JP4091027B2 - 光変調器の駆動方法、並びに、それを用いた光送信機および光伝送システム - Google Patents

光変調器の駆動方法、並びに、それを用いた光送信機および光伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、主に光通信に用いられる光変調器の駆動技術に関し、特に、伝送路の波長分散特性によって発生する伝送波形劣化を抑圧して長距離伝送を可能にする光変調器の駆動方法、並びに、それを用いた光送信機および光伝送システムに関する。
超高速、長距離の光通信では、光ファイバの波長分散特性による光信号の波形崩れが大きい。このため、光信号を長距離に亘って伝送するには、波長分散を補償する分散補償ファイバ等が必要となる。しかし、分散補償ファイバはコストが高いため、分散補償無しで超高速の光信号を長距離を伝送する技術が必要とされている。
図24は、従来のプリチャープ技術を適用した光送信機の一例を示す図である。この従来の光送信機は、例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3:LN)基板を用いて構成された光変調器(以下、LN変調器と呼ぶ)をシングル駆動することによりプリチャープを与えた光信号を伝送路に送出する。上記のプリチャープとは、送信光の1パルス内に波長(周波数)変動を予め与えておくことにより(図24右側参照)、波長分散および非線形効果による伝送波形の劣化を抑圧する技術のことである。例えば、送信光に与えられるチャープ量を表すαパラメータが負であり、その送信光の波長に対して正の分散値をもつ光ファイバが伝送路に用いられている場合には、伝送路を伝搬する光信号のパルス波形に圧縮がかかり、この波形圧縮効果によって伝送時の波長分散による波形拡がりが抑圧されるようになる。これにより、光信号をある程度の距離(例えば40GB/sの光信号において4km程度)まで波形劣化無しに伝送することができる。しかしながら、上記以上に伝送距離が長くなると(例えば6km以上)、位相余裕が無くなり光信号を伝送できなってしまう。図25は、上記のような伝送波形の変化の様子を例示してものである。なお、図25の伝送波形は、40Gb/sでαパラメータが−0.7の光信号を波長分散値が正の光ファイバを用いて伝送したときの一例である。
上記のような長距離伝送における波形劣化に対処した従来の技術としては、例えば、光受信機において、受信した光信号をA/Dコンバータ等を用いたモニタ回路でサンプリングして受信波形の劣化量を検出し、その波形劣化量に応じて等化増幅器の周波数特性を最適化することで分散補償を行って受信特性の改善を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、光送信機における波形整形に関連した従来の技術として、例えば、半導体レーザの発振遅れを補償することを目的とした半導体レーザ駆動回路が公知である(例えば、特許文献2参照)。この半導体レーザ駆動回路では、データ信号の「0」連続を検出して駆動波形のパルス幅を変化させることにより、半導体レーザの発振遅れを補償して所望の形状の光送信波形を実現している。
特開2002−261692号公報 特開平11−261485号公報
しかしながら、上記のような従来の技術には次のような問題点がある。光受信機で分散補償を行う従来の技術については、例えば40Gb/sのような超高速の光信号に対応する場合、A/Dコンバータ等に高速動作が要求される。しかし、そのような高速動作が可能な電気回路の実現は容易ではなく、現状の技術ではCPUなどの大規模な制御回路が必要となるため、小型化および低コスト化が難しいという問題点がある。また、等化増幅器の周波数特性の最適化によって分散補償を行っているため、前述したプリチャープ技術のように位相余裕の改善を図ることはできないという欠点もある。
また、前述したような光送信機側における従来の技術を応用して波形の整った光信号が光送信機から送出されるようにしたとしても、伝送後の光信号の波形は伝送路の波長分散特性により崩れた波形となってしまうため、伝送距離を伸ばすことが困難である。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、伝送路の波長分散特性による伝送波形劣化を効果的に抑圧して長距離伝送を可能にする光変調器の駆動方法を実現すると共に、それを用いて低コストの光送信機および光伝送システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明による光変調器の駆動方法は、データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、その1つの態様は次の(A1)〜(A3)の過程を含むことを特徴とする。
(A1)前記データ信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成する。
(A2)前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも拡大させたパルス幅拡大データ信号を生成する。
(A3)該パルス幅拡大データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出する。
また、本発明による光変調器の駆動方法の他の態様は、次の(B1)〜(B3)の過程を含むことを特徴とする。
(B1)前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成する。
(B2)前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成する。
(B3)該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出する。
さらに、本発明による光変調器の駆動方法の別の態様は、次の(C1)〜(C3)の過程を含むことを特徴とする。
(C1)前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成する。
(C2)前記遅延データ信号における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大させた後に、前記パターン検出の結果に応じて、前記パルス幅を拡大させた遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成する。
(C3)該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出する。
上記のような光変調器の駆動方法において、(A1)、(B1)または(C1)でパターン検出が行われるデータ信号は、光変調器から伝送路に送出されることになる光信号のデータパターンに対応するものである。このようなデータ信号について、「011」パターンおよび「110」パターンの検出を行い、その結果に応じて各々のパターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を拡大させたデータ信号を生成するか、または、「010」パターンの検出を行い、その結果に応じて当該パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を縮小させたデータ信号を生成し、そのデータ信号に従って光変調器を変調動作させることにより、光変調器から伝送路に送出される光信号の波形は、伝送前の段階ではデータのパターンに応じて意図的に崩されたものとなる。しかし、伝送路を伝搬する光信号に対して波形圧縮が生じることにより、所要の距離を伝送された後の光信号は、伝送路の波長分散特性による波形劣化が抑圧されて波形の整ったものとなる。これにより、波長分散補償を行うことなく超高速の光信号を長距離に亘って伝送することが可能になる。
本発明の光送信機および光伝送システムは、上記のような光変調器の駆動方法を適用して構成されるものであり、その具体的な内容は後述する実施の形態において詳しく説明することにする。
本発明の光変調器の駆動方法によれば、従来のように高価な分散補償ファイバや複雑な構成の回路を用いて波長分散補償を行うことなく、超高速の光信号を長距離に亘って伝送することができる。このような光変調器の駆動方法を適用して光送信機や光伝送システムを構成することにより、超高速かつ長距離の光通信を低コストで実現することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一または相当部分を示すものとする。
図1は、本発明による光変調器の駆動方法を用いた光送信機の第1実施形態の構成を示す図である。
図1において、本実施形態の光送信機100は、例えば、外部より与えられるデータ信号Dinに従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器1およびその駆動装置10を備える。
光変調器1は、上述の図24に示したような従来の構成と同様に、例えば、ZカットのLN基板上にマッハツェンダ型導波路および信号電極が形成され、駆動装置10からの駆動信号を信号電極に印加することで、マッハツェンダ型導波路に与えられる光源(LD)からの出射光を変調して出力する周知の光デバイスである。なお、ここではZカットのLN基板を用いたマッハツェンダ型の光変調器の一例を示したが、本発明が適用される光変調器は上記の一例に限定されるものではなく、所望の変調速度に対応可能な公知の光変調器を使用することが可能であり、その変調方式は上記のような外部変調であっても、或いは、外部に別に変調器を持たず光源を直接駆動する直接変調であっても構わない。
駆動装置10は、例えば、パターン検出回路11、2ビット遅延回路12、パルス幅拡大回路13および駆動回路14を有する。
パターン検出回路11は、駆動装置10に入力されるデータ信号Dinの「011」パターンおよび「110」パターンを検出し、その検出結果を示す信号をパルス幅拡大回路13に出力する。なお、上記のデータ信号Dinは、例えば40Gb/s等のビットレートを有する電気信号である。
2ビット遅延回路12は、上記のデータ信号Dinを2ビット分だけ遅延させたデータ信号D1を生成し、それをパルス幅拡大回路13に出力する。
パルス幅拡大回路13は、パターン検出回路11で「011」および「110」の各パターンが検出された場合に、2ビット遅延回路12から送られてくるデータ信号D1の当該各パターンにおける2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットよりも広くしたデータ信号D2を生成する。このパルス幅拡大回路13で生成されたデータ信号D2は、駆動回路14に出力される。
駆動回路14は、パルス幅拡大回路13からのデータ信号D2に従って、光変調器1を変調動作させるための駆動信号を発生し、それを光変調器1に出力する。
次に、上記のような駆動装置10による伝送波形劣化の補償動作について説明する。
図2〜図4は、駆動装置10による伝送波形劣化の補償動作の原理を説明するための図である。
図2の上段に示すアイパターンおよび下段に示すワードパターンは、上述した従来のプリチャープ技術を適用して超高速の光信号を6km伝送した後の伝送波形、すなわち、伝送限界付近における信号波形の一例である。この伝送波形のアイパターンを詳しく見ると、伝送限界付近では波形が2つに割れ、「010」パターンと、それ以外のパターンでアイパターンが分かれている。特に、アイパターン上の矢印線で示した位相余裕を劣化させるパターンは、「011」および「110」であることが分かる。これは、例えばαパラメータが負の光信号が正の分散値をもつ伝送路を伝搬する場合を考えると、その光信号の「010」パターンに対しては、図3の上段に示すように、伝送距離が伸びるにつれて光パルスに圧縮がかかることで波形が一旦尖ってきた後、立ち上がりと立ち下がりの周波数差分の前後が入れ替わると今度は波形が拡がって鈍るようになる。このため、「010」パターンについては、6km伝送後でも伝送前と比較的よく似た波形が得られる。
これに対して「011」パターンについては、図3の下段に示すように、立ち上がりで圧縮がかかる方向であり、伝送距離の延長に伴って波形は圧縮され続ける。また、「110」パターンについても、ここでは図示を省略したが上記「011」パターンの場合と同様であり、立ち下がりの波形は伝送距離の延長に伴って圧縮され続ける。この結果、6km伝送付近では、「010」のパターンと「011」および「110」の各パターンとの間で波形に差が生じるようになり、アイパターンが2つに割れた状態となる。
本発明は、上記のようなプリチャープが与えられた光信号のデータパターンに応じた伝送特性の違いに注目し、光送信機から伝送路に送出される伝送前の光信号について、「011」および「110」の各パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅がその他のビットのパルス幅よりも拡くなるようにすることで、伝送路の波長分散特性による波形劣化を補償する。具体的には、例えば図4に示すように、従来、波形の整った光信号を光送信機から伝送路に送出していたのに対して、本発明では、光送信機から伝送路に送出する光信号の波形をデータのパターンに応じて意図的に崩すことにより、所定の距離を伝送した後の波形劣化が抑えられるようにしている。これにより、本発明は、伝送距離を従来の1.5〜2倍に延長可能にする。
上記のように本発明における伝送波形劣化の補償動作は、光ファイバを用いて光信号を伝送する時に波形の立ち上がりおよび立ち下がりがそれぞれ時間軸に対して後方および前方に移動する波形圧縮という現象に基づいて行われる。このため、プリチャープを与えた光信号に波形圧縮がかかる条件であれば、本発明による伝送波形劣化の補償は有効に機能する。波形圧縮がかかる条件は、例えば次の表1のように纏めることができる。
Figure 0004091027
表1に示すように、伝送光の波長に対して正の分散値をもつ光ファイバ(例えば、シングルモードファイバ等)が伝送路に用いられる場合に送信光のαパラメータが負であること、或いは、伝送光の波長に対して負の分散値をもつ光ファイバが伝送路に用いられる場合に送信光のαパラメータが正であることが波形圧縮のかかる条件となる。また、伝送光の波長に対して正の分散値をもつ光ファイバについて、非線形効果の1つである自己位相変調(SPM)が発生する条件下でも、上記の場合と同様の波形圧縮効果が得られる。この自己位相変調(SPM)が発生する条件の具体例としては、図5(A)(B)に示すように、本発明を適用した光送信機100の出力側に光アンプ25を設け、伝送路に送出される光信号のパワーを、非線形効果を引き起こすレベル(例えば、10Gb/sの光信号で+15dBm以上)に達するまで増幅する場合などが考えられる。
次に、本実施形態の駆動装置10におけるデータ信号のパルス幅拡大動作を、図6のタイムチャートを参照して具体的に説明する。
上述の図1に示したような回路構成の駆動装置10に対して、例えば図6の最上段に示すような波形のデータ信号Dinが与えられると、そのデータ信号Dinはパターン検出回路11および2ビット遅延回路12にそれぞれ送られる。パターン検出回路11では、図6の2段目に示すように、データ信号Dinに含まれる「011」パターンの3ビット目の「1」を検出すると、出力信号のレベルがローからハイに切り替わる。そして、「110」パターンの3ビット目の「0」を検出すると、それから2ビット遅れたタイミングで出力信号のレベルがハイからローに切り替わる。
2ビット遅延回路12では、図6の3段目に示すように、データ信号Dinを2ビット分だけ遅延させたデータ信号D1が生成され、そのデータ信号D1がパルス幅拡大回路13に出力される。パルス幅拡大回路13では、パターン検出回路11からのハイレベルの出力信号に応じて、図6の4段目に示すように、2ビット遅延回路12からのデータ信号D1における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大したデータ信号D2が生成され、そのデータ信号D2が駆動回路14に出力される。
そして、駆動回路14では、パルス幅拡大回路13からのデータ信号D2に応じて電圧レベルが変化する駆動信号が生成され、その駆動信号が光変調器1の信号電極に印加されることにより、光変調器1に与えられる連続光が変調されると同時に所要量の波長チャープが与えられ、図6の5段目に示すようなタイミングでレベル変化する光信号が伝送路に送出される。この光変調器1から伝送路に送出される光信号は、前述の図4左下に示したようなアイパターンを有するようになる。このような波形をもつ光信号が伝送路を伝搬すると、前述した波形圧縮に基づく原理に従って伝送波形劣化の補償が行われるため、伝送後の光信号のアイパターンは図4右下に示したような良好な形状となる。
上記のように本実施形態の光送信機100によれば、例えば40Gb/sのような超高速の光信号を、従来のような光受信機側での複雑な回路を用いた分散補償を行うことなく、長距離に亘って伝送することが可能になる。
次に、上述した第1実施形態の光送信機100についての具体的な実施例を説明する。
図7は、光送信機100の一実施例の回路構成を示す図である。
図7に示す回路構成では、例えば、パターン検出回路11が、3ビットシフトレジスタ回路111、4つのANDゲート112A〜112D、2ビット遅延回路113およびRSラッチ回路114を用いて構成され、また、パルス幅拡大回路13が、パルス幅調整回路131、経路切替回路132およびANDゲート133を用いて構成される。
上記のパターン検出回路11においては、3ビットシフトレジスタ回路111および各ANDゲート112A〜112Dの組み合わせにより、入力されるデータ信号Dinの「011」パターンと「110」パターンとがそれぞれ検出される。そして、「011」パターンの検出結果を示すANDゲート112Dの出力信号がRSラッチ回路114に与えられ、また、「110」パターンの検出結果を示すANDゲート112Cの出力信号が2ビット遅延回路113を介してRSラッチ回路114に与えられる。これにより、「011」パターンを検出した後「110」パターンを検出してから2ビットが経過するまでの間ハイレベルとなる信号がRSラッチ回路114から出力される。このパターン検出回路11におけるパターン検出の結果を示す出力信号は、パルス幅拡大回路13の経路切替回路132の制御端子に与えられる。
経路切替回路132には、2つの入力端子のうちの一方に「1」レベルに相当する電圧信号が与えられ、他方の入力端子にはデータ信号Dinのビットレートに対応した周波数を有し、データ信号Dinと同期のとられたクロック信号CLKが与えられており、RSラッチ回路114からの出力信号がハイレベルのときに「1」レベル信号が出力され、ローレベルのときにクロック信号CLKが出力されるように入出力端子間の切り替えが行われる。パルス幅調整回路131では、2ビット遅延回路12で遅延されたデータ信号D1について、その立ち上がりおよび立ち下がりのタイミングを調整することにより、「1」信号のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大した信号が出力される。そして、パルス幅調整回路131および経路切替回路132の各出力信号がANDゲート133の各入力端子に与えられることにより、前述の図6の4段目に示したように「011」パターンの2ビット目の「1」信号から「110」パターンの2ビット目の「1」信号までの間のパルス幅を拡大したデータ信号D2がANDゲート133から出力され、駆動回路14に与えられる。
なお、上記図7の回路構成では、パルス幅拡大回路13におけるパルス幅の可変量を予め設定した値で固定にする一例を示したが、例えば図8に示すように、制御端子を備えたパルス幅調整回路131’を使用し、その制御端子に外部よりパルス幅制御信号Cpwを与えてパルス幅の拡大量を調整するようにしてもよい。これにより、伝送距離や伝送路の分散値、αパラメータの設定に応じてパルス幅の可変量を最適化することが可能になる。また、図8に示した回路構成の変形例として、図9に示すように、電圧制御可能なパルス幅拡大回路13を適用し、アナログスイッチ15を利用してパルス幅拡大回路13に与える制御電圧V1,V2をパターン検出回路11からの出力信号に従って切り替えるようにすることも可能である。
上記のようにパルス幅拡大回路13におけるパルス幅の可変量を制御可能にする場合には、例えば図10に示す光送受信局のように、受信側でモニタされる入力パワーに応じて送信側におけるパルス幅可変量の制御を行うようにするのがよい。具体的には、対向回線の一方に光信号を送信する光送信機100と、他方の回線を伝送された光信号を受信する光受信機300とを収容した光送受信局について、光受信機300に入力される光信号の一部が光カプラ31で分岐され、その分岐光のパワーが入力パワーモニタ32で測定される。なお、光カプラ31の後段に接続された光アンプ33、受光素子34、前置回路35および識別回路36は、一般的な光受信機の構成と同様のものである。入力パワーモニタ32の測定結果は、光送信機100のパルス幅制御ポートを介してパルス幅拡大回路13に伝えられる。パルス幅拡大回路13では、対向回線における受信パワーに基づいて伝送路の長さ等が推定され、自回線で発生する伝送波形劣化を補償するのに適したパルス幅の拡大量が決定される。このように、対向回線の受信パワーを利用して送信側でのパルス幅の拡大量を制御することで、伝送波形劣化をより高い精度で補償できるようになる。
さらに、上記のような光送信機100および光受信機300を組み合わせた構成の応用として、例えば図11に示すように、光ネットワーク上の複数の光送受信局を監視および制御するネットワーク制御装置500によって各光送信機100におけるパルス幅の拡大量をそれぞれ制御するようにしてもよい。ネットワーク制御装置500には、各光送受信局における光送信機100の動作設定や光受信機300でのエラーレート、伝送路に用いられる光ファイバの長さ等に関する情報が収集されるので、その情報に基づいて各々の光送信機100に対応した最適なパルス幅を判断し、その結果をパルス幅制御信号Cpwとして該当する光送信機100に与えるようにすれば、上記の図10に示したように個々の光受信機300にパルス幅制御のための光カプラ31および入力パワーモニタ32を設けなくても、送信側におけるパルス幅の拡大量を最適化することが可能になる。
次に、本発明による光送信機の第2実施形態について説明する。
図12は、第2実施形態による光送信機の構成を示す図である。
図12に示すように本実施形態の光送信機100は、上述した第1実施形態(図1)において「011」および「110」の各パターンを検出するパターン検出回路11に代えて、「010」を検出するパターン検出回路11’を設けると共に、パルス幅拡大回路13に代えてパルス幅縮小回路13’を設けた駆動装置10’を備える。なお、上記パターン検出回路11’およびパルス幅縮小回路13’以外の駆動装置10’の各構成および光変調器1については、第1実施形態の場合と同様であるためここでの説明を省略する。
パターン検出回路11’は、具体的には、例えば図13に示すように、3ビットシフトレジスタ回路111および2つのANDゲート112E,112Fを用いて構成され、入力されるデータ信号Dinの「010」パターンが検出されて、その検出結果を示すANDゲート112Fの出力信号がパルス幅縮小回路13’に送られる。
パルス幅縮小回路13’は、例えば上記の図13に示すように、パルス幅調整回路131、遅延回路134、経路切替回路135およびORゲート136を用いて構成される。パルス幅調整回路131には、2ビット遅延回路12で遅延されたデータ信号D1が与えられ、その「1」信号のパルス幅を予め設定した長さだけ縮小した信号が生成される。経路切替回路135には、2つの入力端子のうちの一方に「0」レベルに相当する電圧信号が与えられ、他方の入力端子にはクロック信号CLKが与えられており、パターン検出回路11’から遅延回路134を介して制御端子に与えられる信号がハイレベルのときに「0」レベル信号が出力され、ローレベルのときにクロック信号CLKが出力されるように入出力端子間の切り替えが行われる。ORゲート136には、パルス幅調整回路131および経路切替回路135からの各出力信号がそれぞれ与えられる。
このような構成の駆動装置10’では、例えば図14の最上段に示すような波形のデータ信号Dinが与えられると、そのデータ信号Dinは、第1実施形態の場合と同様にしてパターン検出回路11’および2ビット遅延回路12にそれぞれ送られる。パターン検出回路11’では、図14の2段目に示すように、データ信号Dinに含まれる「010」パターンの3ビット目の「0」を検出すると、出力信号のレベルがローからハイに切り替わる。また、2ビット遅延回路12では、図14の3段目に示すように、データ信号Dinを2ビット分だけ遅延させたデータ信号D1が生成され、そのデータ信号D1がパルス幅縮小回路13’に出力される。パルス幅縮小回路13’では、パターン検出回路11’からのハイレベルの出力信号を受けて、図14の4段目に示すように、2ビット遅延回路12からのデータ信号D1における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を予め設定した長さだけ狭くしたデータ信号D2’が生成され、そのデータ信号D2’が駆動回路14に出力される。そして、駆動回路14では、パルス幅縮小回路13’からのデータ信号D2に応じて電圧レベルが変化する駆動信号が生成され、その駆動信号が光変調器1の信号電極に印加されることにより、光変調器1に与えられる連続光が変調されると同時に所要量の波長チャープが与えられ、図14の5段目に示すようなタイミングでレベル変化する光信号が伝送路に送出される。これにより、上述した波形圧縮に基づく原理に従って伝送波形劣化の補償が行われる。
次に、本発明による光送信機の第3実施形態について説明する。
図15は、第3実施形態による光送信機の構成を示す図である。
図15において、本光送信機100の構成が前述の図12に示した第2実施形態の構成と異なる点は、駆動装置10’について、2ビット遅延回路12とパルス幅縮小回路13’の間にパルス幅拡大回路16を設けたことであり、それ以外の構成は第2実施形態の場合と同様である。
パルス幅拡大回路16は、2ビット遅延回路12から出力されるデータ信号D1が与えられ、データ信号D1における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大したデータ信号D1’を生成し、そのデータ信号D1’をパルス幅縮小回路13’に出力する。
上記のような構成の駆動装置10’では、例えば図16の最上段に示すような波形のデータ信号Dinが与えられると、そのデータ信号Dinはパターン検出回路11’および2ビット遅延回路12にそれぞれ送られ、パターン検出回路11’では、図16の2段目に示すように、データ信号Dinに含まれる「010」パターンの3ビット目の「0」を検出すると、出力信号のレベルがローからハイに切り替わる。また、2ビット遅延回路12では、図16の3段目に示すように、データ信号Dinを2ビット分だけ遅延させたデータ信号D1が生成され、そのデータ信号D1がパルス幅拡大回路16に出力される。パルス幅拡大回路16では、図16の4段目に示すように、データ信号D1における全ての「1」のパルス幅を拡大したデータ信号D1’が生成され、そのデータ信号D1’がパルス幅縮小回路13’に出力される。パルス幅縮小回路13’では、前述した第2実施形態の場合と同様に、パターン検出回路11’からのハイレベルの出力信号を受けて、図16の5段目に示すように、パルス幅拡大回路16からのデータ信号D1’における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を狭くしたデータ信号D2’が生成され、そのデータ信号D2’が駆動回路14に出力される。そして、駆動回路14では、パルス幅縮小回路13’からのデータ信号D2に応じて電圧レベルが変化する駆動信号が生成され、その駆動信号が光変調器1の信号電極に印加されることにより、光変調器1に与えられる連続光が変調されると同時に所要量の波長チャープが与えられ、図16の6段目に示すようなタイミングでレベル変化する光信号が伝送路に送出される。これにより、上述した波形圧縮に基づく原理に従って伝送波形劣化の補償が行われる。
このように2ビット遅延回路12の後段にパルス幅拡大回路16を設けてデータ信号D1の全ての「1」のパルス幅を広げておき、「010」パターンを検出した時のみ当該パターンの「1」信号のパルス幅を狭めるようにすることで、伝送路に送出される光信号の「1」のパルス幅が前述した第2実施形態の場合のように狭くなるようなことがないので、上述した第1実施形態の場合と実質的に同じ波形の光信号を得ることができるようになる。
なお、上記の第2および第3実施形態についても、前述の図8に示した回路構成と同様にして、制御端子を備えたパルス幅調整回路131’を使用しパルス幅の縮小量を調整するようにしてもよい。また、これについては前述の図9〜図11に示したような変形も同様に可能である。
次に、上述した各実施形態の応用例について説明する。
図17は、上述の図7に示した第1実施形態の具体的な回路構成に関する応用例を示す図である。また、図18は、上述の図13または図15に示した第2、第3実施形態の具体的な回路構成に関する応用例を示す図である。
図17および図18に示す応用例は、第1、2実施形態でそれぞれ用いられる2ビット遅延回路12に代えて、パターン検出回路11,11’内に設けていた3ビットシフトレジスタ回路111を主信号系中に配置するようにしたものである。このように主信号系中に3ビットシフトレジスタ回路111を設け、その3ビットシフトレジスタ回路111を通過したデータ信号D1をパルス幅調整回路131に与えても、2ビット遅延回路12を用いたときと同様の作用が得られるようになる。よって、回路構成を簡略化することができるため、駆動装置10,10’の小型化および低コスト化を図ることが可能になる。
図19は、上記の図18に示した駆動装置10’の更なる応用例を示す図である。
第2、第3実施形態のように「010」パターンの検出を行う場合には、送信光のパルス幅の制御、すなわち、送信光の波形を位相方向について最適化するだけでなく、振幅方向についても最適化することで、伝送後の光信号の波形を一層良好なものにすることができる。ここでは、パターン検出回路11’からの出力信号をパルス幅縮小回路13’に送ると同時に、駆動回路14にも与えるようにして、「010」パターンの2ビット目の「1」信号に対応した駆動信号の振幅が他のビットよりも大きくなるように制御する。これにより、伝送後の波形における「010」パターンの拡がりによる「1」レベルの低下(図3の右上参照)が補償されるようになるため、伝送距離をさらに延長することが可能になる。
図20は、上述した第1実施形態の他の応用例として、光受信機側でも伝送波形劣化を補償するようにした場合の構成を示す図である。
図20において、光送信機100は上述の図1に示した第1実施形態の構成と同様である。この光送信機100に伝送路を介して接続される光受信機300は、受光器34、前置回路35および識別回路36を有する一般的な構成に加えて、前置回路35と識別回路36の間にピーキング回路37を設けたものである。このピーキング回路37は、例えば図21に示すように、データ信号Dinのビットレートに対応した周波数帯域の付近にピークが存在する利得周波数特性をもつ。このような利得周波数特性をもったピーキング回路37の具体的な構成としては、例えば特開平9−64920号公報の図5などに示された公知の回路構成を適用することが可能である。
上記のようなピーキング回路37を光受信機300に設けることにより、光送信機100から送信された光信号が伝送路を伝搬して光受信機300で受信されるまでの間に発生する帯域劣化、すなわち、データ信号Dinのビットレートに対応した周波数帯域における伝送光パワーの低下がピーキング回路37によって補償されるようになるため、光信号の伝送距離をさらに伸ばすことが可能になる。
なお、ここでは第1実施形態についての応用例を示したが、上述した第2、第3実施形態についても上記の場合と同様にして応用することが可能である。
図22は、上述した第1実施形態の別の応用例の構成を示す図である。
上述した第1実施形態において、駆動回路10に与えられるデータ信号Dinのビットレートが40Gb/sを超えるような場合、それに対応した周波数のクロック信号を生成するのは容易ではないため、ビットレートの半分の周波数のクロック信号を利用して超高速のデータ信号に対応することが考えられている。このような1/2倍の周波数のクロック信号を用いた回路に本発明を適用する場合には、例えば図22に示すように、光変調器1から送出する光信号の1/2倍のビットレートをもつ2つのデータ信号Din1,Din2にそれぞれ対応させて3ビットシフトレジスタ回路161,162を設ける。各3ビットシフトレジスタ回路161,162は、上記のような1/2倍の周波数のクロック信号に同期して各々のデータ信号Din1,Din2をラッチする。ここでは、3ビットシフトレジスタ回路161の1、2ビット目に保持されたデータを示す信号が、パターン検出回路11”の「011」検出回路115および「110」検出回路116の各入力端子A1,A2に与えられ、3ビットシフトレジスタ回路162の1、2ビット目に保持されたデータを示す信号が、「011」検出回路115および「110」検出回路116の各入力端子B1,B2にそれぞれ与えられる。また、各3ビットシフトレジスタ回路161,162を通過した各々のデータ信号Din1,Din2は、セレクタ回路164に送られる。このセレクタ回路164には、1/2倍の周波数のクロック信号がπ/2遅延回路163を介して与えられており、このクロック信号に同期して各3ビットシフトレジスタ回路161,162からのデータ信号Din1,Din2を選択的に出力してパルス幅拡大回路13に送る。
「011」検出回路115は、各入力端子A1,A2,B1,B2に与えられるデータを基に、図23(A)に示すテーブルを参照して、伝送路に送出されることになる光信号における「011」パターンを検出し、その結果を示す信号をRSラッチ回路114に出力する。また、「110」検出回路116は、各入力端子A1,A2,B1,B2に与えられるデータを基に、図23(B)に示すテーブルを参照して、伝送路に送出されることになる光信号における「110」パターンを検出し、その結果を示す信号を2ビット遅延回路113を介してRSラッチ回路114に出力する。RSラッチ回路114は、「011」パターンが検出された後「110」パターンが検出されて2ビットが経過するまでの間ハイレベルとなる信号を生成し、それを遅延回路117を介してパルス幅拡大回路13に与える。なお、パルス幅拡大回路13、駆動回路14および光変調器1の各構成は、第1実施形態の場合と同様である。
上記のような構成を適用することにより、1/2倍の周波数のクロック信号を用いて第1実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができるようになる。よって、光変調器1から送出する光信号のビットレートが例えば40Gb/sを超えるような場合でも、本発明による駆動装置を比較的容易に実現することが可能になる。
なお、上記の図22に示した実施例では、光変調器1から伝送路に送出されることになる光信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出してパルス幅を拡大する第1実施形態に対応した回路構成を示したが、これと同様にして、「010」パターンを検出してパルス幅を圧縮する第2、第3実施形態に対応した回路構成を実現することも可能である。
以上、本明細書で開示した主な発明について以下にまとめる。
(付記1)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
前記データ信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも拡大させたパルス幅拡大データ信号を生成し、
該パルス幅拡大データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
(付記2)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成し、
該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
(付記3)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
前記遅延データ信号における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大させた後に、前記パターン検出の結果に応じて、前記パルス幅を拡大させた遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成し、
該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
(付記4)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
前記駆動装置は、
前記データ信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出するパターン検出回路と、
前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも拡大させるパルス幅拡大回路と、
該パルス幅拡大回路でパルス幅が拡大されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記5)付記4に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が正であるとき、
前記光変調器は、αパラメータが負のプリチャープを与えた光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記6)付記4に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が負であるとき、
前記光変調器は、αパラメータが正のプリチャープを与えた光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記7)付記4に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が正であるとき、
前記光変調器から送出される光信号のパワーを伝送路で非線形効果が発生するレベルまで増幅する光アンプを備えたことを特徴とする光送信機。
(付記8)付記4に記載の光送信機であって、
前記パルス幅拡大回路は、パルス幅の拡大量が可変であることを特徴とする光送信機。
(付記9)付記4に記載の光送信機であって、
前記2ビット遅延回路に代えて3ビットシフトレジスタ回路が設けられ、
前記パターン検出回路は、前記3ビットシフトレジスタ回路でラッチされた各ビットのデータを利用してパターン検出を行い、
前記パルス幅拡大回路は、前記3ビットシフトレジスタ回路を通過したデータ信号についてパルス幅の拡大を行うことを特徴とする光送信機。
(付記10)付記4に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号のビットレートの1/2倍のビットレートを有する一対のデータ信号がそれぞれ入力される2つの3ビットシフトレジスタ回路と、該各3ビットシフトレジスタ回路を通過したデータ信号を合成するセレクタ回路とが、前記2ビット遅延回路に代えて設けられ、
前記各3ビットシフトレジスタ回路および前記セレクタ回路は、前記1/2倍のビットレートに対応した周波数のクロック信号に同期して動作し、
前記パターン検出回路は、前記各3ビットシフトレジスタ回路でラッチされた第1ビットのデータおよび第2ビットのデータを利用してパターン検出を行い、
前記パルス幅拡大回路は、前記セレクタ回路で合成されたデータ信号についてパルス幅の拡大を行うことを特徴とする光送信機。
(付記11)付記4に記載の光送信機および光受信機を備えた光伝送システムであって、
前記光受信機は、受信した光信号のパワーを測定する入力パワーモニタを有し、
前記光送信機は、前記パルス幅拡大回路におけるパルス幅の拡大量が可変であり、前記入力パワーモニタでの測定結果を基に判断した伝送路の長さに応じて、前記パルス幅の拡大量を制御することを特徴とする光伝送システム。
(付記12)付記4に記載の光送信機および光受信機を備えた光伝送システムであって、
前記光受信機は、前記光送信機から伝送路に送出される光信号のビットレートに対応した周波数帯域の付近にピークが存在する利得周波数特性をもったピーキング回路を有し、該ピーキング回路を用いて受信信号を増幅することを特徴とする光伝送システム。
(付記13)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
前記駆動装置は、
前記データ信号の「010」パターンを検出するパターン検出回路と、
前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させるパルス幅縮小回路と、
該パルス幅縮小回路でパルス幅が縮小されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記14)データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
前記駆動装置は、
前記データ信号の「010」パターンを検出するパターン検出回路と、
前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大させるパルス幅拡大回路と、
前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記パルス幅拡大回路から出力されるデータ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させるパルス幅縮小回路と、
該パルス幅縮小回路でパルス幅が縮小されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記15)付記14に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が正であるとき、
前記光変調器は、αパラメータが負のプリチャープを与えた光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記16)付記14に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が負であるとき、
前記光変調器は、αパラメータが正のプリチャープを与えた光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
(付記17)付記14に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号の波長に対して伝送路の波長分散値が正であるとき、
前記光変調器から送出される光信号のパワーを伝送路で非線形効果が発生するレベルまで増幅する光アンプを備えたことを特徴とする光送信機。
(付記18)付記14に記載の光送信機であって、
前記パルス幅縮小回路は、パルス幅の縮小量が可変であることを特徴とする光送信機。
(付記19)付記14に記載の光送信機であって、
前記駆動回路は、前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記光変調器を駆動する駆動信号の出力振幅を制御する機能を備えたことを特徴とする光送信機。
(付記20)付記14に記載の光送信機であって、
前記2ビット遅延回路に代えて3ビットシフトレジスタ回路が設けられ、
前記パターン検出回路は、前記3ビットシフトレジスタ回路でラッチされた各ビットのデータを利用してパターン検出を行い、
前記パルス幅縮小回路は、前記3ビットシフトレジスタ回路および前記パルス幅拡大回路を通過したデータ信号についてパルス幅の縮小を行うことを特徴とする光送信機。
(付記21)付記14に記載の光送信機であって、
前記光変調器から送出される光信号のビットレートの1/2倍のビットレートを有する一対のデータ信号がそれぞれ入力される2つの3ビットシフトレジスタ回路と、該各3ビットシフトレジスタ回路を通過したデータ信号を合成するセレクタ回路とが、前記2ビット遅延回路に代えて設けられ、
前記各3ビットシフトレジスタ回路および前記セレクタ回路は、前記1/2倍のビットレートに対応した周波数のクロック信号に同期して動作し、
前記パターン検出回路は、前記各3ビットシフトレジスタ回路でラッチされた第1ビットのデータおよび第2ビットのデータを利用してパターン検出を行い、
前記パルス幅縮小回路は、前記セレクタ回路で合成された後に前記パルス幅拡大回路を通過したデータ信号についてパルス幅の縮小を行うことを特徴とする光送信機。
(付記22)付記14に記載の光送信機および光受信機を備えた光伝送システムであって、
前記光受信機は、受信した光信号のパワーを測定する入力パワーモニタを有し、
前記光送信機は、前記パルス幅縮小回路におけるパルス幅の縮小量が可変であり、前記入力パワーモニタでの測定結果を基に判断した伝送路の長さに応じて、前記パルス幅の縮小量を制御することを特徴とする光伝送システム。
(付記23)付記14に記載の光送信機および光受信機を備えた光伝送システムであって、
前記光受信機は、前記光送信機から伝送路に送出される光信号のビットレートに対応した周波数帯域の付近にピークが存在する利得周波数特性をもったピーキング回路を有し、該ピーキング回路を用いて受信信号を増幅することを特徴とする光伝送システム。
本発明の第1実施形態による光送信機の構成を示す図である。 プリチャープを与えた光信号に生じる伝送波形劣化の特徴を説明する図である。 プリチャープを与えた光信号の波形の変化を伝送距離に応じて示した図である。 本発明によって得られる伝送前および伝送後の光信号波形を従来の場合と比較して示した図である。 上記第1実施形態についてSPMの発生により波形圧縮効果が得られる場合に対応した具体例を示す図である。 上記第1実施形態におけるデータ信号のパルス幅拡大動作を説明するためのタイムチャートである。 上記第1実施形態の光送信機についての具体的な実施例を示す回路図である。 図7の実施例に関連した他の回路構成を示す図である。 図8の回路構成の変形例を示す図である。 図7の実施例に関する光送受信局の好ましい構成例を示す図である。 図10の構成例に関連した応用例を示す図である。 本発明の第2実施形態による光送信機の構成を示す図である。 上記第2実施形態の光送信機についての具体的な実施例を示す回路図である。 上記第2実施形態におけるデータ信号のパルス幅縮小動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の第3実施形態による光送信機の構成を示す図である。 上記第3実施形態におけるデータ信号のパルス幅調整動作を説明するためのタイムチャートである。 図7の回路構成に関する応用例を示す図である。 図13の回路構成に関する応用例を示す図である。 図18の光送信機についての更なる応用例を示す図である。 上記第1実施形態の他の応用例として、光受信機側でも伝送波形劣化を補償するようにした場合の構成を示す図である。 図20におけるピーキング回路の利得周波数特性の一例を示す図である。 上記第1実施形態の別の応用例として1/2倍の周波数のクロック信号を用いた場合の構成を示す図である。 図22の「011」検出回路および「110」検出回路が参照するテーブルの一例を示す図である。 従来の光変調器におけるプリチャープ技術を適用した光送信機の一例を示す図である。 従来のプリチャープを与えた光信号についての伝送波形劣化の様子を示す図である。
符号の説明
1…光変調器
10,10’…駆動装置
11,11’,11”…パターン検出回路
12,113…2ビット遅延回路
13,16…パルス幅拡大回路
13’…パルス幅縮小回路
14…駆動回路
25…光アンプ
31…光カプラ
32…入力パワーモニタ
37…ピーキング回路
100…光送信機
111,161,162…3ビットシフトレジスタ回路
112A〜112F,133…ANDゲート
114…RSラッチ回路
115…「011」検出回路
116…「110」検出回路
163…π/2遅延回路
164…セレクタ回路
131…パルス幅調整回路
132…経路切替回路
300…光受信機
500…ネットワーク制御装置

Claims (7)

  1. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
    前記データ信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
    前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも拡大させたパルス幅拡大データ信号を生成し、
    該パルス幅拡大データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
  2. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
    前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
    前記パターン検出の結果に応じて、前記遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成し、
    該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
  3. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器の駆動方法であって、
    前記データ信号の「010」パターンを検出すると共に、前記データ信号を2ビットだけ遅延させた遅延データ信号を生成し、
    前記遅延データ信号における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大させた後に、前記パターン検出の結果に応じて、前記パルス幅を拡大させた遅延データ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させたパルス幅縮小データ信号を生成し、
    該パルス幅縮小データ信号に従って前記光変調器を駆動し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光変調器の駆動方法。
  4. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
    前記駆動装置は、
    前記データ信号の「011」パターンおよび「110」パターンを検出するパターン検出回路と、
    前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
    前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における「011」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅および「110」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも拡大させるパルス幅拡大回路と、
    該パルス幅拡大回路でパルス幅が拡大されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
    前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
  5. 請求項4に記載の光送信機および光受信機を備えた光伝送システムであって、
    前記光受信機は、受信した光信号のパワーを測定する入力パワーモニタを有し、
    前記光送信機は、前記パルス幅拡大回路におけるパルス幅の拡大量が可変であり、前記入力パワーモニタでの測定結果を基に判断した伝送路の長さに応じて、前記パルス幅の拡大量を制御することを特徴とする光伝送システム。
  6. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
    前記駆動装置は、
    前記データ信号の「010」パターンを検出するパターン検出回路と、
    前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
    前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させるパルス幅縮小回路と、
    該パルス幅縮小回路でパルス幅が縮小されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
    前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
  7. データ信号に従って変調した光信号を生成して伝送路に送出する光変調器およびその駆動装置を備えた光送信機であって、
    前記駆動装置は、
    前記データ信号の「010」パターンを検出するパターン検出回路と、
    前記データ信号を2ビットだけ遅延させる2ビット遅延回路と、
    前記2ビット遅延回路で遅延されたデータ信号における全ての「1」のパルス幅を予め設定した長さだけ拡大させるパルス幅拡大回路と、
    前記パターン検出回路でのパターン検出の結果に応じて、前記パルス幅拡大回路から出力されるデータ信号における「010」パターンの2ビット目の「1」信号のパルス幅を他のビットのパルス幅よりも縮小させるパルス幅縮小回路と、
    該パルス幅縮小回路でパルス幅が縮小されたデータ信号に従って前記光変調器を駆動する駆動信号を発生する駆動回路と、を有し、
    前記光変調器は、前記駆動回路からの駆動信号により変調動作し、伝送路で波形圧縮のかかる光信号を伝送路に送出することを特徴とする光送信機。
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