JP4083642B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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本発明は、車両用シートを前後に調節するための車両用シートスライド装置に関し、特にアッパーレールがロアレールから剥離する方向の強度を向上させた車両用シートスライド装置に関する。
従来の車両用シートスライド装置は、図11(A)に示されるように、断面略U字状のロアレール51と断面逆U字状のアッパーレール52を車両の前後方向に摺動可能に係合させたもので、車両用シートの幅方向に並んで設置されている。ロアレール51には、車両フロアに水平な底部51aと、その底部51aの両端から上方に延びた一対の第1側部51b,51bと、第1側部の各上端からレールの中央に延びた一対の鍔部51c,51cと、上端が前記鍔部と接続し下方に延びた一対の第2側部51d,51dが設けられており、前記アッパーレール52には、前記ロアレール51の底部51aと略平行な上部52aと、その上部52aの両端から下方に延びた一対の側壁部52b,52bと、スチールボール53を保持する一対の傾斜部52d,52dと、側壁部の下端と傾斜部を接続する連結部52c,52cが設けられている。前記スチールボール53はロアレール51の第1側部51bと鍔部51cとの連結部分に内接し、アッパーレール52の連結部52cとロアレール51の底部51aの間にもスチールボール54が設置されている。また、スチールボール53とスチールボール54はリテーナ55によって回転自在に保持されている。
このような従来のスライドレール装置では、ロアレール51とアッパーレール52は摺動する際に、前記ロアレールの第2側部51dがアッパーレールの側壁部52bや傾斜部52dと接触し操作荷重の増加や異音が発生することを防止するため、上記ロアレールの第2側部51dとアッパーレールの側壁部52bや傾斜部52dの間には部品の加工誤差や組付けによるばらつきを考慮した間隔を設けている。このため、例えばブレーキをかけたり車両が前方に衝突した時に、ベルトアンカが取り付けられたブラケットからアッパーレールに荷重が入ると、図11(B)に示されるようにアッパーレールが上方に引張られ、アッパーレールの傾斜部52dによりスチールボール53が外側に押され、ロアレール51が開くように変形し、ガタ感を生じたり、荷重が大きい場合にはアッパーレールがロアレールから剥離することになる。
上記のようなアッパーレールがロアレールから剥離することを抑制し、強度を向上させたスライドレール装置に、スライドレールの内部空間にアッパーレールとロアレールに固定されたフック部材を互いに係合可能となるように設けたものがある(例えば特許文献1参照。)。また、剥離が始まるスライドレールの後方部を補強バーによって外側から囲い、ロアレールの開口側が開かないようにしたものがある(例えば特許文献2参照。)。さらに、部材を追加して補強するのではなく、アッパーレールとロアレールの断面形状を工夫し、アッパーレールに上方へ引張る力が働いたときの変形によりロアレールと係合させ、剥離強度を向上したものがある(例えば特許文献3参照。)。
以下、図12〜図14により従来の車両用シートスライド装置について説明する。
図12は特許文献1に示される従来例を示している。
従来のシートスライド装置100は、断面略U字状のロアレール101と断面逆U字状のアッパーレール102から構成され、車両前後方向に沿うように車両フロアに配置されロアレール101の下部にピンでかしめられている取付ブラケット103にて固定されている。ロアレール101の内面にはロアフック104、アッパーレール102の内面にはアッパーフック105がレール巾の略中央で車両前後方向で後ろ側に立設されており、ロアレールとアッパーレールが引き離される状態になった際には、各々のフックの屈曲したフック部分104aと105aが互いに係合可能に組み合わされている。
車両が前方に衝突した時、乗員の慣性力によってシートベルトが引張られ、シートベルトアンカに前方斜上方の荷重が加わるため、アッパーレール102の後端部が上方に引張られてロアレール101から剥離するように屈曲変形する。この時、ロアフック104のフック部104aとアッパーフック105のフック部105aとの係合がアッパーレールの係合片部102aとロアレール101の係合片部101aとの係合を補助し、アッパーレールに加わった荷重をフックに分散させることができるため、アッパーレール102およびロアレール101の変形を抑制し、アッパーレール102がロアレール101から剥離することを防止するというものである。
図13は特許文献2に示される従来例を示している。
シートスライド装置200は、ほぼ溝形断面をしたロアレール201と、折り曲げられて切断された薄鋼板を組合せて逆U字状断面としたアッパーレール202を主な構成とし、車両フロアに固定されている。ロアレール201の車両前後方向の後方端部には、アルミニウム合金を押し出し加工して切断することによって作られる補強部材203が取り付けられている。この補強部材203は、ほぼ溝形断面をしており、その内面全体がロアレール201の外面と接触している。
このシートスライド装置200では、補強部材203を取り付けることによって、ロアレール201の溝部分が開くことを抑制しアッパーレール202を保持するため、車両が正面衝突した場合にアッパーレール202がロアレール201から剥離する変形を防止することができるというものである。
図14は特許文献3に示される従来例を示している。
これも上記2つの従来例と同様に、車両用シートスライド装置300は、ロアレール301とアッパーレール302を主要な構成とし、ロアレール301に突設されたボルト等の固定手段で車両フロアに取り付けられている。ロアレール301は、水平に配置された床板部301aと、この床板部301aの両端から立ち上がった一対の起立部301b,301bと、起立部301b,301bの上端からロアレール301の中央に向けて水平に延びた一対の鍔部301c,301cと、鍔部301c,301cの先端から下方に延びた一対の垂下部301d,301dとが設けられている。
また、アッパーレール302には、上板部302aと、該上板部302aの両端からロアレール301の垂下部301d,301d間の空間内に延びた一対の側板部302b,302bと、側板部302b,302bの下端から斜め下方に延出した一対の拡幅下降傾斜部302c,302cと、拡幅下降傾斜部302c,302cの下端から上方に延出した拡幅上昇傾斜部302d,302dと、拡幅上昇傾斜部302d,302dの上端からアッパーレール302の中央に近づくように斜め上方に延出した縮幅上昇傾斜部302e,302eとが設けられている。
アッパーレール302が剥離の力を受けて上昇したとき、縮幅上昇傾斜部302e,302eが、ロアレール301の起立部301b,301b内側における上側角部空間のボール303,303に押されてアッパレール302の内側に変形し、縮幅上昇傾斜部302e,302eの上端部が、ロアレールの垂下部301d,301dの根元部に当接する。また、アッパレール302の側板部302b,302bと拡幅下降傾斜部302c,302cとの交差角は剥離方向の力を受けて広がり、ロアレール301の垂下部301d,301dの先端部がロアレール301の中央に近づくことを規制する。その結果、アッパレール302はロアレール301の垂下部301d,301dを巻き込むように変形し、アッパレール302がロアレール301から剥離し難くなるというものである。
特開2002−154354号公報 特開2002−67749号公報 特開2001−334848号公報
しかしながら、上記の特許文献1に示されるような従来のシートスライド装置においては、ロアレールとアッパーレールを組付けたスライドレールの内部空間にフック部材を追加して設置しているため、部品点数が増し、組付けの工数も増加する。フック同士が係合するまでの荷重がアッパーレールに入らない状態では、アッパーレールの上方への動きを防止できないので、ブレーキをかけた時等のガタ感を抑えることはできない。また、駆動モータ等を使用しアッパーレールをロアレールに対して摺動させようとすると、駆動用の送りねじをスライドレールの内部空間に収納することができず、装置全体が大きくなるという課題があった。特許文献2に示されるような従来のシートスライド装置においても、ロアレールの溝部分が開かないようにロアレールの外側に押出加工部材を取り付けているため、装置が大きくなる等の課題があった。
特許文献3に示される従来のシートスライド装置はアッパーレールを上方に引張る荷重がかかったときには、アッパーレールの変形によって剥離を防止するため、上記のような部品点数の増加や装置が大きくなり車両内のレイアウト性が悪くなるというような問題はない。しかし、アッパーレールのみを変形させるためには、アッパーレールよりもロアレールの強度を強くしておく必要があり、ロアレールの起立部と床板部の交差部に段差を設けたり、板厚を変更して強度を確保しなければならないという課題があった。
そこで本発明は、簡単な構成で、ブレーキをかけた時や車両が前方に衝突した際のアッパーレールがロアレールから剥離する方向の荷重に対する強度を向上させた車両用シートスライド装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両フロアに固定されるロアレールと、そのロアレールに摺動自在に支持されシートが載置されるアッパーレールとを有するスライドレール装置において、前記ロアレールには、車両フロアに水平な底部と、その底部の両端から上方に延びた一対の第1側部と、第1側部の各上端からレールの中央に延びた一対の鍔部と、上端が前記鍔部と接続し下方に延びた一対の第2側部とを設け、
前記アッパーレールには、前記ロアレールの底部と略平行な上部と、その上部の両端から下方に延びた一対の側壁部と、第1回転子を保持する一対の傾斜部と、側壁部の下端と傾斜部を接続する連結部とを設け、前記第1回転子は前記ロアレールの第1側部と鍔部との連結部分に内接し、アッパーレールの連結部とロアレールの底部の間に介在する第2回転子と、第1回転子と第2回転子を回転自在に保持するリテーナとを有する車両用スライドレール装置であって、前記アッパーレールの傾斜部とロアレールの第2側部の間に合成樹脂製の係止片を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係止片が射出成形でアッパーレールと一体に成形されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記リテーナが合成樹脂によって成形されており、前記係止片が前記リテーナの一部であることを特徴とする。
請求項1の発明は、第1回転子を保持するアッパーレールの傾斜部とロアレールの第2側部の間隙に係止片を介在させることで、アッパーレールが上方に引張り上げられアッパーレールの傾斜部から第1回転子に力が入っても、ロアレールが外側に開いたりアッパーレールの傾斜部がロアレールの第2側部に近づくことを阻止し、ロアレールの形状を変更したり板厚を変更することなく、アッパーレールおよびロアレールの変形を抑制し、アッパーレールの剥離方向への動きを防止することができる。係止片を設けずにアッパーレールの端末とロアレールの第2側部の間隔を小さくすると、部品の寸法のばらつきによりアッパーレールの端末とロアレールの第2側部が接触し、シートの前後位置操作時の抵抗や異音、傷による強度の低下といった不具合が起こる可能性がある。樹脂製の係止片を設けることによって、アッパーレールが接触してもこのような不具合を防止することができるため、前記アッパーレールの端末とロアレールの第2側部の間隔を小さくすることができる。
また、請求項2の発明は、係止片を射出成形でアッパーレールと一体に成形したので、組み付けがし易いという効果がある。また、請求項3の発明は、係止片を既存の部品であるリテーナの一部としたことで部品点数の増加や組付け工数の増加といった課題を解決することができる。
本発明の実施形態を図を参照して説明する。
図1は本発明のシートスライド装置10が設置された車両用シート1全体を示す図である。車両用シート1はシートクッション2とシートバック3を備え、シートバック3はシートクッション2に対して回動可能に取り付けられている。シートクッション2の下方にはシートスライド装置10が取り付けられ、シートスライド装置10によって車両用シート1は前後摺動可能にフロア4に固定されている。
図2はシートスライド装置10の断面図を示し、図3はシートスライド装置10の斜視図を示している。シートスライド装置は車両の前後方向に長いアッパーレール11とロアレール12と、アッパーレール11とロアレール12の間に介在する球形状で金属製の第1スチールボール(第1回転子)13,13および第2スチールボール(第2回転子)14,14とそのスチールボールを保持する金属製のリテーナ15,15を備えている。
アッパーレール11は車両フロア4に略水平でシートクッション2がブラケット等を介して取り付けられる上部11aと該上部11aの両端から垂設されている側壁部11b,11bと、側壁部11b,11bの下端から上方に屈曲して折れ曲がっている連結部11c,11cと、第1スチールボール13をロアレール12との間の空間に保持する傾斜部11d,11dを備えている。
ロアレール12は車両フロア4に略水平で前記アッパーレール11の上部11aに対向しフット部材5を介して車両フロア4に固定される底部12aと、底部12aの両端から上方に延出した第1側部12b,12bと、第1側部12b,12bの上端から中央に向かって底部12aと略平行に設けられている鍔部12c,12cと、鍔部12c,12cの端末から底部12aに向かって第1側部12b,12bと略平行に延出している第2側部12d,12dを備えている。
アッパーレール11はその上部11aがロアレール12の底部12aと対向し、ロアレール12の第1側部12bと第2側部12dの間の空間にアッパーレール11の傾斜部11dが入り込むように配置されている。そしてロアレール12の第1側部12bから鍔部12cとの間のコーナー部分とアッパーレール11の傾斜部11dの間には第1スチールボール13が配置され、ロアレール12の底部12aと第1側部12bとの間のコーナー部分とアッパーレールの連結部11cの間には第2スチールボール14が配置されている。第1スチールボール13と第2スチールボール14は薄板で金属製のリテーナ15に保持されており、アッパーレール11とロアレール12は車両前後方向に円滑に摺動できるようになっている。ここでは第1および第2回転子を金属製で球形状のスチールボールを用いているが、円筒形状のローラー部材を用いることも可能である。
図4はアッパーレール11が上方に引張られた状態のシートスライド装置10の断面を示している。アッパーレール11がロアレール12に対して上方に移動すると、アッパーレール11の傾斜部11dが第1回転子13を幅方向外側に押し、アッパーレール11とロアレール12の強度差によって、ロアレール12の第1側部を外側に拡げるか若しくはアッパーレール11の傾斜部11dが内側に移動するように変形する。図4はロアレール12が外側に変形した状態を示している。
本発明の第1の実施形態では図2にも示されるように、ロアレール12の第2側部の内側には合成樹脂製の係止片16が配置されているため、アッパーレール11が上方に移動した図4に示されるような状態では、係止片16にアッパーレール11の傾斜部11dの端末が当たり、ロアレール12が幅方向外側に広げられることが妨げられ、アッパーレール11がロアレール12から剥離しようとすることを抑制することができる。このことから、図2に示される係止片16とアッパーレール11の傾斜部11dの端末との間隔Tはなるべく小さいほうが望ましく、通常の状態で係止片16がアッパーレール11に当接する構成のスライダーを用いることはシートスライド装置10の摺動抵抗を増加させることになるため好ましくない。本発明では通常の操作においては第1および第2スチールボールによる作動が行われるので、摺動抵抗を増加させることなくアッパーレールやロアレールの変形を抑制することができる。
図5〜図8は本発明の請求項2に係る実施形態を示している。図5、図6に示される第2の実施形態は、係止片を射出成形でアッパーレールと一体に成形し、第1回転子13と第2回転子14がアッパーレール11上を移動する溝をあわせて設けたものである。係止部材161はロアレール12の第1側部12b、鍔部12c、第2側部12dで囲まれる空間にロアレール12の内壁に隙間T2をもってアッパーレール11に設けられている。係止部材161とロアレール12の第2側部との隙間T2は、図2における間隔Tに相当する。また、図7および図8に示される第3の実施形態は、係止片を射出成形でアッパーレールと一体に成形し、リテーナ15が移動する部分に空間を設けたものである。係止片をアッパーレールと一体化することで組付け易くでき、リテーナを不要とするので部品点数を減らすことができる。
図9および図10は本発明の請求項3に係る第4の実施形態を示し、この実施形態では合成樹脂で形成したリテーナ151の上端部分に係止片16に相当する係止部151aを設けている。第1回転子13と第2回転子14を保持するリテーナの一部に係止部151aを設けたので部品点数を増加せずに課題を解決することができる。
本発明に係るシートスライド装置が設置される車両用シートの平面図である。 本発明に係るシートスライド装置の第1の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るシートスライド装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態のアッパーレールが上方に移動した状態を示す断面図である。 本発明に係るシートスライド装置の第2の実施形態を示す断面図である。 第2の実施形態のアッパーレールと係止部材と回転子を示す斜視図である。 本発明に係るシートスライド装置の第3の実施形態を示す断面図である。 第3の実施形態のアッパーレールとリテーナと回転子を示す斜視図である。 本発明に係るシートスライド装置の第4の実施形態を示す断面図である。 第4の実施形態のアッパーレールとリテーナと回転子を示す斜視図である。 従来のスライドレール装置を示す断面図で、(A)は通常の状態を示し、(B)はアッパーレールが上方に引張られた状態を示す。 特許文献1に示された従来のシートスライド装置の断面図である。 特許文献2に示された従来のシートスライド装置の断面図である。 特許文献3に示された従来のシートスライド装置の断面図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 フロア
5 フット部材
10 シートスライド装置
11 アッパーレール
11a 上部
11b 側壁部
11c 連結部
11d 傾斜部
12 ロアレール
12a 底部
12b 第1側部
12c 鍔部
12d 第2側部
13 第1回転子
14 第2回転子
15 リテーナ
16 係止片

Claims (3)

  1. 車両フロアに固定されるロアレールと、そのロアレールに摺動自在に支持されシートが載置されるアッパーレールとを有するスライドレール装置において、
    前記ロアレールには、車両フロアに水平な底部と、その底部の両端から上方に延びた一対の第1側部と、第1側部の各上端からレールの中央に延びた一対の鍔部と、上端が前記鍔部と接続し下方に延びた一対の第2側部とを設け、
    前記アッパーレールには、前記ロアレールの底部と略平行な上部と、その上部の両端から下方に延びた一対の側壁部と、第1回転子を保持する一対の傾斜部と、側壁部の下端と傾斜部を接続する連結部とを設け、
    前記第1回転子は前記ロアレールの第1側部と鍔部との連結部分に内接し、アッパーレールの連結部とロアレールの底部の間に介在する第2回転子と、第1回転子と第2回転子を回転自在に保持するリテーナとを有する車両用スライドレール装置であって、
    前記アッパーレールの傾斜部とロアレールの第2側部の間に合成樹脂製の係止片を設けたことを特徴とする車両用スライドレール装置。
  2. 前記係止片が射出成形でアッパーレールと一体に成形されていることを特徴とする請求項1記載の車両用スライドレール装置。
  3. 前記リテーナが合成樹脂によって成形されており、前記係止片が前記リテーナの一部であることを特徴とする請求項1記載の車両用スライドレール装置
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