JPS5924882B2 - H形鋼の粗圧延方法 - Google Patents
H形鋼の粗圧延方法Info
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- JPS5924882B2 JPS5924882B2 JP55067416A JP6741680A JPS5924882B2 JP S5924882 B2 JPS5924882 B2 JP S5924882B2 JP 55067416 A JP55067416 A JP 55067416A JP 6741680 A JP6741680 A JP 6741680A JP S5924882 B2 JPS5924882 B2 JP S5924882B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- rolling
- flange
- width
- rolled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/08—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
- B21B1/088—H- or I-sections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、H形鋼の粗圧延方法lこ係り、特lこ、ウェ
ブ高さの大きなドツグボーン状粗形鋼片(以下ビームブ
ランクと称する)に適用するに好適な、仕上ユニバーサ
ル圧延前工程のビームブランクの開孔型lこよる圧延l
こ関する。
ブ高さの大きなドツグボーン状粗形鋼片(以下ビームブ
ランクと称する)に適用するに好適な、仕上ユニバーサ
ル圧延前工程のビームブランクの開孔型lこよる圧延l
こ関する。
H形鋼の製造工程は、一般lと仕上成形を行なうユニバ
ーサル圧延(こ先行して、この圧延機に供給されろビー
ムブランクの圧延成形が必要である。
ーサル圧延(こ先行して、この圧延機に供給されろビー
ムブランクの圧延成形が必要である。
この圧延は上・下2本のロールtこ刻設された孔型を有
するブレークダウンミルにより行なわれろ。
するブレークダウンミルにより行なわれろ。
し、かじ、従来の開孔型によるビームブランクのブレー
クダウン圧延法では、孔型と被圧延材の幾何学的な関係
から一般に以下1で述べろような特徴的な変形、6S避
けられず、これが様々な不都合や制約条件の原因とな−
っていた。
クダウン圧延法では、孔型と被圧延材の幾何学的な関係
から一般に以下1で述べろような特徴的な変形、6S避
けられず、これが様々な不都合や制約条件の原因とな−
っていた。
即ち、(1)第1図(こ示すように通常、被圧延材゛1
0(実線で示す)のウェブ内幅Woとロール上の孔型2
0(破線で示す)のウェブ内1w[とはwK>Woの関
係となっている。
0(実線で示す)のウェブ内幅Woとロール上の孔型2
0(破線で示す)のウェブ内1w[とはwK>Woの関
係となっている。
よってロールバイ1へ通過時に被圧延材10のフランジ
内側部11が孔型に尚ろので、フランジ部のメタルがウ
ェブ面の方へ引きずられてフランジの断面積が減少する
。
内側部11が孔型に尚ろので、フランジ部のメタルがウ
ェブ面の方へ引きずられてフランジの断面積が減少する
。
(2)ビームブランクは幅方向]こみろと板厚の大きい
フランジと小さいウェブがそれぞれ上下方向の圧下「こ
際し不均等な圧下(ウェブが強用下、フランジが軽圧下
)を受けるので、ウェブのメタルの一部がフランジの方
へ流れろ。
フランジと小さいウェブがそれぞれ上下方向の圧下「こ
際し不均等な圧下(ウェブが強用下、フランジが軽圧下
)を受けるので、ウェブのメタルの一部がフランジの方
へ流れろ。
しかし、ウェブ圧下(こよ:つウェブ高さが増大し、被
圧延材10のフランジ外面が孔型フランジ部外側壁21
に強く押しつけられるので、ロール回転に伴ってフラン
ジ部のメタルがウェブの方へ流れ、結果として、フラン
ジ部断面積の著しい減少を生じろ。
圧延材10のフランジ外面が孔型フランジ部外側壁21
に強く押しつけられるので、ロール回転に伴ってフラン
ジ部のメタルがウェブの方へ流れ、結果として、フラン
ジ部断面積の著しい減少を生じろ。
(3)上述したようにビームブランクの圧延ではウェブ
圧下率〉フランジ圧下率となっており、これらが一体(
こなって変化していることから、)長ンジ部(こ第2図
1こ示すような大きな肉ひけ13とフランジ幅の減少1
4を生じろ。
圧下率〉フランジ圧下率となっており、これらが一体(
こなって変化していることから、)長ンジ部(こ第2図
1こ示すような大きな肉ひけ13とフランジ幅の減少1
4を生じろ。
このような現象は、ウェブ高さが大きいサイズのH形鋼
用ビームブランクの長さ方向中間部(圧延定常域)lこ
おいて特(こ顕著lこ認められ、先、後端の圧延非定常
域]こおいては、非常に軽微なものである。
用ビームブランクの長さ方向中間部(圧延定常域)lこ
おいて特(こ顕著lこ認められ、先、後端の圧延非定常
域]こおいては、非常に軽微なものである。
以上述べたようlこ、従来のブレークダウン圧延ではフ
ランジ部のメタルが減少する傾向か−・般的にあり、ま
たウェブ高さの大きいH形鋼のビームブランクでは、フ
ランジ部の肉ひけの無有による先後端部と中間部の断面
形状不均一は避は難いものとして容認されていたため、
次のような問題点をしていた。
ランジ部のメタルが減少する傾向か−・般的にあり、ま
たウェブ高さの大きいH形鋼のビームブランクでは、フ
ランジ部の肉ひけの無有による先後端部と中間部の断面
形状不均一は避は難いものとして容認されていたため、
次のような問題点をしていた。
即ち、(1)ウェブ高さの大きいH形鋼製品の寸法精度
が不安定となり、歩止りが低下する。
が不安定となり、歩止りが低下する。
即ちブレークダウン圧延Vこよる長さ方向のフランジ部
内ひけ量の変化は、そのままユニバーサル圧延後の製品
寸法精度に影響し、部分的なフランジ厚みやフランジ幅
の公差外れを生じろ。
内ひけ量の変化は、そのままユニバーサル圧延後の製品
寸法精度に影響し、部分的なフランジ厚みやフランジ幅
の公差外れを生じろ。
(2)フランジ部のメタルが減少し易いことから、フラ
ンジ幅あるいはフランジ厚が大きなH形鋼製品用のビー
ムブランクを、ブレークダウン圧延する際は、あらかじ
めこの点tこ配慮した素材形状tこしておく必要がある
。
ンジ幅あるいはフランジ厚が大きなH形鋼製品用のビー
ムブランクを、ブレークダウン圧延する際は、あらかじ
めこの点tこ配慮した素材形状tこしておく必要がある
。
従って、製品寸法に応じて多種類の素材を準備しなけれ
ばならず、素材統合lこよる工程合理化の著しい障害に
なる。
ばならず、素材統合lこよる工程合理化の著しい障害に
なる。
特に最近ブレークダウン圧延用素材として連続鋳造材(
ビームブランク、ブルームおよびスラブ)を使用するこ
とがコストダウン、歩止り向上の実現Eこ有力な手段と
なるので、盛んfこ試みられており、単一断面形状の素
材から多種類の製品を製造しうろ圧延技術の開発は、連
続鋳造の鋳型保有数を削減するので、設備投資費用節約
の点からも強く装車されている。
ビームブランク、ブルームおよびスラブ)を使用するこ
とがコストダウン、歩止り向上の実現Eこ有力な手段と
なるので、盛んfこ試みられており、単一断面形状の素
材から多種類の製品を製造しうろ圧延技術の開発は、連
続鋳造の鋳型保有数を削減するので、設備投資費用節約
の点からも強く装車されている。
本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、フランジ部のメタル減少を抑制することEこよって
、圧延長さ方向tこ生じろ寸法変動を少なくして寸法精
度を向上し、更iこ、製品の寸法Eこ対応して素材断面
形状が定まるという制約を緩和して素材の種類を減少し
、素材の統合を図ることが可能なH形鋼の粗圧延方法を
提供することを目的とする。
で、フランジ部のメタル減少を抑制することEこよって
、圧延長さ方向tこ生じろ寸法変動を少なくして寸法精
度を向上し、更iこ、製品の寸法Eこ対応して素材断面
形状が定まるという制約を緩和して素材の種類を減少し
、素材の統合を図ることが可能なH形鋼の粗圧延方法を
提供することを目的とする。
本発明は、ウェブ高さの大きなドツグボーン形粗形鋼片
(以下、「ビームブランクjという)を開孔型によって
圧延する粗圧延方法において、ウェブ部分の板幅比(ウ
ェブ部の幅/ウェブ板厚)ウメ3.5以上であるビーム
ブランクの圧延Eこ際し、フランジを孔型で拘束するこ
となく、かつウェブの一定幅の部分のみ圧下する突出部
を形成した孔型をもってウェブの一部分のみを圧下する
ものであり、このようにすることEこよって前記目的は
達成されろ。
(以下、「ビームブランクjという)を開孔型によって
圧延する粗圧延方法において、ウェブ部分の板幅比(ウ
ェブ部の幅/ウェブ板厚)ウメ3.5以上であるビーム
ブランクの圧延Eこ際し、フランジを孔型で拘束するこ
となく、かつウェブの一定幅の部分のみ圧下する突出部
を形成した孔型をもってウェブの一部分のみを圧下する
ものであり、このようにすることEこよって前記目的は
達成されろ。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明者等はブレークダウン圧延機の開孔型圧延におけ
る材料の変形lこついて詳細な調査を行なった結果、従
来問題Eこなっているプランジ部の断面積が減少する現
象について、その発生機構を解明することが出来、それ
Eこもとづいて本発明をなしたものである。
る材料の変形lこついて詳細な調査を行なった結果、従
来問題Eこなっているプランジ部の断面積が減少する現
象について、その発生機構を解明することが出来、それ
Eこもとづいて本発明をなしたものである。
そこでまずフランジ部メタルの減少機構fこついて説明
する。
する。
前述したようにこの現象は、孔型の拘束lこよって生じ
るものと、フランジとウェブの圧下率差によって生じろ
ものの2種類があり、両者について対策を講じることが
、製品寸法精度の向上や素材統合を図る上で肝吸となる
。
るものと、フランジとウェブの圧下率差によって生じろ
ものの2種類があり、両者について対策を講じることが
、製品寸法精度の向上や素材統合を図る上で肝吸となる
。
孔型の拘束lこよる減少2こついては、第1図の被圧延
材10のフランジ内外面11,12が孔型フランジの側
壁に強く拘束されれば、ロール回転lこ伴ってウェブ面
の方向へ強く引き寄せられることは容易に理解される。
材10のフランジ内外面11,12が孔型フランジの側
壁に強く拘束されれば、ロール回転lこ伴ってウェブ面
の方向へ強く引き寄せられることは容易に理解される。
従ってこれlこ対しては孔型lこよるフランジの拘束を
除外する対策が必要で、第3図のようfこ、被圧延材1
0tこ対し、孔型20の外側壁21を逃がしておけば良
い。
除外する対策が必要で、第3図のようfこ、被圧延材1
0tこ対し、孔型20の外側壁21を逃がしておけば良
い。
次tこフランジとウェブの圧下率差lこよって生じるフ
ランジの肉ひけ現象であるが、第1図のようなビームブ
ランクを従来の開孔型で圧延する場合の延伸比(圧延後
長さ/圧延前長さ)をλTとし、第4図のようlこフラ
ンジ15とウェブ16を切り離した場合の圧下後(破線
で示す)のそれぞれの延伸比を晩、λFとすると、λW
〉λT〉λFという関係Eこなっている。
ランジの肉ひけ現象であるが、第1図のようなビームブ
ランクを従来の開孔型で圧延する場合の延伸比(圧延後
長さ/圧延前長さ)をλTとし、第4図のようlこフラ
ンジ15とウェブ16を切り離した場合の圧下後(破線
で示す)のそれぞれの延伸比を晩、λFとすると、λW
〉λT〉λFという関係Eこなっている。
従って通常の一体圧延ではλT−λFに相当する張力が
フランジiこ作用するので、この部分O≦減面し、肉ひ
けとして表われるわけである。
フランジiこ作用するので、この部分O≦減面し、肉ひ
けとして表われるわけである。
この肉ひけは、材料先端の圧延非定常域では、ウェブの
伸びがクロップを形成し、フランジに強く作用しないの
で、圧延定常域にのみ見られる。
伸びがクロップを形成し、フランジに強く作用しないの
で、圧延定常域にのみ見られる。
従って、圧下率差にもとすく肉ひけを軽減しようとすれ
ば、λTを出来るだけ、小さくするようfこ工夫が必要
となる。
ば、λTを出来るだけ、小さくするようfこ工夫が必要
となる。
このλTに影響を及ぼす要因としてウェブ圧延時のウェ
ブ幅広がりがある。
ブ幅広がりがある。
即ちウェブ幅広がりが太きければ延伸比は小さくなり、
幅広がりが小さければ延伸比は大きくなる。
幅広がりが小さければ延伸比は大きくなる。
第5図は、平板圧延Eこおいて平板の形状(板幅比−材
料幅B。
料幅B。
/材料厚H8)や圧下率が幅広がり率擾こ及ぼす影響を
、又、第6図は板幅比と圧下率が延伸比lこ及ぼす影響
を示したものである。
、又、第6図は板幅比と圧下率が延伸比lこ及ぼす影響
を示したものである。
これらの図から同一の圧下率でも板幅比が大きいほど幅
広がりが小さく、このために延伸比が大きくなることが
わかる。
広がりが小さく、このために延伸比が大きくなることが
わかる。
このような事情は、ビームブランクのウェブ圧下の場合
にも同様であり、ウェブ部の板幅比が大きなものでは、
小さなものよりλTが大きくなり、その結果どしてフラ
ンジ部の肉やせ現象が顕著tこなる。
にも同様であり、ウェブ部の板幅比が大きなものでは、
小さなものよりλTが大きくなり、その結果どしてフラ
ンジ部の肉やせ現象が顕著tこなる。
ウェブ板幅比の大きいウェブ高さ700朋以上のH形鋼
で、ブレークダウン圧延時lこ圧延定常域のフランジの
肉やせが起こり易いことは日常よく経験されている所で
ある。
で、ブレークダウン圧延時lこ圧延定常域のフランジの
肉やせが起こり易いことは日常よく経験されている所で
ある。
このようEこフランジの肉ひけを抑制するのに、λTを
小さくすることがき、F)めで有効であることは明らか
である。
小さくすることがき、F)めで有効であることは明らか
である。
本発明は、上記のような知見に基いてなされたものであ
る。
る。
第7図tこ、ウェブ高さが大きいビームブランクlこ対
する本発明fこよろ開孔型圧延法の第1実施例tこおけ
ろ開孔型とビームブランクの関係を示す。
する本発明fこよろ開孔型圧延法の第1実施例tこおけ
ろ開孔型とビームブランクの関係を示す。
本実施例Eこおいては、ウェブ圧下tこ能って生じろ被
圧延材10の大きな幅広がりを孔型が拘束しないように
、フランジ部外側壁31が十分外方(こ拡大されると共
fこ、ウェブの中央部の幅B2の部分のみを圧下するよ
うな突出部32が形成された孔型30が用いられる。
圧延材10の大きな幅広がりを孔型が拘束しないように
、フランジ部外側壁31が十分外方(こ拡大されると共
fこ、ウェブの中央部の幅B2の部分のみを圧下するよ
うな突出部32が形成された孔型30が用いられる。
図Eこおいて、B1はウェブの板幅、Hoはウェブ板厚
である。
である。
本実施例(こよれば、被圧延材10のフランジが孔型3
0で拘束されないため、フランジ断面積の減少が防止さ
れ、又、板幅B1のウェブの一部、幅B2の部分のみが
圧下さ些ろこととなり、この圧延におわる板幅比はB2
/Hoとなろため、従来法(板幅比B1/Ho)に比べ
て同じ圧下率で幅拡がりが大きく、延伸比の小さな圧延
が可能となる。
0で拘束されないため、フランジ断面積の減少が防止さ
れ、又、板幅B1のウェブの一部、幅B2の部分のみが
圧下さ些ろこととなり、この圧延におわる板幅比はB2
/Hoとなろため、従来法(板幅比B1/Ho)に比べ
て同じ圧下率で幅拡がりが大きく、延伸比の小さな圧延
が可能となる。
本実施例におけるウェブ末圧延部分(幅B3)は、以後
の開孔型または粗ユニバーサルミルの水平ロールlこよ
り圧下するが、この場合の板幅比もB3/Hoと小さい
ので、幅広がりが大きく延伸比が小さい圧延となる。
の開孔型または粗ユニバーサルミルの水平ロールlこよ
り圧下するが、この場合の板幅比もB3/Hoと小さい
ので、幅広がりが大きく延伸比が小さい圧延となる。
第8図1こ、本発明(こよる開孔型圧延法の第2実施例
におけろ開孔型とビームブランクの関係を示す。
におけろ開孔型とビームブランクの関係を示す。
本実施例fこおいては、フランジ部外側壁41が十分外
方に拡大されると共Eこ、ウェブの両端部の幅B3の部
分のみを圧下するような突出部42が形成された孔型4
0が用いられろ。
方に拡大されると共Eこ、ウェブの両端部の幅B3の部
分のみを圧下するような突出部42が形成された孔型4
0が用いられろ。
本実施例においては、はじめにウェブ端部のみが圧下さ
れ、次いで中央部が圧下されろ。
れ、次いで中央部が圧下されろ。
他の点(こついては、前記第1実施例と同様であるので
説明は省略する。
説明は省略する。
各種のH形鋼lこついてブレークダウン圧延前ビームブ
ランク素材のウェブ部板幅とその板幅比との関係、さら
に最終製品におけるフランジの幅、板厚の圧延長さ方向
の変動の関係を調べた所、第9図のようlこなった。
ランク素材のウェブ部板幅とその板幅比との関係、さら
に最終製品におけるフランジの幅、板厚の圧延長さ方向
の変動の関係を調べた所、第9図のようlこなった。
この図において、○印は寸法変動の小さなもの、Δ印は
中位のもの、X印は大きくて問題のあるものを表わす。
中位のもの、X印は大きくて問題のあるものを表わす。
これからブレークダウン圧延前ビームブランクウェブの
板幅比が3.5以上のH形鋼製品に対して、フランジ部
内ひけが原因となる寸法変動防止に本発明法が有効であ
ることがわかる。
板幅比が3.5以上のH形鋼製品に対して、フランジ部
内ひけが原因となる寸法変動防止に本発明法が有効であ
ることがわかる。
以下具体的実施例Eこより本発明を更に詳細に説明する
。
。
ウェブ高さ900mm1フランジ幅300mm1ウェブ
厚16朋、フランジ厚28mmのH形鋼のブレークダウ
ン圧延lこ際し、ウェブ厚120mmのビームブランク
素材を第7図の孔型を使用して、ウェブの中央約16幅
の部分を60 mm厚さまで圧延し、以後通常の孔型で
ウェブ厚さを均一にし、ユニバーサル圧延機で製品まで
の成形を行なった。
厚16朋、フランジ厚28mmのH形鋼のブレークダウ
ン圧延lこ際し、ウェブ厚120mmのビームブランク
素材を第7図の孔型を使用して、ウェブの中央約16幅
の部分を60 mm厚さまで圧延し、以後通常の孔型で
ウェブ厚さを均一にし、ユニバーサル圧延機で製品まで
の成形を行なった。
ブレークダウン圧延後の延伸比は、従来法の145に対
し、本発明法では1.24に減少し、それに伴ない、張
力によるフランジ部の肉ひけは著しく軽減された。
し、本発明法では1.24に減少し、それに伴ない、張
力によるフランジ部の肉ひけは著しく軽減された。
同一被圧延材の製品で、圧延長さ方向に測定したフラン
ジ幅太5よびフランジ厚さの変動をばらつき(標準偏差
)で評価すると下記第1表のようになった。
ジ幅太5よびフランジ厚さの変動をばらつき(標準偏差
)で評価すると下記第1表のようになった。
この表から明らかなようEこ、被圧延材先端・後端部と
中間部との寸法が均一化しており、本発明の効果が明ら
かに表われている。
中間部との寸法が均一化しており、本発明の効果が明ら
かに表われている。
以上説明したとおり、本発明によれば、被圧延材長さ方
向中間部の圧延定常域におけるフランジ部の肉やせ現象
を防止でき、長手方向に均一な断面を有する材料をユニ
バーサル圧延機に供給できる。
向中間部の圧延定常域におけるフランジ部の肉やせ現象
を防止でき、長手方向に均一な断面を有する材料をユニ
バーサル圧延機に供給できる。
従′つて、ウェブとフランジの圧下バランスを崩すこと
なく、安定した条件で圧延でき、寸法精度の高い製品が
得られろ。
なく、安定した条件で圧延でき、寸法精度の高い製品が
得られろ。
又、ブレークダウン圧延tこおいて、フランジ部メタル
の減少量とウェブ高さの伸長量を制御することが可能と
なるので、製品形状Eこよるブレークダウン圧延前の素
材形状の制約が少なくなり、一種類の素材形状から多種
類のH形鋼製品が製造可能となる等の優れた効果を有す
る。
の減少量とウェブ高さの伸長量を制御することが可能と
なるので、製品形状Eこよるブレークダウン圧延前の素
材形状の制約が少なくなり、一種類の素材形状から多種
類のH形鋼製品が製造可能となる等の優れた効果を有す
る。
第1図は、従来法におけるブレークダウン圧延前の開孔
型とビームブランクの関係を示す断面図、第2図は、同
じくブレークダウン圧延後のビームブランクを示す断面
図、第3図乃至第6図は、本発明の詳細な説明するため
の線図、第7図は、本発明lこ係るH形鋼の粗圧延方法
の第1実施例を実施するための開孔型とビームブランク
の関係を示す断面図、第8図は、同じく第2実施例を実
施す; ろだめの開孔型とビームブランクの関係を示す
断面図、第9図は、本発明が有効であるビームブランク
寸法の範囲を示す線図である。 10・・・・・・被圧延材、30,40・・・・・・孔
型、3L41・・・・・フランジ部外側壁、32,42
・・・・・・突出部。
型とビームブランクの関係を示す断面図、第2図は、同
じくブレークダウン圧延後のビームブランクを示す断面
図、第3図乃至第6図は、本発明の詳細な説明するため
の線図、第7図は、本発明lこ係るH形鋼の粗圧延方法
の第1実施例を実施するための開孔型とビームブランク
の関係を示す断面図、第8図は、同じく第2実施例を実
施す; ろだめの開孔型とビームブランクの関係を示す
断面図、第9図は、本発明が有効であるビームブランク
寸法の範囲を示す線図である。 10・・・・・・被圧延材、30,40・・・・・・孔
型、3L41・・・・・フランジ部外側壁、32,42
・・・・・・突出部。
Claims (1)
- 1 ウェブ高さの大きなドッグボ・−ン形粗形鋼片(以
下、 「ビームブランク」という)を開孔型(こよって
圧延する粗圧延方法fこおいて、ウェブ部分の板幅比(
ウェブ部の幅/ウェブ板厚)が3.5以上であるビーム
ブランクの圧延に際し、フランジを孔型で拘束すること
なく、かつウェブの一定幅・ソ)部分のみを圧下する突
出部を形成した孔型をもってウェブの一部分のみを圧下
するようをこしたことを特徴とするH形鋼の粗圧延方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55067416A JPS5924882B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | H形鋼の粗圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55067416A JPS5924882B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | H形鋼の粗圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163003A JPS56163003A (en) | 1981-12-15 |
JPS5924882B2 true JPS5924882B2 (ja) | 1984-06-13 |
Family
ID=13344278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55067416A Expired JPS5924882B2 (ja) | 1980-05-21 | 1980-05-21 | H形鋼の粗圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924882B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414683U (ja) * | 1990-05-28 | 1992-02-05 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2543027B1 (fr) * | 1983-03-21 | 1986-05-16 | Sacilor | Procede de laminage universel integral de profiles metalliques du type poutrelle h ou i |
GB2161732B (en) * | 1984-07-20 | 1987-10-07 | Welding Inst | Chuck assembly |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1980
- 1980-05-21 JP JP55067416A patent/JPS5924882B2/ja not_active Expired
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163003A (en) | 1981-12-15 |
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