JP4082993B2 - 軟質樹脂成形品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、自動車の内装部品や家庭用品等に用いられる軟質樹脂成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の内装部品(例えば、ハンドル部のロゴマーク)や、家庭用品には、樹脂成形品が広く用いられてきた。この樹脂成形品としては、硬質樹脂(例えば、ナイロン、PPO、ABS)を基体とし、その表面に、金属メッキ、又は金属と他の元素とを用いたメッキを施したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、硬質樹脂の表面に形成されたメッキ膜は、膜厚が数μm〜20μmμm程度と厚いので、柔軟性がなく、応力がかかった場合に割れてしまうという問題があった。また、メッキ膜厚が厚いために、樹脂成形品の重量が増してしまうという問題があった。
【0004】
更に、メッキ膜と硬質樹脂との間の密着力が弱いため、メッキ膜が剥がれてしまうという問題や、メッキ膜を形成する工程において、有害な廃液が生じてしまうという問題があった。
加えて、自動車のハンドル部のロゴマーク等の、人体に接触する可能性のある部分に、硬質樹脂を基体とする樹脂成形品を用いると、(例えばエアバック作動時等に)、樹脂成形品と人体とがぶつかり、人体に痛みを生じさせる可能性がある。
【0005】
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、膜の割れや剥離が生じることがなく、樹脂成形品の重量を低減することができ、製造時に有害な廃液が出ることがなく、人体に痛みを生じさせる恐れのない軟質樹脂成形品を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
(1)請求項1の発明は、軟質樹脂から成る基体と、前記基体の表面側にスパッタリングにより形成され、TiN、ZrN、TaN、CrNの中から選ばれる1種以上から成るスパッタ層と、前記基体と前記スパッタ層との間のベースコート層と、を備えることを特徴とする軟質樹脂成形品を要旨とする。
【0007】
本発明の軟質樹脂成形品は、上記の構成を備えることにより、以下の効果を奏する。
▲1▼本発明の軟質樹脂成形品は、スパッタ層を備えており、このスパッタ層は、膜厚が薄い(例えば、5〜200nm)ので、例えば、基体が屈曲した場合でも、それに追従して屈曲することができ、割れることがない。また、スパッタ層が薄いことにより、軟質樹脂成形品の重量を軽減することができる。
【0008】
▲2▼本発明の軟質樹脂成形品では、スパッタ層の密着性が高いことにより、例えば、メッキ膜のように、基体から剥離してしまうようなことがない。
▲3▼本発明の軟質樹脂成形品では、スパッタ層を形成する際に、メッキ膜を形成する場合のように、有害な廃液が生じることがない。
【0009】
▲4▼本発明の軟質樹脂成形品は、基体が軟質樹脂から成るため、例えば、自動車のハンドル部のロゴマーク等の、人体に接触する可能性のある部分に用いた場合でも、人体に痛みを生じさせる恐れがない。
▲5▼本発明の軟質樹脂成形品では、スパッタ層を備えることにより、高級感のある金属光沢を生じさせることができる。そして、スパッタ層の材料や膜厚により、様々な金属光沢色(例えば、金色、青色)を生じさせることができる。
【0010】
・前記軟質樹脂とは、例えば、ショアAの測定方法で、硬度が20〜100の範囲にある樹脂をいう。軟質樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系エラストマーが挙げられ、具体的には、例えば、三井化学製のミラストマー(商品名)が挙げられる。
【0011】
・前記軟質樹脂成形品の用途としては、例えば、自動車の内装部品(例えば、バンドル部のロゴマーク)、家庭用品の部材(例えば、つまみ)、トロフィー、いすの肘掛け、シャープペンシルのグリップ、キーボードのキー、メガネのフレーム等が挙げられる
【0012】
本発明の軟質樹脂成形品は、人体に触れる可能性がある位置に用いられるが、基体が軟質樹脂から成るため、ぶつかっても人体に痛みを生じさせる恐れがない。
・前記人体に触れる可能性がある場所において用いられる軟質樹脂成形品としては、例えば、自動車のハンドル部のロゴマーク等が挙げられる
【0013】
本発明の軟質樹脂成形品では、ベースコート層を備えることにより、スパッタ層を形成する前の軟質樹脂成形品の表面を平滑にすることができる。そのことにより、スパッタ層の表面も一層平滑となり、高級感のある金属光沢を呈する。
また、ベースコート層を備えることにより、基材から滲みだしてくる成分(例えば、低分子物質)を遮断し、スパッタ層の密着性を一層高めることができる。
本発明の軟質樹脂成形品は、TiN、ZrN、TaN、CrNの中から選ばれる1種以上から成るスパッタ層を備えることにより、金属光沢があり、高級感のある外観を呈することができる。
また、本発明の軟質樹脂成形品は、スパッタ層が、例えば、TiNまたはZrNから成る場合は、ゴールド色を呈し、TaNから成る場合はパープル色を呈し、CrNから成る場合は、青色(ダークブルー色)を呈することができる。
)請求項の発明は、前記スパッタ層よりも上層に、トップコート層を備えることを特徴とする前記請求項1記載の軟質樹脂成形品を要旨とする。
【0014】
本発明の軟質樹脂成形品は、トップコート層を備えることにより、スパッタ層に傷がついたり、スパッタ層が剥離や摩耗してしまうことを防止できる
(3)請求項3の発明は、前記トップコート層は、前記スパッタ層の呈する色を透過可能な樹脂から成ることを特徴とする前記請求項2に記載の軟質樹脂成形品を要旨とする。
本発明の軟質樹脂成形品では、トップコート層が、スパッタ層の呈する色を透過させるので、トップコート層の上から見た場合に、スパッタ層の色が現れている。
そのため、本発明の軟質樹脂成形品は、例えば、スパッタ層材質及び膜厚により、高級感のある金属光沢と、特有の色(例えば、ゴールド色、パープル色、青色(ダークブルー色))を生じさせることができる。
・前記スパッタ層の呈する色を透過させる樹脂としては、例えば、ウレタン、紫外線硬化樹脂が挙げられる。
【0022】
(4)請求項の発明は、前記基体は、ポリオレフィン系エラストマー又はポリエステル系エラストマーから成ることを特徴とする前記請求項1〜のいずれかに記載の軟質樹脂成形品を要旨とする。
【0023】
本発明は、基体を例示している。本発明の軟質樹脂成形品は、柔らかい基体を備えているので、例えば、自動車のハンドル部のロゴマーク等の、人体に接触する可能性のある部分に用いた場合でも、人体に痛みを生じさせる恐れがない。
)請求項の発明は、前記ベースコート層は、前記基体からしみ出す成分の遮断、軟質樹脂成形品の表面のレベリング、スパッタ層の密着性の向上、及び軟質樹脂成形品の外観の改良の中の1以上の作用を奏する塗膜であることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載の軟質樹脂成形品を要旨とする。
【0024】
本発明の軟質樹脂成形品は、ベースコート層が基材から滲みだしてくる成分(例えば、低分子物質や滑剤)を遮断することができる場合には、スパッタ層の密着性が一層高い。
また、本発明の軟質樹脂成形品は、ベースコート層が軟質樹脂成形品の表面のレベリングの作用を奏する場合には、外観において優れている。
【0025】
また、本発明の軟質樹脂成形品は、ベースコート層がスパッタ層の密着性の向上を奏する場合には、スパッタ層の密着性において優れている。
また、本発明の軟質樹脂成形品は、ベースコート層が軟質樹脂成形品の外観を向上させる作用を奏する場合には、優れた外観を有する。
【0026】
・前記基体からしみ出す成分の遮断、軟質樹脂成形品の表面のレベリング、スパッタ層の密着性の向上、及び軟質樹脂成形品の外観の改良の作用を有する塗膜としては、例えば、ウレタンや紫外線硬化塗料の塗膜が挙げられる
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の軟質樹脂成形品の実施の形態の例(実施例)を説明する。
(実施例1)
本実施例1では、軟質樹脂成形品の例として、自動車のハンドル部に取り付けられるロゴマークを例に挙げて説明する。
【0030】
a)まず本実施例1のロゴマークの構成を図1及び図2を用いて説明する。
このロゴマーク1は、図1に示す様に、楕円状の外環部1aと、その内部に位置する、楕円形と円弧形とを組み合わせた形状の中心部1bと、外環部1aから下方に立設された複数の脚部1cとから構成される。尚、このロゴマーク1は、自動車のハンドルマーク等に用いられた場合には、エアーバッグが作動した時に、乗員の顔面に当たる可能性があるので、ロゴマーク1の形状は、図1に示す様に、鋭角の部分のない、丸みを帯びた形とすることが望ましい。
【0031】
図2は、図1のA−A断面における断面図である。この図2に示す様に、ロゴマーク1は、ポリオレフィン系エラストマー(軟質樹脂)から成る基体3と、基体3の上に厚さ10μmで形成された、ウレタンから成るベースコート層5と、ベースコート層5の上に厚さ100nmで形成された、TiNから成るスパッタ層7と、スパッタ層7の上に厚さ15μmで形成された、ウレタンから成るトップコート層9とから構成される。
【0032】
b)次に、ロゴマーク1の製造方法を説明する。
▲1▼基体3を、周知の成形方法により、所定の形状に成形した。
▲2▼2液式のウレタン塗材の第1剤及び第2剤を混合し、スプレーにより、基体3の表面に塗布した。その後、80°Cで60分間硬化させ、ベースコート層5を形成した。
【0033】
ここで、ウレタン塗材の第1剤としては、日本ポリウレタン製のポリオールを用い、第2剤としては、武田薬品製のポリイソシアネートを用いた。
▲3▼ベースコート層5を形成した基体3をスパッタマシーン内に導入した。そして、以下の条件でスパッタリングを行い、スパッタ層7を形成した。
【0034】
スパッタターゲット:TiN
到達真空度:0.02〜0.0004Pa
スパッタリングガス圧(Ar+N2):0.1〜0.5Pa
窒素比率(N2/(Ar+N2)):5〜12%
スパッタ電力:1.3〜3W/cm2
▲4▼2液式のウレタン塗材の第1剤及び第2剤を混合し、スプレーによりスパッタ層7の表面に塗布した。その後、70°C加熱により60分間硬化させ、トップコート層9を形成した。ここで、ウレタン塗材は、基本的には前記▲2▼と同様のものであるが、塗料物性として伸びが大きく、耐候性、耐摩耗性に優れたアクリル系ポリオールとイソシアネートを組み合わせたものを用いた。
【0035】
c)次に、本発明のロゴマーク1が奏する効果を説明する。
▲1▼本実施例1のロゴマーク1は、スパッタ層7を備えており、このスパッタ層7は、膜厚が薄いので、例えば、ロゴマーク1が屈曲した場合でも、それに追従して屈曲することができ、割れることがない。また、スパッタ層7が薄いことにより、ロゴマーク1の重量を軽減することができる。
【0036】
▲2▼本実施例1のロゴマーク1では、スパッタ層7の密着性が高いので、スパッタ層7が剥離してしまうようなことがない。
▲3▼本実施例1のロゴマーク1では、スパッタリングによりスパッタ層7を形成するので、メッキ膜を形成する場合のように、有害な廃液が生じることがない。
【0037】
▲4▼本実施例1のロゴマーク1は、基体3が軟質樹脂から成るため、例えば、エアバック動作時に人体に接触した場合でも、人体に痛みを生じさせる恐れがない。
▲5▼本実施例1のロゴマーク1は、スパッタ層7を備えることにより、高級感があり、金属光沢のあるゴールド色を生じさせることができる。
【0038】
▲6▼本実施例1のロゴマーク1は、ベースコート層5を備えることにより、スパッタ層7を形成する前の基体3の表面を平滑にすることができる。そのことにより、スパッタ層7の表面も一層平滑となり、一層高級感のある金属光沢を呈する。また、ベースコート層5を備えることにより、基体3から滲みだしてくる水分を遮断し、スパッタ層7の密着性を一層高めることができる。
【0039】
▲7▼本実施例1のロゴマーク1は、トップコート層9を備えることにより、スパッタ層7に傷がついたり、スパッタ層7が剥離してしまうことを防止できる。
(実施例2)
スパッタターゲットをZrNとし、スパッタ層7の膜厚を70nmとした以外は、前記実施例1と同様にして、ロゴマーク11を製造した。つまり、本実施例2のロゴマーク11では、スパッタ層7がZrNから成る。
【0040】
本実施例2のロゴマーク11は、前記実施例1と同様に、金属光沢のあるゴールド色を呈し、また、前記実施例1のロゴマーク1と同様の効果を奏する。
(実施例3)
基本的には、前記実施例1と同様にして、ロゴマーク13を製造した。ただし、本実施例3では、スパッタターゲットをTaN又はTiとし、スパッタ層7の膜厚を80nmとした。つまり、本実施例3のロゴマーク13では、スパッタ層7がTaN又はTiから成る。また、本実施例3では、スパッタ層が金属窒化物となるように、スパッタリングガスはArにN2を加えたものとした。
【0041】
本実施例3のロゴマーク13は、金属光沢のあるパープル色を呈し、また、色以外は、前記実施例1のロゴマーク1と同様の効果を奏する。
(実施例4)
スパッタターゲットをCrNとし、スパッタ層7の膜厚を70nmとした以外は、前記実施例1と同様にして、ロゴマーク15を製造した。つまり、本実施例4のロゴマーク15では、スパッタ層7がCrNから成る。
【0042】
本実施例4のロゴマーク15は、金属光沢のある青色(ダークブルー色)を呈し、また、色以外は、前記実施例1のロゴマーク1と同様の効果を奏する。
参考例5)
基本的には前記実施例1と同様にして、ロゴマーク16を製造した。但し、本参考例5では、図3に示す様に、ベースコート層5の上に、Crから成る第1スパッタ層(下地層)7aと、CrNから成る第2スパッタ層7bとを、それぞれ、スパッタリングにより順次積層して製造した。第1スパッタ層7aの厚みは80nmであり、第2スパッタ層7bの厚みは100nmである。
【0043】
参考例5のロゴマーク16は、2層構造のスパッタ層を有することにより、一層鮮やかな有色金属色(濃いブルー)を呈する。
参考例6)
基本的には前記参考例5と同様にして、ロゴマーク16を製造した。但し、本参考例6では、第1スパッタ層7a(下地層)をTiとし、第2スパッタ層7bをTiO2とした。尚、第1スパッタ層7aの厚みは80nmであり、第2スパッタ層7bの厚みは100nmである。
【0044】
参考例6のロゴマーク16は、2層構造のスパッタ層を有することにより、一層鮮やかな有色金属色(ゴールド色)を呈する。
(実施例7)
トップコート層9の形成において、紫外線硬化樹脂(三菱化学製)を塗布し、膜厚10μmのトップコート層9を形成したこと以外は、前記実施例1と同様にして、ロゴマーク17を形成した。
【0045】
本実施例のロゴマーク17は、前記実施例1のロゴマーク1と同様の効果を奏する。
尚、本発明は上記の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
【0046】
例えば、本発明の軟質樹脂成形品は、ロゴマーク以外にも、例えば、自動車の内装部品(例えば、ハンドル部のロゴマーク)、家庭用品の部材(例えば、つまみ)、トロフィー、いすの肘掛け、シャープペンシルのグリップ、キーボードのキー、メガネのフレーム等に用いることができる。
【0047】
また、前記参考例5では、第2スパッタ層として、TiO2の代わりに、SiO2を用いても、同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のロゴマークの構成を示す説明図である。
【図2】 実施例のロゴマークの構成を示す説明図である。
【図3】 参考例のロゴマークの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1、11、13、15、16、17・・・ロゴマーク
3・・・基体
5・・・ベースコート層
7・・・スパッタ層
9・・・トップコート層

Claims (5)

  1. 軟質樹脂から成る基体と、前記基体の表面側にスパッタリングにより形成され、TiN、ZrN、TaN、CrNの中から選ばれる1種以上から成るスパッタ層と、前記基体と前記スパッタ層との間のベースコート層と、を備えることを特徴とする軟質樹脂成形品。
  2. 前記スパッタ層よりも上層に、トップコート層を備えることを特徴とする前記請求項1に記載の軟質樹脂成形品。
  3. 前記トップコート層は、前記スパッタ層の呈する色を透過可能な樹脂から成ることを特徴とする前記請求項2に記載の軟質樹脂成形品。
  4. 前記基体は、ポリオレフィン系エラストマー又はポリエステル系エラストマーから成ることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の軟質樹脂成形品。
  5. 前記ベースコート層は、前記基体からしみ出す成分の遮断、軟質樹脂成形品の表面のレベリング、スパッタ層の密着性の向上、及び軟質樹脂成形品の外観の改良の中の1以上の作用を奏する塗膜であることを特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載の軟質樹脂成形品。
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