JP4078521B2 - 袋口用結束機における袋口収束機構 - Google Patents

袋口用結束機における袋口収束機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック製の薄片で形成されたクリップを包装用袋の口部に装着して、袋の口部を結束するようにした袋口用の結束機に関し、特にクリップが装着される袋の口部を結束位置において収束する袋口用結束機における袋口収束機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
パン等の食品や野菜等を収容した袋の口部を閉じるため、集束された袋の口部を収容するように一端方向に向けて開放された開口部と該開口部の両側に一対の脚片が形成されたプラスチック製の薄片で形成されたクリップを使用し、該クリップの開口部を内容物を収容した包装用袋の集束された口部に装着して包装用袋の口部を結束するようにした袋口用の結束機が既に知られている。
【0003】
上記袋口用結束機では、クリップが供給されてくる結束位置に包装用袋を位置決めするための誘導溝が形成されており、該誘導溝に挿入される袋によって操作されてるスイッチレバーが誘導溝に沿って回転可能に配置されている。スイッチレバーが挿入される袋によって回転操作されて袋が誘導溝の奥部まで挿入されたときに結束機を起動させるようにしている。このスイッチレバーの回転と連動してガイド部材が回転されて、このガイド部材によって誘導溝内の袋をクリップ供給位置へ収束して位置決めさせる袋口収束機構が設けられている。
【0004】
図6に示すように従来の袋口収束機構30は、上面側に配置されるスイッチレバー31と下面側に配置されるガイド部材32とが2本の軸33、34で一体に連結されて構成されており、一方の回転支軸33を中心として両者が一体に回転作動されるように構成されている。誘導溝35に袋が挿入される以前には、スイッチレバー31は誘導溝35に挿入される袋によって操作されるように誘導溝35の入り口部に配置されており、ガイド部材32は誘導溝35に挿入する際の袋の障害にならないように誘導溝35の外側に配置されており、両者は所定角度開かれた関係で一体的に結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来の袋口部の収束機構30では、スイッチレバー31とガイド部材32とが所定角とを維持したまま一体に作動するように構成されているので、ガイド部材32による袋の収束が不十分のままスイッチレバー31によって結束機が作動してしまい、広がったままの袋の口部にクリップ又は供給機構の先端が当接して袋を切断してしまうという問題が発生していた。スイッチレバー31とガイド部材32との角度を小さく設定すれば改善は可能であるが誘導溝35内に袋の口部を挿入する際にガイド部材32が障害となって作業がしづらくなったり、またこの角度の設定調整が困難となる等の問題が発生する。本発明は、結束機を起動させる以前に結束される袋の口部を結束位置において確実に収束できて、収束が不十分な状態で結束機が起動して袋を切断してしまうことを防止できる袋口用結束機の袋口収束機構を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、一端方向に向けて開放された開口部と該開口部の両側に一対の脚片が形成されたプラスチック製の薄片で形成されたクリップを結束部に配置された袋の口部に装着して袋の口部を結束するようにした袋口用結束機において、袋の口部を前記結束位置に誘導するための誘導溝、前記誘導溝に沿って挿入される袋の口部によって回転作動されるスイッチ部材、及び前記誘導溝内の袋の口部を誘導溝の奥部に向けて押圧させるガイド部材とからなり、前記ガイド部材を一端部において前記スイッチ部材の回転支軸と離れた支軸により回動自在に支持するとともに、前記スイッチ部材と一体で回転される作動片を設けて該作動片と前記ガイド部材とを連係させて、前記作動片を介して前記ガイド部材を前記支軸を中心として回転させるように構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施例により発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の袋口収束機構を実施した袋口用結束機の上部カバーを開放して袋口用結束機1の全体を示した斜視図である。袋口用結束機1は、支持脚2上に立設したポスト3の上端に本体ハウジング4が設けられ、該本体ハウジング4内には、クリップを順次結束部へ向けて供給するクリップの供給機構、袋口の口部に装着されたクリップの両脚片を重合させるように操作してクリップをほぼ円錐形状に成形するクリップの脚寄せ機構、重合されたクリップの両脚片を固着するクリップの固着機構及びこれらの各機構を駆動するモータ等の袋口用結束機1を構成する主要機構が配置されている。
【0008】
互いに連結されたクリップは、コイル状に巻回されて本体ハウジング4の後部に形成されたマガジン5内に装填されて本体ハウジング4内のクリップ供給機構によって結束部へ供給され、袋の口部を収束誘導して結束部へ位置決めする誘導溝6内に配置された袋の口部に装着され、脚寄せ機構によってクリップの両脚片が引き寄せられて互いに重合するように成形された後、重合されたクリップの両脚片を加締め機構又は溶着機構によって結合して結束が完了する。
【0009】
内容物を収容した袋の口部を結束位置へ誘導するための誘導溝6は、本体ハウジング4と該本体ハウジング4内に収容されている基板7a、7bの側面方向に広く開放されており、誘導溝6の奥部に向かって徐々に幅狭く形成されて、最奥部が結束位置へ袋の口部を誘導するように構成されており、この誘導溝6の近傍に誘導溝6内に配置された袋の口部を誘導溝6の最奥部に向けて移動させて収束させるための袋口収束機構10が形成されている。
【0010】
図2に、本発明の袋口収束機構の主要な部品構成を示す。袋口収束機構10は基板7aの上面側に回転支軸12により回転自在に支持されているスイッチレバー(スイッチ部材)11と、該スイッチレバー11と回転支軸12を介して一体に連結されている作動片13、及び基板7bの裏面側で回転可能に軸支されるとともに前記作動片13と連係されているガイド部材(ポリガイド)14とにより構成されている。スイッチレバー11は、基板7aに回転自在に支持されている回転支軸12の上端部に固定され該回転支軸12を中心として回転が自在である。更にスイッチレバー11には前記回転支軸12から半径方向に延びたレバー片15が形成されており、該レバー片15が前記誘導溝6を横断するように配置されている。
【0011】
基板7aを貫通した前記回転支軸12の下端部に作動片13が一体に連結されており、該作動片13が前記スイッチレバー11と一体に回転支軸12を中心として回転される。作動片13の先端には検出部16が形成されており、基板7bの上面に設置されているセンサー17によりこの検出部16を検出して結束機を起動させるようにされている。更に、作動片13にはほぼL字形の透孔18が形成されている。
【0012】
ガイド部材14は誘導溝6に配置された袋の口部を誘導溝6の奥部に向けて押圧させるためのガイド片19が一端側に形成されており、該ガイド片19から離れた端部で基板7bの裏面側で支軸20により回転自在に支持されている。該ガイド部材14の前記支軸20から離れた上面には前記作動片13の方向に向けて立設した作動杆21が設けられている。作動杆21は基板7bに形成された弧状のガイド穴22を貫通して前記作動片13に形成された透孔18内に遊嵌され、作動杆21の上端部に設置されている座板23により透孔18から抜け出るのが防止されている。ガイド部材14は上記構成により、スイッチレバー11を介しての作動片13の回転により、作動片13に形成された透孔18とガイド部材14上の作動杆21を介して前記支軸20を中心として回転作動される。
【0013】
このように、スイッチレバー11の回転支軸12とガイド部材14の支軸20を異ならせるとともに、作動杆21を介してガイド部材14を回転させることにより、スイッチレバー11の回転に対してガイド部材14の回転速度が速くなり、図3に示すように、作動前には大きく開かれていたガイド部材14とスイッチレバー11とを、図4に示すように、スイッチレバー11が結束位置に作動させられた状態では両者の角度が狭くなるように連動して作動させることができ、スイッチレバー11の回転により結束機機構を駆動させる以前に袋の口部を確実に収束させることが可能となる。
【0014】
以下、上記実施例による作動を図5に基づいて説明する。図5(a)に示すように誘導溝6に袋の口部を挿入した初期においては、スイッチレバー11のレバー片15は誘導溝6の経路上に配置されており、ガイド部材14のガイド片19は大きく開放されている誘導溝の端部から離れた位置に配置されている。図5(b)に示すように誘導溝6に沿って挿入される袋の口部によってスイッチレバー11のレバー片15が操作されると、スイッチレバー11が回転支軸12を中心として回転され、スイッチレバー11と回転支軸12を介して一体に連結されている作動片13が回転されて、透孔18に遊嵌されている作動杆21を介してガイド部材14が支軸20を中心として回転され、ガイド部材14のガイド片19が袋の口部の後方に移動する。
【0015】
図5(c)に示すように、更にスイッチレバー11が袋の口部によって回転されると、ガイド部材14も更にスイッチレバーの回転よりも早い速度で回転されてスイッチレバー11との角度の開きを縮めながら袋の口部を誘導溝6の奥部へ押し込むように作動する。図5(d)に示すように袋の口部が結束位置の直前位置まで誘導溝6の奥部に誘導されると、ガイド部材14のガイド片19は袋の口部をスイッチレバー11との間に挟み込むようにスイッチレバー11と近接して袋の口部を結束位置に収束する。このとき、スイッチレバー11と一体に回転される作動片13の検出部16がセンサー17の位置に移動して、センサー17により検出部16が検出されて結束機が駆動される。この後、図5(e)に示すように、結束機構が駆動して誘導溝6の奥部で収束されている袋の口部にクリップを装着して結束が行われる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明の袋口部の収束機構によれば、スイッチレバーの回転支軸とガイド部材の支軸を異ならせて形成するとともに、作動杆を介してガイド部材を回転させることにより、スイッチレバーの回転に対してガイド部材を速い速度で回転させることができ、スイッチレバーの回転により結束機機構を駆動させる以前に袋の口部を確実に誘導溝内に収束させることが可能となる。従って、クリップやクリップの供給機構等により収束が不十分な状態の袋を切断してしまう事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による袋口用結束機のカバーを外した状態の斜視図
【図2】本発明の袋口収束機構を構成している構成を示す斜視図
【図3】本発明の袋口収束機構の作動前の斜視図
【図4】本発明の袋口収束機構の作動後の斜視図
【図5】本発明の袋口収束機構の作動状態を示す平面図であり、(a)は誘導溝に袋を挿入した初期の状態、(b)は袋によってスイッチレバーが作動された状態、(c)はガイド部材により袋が収束されている状態、(d)は袋がスイッチレバーとガイド部材により更に収束された状態、(e)は結束位置で収束された袋の口部へクリップが装着されている状態を示す
【図6】従来の袋口収束機構を示す斜視図
【符号の説明】
1 袋口用結束機
6 誘導溝
10 袋口収束機構
11 スイッチレバー
1 回転支軸
13 作動片
14 ガイド部材(ポリガイド)
15 レバー片
18 透孔
19 ガイド片
20 支軸
21 作動杆
22 ガイド穴

Claims (1)

  1. 一端方向に向けて開放された開口部と該開口部の両側に一対の脚片が形成されたプラスチック製の薄片で形成されたクリップを結束部に配置された袋の口部に装着して袋の口部を結束するようにした袋口用結束機において、袋の口部を前記結束位置に誘導するための誘導溝、前記誘導溝に沿って挿入される袋の口部によって回転作動されるスイッチ部材、及び前記誘導溝内の袋の口部を誘導溝の奥部に向けて押圧させるガイド部材とからなり、前記ガイド部材を一端部において前記スイッチ部材の回転支軸と離れた支軸により回動自在に支持するとともに、前記スイッチ部材と一体で回転される作動片を設けて該作動片と前記ガイド部材とを連係させて、前記作動片を介して前記ガイド部材を前記支軸を中心として回転させるように構成したことを特徴とする袋口用結束機における袋口収束機構。
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