JP4082115B2 - 帯板製造設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は帯板製造設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
薄板の鋳造ストリップを製造するために、従来から連続鋳造設備が使用されている。而して、一般的な連続鋳造設備は、図7、8に示され、図中、1a,1bは水平に並列配置されて対向側が下方へ向けて回転し得るようにした前後一対の鋳造ロールで、鋳造ロール1a,1bは内部に冷却流体を流通させることにより冷却されるようになっている。而して、鋳造ロール1a,1bにより連続鋳造機1が形成されている。
【0003】
2は鋳造ロール1a,1b間に形成された湯溜りの上方に配置された鋳湯ノズル、3は鋳湯ノズル2の上方に配置されて鋳湯ノズル2に溶湯を供給するためのタンディッシュ、4は鋳造ロール1a,1bの軸方向両側面に鋳造ロール1a,1bの端面に当接するよう配置されて、湯溜りから溶湯が漏洩するのを防止するためのサイド堰、5は鋳造ロール1a,1bにより冷却されて形成された帯板状の鋳片、6は鋳造ロール1a,1bの下方に配置されて鋳片5を引抜くためのピンチロールである。
【0004】
なお、鋳湯ノズル2から溶湯を湯溜りに供給する際には、鋳造ロール1a,1bの軸方向端部とサイド堰と溶湯湯面とが接触する三重点の部分で凝固した凝固殻が鋳造ロール1a,1bの回転により引きちぎられる現象を防止するため、図8に示すように、溶湯を前記三重点近傍に供給し得るよう、鋳湯ノズル2の両側部には側部流路2aが設けられている。
【0005】
タンディッシュ3から鋳湯ノズル2に供給された溶湯は鋳湯ノズル2から湯溜りに供給され、矢印方向へ回転する鋳造ロール1a,1bにより冷却され凝固して凝固殻が形成され、凝固殻は成長して鋳片5が形成される。而して、鋳片5はピンチロール6により鋳造ロール1a,1bから引抜かれて後工程へ送給される。
【0006】
上記連続鋳造設備の連続鋳造機1においては、サイド堰4の近傍は、溶湯の流れや溶湯の凝固状態や鋳造ロール1a,1bの熱変形が鋳片5の幅方向中央部と異なるため、鋳片5の幅方向端部において、エッジアップやエッジドロップの発生が通常の圧延板よりも大きくなることがある。
【0007】
すなわち、鋳造ロール1a,1bが図9に示す形状に変形した場合には、鋳造された鋳片5の断面形状は図10に示すごとく幅方向両端にエッジアップによる凸部5aが形成され、鋳造ロール1a,1bが図11に示す形状に変形した場合には、鋳片5の断面形状は図12に示すごとく幅方向両端にエッジダウンによる凹部5bが形成される。このため、連続鋳造機1の下流に設置した圧延機で鋳片5を圧延した場合に、板の延びが幅方向に不均一となり、圧延後の板に形状不良が発生する虞がある。又、エッジアップ、エッジドロップは左右不均一に発生することも多い。
【0008】
そこで、連続鋳造機1で鋳造した鋳片5を圧延して圧延板を製造する場合に、圧延板の幅方向両端部に形状不良が発生して幅方向板厚分布不均一が生じるのを防止するため、従来から種々の設備が提案されており、例えば、特開2002−11503号公報に示す帯板製造設備や特公平4−11281号公報に示す圧延機がある。
【0009】
而して、特開2002−11503号公報の帯板製造設備においては、図7、8に示すと同様な連続鋳造機で鋳造した鋳片を圧延して幅方向板厚分布が均一な帯板を製造するために、連続鋳造機の下流側に図13に示すような4段の仕上圧延機7を備えている。
【0010】
仕上圧延機7の上下作業ロール8a,8bは、軸線に沿って互いに反対方向に移動可能に形成されていると共に、ロールクラウンは、ロール胴の両端部からL1=200mm以内の各変曲点9,10から夫々のロール胴端部に向って一方を傾斜状に漸増させ他方を傾斜状に漸減させている。又、上下作業ロール8a,8bは両変曲点9,10間のロールクラウンを直線状又は直線に中央中高形状に形成した研削クラウンロールであり、漸増・漸減するロールクラウン形状が勝手反対に形成されるよう、圧延中心に対して点対称に配置されている。
【0011】
図7、8に示す連続鋳造機1により一定幅に連続鋳造された鋳片5の幅端部に凹凸形状が発生した場合には、、凹凸形状に対応して図13に示す上下作業ロール8a,8bが所定量互いに反対方向に移動されてロールクラウン間で凹凸形状が矯正圧延され、幅方向板厚分布が均一の帯板11が製造される。
【0012】
特公平4−11281号公報の圧延機は、図14に示すように6本のロールを有する6段圧延機であって、上下作業ロール12a,12bを支持する上下中間ロール13a,13bは軸線に沿って互いに反対方向に移動可能に形成されていると共に、全ロール胴長に亘って凹凸形状で瓶状の湾曲した輪郭のロールクラウンが形成され、且つ一定の相対的な軸線方向位置において補完し合うような形状で配置されている。
【0013】
上記したように、上下中間ロール13a,13bを瓶状の湾曲した輪郭に形成し、且つ軸線方向へ移動可能としたので、被圧延板14の幅端部における圧下力を経費をかけることなく低減可能として幅方向板厚分布が均一の被圧延板14が製造される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
特開2002−11503号公報の帯板製造設備及び特公平4−11281号公報の圧延機の何れにあっても、上下作業ロール8a,8b及び上下中間ロール13a,13bは軸線に沿って互いに反対方向に移動し得るようになっているため、帯板11或は被圧延板14の幅方向両端部は、左右対称に均等な量しか板厚制御を行うことができない。
【0015】
このため、帯板11或は被圧延板14の幅方向両端部に生じる凹凸形状が左右対称な均等な量でない場合には、幅方向板厚分布、延いては幅方向両側の板圧分布を左右均一にすることができず、従って、このような場合には、左右個別に幅端板厚を圧下できるようにすることが望ましい。
【0016】
更に、特開2002−11503号公報の帯板製造設備及び特公平4−11281号公報の圧延機では、圧下された帯板11或は被圧延板14の塑性マスフローは、その構造上、板幅方向よりも板長手方向への伸び率が増大するため、板長手方向に対する板の平坦度不良が大きくなる。
【0017】
本発明は、上述の実情に鑑み、連続鋳造機で鋳造された板の幅両端部に生じる凹凸形状が左右対称ではなく不均一に生じた場合でも幅方向両端の板厚分布が均一となるようにすると共に、板長手方向に対する板の平坦度も良好となるようにした帯板製造設備を提供することを目的としてなしたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の帯板製造設備は、上部に配置されたタンディシュから溶湯を供給されて所定幅の鋳片を連続鋳造する双ロール又は単ロールを備えた連続鋳造機の下流側、又は連続鋳造機及び巻取機を含む連続鋳造ラインの下流側に設置された冷延ミル前、に配置されて板の幅端部を部分的に圧延する部分圧延機を備えたものである。
【0019】
請求項2の帯板製造設備においては、部分圧延機の上下作業ロールは、板幅中心側が平面視で板進行方向に対して下流側に向け傾斜し得るよう構成されている。
【0020】
請求項3の帯板製造設備においては、部分圧延機の上下作業ロールは、平面視で軸線が板の略幅方向へ延在すると共に、板幅中心側が大径で板幅端側が小径のテーパ状に形成されており、且つテーパ状の大径側の基端部は円弧状に形成されており、しかも、外周胴部の板に面した側は板と平行となるように配置されている。
【0021】
本発明の帯板製造設備においては、板の幅端部を夫々別個に部分圧延することができるため、連続鋳造機で鋳造された板の幅両端部に生じる凹凸形状が左右対称ではなく不均一に生じた場合でも板幅端部を左右均一な板厚にすることができ、又、幅端圧下時に塑性圧下マスフローを板幅方向外側に向けることができるため、板長手方向に対する板の平坦度も良好となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例である。
図1に示す帯板製造設備の連続鋳造機は図7、8に示す連続鋳造機と同一構成であり、図1中、図7、8に示すものと同一のものには同一の符号が付してある。又、21は連続鋳造機1の下流側に配置したピンチロール、22はピンチロール21の下流側に配置した部分圧延機、23は部分圧延機22の下流側に配置したピンチロール、24はピンチロール23の下流側に配置した巻取機である。
【0023】
部分圧延機22の一例の詳細は図3、4に示されている。すなわち、鋳片5の幅方向両側外側には、夫々鋳片5の幅端部に向いた側が開放されたC形状の固定枠体25が立設されており、固定枠体25に回動可能に立設、支持された縦軸26には、鋳片5の幅端部に向いた側が開放されたC形状の可動枠体27が水平方向へ回動し得るよう固設されている。
【0024】
可動枠体27の上部水平枠27aに配置した左右の軸箱28には水平配置した回転可能な上作業ロール29aが枢支されている。又、可動枠体27の下部水平枠27bに配置した左右の油圧圧下シリンダ30には軸箱31が昇降可能に支持されており、軸箱31には水平配置した回転可能な下作業ロール29bが枢支されている。
【0025】
可動枠体27の外側部に固設したブラケット32には水平配置された流体圧シリンダ33のピストンロッドが連結されており、流体圧シリンダ33を作動させることにより可動枠体27を回動させて上下作業ロール29a,29bを図4に示すように、平面視で鋳片5の進行方向D1に対して所定の角度で傾斜させ得るようになっている。
【0026】
次に、上記図示例の作動を説明する。
例えば、図3に示すように鋳片5の幅方向一端部に凸部5aがあり、幅方向他端部には凸部5aがないか或は僅かの場合には、図4の右側にある流体圧シリンダ33により縦軸26を介して可動枠体27を鋳片5端部側が縦軸26よりも鋳片5の進行方向D1下流側に向くよう、すなわち、図4の右側に示す上下作業ロール29a,29bの鋳片5端部側が縦軸26よりも鋳片5の進行方向D1下流側に位置するよう位置調整を行い、左側にある流体圧シリンダ33では、上下作業ロール29a,29bの軸線が略鋳片5の幅方向へ向くよう調整を行う。上下作業ロール29a,29bの傾斜角度θは凸部5aの大きさにより異なる。
【0027】
タンディッシュ3から鋳湯ノズル2に供給された溶湯は鋳湯ノズル2から湯溜りに供給され、矢印方向へ回転する鋳造ロール1a,1bにより冷却され凝固して凝固殻が形成され、凝固殻は成長して鋳片5が形成される。而して、鋳片5はピンチロール21により鋳造ロール1a,1bから引抜かれて部分圧延機22へ送給される。
【0028】
部分圧延機22では油圧圧下シリンダ30により上下作業ロール29a,29b間の間隔が所定間隔に設定されているため、鋳片5の幅端部に形成された凸部5aは上下作業ロール29a,29bにより部分圧延されて幅方向両端部の板厚分布が均一の帯板5’が形成される。帯板5’はピンチロール23により引張られて巻取機24に送給され、巻取機24により巻取られる。
【0029】
上下作業ロール29a,29bは、平面視で縦軸26を基準として、鋳片5の幅方向中心側が鋳片5の進行方向D1に対して下流側に位置するよう傾斜しているため、鋳片5幅端部に形成された凸部5aが上下作業ロール29a,29bにより部分圧延される際には、圧下と同時に鋳片5の塑性圧下マスフローは図4の矢印イに示すように、鋳片5の幅方向外側に向く。従って、鋳片5長手方向の伸びが不均一になることを防止することができ、部分圧延後の帯板5’の板長手方向に対する平坦度も良好となる。
【0030】
図5、6は本発明の帯板製造設備に使用する部分圧延機の実施の形態の他の例であり、本例では上下作業ロールをテーパロールとすると共に円弧状部を設けることにより、上下作業ロールを図4に示すように水平方向へ回動させて平面視で傾斜させなくとも、鋳片5の幅端部に幅方向外側に向いたマスフローが生じるようにした例である。
【0031】
図5、6中、34は鋳片5の幅端部側が開放した形状のC形状の固定枠体で、固定枠体34の上部水平枠34a及び縦枠34bに配置した左右の軸箱35には回転可能な上作業ロール36aが枢支されている。又、固定枠体34の下部水平枠34cに配置した左右の油圧圧下シリンダ37には軸箱38が昇降可能に支持されており、軸箱38には回転可能な下作業ロール36bが枢支されている。而して図中、部分圧延機39は上下作業ロール36a,36bを備えている。
【0032】
上下作業ロール36a,36bは、平面視で軸線が鋳片5の幅方向へ延在していると共に、外周胴部は鋳片5の幅方向中心側から幅方向外側へ向けて直径が漸減するようテーパ状に形成されており、且つ、テーパ状の部分の大径部基端側にはR形状の円弧状部Ra,Rbが形成されている。しかも上下作業ロール36a,36bの外周テーパ部の鋳片5に面した部分は水平になるよう、上作業ロール36aは、鋳片5幅方向中心側から幅方向外方に向けて下り勾配に配置され、下作業ロール36bは、鋳片5幅方向中心側から幅方向外方に向けて上り勾配に配置されている。
【0033】
前記図示例と同様、図1に示すタンディッシュ3から鋳湯ノズル2に供給された溶湯は鋳湯ノズル2から湯溜りに供給され、矢印方向へ回転する鋳造ロール1a,1bにより冷却され凝固して凝固殻が形成され、凝固殻は成長して鋳片5が形成される。而して、鋳片5はピンチロール21により鋳造ロール1a,1bから引抜かれて部分圧延機39へ送給される。
【0034】
部分圧延機39では油圧圧下シリンダ37により上下作業ロール36a,36b間の間隔が所定間隔に設定されているため、鋳片5の幅端部に形成された凸部5aは上下作業ロール36a,36bにより部分圧延されて幅方向両端の板厚分布が均一の帯板5’が形成される。帯板5’は図1に示すピンチロール23により引張られて巻取機24に送給され、巻取機24により巻取られる。
【0035】
上下作業ロール36a,36bは、鋳片5の幅方向中心側から幅方向外側へ向けて直径が漸減するようテーパ状に形成されているため、板幅方向中心側の周速度は板幅方向外側の周速度よりも高速である。従って、鋳片5の部分圧延時には速度分布は図6の矢印ロで示すように、鋳片5の幅方向内側が速く、外側が遅くなる。従って、部分圧延時の塑性圧下マスフローが板幅方向外側に向き、帯板5’の長手方向の伸びが均一となるため、部分圧延後の帯板5’の板長手方向に対する平坦度も良好となる。
【0036】
なお、本発明の帯板製造設備においては、部分圧延機を連続鋳造機から巻取機までの連続鋳造ライン内に設置する場合について説明したが、連続鋳造ラインの下流側に連続鋳造ラインとは別に設けた冷延ミルを備えたライン内に設置しても実施することができること、連続鋳造機は双ロールとする場合について説明したが、単ロールであっても実施できること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜3に記載の帯板製造設備によれば、板の幅端部を夫々別個に部分圧延することができるため、連続鋳造機で鋳造された板の幅両端部に生じる凹凸形状が左右対称ではなく不均一に生じた場合でも板幅端部を左右均一な板厚にすることができ、又、幅端圧下時に塑性圧下マスフローを板幅方向外側に向けることができるため、板長手方向に対する板の平坦度も良好となる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯板製造設備の実施の形態の一例を示す概略側面図である。
【図2】図1に示す部分圧延機における平面図である。
【図3】図1に示す部分圧延機の右側の部分の正面図である。
【図4】図1に示す部分圧延機の詳細な平面図である。
【図5】本発明の帯板製造設備に使用する部分圧延機の実施の形態の他の例を示す正面図で、右側の部分を示す正面図である。
【図6】図5に示す部分圧延機の全体の概要を表わす平面図である。
【図7】帯板製造設備に使用される一般的な連続鋳造機の概要を示す側面図である。
【図8】図7の右方向から見た連続鋳造機の斜視図である。
【図9】図7、8に示す鋳造ロールの形状の一例を示す平面図である。
【図10】図9に示す鋳造ロールで鋳造した鋳片の断面図である。
【図11】鋳造ロールの形状の他の例を示す平面図である。
【図12】図11に示す鋳造ロールで鋳造した鋳片の断面図である。
【図13】幅方向板厚分布を均一になるよう圧延するための従来の圧延機の一例を示す概略正面図である。
【図14】幅方向板厚分布を均一になるよう圧延するための従来の圧延機の他の例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1 連続鋳造機
1a,1b 鋳造ロール(双ロール又は単ロール)
3 タンディッシュ
5 鋳片(板)
5’ 帯板(板)
22 部分圧延機
24 巻取機
29a 上作業ロール
29b 下作業ロール
36a 上作業ロール
36b 下作業ロール
39 部分圧延機
D1 進行方向(板進行方向)
Claims (3)
- 上部に配置されたタンディシュから溶湯を供給されて所定幅の鋳片を連続鋳造する双ロール又は単ロールを備えた連続鋳造機の下流側、又は連続鋳造機及び巻取機を含む連続鋳造ラインの下流側に設置された冷延ミル前、に配置されて板の幅端部を部分的に圧延する部分圧延機を備えたことを特徴とする帯板製造設備。
- 部分圧延機の上下作業ロールは、板幅中心側が平面視で板進行方向に対して下流側に向け傾斜し得るよう構成した請求項1に記載の帯板製造設備。
- 部分圧延機の上下作業ロールは、平面視で軸線が板の略幅方向へ延在すると共に、板幅中心側が大径で板幅端側が小径のテーパ状に形成されており、且つテーパ状の大径側の基端部は円弧状に形成されており、しかも、外周胴部の板に面した側は板と平行となるように配置されている請求項1に記載の帯板製造設備。
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