JPH1123010A - 空気調和機における室外機の異常確認装置 - Google Patents

空気調和機における室外機の異常確認装置

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JPH1123010A
JPH1123010A JP18256597A JP18256597A JPH1123010A JP H1123010 A JPH1123010 A JP H1123010A JP 18256597 A JP18256597 A JP 18256597A JP 18256597 A JP18256597 A JP 18256597A JP H1123010 A JPH1123010 A JP H1123010A
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JP
Japan
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light
abnormality
light source
air conditioner
outdoor unit
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Application number
JP18256597A
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English (en)
Inventor
Kinji Tsuboi
均志 坪井
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の室外機に設置する異常確認装置
において、異常時に発光するLED素子のような光源の
発光の有無を室外機の筐体の外部から即座に確認するこ
とができるようにして、外装パネルの取付け取外しのよ
うな余分な作業を一切行わずに異常の有無や異常内容を
認識することができるようにする。 【解決手段】 光源5を収容した室外機の筐体の側面
に、配管接続部や電線接続部を覆うカバー体3を設け
る。カバー体3に開設した開口61を、合成樹脂製の透
光板62で塞ぐ。透光板62は、光源5が発光している
ときにその発光を外部から透視でき、光源5が発光して
いないときにその光源5を外部から透視しにくくする光
学的性質を備える。透光板62には、有色半透明の透光
板、たとえば黒色半透明の透光板を採用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に設けられる異常確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内機と室外機との組み合わせからなる
セパレートタイプの空気調和機において、断線や各種セ
ンサの故障といった電気的あるいは機械的な故障を自己
診断させ、異常があるときにそのことを発光表示するシ
ステムは従来より知られている(特開平5−93537
号公報)。また、異常を発光表示するためにLED素子
(Light emitting diode)を用いたり、異常内容を、7
セグメント方式などのLED素子でデジタル表示したり
することも知られている(特開平6−281229公
報)。
【0003】ところで、空気調和機の室外機に設けられ
ている異常確認装置は、室外機の電子制御装置に搭載さ
れていることが多い。その一方で、室外機の熱交換機ユ
ニットや上記電子制御装置などは、直射日光や風雨とい
った外的条件から保護するために、筐体やその筐体に取
り付けられた外装パネルなどで覆われている。このた
め、従来、異常確認装置を利用して異常の有無や異常内
容を確認するときには、筐体に取り付けられている上記
外装パネルを取り外した後、筐体に収容されている異常
確認装置を目で見るという作業を行い、確認後は外装パ
ネルを再び筐体に取り付けるという作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異常確
認のたびにいちいち外装パネルを取り外したり取り付け
たりする作業は面倒で煩わしいという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、異常確認装置に使われているLED素子の
ような光源の発光の有無を室外機の筐体の外部から即座
に確認することができるようにして、外装パネルの取付
け取外しのような余分な作業を一切行わずに異常の有無
や異常内容を認識することのできる空気調和機における
室外機の異常確認装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和機
における室外機の異常確認装置は、空気調和機での異常
発生時に発光する光源を収容した室外機の筐体の上記光
源に臨む箇所に、上記光源が発光しているときにその発
光を外部から透視することができ、上記光源が発光して
いないときにその光源を外部から透視しにくくする光学
的性質を備えた透光部が設けられている、というもので
ある。
【0007】この発明によると、筐体に設けられた透光
部が、光源が発光しているときにその発光を外部から透
視することができる光学的性質を備えているので、筐体
の外部から光源の発光を目で見て異常を確認することが
できる。また、透光部が、光源が発光していないときに
その光源を外部から透視しにくくする光学的性質を備え
ているので、光源が発光していないとき、すなわち空気
調和機が正常であるときには、光源が外部から見えにく
くなるか、あるいは見えなくなる。そのため、室外機を
見たときに光源が目立って室外機の外観を損なうという
ことがない。
【0008】別の本発明に係る空気調和機における室外
機の異常確認装置は、空気調和機での異常発生時に発光
する光源を収容した室外機の筐体の側面に、上記室外機
の配管接続部や電線接続部を覆うカバー体が設けられ、
このカバー体の上記光源に臨む箇所に、上記光源が発光
しているときにその発光を外部から透視することがで
き、上記光源が発光していないときにその光源を外部か
ら透視しにくくする光学的性質を備えた透光部が設けら
れている、というものである。
【0009】この発明によっても、上記したところと同
様に、空気調和機に異常が生じたときには、筐体の外部
から光源の発光を目で見て異常を確認することができ、
空気調和機が正常であるときには、室外機を見たときに
光源が目立ってその室外機の外観を損なうことがないと
いう作用が発揮される。
【0010】また、この発明によると、透光部を室外機
の配管接続部や電線接続部を覆うカバー体に設けてある
ので、筐体に特別な加工を施して透光部を形成する必要
がなくなり、筐体の製作コストの高騰や筐体の強度低下
を来たさないという利点がある。また、筐体の側面に設
置されるカバー体に透光部が設けられていることによ
り、その透光部が目立たなくなるという利点がある。
【0011】カバー体に透光部を設ける場合、カバー体
を合成樹脂成形体としてそのカバー体の全体に上述した
ような光学的性質を付与しておいてもよい。しかし、カ
バー体の機械的性質や価格面などの様々な要求条件を考
慮すると、その透光部が、上記カバー体に開設された開
口と、その開口を塞ぐようにそのカバー体に取り付けら
れた合成樹脂製の有色透光板とからなっていることが望
ましい。この場合、有色透光板としては、有色半透明の
透光板であっても、黒色半透明の透光板であってもよ
い。
【0012】また、上記光源には、LED素子を好適に
採用することができ、そのLED素子としては、空気調
和機の異常内容をそれに対応する符号で発光表示するセ
グメント方式のLED素子を用いることも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の異常確認装置を装
備させた空気調和機の室外機Aの外観図、図2は上記異
常確認装置の要部を説明的に示した分解斜視図、図3は
上記異常確認装置の要部を説明的に示した縦断面図、図
4はセグメント方式のLED素子を例示した正面図であ
る。
【0014】図1に示した室外機Aは、熱交換機やファ
ン、電子制御装置などを収容した箱形の筐体1を有し、
この筐体1には、その前面の排風口11などが設けられ
ていると共に、その上端部には外装パネル2が取付ビス
(不図示)を用いて取り付けられている。筐体1の片側
の側面にカバー体3が取り付けられており、このカバー
体3によって室外機Aの配管接続部や電線接続部が覆い
隠されている。4は、上記配管接続部や電線接続部に接
続されて室内に導設される熱媒体循環用の配管や電線類
を示している。
【0015】一般的に、室外機Aに設けられる電子制御
装置は、図2や図3に説明的に示したように、配線基板
4に搭載された電子部品や電気部品によって構成されて
おり、その配線基板4には、空気調和機たとえば室外機
側で断線や空調制御などに関する異常が発生したときに
発光する光源5が併せて搭載されている。図2や図3で
は光源としてLED素子を示してある。上記電子制御装
置は、外装カバー2を取り外したときに開口される筐体
1の内部に配備されていて、光源5としてのLED素子
が筐体1の内部の側面に近い箇所に位置している。
【0016】上記カバー体3に透光部6が設けられてい
る。図例においては、この透光部6が、カバー体3の上
端部に開設された矩形の開口61と、その開口61を塞
ぐようにそのカバー体3に取り付けられた合成樹脂製
(たとえばポリカーボネードプレート)の矩形の透光板
62とによって形成されており、透光板62は、光源5
としてのLED素子が発光しているときにその発光を外
部から透視することができ、光源5としてのLED素子
が発光していないときにその光源5を外部から透視しに
くくする光学的性質を備えている。このような透光板6
2には、黒色半透明の合成樹脂プレートのほか、白色を
含む他の有色の透明板や半透明板を適宜選択して用いる
ことができる。
【0017】透光板62をカバー体3に取り付ける手段
としては、合成樹脂製のカバー体3と合成樹脂製の透光
板62との熱溶着、接着剤による接合、ビス止め、カバ
ー体3に設けられた取付枠への嵌込み、といった種々の
手段を適宜採用することが可能である。
【0018】以上のように構成された異常確認装置によ
ると、空気調和機に異常が発生して光源5が発光してい
るときには、透光板62の光学的性質により、筐体1の
外部から透光板62を透して光源5の発光が見えるの
で、その発光を目で見て即座に異常の発生を認識するこ
とができる。また、空気調和機が正常であるために光源
5が発光していないときには、透光部6の光学的性質に
より、光源5が外部からは見えにくいか、あるいはまっ
たく見えない。
【0019】以上説明した実施形態では、透光部6がカ
バー体3に設けられているけれども、この透光部を、筐
体1の前面、側面、背面などの、光源に臨む箇所に設け
ておくことも可能である。また、光源5として、異常を
発光して知らせるLED素子を採用しているけれども、
この点は、空気調和機の具体的な異常内容をそれに対応
する数字や記号といった各種の符号で発光表示するセグ
メント方式のLED素子を採用することも可能である。
図4には、7つのセグメント51で数字を発光表示でき
るようにした所謂7セグメント方式のLED素子を示し
てある。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和機の異常確認
に使われているLED素子のような光源の発光の有無を
室外機の筐体の外部から即座に確認することができるよ
うになるので、従来のように外装パネルの取付け取外し
のような余分な作業を一切行わずに異常の有無や異常内
容を簡便にかつ正確に認識することができるようにな
る。それにもかかわらず、室外機の外観が損なわれない
という長所を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常確認装置を装備させた空気調和機
の室外機の外観図である。
【図2】上記異常確認装置の要部を説明的に示した分解
斜視図である。
【図3】上記異常確認装置の要部を説明的に示した縦断
面図である。
【図4】セグメント方式のLED素子を例示した正面図
である。
【符号の説明】
A 室外機 1 筐体 3 カバー体 5 光源 6 透光部 51 セグメント 61 開口 62 透光板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機での異常発生時に発光する光
    源を収容した室外機の筐体の上記光源に臨む箇所に、上
    記光源が発光しているときにその発光を外部から透視す
    ることができ、上記光源が発光していないときにその光
    源を外部から透視しにくくする光学的性質を備えた透光
    部が設けられていることを特徴とする空気調和機におけ
    る室外機の異常確認装置。
  2. 【請求項2】 空気調和機での異常発生時に発光する光
    源を収容した室外機の筐体の側面に、上記室外機の配管
    接続部や電線接続部を覆うカバー体が設けられ、このカ
    バー体の上記光源に臨む箇所に、上記光源が発光してい
    るときにその発光を外部から透視することができ、上記
    光源が発光していないときにその光源を外部から透視し
    にくくする光学的性質を備えた透光部が設けられている
    ことを特徴とする空気調和機における室外機の異常確認
    装置。
  3. 【請求項3】 上記透光部が、上記カバー体に開設され
    た開口と、その開口を塞ぐようにそのカバー体に取り付
    けられた合成樹脂製の有色透光板とからなる請求項2に
    記載した空気調和機における室外機の異常確認装置。
  4. 【請求項4】 上記透光部が、上記カバー体に開設され
    た開口と、その開口を塞ぐようにそのカバー体に取り付
    けられた合成樹脂製の有色半透明の透光板とからなる請
    求項2に記載した空気調和機における室外機の異常確認
    装置。
  5. 【請求項5】 上記透光部が、上記カバー体に開設され
    た開口と、その開口を塞ぐようにそのカバー体に取り付
    けられた合成樹脂製の黒色半透明の透光板とからなる請
    求項2に記載した空気調和機における室外機の異常確認
    装置。
  6. 【請求項6】 上記光源がLED素子である請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに
    記載した空気調和機における室外機の異常確認装置。
  7. 【請求項7】 上記光源が、空気調和機の異常内容をそ
    れに対応する符号で発光表示するセグメント方式のLE
    D素子である請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載した空気調和機における
    室外機の異常確認装置。
JP18256597A 1997-07-08 1997-07-08 空気調和機における室外機の異常確認装置 Pending JPH1123010A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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