならない。その理由は、光磁気ディスクB10に対するデータの書き込み時、第2欠陥が発生してセクタの交代処理が行われている最中に電源供給が停止された場合、本来、DMA情報B12の内容が更新されるべきところ、完全に更新されずに異常終了してしまい、各DMA情報B12の内容が相互に異なるおそれがあり、最も信頼度の高いDMA情報B12を採用する必要があるからである。
【0009】
以上のようにしてローディングを行った後、ディスクドライブ装置A10のCPU110は、ホストC10からのアクセスコマンドに対応し、読み取ったDMA情報B12に含まれるPDL,SDLを参照してアドレス変換を行いながら、光磁気ディスクB10との間でデータを読み書きする。
【0010】
特に、光磁気ディスクB10の記録領域B13からデータを読み取る際には、RAM120のキャッシュエリア120Cを介してデータが転送され、キャッシュエリア120Cに写し取られたデータは、そのキャッシュエリア120Cがオーバフローとなるまで保持され続ける。ホストC10から同一アドレスを指定してデータの読み取りが指示された場合、CPU110は、機械的なヘッドの移動を伴うシーク動作を制御する必要はなく、キャッシュエリア120C内のデータを直接ホストC10に対して転送することができる。
【0011】
その後、イジェクトキー操作やホストC10からの取り出しコマンドに応じて、光磁気ディスクB10をディスクドライブ装置A10から排出するアンローディング(排出完了動作)を行う場合には、その時点でキャッシュエリア120Cに残存するデータが無効とされる。
【0012】
ここで、前回と同じ光磁気ディスクB10をディスクドライブ装置A10に挿入した場合、たとえDMA情報B12が同じであっても、CPU110は、ローディング時の動作として、光磁気ディスクB10上から4個のDMA情報B12について読み取る動作を必ず行っていた。
【0013】
また、アンローディング後にキャッシュエリア120Cにデータが残存していても、そのデータは無効とされ、前回と同じ光磁気ディスクB10をディスクドライブ装置A10に挿入して再びローディングを行う際には、CPU110がシーク動作を制御しながら光磁気ディスクB10上から新たにデータを読み取り、キャッシュエリア120Cを介してホストC10にデータを転送していた。
【0014】
ところで、装置の利用に際しては、ユーザが一つの光磁気ディスクB10をディスクドライブ装置A10に挿入された状態から排出したのち、再び、同じ光磁気ディスクB10をディスクドライブ装置A10に挿入することでローディングが繰り返し行われることが頻繁にある。
【0015】
たとえば、ディスクドライブ装置A10に挿入された状態の光磁気ディスクB10について、ユーザが光磁気ディスクB10のラベル面に貼られたシールのメモ内容を確認したり、ラベル面にシールを貼ったり、シール上にメモを追記する場合に上記の動作が行われる。
【0016】
また、重要なデータを光磁気ディスクB10に書き込んだ直後、ユーザは、データが誤って破壊されることを防止するため、光磁気ディスクB10のハードカバーに設けられた書き込み禁止用のライトプロテクトスイッチを操作することがあり、この場合も上記と同様である。
【0017】
ところが、同じ光磁気ディスクB10を抜き差しすることで2回目のローディング中、ホストC10からデータアクセスを要求するコマンドがディスクドライブ装置A10に送られても、ローディングが完了するまで、CPU110は、PDL,SDLを含むDMA情報B12を獲得できず、データアクセスに伴い指定された論理アドレスを物理アドレスに変換することができない。そのため、CPU110は、コマンドに応じたアクセス動作をローディングが完了するまで待機させる必要があり、ホストC10に対する応答が遅くなるという問題があった。この応答に要する時間は、光磁気ディスクB10の容量が増加するに伴い長くなる。
【0018】
また、2回目のローディング時には、RAM120のキャッシュエリア120Cに同じ光磁気ディスクB10から写し取られたデータが残されており、そのデータをヒットする確率が高い。それにもかかわらず、2回目のローディング時には、その直前に行われたアンローディングによりキャッシュエリア120Cに残存するデータがすべて無効とされる。そのため、2回目のローディングが完了した後、ホストC10からデータの読み取りを要求するコマンドがある場合、CPU110は、キャッシュエリア120C内でデータをヒットさせることができないので、機械的なヘッドの移動を伴うシーク動作を必ず実施させなければならない。その分、ホストC10に対してデータの読み取りに関するコマンド終了の通知が遅れ、ホストC10に対する応答が遅くなるという問題があった。
【0019】
【発明の開示】
そこで、本発明の目的は、冒頭でも述べたように、記録ディスクのローディング時間を短縮することを目的の一つとし、全体的かつ具体的に言えば、同じ記録ディスクを抜き差しする前後でデータを読み書きする場合、レスポンスタイムを短縮することができるディスクドライブ装置、およびそのための記録ディスクのローディング制御方法を提供することにある。
【0020】
【0021】
【0022】
本発明の第の側面によれば、記録ディスクのローディング時、その記録ディスクから欠陥アドレスの一覧が記されたDMA情報を読み取ってメモリに格納する一方、そのDMA情報を参照してアドレス変換を行いながら、記録ディスクとホストとの間でデータ転送を行うディスクドライブ装置であって、記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時するタイマ部と、タイマ部により計時されたディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定部と、判定部によりディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点でDMA情報を読み取らせるとともに、そのDMA情報をメモリに残存する前回のDMA情報と入れ替えさせるメモリ制御部とを有することを特徴とする、ディスクドライブ装置が提供される。
【0023】
本発明の第の側面によれば、記録ディスクについてローディングを行った後、その記録ディスクとホストとの間でキャッシュメモリを介してデータ転送を行うディスクドライブ装置であって、記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時するタイマ部と、タイマ部により計時されたディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定部と、判定部によりディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点でキャッシュメモリに残存するデータを無効とするメモリ制御部とを有することを特徴とする、ディスクドライブ装置が提供される。
【0024】
【0025】
【0026】
本発明の第の側面によれば、記録ディスクのローディング時、その記録ディスクから欠陥アドレスの一覧が記されたDMA情報を読み取ってメモリに格納する一方、そのDMA情報を参照してアドレス変換を行いながら、記録ディスクとホストとの間でデータ転送を行うための記録ディスクのローディング制御方法であって、記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時する計時ステップと、計時ステップにより計時されたディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによりディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点でDMA情報を読み取らせるとともに、そのDMA情報をメモリに残存する前回のDMA情報と入れ替えさせるメモリ制御ステップとを含むことを特徴とする、記録ディスクのローディング制御方法が提供される。
【0027】
本発明の第の側面によれば、記録ディスクについてローディングを行った後、その記録ディスクとホストとの間でキャッシュメモリを介してデータ転送を行うための記録ディスクのローディング制御方法であって、記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時する計時ステップと、計時ステップにより計時されたディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定ステップと、判定ステップによりディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点でキャッシュメモリに残存するデータを無効とするメモリ制御ステップとを含むことを特徴とする、記録ディスクのローディング制御方法が提供される。
【0028】
本発明によれば、記録ディスクを排出して挿入するまでに、たとえば別の記録ディスクに差し替えることができない程の比較的短いディスク差し替え時間が経過した場合に限り、新たなローディングによって記録ディスクからDMA情報が読み取られ、あるいは、キャッシュメモリに残る前回分のデータが無効とされる。
【0029】
つまり、逆に言えば、実際に同じ記録ディスクの差し替えが十分短い時間内で行われた場合には、同じ記録ディスクを差し替えたものとみなされ、メモリに残る前回分のDMA情報が入れ替えられることなくそのまま用いられ、あるいは、キャッシュメモリに残る前回分のデータがそのまま有効とされるのである。
【0030】
したがって、同じ記録ディスクを抜き差しした後でデータを読み書きする場合には、2回目のローディングの際に記録ディスクのDMA情報を読み出す処理が省略されるので、その分、ローディング時間が1回目に比べて短縮することとなり、2回目の挿入直後にデータの読み書きが指示されても、ホストとの間でデータ転送を行う際のレスポンスタイムを短縮することができる。同様に、同じ記録ディスクを抜き差しした後でデータを読み出す場合には、2回目のローディングの後でもキャッシュメモリに残る前回分のデータをそのまま用いることができるので、2回目の記録ディスクからデータを読み出す際、キャッシュメモリにおいてデータをヒットする確率が高められ、ホストからデータの読み出しが指示された際のレスポンスタイムを短縮することができる。
【0031】
本発明の他の種々な特徴及び利点は、以下に添付図面に基づいて説明する実施形態より明らかになるであろう。
【0032】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、第1の実施形態は、物理的には従来の構成と変わりないことから、図8に示す従来例と重複するところについては、その説明をできる限り省略する。
【0033】
本発明の第1の実施形態では、図1に示すように、ローディング機能を備えたディスクドライブ装置A、記録ディスクとしての光磁気ディスクB、データの読み書きを指示するホストとしてのパーソナルコンピュータCが用いられる。なお、パーソナルコンピュータCは、ファイル管理機能を備えたOS(Operating System)に基づき動作するものであって、本質的に何ら特徴を有するものではないことから、その詳細な図示説明を省略する。
【0034】
まず、ローディングの対象となる光磁気ディスクBから説明すると、この種の光磁気ディスクBとしては、たとえばMO(Magneto Optical disk)が用いられる。容量別には、たとえば230MB、540MB、640MB、1.3GBといった種類がある。光磁気ディスクBは、データを記録する記録領域B3として多数のトラック(図示省略)を有する。概念的に見れば、光磁気ディスクBは、各トラックを区画して細分化された多数のセクタを単位記録領域として有する。一般に、たとえば640MBの光磁気ディスクでは、記録領域が内周側から外周側に向けて11区分のゾーンに分けられ、1.3GBの光磁気ディスクでは、外周側から内周側に向けて18区分のゾーンに分けられる。なお、実際にトラックは、螺旋状に形成されることが多い。
【0035】
光磁気ディスクBの記録面について見ると、記録領域B3の最外周ゾーンの外側と最内周ゾーンの内側の各領域には、それぞれ2個ずつ、合計4個のDMA情報B2が記録されている。このDMA情報B2には、先述したPDLとSDLとが含まれ、光磁気ディスクBの記録領域B3上における欠陥セクタのアドレス一覧が記録されている。光磁気ディスクBにアクセスする際には、最初にリードイン側のコントロールトラックB1が読み取られるが、このコントロールトラックB1の近傍に媒体識別情報(図示省略)が記録されている。媒体識別情報には、光磁気ディスクBそのものを特定して他と峻別するための固有情報や、データの更新回数が含まれる。固有情報については、光磁気ディスクBのフォーマット時や、あるいは製品出荷前に1度しか書き込まれないが、データの更新回数については、記録領域B3のデータが更新された後、後述する光磁気ディスクBのアンローディングが行われる際にカウントアップされる。
【0036】
ディスクドライブ装置Aは、図1に示すように、制御部1、光学ヘッド2、磁気ヘッド3、およびモータ駆動回路4を備えている。制御部1は、CPU11、RAM12、ROM13、およびインターフェース回路14を備えており、これらCPU11、RAM12、ROM13、およびインターフェース回路14は、バス線15により相互に接続されている。バス線15には、データバス、アドレスバス、および制御信号線が含まれる。
【0037】
ディスクドライブ装置Aは、パーソナルコンピュータCからのデータの書き込みや読み取りといったデータアクセス要求に応じて、光磁気ディスクBにデータを書き込んだり、あるいは光磁気ディスクBからデータを読み出す。ディスクドライブ装置Aには、光磁気ディスクBが挿入されるが、この挿入に伴う一連の初期動作をローディングと呼ぶ。また、ディスクドライブ装置Aから光磁気ディスクBを排出する一連の完了動作をアンローディングと呼ぶ。これらの動作については、後に詳述する。
【0038】
制御部1は、パーソナルコンピュータCからの指示に基づいて、光学ヘッド2、磁気ヘッド3、およびモータ駆動回路4を制御する。光学ヘッド2、および磁気ヘッド3は、制御部1により制御されて、光磁気ディスクBの単位記録領域(セクタ)にアクセスする。モータ駆動回路4は、制御部1により制御されて、光磁気ディスクBを回転させるためのモータや、光学ヘッド2および磁気ヘッド3を移動させるためのモータ、さらには光磁気ディスクBを挿入、排出時にスライド移動させるためのモータを駆動する。なお、各モータは、それぞれ独立したものであっても、あるいは共用されるものであってもいずれでも良い。
【0039】
CPU11は、制御部1の全体を制御する。RAM12は、CPU11に各種のデータや情報を記憶するためのワークエリア12Wを提供する。このワークエリア12Wとは別に、RAM12には、DMA情報を格納しておくためのDMA情報格納エリア12D、およびパーソナルコンピュータCとの間でデータを高速にやり取りするためのキャッシュエリア12Cが確保されている。ROM13は、CPU11を作動させるためのプログラムを記憶している。
【0040】
この制御部1を機能ブロックで表すと、図2に示すように、媒体種別獲得部21、判定部22、アドレス変換部23、データ読み書き部24、メモリ制御部25、およびメモリ26により構成される。具体的に、CPU11は、媒体種別獲得部21、判定部22、アドレス変換部23、データ読み書き部24、メモリ制御部25を実現する。RAM12は、メモリ26を実現する。
【0041】
媒体種別獲得部21は、光磁気ディスクBのローディング時に媒体識別情報を読み取り、それに含まれる固有情報に基づいて光磁気ディスクBを特定する。
【0042】
判定部22は、光磁気ディスクBのローディング時、その時点における光磁気ディスクBが、前回挿入されていた光磁気ディスクと異なるか否かを媒体識別情報に基づいて判定する。つまり、判定部22は、現時点の光磁気ディスクBから媒体識別情報を読み取るまで、前回分の媒体識別情報をRAM12にそのまま取り込んで残している。この前回分の媒体識別情報は、前回のローディングからアンローディングまでに用いられていた媒体識別情報である。
【0043】
アドレス変換部23は、光磁気ディスクBのローディング時にDMA情報B2を読み取ってRAM12のDMA情報格納エリア12Dに格納する一方、パーソナルコンピュータCから論理アドレスを指定してデータの読み書きが指示されると、そのDMA情報B2を参照して物理アドレスを求める。ここで、DMA情報格納エリア12Dに格納されたDMA情報B2は、少なくとも次のローディング時までDMA情報格納エリア12Dに残される。
【0044】
データ読み書き部24は、アドレス変換部23で求めた物理アドレスを手がかりにデータや情報を読み書きする。ここで、光磁気ディスクBから読み出されたデータは、RAM12のキャッシュエリア12Cに写し取られ、このキャッシュエリア12Cを介してパーソナルコンピュータCへと転送される。ところが、読み出すべきデータが既にキャッシュエリア12Cに存在する場合、データ読み書き部24は、機械的なヘッドの移動を伴うシーク動作を制御することなく、該当するデータをキャッシュエリア12Cから直接パーソナルコンピュータCへと転送する。一方、光磁気ディスクBのデータを読み書きすることで更新した場合、データ読み書き部24は、光磁気ディスクBについてアンローディングを行う際にデータの更新回数を書き換え、これを媒体識別情報に含めて光磁気ディスクBに書き込む。
【0045】
メモリ制御部25は、判定部22により現時点と前回とで媒体識別情報が異なると判定された場合、現時点のローディングの段階でアドレス変換部23にDMA情報B2を読み取らせるとともに、その現時点で得られたDMA情報B2をRAM12のDMA情報格納エリア12Dに残された前回分のDMA情報と入れ替えさせる。それに対し、判定部22により現時点と前回とで媒体識別情報が同じと判定された場合、メモリ制御部25は、現時点のローディングの段階でアドレス変換部23にDMA情報B2を読み取らせることなく、その時点でDMA情報格納エリア12Dに残されている前回分のDMA情報B2をそのまま使用可能とする。
【0046】
また、メモリ制御部25は、判定部22により現時点と前回とで媒体識別情報が異なると判定された場合、現時点のローディングの段階でRAM12のキャッシュエリア12Cに残されているデータを無効とし、キャッシュエリア12Cの内容を消去する。それに対し、判定部22により現時点と前回とで媒体識別情報が同じと判定された場合、メモリ制御部25は、現時点のローディングの段階でRAM12のキャッシュエリア12Cに残されているデータを有効とし、そのまま使用可能とする。
【0047】
次に、光磁気ディスクのローディング時からアンローディング時までの動作について、図3,図4のフローチャートを参照して説明する。
【0048】
まず、光磁気ディスクBがディスクドライブ装置Aに挿入されると(S10:YES)、CPU11は、光磁気ディスクBのコントロールトラックB1から読み取り始め、媒体識別情報を読み取ってRAM12に格納する(S11)。なお、この時点で得られた媒体識別情報は、前回の読み取り時に得られた媒体識別情報とは別にしてRAM12に記憶される。また、光磁気ディスクBがディスクドライブ装置Aに挿入されない状態では(S10:NO)、CPU11は、光磁気ディスクBが挿入されるまでそのままの状態を保つ。
【0049】
CPU11は、現時点で読み取って得た媒体識別情報と、前回読み取ってRAM12に残されている媒体識別情報とが同じか否かを判定する(S12)。この際、媒体識別情報に含まれる固有情報だけでなく、データの更新回数も完全に一致するか否かを判定するために比較の対象とされる。
【0050】
現時点と前回とで媒体識別情報が異なる場合(S12:NO)、CPU11は、RAM12に記憶されている内容を消去する(S13)。この際、現時点で得た媒体識別情報については、消去すべき対象から除外され、そのままRAM12に記憶される一方、DMA情報格納エリア12Dやキャッシュエリア12Cの内容については消去される。
【0051】
続いて、CPU11は、媒体識別情報からDMA情報B2のアドレスを求め、そうして求めたアドレスをたよりに4個すべてのDMA情報B2を読み取るとともに、RAM12のDMA情報格納エリア12Dに格納する(S14)。光磁気ディスクBを挿入してからここまでの動作がローディングとなる。
【0052】
以上のようにしてデータを読み書きする準備が整った後、パーソナルコンピュータCからデータを読み書きする指示があると(S15:YES)、CPU11は、その指示内容がデータの読み取り指示であるか否かを判断する(S16)。
【0053】
データの読み取り指示である場合(S16:YES)、CPU11は、DMA情報格納エリア12Dに格納されたDMA情報B2を参照しながら、アドレス変換により読み取るべきデータの配置場所を求め(S17)、その配置場所からデータを読み取ってパーソナルコンピュータCへと転送する(S18)。なお、データを転送する際には、RAM12のキャッシュエリア12Cが利用され、以前に読み出したデータがキャッシュエリア12Cに残っている場合には、そのキャッシュエリア12Cのデータが直接転送される。
【0054】
そして、CPU11は、イジェクトキーの操作やパーソナルコンピュータCからの取り出しコマンドに応じて、光磁気ディスクBの排出が指示されたか否かを判断する(S19)。
【0055】
光磁気ディスクBの排出が指示された場合(S19:YES)、CPU11は、排出動作を開始させる前に、光磁気ディスクBに対するデータの書き込みによりデータの更新があったか否かを判断する(S20)。
【0056】
データの更新があった場合(S20:YES)、CPU11は、データの更新回数を改めるべく、RAM12上ならびに光磁気ディスクB上に所在する媒体識別情報を書き換える(S21)。
【0057】
その後、CPU11は、最終的に排出動作を開始させて光磁気ディスクBを排出させ(S22)、全体の処理を終える。光磁気ディスクBの排出が指示されてからここまでの動作がアンローディングとなる。
【0058】
S20において、データの更新がなかった場合(S20:NO)、CPU11は、媒体識別情報を書き換えることなく、そのままS22に移る。
【0059】
S19において、光磁気ディスクBの排出が指示されない場合(S19:NO)、CPU11は、S15に戻る。
【0060】
S16において、データの書き込み指示である場合(S16:NO)、CPU11は、DMA情報格納エリア12Dに格納されたDMA情報B2を参照しながら、アドレス変換により書き込むべきデータの配置場所を求め(S23)、その配置場所にパーソナルコンピュータCから転送されてきたデータを書き込む(S24)。その後、CPU11は、S19に進む。
【0061】
S15において、パーソナルコンピュータCから特にデータを読み書きする指示がない場合(S15:NO)、CPU11は、S19に移る。
【0062】
S12において、現時点と前回とで媒体識別情報が一致する場合(S12:YES)、CPU11は、図4に示すように、RAM12に記憶されているすべての内容について現状を維持し(S30)、DMA情報格納エリア12Dに残された前回分のDMA情報をアドレス変換に際して使用可能とする(S31)。つまり、同じ光磁気ディスクBを抜き差しした場合には、2回目に挿入された光磁気ディスクBからDMA情報を読み取る動作が省略され、前回得られたDMA情報がふたたび用いられる。また、RAM12のキャッシュエリア12Cも、前回のデータがそのまま残された状態とされる。その他、光磁気ディスクBに関する各種のパラメータ情報についても、RAM12内に残された状態とされる。
【0063】
その後、パーソナルコンピュータCからデータを読み書きする指示があると(S32:YES)、CPU11は、その指示内容がデータの読み取り指示であるか否かを判断する(S33)。
【0064】
データの読み取り指示である場合(S33:YES)、CPU11は、指示されたデータがキャッシュエリア12Cに存在するか否かを判断し(S34)、存在する場合(S34:YES)、そのキャッシュエリア12Cのデータを直接パーソナルコンピュータCに対して転送する(S35)。その後、CPU11は、S19に進む。
【0065】
S34において、指示されたデータがキャッシュエリア12Cに存在しない場合(S34:NO)、CPU11は、DMA情報格納エリア12Dに格納されたDMA情報B2を参照しながら、アドレス変換により読み取るべきデータの配置場所を求め(S36)、その配置場所からデータを読み取ってパーソナルコンピュータCへと転送する(S37)。その後、CPU11は、S19に進む。
【0066】
S33において、データの書き込み指示である場合(S33:NO)、CPU11は、DMA情報格納エリア12Dに格納されたDMA情報B2を参照しながら、アドレス変換により書き込むべきデータの配置場所を求め(S38)、その配置場所にパーソナルコンピュータCから転送されてきたデータを書き込む(S39)。その後、CPU11は、S19に進む。
【0067】
S32において、パーソナルコンピュータCから特にデータを読み書きする指示がない場合(S32:NO)、CPU11は、S19に移る。
【0068】
したがって、第1の実施形態によれば、光磁気ディスクBを排出した後、同じ光磁気ディスクBをふたたび挿入してデータを読み書きする場合には、その光磁気ディスクBについて2回目のローディングを行う際にDMA情報B2を読み出す処理が省略される。その分、ローディングに要する時間が1回目に比べて短縮することとなり、2回目の光磁気ディスクBを挿入した直後にデータの読み書きが指示されても、シーク動作を伴うことなくパーソナルコンピュータCとの間でデータ転送を即座に開始させることができ、その際のレスポンスタイムを短縮することができる。
【0069】
同様に、同じ光磁気ディスクBを抜き差しした場合には、2回目のローディングの後でもキャッシュエリア12Cに残る前回分のデータをそのまま用いることができるので、2回目の光磁気ディスクBからデータを読み出す際、キャッシュエリア12Cにおいてデータをヒットする確率が高められ、パーソナルコンピュータCからデータの読み出しが要求された際のレスポンスタイムを短縮することができる。
【0070】
次に、第2の実施形態を図5〜図7に基づいて説明する。なお、第2の実施形態も、物理的には第1の実施形態と変わりないことから、図1を用いて重複するところについては説明を省略する。
【0071】
第2の実施形態では、図5に示すように、制御部1が、媒体種別獲得部31、タイマ部32、判定部33、アドレス変換部34、データ読み書き部35、メモリ制御部36、およびメモリ37により構成される。具体的に、CPU11は、媒体種別獲得部31、タイマ部32、判定部33、アドレス変換部34、データ読み書き部35、メモリ制御部36を実現する。RAM12は、メモリ37を実現する。
【0072】
媒体種別獲得部31、アドレス変換部34、およびデータ読み書き部35は、第1の実施形態と同様の機能を有する。
【0073】
タイマ部32は、光磁気ディスクを排出してから次に光磁気ディスクが挿入されるまでのディスク差し替え時間を計時する。
【0074】
判定部33は、光磁気ディスクBのローディング時、タイマ部32により計時されたディスク差し替え時間が、予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する。この基準時間は、光磁気ディスクBを別のものに差し替えることができない数秒程度の時間とされる。
【0075】
メモリ制御部36は、判定部33によりディスク差し替え時間が基準時間よりも長いと判定された場合、現時点のローディングの段階でアドレス変換部34にDMA情報B2を読み取らせるとともに、その現時点で得られたDMA情報B2をRAM12のDMA情報格納エリア12Dに残された前回分のDMA情報と入れ替えさせる。それに対し、判定部33によりディスク差し替え時間が基準時間よりも短いと判定された場合、メモリ制御部36は、現時点のローディングの段階でアドレス変換部34にDMA情報B2を読み取らせることなく、その時点でDMA情報格納エリア12Dに残されている前回分のDMA情報B2をそのまま使用可能とする。
【0076】
また、メモリ制御部36は、判定部33によりディスク差し替え時間が基準時間よりも長いと判定された場合、現時点のローディングの段階でRAM12のキャッシュエリア12Cに残されているデータを無効とし、キャッシュエリア12Cの内容を消去する。それに対し、判定部33によりディスク差し替え時間が基準時間よりも短いと判定された場合、メモリ制御部36は、現時点のローディングの段階でRAM12のキャッシュエリア12Cに残されているデータを有効とし、そのまま使用可能とする。
【0077】
次に、光磁気ディスクのローディング時からアンローディング時までの動作について、図6,図7のフローチャートを参照して説明する。なお、図6,図7においては、図3,図4と異なる点を中心に説明する。
【0078】
S11において光磁気ディスクBから媒体識別情報を読み取ってRAM12に格納した後、CPU11は、ディスク差し替え時間を算出する(S50)。このディスク差し替え時間は、後述するように、光磁気ディスクBを排出した時点でタイマを起動させ、次に光磁気ディスクBが挿入されるまでタイマに計時される時間である。
【0079】
そして、CPU11は、ディスク差し替え時間が予め設定された基準時間より短いか否かを判定する(S51)。
【0080】
ディスク差し替え時間が基準時間よりも長い場合(S51:NO)、CPU11は、RAM12に記憶されている内容を消去する(S13)。この際、現時点で得た媒体識別情報については、消去すべき対象から除外され、そのままRAM12に記憶される一方、DMA情報格納エリア12Dやキャッシュエリア12Cの内容については消去される。
【0081】
以下、S14〜S24については、第1の実施形態と同様であるが、最終的にS22において排出動作を開始させて光磁気ディスクBを排出させると、CPU11は、ディスク差し替え時間の計時を始めるためにタイマを起動させる(S52)。つまり、ディスク差し替え時間は、ディスクドライブ装置Aに光磁気ディスクBが挿入されていない時間として計時される。
【0082】
S51において、ディスク差し替え時間が基準時間よりも短い場合(S51:YES)、CPU11は、図6に示すように、RAM12に記憶されているすべての内容について現状を維持し(S30)、DMA情報格納エリア12Dに残された前回分のDMA情報をアドレス変換に際して使用可能とする(S31)。つまり、光磁気ディスクBを別のものに差し替えることができないほど、短い時間で抜き差しされた場合には、2回目に挿入された光磁気ディスクBからDMA情報を読み取る動作が省略され、前回得られたDMA情報がふたたび用いられる。また、RAM12のキャッシュエリア12Cも、前回のデータがそのまま残された状態とされる。
【0083】
その後、S32〜S39については、第1の実施形態と同様である。
【0084】
したがって、第2の実施形態によれば、光磁気ディスクBを排出した直後、短時間内に同じ光磁気ディスクBをふたたび挿入してデータを読み書きする場合には、その光磁気ディスクBについて2回目のローディングを行う際にDMA情報B2を読み出す処理が省略される。その分、ローディングに要する時間が1回目に比べて短縮することとなり、2回目の光磁気ディスクBを挿入した直後にデータの読み書きが指示されても、シーク動作を伴うことなくパーソナルコンピュータCとの間でデータ転送を即座に開始させることができ、その際のレスポンスタイムを短縮することができる。
【0085】
同様に、同じ光磁気ディスクBを短時間内で抜き差しした場合には、2回目のローディングの後でもキャッシュエリア12Cに残る前回分のデータをそのまま用いることができるので、2回目の光磁気ディスクBからデータを読み出す際、キャッシュエリア12Cにおいてデータをヒットする確率が高められ、パーソナルコンピュータCからデータの読み出しが要求された際のレスポンスタイムを短縮することができる。
【0086】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0087】
たとえば、記録ディスクとしては、MOに限らず、たとえばMDやiDフォーマット系の光磁気ディスクとしても良く、あるいは、相変化型やライトワンス型といった、たとえばDVDやCD−ROMなどの光ディスクのほか、ハードディスクやフロッピー(登録商標)ディスクといった磁気記録系の磁気ディスクにも適用できる。
【0088】
また、第2の実施形態においては、ディスク差し替え時間のみに基づいてメモリの内容をそのままとするか否かを切り替えたが、ディスク差し替え時間が基準時間よりも長い場合でも、第1の実施形態のように、媒体識別情報が現時点と前回とで一致するか否かを判定し、その判定結果に応じて切り替える制御アルゴリズムとしても良い。
【0089】
光磁気ディスクBのローディングについては、2回目までの説明としたが、3回目以降についても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の第1の実施形態を説明するためのブロック図である。
【図2】 図2は、本発明の第1の実施形態によるディスクドライブ装置の機能ブロック図である。
【図3】 図3は、第1の実施形態によるフローチャートである。
【図4】 図4は、図3に続くフローチャートである。
【図5】 図5は、本発明の第2の実施形態によるディスクドライブ装置の機能ブロック図である。
【図6】 図6は、第2の実施形態によるフローチャートである。
【図7】 図7は、図6に続くフローチャートである。
【図8】 図8は、従来例を説明するためのブロック図である。
【図9】 図9は、欠陥の無い状態のゾーンを説明するための説明図である。
【図10】 図10は、第1欠陥によるPDLを説明するための説明図である。
【図11】 図11は、第2欠陥によるSDLを説明するための説明図である。

Claims (4)

  1. 記録ディスクのローディング時、その記録ディスクから欠陥アドレスの一覧が記されたDMA情報を読み取ってメモリに格納する一方、そのDMA情報を参照してアドレス変換を行いながら、上記記録ディスクとホストとの間でデータ転送を行うディスクドライブ装置であって、
    上記記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時するタイマ部と、
    上記タイマ部により計時された上記ディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定部と、
    上記判定部により上記ディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点で上記DMA情報を読み取らせるとともに、そのDMA情報を上記メモリに残存する前回のDMA情報と入れ替えさせるメモリ制御部と、
    を有することを特徴とする、ディスクドライブ装置。
  2. 記録ディスクについてローディングを行った後、その記録ディスクとホストとの間でキャッシュメモリを介してデータ転送を行うディスクドライブ装置であって、
    上記記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時するタイマ部と、
    上記タイマ部により計時された上記ディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定部と、
    上記判定部により上記ディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点で上記キャッシュメモリに残存するデータを無効とするメモリ制御部と、
    を有することを特徴とする、ディスクドライブ装置。
  3. 記録ディスクのローディング時、その記録ディスクから欠陥アドレスの一覧が記されたDMA情報を読み取ってメモリに格納する一方、そのDMA情報を参照してアドレス変換を行いながら、上記記録ディスクとホストとの間でデータ転送を行うための記録ディスクのローディング制御方法であって、
    上記記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時する計時ステップと、
    上記計時ステップにより計時された上記ディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定ステップと、
    上記判定ステップにより上記ディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点で上記DMA情報を読み取らせるとともに、そのDMA情報を上記メモリに残存する前回のDMA情報と入れ替えさせるメモリ制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、記録ディスクのローディング制御方法。
  4. 記録ディスクについてローディングを行った後、その記録ディスクとホストとの間でキャッシュメモリを介してデータ転送を行うための記録ディスクのローディング制御方法であって、
    上記記録ディスクのローディング時、前回なされた記録ディスクのアンローディングから現時点までのディスク差し替え時間を計時する計時ステップと、
    上記計時ステップにより計時された上記ディスク差し替え時間が予め設定された基準時間よりも長いか否かを判定する判定ステップと、
    上記判定ステップにより上記ディスク差し替え時間が長いとの判定結果が得られた場合にのみ、現時点で上記キャッシュメモリに残存するデータを無効とするメモリ制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、記録ディスクのローディング制御方法。
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