JPH04210850A - ビームブランク連続鋳造方法及びその装置 - Google Patents
ビームブランク連続鋳造方法及びその装置Info
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- JPH04210850A JPH04210850A JP40159090A JP40159090A JPH04210850A JP H04210850 A JPH04210850 A JP H04210850A JP 40159090 A JP40159090 A JP 40159090A JP 40159090 A JP40159090 A JP 40159090A JP H04210850 A JPH04210850 A JP H04210850A
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- 238000005266 casting Methods 0.000 title description 8
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 14
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- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]この発明は、フランジ部に対して
ウェブ部の厚みが極端に薄い形状をしたビームブランク
、特に形状がより最終成品に近いH型鋼素材や■型鋼素
材のビームブランクを連続鋳造で製造する方法及び装置
に関するものである。 [0002] 【従来の技術】より生産性を高め或いはエネルギーを削
減する等の目的で圧延におけるパス回数を少なくする方
法として、形状がより最終成品に近い素材を連続鋳造で
製造することが試みられている。 [0003]H型鋼素材のビームブランク(ドツグボー
ン)もこのような考えからスタートした。 [0004]Lかし、従来のビームブランクはブルーム
をより成品に近づけてきたものでありながら、図5に示
すように形状が最終成品からかけ離れたものとなってお
り、更に最終成品に近い形状のビームブランクが要求さ
れている。 [0005]前記従来のビームブランクではフランジ部
の厚みが135mmであればウェブ部の厚みも120[
[+111もあり、はぼ同一厚みとされていた。従って
、モールド内で冷却の不均一を生じることがなく、かつ
、モールドのウェブ成形部の中心部に湯が回り易い点か
らフランジ成形部のほぼ中央(×部位置)で給湯を行う
2点給湯により鋳込まれていた。 [0006]
ウェブ部の厚みが極端に薄い形状をしたビームブランク
、特に形状がより最終成品に近いH型鋼素材や■型鋼素
材のビームブランクを連続鋳造で製造する方法及び装置
に関するものである。 [0002] 【従来の技術】より生産性を高め或いはエネルギーを削
減する等の目的で圧延におけるパス回数を少なくする方
法として、形状がより最終成品に近い素材を連続鋳造で
製造することが試みられている。 [0003]H型鋼素材のビームブランク(ドツグボー
ン)もこのような考えからスタートした。 [0004]Lかし、従来のビームブランクはブルーム
をより成品に近づけてきたものでありながら、図5に示
すように形状が最終成品からかけ離れたものとなってお
り、更に最終成品に近い形状のビームブランクが要求さ
れている。 [0005]前記従来のビームブランクではフランジ部
の厚みが135mmであればウェブ部の厚みも120[
[+111もあり、はぼ同一厚みとされていた。従って
、モールド内で冷却の不均一を生じることがなく、かつ
、モールドのウェブ成形部の中心部に湯が回り易い点か
らフランジ成形部のほぼ中央(×部位置)で給湯を行う
2点給湯により鋳込まれていた。 [0006]
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように形状
がより最終成品の翼型鋼に近いビームブランクを製造し
供給することも考えられるが、この場合、モールドのフ
ランジ成形部の厚み(例えば120mm)に対してウェ
ブ成形部の厚みの方が例えば50mmと極端に薄く、そ
れぞれの厚みのアンバランスによりモールド内で冷却の
不均一を生じ、ビームブランクのウェブ部に縦割れ疵を
生じるようになる。また、ウェブ成形部の厚みが薄く、
しかもウェブ部の長さが例えば1260mmと長くて給
湯口からその中央まで遠いため、従来のようにフランジ
成形部で給湯する2点給湯を行うと、ウェブ成形部の中
央に湯が回り難くなる。更に、湯面にデイツケルを生じ
てこれが溶鋼内に巻き込まれ、二重肌等の欠陥を生じる
という不都合を免れない。 [0007]この発明は前記課題を解決するためになし
たもので、形状がより最終成品のH型鋼や■型鋼に近く
、しかもウェブ部が長いビームブランクでも連続鋳造で
確実に製造することができるようにすることを目的とす
る。 [0008]
がより最終成品の翼型鋼に近いビームブランクを製造し
供給することも考えられるが、この場合、モールドのフ
ランジ成形部の厚み(例えば120mm)に対してウェ
ブ成形部の厚みの方が例えば50mmと極端に薄く、そ
れぞれの厚みのアンバランスによりモールド内で冷却の
不均一を生じ、ビームブランクのウェブ部に縦割れ疵を
生じるようになる。また、ウェブ成形部の厚みが薄く、
しかもウェブ部の長さが例えば1260mmと長くて給
湯口からその中央まで遠いため、従来のようにフランジ
成形部で給湯する2点給湯を行うと、ウェブ成形部の中
央に湯が回り難くなる。更に、湯面にデイツケルを生じ
てこれが溶鋼内に巻き込まれ、二重肌等の欠陥を生じる
という不都合を免れない。 [0007]この発明は前記課題を解決するためになし
たもので、形状がより最終成品のH型鋼や■型鋼に近く
、しかもウェブ部が長いビームブランクでも連続鋳造で
確実に製造することができるようにすることを目的とす
る。 [0008]
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るビーム
ブランク連続鋳造方法は、フランジ部に対してウェブ部
の厚みが極端に薄い形状をしたビームブランクを製造す
る連続鋳造方法であり、モールドのウェブ成形部のほぼ
中央に給湯口となる凹溝を設けて、給湯を行うと共に、
モールドの直下においてシェル内部に未凝固部が存在す
る状態でビームブランクのウェブ部に前記凹溝で生じた
膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延することを特徴とする
。 [0009]第2の発明に係るビームブランク連続鋳造
装置は、フランジ部に対してウェブ部の厚みが極端に薄
い形状をしたビームブランクを製造する連続鋳造装置で
あり、モールドのウェブ成形部のほぼ中央に給湯口とな
る凹溝を設けると共に、モールドの該凹溝の直下のロー
ラエプロン帯に、ビームブランクのウェブ部に前記凹溝
て生じた膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延する圧下ロー
ルを設けたことを特徴とする。 [00101
ブランク連続鋳造方法は、フランジ部に対してウェブ部
の厚みが極端に薄い形状をしたビームブランクを製造す
る連続鋳造方法であり、モールドのウェブ成形部のほぼ
中央に給湯口となる凹溝を設けて、給湯を行うと共に、
モールドの直下においてシェル内部に未凝固部が存在す
る状態でビームブランクのウェブ部に前記凹溝で生じた
膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延することを特徴とする
。 [0009]第2の発明に係るビームブランク連続鋳造
装置は、フランジ部に対してウェブ部の厚みが極端に薄
い形状をしたビームブランクを製造する連続鋳造装置で
あり、モールドのウェブ成形部のほぼ中央に給湯口とな
る凹溝を設けると共に、モールドの該凹溝の直下のロー
ラエプロン帯に、ビームブランクのウェブ部に前記凹溝
て生じた膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延する圧下ロー
ルを設けたことを特徴とする。 [00101
【実施例]まず、この発明装置の一実施例を図1〜図3
に沿って説明する。 [0011]図中Cr 、 C2はモールド1での給湯
口位置で、フランジ成形部2及びウェブ成形部3のそれ
ぞれのほぼ中央となるようにタンデイツシュ(図示しな
い)に給湯口が設けられている。 [0012]モールド1の給湯目位a C2には、ウェ
ブ成形部3の両面のほぼ中央を外側に膨らませる凹溝4
が上下方向に連続して設けられ、これらの凹溝4によっ
て少なくとも直径80mm以上の給湯口5がウェブ成形
部3に形成されている。 [0013]6はモールド1の凹溝4によってビームブ
ランクMのウェブ部3′に生じた膨らみ部3″を圧下す
る圧下ロールで、モールド1の凹溝4の直下に設けたロ
ーラエプロン帯(図示しない)に鋳片パス中心りを挟ん
で対向して装置されている。 [0014] この圧下ロール6は一対の圧下フレーム
7の対向部にそれぞれ鋳込み方向に沿って列設され、該
圧下フレーム7は上端を支持ビン8で揺動可能に支持さ
れ、かつ、下端を圧下シリンダ9で支持されている。 [0015]そして、圧下シリンダ9のロンド突出し作
動により支持ビン8を中心として圧下フレーム7が内側
(ビームブランクMのウェブ部3′側)へ傾動し、最下
端の圧下ロール6の間隔が鋳片パス方向に漸次挟まり、
最下端の圧下ロール6が前進限位置に配置されてビーム
ブランクMのウェブ部3′に生じた膨らみ部3″を圧下
可能となっている。 [00161反対に、圧下シリンダ9のロッド引込み作
動により支持ビン8を中心として圧下フレーム7が外側
へ傾動し、最下端の圧下ロール6が他の圧下ロール6と
並ぶ後退限位置に配置されて鋳込み作業のスタートアッ
プ時に通過するダミーバと干渉しないようになっている
。 [0017]このような作動を可能とするために、圧下
シリンダ9より上方のそれぞれの位置には圧下検出器と
して差動トランス10が前記圧下フレーム7の下端部と
接続して設けられると共に、圧下シリンダ9より下方の
位置には鋳片検出器として光電管11が設けられている
。 [0018]そして、その構成によれば、鋳込み作業の
スタートアップ時、圧下シリンダ9のロッド引込み作動
により圧下ロール6が後退限位置に配置されるから、圧
下ロール6と通過するダミーバとは干渉しない。 [0019]モールド1のフランジ成形部2及びウェブ
成形部3のそれぞれのほぼ中央(位置C+ 、 C2)
に設けられた給湯口5から給湯を行って鋳込み作業をス
タートすると、ビームブランクMがモールド1により連
続的に鋳造される。 [00201このビームブランクMは、より最終成品の
H型鋼に近いがモールド1の給湯口5となる凹溝4でウ
ェブ部3′のほぼ中央に膨らみ部3″が形成された形状
となっている。 [00211ビームブランクMの先端が光電管11によ
り検出されると、圧下シリンダ9のロンドの突出し作動
によりロール間隔が鋳片パス方向に漸次狭まるように圧
下ロール6が内側へ傾動し、差動トランス10が一定量
の変位量で検出信号を出力した時、停止することによっ
て圧下位置に圧下ロール6が配置されるから、ビームブ
ランクMは、モールド1の給湯口5の直下に設けたロー
ラエプロン帯でスプレィ冷却水により冷却されながら、
シェル内部に未凝固部が存在する状態でウェブ部3′に
凹溝4で生じた膨らみ部3″を前記圧下ロール6により
所定のウェブ厚(例えば50mm)に圧延され、形状が
より最終成品のH型鋼に近いものとなる。 [0022] トラブル等で冷却されたビームブラン
クMが通過する場合、圧下ロール6及び圧下フレーム7
を介して圧下シリンダ9の作動圧が設定値以上となるか
ら、その設定値以上になった時は圧下シリンダ9の反ロ
ッド側から作動圧をリリーフさせると共に、ロンド側に
作動圧を働かせば、該圧下シリンダ9のロッド引込み作
動により圧下ロール6が後退限位置に配置されるから、
通過する冷却されたビームブランクMから圧下ロール6
が過負荷を与えられることはない。 [0023]この発明方法は、前記発明装置の鋳込み作
業に関する説明でも明らかなように、モールド1のウェ
ブ成形部3のほぼ中央に給湯口5となる凹溝4を設けて
、給湯を行うと共に、モールド1の直下においてシェル
内部に未凝固部が存在する状態でビームブランクN1の
ウェブ部3に前記凹溝4で生じた膨らみ部3″を所定の
ウェブ厚に圧延するものである。 [0024]そして、その構成によれば、モールド1の
フランジ成形部2のほぼ中央から給湯するばかりでなく
、ウェブ成形部3のほぼ中央からも給湯するから、湯の
回りが良い。かかる3点給湯による鋳込み後、モールド
1の直下のストレート域においてシェル内部に未凝固部
が存在する状態で圧下を行うから、ビームブランクN1
のウェブ部3′のほぼ中央に凹溝4て生じた膨らみ部3
″は所定のウェブ厚に確実に圧延される。 [0025] 【発明の効果】以上の通り、この発明方法は、モールド
のウェブ成形部のほぼ中央に給湯口となる凹溝を設けて
、給湯により鋳込んだ後、シェル内部に未凝固部が存在
する状態でビームブランクのウェブ部に前記凹溝で生じ
た膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延するから、湯の回り
が良く、結果として形状がより最終成品のH型鋼やI型
鋼に近く、しかもウェブ部が長いビームブランクでも連
続鋳造で確実に製造することができ、しかもその品質を
保持できる。従って、形状がより最終成品に近いビーム
ブランクの供給によって圧延パス回数の減少が図れると
共に、製品の品質の向上が図れる。 [0026]また、この発明装置は、モールドのウェブ
成形部のほぼ中央に給湯口を設けるためにモールドを改
造し、かつモールド直下のローラエプロン帯に圧下ロー
ルを設けるだけで済むから、設備が簡易かつ安価である
。それでいて、前記発明方法を確実に実施できるから、
形状がより最終成品のH型鋼やI型鋼に近いビームブラ
ンクの連続鋳造装置として有効である。
に沿って説明する。 [0011]図中Cr 、 C2はモールド1での給湯
口位置で、フランジ成形部2及びウェブ成形部3のそれ
ぞれのほぼ中央となるようにタンデイツシュ(図示しな
い)に給湯口が設けられている。 [0012]モールド1の給湯目位a C2には、ウェ
ブ成形部3の両面のほぼ中央を外側に膨らませる凹溝4
が上下方向に連続して設けられ、これらの凹溝4によっ
て少なくとも直径80mm以上の給湯口5がウェブ成形
部3に形成されている。 [0013]6はモールド1の凹溝4によってビームブ
ランクMのウェブ部3′に生じた膨らみ部3″を圧下す
る圧下ロールで、モールド1の凹溝4の直下に設けたロ
ーラエプロン帯(図示しない)に鋳片パス中心りを挟ん
で対向して装置されている。 [0014] この圧下ロール6は一対の圧下フレーム
7の対向部にそれぞれ鋳込み方向に沿って列設され、該
圧下フレーム7は上端を支持ビン8で揺動可能に支持さ
れ、かつ、下端を圧下シリンダ9で支持されている。 [0015]そして、圧下シリンダ9のロンド突出し作
動により支持ビン8を中心として圧下フレーム7が内側
(ビームブランクMのウェブ部3′側)へ傾動し、最下
端の圧下ロール6の間隔が鋳片パス方向に漸次挟まり、
最下端の圧下ロール6が前進限位置に配置されてビーム
ブランクMのウェブ部3′に生じた膨らみ部3″を圧下
可能となっている。 [00161反対に、圧下シリンダ9のロッド引込み作
動により支持ビン8を中心として圧下フレーム7が外側
へ傾動し、最下端の圧下ロール6が他の圧下ロール6と
並ぶ後退限位置に配置されて鋳込み作業のスタートアッ
プ時に通過するダミーバと干渉しないようになっている
。 [0017]このような作動を可能とするために、圧下
シリンダ9より上方のそれぞれの位置には圧下検出器と
して差動トランス10が前記圧下フレーム7の下端部と
接続して設けられると共に、圧下シリンダ9より下方の
位置には鋳片検出器として光電管11が設けられている
。 [0018]そして、その構成によれば、鋳込み作業の
スタートアップ時、圧下シリンダ9のロッド引込み作動
により圧下ロール6が後退限位置に配置されるから、圧
下ロール6と通過するダミーバとは干渉しない。 [0019]モールド1のフランジ成形部2及びウェブ
成形部3のそれぞれのほぼ中央(位置C+ 、 C2)
に設けられた給湯口5から給湯を行って鋳込み作業をス
タートすると、ビームブランクMがモールド1により連
続的に鋳造される。 [00201このビームブランクMは、より最終成品の
H型鋼に近いがモールド1の給湯口5となる凹溝4でウ
ェブ部3′のほぼ中央に膨らみ部3″が形成された形状
となっている。 [00211ビームブランクMの先端が光電管11によ
り検出されると、圧下シリンダ9のロンドの突出し作動
によりロール間隔が鋳片パス方向に漸次狭まるように圧
下ロール6が内側へ傾動し、差動トランス10が一定量
の変位量で検出信号を出力した時、停止することによっ
て圧下位置に圧下ロール6が配置されるから、ビームブ
ランクMは、モールド1の給湯口5の直下に設けたロー
ラエプロン帯でスプレィ冷却水により冷却されながら、
シェル内部に未凝固部が存在する状態でウェブ部3′に
凹溝4で生じた膨らみ部3″を前記圧下ロール6により
所定のウェブ厚(例えば50mm)に圧延され、形状が
より最終成品のH型鋼に近いものとなる。 [0022] トラブル等で冷却されたビームブラン
クMが通過する場合、圧下ロール6及び圧下フレーム7
を介して圧下シリンダ9の作動圧が設定値以上となるか
ら、その設定値以上になった時は圧下シリンダ9の反ロ
ッド側から作動圧をリリーフさせると共に、ロンド側に
作動圧を働かせば、該圧下シリンダ9のロッド引込み作
動により圧下ロール6が後退限位置に配置されるから、
通過する冷却されたビームブランクMから圧下ロール6
が過負荷を与えられることはない。 [0023]この発明方法は、前記発明装置の鋳込み作
業に関する説明でも明らかなように、モールド1のウェ
ブ成形部3のほぼ中央に給湯口5となる凹溝4を設けて
、給湯を行うと共に、モールド1の直下においてシェル
内部に未凝固部が存在する状態でビームブランクN1の
ウェブ部3に前記凹溝4で生じた膨らみ部3″を所定の
ウェブ厚に圧延するものである。 [0024]そして、その構成によれば、モールド1の
フランジ成形部2のほぼ中央から給湯するばかりでなく
、ウェブ成形部3のほぼ中央からも給湯するから、湯の
回りが良い。かかる3点給湯による鋳込み後、モールド
1の直下のストレート域においてシェル内部に未凝固部
が存在する状態で圧下を行うから、ビームブランクN1
のウェブ部3′のほぼ中央に凹溝4て生じた膨らみ部3
″は所定のウェブ厚に確実に圧延される。 [0025] 【発明の効果】以上の通り、この発明方法は、モールド
のウェブ成形部のほぼ中央に給湯口となる凹溝を設けて
、給湯により鋳込んだ後、シェル内部に未凝固部が存在
する状態でビームブランクのウェブ部に前記凹溝で生じ
た膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延するから、湯の回り
が良く、結果として形状がより最終成品のH型鋼やI型
鋼に近く、しかもウェブ部が長いビームブランクでも連
続鋳造で確実に製造することができ、しかもその品質を
保持できる。従って、形状がより最終成品に近いビーム
ブランクの供給によって圧延パス回数の減少が図れると
共に、製品の品質の向上が図れる。 [0026]また、この発明装置は、モールドのウェブ
成形部のほぼ中央に給湯口を設けるためにモールドを改
造し、かつモールド直下のローラエプロン帯に圧下ロー
ルを設けるだけで済むから、設備が簡易かつ安価である
。それでいて、前記発明方法を確実に実施できるから、
形状がより最終成品のH型鋼やI型鋼に近いビームブラ
ンクの連続鋳造装置として有効である。
【図1】この発明装置の一実施例の全体を示す側面図で
ある。
ある。
【図2】図1の要部を示す平面図である。
【図3】図1の要部を示す正面図である。
【図4】この発明方法により製造されるビームブランク
の断面形状を示す平面図である。
の断面形状を示す平面図である。
【図5】従来のビームブランクの断面形状を示す平面図
である。
である。
1・・・モールド、2・・・フランジ成形部、3・・ウ
ェブ成形部、C+ 、C2・・・給湯口位置、N1・・
・ビームブランク、2′・・・フランジ部、3−・・・
ウェブ部、3′電・・膨らみ部、4・・・凹溝、5・・
・給湯口、6・・・圧下ロール、7・・・圧下フレーム
、8・・・支持ビン、9・・・圧下シリンダ、ランス、
11・・・光電管。 ・差動ト
ェブ成形部、C+ 、C2・・・給湯口位置、N1・・
・ビームブランク、2′・・・フランジ部、3−・・・
ウェブ部、3′電・・膨らみ部、4・・・凹溝、5・・
・給湯口、6・・・圧下ロール、7・・・圧下フレーム
、8・・・支持ビン、9・・・圧下シリンダ、ランス、
11・・・光電管。 ・差動ト
Claims (2)
- 【請求項1】フランジ部に対してウェブ部の厚みが極端
に薄い形状をしたビームブランクを製造する連続鋳造方
法であり、モールドのウェブ成形部のほぼ中央に給湯口
となる凹溝を設けて、給湯を行うと共に、モールドの直
下においてシェル内部に未凝固部が存在する状態でビー
ムブランクのウェブ部に前記凹溝で生じた膨らみ部を所
定のウェブ厚に圧延することを特徴とするビームブラン
ク連続鋳造方法。 - 【請求項2】フランジ部に対してウェブ部の厚みが極端
に薄い形状をしたビームブランクを製造する連続鋳造装
置であり、モールドのウェブ成形部のほぼ中央に給湯口
となる凹溝を設けると共に、モールドの該凹溝の直下の
ローラエプロン帯に、ビームブランクのウェブ部に前記
凹溝で生じた膨らみ部を所定のウェブ厚に圧延する圧下
ロールを設けたことを特徴とするビームブランク連続鋳
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40159090A JPH04210850A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ビームブランク連続鋳造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40159090A JPH04210850A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ビームブランク連続鋳造方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04210850A true JPH04210850A (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=18511419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40159090A Pending JPH04210850A (ja) | 1990-12-12 | 1990-12-12 | ビームブランク連続鋳造方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04210850A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002047849A2 (de) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Verfahren zum giessen und unmittelbar anschliessendem walzen und eine vorrichtung zur stützung, führung und verformung eines metall-, insbesondere eines stahlstranges |
CN109465436A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-15 | 莱芜钢铁集团银山型钢有限公司 | 一种超薄异型坯中心点浇铸浸入式水口 |
-
1990
- 1990-12-12 JP JP40159090A patent/JPH04210850A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002047849A2 (de) * | 2000-12-16 | 2002-06-20 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Verfahren zum giessen und unmittelbar anschliessendem walzen und eine vorrichtung zur stützung, führung und verformung eines metall-, insbesondere eines stahlstranges |
WO2002047849A3 (de) * | 2000-12-16 | 2003-10-09 | Sms Demag Ag | Verfahren zum giessen und unmittelbar anschliessendem walzen und eine vorrichtung zur stützung, führung und verformung eines metall-, insbesondere eines stahlstranges |
US7047621B2 (en) * | 2000-12-16 | 2006-05-23 | Sms Demag Ag | Method for casting and immediate rolling, and device for the support, guidance and deformation of a metal strand, especially in steel strand |
CN109465436A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-03-15 | 莱芜钢铁集团银山型钢有限公司 | 一种超薄异型坯中心点浇铸浸入式水口 |
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