JP4088243B2 - 無線通信装置及び伝送レート予測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び伝送レート予測方法に関し、例えばHSDPAにおいて高速パケット通信を行う無線通信装置及び伝送レート予測方法に関する。
従来、データ通信を開始する前において、端末の受信状態をユーザが知る手段としては、アンテナマークにより受信状態を端末の画面に表示する方法がある。これは、例えばパイロットチャネルなどの受信強度によってアンテナ数を変化させて表示するものである(例えば、特許文献1。)。ユーザは、端末の画面に表示されているアンテナマークの本数が少なければ受信状態が悪いので、伝送レートが高いデータの受信は困難であると推定することができる。一方、ユーザは、端末の画面に表示されているアンテナマークの本数が多ければ受信状態が良好なので、伝送レートが高いデータの受信が可能であると推定することができる。このように、アンテナマークの本数により、ユーザは間接的に伝送レート及びそれにより受けることができるサービスの質を知ることができる。
一方、データ通信を開始した後において、端末の受信品質に応じて伝送レートを切り替える通信方式を採用する移動体通信システムとしてHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式が知られている。HSDPAにおいては、端末は受信品質を測定し、測定した受信品質に基づいて自分が受信可能な伝送レートを基地局に通知する。HSDPAにおける端末は、基地局から常に送信されている信号であるパイロットチャネルの信号対雑音比を受信品質として測定し、測定した受信品質の情報を用いて受信可能な伝送レートの候補を選択して、選択した伝送レートの情報を基地局へ送信するものである。そして、基地局は、複数の端末からの伝送レートの情報を受信し、受信状態の良い端末に送信するパケットデータに対し適切な変調方式を選択して変調を行うとともに、スケジューリングと呼ばれる処理を行った後に端末へパケットデータを送信する。
このようなデータ通信を開始した後に測定した伝送レートを用いてユーザに提供するサービスとして、インターネットなどのベストエフォート型サービスにおいて、ダウンロード予測時間を表示するものが知られている。これは、実際にダウンロードを開始した後に定期的に短区間の伝送レートを観測し、残データ量をスループットで除算することによってダウンロード予測時間を得るものである。
特開2002−44036号公報
しかしながら、従来の無線通信装置及び伝送レート予測方法においては、データ通信開始前は、アンテナマークの本数により間接的に伝送レートを推定することができるのみであり、またアンテナマークは電波強度を表示することを目的とするものであるので、必ずしも伝送レートを正確に表しているものではないため、ユーザは正確な伝送レート情報を得ることができないという問題がある。したがって、例えばユーザがアンテナマークの本数より推定した伝送レートを考慮してデータのダウンロードを開始した場合に、ダウンロードの時間がユーザの予想よりも長くなることがあり、さらに、ユーザがダウンロードに要する時間を知ることができるのは、ダウンロードを開始した後であるため、ダウンロードが終了する時間まで待てない場合にはダウンロードを中止する等の処理が必要になって不便で使い勝手が悪いという問題がある。また、従来の無線通信装置及び伝送レート予測方法においては、HSDPAにてデータ通信中に測定される伝送レートは、急激なフェージング変動に精度良く追従させる必要があることより、伝送レートも頻繁に変わるものであり、通信中に測定された伝送レートをそのまま次回の通信における伝送レートの予測値として用いると正確な伝送レート予測値を得ることができないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、データ通信開始前に正確な伝送レートを予測してダウンロードの時間等を知ることができる無線通信装置及び伝送レート予測方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、パケットデータ通信開始前に受信した受信品質測定用信号より受信品質を示す測定値を算出する受信品質測定手段と、前記受信品質測定手段により測定された前記測定値に基づいて前記パケットデータの伝送レートを選択する伝送レート選択手段と、受信信号よりトラフィック量を示すトラフィック情報を抽出する報知情報復調手段と、抽出された前記トラフィック情報と前記伝送レート選択手段にて選択された伝送レートを所定時間平均して求めた平均伝送レートとに基づいて伝送レート予測値を求める伝送レート予測手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、パケットデータ通信開始前の受信品質を示す測定値を用いて求めた伝送レートを所定時間平均することにより伝送レート予測値を求めるので、パケットデータ通信開始前に正確な伝送レートを予測することができることにより、例えばダウンロードに要する時間をダウンロードの開始前に知ることができる。また、トラフィック量を示すトラフィック情報を考慮して伝送レート予測値を求めるので、精度良く伝送レート予測値を求めることができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値を表示する表示手段を具備する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、伝送レート予測値を表示するので、各ユーザはデータの受信をやめるかまたは伝送レートの低いサービスに切り替える等の選択を行うことができるので、使い勝手の良い無線通信装置を提供することができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、受信可能な複数のデータ種別毎の情報量と前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値とよりデータの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの受信時間をデータ種別毎に求めるデータ受信時間計算手段と、前記データ受信時間計算手段にて求められた前記受信時間を示す情報である受信時間情報をデータ種別毎に表示する表示手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、データの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの受信時間をデータ種別毎に表示するので、ユーザが時間に余裕がある場合には受信時間を犠牲にして大容量のデータを受信するサービスを選択することができ、ユーザが時間に余裕がない場合には情報量を犠牲にして早期に受信することができるサービスを選択することができる等、ユーザは希望にかなったサービスを受けることができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、受信可能な複数のデータ種別毎の情報量と前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値とよりデータの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの受信時間をデータ種別毎に求めるデータ受信時間計算手段と、前記データ受信時間計算手段にて求められた前記受信時間が所定のしきい値未満のデータ種別を示すデータ種別情報をデータ種別毎に表示する表示手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、ユーザが希望するデータ受信完了時刻を入力するだけで自動的にユーザが希望するデータ受信完了時刻までに受信を完了することができるサービスのみを表示するので、ユーザはサービスを選択する毎にデータ受信完了時刻を計算しながら選択する煩わしさを解消することができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、前記伝送レート予測手段は、前記トラフィック量である同一チャネルを用いて通信を行うユーザ数にて前記平均伝送レートを除算することにより前記伝送レート予測値を求める構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、同一チャネルを用いて通信を行うユーザ数にて平均伝送レートを除算することにより前記伝送レート予測値を求めるので、精度良く伝送レート予測値を求めることができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、前記伝送レート予測手段にて求められた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値送信情報を送信する送信手段と、前記送信手段にて送信された前記伝送レート予測値送信情報とトラフィック情報とに基づいて通信相手にて求められた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値受信情報を受信信号より抽出する伝送レート予測値情報抽出手段とを具備し、前記伝送レート予測手段は、前記伝送レート予測値送信情報の伝送レート予測値よりも後に新たに求めた伝送レート予測値と前記伝送レート予測値受信情報とに基づいて前記新たに求めた伝送レート予測値を補正する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、通信相手にてトラフィック量を示すトラフィック情報を考慮して伝送レート予測値を求め、通信相手にて求めた伝送レート予測値を受信信号より抽出するだけで正確な伝送レート予測値を取得することができるので、伝送レート予測値を求める際の処理を間単にすることができるとともに、回路を小型化することができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、前記伝送レート予測手段は、伝送レート予測値受信情報における伝送レート予測値と前記送信手段にて前記伝送レート予測値送信情報として送信された前記伝送レート予測値との伝送レート比を求め、前記新たに求めた伝送レート予測値に前記伝送レート比を乗算することにより前記新たに求めた伝送レート予測値を補正する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、求めた伝送レート比を新たに求めた伝送レート予測値に乗算して伝送レート予測値を補正するので、伝送レート予測値を求める際の処理の簡略化と伝送レート予測値を求める精度の向上との両立を図ることができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、パケットデータ通信中に前記パケットデータの伝送レートを所定時間平均して前記パケットデータの伝送レート実測値を求める伝送レート実測手段を具備し、前記伝送レート予測手段は、前記伝送レート予測値と前記伝送レート実測値とに基づいて前記伝送レート予測値を補正する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、実際にパケットデータ通信を開始した後の伝送レート実測値を用いて伝送レート予測値を補正して次回の伝送レート予測時に用いるので、実際にパケットデータ通信を開始した場合の伝送レートを考慮した伝送レート予測値を求めることができる。
本発明の無線通信装置は、前記構成において、前記伝送レート予測手段は、前記平均伝送レートにオフセット値を乗算して前記伝送レート予測値を求めるとともに、前記伝送レート予測値と前記伝送レート実測値との伝送レート比を求め、前記伝送レート比を前記オフセット値に乗算することにより前記オフセット値を補正する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、求めた伝送レート比をオフセット値に乗算することによりオフセット値を補正して伝送レート予測値を補正するので、実際にデータ通信を開始した場合の伝送レートを考慮した伝送レート予測値を求めることができる。
本発明の基地局装置は、受信信号よりパケットデータ通信開始前の通信端末装置の伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値情報を抽出する伝送レート予測値情報抽出手段と、受信信号よりパケットデータ通信開始前の各通信端末装置の受信品質を示す測定値を求めるとともにパケットデータ通信中の各通信端末装置の前記測定値を求める受信品質測定手段と、前記受信品質測定手段にて求められた前記測定値と前記伝送レート予測値情報とより所定のリソース内に収まるようにパケットデータ通信開始前の各通信端末装置の割り当て頻度とパケットデータ通信中の各通信端末装置の割り当て頻度とを求める端末割り当て模擬手段と、前記端末割り当て模擬手段にて求められた前記割り当て頻度と前記伝送レート予測値情報とに基づいて前記伝送レート予測値情報を補正する伝送レート予測値情報算出手段と、前記伝送レート予測値情報算出手段にて補正された前記伝送レート予測値情報をパケットデータ通信開始前の前記通信端末装置へ送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、通信端末装置は実際にパケットデータ通信を開始する前に、基地局装置にて補正された伝送レート予測値情報を参照することにより、正確な伝送レート予測値を得ることができるので、パケットデータ通信開始前に正確な伝送レートを知ることができる。また、基地局装置にて補正された伝送レート予測値をユーザが認識容易な方法にて表示することにより、各ユーザはデータの受信をやめるかまたは伝送レートの低いサービスに切り替える等の選択を行うことができるので、使い勝手の良い通信端末装置を提供することができる。
本発明の基地局装置は、前記構成において、前記伝送レート予測情報算出手段は、前記伝送レート予測値情報抽出手段により抽出された前記伝送レート予測値情報の伝送レート予測値に、パケットデータ通信開始前の前記通信端末装置の前記割り当て頻度を乗算することにより前記伝送レート予測値情報を補正する構成を採る。
この構成によれば、前記効果に加えて、通信端末装置から送信された伝送レート予測値情報の伝送レート予測値に基地局装置にて求めた割り当て頻度を乗算することにより、通信端末装置から送信された伝送レート予測値情報を補正して通信端末装置へ返信するので、通信端末装置は精度の良い伝送レート予測値を取得することができる。
本発明の通信端末装置は、前記のいずれかに記載の無線通信装置を具備する構成を採る。
この構成によれば、パケットデータ通信開始前の受信品質を示す測定値を用いて求めた伝送レートを所定時間平均することにより伝送レート予測値を求めるので、パケットデータ通信開始前に正確な伝送レートを知ることができる。また、伝送レート予測値をユーザが認識容易な方法にて表示することにより、各ユーザはデータの受信をやめるかまたは伝送レートの低いサービスに切り替える等の選択を行うことができるので、使い勝手の良い通信端末装置を提供することができる。
本発明の伝送レート予測方法は、パケットデータ通信開始前に受信した受信品質測定用信号より受信品質を示す測定値を算出するステップと、前記測定値に基づいて前記パケットデータの伝送レートを選択するステップと、受信信号よりトラフィック量を示すトラフィック情報を抽出するステップと、抽出された前記トラフィック情報と選択された伝送レートを所定時間平均して求めた平均伝送レートとに基づいて伝送レート予測値を求めるステップと、を具備するようにした。
この方法によれば、パケットデータ通信開始前の受信品質を示す測定値を用いて求めた伝送レートを所定時間平均することにより伝送レート予測値を求めるので、パケットデータ通信開始前に正確な伝送レートを知ることができる。また、伝送レート予測値をユーザが認識容易な方法にて表示することにより、各ユーザはデータの受信をやめるかまたは伝送レートの低いサービスに切り替える等の選択を行うことができるので、使い勝手の良い無線通信装置を提供することができる。また、トラフィック量を示すトラフィック情報を考慮して伝送レート予測値を求めるので、精度良く伝送レート予測値を求めることができる。
本発明によれば、データ通信開始前に正確な伝送レートを予測してダウンロードの時間等を知ることができる。
本発明の骨子は、パケットデータ通信開始前に受信品質測定手段により測定された測定値(SIR)に基づいてパケットデータの伝送レート(CQI)を選択し、選択した伝送レートを所定時間平均して求めた平均伝送レートより伝送レート予測値を求めるとともに、求めた伝送レート予測値をパケットデータ通信開始前に通信端末装置の画面に表示することである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信装置100の構成を示すブロック図である。
RF送受信部102は、アンテナ101にて受信した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数へダウンコンバート等してパケットCH復調部103及びパイロットCH復調部104へ出力するとともに、変調部107から入力した伝送レート候補の情報を含む送信信号をベースバンド周波数から無線周波数へアップコンバート等してアンテナ101より送信する。
パケットCH復調部103は、RF送受信部102から入力した受信信号を復調してパケットチャネルのパケットデータを得る。
パイロットCH復調部104は、RF送受信部102から入力した受信品質測定用信号であるパイロット信号を復調して受信状態測定部105へ出力する。
受信品質測定手段である受信状態測定部105は、パイロットCH復調部104から入力したパイロット信号を用いて受信状態を示す値であるSIR(Signal to Interference Ratio)を測定して伝送レート候補選択部106へ出力する。パイロット信号から求められるSIRはパイロットチャネルの受信品質を示すものであるので、受信状態測定部105は、受信状態を測定する前にあらかじめ通信相手から無線通信装置100に伝えられるパイロットチャネルとパケット伝送チャネルとのパワー比の情報であるパワー比情報より、パイロットチャネルの受信品質からパケット伝送チャネルの受信品質を求めるための係数を求めて、パイロットCH復調部104から入力したSIRの測定値に求めた係数を乗算することにより、パケット伝送チャネルにおけるSIRを求める。
伝送レート選択手段である伝送レート候補選択部106は、図2に示すようなSIRと伝送レートを示すCQIとが関係付けられた計算式を記憶している。即ち、伝送レート候補選択部106は、図2に示すように、SIRが0以上TH1(TH1>0)未満の場合はCQI=0を選択し、SIRがTH1以上TH2(TH2>TH1)未満の場合はCQI=1を選択し、SIRがTH2以上TH3(TH3>TH2)未満の場合はCQI=2を選択し、SIRがTH3以上TH4(TH4>TH3)未満の場合はCQI=3を選択し、SIRがTH4以上TH5(TH5>TH4)未満の場合はCQI=4を選択し、SIRがTH5以上であればCQI=5を選択するような計算式を記憶している。CQIは、1から5に向けて徐々にレベルが高くなるものであり、1から5に向けて徐々に受信品質が良好であることを示すものである。それぞれのCQI値には、対応するパケット伝送レートが定義されており、通信相手のパケット送信レートとしての推奨値としての役割がある。一般的に、通信相手は、CQI値を参考にしながらパケットの送信レートを決定する。そして、伝送レート候補選択部106は、受信状態測定部105から入力したSIRの測定値を用いて記憶している計算式にて計算して伝送レートとしてのCQIを選択する。そして、伝送レート候補選択部106は、選択したパケットデータの伝送レートであるCQIを伝送レート予測部108及び変調部107へ出力する。なお、CQIは5種類に限らず、5種類以外の任意の種類のCQIを用いることが可能である。
変調部107は、パケットデータの通信を開始した後に、伝送レート候補選択部106より入力したCQIを含む送信信号を変調してRF送受信部102へ出力する。
伝送レート予測部108は、伝送レート候補選択部106から入力したCQIをしきい値処理した後に平均化して平均伝送レートである平均したCQIを求め、求めた平均したCQIをパケットデータ通信を開始する際の伝送レート予測値として伝送レート予測制御部110へ出力する。なお、伝送レート予測部108の詳細については後述する。
キー入力判定部109は、キー入力の有無を検出し、キー入力が検出された場合にはキー入力された旨の信号を伝送レート予測制御部110へ出力する。
伝送レート予測制御部110は、キー入力判定部109からキー入力された旨の信号が入力した場合には、伝送レート予測値の情報をユーザに判りやすい表現のデータに変換して表示部111へ出力するか、または伝送レート予測部108から入力した伝送レート予測値の情報をそのまま表示部111へ出力する。
表示部111は、伝送レート予測制御部110から入力した伝送レート予測値の情報を液晶画面等のディスプレイに表示する。
次に、伝送レート予測部108の詳細について、図3を用いて説明する。図3は、伝送レート予測部108の構成を示すブロック図である。
しきい値判定部301は、伝送レート候補選択部106から入力したCQIとしきい値とを比較して、CQIがしきい値以上である場合には入力したCQIを伝送レート平均化部302へ出力し、CQIがしきい値未満である場合には0とする。これは、HSDPAにおいては、スケジューリングによりパケットデータを送信する無線通信装置として伝送レートの高い無線通信装置を割り当てるため、CQIが低い場合には、パケットデータを送信する無線通信装置として割り当てられない可能性を考慮するためである。なお、しきい値は、その時の伝搬環境またはトラフィック量等に応じて任意の値に設定することができる。
伝送レート平均化部302は、しきい値判定部301から入力したCQIに対応する伝送レートを一定時間平均する。これは、HSDPAにおいては、極めて短時間(2ms)毎にCQIを求めるが、このように短時間毎に求めたCQIはフェージング変動により大きな影響を受けるので、ある程度長い時間において対応する伝送レートを平均する必要がある。フェージングの影響をある程度小さくするための平均する時間としては、100ms〜1s程度が適切である。伝送レート平均化部302は、CQIを平均化して伝送レート予測値を求めた後にオフセット付加部303へ出力する。
オフセット付加部303は、所定の定数であるオフセット値をあらかじめ記憶しており、伝送レート平均化部302から入力した平均したCQIにオフセット値を乗算して伝送レート予測値を求め、求めた伝送レート予測値の情報を伝送レート予測制御部110へ出力する。
図4は、無線通信装置100の表示部111に伝送レート予測値を表示した状態を示すものである。図4に示すように、無線通信装置100を所有するユーザは、キー入力判定部109を押圧することにより、表示部111には伝送レート予測値として「伝送レート2.8kbps」のように表示されるので、伝送レートを目で見て直接知ることができる。
このように、本実施の形態1によれば、データ伝送前において、CQIを所定時間平均化することにより伝送レート予測値を求めることができるので、従来のアンテナマークにより伝送レートを推定した場合に比べて、データ通信開始前に正確な伝送レートを予測することができる。また、本実施の形態1によれば、求めた伝送レート予測値を用いてデータのダウンロードに要する時間を計算することができるので、ユーザはダウンロードを開始する前にダウンロードに要する時間を知ることができることにより、使い勝手を良くすることができる。また、本実施の形態1によれば、既存のパイロットチャネルを用いて伝送レート予測値を求めるので、伝送レート予測値を求めるための新たなシステムが不要であるとともに、受信側においても既存のHSDPA用の回路に伝送レートを予測する回路を付加するだけで良いので、回路及び装置全体が大型化することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態1において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態1において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係る無線通信装置500の構成を示すブロック図である。
RF送受信部502は、アンテナ501にて受信した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数へダウンコンバート等して報知情報復調部503へ出力する。
報知情報復調部503は、RF送受信部502から入力した受信信号を復調して報知情報を取得して、取得した報知情報を伝送レート予測部505へ出力する。図示しない基地局装置から送信される報知情報には、トラフィック量等を示すトラフィック情報が含まれている。この場合、複数の無線通信装置で共通チャネルを用いて通信リソースを共有することにより通信を行う。トラフィック量とは、実際に共通チャネルを使用している平均のユーザ数等である。なお、トラフィック量は共通チャネルを用いる場合に限らず、複数のユーザが使用している同一チャネルであれば任意のチャネルのトラフィック量を用いることができる。
伝送レート取得部504は、あらかじめ複数の伝送レートが設定されており、出力指示信号が入力した場合には、所定の伝送レートを伝送レート予測部505へ出力する。
伝送レート予測部505は、伝送レート取得部504から入力した伝送レートの情報と報知情報復調部503から入力した報知情報とに基づいて伝送レート予測値を求める。即ち、伝送レート予測部505は、伝送レート予測値を報知情報より取得した共通チャネルを使用しているユーザ数で除算することにより伝送レート取得部504から入力した伝送レートを補正して伝送レート予測値を求めることができる。なお、伝送レートをユーザ数で除算して伝送レート予測値を求める場合に限らず、任意の方法によりユーザ数等の報知情報を用いて伝送レート予測値を求めることが可能である。
このように、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、報知情報を用いて伝送レート予測値を求めるので、より正確な伝送レート予測値を求めることができる。
なお、本実施の形態2において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態2において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3に係る無線通信装置600の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3に係る無線通信装置600は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図6に示すように、報知情報復調部601を追加する。なお、図6においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
報知情報復調部601は、RF送受信部102から入力した受信信号を復調して報知情報を取得して、取得した報知情報を伝送レート予測部108へ出力する。図示しない基地局装置から送信される報知情報には、トラフィック量等を示すトラフィック情報が含まれている。この場合、無線通信装置600と基地局装置とは共通チャネルを用いて通信リソースを共有することにより通信を行う。
次に、伝送レート予測部108の詳細について、図7を用いて説明する。図7は、伝送レート予測部108の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3に係る伝送レート予測部108は、図3に示す実施の形態1に係る伝送レート予測部108において、図7に示すように、ユーザ伝送レート予測部701を追加する。なお、図7においては、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
ユーザ伝送レート予測部701は、オフセット付加部303から入力した伝送レート予測値と報知情報復調部601から入力した報知情報とに基づいて伝送レート予測値を求める。即ち、ユーザ伝送レート予測部701は、伝送レート予測値を報知情報より取得した共通チャネルを使用しているユーザ数で除算することによりオフセット付加部303から入力した伝送レート予測値を補正して最終的な伝送レート予測値を求め、求めた伝送レート予測値の情報を伝送レート予測制御部110へ出力する。なお、伝送レートをユーザ数で除算して伝送レート予測値を求める場合に限らず、任意の方法によりユーザ数等の報知情報を用いて伝送レート予測値を求めることが可能である。
このように、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、報知情報を用いて伝送レート予測値を求めるので、より正確な伝送レート予測値を求めることができる。
なお、本実施の形態3において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態3において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の実施の形態4に係る無線通信装置800の構成を示すブロック図である。
本実施の形態4に係る無線通信装置800は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図8に示すように、伝送レート予測値情報復調部801を追加する。なお、図8においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
伝送レート予測値情報抽出手段である伝送レート予測値情報復調部801は、RF送受信部102から入力した受信信号を復調して伝送レート予測値受信情報である伝送レート予測値情報を抽出して伝送レート予測部108へ出力する。
伝送レート予測部108は、伝送レート候補選択部106から入力した伝送レート候補の情報をしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求めるとともに、求めた伝送レート予測値と伝送レート予測値情報復調部801から入力した伝送レート予測値情報との伝送レート比を求める。そして、伝送レート予測部108は、求めた伝送レート比を伝送レート予測値に乗算して伝送レート予測値を補正し、補正した伝送レート予測値の情報を変調部107及び伝送レート予測制御部110へ出力する。ここで、補正対象の伝送レート予測値は、伝送レート予測値情報復調部801にて抽出した伝送レート予測値情報を生成する際に用いた伝送レート予測値よりも後に求めたものである。なお、伝送レート予測部108の詳細については後述する。
変調部107は、伝送レート候補選択部106から入力した伝送レート候補の情報及び伝送レート予測部108から入力した伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値送信情報を含む送信信号を変調してRF送受信部102へ出力する。
次に、基地局装置900の構成について、図9を用いて説明する。図9は、基地局装置900の構成を示すブロック図である。
RF送受信部902は、アンテナ901にて受信した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバート等して伝送レート予測値受信部903へ出力する。
伝送レート予測値受信部903は、受信信号に含まれる伝送レート予測値の情報を抽出して伝送レート予測値情報算出部907へ出力する。
データ送信部904−1〜904−nは、通信可能なユーザの無線通信装置の数と同一数設けられるものであり、サービス中の複数の各無線通信装置宛ての送信データを一時的に蓄積して、所定のタイミングにて変調部905へ出力する。また、データ送信部904−1〜904−nは、サービス中の複数の各無線通信装置宛の送信データ量及び送信データ種別等の送信データ情報をトラフィック監視部906へ出力する。
変調部905は、データ送信部904−1〜904−nから入力した送信データ及び伝送レート予測値情報算出部907から入力した伝送レート予測値情報を含む送信信号を変調してRF送受信部902へ出力する。
トラフィック監視部906は、データ送信部904−1〜904−nから入力した送信データ情報よりトラフィック量を測定する。トラフィック量とは、共通チャネルを使用している平均のユーザ数であってもよいし、より高度なトラフィック予測やネットワーク側でのレート制限情報などを加味したものでもよい。そして、トラフィック監視部906は、測定したトラフィック量の情報であるトラフィック情報を伝送レート予測値情報算出部907へ出力する。
伝送レート予測値情報算出部907は、伝送レート予測値受信部903から入力した伝送レート予測値情報とトラフィック監視部906から入力したトラフィック情報とに基づいて伝送レート予測値を求めて、求めた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値情報を変調部905へ出力する。即ち、伝送レート予測値情報算出部907は、報知情報より取得した共通チャネルを使用しているユーザ数で伝送レート予測値を除算することにより、伝送レート予測値受信部903から入力した伝送レート予測値を補正して新たな伝送レート予測値を求めることができる。なお、伝送レート予測値をユーザ数で除算して伝送レート予測値を求める場合に限らず、任意の方法によりユーザ数等の報知情報を用いて伝送レート予測値を求めることが可能である。
次に、伝送レート予測部108の詳細について、図10を用いて説明する。図10は、伝送レート予測部108の構成を示すブロック図である。
本実施の形態4に係る伝送レート予測部108は、図3に示す実施の形態1に係る伝送レート予測部108において、図10に示すように、ユーザ伝送レート予測部1001を追加する。なお、図10においては、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
オフセット付加部303は、伝送レート平均化部302から入力した伝送レート予測値の情報より、伝送レートの予測値に所定の定数を乗算して最終的な伝送レート予測値を求め、求めた伝送レート予測値を変調部107及びユーザ伝送レート予測部1001へ出力する。
ユーザ伝送レート予測部1001は、オフセット付加部303から入力した伝送レート予測値と伝送レート予測値情報復調部801から入力した伝送レート予測値情報とに基づいて最終的な伝送レート予測値を求める。即ち、ユーザ伝送レート予測部1001は、伝送レート予測値情報復調部801から入力した伝送レート予測値情報の伝送レート予測値とオフセット付加部303から入力した伝送レート予測値情報の伝送レート予測値との伝送レート比を求め、求めた伝送レート比をオフセット付加部303から入力した伝送レート予測値に乗算することにより、最終的な伝送レート予測値を求める。そして、ユーザ伝送レート予測部1001は、補正された伝送レート予測値の情報を伝送レート予測制御部110へ出力する。
次に、無線通信装置800及び基地局装置900の動作について、図8及び図9を用いて説明する。
最初に、無線通信装置800において、パイロットCH復調部104は、RF送受信部102から入力したパイロット信号を復調して受信状態測定部105へ出力する。
次に、受信状態測定部105は、パイロットCH復調部104から入力したパイロット信号を用いて受信状態を示すSIRを測定する。
次に、伝送レート候補選択部106は、SIRの測定値を用いて伝送レート候補を選択する。
次に、伝送レート予測部108は、伝送レート候補の情報をしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求めるとともに、求めた伝送レート予測値を記憶しておく。
次に、変調部107は、伝送レート候補の情報及び伝送レート予測値の情報を含む送信信号を変調し、RF送受信部102を介してアンテナ101より送信する。
次に、伝送レート候補の情報及び伝送レート予測値の情報を受信した基地局装置900において、伝送レート予測値受信部903は、受信信号に含まれる伝送レート予測値の情報を抽出する。
一方、データ送信部904−1〜904−nは、サービス中の複数の各無線通信装置宛ての送信データを一時的に蓄積して所定のタイミングにて出力する。
次に、トラフィック監視部906は、データ送信部904−1〜904−nから入力した送信データ情報よりトラフィック量を測定する。
次に、伝送レート予測値情報算出部907は、伝送レート予測値情報とトラフィック情報とに基づいて伝送レート予測値を求める。
次に、変調部905は、送信データ及び伝送レート予測値情報を含む送信信号を変調し、RF送受信部902を介してアンテナ901より送信する。
送信データ及び伝送レート予測値情報を受信した無線通信装置800において、伝送レート予測値情報復調部801は、受信信号を復調して伝送レート予測値情報を抽出する。
一方、パイロットCH復調部104は、RF送受信部102から入力したパイロット信号を復調する。
次に、受信状態測定部105は、パイロット信号を用いて受信状態を示すSIRを測定する。
次に、伝送レート候補選択部106は、SIRの測定値を用いて伝送レート候補を選択し、選択した伝送レート候補の情報を伝送レート予測部108及び変調部107へ出力する。
次に、伝送レート予測部108は、伝送レート候補の情報をしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求めるとともに、伝送レート予測値情報復調部801から入力した伝送レート予測値情報より基地局装置900にて補正された伝送レート予測値を、記憶してある前回送信した伝送レート予測値にて除算することにより伝送レート比を求める。
次に、伝送レート予測部108は、求めた伝送レート比を求めた伝送レート予測値に乗算することにより伝送レート予測値を補正して最終的な伝送レート予測値を求め、求めた伝送レート予測値を表示する。
このように、本実施の形態4によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、トラフィック量を考慮して伝送レート予測値を求めるので、精度の良い伝送レート予測値を求めることができる。また、本実施の形態4によれば、基地局装置がトラフィック量を考慮した伝送レート予測値を求めるとともに、無線通信装置は基地局装置から送られてきた伝送レート予測値の情報と自分が測定した伝送レート予測値との差に応じて補正を行うだけで正確な伝送レート予測値を求めることができるので、簡単な処理にて正確な伝送レート予測値を求めることができる。また、本実施の形態4によれば、伝送レート予測値を求める処理が簡単であることより伝送レート予測値を求める回路を小型化することができる。
なお、本実施の形態4において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態4において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の実施の形態5に係る基地局装置1100の構成を示すブロック図である。
本実施の形態5に係る基地局装置1100は、図9に示す実施の形態4に係る基地局装置900において、図11に示すように、受信状態復調部1101−1〜1101−n、割り当て部1102及び割り当て模擬部1103を追加する。なお、図11においては、図9と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、無線通信装置の構成は図8と同一構成であるので、その説明は省略する。
伝送レート予測値情報抽出手段である伝送レート予測値受信部903は、受信信号に含まれる伝送レート予測値の情報を抽出して伝送レート予測値情報算出部907へ出力する。伝送レート予測値受信部903にて抽出される伝送レート予測値の情報は、データ通信開始前の無線通信装置から送信されたものである。
受信状態復調部1101−1〜1101−nは、RF送受信部902から入力した受信信号より各無線通信装置から報告されたCQIを復調して抽出し、抽出したCQIを割り当て部1102及び割り当て模擬部1103へ出力する。
割り当て部1102は、図12に示すようなCQIと変調方式情報等とを関係付けたスケジューリング情報を保存した参照テーブルを有しており、受信状態復調部1101−1〜1101−nから入力したCQIを用いて変調方式及び符号化率等を決定する。さらに、割り当て部1102は、パケットデータを送信する無線通信装置を選択する処理であるスケジューリングを行う。そして、割り当て部1102は、決定した変調方式にて適応変調するように変調部905に指示するとともに、スケジューリングにより割り当てられた無線通信装置へ送信するパケットデータを蓄積するデータ送信部904−1〜904−nに対して、パケットデータを出力するように制御する。
端末割り当て模擬手段である割り当て模擬部1103は、図12に示すようなCQIと変調方式情報等とを関係付けたスケジューリング情報を保存した参照テーブルを有しており、受信状態復調部1101−1〜1101−nから入力したCQIを用いて変調方式及び符号化率等を決定する。さらに、割り当て模擬部1103は、受信状態復調部1101−1〜1101−nから入力したCQIとトラフィック監視部906から入力したトラフィック情報より、パケットデータを送信する無線通信装置を選択する処理であるスケジューリングを行い、データ通信開始前の無線通信装置とデータ通信中の無線通信装置とを含む全ての無線通信装置に対して、所定のリソース内に収まるようにパケットデータを割り当てる割り当て頻度を求める。割り当て模擬部1103は、現在データ伝送を行っている各無線通信装置のCQIも入力するので、各無線通信装置にどの程度の頻度でパケットデータを割り当てられるかの予測が可能である。そして、割り当て模擬部1103は、パケットデータが割り当てられる割り当て頻度の情報を伝送レート予測値情報算出部907へ出力する。
伝送レート予測値情報算出部907は、伝送レート予測値受信部903から入力した伝送レート予測値情報と割り当て模擬部1103から入力したパケットデータが割り当てられる割り当て頻度の情報とに基づいて伝送レート予測値を求めて、求めた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値情報を変調部905へ出力する。即ち、伝送レート予測値情報算出部907は、無線通信装置から送られてきた伝送レート予測値の情報より、伝送レート予測値に割り当て頻度を乗じることにより伝送レート予測値を求める。
次に、無線通信装置800及び基地局装置1100の動作について、図8及び図11を用いて説明する。
最初に、無線通信装置800において、パイロットCH復調部104は、RF送受信部102から入力したパイロット信号を復調して受信状態測定部105へ出力する。
次に、受信状態測定部105は、パイロットCH復調部104から入力したパイロット信号を用いて受信状態を示すSIRを測定する。
次に、伝送レート候補選択部106は、SIRの測定値を用いて伝送レート候補を選択する。
次に、伝送レート予測部108は、伝送レート候補の情報をしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求める。
次に、変調部107は、伝送レート候補の情報及び伝送レート予測値の情報を含む送信信号を変調し、RF送受信部102を介してアンテナ101より送信される。
次に、伝送レート候補の情報及び伝送レート予測値の情報を受信した基地局装置1100において、伝送レート予測値受信部903は、受信信号に含まれる伝送レート予測値の情報を抽出する。
一方、データ送信部904−1〜904−nは、サービス中の複数の各無線通信装置宛ての送信データを一時的に蓄積して所定のタイミングにて出力する。
次に、トラフィック監視部906は、データ送信部904−1〜904−nから入力した送信データ情報よりトラフィック量を測定する。
次に、伝送レート予測値情報算出部907は、伝送レート予測値情報とトラフィック情報とに基づいて伝送レート予測値を求める。
次に、変調部905は、送信データ及び伝送レート予測値情報を含む送信信号を変調し、RF送受信部902を介してアンテナ901より送信される。
送信データ及び伝送レート予測値情報を受信した無線通信装置800において、伝送レート予測値受信部903は、受信信号に含まれる伝送レート予測値の情報を抽出する。
次に、割り当て模擬部1103は、CQIを用いて変調方式及び符号化率等を決定するとともに、CQIとトラフィック情報より、パケットデータを送信する無線通信装置を選択する処理であるスケジューリングを行う。
次に、割り当て模擬部1103は、パケットデータが割り当てられる割り当て頻度を求める。
次に、伝送レート予測値情報算出部907は、伝送レート予測値情報とパケットデータが割り当てられる割り当て頻度の情報とに基づいて伝送レート予測値を求める。
次に、変調部905は、送信データと伝送レート予測値の情報とを含む送信信号を変調して、RF送受信部902を介してアンテナ901より送信する。
送信データ及び伝送レート予測値情報を受信した無線通信装置800において、伝送レート予測値情報復調部801は、受信信号を復調して伝送レート予測値情報を抽出する。
一方、パイロットCH復調部104は、RF送受信部102から入力したパイロット信号を復調する。
次に、受信状態測定部105は、パイロット信号を用いて受信状態を示すSIRを測定する。
次に、伝送レート候補選択部106は、SIRの測定値を用いて伝送レート候補を選択する。
次に、伝送レート予測部108は、伝送レート候補の情報をしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求めるとともに、求めた伝送レート予測値と伝送レート予測値情報復調部801から入力した伝送レート予測値情報とに基づいて伝送レート予測値を補正する。
次に、伝送レート予測部108は、求めた伝送レート予測値を表示する。
このように、本実施の形態5によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、データ通信中の無線通信装置も含めた全ての無線通信装置のSIRを用いてスケジューリングを行ってパケットデータが割り当てられる割り当て頻度を求め、求めた割り当て頻度を考慮して伝送レート予測値を求めるので、精度の良い伝送レート予測値を求めることができる。また、本実施の形態5によれば、基地局装置がスケジューリングを行ってパケットデータが割り当てられる割り当て頻度を考慮した伝送レート予測値を求めるとともに、無線通信装置は基地局装置から送られてきた伝送レート予測値の情報と自分が測定した伝送レート予測値とに基づいて補正を行うだけで正確な伝送レート予測値を求めることができるので、簡単な処理にて正確な伝送レート予測値を求めることができる。また、本実施の形態5によれば、伝送レート予測値を求める処理が簡単であることより伝送レート予測値を求める回路を小型化することができる。
なお、本実施の形態5において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態5において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態6)
図13は、本発明の実施の形態6に係る無線通信装置1300の構成を示すブロック図である。
本実施の形態6に係る無線通信装置1300は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図13に示すように、伝送レート測定部1301を追加する。なお、図13においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
伝送レート測定部1301は、実際に伝送されたパケットデータの伝送レートを測定し、伝送レート予測部108へ出力する。伝送レート測定部1301にて測定された伝送レート実測値は、データ通信中の伝送レートを示すものであり、実際に伝送されるパケットデータのデータ量から求めることができる。
伝送レート予測部108は、伝送レート候補選択部106から入力したCQIをしきい値処理した後に平均化して伝送レート予測値を求めるとともに、求めた伝送レート予測値と伝送レート測定部1301から入力した伝送レート実測値の情報とより、伝送レート予測値と伝送レート実測値との伝送レート比を求める。そして、伝送レート予測部108は、求めた伝送レート比に基づいて伝送レート候補選択部106から入力した伝送レート予測値を補正し、補正した伝送レート予測値を伝送レート予測制御部110へ出力する。
次に、伝送レート予測部108の詳細について、図14を用いて説明する。図14は、伝送レート予測部108の構成を示すブロック図である。
本実施の形態6に係る伝送レート予測部108は、図3に示す実施の形態1に係る伝送レート予測部108において、予測差分算出部1401を追加する。なお、図14においては、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
オフセット付加部303は、あらかじめ記憶しているオフセット値に予測差分算出部1401から入力した伝送レート予測値と伝送レート実測値との伝送レート比情報より、記憶しているオフセット値に伝送レート比を乗算することにより、あらたなオフセット値を設定する。そして、オフセット付加部303は、伝送レート平均化部302から入力した平均したCQIにオフセット値を乗算して伝送レート予測値を補正し、補正した伝送レート予測値の情報を伝送レート予測制御部110へ出力する。
予測差分算出部1401は、オフセット付加部303から入力した伝送レート予測値の情報と伝送レート測定部1301から入力した伝送レート実測値の情報とより、伝送レート予測値と伝送レート実測値との伝送レート比を求め、求めた伝送レート比の情報をオフセット付加部303へ出力する。
このように、本実施の形態6によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、データ通信中の伝送レートを用いてオフセット値を補正して、次に伝送レート予測値を求める際に用いるオフセット値を順次補正するので、精度良く伝送レート予測値を求めることができる。
なお、本実施の形態6において、伝送レート予測値を数値により表示することとしたが、これに限らず、伝送レート予測値を色または記号等の数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にて伝送レート予測値を知らせるものでも良いし、任意の方法を用いて伝送レート予測値をユーザに知らせることができる。また、本実施の形態6において、無線通信装置の表示部に伝送レート予測値を表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いて伝送レート予測値を表示させることができる。
(実施の形態7)
図15は、本発明の実施の形態7に係る無線通信装置1500の構成を示すブロック図である。
本実施の形態7に係る無線通信装置1500は、図1に示す実施の形態1に係る無線通信装置100において、図15に示すように、キー入力判定部1501、サービス情報量取得部1502、サービス予測完了時刻計算部1503及び表示部1504を追加する。なお、図15においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
キー入力判定部1501は、ユーザによるサービスを受けたい旨の意思表示のキー入力及びユーザによる所望のサービスを受ける際の希望するデータ取得完了時刻を指定するキー入力の有無を検出し、キー入力が検出された場合にはキー入力された旨の信号をサービス予測完了時刻計算部1503へ出力する。
サービス情報量取得部1502は、ユーザに提供可能な全てのサービスの情報量をあらかじめ記憶しており、サービス予測完了時刻計算部1503からサービス情報量の情報の読み出しが行われた場合には、各サービスの情報量の情報をサービス予測完了時刻計算部1503へ出力する。また、サービス情報量取得部1502は、各サービスについて異なる品質のデータの情報量を取得する。
データ受信時間計算手段であるサービス予測完了時刻計算部1503は、キー入力判定部1501からキー入力された旨の信号が入力した場合には、伝送レート予測部108から伝送レート予測値の情報を読み出すとともに、サービス情報量取得部1502から各サービスの情報量の情報を読み出す。そして、サービス予測完了時刻計算部1503は、各サービスの情報量を伝送レート予測値で除算することにより、データの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの時間である受信時間を計算し、キー入力判定部1501から入力したユーザが希望するデータ取得完了時刻までにデータの取得が終了するか否かを判定する。サービス予測完了時刻計算部1503は、ユーザが希望する時刻までにデータの取得が完了しない場合にはそのサービスの記憶は行わず、ユーザが希望する時刻までにデータの取得が完了する場合にはそのサービスを記憶する。サービス予測完了時刻計算部1503は、全てのサービスについてのデータの完了する時刻の計算が終了した後に、ユーザが希望する時刻までにデータの取得が完了するサービスとして記憶されているサービスのデータ種別情報と、記憶されているサービスのデータの受信に要する時間(予測時間)若しくは記憶されているサービスのデータの受信が終了する時間等の受信時間情報とを表示部1504へ出力する。この時、サービス予測完了時刻計算部1503は、例えばユーザが画像データの取得を希望している場合には、同一画像の異なる品質のデータの中から、ユーザが希望するデータ取得完了時刻までに取得できる品質のデータを選択する。
表示部1504は、サービス予測完了時刻計算部1503から入力したデータ種別情報と受信時間情報を液晶画面等のディスプレイに表示する。
次に、無線通信装置1500の動作について、図16を用いて説明する。図16は、無線通信装置1500の動作を示すフロー図である。
最初に、ユーザは無線通信装置1500の所定のキーを押圧することによりサービス候補を選択し、キー入力判定部1501は、ユーザが選択したサービスの情報をサービス予測完了時刻計算部1503へ出力する(ステップST1601)。
次に、ユーザは無線通信装置1500の所定のキーを押圧することにより、選択したサービスを受ける際のユーザが希望するデータ取得完了時刻を入力し、キー入力判定部1501は、ユーザが希望するデータ取得完了時刻の情報をサービス予測完了時刻計算部1503へ出力する(ステップST1602)。
次に、受信状態測定部105は受信信号よりSIRを測定し、伝送レート候補選択部106は測定したSIRよりCQIを選択し、伝送レート予測部108は選択したCQIを所定時間平均することにより伝送レート予測値を算出する(ステップST1603)。
次に、サービス予測完了時刻計算部1503は、ユーザが選択したサービスの情報量及び伝送レート予測値情報を取得して予測時間を算出する。そして、サービス予測完了時刻計算部1503は、現在時刻と算出した予測時間とを加算した結果がデータ取得完了時刻(しきい値)よりも小さいか否か(データ取得完了時刻までにデータ取得が完了するか否か)を判定する。サービス予測完了時刻計算部1503は、現在時刻と算出した予測時間とを加算した結果がデータ取得完了時刻よりも小さい場合にはそのサービスを記憶し、現在時刻と算出した予測時間とを加算した結果がデータ取得完了時刻よりも小さくない場合にはそのサービスを記憶しない。サービス予測完了時刻計算部1503は、これらの処理をユーザが選択した全てのサービスについて行う(ステップST1604)。
次に、サービス予測完了時刻計算部1503は、記憶しているサービスのみを表示部1504に表示させる(ステップST1605)。
図17は、ユーザが希望するデータ取得完了時刻までにデータの取得を完了することができるサービス及び予測完了時刻を表示部1504に表示した状態を示すものである。ユーザは、図17に示すように、表示された複数のサービスの中から所望のサービスを選択することができる。
このように、本実施の形態7によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、ユーザが無線通信装置に希望するサービスと希望するデータ取得完了時刻とを入力することにより、希望するデータ取得完了時刻までにデータの取得を完了することができるサービスの一覧を表示するので、ユーザはデータ取得完了時刻を見ながら希望するサービスを選択することができて、極めて使い勝手の良い無線通信装置を提供することができる。
なお、本実施の形態7において、ユーザが希望するデータ取得完了時刻を満たすサービスのみを表示することとしたが、これに限らず、ユーザが選択した全てのサービスとユーザが選択した全てのサービスのデータ取得完了時刻とを表示するようにしても良い。また、本実施の形態7において、データ種別と受信時間情報とを文字及び数値により表示することとしたが、これに限らず、データ種別と受信時間情報とを色または記号等の文字及び数値以外の表現方法により表示しても良いし、スピーカより音声にてデータ種別と受信時間情報とを知らせるものでも良いし、任意の方法を用いてデータ種別と受信時間情報とをユーザに知らせることができる。また、本実施の形態7において、無線通信装置の表示部にデータ種別と受信時間情報とを表示したが、これに限らず、無線通信装置をパソコンに接続してパソコンの画面に表示させる等の任意の表示部を用いてデータ種別と受信時間情報とを表示させることができる。
上記実施の形態1〜実施の形態7において、伝送レート及び伝送レート予測値としてCQIを用いることとしたが、これに限らず、MCS等の任意の伝送レートを示す情報を用いることができる。また、上記実施の形態1〜実施の形態7において、CQIを計算式により求めることとしたが、これに限らず、SIR等の受信品質を示す測定値とCQIとを関係付けたCQI選択用情報を保存する参照テーブルを記憶しておいて、測定したSIRを用いてCQIを選択するようにしても良い。また、上記実施の形態1〜実施の形態7の無線通信装置は通信端末装置に適用することが可能である。
本発明にかかる無線通信装置及び伝送レート予測方法は、データ通信開始前に正確な伝送レートを予測してダウンロードの時間等を知る効果を有し、伝送レートを予測するのに有用である。
本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るCQIとSIRとの関係を示す図 本発明の実施の形態1に係る伝送レート予測部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る無線通信装置の外観を示す図 本発明の実施の形態2に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る伝送レート予測部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る伝送レート予測部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係るCQIと変調方式等との関係を示す図 本発明の実施の形態6に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る伝送レート予測部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る無線通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態7に係る無線通信装置の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態7に係る表示部の表示を示す図
符号の説明
100 無線通信装置
102 RF送受信部
103 パケットCH復調部
104 パイロットCH復調部
105 受信状態測定部
106 伝送レート候補選択部
107 変調部
108 伝送レート予測部
109 キー入力判定部
110 伝送レート予測制御部
111 表示部

Claims (13)

  1. パケットデータ通信開始前に受信した受信品質測定用信号より受信品質を示す測定値を算出する受信品質測定手段と、
    前記受信品質測定手段により測定された前記測定値に基づいて前記パケットデータの伝送レートを選択する伝送レート選択手段と、
    受信信号よりトラフィック量を示すトラフィック情報を抽出する報知情報復調手段と、
    抽出された前記トラフィック情報と前記伝送レート選択手段にて選択された伝送レートを所定時間平均して求めた平均伝送レートとに基づいて伝送レート予測値を求める伝送レート予測手段と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値を表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 受信可能な複数のデータ種別毎の情報量と前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値とよりデータの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの受信時間をデータ種別毎に求めるデータ受信時間計算手段と、
    前記データ受信時間計算手段にて求められた前記受信時間を示す情報である受信時間情報をデータ種別毎に表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 受信可能な複数のデータ種別毎の情報量と前記伝送レート予測手段にて求められた前記伝送レート予測値とよりデータの受信を開始してからデータの受信を終了するまでの受信時間をデータ種別毎に求めるデータ受信時間計算手段と、
    前記データ受信時間計算手段にて求められた前記受信時間が所定のしきい値未満のデータ種別を示すデータ種別情報をデータ種別毎に表示する表示手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記伝送レート予測手段は、前記トラフィック量である同一チャネルを用いて通信を行うユーザ数にて前記平均伝送レートを除算することにより前記伝送レート予測値を求めることを特徴とする請求項記載の無線通信装置。
  6. 前記伝送レート予測手段にて求められた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値送信情報を送信する送信手段と、
    前記送信手段にて送信された前記伝送レート予測値送信情報とトラフィック情報とに基づいて通信相手にて求められた伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値受信情報を受信信号より抽出する伝送レート予測値情報抽出手段とを具備し、
    前記伝送レート予測手段は、前記伝送レート予測値送信情報の伝送レート予測値よりも後に新たに求めた伝送レート予測値と前記伝送レート予測値受信情報とに基づいて前記新たに求めた伝送レート予測値を補正することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記伝送レート予測手段は、伝送レート予測値受信情報における伝送レート予測値と前記送信手段にて前記伝送レート予測値送信情報として送信された前記伝送レート予測値との伝送レート比を求め、前記新たに求めた伝送レート予測値に前記伝送レート比を乗算することにより前記新たに求めた伝送レート予測値を補正することを特徴とする請求項記載の無線通信装置。
  8. パケットデータ通信中に前記パケットデータの伝送レートを所定時間平均して前記パケットデータの伝送レート実測値を求める伝送レート実測手段を具備し、
    前記伝送レート予測手段は、前記伝送レート予測値と前記伝送レート実測値とに基づいて前記伝送レート予測値を補正することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の無線通信装置。
  9. 前記伝送レート予測手段は、前記平均伝送レートにオフセット値を乗算して前記伝送レート予測値を求めるとともに、前記伝送レート予測値と前記伝送レート実測値との伝送レート比を求め、前記伝送レート比を前記オフセット値に乗算することにより前記オフセット値を補正することを特徴とする請求項記載の無線通信装置。
  10. 受信信号よりパケットデータ通信開始前の通信端末装置の伝送レート予測値の情報である伝送レート予測値情報を抽出する伝送レート予測値情報抽出手段と、
    受信信号よりパケットデータ通信開始前の各通信端末装置の受信品質を示す測定値を求めるとともにパケットデータ通信中の各通信端末装置の前記測定値を求める受信品質測定手段と、
    前記受信品質測定手段にて求められた前記測定値と前記伝送レート予測値情報とより所定のリソース内に収まるようにパケットデータ通信開始前の各通信端末装置の割り当て頻度とパケットデータ通信中の各通信端末装置の割り当て頻度とを求める端末割り当て模擬手段と、
    前記端末割り当て模擬手段にて求められた前記割り当て頻度と前記伝送レート予測値情報とに基づいて前記伝送レート予測値情報を補正する伝送レート予測値情報算出手段と、
    前記伝送レート予測値情報算出手段にて補正された前記伝送レート予測値情報をパケットデータ通信開始前の前記通信端末装置へ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする基地局装置。
  11. 前記伝送レート予測情報算出手段は、前記伝送レート予測値情報抽出手段により抽出された前記伝送レート予測値情報の伝送レート予測値に、パケットデータ通信開始前の前記通信端末装置の前記割り当て頻度を乗算することにより前記伝送レート予測値情報を補正することを特徴とする請求項10記載の基地局装置。
  12. 請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
  13. パケットデータ通信開始前に受信した受信品質測定用信号より受信品質を示す測定値を算出するステップと、
    前記測定値に基づいて前記パケットデータの伝送レートを選択するステップと、
    受信信号よりトラフィック量を示すトラフィック情報を抽出するステップと、
    抽出された前記トラフィック情報と選択された伝送レートを所定時間平均して求めた平均伝送レートとに基づいて伝送レート予測値を求めるステップと、
    を具備することを特徴とする伝送レート予測方法。
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