JP2002323363A - ガスメータの遠隔表示装置 - Google Patents

ガスメータの遠隔表示装置

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JP2002323363A
JP2002323363A JP2001129576A JP2001129576A JP2002323363A JP 2002323363 A JP2002323363 A JP 2002323363A JP 2001129576 A JP2001129576 A JP 2001129576A JP 2001129576 A JP2001129576 A JP 2001129576A JP 2002323363 A JP2002323363 A JP 2002323363A
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optical fiber
fixing jig
blinking
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Michiyasu Yamashita
通康 山下
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で遠隔的に遮断・異常警報表示を
行うことができるガスメータの遠隔表示装置を提供する
こと。 【解決手段】 ガスメータの遠隔表示装置10は、ガス
メータ1に固定される固定用治具11と、視認ボックス
12と、固定用治具11と視認ボックス12の間に設け
られ、固定用治具11に一方の端部が収容されかつ視認
ボックス12に他方の端部が収容された光ファイバ13
とからなる。固定用治具11は、表示窓6に整列するよ
うに位置決めされて表示手段の点滅および/または点灯
の光を光ファイバ13の一方の端部における第1の端面
13aに導く導光窓11cを備えている。視認ボックス
12は、光ファイバ13を伝わる表示手段の点滅および
/または点灯の光を光ファイバ13の他方の端部におけ
る第2の端面13bから外部に発する視認窓12cを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータに関
し、特に、ガスメータの異常警報を遠隔的に表示するガ
スメータの遠隔表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスメータには、その作動状態のうち、
特に遮断または異常状態であることの警報を外部に表示
するために、ガスメータの前面に遮断・異常警報表示用
のLED(発光ダイオード)が配置されているタイプの
ものがある。このようなガスメータでは、LEDの点滅
または点灯が、ガスメータ前面で視認できる。
【0003】図7は、上述のタイプの従来のガスメータ
の外観図を示す。ガスメータ1は、ガス流入口2から流
入してガス流出口3へ流出するガスの流量を、メータ本
体4内の計量部(図示しない)で計測し、ガスの流量の
積算値を表示部5に表示する。また、メータ本体4内に
は、ガス流入口2からガス流出口3へ通じるガス流路に
遮断弁(図示しない)が設けられており、たとえば、合
計流量異常、増加流量異常などの異常時にガス流路を遮
断して、ガスメータ1の下流に接続されているガス消費
機器へのガスの供給を自動的に停止するように構成され
ている。
【0004】また、ガスメータ1の前面には、メータ本
体4に内蔵された遮断・異常警報表示用のLED(図示
しない)の点滅または点灯を見るためのLED窓6が設
けられている。遮断・異常警報表示用のLEDは、異常
発生に基づく遮断弁の遮断時や、微小漏洩検知等の異常
警報時に点滅または点灯し、LED窓6を介してその点
滅または点灯を視認することができる。
【0005】また、他のタイプのガスメータでは、遮断
または異常警報表示を、通信線を介してガスメータから
離れた場所に配置したLED駆動装置およびLEDで遠
隔的に表示する形態を有するものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガスメ
ータは、通常、屋外に設置され、その設置場所は、家
屋、建物から離れている場合があり、上述の前面パネル
に警報用LEDを備えたタイプのガスメータでは、警報
用LEDによる遮断・異常警報表示をすぐには認識でき
ない。よって、使用者は、遮断時にはガスが使用できな
くなったことで、ガスメータが遮断状態になっているこ
とを警報表示を見なくても知ることができるが、遮断を
伴わない異常警報時には、ガスは使用可能なため、警報
表示を見なければ気付かない可能性があり、異常に対し
て適切な処置を講じることができないおそれがある。
【0007】また、上述の遠隔的に警報表示するタイプ
のガスメータでは、ガスメータからの遮断・異常警報表
示用の信号を変換するためのLED駆動装置とこの駆動
装置のための電源が必要となり、コストが高くなる。
【0008】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、簡単な構成で遠隔的に遮断・異常警報表示を行
うことができるガスメータの遠隔表示装置を提供するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、遮断および/または
異常警報発生時に点滅または点灯する表示手段と、上記
表示手段の点滅または点灯の光をガスメータの外部に導
く表示窓とを備えたガスメータにおいて、上記ガスメー
タに固定される固定用治具と、視認ボックスと、上記固
定用治具と上記視認ボックスの間に設けられ、上記固定
用治具に一方の端部が収容されかつ上記視認ボックスに
他方の端部が収容された光ファイバとからなり、上記固
定用治具は、上記表示窓に整列するように位置決めされ
て上記表示手段の点滅および/または点灯の光を上記光
ファイバの一方の端部における第1の端面に導く導光窓
を備え、上記視認ボックスは、上記光ファイバを伝わる
上記表示手段の点滅および/または点灯の光を上記光フ
ァイバの他方の端部における第2の端面から外部に発す
る視認窓を備えていることを特徴とするガスメータの遠
隔表示装置に存する。
【0010】請求項1記載の発明によれば、ガスメータ
の遠隔表示装置は、遮断および/または異常警報発生時
に点滅または点灯する表示手段と、表示手段の点滅また
は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
ガスメータにおいて、ガスメータに固定される固定用治
具と、視認ボックスと、固定用治具と視認ボックスの間
に設けられ、固定用治具に一方の端部が収容されかつ視
認ボックスに他方の端部が収容された光ファイバとから
なる。固定用治具は、表示窓に整列するように位置決め
されて表示手段の点滅および/または点灯の光を光ファ
イバの一方の端部における第1の端面に導く導光窓を備
えている。視認ボックスは、光ファイバを伝わる表示手
段の点滅および/または点灯の光を光ファイバの他方の
端部における第2の端面から外部に発する視認窓を備え
ている。
【0011】それにより、遮断および/または異常警報
発生時における表示手段の点滅または点灯を遠隔地で確
認することができる。また、従来のように信号変換のた
めの装置や電源を用いることなく、光ファイバによって
表示手段の点滅または点灯を認識できる。また、遠隔表
示を取り付けるためにガスメータの改造は不要であり、
固定用治具などの接続用アタッチメントを変えるだけ
で、様々なガスメータに適応できる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、前記固定用治具は、前記ガスメータの
メータ本体の一部と同一の外形を有し、上記メータ本体
の一部に被せられる蓋体に取り付けられていることを特
徴とする請求項1記載のガスメータの遠隔表示装置に存
する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、固定用治具
は、ガスメータのメータ本体の一部と同一の外形を有
し、メータ本体の一部に被せられる蓋体に取り付けられ
ている。それにより、ガスメータに対する固定用治具の
位置決めが確実に行われる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、前記第2の端面は球面加工されている
ことを特徴とする請求項1記載のガスメータの遠隔表示
装置に存する。
【0015】請求項3記載の発明によれば、第2の端面
は球面加工されている。それにより、光ファイバを伝わ
る表示手段の点滅または点灯の広い視認性を確保するこ
とができる。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、前記第2の端面にレンズ部材が取り付
けられていることを特徴とする請求項1記載のガスメー
タの遠隔表示装置に存する。
【0017】請求項4記載の発明によれば、第2の端面
にレンズ部材が取り付けられている。それにより、光フ
ァイバを伝わる表示手段の点滅または点灯の広い視認性
を確保することができる。
【0018】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、遮断および/または異常警報発生時に
点滅または点灯する表示手段と、上記表示手段の点滅ま
たは点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備え
たガスメータにおいて、上記ガスメータに固定される固
定用治具と、一方の端部が上記固定用治具に収容され、
他方の端部が自由端となっている光ファイバとからな
り、上記固定用治具は、上記表示窓に整列するように位
置決めされて上記表示手段の点滅および/または点灯の
光を上記光ファイバの一方の端部における第1の端面に
導く導光窓を備え、上記光ファイバは、上記他方の端部
における第2の端面が球面加工されており、上記光ファ
イバを伝わる上記表示手段の点滅および/または点灯の
光を上記第2の端面から外部に発することを特徴とする
ガスメータの遠隔表示装置に存する。
【0019】請求項5記載の発明によれば、ガスメータ
の遠隔表示装置は、遮断および/または異常警報発生時
に点滅または点灯する表示手段と、表示手段の点滅また
は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
ガスメータにおいて、ガスメータに固定される固定用治
具と、一方の端部が固定用治具に収容され、他方の端部
が自由端となっている光ファイバとからなる。固定用治
具は、表示窓に整列するように位置決めされて表示手段
の点滅および/または点灯の光を光ファイバの一方の端
部における第1の端面に導く導光窓を備えている。光フ
ァイバは、他方の端部における第2の端面が球面加工さ
れており、光ファイバを伝わる表示手段の点滅および/
または点灯の光を第2の端面から外部に発する。それに
より、遮断および/または異常警報発生時における表示
手段の点滅または点灯を遠隔地で確認することができ
る。
【0020】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、遮断および/または異常警報発生時に
点滅または点灯する表示手段と、上記表示手段の点滅ま
たは点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備え
たガスメータにおいて、上記ガスメータに固定される固
定用治具と、一方の端部が上記固定用治具に収容され、
他方の端部が自由端となっている光ファイバとからな
り、上記固定用治具は、上記表示窓に整列するように位
置決めされて上記表示手段の点滅および/または点灯の
光を上記光ファイバの一方の端部における第1の端面に
導く導光窓を備え、上記光ファイバは、上記他方の端部
にレンズ部材が取り付けられ、上記光ファイバを伝わる
上記表示手段の点滅および/または点灯の光を上記レン
ズ部材から外部に発することを特徴とするガスメータの
遠隔表示装置に存する。
【0021】請求項6記載の発明によれば、ガスメータ
の遠隔表示装置は、遮断および/または異常警報発生時
に点滅または点灯する表示手段と、表示手段の点滅また
は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
ガスメータにおいて、ガスメータに固定される固定用治
具と、一方の端部が固定用治具に収容され、他方の端部
が自由端となっている光ファイバとからなる。固定用治
具は、表示窓に整列するように位置決めされて表示手段
の点滅および/または点灯の光を光ファイバの一方の端
部における第1の端面に導く導光窓を備えている。光フ
ァイバは、他方の端部にレンズ部材が取り付けられ、光
ファイバを伝わる表示手段の点滅および/または点灯の
光をレンズ部材から外部に発する。それにより、遮断お
よび/または異常警報発生時における表示手段の点滅ま
たは点灯を遠隔地で確認することができる。
【0022】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の発明は、前記光ファイバを前記他方の端部の近
傍で適所に固定するための固定バンドを備えたことを特
徴とする請求項5または6記載のガスメータの遠隔表示
装置に存する。
【0023】請求項7記載の発明によれば、光ファイバ
を前記他方の端部の近傍で適所に固定するための固定バ
ンドを備えている。それにより、光ファイバの他方の端
部を視認に適する任意の場所に固定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明に係るガスメータの遠隔表
示装置の実施の形態を示す概略斜視図である。図1にお
いて、ガスメータ1は、図7に示したものと同タイプの
ガスメータである。
【0026】すなわち、ガスメータ1は、ガス流入口2
から流入してガス流出口3へ流出するガスの流量を、メ
ータ本体4内の計量部(図示しない)で計測し、ガスの
流量の積算値を表示部5に表示する。また、メータ本体
4内には、ガス流入口2からガス流出口3へ通じるガス
流路に遮断弁(図示しない)が設けられており、たとえ
ば、合計流量異常、増加流量異常などの異常時にガス流
路を遮断して、ガスメータ1の下流に接続されているガ
ス消費機器へのガスの供給を自動的に停止するように構
成されている。また、ガスメータ1の前面には、メータ
本体4に内蔵された表示手段としての遮断・異常警報表
示用LED(図示しない)の点滅または点灯を見るため
の表示窓としてのLED窓6が設けられている。
【0027】上述のガスメータ1に対して、固定用治具
11と、視認ボックス12と、固定用治具11と視認ボ
ックス12を接続する適当な長さの光ファイバ13とか
らなる遠隔表示装置10が取り付けられる。
【0028】固定用治具11は、図2の略断面図に示す
ように、内部空間を有し、内壁11aに接合された黄銅
や樹脂製の第1の押さえ部材(駒と呼ばれることもあ
る)14と、押しネジ16で締められる黄銅や樹脂製の
第2の押さえ部材15との間に、挿入孔11bから挿入
されて導光窓11cに至る光ファイバ13の一方の端部
を挟み込んで固定する。第2の押さえ部材15は、ネジ
穴11dに挿入された、頭に六角穴16aを有する押し
ネジ16を六角レンチ(図示しない)で締めることによ
り、第1の押さえ部材14との間で光ファイバ13を固
定するように締め付けられる。光ファイバ13の一方の
端部における第1の端面としての端面13aは、光ファ
イバ13の軸方向に対して直角に形成され、導光窓11
cの外側表面と合わせられている。
【0029】視認ボックス12は、図3の略断面図に示
すように、内部空間を有し、内壁12aに接合された黄
銅や樹脂製の第1の押さえ部材(駒と呼ばれることもあ
る)17と、押しネジ19で締められる黄銅や樹脂製の
第2の押さえ部材18との間に、挿入孔13bから挿入
されて視認窓12cに至る光ファイバ13の他方の端部
を挟み込んで固定する。第2の押さえ部材18は、ネジ
穴12dに挿入された、頭に六角穴19aを有する押し
ネジ19を六角レンチ(図示しない)で締めることによ
り、第1の押さえ部材17との間で光ファイバ13を固
定するように締め付けられる。
【0030】光ファイバ13の他方の端部における第2
の端面としての端面13bは、光ファイバ13の軸方向
に対して直角に形成され、視認窓12cの外側表面と合
わせられている。また、視認ボックス12の上部には、
突出部12eが設けられ、突出部12eには、取付穴1
2e1が形成されており、この取付穴12e1にくぎや
ひも等を通すことにより、視認ボックス12を適当な場
所につり下げることができる。
【0031】使用時、遠隔表示装置10の固定用治具1
1は、導光窓11cの光ファイバ13の端面13aがL
ED窓6と整列するように位置決めされて、両面テープ
や固定用バンド等の固定手段(図示しない)でガスメー
タ1の前面に固定される。また、視認ボックス12は、
光ファイバ13で延長され、遠隔的に視認するのに適宜
な場所に配置される。
【0032】LED窓6内の遮断・異常警報表示用LE
Dが、遮断・異常警報時に点滅または点灯すると、この
点滅または点灯の光は、LED窓6を介して、光ファイ
バ13の端面13aに伝達され、光ファイバ13を伝わ
って視認ボックス12の視認窓12cに位置する光ファ
イバ13の端面13bに達する。したがって、遮断・異
常警報時の遮断・異常警報表示用LEDの点滅または点
灯を、視認窓12cに位置する光ファイバ13の端面1
3bを介して視認することができる。
【0033】したがって、使用者は、視認ボックス12
で点滅または点灯を視認することにより、ガスメータ1
から離れた場所で、ガスメータ1に異常が生じたことを
即時に確認することができる。
【0034】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0035】たとえば、上述の実施の形態では、固定用
治具11をガスメータ1に固定する固定手段として両面
テープや固定用バンドを用いた場合について説明した
が、これに代えて、ガスメータ1のLED窓6にまたは
その近傍に係合部(図示しないが、係合突起や係合溝な
ど)を形成し、固定用治具11にもこの係合部と係合す
る係合部分(図示しないが、上述の係合突起に係合する
係合溝や上述の係合溝に係合する係合突起など)を形成
して固定するように構成しても良い。
【0036】また、他の実施例として、図4の分解斜視
図に示すように、ガスメータ1のメータ本体4と同一の
外形でわずかに大きい寸法を有する樹脂製の蓋体21に
固定用治具11を接合等により取り付け、蓋体21をメ
ータ本体4に上からかぶせるように構成しても良い。こ
の場合、蓋体21をメータ本体にかぶせたとき、LED
窓6と固定用治具11の導光窓11cが整列されるよう
に位置決めしておく。それにより、ガスメータ1に対す
る固定用治具11の位置決め、したがってLED窓6と
固定用治具11の導光窓11cの位置決めが確実に行わ
れる。したがって、LED窓6内の遮断・異常警報表示
用LEDが、遮断・異常警報時に点滅または点灯する
と、この点滅または点灯の光は、LED窓6と固定用治
具11の導光窓11cを介して、光ファイバ13の端面
13aに確実に伝達される。
【0037】また、上述の実施の形態では、光ファイバ
13の端面13bは、光ファイバ13の軸方向に対して
直角に形成されているので、光ファイバの性質上、端面
13bのほぼ正面からのみしか光を視認できないが、図
2において、端面13bを形成する端部にレンズ部材と
してのレンズキャップを被せたり、端面13bを球面加
工したりしても良い。この場合には、ガスメータ1での
LED表示と同様に広い視認性が確保できる。
【0038】さらに、光ファイバ13の端面13bを形
成する他方の端部に、ボールレンズや球面レンズ部分を
備えたレンズキャップを被せたり、端面13bを球面加
工したりした場合は、視認ボックス12を用いずに、光
ファイバ13の他方の端部を自由端として、適所にぶら
下げておいても良い。このような場合には、街路樹など
のイルミネーションのような感じで、遮断・異常警報表
示用LEDからの点滅または点灯を視認することができ
る。
【0039】図5は、上述の光ファイバ13の端面13
bを形成する端部にレンズキャップを被せる場合の本発
明の実施例を示す。図5(a)に示すように、光ファイ
バ13の軸方向に対して直角に形成された端面13bに
対して、はめ込み可能なサイズのレンズキャップ22を
用意し、図5(b)に示すように、レンズキャップ22
内に透明な接着剤(図示しない)を充填して、端面13
bを形成する光ファイバ13の端部にはめ込み接合す
る。それにより、遮断・異常警報表示用LEDからの点
滅または点灯の光は、光ファイバ13の端面13bから
レンズキャップ22のレンズ作用で拡散され、視認性が
広がる。
【0040】また、視認ボックス12を用いず、光ファ
イバ13の端面13をそのまま、またはレンズキャップ
を付けた状態で適所に設置する場合は、図6のさらに他
の実施例で示すように、光ファイバ13の他方の端部を
固定バンド23でその両端23aを適所に接合すること
によって、視認に適する任意の場所に固定することがで
きる。
【0041】さらに、上述の実施の形態では、固定用治
具11の形状を箱形にしているが、取り付けるべきガス
メータの種類、形状に合わせて形状を変更しても良い。
そして、固定用治具などの接続用アタッチメントを変え
るだけで、様々なガスメータに適応することができる。
【0042】また、上述の実施の形態では、視認ボック
ス12の形状を箱形にしているが、これに限らず任意の
形状とすることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、遮断およ
び/または異常警報発生時における表示手段の点滅また
は点灯を遠隔地で確認することができる。また、従来の
ように信号変換のための装置や電源を用いることなく、
光ファイバによって表示手段の点滅または点灯を認識で
きる。また、遠隔表示を取り付けるためにガスメータの
改造は不要であり、固定用治具などの接続用アタッチメ
ントを変えるだけで、様々なガスメータに適応できる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、ガスメータ
に対する固定用治具の位置決めが確実に行われる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、光ファイバ
を伝わる表示手段の点滅または点灯の広い視認性を確保
することができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、光ファイバ
を伝わる表示手段の点滅または点灯の広い視認性を確保
することができる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、遮断および
/または異常警報発生時における表示手段の点滅または
点灯を遠隔地で確認することができる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、遮断および
/または異常警報発生時における表示手段の点滅または
点灯を遠隔地で確認することができる。
【0049】請求項7記載の発明によれば、光ファイバ
の他方の端部を視認に適する任意の場所に固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスメータの遠隔表示装置の実施
の形態を示す概略斜視図である。
【図2】図1における固定用治具の略断面図を示す。
【図3】図1における視認ボックスの略断面図を示す。
【図4】本発明に係るガスメータの遠隔表示装置の他の
実施例を示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係るガスメータの遠隔表示装置のさら
に他の実施例を示す略図であり、(a)はレンズキャッ
プの装着前の状態、(b)はレンズキャップの装着後の
状態を示す。
【図6】本発明に係るガスメータの遠隔表示装置のさら
に他の実施例を示す概略斜視図である。
【図7】従来のガスメータの外観図である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 4 メータ本体 6 LED窓(表示窓) 10 遠隔表示装置 11 固定用治具 11c 導光窓 12 視認ボックス 12c 視認窓 13 光ファイバ 13a 端面(第1の端面) 13b 端面(第2の端面) 21 蓋体 22 レンズキャップ(レンズ部材) 23 固定バンド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断および/または異常警報発生時に点
    滅または点灯する表示手段と、上記表示手段の点滅また
    は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
    ガスメータにおいて、 上記ガスメータに固定される固定用治具と、 視認ボックスと、 上記固定用治具と上記視認ボックスの間に設けられ、上
    記固定用治具に一方の端部が収容されかつ上記視認ボッ
    クスに他方の端部が収容された光ファイバとからなり、 上記固定用治具は、上記表示窓に整列するように位置決
    めされて上記表示手段の点滅および/または点灯の光を
    上記光ファイバの一方の端部における第1の端面に導く
    導光窓を備え、 上記視認ボックスは、上記光ファイバを伝わる上記表示
    手段の点滅および/または点灯の光を上記光ファイバの
    他方の端部における第2の端面から外部に発する視認窓
    を備えていることを特徴とするガスメータの遠隔表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記固定用治具は、前記ガスメータのメ
    ータ本体の一部と同一の外形を有し、上記メータ本体の
    一部に被せられる蓋体に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1記載のガスメータの遠隔表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の端面は球面加工されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のガスメータの遠隔表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の端面にレンズ部材が取り付け
    られていることを特徴とする請求項1記載のガスメータ
    の遠隔表示装置。
  5. 【請求項5】 遮断および/または異常警報発生時に点
    滅または点灯する表示手段と、上記表示手段の点滅また
    は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
    ガスメータにおいて、 上記ガスメータに固定される固定用治具と、 一方の端部が上記固定用治具に収容され、他方の端部が
    自由端となっている光ファイバとからなり、 上記固定用治具は、上記表示窓に整列するように位置決
    めされて上記表示手段の点滅および/または点灯の光を
    上記光ファイバの一方の端部における第1の端面に導く
    導光窓を備え、 上記光ファイバは、上記他方の端部における第2の端面
    が球面加工されており、上記光ファイバを伝わる上記表
    示手段の点滅および/または点灯の光を上記第2の端面
    から外部に発することを特徴とするガスメータの遠隔表
    示装置。
  6. 【請求項6】 遮断および/または異常警報発生時に点
    滅または点灯する表示手段と、上記表示手段の点滅また
    は点灯の光をガスメータの外部に導く表示窓とを備えた
    ガスメータにおいて、 上記ガスメータに固定される固定用治具と、 一方の端部が上記固定用治具に収容され、他方の端部が
    自由端となっている光ファイバとからなり、 上記固定用治具は、上記表示窓に整列するように位置決
    めされて上記表示手段の点滅および/または点灯の光を
    上記光ファイバの一方の端部における第1の端面に導く
    導光窓を備え、 上記光ファイバは、上記他方の端部にレンズ部材が取り
    付けられ、上記光ファイバを伝わる上記表示手段の点滅
    および/または点灯の光を上記レンズ部材から外部に発
    することを特徴とするガスメータの遠隔表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光ファイバを前記他方の端部の近傍
    で適所に固定するための固定バンドを備えたことを特徴
    とする請求項5または6記載のガスメータの遠隔表示装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109781202A (zh) * 2019-03-06 2019-05-21 吴国良 一种具有报警功能的智能家用燃气表
JP2019100805A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 東洋ガスメーター株式会社 ガスメーター用データ取得装置

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