JP4079951B2 - 鍛造プレスの製品搬出方法及びその装置 - Google Patents
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Description
このトランスファフィーダによるビレット及びワークの移送距離は、一プレス作用毎に鍛造プレスの金型ピッチと同一距離(1ピッチ)となっており、また、製品及びバリの解放位置(前記フィンガが製品及びバリを解放する位置)は、鍛造プレスの最後の金型中心から1ピッチとなっている。
この鍛造プレスにおいて、製品とバリは、交互に搬出されて、ともに同じ位置で交互に解放されるため、その製品とバリをそれぞれ対応するシュートに導くための案内手段が、前記解放位置下方に設けられる。
搬出された製品SとバリBは、その後、製品Sはその鍛造プレス1の下流側に設けた製品搬送コンベヤ10により搬送され、バリBは、製品搬送コンベヤ10下方のバリ排出用コンベヤ(バリ排出手段)21により排出される。なお、この実施例の製品Sは、図3に示すように、円柱状を成す脚部と、その脚部の上部に鍔状のフランジ部を形成したものである。
ワークWは、トランスファフィーダ2のフィンガ3に保持されて、上流の下金型Qから下流の下金型Qへと順送りされ、そのフィンガ3の内、最後のフィンガ3は、図3に示すように、上部に位置するフィンガ3aと、その下方に位置するフィンガ3bとからなり、製品Sにフィンガ3aが、バリBにフィンガ3bが対応するようになっている。また、隣接するフィンガ3中心間の間隔は、前記金型中心間の間隔と同一ピッチである。
金型Q1 ,Q3 ,Q5に載置されたワークWにプレス加工がなされ、その各金型上のワークW(ワークW1 ,W3 )、並びに製品S(ワークW5) が、ノックアウト装置等により突き上げられ、それぞれ金型Q1 、Q3 、Q5から離される。突き上げ状態の各ワークW1 ,W3がそれぞれフィンガ3に保持されて、次の金型Q2,Q4へと順送りに移送されるとともに、最下流の金型Q5 では、製品Sがフィンガ3aに保持されて、その製品Sは、下流側に配置した製品搬送コンベヤ10の製品載置部12へと搬出される。
また、新たなビレットAが、最初の金型Q1よりも1ピッチa前位置で、載置台Rの上に供給される。
製品載置部12は、前記製品Sを載置する載置台であり、図5にその詳細を示す。載置台の中央には、上下方向の貫通孔12aが形成され、その両側には、一対の弧状の突条12b,12bが設けられている。
このとき、その解放位置の直下には、図4(a)に示すように、製品搬送コンベヤ10の製品載置部12が位置しており、解放された製品Sは、図中矢印dのように製品載置部12上に載置される。
このとき、前記製品Sを載置した製品載置部12は、既に搬送方向に所定ピッチ移動してその解放位置直下には無く、その解放位置直下には、図4(b)に示すように、空間13が位置している。また、製品搬送コンベヤ10のリターン側(下方の反転部)においても、その解放位置直下に当たる部分に空間13が位置するように、前記隣接する製品載置部12,12間の距離を設定している。
すなわち、バリBの解放時、その解放位置直下では、製品搬送コンベヤ10の上下面とも空間13が位置しており、バリBが通過し得るバリ通路を形成している。このため、解放されたバリBは、図中矢印fのように落下してそのバリ通路を通過した後、シュート22を介して、バリ排出用コンベヤ21上に載せられて、系外に排出される。
このため、鍛造プレスより搬出される製品SとバリBは、切り替え可能な案内手段を介することなく、それぞれ搬送、排出できる。
2 トランスファフィーダ
3 フィンガ
3a フィンガ(ワーク用フィンガ)
3b フィンガ(バリ用フィンガ)
4 穴
10 製品搬送コンベヤ
11 コンベヤチェーン
12 製品載置部
13 空間
21 バリ排出用コンベヤ
22,32 シュート
31 内バリ排出用コンベヤ
A ビレット
B バリ
P,Q 金型
S 製品
W ワーク
Claims (4)
- 鍛造プレス1の複数の金型間にトランスファフィーダ2によりワークWを順送りし、前記鍛造プレス1で製造された製品Sと鍛造の際に分離されたバリBを、前記トランスファフィーダ2により搬出して所定位置で解放し、前記バリBを前記所定位置の下方に設けたバリ排出手段により排出し、前記製品Sを鍛造プレス1の下流側に設けた製品搬送コンベヤ10により搬送する鍛造プレスの製品搬出方法において、
前記製品搬送コンベヤ10に、前記製品Sを載置する製品載置部12をその搬送方向に沿って所定間隔毎に設け、隣接する前記製品載置部12,12間に空間13を形成し、前記製品Sを、前記所定位置でその製品載置部12に載せて搬送するとともに、前記バリBを、前記製品載置部12の所定ピッチの移動に伴い前記所定位置下方に出現する前記空間13を通過させて前記バリ排出手段により排出することを特徴とする鍛造プレスの製品搬出方法。 - 前記製品SとバリBが、前記トランスファフィーダ2により交互に搬出されることを特徴とする請求項1に記載の鍛造プレスの製品搬出方法。
- 鍛造プレス1の複数の金型間にトランスファフィーダ2によりワークWを順送りし、前記鍛造プレス1で製造された製品Sと鍛造の際に分離されたバリBを、前記トランスファフィーダ2により搬出して所定位置で解放し、前記バリBを前記所定位置の下方に設けたバリ排出手段により排出し、前記製品Sを鍛造プレス1の下流側に設けた製品搬送コンベヤ10により搬送する鍛造プレスの製品搬出装置において、
前記製品搬送コンベヤ10に、前記製品Sを載置する製品載置部12をその搬送方向に沿って所定間隔毎に設け、隣接する前記製品載置部12,12間に空間13を形成し、前記製品Sを、前記所定位置でその製品載置部12に載せて搬送できるようにするとともに、前記バリBを、前記製品載置部12の所定ピッチの移動に伴い前記所定位置下方に出現する前記空間13を通過させて前記バリ排出手段により排出できるようにしたことを特徴とする鍛造プレスの製品搬出装置。 - 前記製品SとバリBが、前記トランスファフィーダ2により交互に搬出されることを特徴とする請求項3に記載の鍛造プレスの製品搬出装置。
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JP4886456B2 (ja) * | 2006-10-03 | 2012-02-29 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置 |
JP5118348B2 (ja) * | 2007-01-09 | 2013-01-16 | 本田技研工業株式会社 | ワーク搬送装置 |
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2005
- 2005-02-10 JP JP2005034916A patent/JP4079951B2/ja active Active
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