JP4084631B2 - シート状物案内装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばシート状物に印刷を施す印刷機やコーティングを施すコーティング機等に設けられ、搬送されるシート状物を安定した状態で搬送させるシート状物案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば印刷機において、紙搬送時に発生する印刷障害に裏コスレ、紙シワがある。いずれも印刷後に紙(シート状物)を安定して搬送することができないことが原因である。裏コスレは、両面印刷された紙に対して安定した紙搬送状態を作れない場合に発生する。紙搬送時に紙がバタツキ、紙ガイド等に強く接触することで裏コスレが発生してしまう。紙シワは、主に薄紙において発生する。紙搬送時に紙がバタツキ、紙ガイド等に強く接触する、又は、バタツキにより紙が折られることで紙にシワが発生する。この他にも、安定した紙搬送状態を作り出せないことでの印刷障害は数多くある。
【0003】
安定した紙搬送状態を作り出すべく考案された案内装置として、従来、特開平11−77961号公報やEP0662439号公報等に開示されたものがある。
【0004】
特開平11−77961号公報に開示された案内装置(紙ガイド)は、図6に示すように、排紙胴100 の下半周面に沿って配置されたガイドプレート101 のシート搬送方向上流側端部に先端ガイド102 を圧胴103 の周面に対し接離する方向に出し入れ可能に取り付けて、厚さの薄いシート104 を搬送する場合は、先端ガイド102 と圧胴103 の周面との隙間Sが可及的に小さくなるように、先端ガイド102 を押し出すことで安定した紙搬送状態を得ようとするものである。
【0005】
即ち、前記ガイドプレート101 が、図7に示すように、先端ガイド102 を有さず固定的であり、しかも前記隙間Sが比較的大きく設定された場合には、厚さの薄いシート104 が前記隙間Sを通って外側へはみ出し、折れ変形、裏コスレ、紙シワ等が発生する不具合があるのに対し、前記公報のものでは、前述した隙間Sの調整により、厚さの薄いシート104 が前記隙間Sを通って外側へはみ出すことが回避できるのである。
【0006】
尚、前記先端ガイド102 には、前記圧胴103 のシートグリッパ(爪)106 (図7参照)に対応する位置に切欠き溝105 が設けられ、先端ガイド102 の前記押出し時に同先端ガイド102 がシートグリッパ(爪)106 と干渉しないようになっている。
【0007】
EP0662439号公報に開示された案内装置は、図8に示すように、印刷機の排紙部200 において、排紙胴201 の下半周面に沿って案内装置(エアバック)202 を配置すると共に、この案内装置202 の紙搬送方向上流側半部をシリンダ203 の伸縮によりアングルレバー204 を介して排紙胴201 に対し接離する方向に揺動可能に構成し、薄紙等の場合は案内装置202 の紙搬送方向上流側半部を排紙胴201 に対し接近した位置に切り替え(図中実線位置)、厚紙等の場合は反対に離間した位置(図中破線位置)に切り替えるようにして空気圧により紙搬送を支援するものである。尚、図中205 は圧胴、206 はチェーン、207 は紙スタックで、208 は他の案内装置である。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−77961号公報(図1、図7)
【特許文献2】
EP0662439号公報(Fig.1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平11−77961号公報に開示された案内装置(紙ガイド)にあっては、厚さの薄いシート104 を案内する場合、先端ガイド102 が圧胴103 から排紙胴100 へシート104 を受け渡す受渡し位置に接近した位置まで押し出されて案内し、かつ当該先端ガイド102 の先端部には切欠き溝105 が設けられていることから、圧胴103 の周面に強く密着したシート104 を切欠き溝105 部で強制的に剥がすような現象が生じ、これにより、厚さの薄いシート104 が切欠き溝105 のエッジ部で破られるという問題点があった。
【0010】
また、EP0662439号公報に開示された案内装置にあっては、厚紙等の場合は、案内装置202 の紙搬送方向上流側半部が排紙胴201 に対し離間した位置(即ち、圧胴205 から排紙胴201 へ紙を受け渡す受渡し位置から離間した位置)に切り替わることから、圧胴205 にほとんど密着していない厚紙等が前記受渡し位置を通過すると、その紙尻等が案内装置202 の紙搬送方向上流側端部上に勢いよく落ち込む現象が生じ、これにより裏コスレ等の印刷障害が発生するという問題点があった。
【0011】
そこで本発明は、シート状物の厚さに応じて案内部材の入口にて安定したシート状物搬送状態が作られ、案内部材上を安定して搬送することができるシート状物案内装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための、本発明に係るシート状物案内装置は、
シート状物を保持して搬送する搬送胴と、
前記搬送胴から受け取った前記シート状物を保持して搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シート状物を案内する案内部材と、
前記案内部材のシート状物搬送方向上流側の先端側に揺動可能に支持され、前記シート状物を案内する先端案内部材と、
を備え、
前記先端案内部材は、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して接近する接近位置と、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して離間する離間位置との間で揺動可能で、搬送される前記シート状物が薄い場合に前記離間位置に位置し、前記シート状物が厚い場合には前記接近位置に位置し、
さらに、前記先端案内部材は、前記接近位置と前記離間位置との間を移動させる駆動手段を備えると共に、シート状物の厚さに応じて前記駆動手段を動作させる制御装置により制御されることを特徴とする。
【0013】
また、前記制御装置には、紙厚を入力する入力手段から紙厚信号が入力されることを特徴とする。
【0014】
また、前記制御装置は、前記入力手段により入力された紙厚と予め設定された紙厚とを比較して前記駆動手段を制御することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るシート状物案内装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0016】
[実施例]
図1は本発明の一実施例を示す枚葉印刷機の案内部材設置部の側面図、図2は同じく胴着脱装置部の側面図、図3は同じく制御フローチャート、図4は同じく薄紙搬送時の作用説明図、図5は同じく厚紙搬送時の作用説明図である。
【0017】
図1に示すように、枚葉印刷機の印刷部では、ゴム胴1と圧胴(搬送胴)2間で印圧が付与されて印刷が施された紙(シート状物)Wは、圧胴2と排紙胴(搬送手段)3の対接点でもある受渡し位置Pで、圧胴2の爪装置(図示せず)と排紙胴3の爪装置4とでくわえ換えされて圧胴2から排紙胴3へと受け渡され、図中矢印で示す紙搬送方向下流側へ搬送されるようになっている。
【0018】
本実施例では、前記排紙胴3の下半周面に沿ってガイドプレート(案内部材)5が配置されると共に、このガイドプレート5の紙搬送方向上流側端部には、板状の先端ガイド(先端案内部材)6の基端部が枢軸7を介して上下方向へ揺動可能に連結されている。この先端ガイド6の先端部には、圧胴2に取り付けられた図示しない爪装置(シートグリッパ)の突出部との干渉を回避すべく、圧胴2の軸方向において前記爪装置と位置的に対応する複数箇所に所定の切欠き溝(図示せず)が形成されるが、場合によっては、この切欠き溝は無くても良い。
【0019】
また、前記先端ガイド6の基端部には、ベルクランク状にレバー8の一端部が一体的に結合されると共に、このレバー8の他端部に、ヘッド部が本機フレーム17(図2参照)の固定部10にブラケット11を介してピン結合されたエアシリンダ(駆動手段)9のピストンロッド先端がピン結合している。
【0020】
そして、前記エアシリンダ9の伸長動作時には、前記先端ガイド6の先端部が前記受渡し位置Pに対して接近する接近位置(図中実線位置)に、またエアシリンダ9の収縮動作時には、前記受渡し位置Pに対して離間する離間位置(図中鎖線位置)にそれぞれ揺動・切換えられるようになっている。
【0021】
前記エアシリンダ9は、図2にも示すように、同エアシリンダ9に対し加圧エアーの給,排を制御する電磁弁ユニット12を介して、制御装置13により紙厚に応じて制御されるようになっている。この制御装置13はまた、胴着脱装置14のステッピングモータ15を紙厚や機械運転状態に応じて制御するようになっている。
【0022】
前記胴着脱装置14は、圧胴2と版胴16との間に位置するゴム胴1の両軸端1aが本機フレーム17に、互いの軸芯が偏心された内輪と外輪を有する偏心軸受18を介して支持され、この偏心軸受18の外輪に固定された軸受レバー19が連結レバー20,21を介して前記本機フレーム17に直立状態で支持されたステッピングモータ15の駆動ロッド22に連結されてなり、ステッピングモータ15の回転によりナット15aが回転すると、同ナット15aと螺合する前記駆動ロッド22が上下動することで前記偏心軸受18が回動して、前記ゴム胴1が圧胴2と版胴16に対し紙厚に応じた位置で対接する胴入れ位置(図中実線位置)と、ゴム胴1が圧胴2から離間される胴抜き位置(図中鎖線位置)とに切り換えられるようになっている。尚、この胴着脱装置14は、実用新案登録第2585995号公報で既に公知となっているので、当該公報を参照してここでは詳しい説明は省略する。
【0023】
このように構成された先端ガイド6と胴着脱装置14の動作を図3の制御フローチャートに基づいて説明する。
【0024】
先ず、印刷作業開始に先立ち前準備として紙厚tの設定を行う(ステップP1)。即ち、制御装置13に紙厚tの信号を入力することで紙厚tに対応したゴム胴1と圧胴2との間隙即ち駆動ロッド22の停止位置を演算によって決定し、ステッピングモータ15の回転数を決定する(ステップP2)。
【0025】
次に、前記紙厚tが予め設定した紙厚データ(閾値、例えば0.1mmとするが、これは紙質等により異なる)より大きいか否かを判断し(ステップP3)、大きければ即ち、厚紙であればエアシリンダ9が伸長動作して先端ガイド6の先端部が前述した受渡し位置Pに対して接近する接近位置(図中実線位置)に揺動・切換えられ(ステップP4)、逆に、小さければ即ち、薄紙であればエアシリンダ9が収縮動作して先端ガイド6の先端部が前記受渡し位置Pに対して離間する離間位置(図中鎖線位置)に揺動・切換えられる(ステップP5)。
【0026】
このように準備した後、機械運転ボタンの押圧により本機駆動モータが駆動されて機械が運転され(ステップP6→ステップP7)、紙Wが供給されると、図示しないロータリエンコーダ等により所定のタイミングで胴入れタイミング信号が出力され(ステップP8)、ステッピングモータ15があらかじめ演算され決定された回転数だけ回転して前述したように紙厚tに応じた胴入れ動作が完了する(ステップP9)。
【0027】
こうして胴入れされた状態で給紙が開始されると、版胴16上の版からゴム胴1上のブランケットに転写された画像は、ゴム胴1と圧胴2との間を通過する紙Wに転写されて印刷が施される。
【0028】
次に、所要枚数の印刷後、機械停止ボタンが押圧されると(ステップP10)、所定のタイミングで胴抜きタイミング信号が出力され(ステップP11)、ステッピングモータ15が逆回転して前述した胴抜き動作が行われ(ステップP12)、印刷が終了される(ステップP13)。
【0029】
尚、引き続き印刷を行う場合、紙厚tに変更が無ければ、前述した準備作業を省略して機械運転ボタンが押圧され(ステップP6)、逆に、紙厚tに変更が有れば、紙厚tの設定(ステップP1)をし直して前述した準備作業が行なわれる(ステップP14)。
【0030】
そして本実施例では、薄紙の印刷時には、図4の(a)に示すように、先端ガイド6の先端部が前述した受渡し位置Pに対して離間する離間位置に揺動・切換えられる。
【0031】
これにより、図中A点にて、紙Wの圧胴2への密着力と爪装置4が紙搬送方向へ引く力とが釣り合うことになり、紙Wが先端ガイド6と圧胴2との隙間に入り込むのを防止でき、更に紙Wへ圧胴2から紙Wを剥がす無理な力がかからないようになるため、先端ガイド6に沿った安定した紙搬送状態を作り出すことができる。
【0032】
因みに、先端ガイド6の先端部が、逆に、図4の(b)に示すように、前記受渡し位置Pに対して接近する接近位置に揺動・切換えられたとすれば、図中B点にて、強く密着した紙Wは圧胴2から剥がれずに先端ガイド6と圧胴2との隙間に入り込み、先端ガイド6の先端部に引っ掛かって爪装置4との間でテンションが掛かりガイドプレート5から大きく浮き上がることになり、折れ変形、裏コスレ、紙シワ等の発生の要因となる。
【0033】
一方、厚紙の印刷時には、図5の(a)に示すように、先端ガイド6の先端部が前述した受渡し位置Pに対して接近する接近位置に揺動・切換えられる。
【0034】
これにより、圧胴2にほとんど密着していない紙Wの紙尻を安定して搬送することができる。
【0035】
因みに、先端ガイド6の先端部が、逆に、図5の(b)に示すように、前記受渡し位置Pに対して離間する離間位置に揺動・切換えられたとすれば、圧胴2にほとんど密着していない紙Wの紙尻が先端ガイド6上に勢いよく落ち込んで強く接触することになり、裏コスレ等の発生の要因となる。
【0036】
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。例えば、先端ガイド6を駆動するエアシリンダ9を制御装置13による自動制御としたが、押しボタン等による手動でも良い。また、制御装置13により、先端ガイド6の制御と胴着脱装置14の制御とを連動させたが、各々独立して制御しても良い。また、先端ガイド6の最先端部が半球状,円弧状になっている構成でも良い。また、搬送手段として排紙胴に限定されず、渡胴でも良い。また、搬送胴は圧胴に限定されず、爪装置等のシート状物を保持する手段を有するゴム胴でも良い。また、シート状物を保持する手段は爪装置に限定されず吸着パッドなどでも良い。また、シート状物が印刷紙ではなくフィルムでも良い。また、上記実施例において、両面印刷された紙についての例を開示したが、印刷機としては両面印刷できる機能を持った印刷機であれば良く、例えば表面印刷後裏面印刷を行う印刷機や印刷機内に反転胴を供えた印刷機であっても良く、さらに一度表面印刷して排紙した紙を反転させて、再度給紙して裏面印刷する印刷機でも良い。また、本発明はシート状物に対してコーティングを施すコーティング機に適用しても同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本願発明によれば、シート状物を保持して搬送する搬送胴と、前記搬送胴から受け取った前記シート状物を保持して搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記シート状物を案内する案内部材と、前記案内部材のシート状物搬送方向上流側の先端側に揺動可能に支持され、前記シート状物を案内する先端案内部材と、を備え、前記先端案内部材は、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して接近する接近位置と、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して離間する離間位置との間で揺動可能で、搬送される前記シート状物が薄い場合に前記離間位置に位置し、前記シート状物が厚い場合には前記接近位置に位置し、さらに、前記先端案内部材は、前記接近位置と前記離間位置との間を移動させる駆動手段を備えると共に、シート状物の厚さに応じて前記駆動手段を動作させる制御装置により制御されるので、シート状物の厚さに応じて案内部材の入口にて安定したシート状物搬送状態が作られ、案内部材上を安定して搬送することができる。また、先端案内部材の遠隔自動制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す枚葉印刷機の案内部材設置部の側面図である。
【図2】同じく胴着脱装置部の側面図である。
【図3】同じく制御フローチャートである。
【図4】同じく薄紙搬送時の作用説明図である。
【図5】同じく厚紙搬送時の作用説明図である。
【図6】従来の枚葉印刷機の案内装置設置部の側面図である。
【図7】同じくその不具合を示す側面図である。
【図8】異なった従来の枚葉印刷機の案内装置設置部の側面図である。
【符号の説明】
1 ゴム胴
2 圧胴
3 排紙胴
4 爪装置
5 ガイドプレート
6 先端ガイド
7 枢軸
8 レバー
9 エアシリンダ
10 固定部
11 ブラケット
12 電磁弁ユニット
13 制御装置
14 胴着脱装置
15 ステッピングモータ
16 版胴
17 本機フレーム
18 偏心軸受
19 軸受レバー
20,21 連結レバー
22 駆動ロッド
P 受け渡し位置
W 紙
Claims (3)
- シート状物を保持して搬送する搬送胴と、
前記搬送胴から受け取った前記シート状物を保持して搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送される前記シート状物を案内する案内部材と、
前記案内部材のシート状物搬送方向上流側の先端側に揺動可能に支持され、前記シート状物を案内する先端案内部材と、
を備え、
前記先端案内部材は、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して接近する接近位置と、前記搬送胴から前記搬送手段へ前記シート状物を受け渡す受渡し位置に対して離間する離間位置との間で揺動可能で、搬送される前記シート状物が薄い場合に前記離間位置に位置し、前記シート状物が厚い場合には前記接近位置に位置し、
さらに、前記先端案内部材は、前記接近位置と前記離間位置との間を移動させる駆動手段を備えると共に、シート状物の厚さに応じて前記駆動手段を動作させる制御装置により制御されることを特徴とするシート状物案内装置。 - 前記制御装置には、紙厚を入力する入力手段から紙厚信号が入力されることを特徴とする請求項1記載のシート状物案内装置。
- 前記制御装置は、前記入力手段により入力された紙厚と予め設定された紙厚とを比較して前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2記載のシート状物案内装置。
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