JP2005196742A - 火災発信機及び防災用機器 - Google Patents

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【課題】 火災発信機としての存在感を有しつつも、建物の内壁面と調和させることのできる火災発信機を提供する。
【解決手段】 建物の壁部等に設けられ押釦スイッチ10等を備えた火災発信機本体1をカバー体2にて略覆ってなる火災発信機において、カバー体2は枠体20とこの枠体20の正面に設けられる正面板3とから構成し、この正面板3は枠体20に対して着脱自在とされると共に、枠体20とは異なる色に彩色された略平面状の色彩板にてなる。また、枠体20の略中央部には凹陥状の取付面22を形成し、この取付面22に正面板3を取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、火災発生時に警報を発するために建物の壁部に設けられる火災発信機等の防災用機器に関し、特に露出部分の意匠性が高い防災用機器に関する。
従来から、建物における火災発生や非常時を知らせるために、建物内部に火災発信機が設けられている。この火災発信機は、建物の廊下等の壁面に適切な高さで設置されており、警報発生用の押釦スイッチを備えている。火災発生時には、発見者が火災発信機の押釦スイッチを強く押すことにより、火災発生を知らせる信号が建物内に設けられた受信機に伝送されると共に、火災発信機近傍に設けられる非常ベルから警報音が発せられて、周囲の人に対し火災発生を知らせることができる。
このような火災発信機は、建物の壁面に埋め込むように設置されており、火災発信機本体は上記押釦スイッチと、電話線を接続するための電話ジャックとを備え、また押釦スイッチが押された場合に信号を伝送するための回路が内蔵されている。さらに、火災発信機本体の露出部分を覆う蓋体が火災発信機本体に対して取付けられる。蓋体は、押釦スイッチを露出させるように開口を有しており、また電話ジャックを覆うと共に、必要に応じて開閉することのできる扉を有している。このような従来の火災発信機としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開平10−105844号公報
ここで、従来の火災発信機は、室内に露出する部分である蓋体は、目立つように赤一色とされるのが一般的である。しかし、建物の内壁面は通常、白やグレー等に塗装がなされており、その中にあって赤色の火災発信機は周囲に対してあまりマッチするものではない。特に、火災発信機は床面から0.8m以上1.5m以下に設置しなければならず、建物の一般利用者の視界の中にちょうど入ってくる高さであるため、一般利用者からはあまり好感を持たれないことが多い。一方で、火災発信機を目立たないようにすると、緊急時に一般利用者がその位置をとっさに認識できないこととなる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、火災発信機としての存在感を有しつつも、建物の壁面と調和させることのできる火災発信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る火災発信機は、建物の壁部等に設けられ押釦スイッチ等を備えた火災発信機本体をカバー体にて略覆ってなる火災発信機において、
上記カバー体は枠体と該枠体の正面に設けられる正面板とから構成し、該正面板は上記枠体または火災発信機本体に対して取付けられると共に、異なる色に彩色された複数の色彩板にてなり、選択されて設けられることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る火災発信機は、上記枠体は赤色に彩色され、上記色彩板は有彩色または無彩色に彩色されてなることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る火災発信機は、上記枠体には正面に側面の端部から落とし込んだ略平面状の取付面を形成し、該取付面に上記正面板を取付けることを特徴として構成されている。
本発明に係る防災用機器は、建物の壁部等に設けられ火災警報の発信あるいは表示を行う防災用機器において、
本体正面に色彩板が取付けられる取付部を備え、色彩の異なる複数の色彩板を用意し、選択して上記取付部に取付けられてなることを特徴として構成されている。
本発明に係る火災発信機によれば、カバー体の正面には枠体とは異なる色の色彩板が取付けられるので、建物の壁面と調和した色彩を選択することができ、火災発信機の意匠性を向上させることができる。また、枠体と色彩板を着脱自在としたことにより、色彩板は壁色の変更等に伴って取り替えることが可能である。
また、本発明に係る火災発信機によれば、枠体は正面に側面の端部から落とし込んだ平面状の取付面を形成し、この取付面に正面板を取付けることにより、カバー体の正面に納まりよく色彩板を設けることができる。また、正面板の取替えも容易である。
さらに、本発明に係る火災発信機によれば、枠体の正面に開口部を設け、この開口部に背面側から平板状の正面板を取付けると共に、正面板は火災発信機本体と枠体に挟持固定されることにより、色彩板を強固に固定しておくことができる。
さらにまた、本発明に係る火災発信機によれば、枠体または火災発信機本体に保持片を設けて、この保持片に正面板を保持させた上で、正面板を枠体と火災発信機本体で挟持固定することにより、色彩板の固定を容易に行うことができる。
本発明の実施形態について詳細に説明する。火災発信機は、建物の内壁面に埋め込まれるように設けられるもので、警報を発生するための押釦スイッチ10と電話線を差し込むことのできる電話ジャック11を備えている。また、火災発信機は建物の内壁面に所定の間隔で、かつ床面から0.8m以上1.5m以下となるように配置される。火災発見者は、この火災発信機の押釦スイッチ10を強く押すことにより、管理人室等に設置され火災発信機とは配線にて接続された火災受信機に火災発生を知らせる信号が送信される。また、それに伴って火災発信機近傍に設けられる非常ベルから警報音が発せられることで、周囲の人に火災発生を知らせることができる。以下、このような火災発信機に本発明を適用した実施例について図面に沿って詳細に説明する。
図1には、本実施例における火災発信機の正面図を示す。また、図2は火災発信機の側面組立図である。これら各図において、本実施例における火災発信機は、正面側に押釦スイッチ10と電話ジャック11を備え、背面側に火災受信機に信号を送信する送信部12を備えた火災発信機本体1に対して、その露出部分を覆うカバー体2を設けてなるものである。カバー体2は押釦用開口23から火災発信機本体1の押釦スイッチ10を露出させている。すなわち、正面側から火災発信機を見ると、カバー体2と押釦スイッチ10とが露出した状態となる。火災発信機本体1の電話ジャック11は、カバー体2に設けられた開閉自在な扉部24によって覆われており、必要に応じて扉部24を開くことにより、露出させることができる。なお、扉部24内側には、押釦スイッチ10の復旧スイッチも設けられている。
カバー体2は、上述のように火災発信機本体1の露出部分を覆うことができるように、略円形の側面部21を有した枠体20と、その正面側に取付けられる正面板3から構成される。図2に示すように、カバー体2は火災発信機本体1を覆うように取付けられる。ここで、火災発信機は赤色でなければならないため、枠体20の側面部21は赤色とされる。これに対して、枠体20の正面には赤色以外の有彩色または無彩色に彩色されてなる色彩板たる正面板3が設けられる。従来の火災発信機では、側面部から正面部分にかけて一体的に曲面状となるように形成されていたが、本発明の火災発信機では、枠体20と正面板3を別体とした上で、正面板3を平面状としている。
図3には、本実施例における枠体20及び正面板3の断面図を示す。この図に示すように、枠体20には中央部に側面部21の端部から落とし込んで凹陥状に形成される略平面状の取付面22を形成している。取付面22には、押釦用開口23と扉部24、及び火災発信機本体1に対する固定ネジ4を挿入するための挿入孔25が形成されている。そして、この略平面状の取付面22には、上記正面板3が取付けられる。また、枠体20の内側面上部には、火災発信機本体1を固定する係合突起27を設けている。この係合突起27を火災発信機本体1に係合させると共に、固定ネジ4により火災発信機本体1に対しネジ止めすることで、カバー体2を火災発信機本体1に固定する
正面板3は、枠体20の取付面22に略適合する円盤状の平板として形成され、表面30を塗装することで色彩板としてなるものである。または、正面板3が着色された材質からなっていれば、塗装の必要はない。いずれにしても、正面板は樹脂材からなるものである。ただし、色彩を付することのできる材質であれば、他の材料を用いてもよい。正面板3は、どのような色彩でも選択することができるので、あらかじめ複数の色彩の正面板3を用意しておき、建物の壁面に調和した色彩を選択することで、火災発信機の意匠性を高めることができる。また、壁面の色彩を変更したような場合には、それに合わせて着脱自在な正面板3のみを取り替えることで、改めて火災発信機を周囲と調和させることができる。
正面板3には、枠体20と同様に押釦用開口32が形成され、さらに扉部24を露出させるための扉部用開口33、及び固定ネジ4用のネジ孔34が形成されている。正面板3の枠体20に対する取付けに際しては、表面30が正面側となるように配置した上で、裏面31を取付面22に対し接着により固定する。さらに、正面板3のネジ孔34から枠体20の挿入孔25を介して火災発信機本体1の固定孔13に対してネジ止めすることで、さらに強固に固定することができる。
このように、枠体20の取付面22に色彩板たる正面板3を着脱自在に取付け、これによってカバー体2を形成している。枠体20に取付面22を形成して、そこに正面板3を取付固定するようにしたので、色彩板の取付を簡単に行うことができる。また、枠体20の取付面22は側面部21よりも落とし込んで凹陥状に形成されているので、正面板3の納まりをよくすることができ、正面板3の保護としての機能を有し、また側方から見た場合にそれが火災発信機であることを容易に認識することができる。
次に、実施例2について詳細に説明する。図5には、本実施例における枠体20の背面図を示す。また、図6には本実施例における正面板3の正面図、図7には本実施例における枠体20と正面板3の断面図を示す。本実施例の火災発信機は、火災発信機本体1については実施例1と同様である。すなわち、正面側に押釦スイッチ10と電話ジャック11を備え、背面側に火災受信機に信号を送信する送信部12を備えている。また、カバー体2も火災発信機本体1に対してその露出部分を覆う点においては共通している。ただし、カバー体2の枠体20の構成が実施例1とは異なっている。
図5に示すように、本実施例におけるカバー体2は、枠体20に開口部26が形成されている。そして、側面部21の内周面には、保持片28が形成されている。一方、図6に示すように、本実施例における正面板3は、その上下左右にそれぞれ延出部35が形成されている。正面板3を枠体20に取付ける際には、図7に示すように、正面板3を枠体20の背面側から取付ける。このとき、正面板3は枠体20に対して約45ー傾けて挿入し、その後正面板3を回転させるようにスライドさせて、正面板3の延出部35を枠体20の保持片28に係合させる。さらにネジ孔34に固定ネジ4を挿入し、枠体20と正面板3及び火災発信機本体1を固定する。これによって正面板3は枠体20の保持片28に保持されると共に、火災発信機本体1と枠体20に挟持され、固定される。なお、本実施例では保持片28を枠体20に形成しているが、これを火災発信機本体1の周縁部に形成することで、正面板3を火災発信機本体1に保持させた上で、火災発信機本体1と枠体20に挟持されるようにしてもよい。
以上のように、本実施例においては、枠体20の開口部26が背面側から取付けられる正面板3によって塞がれる構造となっている。なお、正面板3は実施例1の場合と同様に、色彩板として形成されてなるものである。また、正面板3には実施例1と異なり、扉部24が形成されている。上記の実施例2においては、正面板3がスライドされることで枠体20に取付けられるが、保持片28の突出を低くして、スライドさせずに直接押し込んで取付けるようにしてもよい。扉33は本体1に設けられて、対応する正面板3の位置には開口部を設けるようにしてもよい。
さらに、実施例3について詳細に説明する。図8には、本実施例における火災発信機の正面図を示す。本実施例は、実施例1と略同様の構成を有している。すなわち、正面側に押釦スイッチ10と電話ジャック11を備え、背面側に火災受信機に信号を送信する送信部12を備えた火災発信機本体1に対して、枠体20及び正面板3からなるカバー体2を取付ける。枠体20の正面には取付面22が形成されており、その取付面22に色彩板たる正面板3を取付固定する。
本実施形態では、枠体20における取付面22の上部に差込凹部29が形成され、一方正面板3の上部には突起状の突出部36が形成されており、正面板3の突出部36を枠体20の差込凹部29に係合させ、さらにネジ孔34からネジ止めする。これにより、取付面22と正面板3とを接着することなく正面板3を枠体20に対して固定することができるので、正面板3の取替えを容易に行うことができる。
実施例4は、実施例3においてさらにネジ止めを不要としたものである。図9には、本実施例における火災発信機の正面図を示す。本実施例では、枠体20における取付面22の上部に加えて、下部にも差込凹部29が形成され、一方正面板3にも上部に加えて下部にも突起状の突出部36が形成されている。枠体20は予め本体1にネジ止めされ、枠体20に正面板3の突出部36を2個所で係合させることによって、正面板3の枠体20に対するネジ止めを不要とすることができ、正面視をすっきりさせることができる。また、正面板3の取替えを容易に行うことができる。
次に実施例5について説明する。図10には、本実施例における火災発信機の正面図を示す。これまで説明した実施例1〜4においては、火災発信機本体1の正面に配置される押釦スイッチ10と扉部24は、同様の位置関係にある。しかしこれらの配置は、必ずしもこれに限られず、他の配置であっても押釦スイッチ10と扉部24以外の部分を色彩板とすることができればよい。本実施例では、押釦スイッチ10は火災発信機本体1の略中心部に配置されている。また、押釦スイッチ10の下部には、2つの扉部24、24がそれぞれ独立して開くことができるように配置されている。
なお、上記の火災発信機の他の実施例としては、正面板3を本体1の正面に取付け、その後に図5のような中央が開口した枠体をはめ込む構成であってもよい。また、正面板3は、本体1にも枠体20にも固定されず、枠体20の周囲に設けたネジ止め機構によって本体11にネジ止めされたときに、間に位置する正面板3が挟まれて固定される構成であってもよい。また、図8、図9の凹部29は内側への凸部とし、正面板3を円形もしくは凹部を設けるようにしてもよい。
これまで火災発信機に色彩板たる正面板3を設けた実施例について説明した。しかし、建物の壁面に設けられるのは、火災発信機単体だけとは限らず、その他の機器と組み合わせる場合もある。実施例6では、本発明を機器収納箱40に適用した場合について説明する。図11は、本実施例における機器収納箱40の斜視図である。機器収納箱40は、建物の壁面に設けられるものであって、実施例1〜5で説明した火災発信機に加えて、警報発生時に点灯する警報灯41を納めて、これらを正面に露出させ、さらに警報音を発生する音響部(図示しない)を内部に納め、正面には音響孔42を備えてなるものである。
このような機器収納箱40は、火災発信機単体が建物の壁面に設けられている場合と同様に、赤色等の固定色のみで構成されているものである。本実施例では、火災発信機に限らず、建物内の防災用機器の意匠性を向上させるため、機器収納箱40の正面部分に色彩板44を設けてなるものである。図11に示すように、機器収納箱40の正面には略全面に渡る凹陥状であって略平面状の取付面43が形成されており、この取付面43に色彩板44が取付固定される。または、機器収納箱40の正面カバーを全て平面状の色彩板として形成する。これにより、機器収納箱40の露出部分を略全面に渡って周囲の壁面と調和させることができ、機器収納箱40の意匠性を向上させることができる。
なお、本実施例において機器収納箱40に収納される火災発信機は、上記実施例1〜5のようにその正面に色彩板たる正面板3を設けてなるものである。ただし、これには限られず、機器収納箱40に既に色彩板44が設けられていることから、火災発信機については、正面板3を設けることなく、従来と同様に全面を赤色としてもよい。
実施例7では、建物の壁面に設置され、警報の内容等を表示することのできる副表示盤50に本発明を適用した場合について説明する。図12は、本実施例における副表示盤50の斜視図である。副表示盤50も、実施例6の機器収納箱40と同様に、建物の壁面に設置される防災用機器の一種である。
図12に示すように、副表示盤50には、各種情報を表示する表示部51が正面の上部に設けられ、その側部には音響孔52が設けられている。そして、正面の略全面には、凹陥状であって略平面状の取付面53が形成されており、そこに色彩板54が取付固定される。表示部51や音響孔52の配置についてはこれに限られず、どのような配置であってもよい。このように、副表示盤50の正面のうち、従来使われていなかった部分に色彩板54を設けることにより、副表示盤50の意匠性を高めることができる。
なお、上記の実施形態の正面板(色彩板)は表と裏とで色彩を変えて、裏返すなど選択して取付けるようにしてもよい。また、複数色の正面板の中には、従来通りの赤色を1枚含めてあってもよく、顧客の要望により前面全てを赤色にすることもできる。また、上記の実施形態の正面板は、ネジ等により着脱自在に取付けられているが、これに限らず接着剤やテープにより取付けるようにしてもよい。
なお、本実施例の色彩板は夜間や停電時に発光する蓄光材を含む板であってもよく、夜間や停電時に火災が発生しても、機器が光ることにより、暗い中でも場所を容易に特定でき、火災発信操作などの対応を行い易い。この蓄光材の色彩板中に「火災報知器」などの文字を印刷し、文字以外の部分が蓄光材で発光するようにすれば、暗くても火災発信機の場所が目立ち、また発光しない文字部分と発光するその他の分が区別され、はっきりと防災用機器と認識でき誤操作を防ぐことができる。蓄光材の発光色は適宜の蛍光色の目立つ色でよいが、防災機器に一般的に使用される赤系の発光材であれば防災機器であることがより認識できる。また、上記カバー体2も蓄光材で構成してもよし、各色の蓄光材でなる複数の色彩板を用意してもよい。また、各有彩色の色彩板に「火災報知器」などの文字を蓄光材で印刷するようにしてもよい。
また、色彩板のその他の実施例として、温度により色彩が変化する示温インクなどを含む色彩板であっても良い。季節や時間による気温変化により色が変化させるようにして意匠性を向上することができる。また、反射板で構成すれば、懐中電灯などの光が反射して認識効果及び意匠性を向上することができる。その他、色彩板として鏡板や半透明板であってもよいし、これらを組み合わせた板でもよい。例えば色彩板の縁部を蓄光材や反射材とし、縁部以外の部分が他の色彩で塗装されていてもよい。
なお、本実施例においてはカバー体2が赤色と色彩板3が複数種有するものとなっているが、これに限らず、カバー体自体が各種の色彩を有し、カバー体と色彩板それぞれを選択して本体に取付けるようにしてもよい。カバー体と色彩板が一体であり、各種のカバー体から選択して本体に取付けるようにしてもよく、防災用機器の認識向上と建物との調和を図ることができる。
第1実施例における火災発信機の正面図である。 第1実施例における火災発信機の側面組立図である。 第1実施例における枠体及び正面板の断面図である。 第1実施例における火災発信機の組立斜視図である。 第2実施例における枠体の背面図である。 第2実施例における正面板の正面図である。 第2実施例における枠体及び正面板の断面図である。 第3実施例における火災発信機の正面図である。 第4実施例における火災発信機の正面図である。 第5実施例における火災発信機の正面図である。 第6実施例における機器収納箱の斜視図である。 第7実施例における副表示盤の斜視図である。
符号の説明
1 火災発信機本体
2 カバー体
3 正面板
4 固定ネジ
10 押釦スイッチ
11 電話ジャック
20 枠体
21 側面部
22 取付面
40 機器収納箱
50 副表示盤

Claims (4)

  1. 建物の壁部等に設けられ押釦スイッチ等を備えた火災発信機本体をカバー体にて略覆ってなる火災発信機において、
    上記カバー体は枠体と該枠体の正面に設けられる正面板とから構成し、該正面板は上記枠体または火災発信機本体に対して取付けられると共に、異なる色に彩色された複数の色彩板にてなり、選択されて設けられることを特徴とする火災発信機。
  2. 上記枠体は赤色に彩色され、上記色彩板は有彩色または無彩色に彩色されてなることを特徴とする請求項1記載の火災発信機。
  3. 上記枠体の略中央部には凹陥状の取付面を形成し、該取付面に上記正面板を取付けることを特徴とする請求項1または2記載の火災発信機。
  4. 建物の壁部等に設けられ火災警報の発信あるいは表示を行う防災用機器において、
    本体正面に色彩板が取付けられる取付部を備え、色彩の異なる複数の色彩板を用意し、選択して上記取付部に取付けられてなることを特徴とする防災用機器。
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