JP4079402B2 - 工業用織物の接合部 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、経糸が金属製である工業用織物の接合部に関する。
特には、経糸を互いに接触させて配置した工業用織物をコンベアベルトとして使用するために無端状に接合した接合部に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金属製の織物は優れた剛性、耐熱性等の特性を生かし、不織布の乾燥や熱処理用、建材製造用、塩ビ発泡シートの支持ベルト等の各種搬送用コンベアベルト等に広く使用されている。
織物を構成する糸としては断面円形状や四角形状の単線等の線材が使用されることが多いが、コンベア装置のロール径が小さい場合のように、ベルトが大きく屈曲させられる場合には、経糸に金属の単線を使用したベルトではすぐに屈曲疲労によって切断してしまうため、経糸に撚り線を使用して柔軟性を高め、曲率半径を大きくして耐屈曲疲労を向上さ6る対策がなされている。
そして、これらの織物を無端状に接合する方法としては、両端部にループを形成してこれらのループを組み合わせ、その共通孔に芯線を挿通して接合する方法が多く採用されている。
これらの方法は、接合用の芯線を抜き取ることにより自由に無端状や有端状に形成することが可能であるため、機械に取り付ける際に有端状の状態で機械のロール間に掛け渡してその場で無端状に形成することができ、機械への取り付けが非常に容易である。
例えば機械に取り付けられている古い使用済みの工業用織物を有端状にし、その一端に新しい工業用織物の一端を接合し、機械を作動させることにより工業用織物を機械のロール間を移動させて掛け渡し、1周して全体にかけわたった時点で古い工業用織物を取り外し、新しい工業用織物を無端状に形成して取り付ける。
ループを形成する方法としては、ループ形成用の糸を使用して工業用織物端部にかがり込むとともにループを形成させる、一般的にかがりレーシングと称されている方法や端部に螺旋状体を取り付ける方法が採用されている。
【0003】
プラスチック製の織物の場合は、織物本体の糸を折り返してループを形成する方法も多く採用されているが、金属製の織物の場合にはその剛性の高さによりループ形成が困難であり、またこの方法は手間がかかるということもあって採用されていない。
ところが、上記のかがりレーシングや端部に螺旋状体を取り付ける方法は、ループ形成用の糸や螺旋状体が表裏面に突出してしまうため、接合部と普通部の間に段差が発生し、接合部が局部摩耗して早期に切断するという問題があった。
また、工業用織物とは全く異なる別体の糸や螺旋状体を取り付けることになるため、接合部の構造が普通部と全く異なり、平滑性や通気性に違いが生じ、ループ形成用の糸や螺旋状体が直接搬送物に接して搬送物にマークを発生させたり、脱水用や乾燥用工業用織物の場合には脱水ムラや乾燥ムラが発生したりする問題があった。
また、別体の糸や螺旋状体を取り付けることにより接合部の柔軟性が損なわれ耐屈曲疲労性が低下する問題もあった。
本発明者は先に、整理番号PNF0011−06号の発明を出願した。この発明は工業用織物の両端部の緯糸を数本取り除いて経糸のみからなる部分を形成し、この部分の隣接する2本の経糸の先端を溶接して接合用ループを形成した発明である。通常の平織、朱子織り、などの織物はこの発明により良好な接合部を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さらに研究した結果、工業用織物の両端部の緯糸を数本取り除いて経糸のみからなる部分を形成し、この部分の隣接する2本の経糸の先端を溶接して接合用ループを形成すると緯糸を取り除く時及び経糸の先端を溶接するために接触させる時にどうしても経糸の曲がり形状がやや崩れ、ループがやや大きくなったり、小さくなったりしてしまい、普通部の構造に近づけるのに限界があるのでこれを解決するため本発明は経糸を互いに接触配置させ、経糸の先端を溶接した後に両端部の取り除く緯糸を最端部の糸にして接合部の構造を普通部の構造に近づけ、段差の発生を防止し通気性も同等とした接合部を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
「1. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸を緯糸と縁り合わせて形成した有端状の工業用織物の両端部の隣接する複数本の経糸の先端を溶接し溶接された経糸に隣接する複数本の経糸を最端部の緯糸より内側の緯糸部分で溶接止めするか、または折り返して夫々の緯糸や夫々の経糸に溶接止し、最端部の緯糸を除去し緯糸を除いた部分に形成される孔により接合用ループを形成し、両端部の接合用ループを互いに組み合わせて形成した接合用ループの共通孔に芯線を挿通して接合した、工業用織物の接合部。
2. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が金属の単線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
3. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が細い金属の素線を集束した集束線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
4. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が細い金属の素線を撚り合わせた撚線である、1項に記載された工業用織物の接合部。
5. 溶接された経糸に隣接し折り返した経糸が組み合わせる他端部の接合用ループを形成した経糸と同じ本数の経糸である、1項ないし4項のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。」
に関する
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明で使用される織物の種類としては少なくとも経糸が金属製であればその他は特に限定されるわけではなく、経糸材質としてはステンレスやブロンズ等の各種金属材が使用でき、金属線の構造としては単線、集束線或いは撚り線等の各種構造の線が使用できる。
緯糸は全く限定されることなく、金属線やポリエステルやポリアミドの合成樹脂製の糸であってもよい。
例えば、ステンレス製の撚り線からなる経糸とポリエステルモノフィラメント緯糸を折り合わせた織物等の異種の材質を組み合わせた網でもよい。
また、織組織も平織、各種綾織、朱子織りの一重織や、多重織の組織も使用できて特に限定されない。
本発明の接合部を形成することのできる織物は経糸が互いに接触して配置された経糸密度の高い織物である。経糸が接触配置されていないと隣接する先端を溶接することができず接続部が形成できない。このような経糸が互いに接触して配置された織物としては例えば畳織の織物等がある。勿論、このような織物が織物全体の巾方向の一部に使用されている場合でもよい。
本発明で経糸とは溶接してループを形成する糸を意味するものであり、織機上や使用時の織物の経糸に限定するものではない。
【0007】
本発明は接合用ループを、互いに接触して配置した金属線からなる経糸の端部の先端を溶接して一体すること、この溶接部に接近した最端の緯糸を除去すること、により溶接した経糸の端部に緯糸を除去した孔を形成する。経糸は先端が溶接され一体化されているので、緯糸を除いた孔はそのまま維持されている。この孔を接合用ループとするのである。
工業用織物の両端にこの接合用ループを形成し、両端部を組み合わせて形成されたループの共通孔に芯線を挿通して無端状に接合するのである。
織物の両端部の経糸の全てを溶接してループを形成すると、両端部のループを組み合わせることができない。つまり端部のループを挿入する間隙が他端部にないからである。そのため、本発明では夫々の端部の溶接した経糸に隣接する経糸の先端部は溶接せずに、最端部の緯糸より内側の緯糸部分で溶接止めしたり、折り返して夫々の経糸や隣接する経糸、緯糸に溶接止めして他端のループを挿入する間隙を形成する。折り返す経糸の本数は他端のループを形成する経糸より多くてもよいが同じ本数であることが好ましい。
このようにすると両端のループを組み合わせた接合部の経糸の本数を普通部と同じにすることができ、表面構造や通気性を普通部とほぼ同等とすることができる。
勿論、両端のループを形成する経糸及び折り返す経糸の本数を全て同じ本数とするのが両端の状態を同じにすることができるため最適である。
連結用の芯線はループが緯糸を除去して形成された孔であるので緯糸と同じかあるいはそれより小さい線径の線が用いられる。材質は緯糸と同じものが普通部と近い性能となるので好ましい。
【0008】
また、本発明の接合部は経糸を形成する金属線は単線でも良いが細い素線を集束した集束線や撚り線が特に好適である。
経糸が集束線や撚り線であると溶接部の溶接玉を小さくでき普通部の線径とほぼ同等とすることができるのである。以下その理由を説明する。
経糸を構成する構成単位の線を複数本の細い線径の金属線を集束した集束線としたり、撚り合わせた撚り線とすると、構成単位の線の間に微細空間が形成されているため、溶融させて一体化させると微細空間がなくなり線径が細くなって体積が減少するため、大きな溶接玉の生成を防止することができる。
また、溶接する経糸を集束線や撚り線とすると織物本体が経糸方向に柔軟となり無端状で走行させたときの経糸を形成する素糸の曲率半径が大きくなるので耐屈曲疲労性が非常に良好となるため、本発明の接合部の優れた耐屈曲疲労性の効果を良好に発揮させることができる。
なお、本発明では溶接方法は特に限定されることなく、公知の色々な溶接方法が採用可能であるが、ろう材等を使用せずに経糸自体を直接溶融させて溶接する方法が、溶接接合部が全て同金属となり電位差が生じることがなく、電食によって溶接部が切断することがないため好適である。
従来のかがりレーシングや端部に螺旋状体を取り付けることなく、本来存在していた織物を構成する経糸の先端部を溶接し、最端部の緯糸を除いた孔を利用してループを形成するだけなので普通部と類似構造とすることができ、ループ形成用の糸や螺旋状体が表裏面に突出することがなく、接合部と普通部の間に段差が発生せず、表面構造や通気等も普通部とほぼ同等とすることができる。
従って、接合部が局部摩耗して早期に切断する問題や、ループ形成用の糸や螺旋状体が直接搬送物に接して搬送物にマークを発生させたり、脱水用や乾燥用工業用織物の場合にも脱水ムラや乾燥ムラが発生したりする問題がない。
また、接合部の柔軟性も損なわれることがなく、耐屈曲疲労性が低下する問題もない。
【0009】
【実施例】
図1は、本発明の実施例の接合用ループを製造する前の端部を示す平面図である。単にはさみ等で切断しただけの状態である。
経糸が金属線からなる1、2、3、4、5、6、7、8、9、10であり、隣接する経糸が互いに接触して配置されている。最端部の緯糸11より端部側に経糸の先端部が若干残っている。
【0010】
図2が、接合用ループを形成する経糸の先端部を溶接し、それ以外の経糸は折り返して溶接止めし、端部の緯糸11を取り除いた状態を示す平面図である。本実施例では隣接する2本の経糸1、2及び経糸5、6及び経糸9、10の先端を溶接し、この溶接されたそれぞれの経糸に隣接する2本の経糸3、4及び経糸7、8を最端の緯糸11より内側の緯糸12の部分で折り返し先端を経糸間で溶接した。
溶接部13が、先端部が溶接され一体化した部分である。溶接した経糸間は互いに密着して接触しているため先端部は容易に溶接される。このとき端部の緯糸11は一体に溶接させないことが必要である。
本実施例では隣接する2本の経糸で接合用ループを形成し、その接合用ループを形成した経糸に隣接する2本の経糸を折り返したが、経糸を折り返した部分に反対側端部の接合用ループが挿入できてループの共通孔が形成できればよいのであってその他は特に限定されるわけではなく、接合用ループを形成する隣接する経糸本数及び折り返す経糸本数も自由に決定できる。隣接する3本や4本等の経糸で接合用ループを形成することもできる。
また、本実施例では折り返した経糸を隣接する経糸間で溶接して溶接止めしたが、溶接止めされてればよいのであって、緯糸12と溶接してもよいし、折り返した経糸自体と溶接してもよい。
また、経糸を折り返すのは、端部の緯糸11を取り除く前であっても後であってもよく限定されない。
【0011】
図3は、図2の側面図である。経糸10が下側から上に向かい、経糸9が上側から下に向かって接触し合う部分で溶接一体化されていることがわかる。
緯糸11を取り除いた部分に接合用ループ14が形成されていることがよく理解できる。
このように、本発明の接合用ループは、緯糸が存在する状態で経糸先端部を溶接し、端部の緯糸を取り除くことによって形成できるため、ループ形成部の経糸の曲がり形状を全く崩すことがない。
したがって、接合用ループ部の構造が普通部と近似構造となり、表面構造、平滑性を普通部とほぼ同等とすることができ、接合部が普通部と比較して突出することがない。
【0012】
図4は、本実施例の接合部を示す平面図である。
上側端部の経糸3、4と経糸7、8のそれぞれの金属線は先端が溶接されて接合用ループ14が形成され、経糸1、2と経糸5、6と経糸9、10は緯糸12の部分で折り返されて溶接止めされている。
下側端部は逆に経糸1、2と経糸5、6と経糸9、10は先端が溶接されて接合用ループが形成され、経糸3、4と経糸7、8は折り返されて溶接止めされている。
そして互いの接合用ループを形成しない部分に反対側の接合用ループが挿入されて、その部分に接合用ループの共通孔16が形成され芯線15が挿通されて接合部が形成されている。
【0013】
図5は、図4の側面図である。両端の接合用ループが噛み合わされて形成された共通孔16に芯線15が挿通されて接合されていることがよく理解できる。
本発明では、接合用ループが本来緯糸が存在していた部分に形成されるため、両端を接合したときの端部の緯糸と芯線15のピッチが普通部の緯糸ピッチと全く同一になり、接合部の緯糸密度を普通部と同じに形成可能である。
接合部の緯糸密度、経糸の曲がり形状が普通部と同じく形成できるため、芯線が普通部の緯糸と全く同じ状態で配置されている。
また、本発明では必要に応じて芯線を挿通してから接合部をコロ等でつぶしてより平滑性を向上させてもよい。
【0014】
比較試験
次に実施例1の接合部と、かがりレーシングにて接合した接合部とで、引張強度、ローラー耐折試験を実施し、接合部製造時間、接合後の状態を比較した。
使用した織物は、両側とも経糸がステンレス製の線径0.234mmの7本の素糸を撚り合わせて構成した撚り線で1インチ当たり32本配置され、緯糸がステンレス製の線径1.2mmの単線で1インチ当たり10本配置されている織物である。
【0015】
引張試験
引張試験機にて破断時の強度を比較した。
引張強度試験では、実施例1が173.3Kg/cmであったの対し、かがりレーシングは101.6Kg/cmであった。
実施例1の強度がかがりレーシングに比較して70.6%も優れている。
【0016】
ローラー耐折試験
試験条件は、ロール径φ40mm、ストローク400mm、スピード40回/分で、破断するまでの回数を比較した。
実施例1は3537回、かがりレーシングは587回であった。また、普通部は4571回であった。
実施例1がかがりレーシングに比較して502.6%も優れている。
また、かがりレーシングは普通部の12.8%の強度しかないのに対し、実施例1の強度は普通部の77.4%もの強度を有している。
したがって、実際に使用された場合に、ほぼ普通部の織物自体の寿命に応じた使用が可能となる。
接合部製造時間は、実施例1がかがりレーシングの約1/3の時間であった。接合後の状態も実施例1が表面性、厚さ、剛性等が普通部ほぼ同等であったのに対し、レーシングの場合はレーシング線が突出して表面性が悪く、柔軟性が損なわれた状態であった。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように自由に無端状や有端状に形成することが可能なループ形成による接合部であるにもかかわらず、短時間で容易に、接合部の構造を普通部とほぼ同等に形成した接合部を形成することができ、接合部の強度、耐屈曲性も優れており、織物全体の使用寿命を非常に長くすることができる非常に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】織物の端部を示す平面図である。
【図2】接合用ループを示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】接合部を示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【符号の説明】
1 経糸
2 経糸
3 経糸
4 経糸
5 経糸
6 経糸
7 経糸
8 経糸
9 経糸
10 経糸
11 緯糸
12 緯糸
13 溶接部
14 接合用ループ
15 芯線
16 共通孔

Claims (5)

  1. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸を緯糸と織り合わせて形成した有端状の工業用織物の両端部の隣接する複数本の経糸の先端を溶接し溶接された経糸に隣接する複数本の経糸を最端部の緯糸より内側の緯糸部分で溶接止めするか、または折り返して夫々の緯糸や夫々の経糸に溶接止し、最端部の緯糸を除去し緯糸を除いた部分に形成される孔により接合用ループを形成し、両端部の接合用ループを互いに組み合わせて形成した接合用ループの共通孔に芯線を挿通して接合した、工業用織物の接合部。
  2. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が金属の単線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。
  3. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が細い金属の素線を集束した集束線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。
  4. 隣接する経糸を互いに接触して配置した金属線からなる経糸が細い金属の素線を撚り合わせた撚線である、請求項1に記載された工業用織物の接合部。
  5. 溶接された経糸に隣接し折り返した経糸が組み合わせる他端部の接合用ループを形成した経糸と同じ本数の経糸である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載された工業用織物の接合部。
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