JP4087578B2 - 基板搬送装置および基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送装置および基板搬送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス基板等の縁部にフィルム状の電子部品(以下「フィルム電子部品」という。)を実装する部品実装装置に係り、とりわけ、フィルム電子部品が実装されたガラス基板を搬送する基板搬送装置および基板搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、液晶表示装置やプラズマディスプレイパネル(PDP)等のフラットパネルディスプレイを製造するための部品実装装置として、ガラス基板の縁部にフィルム電子部品を実装する部品実装装置が知られている。
【0003】
図5はこのような部品実装装置によりフィルム電子部品が実装されたガラス基板の一例を示す図である。図5に示すように、ガラス基板31は、大きさの異なる2種類の基板31a,31bが貼り合わされてなり、その外周の表裏両面(上側基板31aの下面および下側基板31bの上面)に複数のフィルム電子部品32が実装されている。
【0004】
ところで、近年、フラットパネルディスプレイで用いられるガラス基板は非常に大型化してきており、それに伴ってガラス基板に実装されるフィルム電子部品も大型化してきている。また、ガラス基板に実装されるフィルム電子部品として、プリント基板や放熱板等が接続されたフィルム電子部品も用いられるようになってきている。このため、このようなフィルム電子部品が実装されたガラス基板を搬送ステージ等により搬送すると、フィルム電子部品がガラス基板から自重により垂れ、他のユニットとの干渉や搬送時の振動等により加えられる衝撃によりフィルム電子部品が搬送途中で落下するおそれがある。また、搬送時に加えられる振動によりフィルム電子部品がガラス基板にぶつかり、ガラス基板が破損してしまうおそれもある。
【0005】
そこで、従来においては、このようなフィルム電子部品が実装された大型のガラス基板を搬送する場合には、図6に示すように、フィルム電子部品32が実装されたガラス基板31をトレイ33上に載置し、トレイ33ごと搬送ステージ等により搬送する方法が用いられるのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、大型のガラス基板を搬送するためのトレイは大型でかつ重量があるので、トレイを人手により交換することが難しく、トレイ用のハンドリング機構を別に設ける必要があり、装置の設置面積やコストが増大するという問題がある。また、部品実装装置の排出位置から排出されたトレイは一般的に供給位置へ自動で戻されるようになっているので、トレイが供給位置に戻ってくるまでの間、次のガラス基板を投入することができず、生産性を著しく低下させてしまうという問題がある。さらに、フラットパネルディスプレイの品種(すなわちガラス基板の寸法)ごとにトレイを準備する必要があるので、ランニングコストが増加するという問題がある。
【0007】
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、フィルム状の電子部品が実装された基板の搬送を、フィルム状の電子部品の落下や基板の破損等を生じさせることなく効率的かつ確実に行うことができる基板搬送装置および基板搬送方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、その第1の解決手段として、基板を支持して搬送する第1搬送機構と、前記第1搬送機構による基板の搬送に伴って動作し、前記基板に実装されるフィルム状の電子部品を支持して搬送する第2搬送機構とを備えたことを特徴とする基板搬送装置を提供する。
【0009】
なお、上述した第1の解決手段においては、前記フィルム状の電子部品をその下面側から支持するように前記第2搬送機構をその待避位置から支持位置まで移動させる移動機構をさらに備えることが好ましい。
【0010】
本発明は、その第2の解決手段として、フィルム状の電子部品が縁部に実装された基板を投入する工程と、投入された基板を第1搬送機構により支持するととともに、当該基板の縁部に実装されたフィルム状の電子部品を第2搬送機構により支持する工程と、前記第1搬送機構による基板の搬送に伴って前記第2搬送機構を動作させ、投入された基板をフィルム状の電子部品とともに搬送する工程とを含むことを特徴とする基板搬送方法を提供する。
【0011】
本発明によれば、投入された基板を第1搬送機構により支持するととともに、当該基板の縁部に実装されたフィルム状の電子部品を第2搬送機構により支持し、第1搬送機構による基板の搬送に伴って第2搬送機構を動作させることにより、投入された基板をフィルム状の電子部品とともに搬送するので、フィルム状の電子部品が縁部に実装された基板の搬送を、フィルム状の電子部品の落下や基板の破損等を生じさせることなく効率的かつ確実に行うことができる。
【0012】
また、本発明によれば、フィルム状の電子部品をその下面側から支持するように第2搬送機構をその待避位置から支持位置まで移動させるようにすることにより、フィルム状の電子部品を安全かつ確実に支持することができ、基板からフィルム状の電子部品が外れることを効果的に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は本発明による基板搬送装置の一実施の形態を示す図である。
【0014】
まず、図3および図4により、本発明による基板搬送装置を備えた部品実装装置の全体構成について説明する。
【0015】
図3および図4に示すように、部品実装装置1は、ガラス基板31の縁部にフィルム電子部品32を実装するためのものであり、圧着ツール24と、圧着ツール24を移送する移送機構41とを備え、圧着ツール24に吸着されたフィルム電子部品32をガラス基板31の縁部に実装することができるようになっている。なお、移送機構41は、圧着ツール24を上下方向(Z方向)に移動させるZ方向移動装置42と、圧着ツール24をZ方向移動装置42とともに水平方向(Y方向)に移動させるY方向移動装置43とを有し、圧着ツール24により吸着されたフィルム電子部品32を部品受け渡し位置Tから部品実装位置B(ガラス基板31の縁部)まで移送することができるようになっている。
【0016】
ここで、フィルム電子部品32は、トレイや打ち抜き機構等からなる部品供給装置44から供給され、部品取り出し機構45により中間ステージ49まで移送される。また、部品取り出し機構45は、フィルム電子部品32を吸着する吸着ノズル46と、吸着ノズル46をZ方向に移動させるZ方向移動装置47と、吸着ノズル46をZ方向移動装置47とともにY方向に移動させるY方向移動装置48とを有している。また、中間ステージ49は、フィルム電子部品32を載置する載置台50と、載置台50を水平方向(X方向)に移動させるX方向移動装置51とを有している。
【0017】
一方、フィルム電子部品32が実装されるガラス基板31は、X方向、Y方向およびθ方向に移動可能な搬送ステージ10により部品実装位置Bまで搬送される。なお、部品実装位置Bには、部品実装位置Bに位置付けられた圧着ツール24と対向するようにバックアップツール23が設けられており、圧着ツール24によりフィルム電子部品32がガラス基板31の縁部に実装されるときに、搬送ステージ10により部品実装位置Bに搬送されたガラス基板31の縁部を下面側から支持するようになっている。また、部品実装位置Bには、ガラス基板31とフィルム電子部品32とを撮像する撮像装置35が設けられている。なお、バックアップツール23は、撮像装置35によりガラス基板31とフィルム電子部品32とが撮像されるときにはその視野から待避するようになっている。ここで、ガラス基板31およびフィルム電子部品32にはそれぞれ位置決め用マークが設けられており、これらの位置決め用マークを含む撮像領域が撮像装置35により撮像される。撮像装置35により撮像された撮像結果は画像処理装置(図示せず)により処理され、ガラス基板31およびフィルム電子部品32の位置が認識される。
【0018】
なお、部品実装位置Bにてフィルム電子部品32が実装されたガラス基板31は、部品排出位置Dにて搬送ステージ10から基板搬送装置11に受け渡され、次工程の装置へ送られるようになっている。
【0019】
次に、図1および図2により、図3および図4に示す基板搬送装置11の詳細について説明する。
【0020】
図1および図2に示すように、基板搬送装置11は、フィルム電子部品32が縁部に実装されたガラス基板31を搬送するものであり、ガラス基板31を支持して搬送する第1搬送機構20と、第1搬送機構20によるガラス基板31の搬送に伴って動作し、ガラス基板31に実装されるフィルム電子部品32を支持して搬送する第2搬送機構21とを備えている。
【0021】
このうち、第1搬送機構20は、駆動プーリ15a,15bと、従動プーリ25a,25bと、駆動プーリ15a,15bおよび従動プーリ25a,25bに掛け回されて延びる基板搬送用ベルト12a,12bとを有している。駆動プーリ15a,15bには駆動軸14a,14bを介して駆動モータ13a,13bが取り付けられており、基板搬送用ベルト12a,12bを所定方向に移動させることができるようになっている。なお、第1搬送機構20には移動機構(図示せず)が設けられており、ガラス基板31をその下面側から支持するように第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bをその待避位置(ガラス基板31の下方位置)から支持位置まで上下方向に移動させることができるようになっている。ここで、基板搬送用ベルト12a,12bを左右に一対設けているのは、基板搬送用ベルト12a,12b間に搬送ステージが侵入可能な空間を確保するためである。
【0022】
また、第2搬送機構21は、駆動プーリ19a,19bと、従動プーリ26a,26bと、駆動プーリ19a,19bおよび従動プーリ26a,26bに掛け回されて延びる電子部品搬送用ベルト16a,16bとを有している。駆動プーリ19a,19bにはそれぞれ駆動軸18a,18bを介して駆動モータ17a,17bが取り付けられており、電子部品搬送用ベルト16a,16bを所定方向に移動させることができるようになっている。なお、第2搬送機構21には移動機構(図示せず)が設けられており、フィルム電子部品32をその下面側から支持するように第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bをその待避位置(ガラス基板31の下方位置)から支持位置まで円弧状に移動させることができるようになっている(図1参照)。また、移動機構(図示せず)により、第2搬送機構21の支持位置における電子部品搬送用ベルト16a,16b同士の(搬送方向に直交する方向の)間隔を変えることができるようになっている。
【0023】
なお、第1搬送機構20の駆動モータ13a,13bおよび第2搬送機構21の駆動モータ17a,17bには制御装置22が接続されており、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bと第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bとを同期して動作させるようになっている。また、第1搬送機構20の移動機構(図示せず)および第2搬送機構21の移動機構(図示せず)にも制御装置22が接続されており、ガラス基板31が基板搬送装置11に投入されたときに、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bをその待避位置から支持位置まで移動させるとともに、第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bをその待避位置から支持位置まで移動させるようになっている。
【0024】
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
図3および図4において、フィルム電子部品32が部品供給装置44から供給され、部品取り出し機構45により中間ステージ49まで移送される。ここで、部品取り出し機構45は、吸着ノズル46によりフィルム電子部品32を吸着した後、Z方向移動装置47およびY方向移動装置48により吸着ノズル46をZ方向およびY方向に移動させ、吸着ノズル46に吸着されたフィルム電子部品32を中間ステージ49の載置台50まで移送する。
【0025】
その後、中間ステージ49は、X方向移動装置51により載置台50をX方向に移動させ、載置台50上に載置されたフィルム電子部品32を部品受け渡し位置Tまで移送する。
【0026】
この状態で、移送機構41は、Z方向移動装置42およびY方向移動装置43により、圧着ツール24をZ方向およびY方向に移動させ、部品受け渡し位置Tにて、圧着ツール24により中間ステージ49の載置台50上に載置されたフィルム電子部品32を吸着した後、圧着ツール24により吸着されたフィルム電子部品32を部品受け渡し位置Tから部品実装位置B(ガラス基板31の縁部)まで移送する。
【0027】
一方、搬送ステージ10によりガラス基板31が部品実装位置Bへ搬送される。
そして、このようにして搬送ステージ10により搬送されたガラス基板31と、移送機構41により圧着ツール24により吸着された状態で搬送されたフィルム電子部品32とを位置合わせするため、撮像装置35および画像処理装置(図示せず)を用いてその相対的な位置関係を認識する。
【0028】
その後、このようにして認識された位置データに基づいて、移送機構41のZ方向移動装置42およびY方向移動装置43により圧着ツール24を移動させ、または搬送ステージ11を移動させることにより、圧着ツール24に吸着されたフィルム電子部品32とガラス基板31との位置合わせを行う。ここで、この位置合わせは、移送機構41と基板搬送ユニット10の両方を用いて行っても、いずれか一方のみを用いて行ってもよい。なお、移送機構41のみを用いる場合は移送機構41にX方向移動装置および回転(θ)方向移動装置を付加することが好ましい。
【0029】
そして最終的に、バックアップツール23によりガラス基板31の縁部を下面側から支持した状態で、圧着ツール24に吸着されたフィルム電子部品32をガラス基板31に対して押圧し、異方性導電膜等の接続部材(図示せず)を介してガラス基板31の縁部にフィルム電子部品32を仮付けする。
【0030】
なお、このようにしてガラス基板31の縁部に仮付けされたフィルム電子部品32は、加熱・加圧ユニット(図示せず)により本圧着され、その後、部品排出位置Dにて搬送ステージ10から基板搬送装置11へ受け渡され、次工程の装置へ送られる。
【0031】
具体的には、まず、搬送ステージ10により、フィルム電子部品32が縁部に実装されたガラス基板31が部品排出位置Dまで搬送され、基板搬送装置11に投入される。なおこのとき、基板搬送装置11において、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bおよび第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bは、待避位置にある。
【0032】
この状態で、制御装置22による制御の下で、移動機構(図示せず)により、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bをその待避位置から支持位置まで移動させるとともに、第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bをその待避位置から支持位置まで移動させる。これにより、ガラス基板31が第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bにより支持されるとともに、ガラス基板31の縁部に実装されたフィルム電子部品32が第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bにより支持される。
【0033】
その後、制御装置22による制御の下で、第1搬送機構20の駆動モータ13a,13bおよび第2搬送機構21の駆動モータ17a,17bを駆動し、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bと第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bとを同期して動作させる。これにより、第1搬送機構20によるガラス基板31の搬送に伴って第2搬送機構21が動作し、投入されたガラス基板31がフィルム電子部品32とともに搬送される。
【0034】
このように本実施の形態によれば、投入されたガラス基板31を第1搬送機構20により支持するととともに、当該ガラス基板31の縁部に実装されたフィルム電子部品32を第2搬送機構21により支持し、第1搬送機構20によるガラス基板31の搬送に伴って第2搬送機構21を動作させることにより、投入されたガラス基板31をフィルム電子部品32とともに搬送するので、フィルム電子部品32が縁部に実装されたガラス基板31の搬送を、フィルム電子部品32の落下やガラス基板31の破損等を生じさせることなく効率的かつ確実に行うことができる。
【0035】
また、本実施の形態によれば、フィルム電子部品32をその下面側から支持するように第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bをその待避位置から支持位置まで円弧状に移動させているので、フィルム電子部品32を安全かつ確実に支持することができ、ガラス基板31からフィルム電子部品32が外れることを効果的に防止することができる。
【0036】
さらに、本実施の形態によれば、第2搬送機構21の支持位置における電子部品搬送用ベルト16a,16b同士の(搬送方向に直交する方向の)間隔を変えることができるので、フラットパネルディスプレイの品種(すなわちガラス基板の寸法)が変わっても容易に対応することができる。
【0037】
なお、上述した実施の形態においては、第1搬送機構20および第2搬送機構21における搬送手法としてベルトコンベア方式を用いているが、これに限らず、複数の転がり部材(ローラ部材)によりガラス基板31およびフィルム電子部品32を搬送するローラコンベア方式等の任意の方式を用いることができる。なお、搬送手法としてローラコンベア方式を用いる場合には、手動によりガラス基板31およびフィルム電子部品32を搬送することができる。
【0038】
また、上述した実施の形態においては、第1搬送機構20の基板搬送用ベルト12a,12bおよび第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bを駆動モータ13a,13bおよび駆動モータ17a,17bという別々の駆動源により駆動させるようにしているが、一つの駆動源により駆動するようにしてもよい。
【0039】
さらに、上述した実施の形態においては、フィルム電子部品32をその下面側から支持するように第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bがその待避位置(ガラス基板31の下方位置)から支持位置まで円弧状に移動するようになっているが、ガラス基板31およびその縁部に実装されたフィルム電子部品32を基板搬送装置11の上方から基板搬送装置11に対して載置する場合であれば、第2搬送機構21の電子部品搬送用ベルト16a,16bは第1搬送機構21の基板搬送用ベルト12a,12bに対して相対的に固定としてもよい。なお、この場合、基板搬送用ベルト12a,12bは幅広の単一のベルトを用いることが可能である。この場合、図2において、ガラス基板31の短辺側の縁部に電子部品が実装される場合、この電子部品を単一の幅広ベルトにより効果的に支持することができる。
【0040】
さらに、本実施の形態において、基板搬送用ベルト12a,12bおよび電子部品搬送用ベルト16a,16bの材質は特に限定されるものではないが、導電性材料を用いた場合には、ガラス基板31やフィルム電子部品32に生じた静電気を効果的に除去することができる。これにより、静電気によりガラス基板31やフィルム電子部品32が破損することを防止することができる。
【0041】
さらにまた、上述した実施の形態においては、基板搬送装置10を、部品実装装置1により行われる工程のうち、フィルム電子部品32が実装されたガラス基板を排出するための工程で用いているが、これに限らず、部品実装装置1により行われる任意の工程で用いることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、フィルム状の電子部品が縁部に実装された基板の搬送を、フィルム状の電子部品の落下や基板の破損等を生じさせることなく効率的かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板搬送装置の一実施の形態の要部を示す正面図。
【図2】本発明による基板搬送装置の一実施の形態の要部を示す平面図。
【図3】本発明による基板搬送装置を備えた部品実装装置の全体構成を示す側面図。
【図4】本発明による基板搬送装置を備えた部品実装装置の全体構成を示す平面図。
【図5】フィルム電子部品が実装されたガラス基板を示す図。
【図6】フィルム電子部品が実装されたガラス基板を搬送する従来の方法を説明するための図。
【符号の説明】
1 部品実装装置
10 搬送ステージ
11 基板搬送装置
12a,12b 基板搬送用ベルト
13a,13b 駆動モータ
14a,14b 駆動軸
15a,15b 駆動プーリ
16a,16b 電子部品搬送用ベルト
17a,17b 駆動モータ
18a,18b 駆動軸
19a,19b 駆動プーリ
20 第1搬送機構
21 第2搬送機構
22 制御装置
23 バックアップツール
24 圧着ツール
25a,25b 従動プーリ
26a,26b 従動プーリ
31 ガラス基板
31a 上側基板
31b 下側基板
32 フィルム電子部品
35 撮像装置
41 移送機構
42 Z方向移動装置
43 Y方向移動装置
44 部品供給装置
45 部品取り出し機構
46 吸着ノズル
47 Z方向移動装置
48 Y方向移動装置
49 中間ステージ
50 載置台
51 X方向移動装置
T 部品受け渡し位置
B 部品実装位置
D 部品排出位置

Claims (3)

  1. 基板を支持して搬送する第1搬送機構と、
    前記第1搬送機構による基板の搬送に伴って動作し、前記基板に実装されたフィルム状の電子部品を支持して搬送する第2搬送機構とを備え
    当該第2搬送機構は、フィルム状の電子部品をその下面側から支持するように、その待避位置から支持位置まで円弧状に移動することを特徴とする基板搬送装置。
  2. 前記フィルム状の電子部品をその下面側から支持するように前記第2搬送機構をその待避位置から支持位置まで移動させる移動機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の基板搬送装置。
  3. フィルム状の電子部品が縁部に実装された基板を投入する工程と、
    投入された基板を第1搬送機構により支持するととともに、当該基板の縁部に実装されたフィルム状の電子部品を第2搬送機構により支持する工程と、
    前記第1搬送機構による基板の搬送に伴って前記第2搬送機構を動作させ、投入された基板をフィルム状の電子部品とともに搬送する工程とを含み、
    フィルム状の電子部品は、第2搬送機構がその待避位置から支持位置まで円弧状に移動することによって、その下面側から支持されることを特徴とする基板搬送方法。
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