JP4873028B2 - 端末およびその通信方法 - Google Patents
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・誰とでも高速な通信が可能となってきた。CDMA無線通信システムとして、例えば、1xEV−DO(1x Evolution data Only)無線通信システムが知られている。1xEV−DO無線通信システムでは可変レートで通信が行われる(ベストエフォート型の無線通信システム)ため、伝送速度は高ければ高いほど、ユーザにとっては望ましい。
。従って、現在の最適な伝送速度(スループット)を求めていたものとは言い難く、システム提供者や利用者にとって使いやすいものでは無かった。
待するユーザにとって、望ましいシステムでは無くなってしなう。
本実施例では、基地局(Base St端末ion、基地局))300−1との間で、無
線による通信路を確立する。ここで、本実施例では、基地局300−1が管理する無線エリアをセクタ200−1と呼び、セクタ200−1内では、複数の端末(100−1、100−2、…)が基地局300−1と接続可能である。セクタ200−2、200−3、200−4、…等も同様である。又、ハンドオーバを可能とするため、セクタ200−1とセクタ200−2のように、隣接するセクタ同士は重複している。
。
情報1050およびトラフィックデータ1100には共に時分割された単位であるスロッ
トが複数集まったものであり、それぞれのスロットにはパイロット信号1200が搭載されている。端末は、受信したパイロット信号により受信強度(受信電力)を測定し、後述する通信品質に関するパラメータを求める。この通信品質に関するパラメータは、基地局からの信号電力と他受信電力(干渉雑音電力)との比であるC/I(Carrier to
Interference Power Ratio)値を用いる。トラフィックデータエリア1100は、ユーザの通信データを格納するエリアであり、スロット毎に異なるユーザ宛のデータがされる。なお、格納するユーザの通信データが存在しない場合は、スロットが空きの状態であり、本実施例では空きスロットと呼ぶ。
や課金機能などを設けていても構わない。
、マイク等であっても良い。又、図示していないが、表示部140−2に表示された結果を紙等で出力するための出力部を備えても良い。
通信情報)エリア1100に分かれている。報知情報エリア1050とトラフィックデータエリア1100の各々は、時分割された複数のスロットから構成されている。本実施例では、1スロットは、1/600ms(=約1.67ms)である。報知情報エリア1050は、8スロット(もしくは16スロット)、トラフィックデータエリア1100は、248スロット(もしくは240スロット)からなる。基地局の各々は、これらを合計した256スロット(=約426.67ms)に必要な情報を入れて、これを1つの周期として
、連続して端末に送信している。又、それぞれのスロットは、ハーフスロット2つが組み合わされており、各ハーフスロットの中心にパイロット信号1200が格納されている。
。nは、本動作フローで使用する便宜的な値であり、本実施例では、端末でパイロット信号1200を受信可能なセクタに付与する論理番号である。端末でパイロット信号1200を受信可能なセクタに変化があった場合には適宜論理番号を付与し直し、番号の付与規則としては0以上の整数値を用い、小さな値から順に抜けがないように付与する。Sは、予想スループットが最大となるセクタ番号である。Nは、端末が複数の基地局から受信したパイロット信号1200から受信可能なセクタ数を算出した値の総数を示す。端末が場所を移動するなどの環境の変化によって受信可能なセクタ数に変化があった場合にはNの
値が変化する。初期化処理が終了すると、信号処理部120は、パイロット信号1200が受信可能なN個のセクタ全てに対して処理を行ったかを判定する(ステップ803)。未処理のセクタnがあれば、セクタnからパケット1000を受信し、予想スループット算出に必要なデータを取得して、予想スループット値Tnを求める(ステップ804)。
。ステップ708によって、予想スループットが表示部140−2に表示される。従って
、表示部140−2に表示される予想スループット値は、予想スループット値が変化した場合や選択セクタの変更があった場合には、図5に示す処理に従って更新される。又、予想スループット値に変化がない、もしくは選択セクタの変更がない場合には、それまでに表示していた内容がそのまま表示される。
、測定したスロットの中に含まれる空きスロット数を記録しておくカウンタ値である。Mは、拡散符合キーの上限値(1xEV-DOでは、63)であり、又、各スロットを逆拡散する際に用いられるキーの上限値である。Sは、ある所定期間に含まれるスロットの総数とする。所定期間は、任意の時間値であり、設定により可変としている。
、上述したステップ905以降の処理を行う。
った場合には、どのユーザ宛にもデータを送信していなかったということであるから、空きスロット数を示すカウンタpと測定したスロット数sを更新する(ステップ909)。所定期間に、全てのスロットに対して、上記処理を繰り返し行うことにより空きスロットの測定が可能となる。
、ある一定期間での端末に対するスロット割り当て数が少なければ、その期間に受信するデータ量が小さくなるので、端末のスループットが低くなる。逆に、一定期間での端末に対するスロット割り当て数が多くなれば、端末のスループットは高くなる。なお、スループットは、端末が基地局に要求した要求伝送速度が最大値となる。
)した商610と、図6で求めた要求伝送速度602と乗算したときの積を、基地局から送信されるデータの予想スループットとすることができる。
これらの情報を図8に示す式に代入することにより、セクタ1における予想スループットが277.5kbit/sと求まる。この場合、パケット1000は、基地局300−1からのみの受信なので、上記スループットが表示部140−2に表示される。この表示から、端末100−3のユーザは、通信した場合の予想伝送速度を知ることができる。又、端末が発信操作を行った場合は、端末100−3は、基地局300−1に接続するように要求する。
る。
。なお、表示については、セクタ200−1およびセクタ200−2での予想スループットを表示させ、選択したセクタ内の基地局を選択して通信を行わせるようにしても良い。
、端末がデータ通信を開始するかどうかの大きな判断材料となり得る。従って、データ通信における端末の自由度が増すことになり、サービスの向上が見込める。
Claims (8)
- 基地局とパケットの送受信を行う端末であって、
待機状態において、前記基地局から送信されるパケットを受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記パケットの処理を行う信号処理部と、
前記信号処理部により求めた前記予想スループットを表す情報を表示する表示部と、
を備え、
前記パケットは、報知情報エリアと通信情報エリアからなり、前記報知情報エリアと前記通信情報エリアの各々は、時分割された複数のスロットから構成されており、
また、前記信号処理部は、前記報知情報エリアと前記通信情報エリアの各スロットのパイロット信号の受信品質を測定し、該測定結果から前記基地局に対して前記端末が要求する端末要求伝送速度を決定する決定手段を有するものであって、
さらに、前記信号処理部に、前記報知情報エリアのスロットに含まれている前記基地局と接続されている端末数を表す情報から、前記基地局と接続されている端末数を取得する取得手段と
前記通信情報エリアの各スロットについて、使用されているスロット数および空きスロット数を測定する測定手段とを備え、
前記端末が前記基地局に対して要求する端末要求伝送速度に、前記取得した基地局と接続されている端末数、前記通信情報エリア内の使用されているスロット数および空きスロット数から求めた係数をかけることにより、接続後に使用可能な予想スループットを求めることを特徴とする端末。 - 前記パイロット信号の受信品質として、C/I値を算出することを特徴とする請求項1記載の端末。
- 複数の基地局とパケットの送受信を行う端末であって、
待機状態において、前記複数の基地局の各々から送信されるパケットを受信する受信部と、
前記受信部により受信された信号の処理を行う信号処理部と、
前記信号処理部により決定された前記予想スループットを表す情報を表示する表示部と、
を備え、
前記パケットの各々は、報知情報エリアと通信情報エリアからなり、前記報知情報エリアと前記通信情報エリアの各々は、時分割された複数のスロットから構成されており、
また、前記信号処理部は、前記報知情報エリアと前記通信情報エリアの各スロットに含まれるパイロット信号の受信品質を測定し、該測定結果から前記各パケット送信元の基地局に対して前記端末から要求する端末要求伝送速度を決定する決定手段を有するものであって、
さらに、前記信号処理部に、前記報知情報エリアのスロットに含まれている前記基地局と接続されている端末数を表す情報から、前記各パケット送信元の基地局と接続されている端末数を取得する取得手段と、
前記各パケットの前記通信情報エリアの各スロットについて、使用されているスロット数および空きスロット数を測定する測定手段とを備え、
前記各パケット送信元の基地局毎に、それぞれの基地局に接続した場合の予想スループットを、端末から基地局に対して要求する端末要求伝送速度に、前記取得した基地局と接続されている端末数、基地局から受信した通信情報エリア中の使用されているスロット数および前記空きスロット数から求めた係数をかけることで求め、該求めたそれぞれの基地局に接続した場合の予想スループットの中から、最も高い予想スループットを決定することを特徴とする端末。 - 前記パイロット信号の受信品質として、C/I値を算出することを特徴とする請求項3記載の端末。
- 前記信号処理部は、発信要求を受けると、前記決定された最も高い予想スループットで通信可能な基地局に対して接続要求を行うことを特徴とする請求項3または4記載の端末。
- 複数の無線通信装置から受信した信号を処理する信号処理部と、前記処理結果を表示する表示部を有する端末の通信方法であって、
待機状態において、
前記複数の無線通信装置の各々から信号を受信し、
前記各受信の受信品質を測定し、
前記測定した受信品質から前記各信号送信元の無線通信装置へ端末から要求する端末要求伝送速度を求め、該端末要求伝送速度を無線通信装置へ送信して、前記端末への伝送速度の割り当てを要求する通信方法において、
さらに、
前記端末は、前記各受信信号に含まれる第1の情報から、前記各信号送信元の無線通信装置と接続されている端末数を取得するとともに、
前記各受信信号に含まれる第2の情報から、使用されているスロット数と空スロット数を測定し、
前記各信号送信元の無線通信装置へ端末から要求する端末要求伝送速度に、前記端末数と前記使用されているスロット数および前記空きスロット数から求めた係数をかけることで、前記各信号送信元の無線通信装置と接続後に使用可能な予想スループットを求め、
前記求めた前記各信号送信元の無線通信装置と接続後に使用可能な予想スループットの中から最も高い予想スループットを決定し、
前記決定された予想スループットを表す情報を前記表示部に表示し、
発信要求を受けると、前記決定された予想スループットで通信可能な無線通信装置に対して接続要求を行うことを特徴とする通信方法。 - 前記受信品質として、C/I値を算出することを特徴とする請求項6記載の通信方法。
- 複数の無線通信装置と通信を行う端末であって、
前記端末は、複数の基地局から送出される情報を受信する手段と、該受信情報の受信品質に基づいて端末から前記複数の基地局に対する端末要求伝送速度を求める制御手段を有し、
さらに、前記制御手段は、前記受信した前記複数の情報各々から、前記複数の基地局それぞれについて、基地局に接続されている端末数の情報と、基地局から受信した情報のうち、前記基地局に接続された端末が使用している領域と、空き領域を調べ、前記端末要求伝送速度に前記接続されている端末数の情報と接続されてきる端末が使用している領域と空き領域の情報から、それぞれの基地局と接続後の予想スループットを求め、
前記求めた通信可能な伝送速度各々の内で、最も高い伝送速度で通信可能な無線通信装置に接続するように制御することを特徴とする端末。
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