JP4087638B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、トナーを用いる複写装置やプリンタ装置等に用いられ、トナー像を被転写媒体に定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真プロセスを用いた複写装置に組み込まれる定着装置は、被転写媒体上に形成されたトナーを加熱して溶融させ、被転写媒体にトナーを固着する。
【0003】
定着装置に利用可能なトナーを加熱する方法としては、フィラメントランプを点灯させて得られる放射熱を用いる方法やフラッシュランプを用いるフラッシュ定着方式等が広く知られている。なお、近年、発熱源として、誘導加熱装置を用いた定着装置も実用化されている。
【0004】
また、多くの場合、内部にヒータをセットした熱(定着)ローラと、熱ローラの外周の一点で熱ローラに対して所定の圧力で押し付けられる加圧ローラとが用いられる。この構造によれば、発熱源からの熱を効率よくトナーに供給するとともに溶融したトナーを被転写媒体に固着させるための圧力を被転写媒体とトナーに提供することが容易である。
【0005】
ところで、複写装置やプリンタ装置で利用されるトナーの多くは、顔料または染料を熱溶融性の樹脂でコーティングし、粒状あるいは粉体としたものである。従って、多くの場合、定着装置のうちの溶融された状態のトナーと接する部分には、被転写媒体に固着されなかったトナーが残る。このため、熱ローラに残存したトナーを回収するクリーニング機構が付加されている定着装置も、多く実用化されている。
【0006】
熱ローラをクリーニングする方法として、熱ローラの外周面にフェルトを接触させたり、熱ローラにトナーが付着することを抑止するオイルを供給することが知られている。なお、フェルトを用いる場合、熱ローラと接する部分にトナーが固着することから、フェルトをローラ状として、一箇所にトナーが固着することを抑止する方式が実用化されている。
【0007】
その一方で、ローラ状としたフェルトを用いても、複写装置やプリンタ装置の画像形成速度が向上されたこと、および複写装置あるいはプリンタ装置のメインテナンスサイクルが長期化されていることに起因して、メインテナンスサイクルの間に、トナーを回収可能な量が低下して画像不良が発生することが知られている。また、多くのトナーが固着された状態のフェルトを、長時間熱ローラに押し付けることにより、熱ローラの表面に傷がつくという問題も生じている。
【0008】
このため、フェルトをウエブ状として、画像形成回数の累計(所定時間経過)に併せて、熱ローラと接触するフェルトの位置を変化させる[ずらす]、ウエブクリーニング機構が実用化されている。
【0009】
ウエブ状としたフェルトを用いることで、トナーが付着したウエブを順次巻き取る構造とすれば、メインテナンスサイクルに併せてウエブの量を設定することで、クリーニング機構の交換時期を設定できる。なお、ウエブには、熱ローラにトナーが付着することを抑止するオイルが塗布されることもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ウエブ状のフェルトをクリーニング機構に用いた場合であっても、定着装置に組み込まれるウエブの量には、メインテナンスサイクルや、装置内のスペース等の要因により、当然、終端部(巻き取り長さ)がある。
【0011】
従って、画像形成装置に予め設定されている総稼動可能時間(機体ライフ)内で、クリーニング機構のウエブの終端毎に、ウエブを交換する必要が生じる。
【0012】
ところで、クリーニング機構のウエブを交換した直後は、ウエブ回収部に巻き取られていない余分なウエブが定着装置の加熱ローラまたはベルトと加圧ローラとの間に巻き込まれる虞れがある。ウエブが加熱ローラ(ベルト)と加圧ローラとの間に巻き込まれると、最悪の場合、加熱ローラの表面に傷がつき、利用不能(要交換)となる場合がある。なお、加熱ローラを交換することは、多くの時間とコストが要求される問題がある。
【0013】
また、加熱ローラを交換するほどではないとしても、加熱ローラ(ベルト)と加圧ローラに余分なウエブが巻き込まれた場合には、以降の画像形成により出力される用紙に転写されて静電的に付着している状態のトナーをウエブが掻き落とすことになり、正常な画像形成ができなくなる問題がある。
【0014】
一方、巻き取られていないウエブが加熱ローラ(ベルト)と加圧ローラとの間に巻き込まれない場合であっても、余分なウエブが回収側に完全に巻き取られて正常に機能するまでの間は、ウエブが加熱ローラと接するクリーニング位置で、所定回数の画像形成毎に、必ずしも正常に搬送されないことがある。この場合、ウエブに付着したトナーにより加熱ローラの表面が損傷する問題がある。なお、加熱ローラの表面が損傷しないとしても、加熱ローラの表面が十分クリーニングされるとは限らず、出力された用紙(印字出力)に不所望なトナー汚れが生じる問題がある。
【0015】
また、クリーニング機構のウエブを利用して加熱ローラに離型剤であるオイルを塗布する形態の定着装置においては、ウエブを交換した直後は、オイルの量が安定しないという別の問題が生じることも知られている。
【0016】
この発明の目的は、クリーニング機構のある定着装置を用いた画像形成装置において、不所望な画像が形成されることを抑止可能に、クリーニング機構を動作させることのできる画像形成装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ウエブクリーニング機構を有する定着装置を含む画像形成装置において、ウエブを供給するウエブ供給体から供給されたウエブに掛かる張力の変化に伴ってシャフトの位置が変化されることを検知するセンサを含み、ウエブクリーニング機構が、ウエブの交換のために取り外された後、再び装着されたことを検出するウエブ取り外し検出機構と、このウエブ取り外し検出機構によりウエブクリーニング機構が装着されたことが検出された場合に、装着されたウエブクリーニング機構が未装着であったか、既に装着されたことのあるウエブクリーニング機構であるかを判別して、未装着のウエブクリーニング機構であることが判別された場合には、所定量だけウエブクリーニング機構のウエブを回収部に巻き取らせるウエブ送り制御機構と、を有することを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、この発明の実施の形態が適用される画像形成装置の一例として、デジタル複写装置を説明する概略図である。
【0021】
図1に示すように、デジタル複写装置(画像形成装置)101は、複写対象の画像を光の明暗として捕らえて光電変換し、画像データを生成する画像読取装置(スキャナ)102と、スキャナ102もしくは外部から供給される画像データに対応する画像を形成して被転写媒体である用紙Pに定着する画像形成部103とを有する。なお、スキャナ102には、スキャナ102の詳述しない読み取り面(原稿テーブル)に、複写対象を密着させるためのカバーとして機能する自動原稿送り装置(ADF)104が一体的に設けられている。また、ADF104は、周知の通り、複写対象がシート状である場合、1枚毎にADF104を原稿テーブルに対して開閉して複写対象を原稿テーブルに押しつける工程をなくし、スキャナ102による複写対象の画像の読み取り動作と連動して、複写対象を、順次入れ換えることができる。
【0022】
画像形成部103は、所定の電位が与えられた状態で光が照射されることで、光が照射された領域の電位が変化し、その電位の変化を静電像として所定時間の間保持できる感光体が外周面に形成された円筒状の感光体ドラム105を有している。
【0023】
感光体ドラム105には、スキャナ102または外部装置から供給される画像データに対応して光強度が変化されたレーザビームを出力可能な露光装置106により、出力すべき画像の情報が露光される。これにより、感光体ドラム105の外周面に、静電像すなわち画像データに対応した電位変化として、画像が形成される。
【0024】
感光体ドラム105に形成された画像は、現像装置107によりトナーが選択的に供給されることで可視化される。
【0025】
現像装置107によりトナーが供給されることで現像された感光体ドラム105上のトナーの集合体すなわちトナー像は、詳述しない転写装置から転写のための電圧が供給されることで、以下に説明する工程で転写位置に給送された用紙Pに、転写される。なお、用紙Pは、転写位置においてトナー像が転写されるために、ピックアップローラ109によりカセット108から1枚ずつ取り出され、感光体ドラム105とカセット108との間に定義される搬送路110を、予めアライニングローラ111まで搬送される。アライニングローラ111まで搬送された用紙Pは、感光体ドラム105に形成されたトナー像との位置を整合するためにアライニングローラ111が所定タイミングで回転されることで、感光体105上のトナー像と位置が整合されて、転写位置に供給される。
【0026】
転写装置により用紙Pに転写されたトナー像は、用紙Pが移動されることで、定着装置1に搬送される。用紙P上のトナーは、定着装置1から供給される熱によりトナーが溶融されると同時に所定の圧力が加えられることで、用紙Pに定着される。
【0027】
用紙Pに転写されたトナー像は、定着装置1により熱と圧力が加えられることで溶融し、定着装置により提供される圧力で、用紙Pに固定(定着)される。
【0028】
定着装置1でトナー像が定着された用紙Pは、排紙ローラ112により、用紙カセット108とスキャナ102との間に定義されている空間である排紙トレイ113に排出され、順に積層される。なお、排出トレイ113に排出された印字出力(用紙)の枚数は、排出カウンタ114によりカウントされる。
【0029】
図2および図3は、図1に示した画像形成装置に利用される定着装置の一例を説明する概略図である。なお、図3は、図2に示した定着装置1に一体的に組み込まれるウエブ方式のクリーナを詳細に説明している。また、図2および図3では、加熱機構に誘導加熱方式を用いた定着装置を例に説明するが、加熱機構は、いかなる方式であっても構わないことはいうまでもない。
【0030】
定着装置1は、直径が概ね60mmの加熱(定着)ローラ2と直径が概ね60mmの加圧(プレス)ローラ3とからなる。
【0031】
加熱ローラ2は、厚さが2mm程度の金属製、この例では鉄製の中空円筒体である。加熱ローラ2の表面には、四フッ化エチレン樹脂等、に代表されるフッ素樹脂が所定の厚さ堆積された図示しない離型層が形成されている。加熱ローラ2のローラ材質としては、ステンレス鋼、鉄、ニッケル、アルミニウム、あるいはステンレス鋼とアルミニウムとの合金等が利用可能である。加熱ローラ2の長さは、本願の実施の形態では、概ね340mmである。なお、加熱ローラ2の代わりに、耐熱性の高い樹脂フィルムの表面に金属を所定厚さ堆積させたシート体を無端ベルト状とした金属フィルムを用いることもできる。
【0032】
加圧ローラ3は、所定の直径の回転軸の周囲に、所定の厚さのシリコンゴム、もしくはフッ素ゴム等が被覆された弾性ローラである。加圧ローラ3の長さは、概ね320mmである。
【0033】
加圧ローラ3は、加熱ローラ2の軸線と概ね平行で、加圧機構4により、加熱ローラ2の軸線に対して所定の圧力で圧接されている。これにより、加熱ローラ3の外周面の一部が弾性変形し、両ローラ間に所定のニップが定義される。加熱ローラ2に代えて金属フィルムを用いた場合には、ニップは、フィルム側に形成される場合もある。
【0034】
加熱ローラ2は、定着モータ123(図4参照)あるいは感光体ドラム105を回転させるドラムモータ121(図4参照)により、概ね一定の速度で、矢印の方向に回転される。
【0035】
加圧ローラ3は、加圧機構4により所定の圧力で加熱ローラ2に接触されているので、加熱ローラ2が回転されることで、加熱ローラ2とともに一定の速度で回転される。
【0036】
加熱ローラ2の周上であって、加熱ローラ2と加圧ローラ3とのニップ(接触点)よりもローラ2が回転される方向の下流側で、かつニップの近傍の所定位置には、ニップを通過される用紙Pを加熱ローラ2から剥離させる剥離爪5が位置されている。
【0037】
加熱ローラ2の周囲には、ローラ2が回転される方向に沿うとともに、剥離爪5から離れる方向に順に、ウエブクリーニング機構6およびサーミスタ7が配置されている。
【0038】
ウエブクリーニング機構6は、加熱ローラ2上にオフセットされたトナーや被転写材である用紙からの紙粉等を除去(クリーニング)するとともに、加熱ローラ2の離型層にトナーが固着されることを低減するために離型剤(例えば、シリコーンオイル)を塗布するために利用される。サーミスタ7は、ローラ2の表面の温度を検出するために利用される。なお、サーミスタ7は、ローラ2の円周上の任意の位置(断面方向から見たときの位相が設定される必要がない)に設けることができる。また、サーミスタは、2以上設けられてもよい。
【0039】
加圧ローラ3の外周面には、加圧ローラ3の周面の温度検知をするサーミスタ8、加圧ローラ3の周面に、例えばシリコーンオイルの離型剤を塗布するオイルローラ9および加圧ローラ3の周面に付着したトナー等を除去するクリーニングローラ10が設けられている。
【0040】
加熱ローラ2の内側には、ローラ2の材質に、渦電流を発生させる励磁コイル11が配置されている。励磁コイル11は、例えばA4サイズの用紙が、短辺がローラ2の軸線と平行になるように搬送される際に、ローラ2の外周面と接する幅を加熱できる長さに形成されている。
【0041】
励磁コイル11は、線径が、例えば0.5mmの銅線材を耐熱性のポリアミドイミドにより相互に絶縁した線材を複数本、この例では16本束ねたリッツ線により形成される。励磁コイル11をリッツ線で形成することで、高周波交流電流が線材を流れる際に生じる表皮効果の浸透深さよりも各線材の線径を小さくすることができ、高周波電流を有効に流すことができる。
【0042】
励磁コイル11はまた、耐熱性が高く、高い絶縁性を示す、エンジニアリングプラスチックやセラミックで形成されたコイル保持体12に巻き付けられた空芯コイルである。コイル保持体12には、例えばPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材、フェノール材、または不飽和ポリエステル等が利用可能である。
【0043】
また、励磁コイル11を形成する線材の巻き付け方法は、任意の巻き付け方法が利用可能であり、図2に示した例では、コイル保持体12の形状を特徴づけることで、平面コイルを加熱ローラ2の内周に沿わせた形状である。
【0044】
次に、図3を用いて、ウエブクリーニング機構の一例を説明する。
【0045】
ウエブクリーニング機構6は、加熱ローラ2の高温、例えば220℃に耐える化学繊維を、例えばフェルト状のシート体としたウエブ21が所定長さ巻き付けられたウエブ供給体22と、ウエブ21を所定量ずつ巻き取るウエブ回収体23とを有している。また、ウエブ21には、予め離型剤であるシリコーンオイルが所定量吸着されている。なお、ウエブ21の厚さは、例えば54μmである。
【0046】
ウエブ供給体22とウエブ回収体23の間には、ウエブ供給体22からウエブ回収体23に掛け渡されたウエブ21を、加熱ローラ2の周面に所定圧力で接触させる押圧ローラ24が位置されている。
【0047】
従って、加熱ローラ2の周面の任意の領域は、加熱ローラ2が回転されることで、常時ウエブ21と接触される。これにより、加熱ローラ2の周面には、所定量のシリコーンオイルが供給されるとともに、オイルの薄層が形成される。
【0048】
なお、押圧ローラ24は、例えば硬度が30°、外径が20mmのスポンジ状である。また、押圧ローラ24は、以下に説明する駆動機構によりウエブ21がウエブ回収体23に回収される際のウエブ21の移動に従動して、僅かずつ回転される。これにより、加圧ローラ3にウエブ21を押し付ける際の圧力でローラ24が弾性変形することが、防止される。
【0049】
ウエブ回収体23は、ウエブモータ125(図4参照)により回転される、例えばギヤ列やベルトとホイールセット等からなる回転伝達機構25により、所定のタイミングで、所定量ずつ回転される。なお、ウエブ21が一回に移動される量、以下ウエブ送り量と示す、は、図2に示した定着装置すなわち図1に示したデジタル複写装置101では、画像形成回数10回(印字出力が10枚)毎に、0.3mmに設定されている。
【0050】
図4は、図2および図3に示した定着装置ならびにウエブクリーニング機構を動作させるための制御回路の一例を説明する概略図である。
【0051】
定着装置1の加熱ローラ2の内部には、前に説明した通り、加熱ローラ2自身の金属材料に渦電流を生じさせて発熱させるための励磁コイル11が収容されている。励磁コイル11には、励磁コイル11に所定の周波数の高周波出力を供給する励磁ユニット31が接続されている。
【0052】
励磁ユニット31は、励磁コイル11の両端に供給する所定の周波数の高周波出力を出力可能なスイッチング回路32とスイッチング回路32に所定の周波数の高周波出力を出力させるための制御信号を供給する駆動制御部33を含む。
【0053】
スイッチング回路32には、商用電源を受電した交流電圧を整流して直流電圧を供給する整流回路131から、直流電圧が供給される。なお、駆動制御部33の動作電源には、励磁コイル11の出力が変化されることにより、スイッチング回路32を経由して戻される電圧の変化の影響を抑止するため、整流回路131から出力される整流出力を定電圧回路132で定電圧化した電圧が利用される。
【0054】
駆動制御部33は、インタフェース150を通じて、画像形成部103側の主制御装置151と接続されている。なお、駆動制御部33は、加熱ローラ2の外周面の温度を検知した検知出力であるサーミスタ7の出力と加圧ローラ3の外周面の温度を検知した検知出力であるサーミスタ8の出力のそれぞれと、画像形成部103側の主制御装置151から入力される制御信号に応じて、スイッチング回路32が出力すべき周波数を求め、スイッチング回路32が出力すべき高周波出力の周波数を設定する。
【0055】
画像形成部103側の主制御装置151には、以下に説明するモータを所定の回転数(速度)で回転させるモータ駆動回路161が接続されている。
【0056】
例えば、図1に示した複写装置101には、感光体ドラム105を所定回転数で回転させるドラムモータ121、定着装置1の加熱ローラ2を回転させる定着モータ123およびウエブクリーニング機構6のウエブ回収体23を回転させるウエブモータ125等が組み込まれている。
【0057】
すなわち、主制御装置151により任意のモータの回転が指示されることで、モータ駆動回路161から対応するモータに、所定数のモータ駆動パルスが供給される。なお、定着モータ123が省略され、ドラムモータ121の回転が加熱ローラ2に伝達されることもある。
【0058】
主制御装置151には、ウエブ21を移動させるタイミング(条件)と個々の条件に対応するウエブ送り量すなわちウエブ回収体23が回転される量が、任意に変更可能に、供給される。また、ウエブ21を移動させるタイミング(条件)は、例えばROM152に記憶させることで、必要に応じて、変更可能である。なお、ROM152に記憶されているウエブ送り量は、例えば主制御装置151に接続された制御パネル141を用いて変更することもできる。
【0059】
以下、本発明の特徴であるウエブ送り量の制御について詳細に説明する。
【0060】
定着装置1のウエブクリーニング機構6を、メインテナンス(ウエブ交換)のために交換すると、既に説明した通り、新しいクリーニング機構6のウエブ21がウエブ回収部23に巻き取られる前の余分なウエブが定着装置1の加熱ローラ2と加圧ローラ3との間に巻き込まれる虞れがある。また、余分なウエブ21が回収部23に完全に巻き取られて正常に機能するまでの間は、ウエブ21が加熱ローラ2と接するクリーニング位置で、所定回数の画像形成毎に、必ずしも正常に搬送されないことがある。なお、本願発明のクリーニング機構6では、ウエブ21を利用して、加熱ローラ2に離型剤である図示しないオイルを塗布しているので、ウエブを交換した直後は、オイルの量が安定しないことがある。
【0061】
図5は、ウエブクリーニング機構のウエブ供給体からウエブ回収体にウエブが巻き取られた量とウエブに予め提供されている離型剤であるオイルが加熱ローラの表面に供給される程度の変化を説明している。
【0062】
図5に示されるように、例えば未使用のウエブ21がウエブ供給体22に巻き付けられた状態で、最外周から数巻き分については、クリーニング機構6の保管状態にも支配されるが、ウエブ21に予め浸み込ませられているオイルが均一に加熱ローラ2に供給されない場合がある。なお、例えばウエブ21の厚さが54μm、供給部22に巻き付けられている(ウエブ21の)総巻き付け長さが22mである場合、加熱ローラ2に供給されるべきオイルの量を20g/m2(図6参照)とすれば、供給部22に巻き付けられた状態のウエブ21を、概ね0.5m巻き取ることにより、加熱ローラ2に供給されるべきオイルの量が均一化できることが確認されている。
【0063】
このことから、例えばウエブ21が未使用のクリーニング機構6が定着装置1に装着された場合には、画像形成が繰り返されるか否かに拘わらず、画像形成に先だって、所定長さすなわち加熱ローラ2の供給されるオイルの量が所定の量に達して概ね均一になるまで、ウエブ21を、ウエブ回収部23に巻き取ることが好ましい。なお、画像形成に先だって巻き取るべきウエブの長さは、ウエブの厚さ、ウエブが巻き付けられている状態でウエブに供給されているオイルの量、ウエブ供給部に巻き付けられているウエブの巻き付け状態(供給部22に巻き付けられているウエブの外径すなわち巻き付け圧力)等に応じて、任意に設定されることはいうまでもない。
【0064】
図6は、加熱ローラの表面に供給されるオイルの量(g/m2)と印字出力(出力画像)に生じる画像汚れの程度を説明している。
【0065】
例えば、印字出力に現れる画像汚れを5段階で示し、2段階(0を含んで中間値)までを画像汚れの許容範囲とすれば、ローラ2の表面に供給されたオイルの量が10g/m2程度である場合に、画像汚れが許容範囲を越えることが確認されている。
【0066】
このことから、図5を用いて前に説明したが、ウエブ21を介して加熱ローラ2に供給すべきオイルの下限値は、20g/m2程度である。
【0067】
図7は、ウエブが加熱ローラと接している位置を変化させるタイミングと印字出力(出力画像)に生じる画像汚れとの程度を説明している。なお、加熱ローラの表面には、ウエブを介して所定厚さだけオイルが供給されているものとする。
【0068】
図7に示されるように、加熱ローラ2の表面に所定量の離型剤であるオイルが供給されている場合、印字出力に現れる画像汚れを5段階で示し、2段階(0を含んで中間値)までを画像汚れの許容範囲とすれば、加熱ローラ2の表面と接触しているウエブ21を、画像形成10回毎に、0.1ないし0.4mmだけ移動させたならば、ウエブ21を移動させる量が0.2mmよりも少ない場合には、画像汚れが許容範囲を越えることが確認されている。なお、本願発明の定着装置2においては、ウエブ送り量は、前に説明した通り、0.3mm/画像形成10回に設定されている。
【0069】
図8は、ウエブクリーニング機構を交換した際に、余分なウエブを巻き取らずにそのまま画像形成を開始した際に生じることのあるウエブのたるみに起因して画像形成毎にウエブが正常に巻き取られなかった場合に、加熱ローラの表面が不所望に摩耗することを説明している。
【0070】
図8から明らかなように、画像形成が繰り返される毎に加熱ローラ2の表面が摩耗することは避けられないが、通常は、定着装置1に要求されている画像形成回数の範囲内では、曲線aで示されるように、加熱ローラ2の表面の摩耗が所定の範囲内に収まるように、ウエブ送り量が設定されている。これにより、離型剤であるオイルの量も適正量が供給される。
【0071】
しかしながら、前に説明した通り、ウエブクリーニング機構6を交換した際にウエブ21にたるみが生じたままで画像形成を開始した場合には、トナーが付着したウエブ21が正常に巻き取られずに、加熱ローラ2の表面に擦れあったままになることがある。この場合、曲線bで示される通り、加熱ローラ2の表面が不所望に摩耗して、定着装置1に要求されている画像形成回数の範囲内であるにも拘わらず、画像形成ができなくなる問題がある。
【0072】
図9は、図5ないし図7に示したウエブ送り条件および加熱ローラへのオイル塗布量を満足しながら、図8で説明した加熱ローラの表面の摩耗を所定の範囲内に抑えることのできるウエブクリーニング機構を交換した際のウエブ送り制御の例を説明している。なお、ウエブクリーニング機構が交換されたか否かは、例えば図10を用いて後段に説明する取り外し検知機構を設けることで、容易に検知可能である。
【0073】
図9に示される通り、任意のタイミングで複写装置101が通電される(電源がオンされる)ことにより(S1)、カウンタ153が「0」か否かがチェックされる(S2)。
【0074】
ステップS2において、カウンタ153のカウント値が「0」である場合(S2−YES)、ウエブモータ125が所定時間、例えば65秒間回転され、余分なウエブ21が回収部23に回収される(S3)。
【0075】
ステップS3において、余分なウエブが回収部23に回収されると、カウンタ153に、ウエブ21が巻き取られた長さに相当する画像形成回数の累計を近似した、例えば「1000」が加算される。すなわち、巻き取ったウエブの長さが画像形成の累計として記憶される(S4)。
【0076】
以下、通常の画像形成モードが設定される(S5)。なお、ステップS2で、カウンタ153のカウント値が「0」より大きいことが検知された場合(S2−NO)、ステップS5により通常の画像形成モードが設定されることはいうまでもない。
【0077】
図10は、ウエブクリーニング機構が、何らかの理由でウエブの終端に達していない状態で、定着装置から一旦取り外されて再び装着されたことを検知可能なウエブ取り外し検出機構の一例を説明する概略図である。
【0078】
図10(a)に示されるように、図2により前に説明したウエブクリーニング機構6のウエブ供給部22のシャフト22aは、詳述しないウエブクリーニング機構の筐体6aから突出された長穴6b内を加熱ローラ2の回転軸と接近/待避する方向に移動可能に、筐体6aに支持されているとする。
【0079】
シャフト22aは、図10(b)に示すように、ウエブモータ23からの駆動力を受ける駆動力伝達機構25と正常に噛み合うことのできるクリーニング位置に装着されることで、駆動力伝達機構25の近傍に設けられたシャッタ27を、加熱ローラ2の回転中心(回転軸)に向かう方向に押し下げる。
【0080】
シャッタ27は、例えばばね28により加熱ローラ2の回転中心から待避する方向に引き寄せられるよう、筐体6aに配置されている。なお、シャッタ27が所定の位置に位置されているか否かは、例えば光学式センサ(フォトインタラプタ)29により、常時モニタされる。
【0081】
従って、ウエブクリーニング機構6すなわちウエブ供給部22が何らかの理由で定着装置1から取り外された場合は、シャフト22aからシャッタ27に提供されるローラ2の回転中心に向かう方向の押し下げ力がなくなるとともに、ばね28の作用により、シャッタ27もローラ2の回転中心から待避する方向に移動される。これにより、センサ29により、ウエブクリーング機構6が定着装置1から取り外されたことが検知される。なお、センサ29の出力は、図4に示した主制御装置151の図示しない入力ポートに入力される。
【0082】
図11は、図10(a)および(b)により説明したウエブクリーニング機構取り外し検知機構の動作を説明する概略図である。
【0083】
図11(a)に示すように、シャフト22aすなわちウエブクリーニング機構6が定着装置1から取り外されると、シャッタ27は、ばね28により、ローラ2の回転中心から遠のいた所定の位置に移動される。従って、センサ29は、主制御装置151に、シャッタ27が解放されたことを報知する。これに伴って、主制御装置151は、例えばファームウエアにより定義されている取り外しコードに「1」をセット(取り外しコードを「0」から「1」に変更)する。
【0084】
ウエブクリーニング機構6が再び定着装置1に装着されると、図11(b)に示すように、シャッタ27には、ウエブ供給部22のシャフト22aにより、わずかに押し下げられる(ローラ2の回転中心に向かう力をうける)。なお、この状態では、ウエブ21がたるんだままであるから、シャッタ27がセンサ29に検知される位置まで、移動されるとは限らない。従って、ウエブ取り外しコードは、「1」のまま維持される。
【0085】
図11(c)は、図9を用いて前に説明したウエブ巻き取り動作によりウエブ21がウエブ回収部23に所定量巻き取られることで、ウエブ21に所定の張力(テンション)が掛かり、ウエブクリーニング機構6のウエブ供給部22のシャフト22aが所定の位置に位置された状態を示している。
【0086】
図11(c)から明らかなように、図9を用いて前に説明したウエブ巻き取り工程が実行されてウエブ21に所定のテンションが掛かると、ウエブ供給部21と押圧ローラ24との間にたるんでいることのあるウエブ21がウエブ回収部23に巻き取られる。これにより、ウエブ供給部22のシャフト22aがシャッタ27を押し下げるので、センサ29によりシャッタ27が検知される。従って、センサ29から主制御装置151に、シャッタ27が所定の位置に位置されたことが報知される。これに伴って、主制御装置151は、例えばファームウエアにより定義されている取り外しコードに「0」をセット(取り外しコードを「1」から「0」に変更)する。
【0087】
図12は、図10および図11に示したウエブクリーニング機構の取り外しの検知とウエブクリーニング機構が再び装着された際のウエブ巻き取り制御の一例を説明するフローチャートである。
【0088】
任意のタイミングで複写装置101が通電される(電源がオンされる)ことで(S11)、図10に示したウエブ取り外し検知機構および図11を用いて説明したウエブ取り外し検知に従って、ウエブクリーニング機構が定着装置から取り外されたか否かがチェックされる(S12)。
【0089】
すなわち、取り外しコードが「0」であるか「1」であるかが判定される(s13)。ステップS13で、取り外しコードが「0」であれば、ウエブクリーニング機構が取り外されたことがないと判断され(S13−NO)、後段に説明する通常制御が実行される。
【0090】
ステップS13で、取り外しコードが「1」であることが検知されると(S13−YES)、カウンタのカウント値がチェックされ、クリーニング機構6が未使用か否かがチェックされる(S14)。
【0091】
ステップS14において、カウンタのカウント値が「0」であれば(S14−YES)、未使用のウエブクリーニング機構が装着された、と判断され、ウエブモータ125が所定時間、例えば65秒間、回転される(S15)。
【0092】
ステップS15により、余分なウエブが回収部23に回収されると、カウンタ153に、ウエブ21が巻き取られた長さに相当する画像形成回数の累計を近似した、例えば「1000」が加算される。すなわち、巻き取ったウエブの長さが画像形成の累計として記憶される(S16)。
【0093】
続いて、図11(c)を用いて前に説明したシャッタ27によるセンサ29の遮蔽すなわちセンサ29がシャッタ27により遮られたことがチェックされて、センサ29の出力がシャッタ27が所定の位置に位置されていることが検知された時点で、取り外しコードが「0」に戻される(S17)。
【0094】
以下、通常の画像形成モードが設定される(S18)。
【0095】
一方、ステップS14において、カウンタのカウント値が「0」よりも大きなカウント値である場合には、ウエブ21のうち露出しているウエブ21(供給部22の外周面の1周分)を回収部23に巻き取ることができる程度、ウエブ回収モータ125が、回転される。なお、露出しているウエブ21を回収するためにウエブ回収モータ125が回転される時間は、例えば30秒である(S19)。
【0096】
以下、前に説明したシャッタ27によるセンサ29の遮蔽すなわちセンサ29がチェックされて、センサ29の出力がシャッタ27が所定の位置に位置されていることが検知された時点で取り外しコードが「0」に戻され(S17)、引き続いて、通常の画像形成モードが設定される(S18)。
【0097】
このように、ウエブクリーニング機構付きの定着装置において、クリーニング機構を定着装置から取り外した場合やウエブの終端が到達した時点で、画像形成に先だってウエブのたるみを巻き取ることで、クリーニング機構を交換することにより生じるウエブのたるみに起因して不良画像が発生することを防止できる。なお、ウエブが終端まで使用されていないクリーニング機構を途中で取り外した場合には、露出されているウエブを巻き取るのみであるから、不所望にウエブが巻き取られてメインテナンスサイクルが短縮されることがない。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ウエブクリーニング機構付きの定着装置において、交換されたクリーニング機構の未使用のウエブの影響により画像が擦られて不良画像が発生したり、離型剤であるオイルの供給量が不十分で加熱ローラが不所望に摩耗することが抑止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の定着装置が組み込まれる画像形成装置の一例を説明する概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置に利用可能な定着装置の一例を説明する概略図。
【図3】図2に示した定着装置に用いられるウエブクリーニング機構の一例を説明する概略図。
【図4】図2および図3に示した定着装置および図1に示した画像形成装置の制御系を説明する概略ブロック図。
【図5】ウエブクリーニング機構のウエブ供給体からウエブ回収体にウエブが巻き取られた量とウエブに予め提供されている離型剤であるオイルが加熱ローラの表面に供給される程度の変化を説明する概略図。
【図6】加熱ローラの表面に供給されるオイルの量と印字出力(出力画像)に生じる画像汚れの程度を説明する概略図。
【図7】ウエブが加熱ローラと接している位置を変化させるタイミングと印字出力(出力画像)に生じる画像汚れとの程度を説明する概略図。
【図8】ウエブクリーニング機構を交換した際に、余分なウエブを巻き取らずにそのまま画像形成を開始した際に生じることのあるウエブのたるみに起因して画像形成毎にウエブが正常に巻き取られなかった場合に、加熱ローラの表面が不所望に摩耗することを説明する概略図。
【図9】図5ないし図7に示したウエブ送り条件および加熱ローラへのオイル塗布量を満足しながら、図8で説明した加熱ローラの表面の摩耗を所定の範囲内に抑えることのできるウエブクリーニング機構を交換した際のウエブ送り制御の例を説明するフローチャート。
【図10】ウエブクリーニング機構が、何らかの理由でウエブの終端に達していない状態で、定着装置から一旦取り外されて再び装着されたことを検知可能なウエブ取り外し検出機構の一例を説明する概略図。
【図11】図10(a)および(b)を用いて説明したウエブクリーニング機構取り外し検知機構の動作を説明する概略図。
【図12】ウエブの終端に達していない状態で、ウエブクリーニング機構を着脱した際のウエブ送り制御の例を説明するフローチャート。
【符号の説明】
1・・・定着装置、
2・・・加熱ローラ、
6・・・ウエブクリーニング機構、
6b・・長穴、
21・・・ウエブ、
22・・・ウエブ供給体、
22a・・シャフト、
23・・・ウエブ回収体、
24・・・押圧ローラ、
25・・・回転伝達機構、
27・・・シャッタ、
28・・・ばね、
29・・・センサ、
101・・・複写装置、
125・・・ウエブモータ、
141・・・操作パネル、
150・・・インタフェース、
151・・・主制御装置、
153・・・カウンタ、
161・・・モータ駆動回路。
Claims (3)
- ウエブクリーニング機構を有する定着装置を含む画像形成装置において、
ウエブを供給するウエブ供給体から供給されたウエブに掛かる張力の変化に伴ってシャフトの位置が変化されることを検知するセンサを含み、ウエブクリーニング機構が、ウエブの交換のために取り外された後、再び装着されたことを検出するウエブ取り外し検出機構と、
このウエブ取り外し検出機構によりウエブクリーニング機構が装着されたことが検出された場合に、装着されたウエブクリーニング機構が未装着であったか、既に装着されたことのあるウエブクリーニング機構であるかを判別して、未装着のウエブクリーニング機構であることが判別された場合には、所定量だけウエブクリーニング機構のウエブを回収部に巻き取らせるウエブ送り制御機構と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記ウエブ取り外し検出機構のセンサは、ウエブ供給体のシャフトの移動により移動されるシャッタの位置を検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記ウエブ取り外し検出機構のセンサが検出するシャッタは、ウエブ供給体のウエブが巻き取られることによりウエブ供給体のシャフトに掛かる張力により、センサを動作させる方向に移動することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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