JP4085277B2 - 火災報知設備用機器 - Google Patents

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Description

本発明は機器筐体に少なくとも表示部または操作部を備えた火災報知設備用機器に関するものである。
従来より、機器筐体に少なくとも表示部または操作部を備えた火災報知設備用機器、例えば火災受信機が知られている。かかる火災報知設備用機器は、例えば、筐体本体と、該筐体本体の内部に設置されたプリント基板と、該プリント基板上に配置された操作表示パネルと、該操作表示パネルが視認可能なように一部を開口した上扉とを有している。
プリント基板には、代表火災表示灯用のLEDおよび複数の地区表示灯用のLED等の各種LEDが直接実装され、さらに、ブザーや各種スイッチ類が直接設置されている。一方、操作表示パネルには、前記代表火災表示灯用のLEDおよび複数の地区表示灯用のLED等の各種LEDのそれぞれを視認可能にする表示窓、およびブザー音を伝える音響窓や前記各種スイッチ類を外部から操作可能にするキートップ挿入孔が穿設され、さらに、操作表示パネルの外面には、前記表示窓に並んで地区表示部を構成する表示枠が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−69197号公報(第1−2頁、図1)
従来の火災報知設備用機器では、表示部は前記各種LEDや前記表示窓により構成され、また、操作部は前記各種スイッチ類や前記キートップ挿入孔やキートップ等により構成され、筐体本体の内部に配置されている。
表示部および操作部は、筐体本体の内部に設置されており、外部から視認可能とするためには、上扉の開口部内に位置決めしなければならず、そのため、筐体本体へのプリント基板、操作表示パネルの取付作業を慎重に行う必要があり、組立工数の増加を招くという問題があった。
このとき、プリント基板に直接実装されたLED類の位置と操作表示パネルに穿設された表示窓の位置、あるいは、プリント基板に設置された各種スイッチ類の位置と操作表示パネルに穿設されたキートップ挿入孔の位置が、組立誤差等によって偏位した場合には、外部からの視認、あるいは、外部からの操作が困難になるという問題があった。
また、該視認性悪化を防止しようとすると、組立作業が煩雑になって組立コストが上昇するという問題があった。
また、表示部、操作部が前述のように構成されているので、表示部、操作部の部品の高さに応じて、操作表示パネルとプリント基板との間に正確に間隔を取る必要がある。スイッチの種類によってその高さが異なる場合があり、最も高いスイッチに操作表示パネルとプリント基板との間隔を合わせると、高さの低いスイッチには間隔を合わせるための部材が必要となる。
また、LEDにもその間隔で表示が見えるように、例えば光ガイド等を設けなければならない場合がある。
また、プリント基板には表示部、操作部以外の部品、例えばブザー等の部品が設けられているので、これらの部品の高さも考慮して、前記した間隔を合わせるための各種部材が必要となる。
このような構成では、表示部、操作部は部品点数や組立工数の増加を招くという問題があった。
なお、表示部と操作部を別々のプリント基板を用いて構成したとしても、それぞれを構成する部品の高さに応じて、前記した間隔を合わせるための各種部材が必要となり、表示部または操作部は部材を含む部品点数や組立工数の増加を招くという問題があった。
さらに、操作表示パネルは上扉によって額縁状に覆われ、その開口部を通して主に正面方向(操作表示パネルの表面の法線方向に同じ)から視認されるものであるため、正面以外の場所からの視認性が悪く、緊急時における各種表示の早期確認および各種スイッチの迅速操作が困難という問題があった。
また、操作表示パネルと上扉との間に隙間が生じるため、水分や塵埃等が筐体内に侵入するという問題があった。
本発明は上記観点に鑑みてなされたものであって、部品点数や組立工数の増加を招くことなく、視認性あるいは操作性が向上し、且つ、保全性に優れた火災報知設備用機器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る火災報知設備用機器は、機器筐体と、該機器筐体の外面の所定位置に配置され、発光素子またはスイッチ構造を備えて、表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部と、前記機器筐体の内部に収容され、前記端末部の操作入力や出力制御が可能な制御部と、前記端末部と制御部とを連結するリード線とを有し、
該リード線が挿通するために前記機器筐体に設けられた挿通口が、前記端末部によって封止されていることを特徴とする。
(2)また、本発明に係る火災報知設備用機器は、開口部を有する函体と該開口部を開閉する開閉扉とから形成された機器筐体と、
前記開閉扉の外面に配置され、発光素子またはスイッチ構造を備えて、表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部と、
前記機器筐体の内部に収容され、前記端末部の操作入力や出力制御が可能な制御部と、
前記端末部と制御部とを連結するリード線とを有し、
該リード線が挿通するために前記開閉扉に設けられた挿通口が、前記端末部によって封止され、
前記リード線が、前記開閉扉の内面に設けられたリード線押さえ手段によって前記開閉扉の開閉支点に向けて誘導されていることを特徴とする。
(3)また、前記(1)または(2)に記載の火災報知設備用機器において、前記制御部がプリント基板によって形成され、且つ、前記端末部がシート基板によって形成されていることを特徴とする。
本発明は、以上であるから以下の効果を奏する。
(1)表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部を、制御部とは別個に設けた。そして、端末部を機器筐体の外面の所定位置に配置するようにした。そのため、端末部は正確な位置合わせが要求されなくなったので、取付作業が容易であり、組立工数の増加を招かないため、製造コストが低減する。
また、端末部を機器筐体の外面に設置しているから、機器筐体の厚さや、制御部に実装する各種部品の高さに制限されることなく、端末部に所定の部品を実装することができるから、設計の自由度が増すとともに、部品点数や組立工数の増加を招かないため、製造コストが低減する。
また、逆に、機器筐体と制御部との間隔を端末部を構成する部品の高さに制限されることなく決めることができる。また、この際に、端末部は、機器筐体内の制御部にリード線を介して電気的に接続しなければ機能しない。そのために、機器筐体にリード線を挿通させる挿通口を形成する必要があるが、その挿通口を端末部により封止しているので、機器筐体を略密閉構造にすることができ、水分や塵埃等の侵入が防止され機器の保全性が向上する。
(2)表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部を、制御部とは別個に設けた。そして、端末部を開閉扉の外面に配置するようにした。そのため、端末部は正確な位置合わせが要求されなくなったので、取付作業が容易であり、組立工数の増加を招かないため、製造コストが低減する。
また、端末部を開閉扉に設置しているから、機器筐体の厚さや、制御部に実装する各種部品の高さに制限されることなく、端末部に所定の部品を実装することができるから、設計の自由度が増すとともに、部品点数や組立工数の増加を招かないため、製造コストが低減する。
また、逆に、機器筐体と制御部との間隔を端末部を構成する部品の高さに制限されることなく決めることができる。また、この際に、端末部は、機器筐体内の制御部にリード線を介して電気的に接続しなければ機能しないので、端末部から引き出されるリード線が機器筐体内に配置された制御部に接続される。このとき、端末部と制御部とを連結するリード線がリード線押さえ手段によって開閉扉の開閉支点に向けて誘導されているから、開閉扉開放時および開閉扉閉塞時においてリード線の姿勢が規制されるため、開閉扉開放時の作業性が向上し、さらに、開閉扉閉塞時におけるリード線の不自然な折れ曲がりが防止される。
さらに、開閉扉にリード線を挿通させる挿通口が設けられ、その挿通口を開閉扉の外面に設けられた端末部により封止しているので、機器筐体を略密閉構造にすることができ、水分や塵埃等の侵入が防止され機器の保全性が向上する
(3)また、端末部がシート基板によって形成されているから、一括した一部品扱いが可能となる。表示部または操作部を構成する各部品が一括して実装されるため部品点数が減少し、また、それらの高さが揃うため作業性および意匠性が向上し、且つ、各部品毎のハンドリングがなくなるため組立工数が減少する。
さらに、制御部(プリント基板)の設置精度に係わらず、シート基板に実装された各部品の操作性や視認性が保証される。また、シート基板は可撓性を具備するものであれば、平面のみならず、例えば曲面等にも配置可能であって、視認性や意匠性がさらに向上する。
特に、端末部としての表示部および操作部をシート基板にて一体に形成すると、さらに一括した一部品扱いが可能となり、部品点数や組立工数の増加を招かないため、製造コストが低減する。
また、端末部(シート基板)に地区の火災状況を表示する地区灯が配置されているから、火災が発生した地区を即刻知ることができる。
また、地区灯が端末部(シート基板)の何れかの側縁に沿って縦方向または横方向に並べて配置されているから、端末部(シート基板)を最少面積に小さく形成することができる。また、端末部(シート基板)の地区灯の位置と、それぞれの地区灯に対応した実際の地区(監視対象地区名)の位置とをイメージ的に一致させること、例えば、上層階の監視対象地区名の地区灯は上側縁に沿って配置するとか、あるいは、東方の監視対象地区名の地区灯は右側縁に沿って配置するとか、さらに、上層階の監視対象地区名の地区灯程、上に配置するとかすれば、火災の発生地区を素速く確認することができる。
また、地区灯に付属して当該地区の地区名を記入表示する地区窓が、当該地区灯に近接配置されているから、火災の発生地区を確実に確認することができ、端末部(シート基板)を最少面積に小さく形成することができる。
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1に係る火災報知設備用機器を示すものであって、(a)は正面図、(b)は下面図である。
図2は図1中のAで囲まれた範囲(シート基板およびその貼り付けパネル部)の拡大正面図である。
図3はシート基板の厚み方向の断面図である。
図4および図5はそれぞれ本発明の実施形態1に係る火災報知設備用機器の、扉を閉めた状態および扉を開いた状態を示す側面視の断面図である。
図6は図4、5に示すリード線の挿通状態を拡大して示す側面視の断面図である。
図7は図4、5に示すリード線の押さえ手段を分解して示す斜視図である。
なお、以下において、機器筐体に少なくとも表示部または操作部を備えた火災報知設備用機器として火災受信機を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定するものではない。
実施形態1の火災受信機は、建屋の例えば管理室に設置され、複数の感知器回路を介して建屋の各所に配置された複数の火災感知器のそれぞれに接続されている。そして、火災感知器の何れかが火災を感知して火災信号を出力すると、該火災信号が火災受信機に入力され、当該火災感知器に対応した地区を示す地区灯17が点灯して火災発生を表示する。また、火災受信機の内部には所定の制御を行う制御部(制御用プリント基板40)が、外面には操作部および表示部(以下、まとめて端末部と称す)の一例としてのシート基板6が設けられ、その操作部の操作によって、建屋の各所に配置された複数の火災感知器を制御、例えば、復旧スイッチ13の操作によって、火災状態から通常状態に復旧することが可能である。
実施形態1の火災受信機は、開口部を有する有底枠状の本体フレーム2(函体)および本体フレーム2の開口部を覆う浅い箱状の扉4(開閉扉)とからなる筐体1(機器筐体)と、扉4の前面に一体的に設けられたパネル部5(図1において「範囲イロハニ」にて示す)と、所定位置の一例としてパネル部5に貼り付けられたシート基板6(図1において「範囲ホヘトチ」にて示す)と、筐体1内に配置され、感知器回線が接続されるとともに、端末部の操作入力や出力制御が可能なプリント基板40と、シート基板6とプリント基板40とを電気的に接続連結するリード線12(図3)とを有している。また、扉4は本体フレーム2の一側辺両端部に2組の蝶番部3,3(開閉支点)により枢着され、本体フレーム2の前面を開閉自在に覆っている。
これを更に詳述すると、本体フレーム2、扉4は、いずれも合成樹脂からなり、蝶番部3は、本体フレーム2と扉4とにそれぞれモールド成形によって一体的に形成されている。すなわち、蝶番部3は、扉4の右側辺の上下両端部に外付状態に設けられて外端面にそれぞれ軸7a,7aが突設された円筒部7,7と、前記円筒部7,7の軸7a,7a(図1に一方の軸のみ示す)が嵌入可能に本体フレーム2の右側辺の上下両端部に外付状態に張り出させて設けられた軸受片8,8とから構成され、扉4側の軸7a,7aを本体フレーム2側の軸受片8,8にこれらのばね力を利用して押し込むことでこれらがワンタッチで連結されるようになっている。
両蝶番部3,3間の蝶番軸線上の複数個所(ここでは3個所)に、扉4と一体の円筒状ガイド9,9,9が設けられているとともに、本体フレーム2に、各円筒状ガイド9,9,9及び各円筒部7,7の間にほぞ組状に嵌入してこれら各円筒状ガイド9,9,9及び各円筒部7,7のスラスト方向の動きを規制するストッパ11,11,11,11が設けられている。
パネル部5は、扉4の表面から僅かに突出した平面状に形成されている。このため、パネル部5に貼り付けられたシート基板6の視認性が向上している。また、パネル部5には、シート基板6から延びるリード線12(図3参照)を筐体1内に引き込むための挿通口31が形成されているものの、シート基板6が挿通口31上に貼り付けられて、盲板として機能するため、挿通口31はこれによって塞がれている。
シート基板6は、図2、図3に示すように、リード線12、スイッチ13、LED14(発光素子)、LED17(地区灯としての発光素子)、表面シート15、両面接着テープ16、上部シート61、下部シート62、スペーサ63により構成されており、表面シート15と下部シート62とで挟まれた層状に形成されている。
下部シート62はポリエステル材質であり、その上面側に導電性インク等を用いた印刷によって、回路用の導電パターン及び操作部となる各種スイッチ13構造の固定接点13aが形成され、またその導電パターン上に表示部となる各種のチップ状のLED14、LED17が実装されており(図3においては、LED14のみ示す。)、また、下面(裏面)側には両面接着テープ16が設けられている。そして、回路用の導電パターンがリード線12と電気的に接続されているが、このリード線12はプリント基板40に接続されている。
上部シート61はポリエステル材質であり、その下面側において、下部シート62の固定接点13aに対応した位置には、導電性インク等を用いた印刷によって、操作部となる各種スイッチの可動接点13bが形成され、また、各種のLED14、LED17に対応した位置には、光放出用の孔が形成されている(図3においては、LED14に対応した孔のみ示す。)。
スペーサ63はポリエステル材質であり、上部シート61と下部シート62との間に設けられ、スイッチ13構造の可動接点13b、固定接点13a間の間隔を規定しており、また、LED14、LED17の収納兼導光用として作用している。なお、スペーサ63はLED、スイッチやその他の電気部品の収納スペースを設けたシート状であってもよい。
表面シート15はポリエステル材質であり、上部シート61の上面側に設けられ、図2に示すように各種表示や感知器回路番号を表す「1」〜「10」の数字やスイッチ機能の内容を表す文字や模様等が印刷され、スイッチ13やLED14、LED17に対応する位置にエンボス加工がなされ、表面より突出する突出部位15a,15bが形成されている。このため、スイッチ13やLED14、LED17を、その発光角を遮ることなく、また、突出部位で散乱したりすることにより斜め方向の広い角度から視認可能になっている。
そして、シート基板6はその裏面(下部シート62の裏面に同じ)に設けられた例えば、両面接着テープ16等の接着手段によってパネル部5に貼り付けられている。したがって、パネル部5が扉4の表面から僅かに突出した平面であって、スイッチ13やLED14、LED17に対応する位置に突出部位15a,15bが形成されているから、スイッチ13やLED14、LED17は、斜め方向等の広い方向から視認されるものである。
つぎに、シート基板6における表示部および操作部としての動作について以下に説明する。
まず、操作部としては、例えばスイッチ13は常時はオフ状態であり、この状態でエンボス加工の突出部位15aが押圧された時に可動接点13b、固定接点13a間が閉じてスイッチ13はオン状態となる。この押圧動作により発生する信号(オン信号)は、導電パターン、リード線12を介して筺体1内のプリント基板40に送られて火災受信機で記憶される。
押圧動作を終えると、可動接点13b、固定接点13a間が開き、スイッチ13はオフ状態となるが、記憶された信号によって火災受信機ではオン状態を保持する。また、このオン状態の保持中に再度突出部位15aが押圧されるとスイッチ13は再びオンし、このオン信号が火災受信機に送られ、今度はオフ状態を示す信号として記憶される。このようにしてスイッチ13の操作に対応してオン/オフ状態が切り替わる。
次に、表示部としては、例えば前述のスイッチ13の操作に対応した火災受信機に記憶されたオン又はオフ状態に基づいて点灯または消灯信号が筺体1内のプリント基板40からリード線12、導電パターンを介して、操作されたスイッチ13に対応するLED14、LED17に送られて、LED14,LED17が点灯または消灯する。
また、建屋内のある火災感知器が火災を検知すると、感知器回線を介して火災信号がプリント基板40に入力され記憶されるとともに、筺体1内のプリント基板40からリード線12、導電パターンを介して、この火災を検知した火災感知器(感知器回線番号)に対応したLED17に点灯信号が送られて、LED17が点灯する。この点灯時、LED14、LED17の発光は、スペーサ63により導光されつつ、エンボス加工の突出部位15bを介して、シート基板6の外部に良好に発光表示される。
なお、パネル部5はシート基板6の変形を防止するための支持板であって、リード線12の筐体1内への引き込みのため挿通口31が設けられている。
実施形態1においては、パネル部5を扉4に一体的に形成して、パネル部5にシート基板6を貼り付けるようにしているが、本発明はこれに限定するものではなく、扉4に一体的に形成されたパネル部5とは別に、シート基板6の変形を防止するための支持板を準備し、該支持板にシート基板6を貼り付けてから、該支持板の全面を扉4の表面に設置したり、または扉に設けた開口部を覆うように該支持板の周囲を扉4に設置してもよい。このとき、該支持板にもリード線12の筐体1内への引き込みのため挿通口を設ける必要があるが、該挿通口もまたシート基板6が盲板として機能するため塞がれることになる。
このように、表示部または操作部をシート基板6(端末部に同じ)にて構成し、筐体1の扉4の前面パネル部5に直に、又はこの扉4から独立した支持板に貼り付けるとともに、筐体1内のプリント基板40(制御部に同じ)との間をリード線12にて接続するようにしているので、表示部または操作部に対して、一括した一部品扱いが可能となり、部品点数・工数を削減することができる。
また、シート基板6上に、各回線毎の火災状況を表示する地区灯17を配置しているので、より一層部品点数・工数を削減することができ、低コストで火災報知設備用機器の表示部または操作部を構成することができる。
さらに、シート基板6が筐体1の前面側に配置されているので、緊急時における各種表示の早期確認および各種スイッチの迅速操作が可能になる。なお、シート基板6は筐体1に対して同一平面上にまたは突出して配置されていればよい。
また、挿通口31がシート基板6によって封止されているので、筐体1を略密閉構造に形成可能であるため水分や塵埃等の侵入が防止される。
つぎに、地区灯としてのLED17について、さらに詳細に説明すると、シート基板6(「範囲ホヘトチ」に同じ)の右側縁「ヘト」に沿ってその左側に、各回線毎の火災状況を表示するLEDによって形成された地区灯17が縦方向に並べて配置されている。
そして、地区灯17に対応するそれぞれの監視対象地区の名前を記入表示する地区窓18が、当該地区灯17のそれぞれに近接配置されている。すなわち、地区窓18は前記右側縁「ヘト」に沿ってその右側の「範囲リヌルオ(シート基板6から外れた範囲)」で、パネル部5に直接配置されている。
つまり、シート基板6に実装されたLEDによって形成された地区灯17とパネル部5に設置された地区窓18とによって、火災地区表示部が形成されたことになる。
なお、火災地区表示部の形成手法は、前記するものに限定するものではなく、例えば、、シート基板6を前記「範囲リヌルオ」を覆う範囲にまで拡大して、拡大されたシート基板6の当該位置に直接地区窓18を貼り付けたり、拡大されたシート基板6の当該位置に枠穴を穿設し、該枠穴を貫通して枠穴を通して露出しているパネル部5に直接地区窓18を貼り付けたりしてもよい。このような地区窓の形成手法は後述の各実施形態においても適用できるものである。
よって、地区灯17を、シート基板6の右端または左端に縦方向に並べて配置しているので、監視対象地区名(監視対象地区)の位置と火災表示部の表示位置とがイメージ的に一致し、火災の発生地区を素速くかつ確実に確認することができる。つまり、火災表示部において、その上方から高層階の監視対象地区名を割当て、下方にいく程、順次、低層階の監視対象地区名を割当てるようにすれば、火災時に点灯した位置を見ることで、火災受信機の操作者は、瞬時に建屋のどのあたりの階で火災が発生したのかを確認することが可能となる。さらに、表示部・操作部を構成するシート基板6を最小限の横方向の大きさとすることができる。
また、地区灯17に付属して監視対象地区名を記入表示する地区窓18を、各地区灯17の外側(ここでは右側)にそれぞれ近接配置しているので、表示部・操作部を構成するシート基板を最小限の横方向の大きさとすることができ、また火災地区表示部が他の操作部・表示部との位置が離れることのない盤面配置が可能となる。
つぎに、シート基板6とプリント基板40とのリード線12による連結方法について、さらに詳細に説明する。
図4〜7において、リード線12は、扉4の外面に設置されたシート基板6と筐体1の内部に設置された制御部40(以下、プリント基板と称す)とを電気的に連結するものである。シート基板6の裏面に設置されたリード線12は、扉4のパネル部5に穿設された挿通口31を挿通して扉4の内側に引き出され、さらに、リード線押さえ手段30によってに蝶番部3の方向に案内されている。そして、リード線12は、プリント基板40上の蝶番部3側に設置されたプリント基板コネクト部41に接続されている。
リード線押さえ手段30は、扉4の内面に略平行に配置された天板32と、天板32を支持する支持駒33とから門型に形成され(図7参照)、該門内をリード線12が挿通している。したがって、リード線12は挿通口31とリード線押さえ手段30との間で、略一定形状に規制されている。
すなわち、リード線12は扉4の内面に沿って蝶番部3の方向に案内されているから、扉4を開いた際(図5参照)に浮き上がることがないため、諸作業(例えば、感知器回線等の端子台への接続作業)の支障になることがなく、また誤ってリード線12を断線することがなくなる。すなわち、リード線12は扉4の内面に沿って蝶番部3に向かい、蝶番部3を滑らかな曲線を描いて乗り越え、プリント基板40のプリント基板コネクト部41に導かれている。
一方、扉4を閉じた際(図4参照)には、所定の形状に規制されて収納されるから、異常な屈曲や曲げ戻しがなく、リード線12自体およびリード線12とシート基板6との接続部の損傷が防止される。
また、プリント基板40は略箱状のプリント基板カバー42によって覆われ、リード線12はプリント基板カバー42と蝶番部3との間のプリント基板コネクト部41においてプリント基板40に略垂直に接続されている。このため、扉4を閉じた際(図4参照)、リード線12は、扉4の内面とプリント基板カバー42の上壁に規制されて略逆S字状(略己字状)になる。
さらに、プリント基板カバー42の上壁と側壁(蝶番部3側)とのコーナー部で屈曲された形状、例えば略垂直状となる。そのため、リード線12は一定形状に規制されて収納されるから、異常な屈曲や曲げ戻しがなく、特に、プリント基板コネクト部41との接続部分に異常な屈曲や曲げ戻しが生じず、前記した接続部分及びプリント基板コネクト部41の損傷が防止される。
なお、図4、5はリード線12の形態を模式的に示すものであって、リード線12の剛性(可撓性)、リード線押さえ手段30と蝶番部3との距離、プリント基板カバー42の形状(高さ)等によって、曲がり位置や曲がり部の曲率半径が変化するものである。
また、リード線押さえ手段30は、天板32に設けられた融着用貫通穴34に支持駒33に設けられた融着用突起35が嵌合するもの(図7参照)であるが、本発明はこれに限定するものではなく、天板32と支持駒33とを一体的に形成して、これを扉4の内面に設置(例えば、支持駒に融着用穴を設け、扉4の内面に融着用突起35を設ける等)してもよい。また、融着(溶着)に代えて接着剤を用いて設置したり、一体的に形成したりしてもよい。また、一対の逆L字状部材を対峙して突き合わせて門型にしたり、中央部が開口した門型にしたりしてもよい。
なお、天板32と扉4の内面との距離(隙間)はリード線12の厚さや剛性、および挿通口31とリード線押さえ手段30との距離によって決定される設計的事項である。
[実施形態2]
図8は本発明の実施形態2に係る火災報知設備用機器の要部であるシート基板およびその貼り付けパネル部を示す正面図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一部分には同一符号を付してある。なお、ここでも火災報知設備用機器として火災受信機を例に挙げて説明する。
実施形態1の火災受信機は、筐体1の扉4の前面のパネル部5(「範囲イロハニ」にて示す)に貼り付けられるシート基板6A(「範囲ホヘトチ」に同じ)の左端(「辺チホ」にて示す)に縦方向に並べて地区灯17Aを配置するとともに、地区灯17Aに付属して監視対象地区名を記入表示する地区窓18A(「範囲リヌルオ」にて示す)を、パネル部5のエリア内(「範囲イロハニ」に同じ)における各地区灯17Aの左側にそれぞれ近接配置した点が、前述の実施形態1と異なっており、それ以外の構成は前述の実施形態1のものと基本的に同様であり、実施形態1の持つ機能を全て備えている。
そのため、実施形態1の持つ前記した効果を全て備えており、例えばこの実施形態の火災報知設備用機器においても、シート基板6A上に、各回線毎の火災状況を表示する地区灯17Aを配置しているので、より一層部品点数・工数を削減することができて、低コストで火災報知設備用機器の表示部または操作部を構成することができる。
なお、ここでもシート基板6Aや地区窓18Aを、扉のパネル部5に取り付けるようにしたものを例に挙げて説明しているが、シート基板6Aや地区窓18Aは前述の実施形態1に示した扉から独立した支持板に貼り付けるようにしてもよいことはいうまでもない。
[実施形態3]
図9は本発明の実施形態3に係る火災報知設備用機器の要部であるシート基板を示す正面図であり、図中、前述の実施形態1のものと同一部分には同一符号を付してある。なお、ここでも火災報知設備用機器として火災受信機を例に挙げて説明する。
実施形態3の火災受信機は、地区灯17Bを、シート基板6Bの上部に横方向に並べて配置するとともに、シート基板6Bのエリアを横方向に拡張して、地区灯17Bに付属して監視対象地区名を記入表示する地区窓18Bを、各地区灯17Bの右側にそれぞれ近接配置して、シート基板6Bを筐体の扉4に直に貼り付けるようにしている。
これを更に詳述すると、地区窓18Bは、シート基板6Bの操作内容を表示する表面シート(図3の符号15参照)に枠を印刷し、その枠内に監視対象地区名を記入表示したラベル21を貼り付け、その上に透明の保護板22を張り付けることにより構成されている。それ以外の構成は前述の実施形態1のものと基本的に同様であり、実施形態1の持つ機能を全て備えている。なお、ラベル21を枠内に貼り付けるだけにしてもよい。
実施形態3の火災報知設備用機器においては、地区灯17Bだけでなく、地区窓18Bもシート基板6B内に配置し、シート基板6Bを筐体の扉4に直に貼り付けるようにしているので、部品点数・工数をさらに削減することができ、より低コストで火災報知設備用機器の表示部または操作部を構成することができる。ここで、シート基板6Bは、前述の実施形態1で示したように扉4から独立した支持板に貼り付けて、該支持板を扉に設置するようにしてもよい。
なお、ここでは地区灯17Bを左側に配置し、これに付属して監視対象地区名を記入表示する地区窓18Bを右側に近接配置したものを例に挙げて説明しているが、これらの位置関係は逆でもよいことはいうまでもない。
以上の全ての実施形態において、表示部または操作部をシート基板6にて構成し、機器筐体1の扉4の前面に直に、又はこの扉4から独立した支持板に貼り付けるようにしたが、貼り付け以外の方法を用いて、機器筐体1の扉の前面に直に、又はこの扉4から独立した支持板に取り付けるようにしてもよい。
また、前記全実施例において、火災報知設備用機器として火災受信機を例に挙げて説明したが、火災表示器が操作器等であってもよい。また、前記全実施例において、端末部としてシート基板を用いて説明したが、プリント基板等のシート基板以外の基板であってもよい。
本発明は、火災受信機以外の火災報知設備用機器、例えば、火災表示器や操作器等に利用することができる。
本発明の実施形態1に係る火災報知設備用機器を示す正面図、及び下面図である。 図1中のAで囲まれているシート基板およびその貼り付けパネル部の拡大正面図である。 実施形態1に係る火災報知設備用機器のシート基板の厚み方向の断面図である。 実施形態1に係る火災報知設備用機器の扉を閉めた状態を示す側面視の断面図である。 実施形態1に係る火災報知設備用機器の扉を開いた状態を示す側面視の断面図である。 図4、5に示すリード線の挿通状態を拡大して示す側面視の断面図である。 図4、5に示すリード線の押さえ手段を分解して示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る火災報知設備用機器の要部であるシート基板およびその貼り付けパネル部を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係る火災報知設備用機器の要部であるシート基板およびその貼り付けパネル部を示す正面図である。
符号の説明
1:筐体、 2:本体フレーム、
3:蝶番部、 4:扉、
5:パネル部、 6,6A,6B:シート基板、
12:リード線、 13:スイッチ(操作部)、
14:LED(表示部)、 17,17A,17B:地区灯、
18,18A,18B:地区窓、 30:リード線押さえ手段、
31:挿通口、 32:天板、
33:支持駒、 40:プリント基板、
41:プリント基板コネクト部、 42:プリント基板カバー

Claims (3)

  1. 機器筐体と、
    該機器筐体の外面の所定位置に配置され、発光素子またはスイッチ構造を備えて、表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部と、
    前記機器筐体の内部に収容され、前記端末部の操作入力や出力制御が可能な制御部と、
    前記端末部と制御部とを連結するリード線とを有し、
    該リード線が挿通するために前記機器筐体に設けられた挿通口が、前記端末部によって封止されていることを特徴とする火災報知設備用機器。
  2. 開口部を有する函体と該開口部を開閉する開閉扉とから形成された機器筐体と、
    前記開閉扉の外面に配置され、発光素子またはスイッチ構造を備えて、表示部または操作部の一方または両方を形成する端末部と、
    前記機器筐体の内部に収容され、前記端末部の操作入力や出力制御が可能な制御部と、
    前記端末部と制御部とを連結するリード線とを有し、
    該リード線が挿通するために前記開閉扉に設けられた挿通口が、前記端末部によって封止され、
    前記リード線が、前記開閉扉の内面に設けられたリード線押さえ手段によって前記開閉扉の開閉支点に向けて誘導されていることを特徴とする火災報知設備用機器。
  3. 前記制御部がプリント基板によって形成され、且つ、前記端末部がシート基板によって形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の火災報知設備用機器。
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