JP4087550B2 - 糠回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、コイン精米機等の精米設備に採用される糠回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コインや紙幣等の各種貨幣を投入し、この投入された金額に応じた時間、稼動することにより、投入した玄米を自動的に精白して排出するコイン精米機があるが、このコイン精米機にあっては、精米装置によって発生した糠を回収する糠回収装置が備えられている。
この糠回収装置は、送風機によって精米装置から糠を吸引すると共に該糠をサイクロンに送り、このサイクロンによって糠をフレコンバッグ(収納袋)又は糠回収タンクに捕集するように構成されている。
【0003】
前記構成の糠回収装置にあっては、フレコンバッグや糠回収タンクに糠が満杯になると、フレコンバッグを交換する又は糠回収タンクから糠を取り出すようにしているが、これを忘れて糠が満杯の状態のまま放置すると、サイクロンの排気ダクトから糠が吹き出すので、これを防止するため、糠が満杯になったことを検出する装置が必要となる。
この糠の満杯検出を行う装置として、精米装置で発生した糠を収容する糠回収容器が接触する検出センサを設けると共に、該検出センサに糠回収容器が接触しないように付勢するバネを設け、糠回収容器内に所定量の糠が溜まると、その重量によりバネの付勢力に抗して糠回収容器又は接当部材が検出センサに接触し、これにより糠回収容器内に糠が満杯になったことを検出するように構成したものがある(特開平11−104505号公報、特開平11−138029号公報参照)。
【0004】
また、他の装置として、コイン精米機の稼動時間を積算し、この積算時間が、糠回収容器の容量に応じて予め設定された所定時間となったときに、糠回収容器内に糠が満杯となったということを報知する警報を発するようにしたものがある(実開平4−111685号公報参照)。
さらに、糠の満杯検出を行う方法として、フレコンバッグや糠回収タンクに収容された糠の重量を秤で検出するという方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の糠回収装置において、糠回収容器内に糠が満杯になったことを検出するのに、糠回収容器に収容した糠の重量によりバネの付勢力に抗して糠回収容器等が検出センサに接触することによって検出するようにしたものにあっては、▲1▼ 糠を搬送する送風機が作動していないときには、送風機の風による荷重が糠回収容器に作用しないが、送風機が作動しているときには、送風機の風による荷重が糠回収容器に作用する、
▲2▼ 単位時間内に糠回収容器に投入される糠の量に変動がある(単位時間内に比較的多い量の糠が投入される惧れがある)、
▲3▼ 前記▲1▼、▲2▼により糠回収容器に振動が生じる、等の要因により、誤作動が生じる惧れが大であると共に、確実に糠の満杯を検出するためのバネの付勢力の調節が難しいという問題があり、このバネの調節を誤ると、サイクロンを介してフレコンバッグ等に糠を収容するようにしたものにあっては、サイクロンの排気ダクトから糠が吹き出す惧れがある。また、糠の重量を秤で検出する場合にも、前記と同様の問題が生じる。
【0006】
また、稼動時間を積算することによって糠の満杯検出を行うものにあっては、投入金額に応じた稼動時間内での精米できる量は、ある程度の範囲がある(例えば、100円では10Kgまで、200円では20Kgまで)ので、投入する玄米の量によって発生する糠の量が異なると共に、精米白度の選択によっても発生する糠の量が異なることとなり、糠の発生量が多いときには、警報が発せられる前にサイクロンから糠が吹き出したり、満杯までかなりの量の糠を収納できるにもかかわらず警報が発せられたりする惧れがあるなど、誤差が非常に大きいものである。
【0007】
また、フレコンバッグや糠回収タンクはできるだけ多量の糠を収容するために、容量の比較的大きなものが採用されるので(例えば、フレコンバッグであると90Kgの分量の糠を収容できる容量のものが使用されている)、フレコンバッグや糠回収タンクに収容された糠の重量を秤で計測するものでは、フレコンバッグや糠回収タンクの容量に応じた大きな秤が必要となり、コスト高になる等の問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みて、精米装置で発生した糠を回収する糠回収体に糠が満杯になったことを正確に検出できる糠満量検出装置を備えた糠回収装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、精米装置で発生した糠を、送風機によってサイクロンに送ると共に該サイクロンによって糠回収体に捕集するようにした糠回収装置において、
サイクロンからオーバーフローした糠を収容するオーバーフロー糠収容体を設け、このオーバーフロー糠収容体の糠を検出することで糠回収体の糠の満杯検出を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出する糠検知手段を設け、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、糠回収体の糠が満杯になったことを報知するようにしてもよい。
また、オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出する糠検知手段を設け、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、精米機を停止するようにしてもよい。
また、糠検知手段が糠の重量を検出する秤で構成されていてもよい。
【0010】
また、送風機の停止時に、検出した糠の重量が一定値を越えるか否かの判断を行うようにするのがよい。
また、測定手段が糠の体積を検出するセンサであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2及び図3において、1は所謂コイン精米機と称される精米設備であり、このコイン精米機1は、内部を仕切壁2によって前後に仕切られた建屋3を有し、この建屋3の前部側は、利用客が自由に出入りできる客室4とされ、建屋3の後部側は機械室5とされている。
客室3には、精米する玄米等の被処理米を投入する張込ホッパ6と、精米した白米を溜める白米ホッパ7とが設けられている。
【0012】
また、仕切壁2には操作制御盤8が取り付けられており、この操作制御盤8の前面側、すなわち客室3側には、コイン投入部、コイン精米機1を運転開始させるスタートボタン、米の種類を選択するための種類選択ボタン、精米白度(5ぶつき、7ぶつき、標準、上白)を選択する複数の白度選択ボタン等が設けられている(紙幣挿入部、プリペイドカード挿入部が備えられていてもよい)。
機械室4には、図1〜図3に示すように、玄米等から石などの異物を取り除く石抜機10と、この石抜機10に玄米等を供給する石抜ホッパ11と、この石抜ホッパ11に張込ホッパ6の玄米等を搬送する張込昇降機12と、玄米等を精白して白米ホッパ7に排出する精米装置13と、この精米装置13に玄米等を供給する精米ホッパ14と、この精米ホッパ14に石抜機10から玄米等を搬送する精米昇降機15と、精米装置13で発生する糠を回収する糠回収装置16等とが設けられている。
【0013】
前記構成の精米機にあっては、利用者が張込ホッパ6に玄米等を投入した状態で、操作制御盤8のコイン投入部から硬貨を投入して操作制御盤8のスタートボタンを押すと、張込ホッパ6内の玄米等は、張込昇降機12によって石抜ホッパ11に送られ、該石抜ホッパ11から石抜機10に供給され、ここで石などの異物が除去された後、精米昇降機15によって精米ホッパ14に送られる。
そして、精米ホッパ14に玄米等が溜まり始めると、精米装置13の供給スクリューによって搗精部に玄米等が送られ、ここで玄米等が選択した白度で精白され、精米された米は、白米ホッパ7に排出される。
【0014】
一方、精米装置13の搗精部で発生した糠は、糠回収装置16によって回収される。
この糠回収装置16は、図1、図4〜図6に示すように、糠を収容する糠回収体として例示するフレコンバッグ17と、糠を精米装置13から吸引してフレコンバッグ17へと送る送風機18と、送風機18からフレコンバッグ17へと送られる含糠空気に遠心力を与えて糠を分離捕集するサイクロン19と、フレコンバッグ17内に糠が満杯になったことを検出する糠満量検出装置20とを備えて構成されている。
【0015】
なお、糠回収体としては、フレコンバッグ17の他、糠箱(容器)又は屋外に設置される大型の糠回収タンク等で構成されていてもよい。また、フレコンバッグ17及びサイクロン19は複数設けられていてもよい。
送風機18は吸引ダクト22によって精米装置13の搗精部に接続されていると共に、搬送ダクト23によってサイクロン19に接続されている。
糠満量検出装置20は、サイクロン19からオーバーフローした糠を収容するオーバーフロー糠収容体24と、このオーバーフロー糠収容体24の糠を検出する糠検知手段25と、この糠検知手段25によって検出された検出値と予め設定された設定値とを比較する比較手段26と、検出値が設定値を超えた場合に警報等を出して報知する報知手段27とを備えて構成されている。
【0016】
オーバーフロー糠収容体24は、糠箱28と、この糠箱28の上方に配置された取付枠30と、この取付枠30と糠箱28上端との間の空間を覆うカバー部材31とから主構成されている。
糠箱28は、糠を貯留可能な上端開放状の容器であり、糠検知手段25上に載置されている。
取付枠30は、中央部にサイクロン19の排気ダクト29の排気口を接続する接続部32を備えると共に、開口部33を有し、この開口部33はフィルター34によって閉塞されている。
【0017】
この取付枠30は、建屋3内に設置される支持フレーム35や建屋3内に取付固定されるブラケット等にワイヤー36等を介して吊り下げられており、排気ダクト29や取付枠30等の荷重が糠検知手段25に作用しないように構成されている。
カバー部材31は、布等から筒状に構成され、上端側が取付枠30の外周部に固定され、下端側が糠箱28の上端側外周部に固定されており、取付枠30と糠箱28上端との間の空間の周囲を密閉状に(糠が漏れないように)覆っている。
【0018】
糠検知手段25は、図例のものでは、機械式又は電気式(ロードセル等)の秤(測定手段)から構成されており、オーバーフロー糠収容体24に収容された糠の重量を測定するものである。
前記構成の糠回収装置20にあっては、送風機18は、精米装置13の始動と略同時に(又はそれ以前に)作動し、精米装置13の搗精部で発生した糠は、送風機18によって吸引ダクト22を介して吸引されると共に、搬送ダクト23を介して投入口37からサイクロン19に投入される。
【0019】
サイクロン19に投入された含糠空気は、該サイクロン19によって遠心力が付与され、糠は螺旋状に落下してフレコンバッグ17に捕集され、圧送空気のみが排気ダクト29を介して上方に排出される。
なお、送風機18は、精米装置13の運転終了と同時に(又はその後)停止する。
精米装置13が複数回運転されて、フレコンバッグ17に糠が満杯になると、図7に示すように、サイクロン19に投入された糠はオーバーフローして排気ダクト29を介して排出され、今度はオーバーフロー糠収容体24の糠箱28に投入される。
【0020】
なお、オーバーフロー糠収容体24に圧送された空気はフィルター34を介して開口部33から排出される。
そして、糠検知手段25によってオーバーフロー糠収容体24内の糠の重量が逐次測定されて、該測定値(検出値)が比較手段26に入力され、ここで糠検知手段25によって測定された測定値と、予め設定された設定値とが比較され、測定値が設定値を超えた場合に(すなわち、糠検知手段25によって測定された測定値が一定値を越えた場合に)、報知手段27へと出力信号が出され、報知手段27によって警報(ブザー、表示灯など)等が出されてフレコンバッグ17に糠が満杯になったことが報知される。
【0021】
報知手段27により警報等が出されると、フレコンバッグ17を空のものと交換し、オーバーフロー糠収容体24の糠を除去し、比較手段26及び報知手段27をリセットする。
なお、オーバーフロー糠収容体24の糠はフレコンバッグ17の糠の満量検出を行うごとに除去するようにする必要はなく、オーバーフロー糠収容体24の容量を複数回の糠満量検出を行うことができる容量に形成しておき、糠検知手段25をゼロにリセットできるように構成してもよい。
【0022】
前記構成のものにあっては、オーバーフロー糠収容体24に所定重量の糠が溜まったことを検出することにより、フレコンバッグ17の糠満杯検出が行われるものであるが、糠検知手段25を、オーバーフロー糠収容体24の糠の体積を測定するセンサ(例えば静電容量式の近接センサ)によって構成し、所定量の体積の糠が溜まったことを検出することにより、フレコンバッグ17の糠満杯検出が行われるように構成してもよい。
また、排気ダクト29から排出される糠を直接検出するセンサ(例えば光電式のセンサ)によって、オーバーフロー糠収容体24に入ってくる糠を直接検出することにより、フレコンバッグ17の糠満杯検出が行われるように構成してもよい。この場合、糠を所定時間検出した時点で警報等を発するようにするのが、確実性の点で好ましい。
【0023】
さらに、オーバーフロー糠収容体24に所定量の糠が溜まったことを検出するのに、図8に示すような、糠検知手段25を採用してもよい。
すなわち、図8において、糠箱28は、その上部に設けた引掛部材40が、建屋3内等に設けられた支持壁39の係止孔41に引っ掛けられていて揺動自在に支持されており、糠箱28の上端開口は着脱自在な蓋体42によって閉塞され、この蓋体42には、サイクロン19の排気ダクト29が接続されていると共に、排気ダクト29からの圧送空気のみを排出すべくフィルター34によって覆われた開口部33が形成されている。
【0024】
糠検知手段25は、支持壁39に固定のブラケット43に固定された接触センサ44と、ブラケット43に枢支された接当部材45と、この接当部材45とブラケット43の支持部49に上下一対のナット48によって固定されたボルト47との間に介装された引っ張りコイルバネからなる付勢部材50等とからなり、糠箱28が空の場合は、接当部材45が、付勢部材50に付勢されることで、接触センサ44の接触子44aから離反していると共に糠箱28に接当してこれを押圧している。
【0025】
そして、糠箱28に所定量の糠が溜まると、付勢部材50の付勢力に抗して糠箱28が接当部材45を押動して接当部材45が接触センサ44の接触子44aに接触し、これにより、糠箱28に所定量の糠が溜まったことが検出される。
なお、ボルト47をナット48に対して螺進・螺退することで付勢部材50の付勢力が調節できるようになっている。
本実施の形態の糠満量検出装置20にあっては、オーバーフロー糠収容体24の糠を検出すると直ちに警報を出すのではなく、オーバーフロー糠収容体24に所定重量(所定量)の糠が溜まった時点で、警報等を出すように構成しているので、サイクロン19から糠が確実にオーバーフローしていること、すなわちフレコンバッグ17に確実に糠が満杯になっていることを検出できる。
【0026】
また、秤によってオーバーフロー糠収容体24の糠の重量を測定するものにあっては、秤がサイクロン19からの圧送空気の影響を受け、糠満量検出装置20が誤動作しないよう、送風機18の作動中は比較手段25による検出値(測定値)と設定値との比較が行われないように構成されている(すなわち、送風機18の停止時に検出値と設定値との比較が行われる)。
なお、図8に示す糠検知手段25によって糠の重量を検出するものにあっても、送風機18が停止しているときであって、かつ、接当部材45が接触子44aに接触しているときに、警報等を出すように構成するのが好ましい。
【0027】
また、前記構成の糠満量検出装置20において、検出値が設定値を超えた場合に、精米装置13等の運転制御を行う制御部に停止信号を出力し、リセットするまで操作制御盤8のスタートボタンを押しても精米装置13等が運転しない(精米装置13等を停止させる)ように構成してもよい。
この場合、精米装置13等の運転を停止すると共に、警報等を出すように構成してもよい。
前記オーバーフロー糠収容体24は精米装置13で発生した糠を回収・貯留するのが目的ではなく、フレコンバッグ17が満杯になったことを検出するために、サイクロン19からオーバーフローした糠を溜めるのが目的であるから、フレコンバッグ17に比べて、容量がかなり小さなものでよく、したがって、糠検知手段25として秤を使用したものにあっては、該秤が小さい安価なもので対応できるという効果を奏する。
【0028】
なお、本発明は、開示した形式のコイン精米機に採用されることに限定されることはなく、他の形式のコイン精米機に採用されてもよく、また、コイン精米機ではなく、精米設備一般(例えば、米販売店で使用される精米設備)に採用することができ、精米装置から発生する糠をサイクロンによって糠回収体に回収するようにした糠回収装置を備えたものであればよい。
また、本実施の形態で参照する図面は、概略図であり、各機器の相対的な大きさは適宜設計変更される。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、精米装置で発生する糠をサイクロンを介して捕集する糠回収体に糠が満杯になったことを検出するのに、糠回収体内の糠の分量を直接検出するのではなく、サイクロンからオーバーフローした糠を収容するオーバーフロー糠収容体を設け、このオーバーフロー糠収容体の糠を検出することで糠回収体の糠の満杯検出を行うようにしたので、糠回収体に糠が満杯になったことを正確に検出できると共に、サイクロンからオーバーフローした糠が外部に散乱するという事態をひきおこすことがないという効果を奏する。
【0030】
また、オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出することで、糠回収体の糠の満量検出を行うに際して、検出後、直ちに報知するのではなく、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、糠回収体の糠が満杯になったことを報知するようにしたことにより、誤報を防止することができる。
オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出する糠検出手段を設け、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、精米機を停止するように構成することにより、糠回収体の糠満量時での運転を確実に防止することができる。
【0031】
また、糠回収体は比較的容量の大きいものが採用されるが、糠回収体の糠の重量を秤で測定して、糠回収体が満杯になったことを検出するようにすると、糠回収体の容量に応じた大きな秤が必要とされるが、サイクロンからオーバーフローした糠をオーバーフロー糠収容体に溜め、この糠の重量を秤で測定するようにすることで、大きな秤が必要とされないという効果を奏する。
また、オーバーフロー糠収容体の糠の重量を秤で測定することにより糠回収体の糠の満量検出を行う場合、送風機からの圧送空気が秤の測定値に影響を与えないようにすべく、送風機の停止時に、測定した糠の重量が一定値を越えるか否かの判断を行うようにすることにより、誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用したコイン精米機の概略構成図である。
【図2】コイン精米機の側面断面図である。
【図3】コイン精米機の正面断面図である。
【図4】糠満量検出装置の概略構成図である。
【図5】サイクロンの平面図である。
【図6】オーバーフロー糠収容体の平面図である。
【図7】フレコンバッグとオーバーフロー糠収容体との糠の収容状態の関係を示すグラフである。
【図8】オーバーフロー糠収容体の他の例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
13 精米装置
18 送風機
19 サイクロン
17 フレコンバッグ(糠回収体)
24 オーバーフロー糠収容体
25 測定手段
26 比較手段
27 報知手段

Claims (6)

  1. 精米装置で発生した糠を、送風機によってサイクロンに送ると共に該サイクロンによって糠回収体に捕集するようにした糠回収装置において、
    サイクロンからオーバーフローした糠を収容するオーバーフロー糠収容体を設け、このオーバーフロー糠収容体の糠を検出することで糠回収体の糠の満杯検出を行うようにしたことを特徴とする糠回収装置。
  2. オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出する糠検知手段を設け、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、糠回収体の糠が満杯になったことを報知するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の糠回収装置。
  3. オーバーフロー糠収容体の糠の分量を検出する糠検知手段を設け、オーバーフロー糠収容体の糠の分量が一定値を越えた場合に、精米機を停止するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の糠回収装置。
  4. 糠検知手段が糠の重量を検出する秤であることを特徴とする請求項2又は3に記載の糠回収装置。
  5. 送風機の停止時に、検出した糠の重量が一定値を越えるか否かの判断を行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の糠回収装置。
  6. 測定手段が糠の体積を検出するセンサであることを特徴とする請求項2又は3に記載の糠回収装置。
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