JP4087336B2 - 能動バイアス回路 - Google Patents

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Description

本発明は、無線周波(RF)電力増幅器に関し、特にRF電力増幅器用の温度補償および負荷調整能動バイアス回路に関する。
セルラーホンおよびセルラーホン基地局で使用するRFデバイスおよび回路は電力増幅器を含む。増幅器は、異なる振幅を有する以外にはその出力がその入力と同じである場合には線形応答を行う。RFシステムにおいて線形応答を必要とする1つの理由は、2つ以上の信号が非線形デバイスに入力されると、相互変調ノイズが発生し、このノイズが必要な信号と干渉を起こす恐れがあるからである。相互変調ノイズは、利得、電力追加効率(PAE)、出力パワーおよび近接チャネル電力(ACP)を含む、電力増幅器の他の性能因子と同様に、バイアス電流の関数である。それ故、バイアス電流は、重要な設計要因である。
バイアス電流は、RF電力の変動だけでなく、温度およびプロセスの変動の影響を受ける。周知のように、セルラーホンおよび基地局は、多くの場合、広い温度範囲および変動するRF電力という条件下で使用される。それ故、温度および電力によるバイアス電流の変化を補償する必要がある。さらに、TDMAおよびCDMA電力増幅器のような線形用途用の電力増幅器の利得曲線をもっと平坦にするために、また直線性を改善するために、能動バイアス回路は、電力増幅器の零入力電流を広い温度範囲にわたって一定の値に維持しなければならない。GSMおよびアナログ電力増幅器のような飽和用途の場合には、能動バイアス回路は、非導通タイプの電力増幅器(例えば、AB級、B級、C級)の自己バイアス効果によるRFブロッキング抵抗の両端のバイアス電圧降下を補償し、高いRF駆動電力の下で電力増幅器段にかなりの量の電流を供給する必要がある。
図1は、従来の電力増幅器回路10の簡単な回路図である。電力増幅器回路10は、RF電力増幅器PAおよび、バイアス電圧調整用の1つのトランジスタQ1を有する電流ミラー回路を含む。トランジスタQ1は、温度およびプロセスのしきい値電圧の変動を追跡するために使用される。第1および第2の抵抗R1、R2は、RF・PA段のバイアス電圧を設定するためのものである。第1の抵抗R1は、トランジスタQ1のドレーンと基準電圧源Vrefとの間に接続されている。第2の抵抗R2は、第1の抵抗R1とトランジスタQ1のドレーンとの間のノードN1に接続している第1の端子、およびアースに接続している第2の端子を有する。
RFブロッキング抵抗RBは、電力増幅器PAのゲートに接続している第1の端子と、一組の設定抵抗RSの一方の側面とノードN1とに接続している第2の端子を含む。設定抵抗RSの他方の側は、トランジスタQ1のゲートに接続している。RFデカップリング・キャパシタC1は、ノードN1とアースとの間に接続している。RFブロッキング抵抗RBおよびデカップリング・キャパシタC1は、RF信号がバイアス回路に進入するのを防止する。設定抵抗RSは、RF・PA段とトランジスタQ1との間の漏洩電流による任意の電位差を設定するために使用される。電力増幅器回路10は、バイアス電圧を調整することができるが、電流供給または負荷調整を行うことはできない。
図2は、第2の従来の電力増幅器回路20の簡単な回路図である。電力増幅器回路20は、電力増幅器PAおよび第1のトランジスタQ1および第2のトランジスタQ2を含む電流ミラー回路を含む。第1のトランジスタQ1は、温度およびプロセスのしきい値電圧の変動を追跡するために使用される。第1のトランジスタQ1と基準電圧Vref間に接
続している第1の抵抗R1は、第1のトランジスタQ1のバイアス電流を設定するためのものである。電力増幅器回路PAと第1および第2のトランジスタQ1,Q2とアースとの間のノードN1に接続している第2の抵抗R2は、降伏電圧を改善するためのものである。回路20も、RFブロッキング抵抗RbおよびRFデカップリング・キャパシタC1を有する。ブロッキング抵抗Rbおよびデカップリング・キャパシタC1は、RF信号がバイアス回路に進入するのを防止する。第1の設定抵抗RS1および第2の設定抵抗RS2は、RF・PA段と電流ミラー回路との間の漏洩電流による任意の電位差を設定するために使用される。第2の従来の電力増幅器回路20は、温度およびプロセスの変動をある程度補償することはできるが、回路20は、温度による電流の変動を補償し、高いRFドライブでのデバイアス効果に打ち勝つ十分な機能は持たない。さらに、第2の抵抗R2はすべての動作で非常に大量の電流を消費する。
本発明の1つの目的は、温度および電力の変動をうまく補償する電力増幅器用の能動バイアス回路を提供することである。
電力増幅器用の能動バイアス回路を提供するために、本発明は電力増幅器に接続される能動バイアス回路を提供する。この能動バイアス回路は、増幅器への直流零入力電流を広い温度範囲にわたってほぼ一定の値に維持するために、電力増幅器に接続している第1および第2の電流ミラー回路を含む。電力増幅器は、第2の電流ミラー回路の1つの素子である。温度補償回路は、温度を補償するために第1の電流ミラー回路に接続している。第1の基準電圧源は、第1の電流ミラー回路に第1の基準電圧Vrefを与えるために、温度補償回路により第1の電流ミラー回路に接続している。電流シンクは、第1の電流ミラー回路のトランジスタに接続し、電圧源調整回路は、第1の電流ミラー回路に与えられる電圧を設定するために、第1の電流ミラー回路に接続している。
他の実施形態の場合には、本発明は、電力増幅器直流零入力電流を広い温度範囲にわたって一定の値に維持するための能動バイアス回路を提供する。能動バイアス回路は、第1および第2の電流ミラー回路を有する。第1の電流ミラー回路は、第1のトランジスタQ1と、第1の基準電圧Vrefの供給を受けるために、第1のトランジスタQ1のドレーンに接続しているゲートと、第1の基準電圧源に接続しているドレーンを有する第2のトランジスタQ2と、第2の基準電圧Vabcの供給を受けるために、第2の基準電圧源に接続しているドレーンと、第2のトランジスタQ2のソースおよび第1のトランジスタQ1のゲートに接続しているゲートを有する第4のトランジスタQ4を含む。第2の電流ミラー回路は、第4のトランジスタQ4と、第1のノードN1のところで第2のトランジスタQ2のソースに接続しているドレーンと、アースに接続しているソースとを有する第3のトランジスタQ3と、第3の基準電圧Vddの供給を受けるために、第3の基準電圧源に接続しているドレーンと、アースに接続しているソースと、第2のノードN2で第3のトランジスタQ3のゲートに接続しているゲートとを有する電力増幅器を含む。温度補償回路は、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2を含む。第1の抵抗R1は、第1の基準電圧源に接続している第1の端子と、第2のトランジスタQ2のドレーンに接続している第2の端子とを有する。第2の抵抗R2は、第1の抵抗R1の第2の端子に接続している第1の端子と、第1のトランジスタQ1のドレーンに接続している第2の端子とを有する。電圧源調整回路は、第1のトランジスタQ1のソースとアースとの間に接続している設定抵抗Rsetを含む。
添付の図面を参照しながら、本明細書を読めば、上記の概要および本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明をよりよく理解することができるだろう。本発明を説明するた
めに、図面に好ましい実施形態を示す。しかし、本発明は図の正確な配置および手段に限定されない。
添付の図面を参照しながら以下に記述する詳細な説明は、本発明の好ましい実施形態を説明するためのものであって、本発明を実行することができる形状を示すためのものではない。同一または等価の機能を、本発明の精神および範囲内に含まれる異なる実施形態により実行することができることを理解されたい。図面全体を通して類似の参照番号は類似の素子を示す。
図3について説明すると、この図は、本発明による能動バイアス回路30の簡単なブロック図である。能動バイアス回路30は、一段の増幅器(図示せず)に接続している。能動バイアス回路30のブロック機能は、2つの電流ミラー32、34、1つの電流シンク36、1つの電圧源38、負荷フィードバック・ネットワーク回路40、温度補償回路42、降伏電圧エンハンスメント回路44、動作安定化回路46、バイアス電圧範囲調整回路48、およびRF阻止回路50を含む。これらのブロック機能は、共通な回路を共有する。
第1および第2の電流ミラー回路32,34は、増幅器への直流零入力電流を広い温度範囲にわたってほぼ一定の値に維持するために、電力増幅器に接続されている。第1の電流ミラー回路32は、絶対温度に対する相補(CTAT)電流ミラーであり、第2の電流ミラー回路34は、絶対温度に比例する(PTAT)電流ミラーである。図4で以下に説明するように、電力増幅器は、第2の電流ミラー回路34の1つの素子である。
温度補償回路42は、第1の電流ミラー回路32に接続している。第1の電流ミラー回路32および温度補償回路42は、一緒に、電力増幅器が、−30℃から100℃のような広い温度範囲で動作できるような温度補償を行う。
電圧源38は、第1の電流ミラー回路32に第1の基準電圧Vrefを与えるために、第1の電流ミラー回路32に接続している。電流シンク36は、第1の電流ミラー回路32のトランジスタに接続している。バイアス電圧源調整回路48は、第1の電流ミラー回路32に与えられる電圧を設定するために、第1の電流ミラー回路32に接続している。負荷フィードバック・ネットワーク回路40は、第2の電流ミラー回路34に接続している。RFブロッキング回路50は、電力増幅器および第1および第2の電流ミラー回路32,34に接続している。動作安定化回路46は、その動作を安定させるために、第1および第2の電流ミラー回路32,34に接続している。負荷フィードバック・ネットワーク40は、RF駆動条件下で電力増幅器への電流供給を管理するためのものである。降伏電圧エンハンスメント回路44は、そのドレーン電圧が上昇して、電力増幅器のバイアス電圧が電力増幅器の降伏電圧に達した場合に、電力増幅器の降伏電圧を増大させるためのものである。
図4について説明すると、この図は、能動バイアス回路30の好ましい実施形態の簡単な回路図である。能動バイアス回路30は、電力増幅器の直流零入力電流を広い温度範囲にわたって一定の値に維持することができる。
第1の電流ミラー回路32は、第1のトランジスタQ1と、第2のトランジスタQ2および第4のトランジスタQ4を有する。第1のトランジスタQ1は、ソース、ドレーンおよびゲートを有する。第2のトランジスタQ2は、第1のトランジスタQ1のドレーンに接続しているゲートと、第1のノードN1で第1のトランジスタQ1のゲートに接続しているソースと、第1の基準電圧Vrefの供給を受けるために、第1の基準電圧源に接続
しているドレーンとを有する。第4のトランジスタQ4は、第2の基準電圧Vabcの供給を受けるために、第2の基準電圧源に接続しているドレーンと、第1のノードN1で第2のトランジスタQ2のソースおよび第1のトランジスタQ1のゲートに接続しているゲートとを有する。第1の基準電圧源が与える第1の基準電圧Vrefは、電力増幅器PAにバイアスをかけるために使用される出力電圧Vbiasを生成するために使用される調整用電圧である。第2の基準電圧源は、RF駆動条件下で電力増幅器PAに電流を供給するために使用される第2の基準電圧Vabcを与える。第1の基準電圧Vrefは、一定の電圧であっても可変電圧であってもよい。第2の基準電圧Vabcは、好適には、一定の電圧であることが好ましい。
第2の電流ミラー回路34も、3つのトランジスタ、すなわち、第4のトランジスタQ4、電力増幅器PA、および第3のトランジスタQ3を有する。第3のトランジスタQ3は、第1のノードN1に接続しているドレーンと、アースに接続しているソースと、第2のノードN2で電力増幅器PAのゲートに接続しているゲートとを有する。電力増幅器PAは、第3の基準電圧源に接続し、第3の基準電圧Vddの供給を受けるためのドレーンと、アースに接続しているソースとを有する。第1および第2の電流ミラー回路32,34が、第4のトランジスタQ4を共有していることに留意されたい。
温度補償回路42は、第1の電流ミラー回路32に接続している。温度補償回路42は、第1の基準電圧源に接続している第1の端子と、第2のトランジスタQ2のドレーンに接続している第2の端子とを有する第1の抵抗R1を含む。第2の抵抗R2は、第1の抵抗R1の第2の端子に接続している第1の端子と、第1のトランジスタQ1のドレーンに接続している第2の端子を有する。第1および第2の抵抗R1,R2は、1つの基板上の他の回路構成要素と一緒に内蔵させることもできるし、他の回路構成要素の外部に位置させることもできる。
電流シンク36は、第2のトランジスタQ2の電流シンクである第3のトランジスタQ3を備える。電圧源調整回路38は、第1、第2および第3のトランジスタQ1,Q2,Q3と、第1のトランジスタQ1のソースとアースとの間に接続している設定抵抗Rsetにより形成される。
負荷フィードバック・ネットワーク回路40は、第2の電流ミラー回路34に接続している。負荷フィードバック・ネットワーク回路40は、第2のノードN2のところで、電力増幅器PAのゲートに接続している第1の端子と、第3のトランジスタQ3のゲートに接続している第2の端子を有するフィードバック抵抗Rfを含む。フィードバック・コンデンサCfは、フィードバック抵抗Rfの第2の端子とアースとの間に接続している。
降伏電圧エンハンスメント回路44は、第4のトランジスタQ4のソースとアースとの間に直列に接続している第1および第2の降伏電圧抵抗Rbr1,Rbr2を含む。第3のノードN3は、第4のトランジスタQ4のソースと第1の降伏電圧抵抗Rbr1の端子との接続部のところに形成される。第4のノードN4は、第1と第2の降伏電圧抵抗Rbr1,Rbr2の間の接続点のところに形成される。降伏電圧トランジスタQBRは、第3のノードN3で、第4のトランジスタQ4のソースおよび第1の降伏電圧抵抗RBR1に接続しているドレーンと、アースに接続しているソースと、第4のノードN4のところで第1および第2の降伏電圧抵抗Rbr1,Rbr2に接続しているゲートを有する。
RF阻止回路50は、第2のノードN2に接続している第1の端子と、第3のノードN3に接続している第2の端子を有するRFブロッキング抵抗Rbを備える。より詳細に説明すると、RFブロッキング抵抗Rbは、電力増幅器PAのゲートと第4のトランジスタQ4のソースおよび降伏電圧トランジスタQBRのドレーンとの間に接続している。
バイアス電圧調整回路48は、第1のトランジスタQ1のソースとアースとの間に接続している設定抵抗Rsetを備える。
動作安定化回路46は、1つまたはそれ以上のミラー(Miller)コンデンサを備えることができる。しかし、本発明の好ましい実施形態の場合には、動作安定化回路46は複数の抵抗を備える。より詳細に説明すると、動作安定化回路46は、第1のノードN1に接続している第1の端子と、第1のトランジスタQ1のゲートに接続している第2の端子を持つ第1の安定化抵抗RS1を含む。第2の安定化抵抗RS2は、第2のトランジスタQ2のゲートに接続している第1の端子と、第1のトランジスタQ1のドレーンと第2の抵抗R2の第2の端子との間の接続部により形成されている、第5のノードN5に接続している第2の端子を有する。第3の安定化抵抗RS3は、第3のトランジスタQ3のゲートに接続している第1の端子と、第6のノードN6に接続している第2の端子を有する。第6のノードN6は、フィードバック抵抗Rfの第2の端子とフィードバック・コンデンサCfとの間に位置している。第4の安定化抵抗RS4は、第1のノードN1に接続している第1の端子と、第4のトランジスタQ4のゲートに接続している第2の端子を有する。
能動バイアス回路30は、また第3のノードN3に接続している第1の端子と、アースに接続している第2の端子とを有するコンデンサCRFを有する。能動バイアス回路30を形成するために使用するトランジスタは、電界効果トランジスタ(FET)であってもよい。しかし、本発明の好ましい実施形態は、GaAsエンハンスメント型ヘテロ接合FETを使用している。FETの代わりにBJTまたは任意のエンハンスメント型デバイスを直接使用することができる。
ここで能動バイアス回路30の動作について説明する。第1の基準電圧Vrefおよび第2の基準電圧Vabcが与えられると、第2のノードN2のところの電圧であるバイアス電圧Vbiasは、第1の抵抗R1および第2の抵抗R2および設定抵抗Rsetによって決まる値を有する。バイアス電圧Vbiasは、電力増幅器PAの必要な直流零入力電流を設定する。バイアス電流の量は、第3のトランジスタQ3のドレーン電流に比例する。
一例として、FETの一次モデルを能動バイアス回路30の動作を説明するために使用する。環境が変化した場合、すべてのFETは飽和領域内に位置するものと仮定する。一次モデルは、下式により表される。
Id=κ・(Vgs-Vth)2・(1+λ・Vds) (1)
ここで、
Idは、ドレーン電流であり、
κは、プロセス関連パラメータであり、
Vgsは、ゲート−ソース間電圧であり、
Vthは、しきい値電圧であり、
λは、チャネル変調パラメータであり、
Vdsは、ドレーン−ソース間電圧である。
それ故、下式を得ることができる。
∂Id/∂Vth=-2κ・(Vgs-Vth)・(1+λ・Vds) (2)
∂Id/∂Vgs=2κ・(Vgs-Vth)・(1+λ・Vds) (3)
さらに、IR2を表す下式を得ることができる。
IR2=(Vd2-Vgs1-Vgs2)/(R2+Rset) (4)
事例1.温度変動
周囲温度が上昇すると、第3のトランジスタQ3のしきい値電圧Vthが低減する。式(2)から分かるように、しきい値電圧Vthが低減すると、Id3(すなわち、第3のトランジスタQ3のドレーン電流)は増大し、そのため、Id2も増大する。Id2が増大すると、Vd2が低減する。式(4)から分かるように、Vd2が低減すると、第2の抵抗R2を通る電流IR2が低減する。それ故、温度によるしきい値電圧Vthの変動は、PTAT電流源(Id2)およびCTAT電流源(IR2)を発生する。温度が上昇すると、Id2(PTAT電流源)が増大し、そのため電力増幅器PAを通る電流IPAが増大する。何故なら、IPAはId2のミラーであるからである。Id2の温度変化によるIPAの温度変化は、下式により表すことができる。
ΔIPAPTAT=n*ΔId2 (5)
ここで、nは電力増幅器PAおよび第3のトランジスタQ3の全ゲート幅比である。
温度が上昇すると、IR2(CTAT電流源)が減少し、そのため、Id4が減少する。何故なら、ID4はIR2のミラーであるからである。Id4の温度変化は下式により表すことができる。
ΔId4=m*ΔIR2 (5)
ここで、mはQ4およびQ1の全ゲート幅比である。
さらに、IR2の温度変化によるIPAの温度変化は、IR2の関数として入手することができる。その式は下記の通りである。
ΔIPACTAT=(m*ΔIR2*(Rbr1+Rbr2)-ΔVth)2・(1+λ・Vds) (6)
上記分析に基づいて、電力増幅器 PAバイアス電流を、温度によるIPAPTATおよびIPACTATの両方で調整することができる。テーブル1は、IPA特性上のR1およびR2変動の組合わせを示す。
Figure 0004087336
事例2.負荷調整
RF駆動電力が増大すると、ゲート電流が増大し(すなわち、自己バイアス効果)、それによりRFブロッキング抵抗Rbの両端に電圧降下が起こる。このバイアス打ち消し効果により電力増幅器PAのトランスジューサ利得が低下し、それにより飽和出力電力およびPAEが低減する。RFブロッキング抵抗Rbの両端の電圧降下によりVgs3が低減する。式(1)から分かるように、Vgs3の電圧降下によりId2電流が低減し、それによりVd2が増大し、それによりIR2が増大する。IR2が増大すると、VRsetおよびId4が増大し、それによりVsetが増大し、それによりId4がさらに増大する。Vsetは第1のノードN1のところの電圧である。増大したId4は、RFブロッキング抵抗Rbの両端の電圧降下を補償するためにバイアス電圧Vbiasを押し上げる。
事例3.プロセスの変動
電流Id変動は、κ、λの変動よりVthの変動の影響を受けやすいので、κおよびλは一定であり、Vthの値はこの分析に対する通常の値よりも低いと仮定する。プロセスの変動によりVthの値が通常の値より低い場合には、Id2は、通常の値より高くなり、そのため、Vd2の値は通常の値より低くなる。Vd2が低減すると、IR2の値が通常の値より低くなり、Id4の値が通常の値より低くなる。Id4の値が低い場合には、
バイアス電圧Vbiasも低くなる。Vthが低い場合には、バイアス電圧Vbiasが通常の値より低くなり、Vthの値が高い場合には逆になる。バイアス電圧Vbiasおよびしきい値VthはIPAに対して反対の影響を持っているので、IPAの変動が低減する。
事例4.降伏電圧エンハンスメント・ネットワーク
電力増幅器PAのドレーン電圧が増大して降伏電圧に近づくと、QBRがオンになり、短絡したかまたは抵抗値が下がった状態になり、電力増幅器PAの降伏電圧が増大する。さらに、通常の動作状態の場合には、ネットワークは開ループのような動作をし、直流電力を消費しない。
図5について説明すると、この図は、バイアス電流対動作温度のグラフである。このグラフは第1の従来技術の回路10に対する勾配A1、第2の従来技術の回路20に対する勾配B1および本発明の能動バイアス回路30に対する勾配C1を含む。図を見れば分かるように、能動バイアス回路30が電力増幅器PAに供給する電流は、−30℃から100℃の温度範囲で約200mAとほぼ一定である。対照的に、第1および第2の従来技術による回路10,20が供給する電流は、動作温度の変動により大きく変化する。より詳細に説明すると、従来技術による回路10,20は、−30℃から100℃の温度範囲で±24%のバイアス電流の変動を示す。この場合、能動バイアス回路30は同じ温度範囲での変動を±1%に制御する。
能動バイアス回路30は、従来技術による回路10,20と比較した場合、負荷の影響に対して優れた性能を持つ。能動バイアス回路30は、負荷に大きな電流が流れた場合に電圧降下を補償する。図6は、負荷抵抗に対する能動バイアス回路30への、第2のノードN2のところの電圧であるバイアス電圧のグラフである。このグラフは、第1の従来技術による回路10に対する勾配A2、第2の従来技術による回路20に対する勾配B2、および本発明の能動バイアス回路30に対する勾配C2を含む。すぐに理解することができると思うが、従来技術による回路と比較した場合、能動バイアス回路30に対するバイアス電圧の変化は遥かに小さい。すなわち、図6に示すように、従来技術による回路10,20は、Rb=10オームおよび負荷抵抗=50オームである場合に、18%以上電圧が変化したが、一方、本発明の能動バイアス回路30は、同じ構成の場合電圧の変化は9%以下である。
能動バイアス回路30の降伏電圧は、従来技術による回路10,20の降伏電圧よりも高い。何故なら、能動バイアス回路30は、電力増幅器PAのドレーン電圧が過度に高い場合、直流ゲート抵抗を動的に調整し、それによりドレーン電圧が過度に高い場合、電力増幅器PAのゲート抵抗を強制的に低くし、それにより降伏電圧を増大させ、ドレーン−ソース間電圧上のドレーン電流の変動を少なくするからである。降伏電圧の増大およびドレーン−ソース電圧上のドレーン電流の変動の減少は、電力増幅器PAのPAEおよび飽和出力電力を改善する。
図7について説明すると、従来技術による回路10,20と比較した場合、Vrefに対するバイアス電圧Vbiasの勾配は、能動バイアス回路30に対して遥かに緩やかである。図7は、バイアス電圧対基準電圧Vrefのグラフであり、第1の従来技術による回路10に対する勾配A3、第2の従来技術による回路20に対する勾配B3、能動バイアス回路30に対する勾配C3を含む。緩やかな勾配でバイアス電圧Vbiasを印加することは、深いしきい値以下のバイアス範囲で、最も速い出力電力降下をもたらす出力電力のゲート制御を使用するGSM電力増幅器PAに対して重要な特徴になる場合がある。能動バイアス回路30を使用した場合、GSM電力増幅器PA電力制御回路(例えば、可変アテネータ)が必要なくなり、コストを削減することができる。
すぐに理解することができると思うが、本発明は電力増幅器用の能動バイアス回路を提供する。この能動バイアス回路は、CDMAおよびTDMA電力増幅器のような直線的用途にも、GSMおよびアナログ電力増幅器のような飽和用途にも使用することができる。能動バイアス回路は、多モードおよび多帯域セルラーホンに使用するのに適している。理解してもらえると思うが、能動バイアス回路は、簡単な温度補償スキーム、負荷調整機能、および降伏電圧エンハンスメントを含む。さらに、能動バイアス回路は、集積回路で容易に実施することができ、FET、BJT、HBTおよびLDMOSのような種々のデバイス・タイプおよび技術により実施することができる。しかし、本発明は開示の特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に記載される本発明の精神および範囲に含まれる種々の修正もカバーすることを理解されたい。
第1の従来の電力増幅器回路の簡単な回路図。 第2の従来の電力増幅器回路の簡単な回路図。 本発明の一実施形態による能動バイアス回路の簡単なブロック図。 本発明による電力増幅器および能動バイアス回路の簡単な回路図。 それぞれ、図1〜図2および図4の回路の温度に対するバイアス電流のグラフ。 それぞれ、図1〜図2および図4の回路の負荷効果に対するバイアス電圧降下のグラフ。 それぞれ、図1〜図2および図4の回路のバイアス電圧に対する基準電圧Vrefのグラフ。

Claims (3)

  1. 電力増幅器に接続されている能動バイアス回路であって、該電力増幅器が動作していない時に該電力増幅器へ流れる、零入力直流電流を広い温度範囲にわたってほぼ一定の値に維持するために、該電力増幅器に接続される第1および第2の電流ミラー回路を備え、該電力増幅器は、該第2の電流ミラー回路の1つの素子であり、
    前記第1の電流ミラー回路に第1の基準電圧Vrefを与えるための第1の基準電圧源と、
    同第1の基準電圧源の第1の端子と、前記第1の電流ミラー回路中の第2のトランジスタのドレーンに接続している第2の端子と、に接続されている第1の抵抗R1からなる温度補償回路と、
    前記第1の電流ミラー回路の第2のトランジスタに接続されている、第3のトランジスタからなる電流シンクと、
    前記第1の電流ミラー回路に与えられる電圧を設定するために、第1のトランジスタのソースとアースとの間に接続している設定抵抗Rsetからなる電圧源調整回路と、を備え、
    前記第1の電流ミラー回路が、
    ソース、ドレーンおよびゲートを有する第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのドレーンに接続しているゲートと、第1のノードで前記第1のトランジスタのゲートに接続しているソースを有する第2のトランジスタと、
    第2の基準電圧源Vabcに接続し、第2の基準電圧の供給を受けるドレーンと、アースに接続しているソースと、前記第1のノードで前記第2のトランジスタのソースと前記第1のトランジスタのゲートに接続しているゲートとを有する第4のトランジスタと、
    を備える能動バイアス回路。
  2. 前記第2の電流ミラー回路が、
    前記第4のトランジスタと、
    前記第1のノードに接続しているドレーンと、アースに接続しているソースと、第2のノードで前記電力増幅器のゲートに接続しているゲートとを有する第3のトランジスタと、
    第3の基準電圧源Vddに接続し、第3の基準電圧の供給を受けるドレーンと、アースに接続しているソースとを有する前記電力増幅器と、
    を備える請求項1に記載の能動バイアス回路。
  3. 電力増幅器が動作していない時に該電力増幅器へ流れる、電力増幅器の零入力直流電流を広い温度範囲にわたって一定の値に維持するための能動バイアス回路であって、
    第1のトランジスタと、
    同第1のトランジスタのドレーンに接続しているゲートと、第1の基準電圧Vrefの供給を受けるために、第1の基準電圧源に接続しているドレーンとを有する第2のトランジスタと、
    第2の基準電圧Vabcの供給を受けるために、第2の基準電圧源に接続しているドレーンと、前記第2のトランジスタのソースと前記第1のトランジスタのゲートに接続しているゲートとを有する第4のトランジスタと、
    を含む第1の電流ミラー回路と、
    前記第4のトランジスタと、第1のノードで前記第2のトランジスタのソースに接続しているドレーンと、アースに接続しているソースとを有する第3のトランジスタと、
    第3の基準電圧の供給を受けるために第3の基準電圧源Vddに接続しているドレーンと、アースに接続しているソースと、第2のノードで前記第3のトランジスタのゲート、および、第3のノードで降伏電圧抵抗RBを介して第4のトランジスタのソースに接続しているゲートと、を有する電力増幅器と、
    を含む第2の電流ミラー回路と、
    前記第1の基準電圧源に接続している第1の端子と前記第2のトランジスタのドレーンに接続している第2の端子とを有する第1の抵抗R1と、
    前記第1の抵抗R1の第2の端子に接続し、前記第1のトランジスタのドレーンに接続している第2の端子を有する第2の抵抗R2と、を含む温度補償回路と、
    前記第1のトランジスタのソースと前記アースとの間に接続している設定抵抗Rsetを含む電圧源調整回路と、
    を備える能動バイアス回路。
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