JP4080211B2 - 液注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液注出容器、とくに注出筒を立設したキャップを具えた液注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
醤油、酢、ソース等の調味料の液注出容器において、容器口部に注出筒を有するキャップを螺着するようにした液注出容器は、従来より一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の容器は、注出するために容器を傾け、注出を止めるときには容器の傾きを直立または一定角度に戻していたので、注出を直ちに止めることはできなかった。
また、誤って容器を倒したときには、内容液が注出孔から洩れだし、周辺を汚すという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の問題を解決することを課題として、注出孔を開閉する手段を設け、内容液の注出を、容器を傾けるとともに注出孔を開閉することによって行うようにした液注出容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、液注出容器として、容器と中栓、円錐状の注出筒を立設されたキャップとを備えた液注出容器であって、中栓は、嵌合筒部と栓部とからなり、嵌合筒部の上壁の内周縁から上端に円錐状の栓体を連接した螺旋状のばね板を立設し、注出筒は、栓体と相似形の円錐面を内面とした筒部と、該筒部の頂部を被うよう設けられた栓体の押圧部材とを具え、注出筒上部に注出孔を穿孔した注出ノズルを設けていることを特徴とする構成を採用する。
【0006】
中栓嵌合筒部の実施態様として、中栓の嵌合筒部が、内周面に容器口部外周のねじに係合するねじを設け、キャップを被嵌可能としていることを特徴とする構成、または、中栓の嵌合筒部が、内周が容器口部に接合し外周面にねじを螺設した上筒と、中間筒、下筒とからなる外筒とを具え、中間筒に切込みを穿設した摘み部を形成したことを特徴とする構成を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1,2において、Aは容器、Bは中栓、Cはキャップである。
容器Aの口部1外周には、ねじ2が螺設され、その下方にネックリングが設けられている。
【0008】
図1、3に示すように、中栓Bは、嵌合筒部3と栓部4とを具えている。
嵌合筒部3は、外筒5と上壁6、上壁6の内周縁に沿って垂設され、容器Aの口部1内周に嵌合する内筒7とを具え、外筒5の内周には、ねじ2に螺合するねじ8が螺設されており、外筒5の外周には、係合溝9が刻設されている。
外筒5の下端には、フランジ10が突設され、フランジ10の外周縁には、側筒11が垂設されている。
【0009】
栓部4は、上壁6の内周縁に沿って連設され、円錐面に接して螺旋状に延びるばね板12と、ばね板12の先端に連設された栓体13とを具えている。
栓体13は、円錐筒の周壁14と頂壁15とからなり、頂壁15には、上壁16を具えた有頂の操作筒17が立設されている。
【0010】
図4に示すように、キャップCは、外筒20と環状の上壁21、上壁21内周縁より立設された注出筒22とを具えている。
外筒20の下端内周には、中栓Bの係合溝9に係合する膨出環23が設けられ、下端は中栓Bのフランジ10に接合するようになっている。
注出筒22は、円錐状の筒部24と該筒部24の頂壁を形成する薄肉のドーム部25とからなっており、筒部24の上端近くには注出孔26を穿孔した注出ノズル27が突設され、その反対側には空気導入孔28が穿孔されている。
【0011】
液注出容器の組立にあたっては、まず、中栓Bが容器Aの口部1に螺合され、次いで、キャップCが中栓Bの外筒5に被嵌される。
その際、キャップCの膨出環23が中栓Bの係合溝9に係合して、キャップCの上壁21が上壁6に接合させる。
そして、注出筒22が、螺旋状のばね板12を締め付けて、栓体13の周壁14が注出筒22の筒部24上端に接合して注出孔26を閉鎖する。
【0012】
次に、本発明液注出容器の使用態様と作用効果について説明する。
図5に示すように、内容液の注出にあたっては、容器Aを傾け、薄肉のドーム部25を押圧すると、操作筒17が押下げられ、螺旋状ばね板12が圧縮変形して栓体13が押下げられる。
その際、周壁14は円錐筒であるので、栓体13とキャップCの筒部24上端との接合が解かれ、その間に流路aが形成され、注出ノズル27より注出させることができる。
【0013】
注出中にドーム部25から手を離すと、栓体13の周壁14はキャップCの筒部24内周面に接合し、流路aを閉じ、注出ノズル27の注出孔26を閉鎖する。
注出はドーム部25の押圧と容器Aを傾けることによって行われるが、ドーム部25の押圧量を調節することによって、流路aの広さを変え注出量を調節することができ、押圧と開放を繰り返し行うことによって少量ずつ注出することができる。
また、ドーム部25から手指を離すことによって注出を急に止めることができる。
【0014】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、中栓を容器に打栓により嵌合したものである。
図6において、Aaは容器、Baは中栓、Caはキャップである。
【0015】
容器Aaの口部30外周中間には、係合突条31が突設され、その下方にネックリングが設けられている。
【0016】
図6,7に示すように、中栓Baは、嵌合筒部32と栓部33とからなっている。
嵌合筒部32は、外筒34と上壁35、容器Aaの口部30内周に嵌合する内筒36とからなっており、外筒34は、上筒37と、該上筒37より拡径された中間筒38と、さらに拡径された下筒39とからなっている。
上筒37の内周は、容器Aaの口部30外周に接合し、外周にはねじ40が螺設されており、中間筒38には、係合突条31の下側に係合する係合突条41が設けられている。
【0017】
中間筒38の上下の拡径段部42,43には、切込み44,45が刻設されており、該切込み44,45の一方の端部は、円弧状の切込み46によって接続されている。
三つの切込み44,45,46によって囲まれた部分は、摘み部47となっており、摘み部47の両端部分では、係合突条41は切断され切欠け部となっている。
下筒39は、ネックリングを包むようになっている。
【0018】
栓部33は、上壁35の内周縁に沿って連設され、円錐面に接して螺旋状に延びるばね板48とばね板48の先端に連設された栓体49とからなっている。
栓体49は、円錐状の周壁50と頂壁51とからなり、頂壁51には有頂の操作筒52が立設されている。
【0019】
図8に示すように、キャップCaは、外筒60と環状の上壁61、上壁61の内周縁に沿って立設された注出筒62とからなっている。
外筒60の内周には、中栓Baの上筒37外周のねじ40に螺合するねじ63が螺設されており、その下方の内周は中間筒38に接合するようになっている。注出筒62は、円錐状の筒部64と該筒部64の頂壁を形成する薄肉のドーム部65とからなっており、筒部64の上端近くには注出孔66を穿孔した注出ノズル67が突設され、その反対側には空気導入孔68が穿孔されている。
【0020】
液注出容器の組立にあたっては、まず、中栓Baは容器Aaに打栓され、次いで、キャップCaが中栓Baに螺合される。
その際、キャップCaの上壁61が中栓Baの上壁35に接合し、注出筒62の円錐状の筒部64が、栓体49の周壁50と螺旋状のばね板48に接合して締め付けることになり、栓体49が注出ノズル67の注出孔66を閉鎖する。
【0021】
次に、本実施形態液注出容器の使用態様と作用効果について説明する。
内容液の注出にあたっては、前記第1実施形態と同様に容器Aaを傾け、薄肉のドーム部65を押圧すると、操作筒52が押下げられ、螺旋状のばね板48が圧縮変形して栓体49が押下げられる。
その際、周壁50は円錐状であるので、栓体49とキャップCaの筒部64との接合が解かれ、その間に流路が形成され、注出ノズル67の注出孔66から内容液を注出させることができる。
【0022】
注出中にドーム部65から手を離すと、中栓Baの栓体49の周壁50はキャップCaの筒部64内周面に接合し、流路を閉じ、注出ノズル67の注出孔66を閉鎖する。
注出はドーム部65の押圧と容器Aaを傾けることによって行われるが、ドーム部65の押圧量を調節することによって、流路の広さを変え注出量を調節することができ、押圧と開放を繰り返し行うことによって少量ずつ注出することができる。
また、ドーム部65から手指を離すことによって注出を急に止めることができる。
【0023】
使用後の容器Aaの廃棄に際しては、キャップCaの螺合を解き、次に、切込み44に刃体を差し込み、摘み部47を外方に引き出して引き廻すと、容器Aaの係合突条31と中栓Baの係合突条41との係合を解き、中栓Baを取り外すことができる。
【0024】
前記各実施形態では、注出筒の頂壁を薄肉のドーム部としたが、栓体の操作筒を押圧できるようにした薄肉の平板状頂壁であってもよい。
また、筒部とは別体として、軟材質のドーム状上壁、または平板を具えた押圧部材を、筒部頂部に取着するようにしてもよい。
【0025】
また、前記各実施形態では、ばね部材として円錐面に接して螺旋状に延びるばね板を用いたが、嵌合筒部の上壁と、栓体との間にコイルばねを弾装するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
キャップに円弧状の筒部と薄肉のドーム部とからなる注出ノズルを突設した注出筒を立設し、中栓に螺旋状のばね板と円錐状の栓体を設け、ドーム部を押圧することによって注出孔を開閉するようにしたから、内容物の注出量の調節と、注出停止を適時にできるようになった。
【0027】
打栓式中栓を用いた場合には、中栓嵌合筒部の外筒に切込みを入れ、摘み部を設けたから、摘み部をもって引き廻すことによって中栓を容器の口部から容易に取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施形態の液注出容器の断面正面図である。
【図2】液注出容器の斜視図である。
【図3】中栓の説明図である。
【図4】キャップの説明図である。
【図5】 注出時の説明図である。
【図6】 第2実施形態の液注出容器の断面正面図である。
【図7】 中栓の説明図である。
【図8】 キャップの説明図である。
【符号の説明】
A、Aa 容器
B、Ba 中栓
C、Ca キャップ
a 流路
1、30 口部
2 ねじ
3、32 嵌合筒部
4、33 栓部
5、34 外筒
6、35 上壁
7、36 内筒
12、48 ばね板
13、49 栓体
14、50 周壁
15、51 頂壁
16 上壁
17、52 操作筒
24、64 筒部
25、65 ドーム部
26、66 注出孔
27、67 注出ノズル
28、68 空気導入孔
31 係合突条
42、43 拡径段部
44、45、46 切込み
47 摘み部

Claims (3)

  1. 容器と中栓、円錐状の注出筒を立設されたキャップとを備えた液注出容器であって、
    中栓は、嵌合筒部と栓部とからなり、嵌合筒部の上壁の内周縁から上端に円錐状の栓体を連接した螺旋状のばね板を立設し、
    注出筒は、栓体と相似形の円錐面を内面とした筒部と、該筒部の頂部を被うよう設けられた栓体の押圧部材とを具え、
    注出筒上部に注出孔を穿孔した注出ノズルを設けていることを特徴とする液注出容器。
  2. 中栓の嵌合筒部が、内周面に容器口部外周のねじに係合するねじを設け、キャップを被嵌可能としていることを特徴とする請求項1記載の液注出容器。
  3. 中栓の嵌合筒部が、内周が容器口部に接合し外周面にねじを螺設した上筒と、中間筒、下筒とからなる外筒とを具え、
    中間筒に切込みを穿設した摘み部を形成したことを特徴とする請求項1記載の液注出容器。
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